JPS619959A - 中空軸の鋳造方法 - Google Patents
中空軸の鋳造方法Info
- Publication number
- JPS619959A JPS619959A JP13272684A JP13272684A JPS619959A JP S619959 A JPS619959 A JP S619959A JP 13272684 A JP13272684 A JP 13272684A JP 13272684 A JP13272684 A JP 13272684A JP S619959 A JPS619959 A JP S619959A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cavity
- cast
- mold
- hollow shaft
- casting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D19/00—Casting in, on, or around objects which form part of the product
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D19/00—Casting in, on, or around objects which form part of the product
- B22D19/0072—Casting in, on, or around objects which form part of the product for making objects with integrated channels
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Gears, Cams (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
A9発明の目的
(1)産業上の利用分野
本発明は中空軸の鋳造方法に関する。
(2)従来の技術
従来、中空軸を得る場合には中実の素材を鋳造し、その
素材にドリル加工を施して孔部な形成する、または鋳型
のキャビティにシェル中子を配設して注湯するといった
手法が採用されている。
素材にドリル加工を施して孔部な形成する、または鋳型
のキャビティにシェル中子を配設して注湯するといった
手法が採用されている。
(3)発明が解決しようとする問題点
しかしながら、前者のドリル加工の場合は多くの加工工
数および加工時間を要するだけでなく、孔部の深さおよ
び直径に寸法上の制約があり、また後者のシェル中子を
用いる場合はシェル砂の焼付き、砂残りといった不具合
がある。
数および加工時間を要するだけでなく、孔部の深さおよ
び直径に寸法上の制約があり、また後者のシェル中子を
用いる場合はシェル砂の焼付き、砂残りといった不具合
がある。
本発明は上記各種不具合を除去し得る前記中空軸の鋳造
方法を提供することを目的とする。
方法を提供することを目的とする。
B0発明の構成
(1)問題点を解決するための手段
本発明は、鋳型のキャビティに、軸方向複数箇所におい
て外周面から突出する複数の変形防止突起部を持つ管体
を配設して各変形防止突起部の先端を前記キャビティに
当接する工程と、前記キャビティに注湯して前記管体を
鋳ぐるむ工程とを用いることを特徴とする。
て外周面から突出する複数の変形防止突起部を持つ管体
を配設して各変形防止突起部の先端を前記キャビティに
当接する工程と、前記キャビティに注湯して前記管体を
鋳ぐるむ工程とを用いることを特徴とする。
(2)作 用
前記のように管体を鋳ぐるむだけで中空軸を得るので、
その製造が容易となり、また製造コストを大幅に低減す
ることができる。また管体は、その軸方向に複数筒、所
でキャビティに各変形防止突起部を介して位置決め固定
されるので、鋳造時管体が曲がったり、位置ずれを起す
ことがなく、孔部の位置および寸法精度の良い中空軸を
得ることができる。さらに管体の内径および長さを種々
変更することにより、孔部の直径および深さを種々変更
した中空軸を容易に得ることができ、孔部の直径および
深さに対する寸法上の制約を大幅に緩和することができ
る。さらにまた孔部の断面形状の変更が容易であるとい
った利点もある。
その製造が容易となり、また製造コストを大幅に低減す
ることができる。また管体は、その軸方向に複数筒、所
でキャビティに各変形防止突起部を介して位置決め固定
されるので、鋳造時管体が曲がったり、位置ずれを起す
ことがなく、孔部の位置および寸法精度の良い中空軸を
得ることができる。さらに管体の内径および長さを種々
変更することにより、孔部の直径および深さを種々変更
した中空軸を容易に得ることができ、孔部の直径および
深さに対する寸法上の制約を大幅に緩和することができ
る。さらにまた孔部の断面形状の変更が容易であるとい
った利点もある。
(3)実施例
第1.第2図は本発明により得られた中空軸としてのエ
ンジン用カム軸1を示し、千のカム軸1は軸部2と、軸
部2の外周面に一体に設けられた複数のカム部3および
ジャーナル部4を有し、その軸部2の中心には軸方向に
延びる孔部5が形成されている。
ンジン用カム軸1を示し、千のカム軸1は軸部2と、軸
部2の外周面に一体に設けられた複数のカム部3および
ジャーナル部4を有し、その軸部2の中心には軸方向に
延びる孔部5が形成されている。
孔部5はカム軸1の鋳造時鋼製管体6を鋳ぐるむことに
より形成される。
より形成される。
管体6は、第3図に示すように、一端をキャップ8によ
り閉鎖されると共に軸方向複数箇所において外周面から
放射状に突出する複数、図示例は4個の変形防止突起部
7を有する。これら変形防止突起部7は、短い中実のビ
ン体よりなり、それらビン体は管体6の外周面に溶接さ
れている。
り閉鎖されると共に軸方向複数箇所において外周面から
放射状に突出する複数、図示例は4個の変形防止突起部
7を有する。これら変形防止突起部7は、短い中実のビ
ン体よりなり、それらビン体は管体6の外周面に溶接さ
れている。
次に、第4図を参照しながら前記管体6を用いたカム軸
1の鋳造方法について説明する。
1の鋳造方法について説明する。
第4図(α)に示すように、鋳型としての金型9のキャ
ビティCは、軸部成形部10と、その成形部10より半
径方向に延出するカム部およびジャーナル部成形部11
.12よりなる。
ビティCは、軸部成形部10と、その成形部10より半
径方向に延出するカム部およびジャーナル部成形部11
.12よりなる。
管体6を軸部成形部10に配設して各変形防止突起部7
をジャーナル部成形部1′2に当接して管体6をキャビ
ティCに位置決め固定する。
をジャーナル部成形部1′2に当接して管体6をキャビ
ティCに位置決め固定する。
第4図(b>に示すように、キャビティCK鋳鉄よりな
る溶湯Mを注入してカム軸1を鋳造し、同時に管体6を
鋳ぐるむ。この場合管体6は、その軸方向複数箇所を変
形防止突起部7を介してキャビティC内に位置決め固定
されているので、曲がりおよび位置すれといった不具合
を生じることがな〜ゝ。
る溶湯Mを注入してカム軸1を鋳造し、同時に管体6を
鋳ぐるむ。この場合管体6は、その軸方向複数箇所を変
形防止突起部7を介してキャビティC内に位置決め固定
されているので、曲がりおよび位置すれといった不具合
を生じることがな〜ゝ。
カム軸1を金型9より外して、それにばつ取り等の仕上
げ加工を施す。
げ加工を施す。
カム軸1のカム部3およびジャーナル部4には、その外
周面から孔部5に達する細孔がドリル加工等により設け
られ、孔部5に供給された潤滑油を細孔より噴出してカ
ム部3およびジャーナル部4の潤滑が行われる。
周面から孔部5に達する細孔がドリル加工等により設け
られ、孔部5に供給された潤滑油を細孔より噴出してカ
ム部3およびジャーナル部4の潤滑が行われる。
前記、変形防止突起部7は、中空ビン体または針金より
形成してもよく、また変形防止突起部7の取付けはろう
接、圧入、ねじ込み等により行ってもよい。
形成してもよく、また変形防止突起部7の取付けはろう
接、圧入、ねじ込み等により行ってもよい。
第5図は管体6.の変形例を示し、各変形防止突起部子
、をバルジ加工等により膨出成形したものである。
、をバルジ加工等により膨出成形したものである。
第6図は前記管体6、を金型9のキャビティCに位置決
め固定した状態を示し、各変形防止突起部71はキャビ
ティCの軸部成形部10に当接される。
め固定した状態を示し、各変形防止突起部71はキャビ
ティCの軸部成形部10に当接される。
がお、本発明はカム軸に限らず、他の中空軸の鋳造に適
用し得ることは勿論である。
用し得ることは勿論である。
C0発明の効果
本発明によれば、管体を鋳ぐるむだけで中空軸が得られ
るので、その製造が容易となり、また製造コストを大幅
に低減することができる。また管体は、その軸方向に複
数箇所でキャビティに各変形防止突起部を介して位置決
め固定されるので、鋳造時管体が曲がったり、位置ずれ
を起すことがなく、孔部の位置および寸法精度の良い中
空軸を得ることができる。さらに管体の内径および長さ
を適宜変更することにより、孔部の直径および深さを種
々変更した中空軸を容易に得ることができ、孔部の直径
および深さに対する寸法上の制約な大幅に緩和すること
ができる。さらにまた孔部の断面形状の変更が容易であ
るといった利点もある。
るので、その製造が容易となり、また製造コストを大幅
に低減することができる。また管体は、その軸方向に複
数箇所でキャビティに各変形防止突起部を介して位置決
め固定されるので、鋳造時管体が曲がったり、位置ずれ
を起すことがなく、孔部の位置および寸法精度の良い中
空軸を得ることができる。さらに管体の内径および長さ
を適宜変更することにより、孔部の直径および深さを種
々変更した中空軸を容易に得ることができ、孔部の直径
および深さに対する寸法上の制約な大幅に緩和すること
ができる。さらにまた孔部の断面形状の変更が容易であ
るといった利点もある。
第1図はカム軸の部分斜視図、第2図は第1図■−■線
断面図、第3図は管体の部分斜視図、第4図(α) 、
(hlはカム軸の鋳造工程説明図、第5図は管体の変
形例の部分斜視図、第6図は第5図の管体を金型に配設
した状態を示す断面図である。 C・・・キャビティ、M・・・溶湯、 ′ 1・・・中空軸としてのカム軸、6,6.・・・
管体、7.71・・・変形防止突起部、9・・・鋳型と
しての金型 特許出願人 本田技研工業株式会社 第4図 第6図
断面図、第3図は管体の部分斜視図、第4図(α) 、
(hlはカム軸の鋳造工程説明図、第5図は管体の変
形例の部分斜視図、第6図は第5図の管体を金型に配設
した状態を示す断面図である。 C・・・キャビティ、M・・・溶湯、 ′ 1・・・中空軸としてのカム軸、6,6.・・・
管体、7.71・・・変形防止突起部、9・・・鋳型と
しての金型 特許出願人 本田技研工業株式会社 第4図 第6図
Claims (1)
- 鋳型のキャビティに、軸方向複数箇所において外周面か
ら突出する複数の変形防止突起部を持つ管体を配設して
各変形防止突起部の先端を前記キャビティに当接する工
程と、前記キャビティに注湯して前記管体を鋳ぐるむ工
程と、よりなる中空軸の鋳造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13272684A JPS619959A (ja) | 1984-06-27 | 1984-06-27 | 中空軸の鋳造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13272684A JPS619959A (ja) | 1984-06-27 | 1984-06-27 | 中空軸の鋳造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS619959A true JPS619959A (ja) | 1986-01-17 |
Family
ID=15088146
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13272684A Pending JPS619959A (ja) | 1984-06-27 | 1984-06-27 | 中空軸の鋳造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS619959A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0272471A2 (de) * | 1986-12-15 | 1988-06-29 | EISENGIESSEREI MONFORTS GMBH & CO | Verfahren und Giessform zum Herstellen eines Gusseisenkörpers und danach hergestellter Gusseisenkörper |
WO1994016845A1 (en) * | 1993-01-19 | 1994-08-04 | Jennings Winch & Foundry Co., Ltd. | Casting metal tubes having one closed end |
EP0662360A1 (en) * | 1993-12-15 | 1995-07-12 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Process for casting pipe with transversal holes |
US5711364A (en) * | 1995-08-30 | 1998-01-27 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Method of and apparatus for casting pipe |
US5749410A (en) * | 1993-12-15 | 1998-05-12 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Process for casting pipe with transversal hole, and casting die for the same |
DE19645112A1 (de) * | 1996-11-01 | 1998-05-14 | Roland Klaar | Gebaute Nockenwelle |
WO2002088559A1 (en) * | 2001-04-25 | 2002-11-07 | Litens Automotive Partnership | Shaft with coupling and a method of forming thereof |
KR20030069656A (ko) * | 2002-02-22 | 2003-08-27 | 최창옥 | 석영 유리 코어를 사용하는 소경 중공 주물품의 주조방법 |
CN103527487A (zh) * | 2013-06-26 | 2014-01-22 | 广东美芝制冷设备有限公司 | 旋转式压缩机、曲轴及其制造方法 |
-
1984
- 1984-06-27 JP JP13272684A patent/JPS619959A/ja active Pending
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US4832107A (en) * | 1986-12-15 | 1989-05-23 | Eisengiesserei Monforts Gmbh & Co. | Method of producing a cast-iron element |
US4927688A (en) * | 1986-12-15 | 1990-05-22 | Eisengiesserei Monforts Gmbh & Co. | Cast-iron element |
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