JPS6189501A - 境界面測定装置 - Google Patents
境界面測定装置Info
- Publication number
- JPS6189501A JPS6189501A JP59209809A JP20980984A JPS6189501A JP S6189501 A JPS6189501 A JP S6189501A JP 59209809 A JP59209809 A JP 59209809A JP 20980984 A JP20980984 A JP 20980984A JP S6189501 A JPS6189501 A JP S6189501A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- measured
- sample
- focus
- spot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01B—MEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
- G01B11/00—Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques
- G01B11/24—Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring contours or curvatures
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、例えばSiウェハに穿孔した深い溝や穴の内
面形状、または生物細胞中に存在する気泡や異物穀粒を
検知測定する境界面測定装置に関するものである。
面形状、または生物細胞中に存在する気泡や異物穀粒を
検知測定する境界面測定装置に関するものである。
近年、半導体素子の高集積化に伴い、素子構造は2次元
釣手面構造から3次元的立体構造に向って進歩している
6例えば近接した異なる素子間の電気的絶縁を保つため
、相隣り合う素子間に深い溝を作ることが実用化されつ
つあり、さらに大きな電気的容量を微小面内で実現する
ため、開口が小さい深穴を半導体基板に作ることが試み
られている。当然ながらこれらの溝や穴(以下穴という
)の形状が素子特性に大きく影響し、その形状が素子ご
とに異なることは許されない。したがって常に形状確認
が必要であり、そのための計測手段が切望されている。
釣手面構造から3次元的立体構造に向って進歩している
6例えば近接した異なる素子間の電気的絶縁を保つため
、相隣り合う素子間に深い溝を作ることが実用化されつ
つあり、さらに大きな電気的容量を微小面内で実現する
ため、開口が小さい深穴を半導体基板に作ることが試み
られている。当然ながらこれらの溝や穴(以下穴という
)の形状が素子特性に大きく影響し、その形状が素子ご
とに異なることは許されない。したがって常に形状確認
が必要であり、そのための計測手段が切望されている。
しかしながら結論的にいうと、例えばSiウェハ中の深
穴をwl察できる装置は現実に存在しない。ここでいう
深穴とは例えば開口径1ρで深さが10−である(相対
深さ10=10岬÷ll5l)。従来技術でi祭、計測
可能な範囲は非常に浅い穴、すなわち物体表面のゆるや
かな凹凸に限られる。例えば開口径10tmで深さがI
IMの場合(相対深さ0.1 = 1 tm/ 10I
Im)は比較的容易である。
穴をwl察できる装置は現実に存在しない。ここでいう
深穴とは例えば開口径1ρで深さが10−である(相対
深さ10=10岬÷ll5l)。従来技術でi祭、計測
可能な範囲は非常に浅い穴、すなわち物体表面のゆるや
かな凹凸に限られる。例えば開口径10tmで深さがI
IMの場合(相対深さ0.1 = 1 tm/ 10I
Im)は比較的容易である。
このことは深さが10−の場合は開口径が100pであ
ることを意味する。当然ながら穴の断面が矩形状(すな
わち側壁が表面に垂直)の場合や1円状(すなわち側壁
が穴の内部でふくらみを有する)の場合は、事実上計測
できない。
ることを意味する。当然ながら穴の断面が矩形状(すな
わち側壁が表面に垂直)の場合や1円状(すなわち側壁
が穴の内部でふくらみを有する)の場合は、事実上計測
できない。
深穴の特殊な例としては開口が無限に小さい穴を想定す
ることができ、開口径を0とすれば空洞になる。このよ
うな空洞33!察は半導体素子が立体化した場合に頻度
高く要求されることが予想されるし、生物体の分野にお
ける生物細胞では現在すでに必要性が高い。Si中の空
洞観察および計測は、Si中の深穴計測が不可能である
のと同じ理由で、現在の装置では不可能である。
ることができ、開口径を0とすれば空洞になる。このよ
うな空洞33!察は半導体素子が立体化した場合に頻度
高く要求されることが予想されるし、生物体の分野にお
ける生物細胞では現在すでに必要性が高い。Si中の空
洞観察および計測は、Si中の深穴計測が不可能である
のと同じ理由で、現在の装置では不可能である。
上記のように従来技術では、最近の要求を満すことがで
きないが、つぎに現在、広く実用されている機械的手法
を用いる例と、光学的手法を用いる3例を具体的に説明
し、従来技術の欠点を明らかにする。
きないが、つぎに現在、広く実用されている機械的手法
を用いる例と、光学的手法を用いる3例を具体的に説明
し、従来技術の欠点を明らかにする。
現在用いられている機械的表面形状測定装置の原理構成
図を第3図に示す。第3図において針状探針1を被測定
物体2に所定の圧力で接触させ、架台3上で移動する試
料台4上の被測定物体2の表面凹凸を計測する。探針1
は変位検出器(例えば作動変圧器)6のプランジャ5に
連結している。
図を第3図に示す。第3図において針状探針1を被測定
物体2に所定の圧力で接触させ、架台3上で移動する試
料台4上の被測定物体2の表面凹凸を計測する。探針1
は変位検出器(例えば作動変圧器)6のプランジャ5に
連結している。
探針1が上下に変位すると、その移動量は検出器6を介
してメータ7に表示される。矢印8の方向に上記試料台
4が移動すると、同時に被測定物体(以下試料という)
2も移動し、結果的に探針1が上下する。このようにし
て横方向の移動量と凹凸の関係が求まるから、凹凸形状
を知ることができ、精度は数nmもまれではない。しか
し探針1の先端半径は小さくても1−程度であるから、
第4図(a)に示すζうに、径1t1mの試料2の深穴
2aの中に入ることができず、深穴2aの形状や深さを
測定することができない。また上記の機械的表面形状測
定装置は、試料2の表面と探針1の先端が接触しな;I
<ら移動するために、試料2を損傷させることがあり、
一種の破壊検査であるところから近年は歓迎されない。
してメータ7に表示される。矢印8の方向に上記試料台
4が移動すると、同時に被測定物体(以下試料という)
2も移動し、結果的に探針1が上下する。このようにし
て横方向の移動量と凹凸の関係が求まるから、凹凸形状
を知ることができ、精度は数nmもまれではない。しか
し探針1の先端半径は小さくても1−程度であるから、
第4図(a)に示すζうに、径1t1mの試料2の深穴
2aの中に入ることができず、深穴2aの形状や深さを
測定することができない。また上記の機械的表面形状測
定装置は、試料2の表面と探針1の先端が接触しな;I
<ら移動するために、試料2を損傷させることがあり、
一種の破壊検査であるところから近年は歓迎されない。
そのため最近は非破壊検査を指向した光学的手法が注目
され始めている。凹凸に限らず表面形状を観察、計測す
る光学的手段の中で多用されているのが光学顕微鏡であ
り、これらは種類も多く、必ずしもすべての光学顕微鏡
の機能は同一でないが、金属顕微鏡で代表される通常の
反射型光学顕微鏡を例にとって、凹凸計測の機能につい
て述べる。光学顕微鏡は一般に平坦な表面上の微細構造
をwl察するものであり、凹凸がある場合には上部と下
部で焦点ずれが生じ正確な形状がつかめない。
され始めている。凹凸に限らず表面形状を観察、計測す
る光学的手段の中で多用されているのが光学顕微鏡であ
り、これらは種類も多く、必ずしもすべての光学顕微鏡
の機能は同一でないが、金属顕微鏡で代表される通常の
反射型光学顕微鏡を例にとって、凹凸計測の機能につい
て述べる。光学顕微鏡は一般に平坦な表面上の微細構造
をwl察するものであり、凹凸がある場合には上部と下
部で焦点ずれが生じ正確な形状がつかめない。
特に倍率が大きくなると、n台の上下移動で焦点が大き
く狂う。これを逆に利用すると顕微鏡を用いて表面の凹
凸を計測することができる。すなわち、顕微鏡の対物レ
ンズと試料を相対的に移動させ1人間の目で焦点を検出
し焦点移動量から試料表面の凹凸を知ることができる。
く狂う。これを逆に利用すると顕微鏡を用いて表面の凹
凸を計測することができる。すなわち、顕微鏡の対物レ
ンズと試料を相対的に移動させ1人間の目で焦点を検出
し焦点移動量から試料表面の凹凸を知ることができる。
しかし、深穴の底部からは反射光が事実上戻らないから
、深穴は単に黒点に見えるだけであり1本発明が対象と
する深穴計測には応用できない。
、深穴は単に黒点に見えるだけであり1本発明が対象と
する深穴計測には応用できない。
浅い穴の場合には底部からの反射光が戻るので深さを計
測することができる。しかし次に速入る理由で深さ方向
の測定精度が悪い。すなわち焦点位置の判定は観a1g
者の目で像のコントラストが高いか低いかで判断するが
、通常の顕微鏡の場合。
測することができる。しかし次に速入る理由で深さ方向
の測定精度が悪い。すなわち焦点位置の判定は観a1g
者の目で像のコントラストが高いか低いかで判断するが
、通常の顕微鏡の場合。
観測者の目には焦点が合っていない部分からの反射光も
入り、これが背景光として妨害するため、合焦点面の像
のコントラストを下げてしまい、どの位置が焦点面か決
めるのが難しく、癖以下の精度で焦点面を決定すること
ができない。したがって精度的には上記の機械的方法よ
り悪い。視野を無限に狭くする(つまり接眼レンズの焦
点位置にピンホールを置く)とこの精度は向上するが、
この場合実際に顕微鏡として機能せず、以下に記す光学
的表面測定器に等しくなる。
入り、これが背景光として妨害するため、合焦点面の像
のコントラストを下げてしまい、どの位置が焦点面か決
めるのが難しく、癖以下の精度で焦点面を決定すること
ができない。したがって精度的には上記の機械的方法よ
り悪い。視野を無限に狭くする(つまり接眼レンズの焦
点位置にピンホールを置く)とこの精度は向上するが、
この場合実際に顕微鏡として機能せず、以下に記す光学
的表面測定器に等しくなる。
上記のように従来の光学顕微鏡では、浅穴に対してだけ
虜台の低い精度で表面形状を識別できる。
虜台の低い精度で表面形状を識別できる。
浅穴の凹凸に対する計測精度を向上できる方法は反射干
渉を用いるものであるが、これが光学的手法の第2例で
、この原理は古くから知ら九でおり、膜厚計測に広く用
いられている。この方法の原理を第5図に示す。試料2
′は単純な段差があると仮定し、可干渉性光線9aおよ
び9bを試料2′の表面に照射すると、試料2′からは
反射光線10aおよび10bが戻ってくる。段差がある
場合は反射光線10a、10bが光路差分だけ位相ずれ
を生じ、適当な面11ではいわゆる干渉縞が形成される
。この干渉縞を解析することにより、試料2′面上の段
差あるいは凹凸を定量的に知ることができる。
渉を用いるものであるが、これが光学的手法の第2例で
、この原理は古くから知ら九でおり、膜厚計測に広く用
いられている。この方法の原理を第5図に示す。試料2
′は単純な段差があると仮定し、可干渉性光線9aおよ
び9bを試料2′の表面に照射すると、試料2′からは
反射光線10aおよび10bが戻ってくる。段差がある
場合は反射光線10a、10bが光路差分だけ位相ずれ
を生じ、適当な面11ではいわゆる干渉縞が形成される
。この干渉縞を解析することにより、試料2′面上の段
差あるいは凹凸を定量的に知ることができる。
干渉法の最大の特徴は凹凸計測精度が非常に高く、ln
m台の高低差を容易に計測できる。しかし第4図(b)
に示すように、深穴には適用することができない。深穴
2a入射した光線9b’は反射光線10b’のように深
穴2aの内奥に向って進み1反射光線として観測するこ
とができず、単に開口回折バタンか生じるだけである。
m台の高低差を容易に計測できる。しかし第4図(b)
に示すように、深穴には適用することができない。深穴
2a入射した光線9b’は反射光線10b’のように深
穴2aの内奥に向って進み1反射光線として観測するこ
とができず、単に開口回折バタンか生じるだけである。
いうまでもなく開口回折は深穴の開口径の情報しか含ま
ず、深さ方向の情報をもたない。
ず、深さ方向の情報をもたない。
上記光学的手法の2例は測定精度として両極端に位置す
るが、精度的に両者の中間に位置する第3例をつぎに述
べる。上記第3例を光学的表面測定器と仮称し、第6図
(a)に上記測定器の原理構成を示す。試料2は水平面
内だけでなく上下方向にも移動可能な試料台21上に設
置されており、試料台21は架台22の上に設けられて
いる。光源12から出た光線13は半透鏡15を通過し
、レンズ16で試料2の表面に照射され、光線13の焦
点13′ が試料2の表面に位置している。第6図(a
)に示す構成で重要なことは、光線13の波長が比較的
短かいことで、結果的に焦点13′で多量の反射を生じ
る。
るが、精度的に両者の中間に位置する第3例をつぎに述
べる。上記第3例を光学的表面測定器と仮称し、第6図
(a)に上記測定器の原理構成を示す。試料2は水平面
内だけでなく上下方向にも移動可能な試料台21上に設
置されており、試料台21は架台22の上に設けられて
いる。光源12から出た光線13は半透鏡15を通過し
、レンズ16で試料2の表面に照射され、光線13の焦
点13′ が試料2の表面に位置している。第6図(a
)に示す構成で重要なことは、光線13の波長が比較的
短かいことで、結果的に焦点13′で多量の反射を生じ
る。
この反射光は1ノンズ16を通過し半透鏡I5によって
光線14となり、レンズ17で集束され焦点14′で微
小スポットとなり、ピンホール18の細孔を通り光検出
器19に入り、光量がメータ20で表示される。
光線14となり、レンズ17で集束され焦点14′で微
小スポットとなり、ピンホール18の細孔を通り光検出
器19に入り、光量がメータ20で表示される。
周知のように第6図(a)に示す光学系はいわゆる共焦
点方式であり、焦点13′ と焦点14′ とは連動し
て変化する。試料台21を上下させて焦点13′から引
きはなすと、試料2の表面には焦点がぼけた大きなスポ
ットを生じる。それに応じ焦点14’もぼけた状態で大
きくなり、ピンホール18を通過して光検出器19に到
達する光量は減少する。逆に試料2をレンズ16に近づ
けても、試料2の表面での光スポットは増太し、ピンホ
ール18面上でのスポット径は大きくなり、結果的に光
量ノコ示メータ20の読みは減少する、 上記事項をグラフ化すると第6図(b)に示すようにな
る。横軸に試料台21の上下方向位置を2でしめし、縦
軸に光検出器19に到達する光量を示す。
点方式であり、焦点13′ と焦点14′ とは連動し
て変化する。試料台21を上下させて焦点13′から引
きはなすと、試料2の表面には焦点がぼけた大きなスポ
ットを生じる。それに応じ焦点14’もぼけた状態で大
きくなり、ピンホール18を通過して光検出器19に到
達する光量は減少する。逆に試料2をレンズ16に近づ
けても、試料2の表面での光スポットは増太し、ピンホ
ール18面上でのスポット径は大きくなり、結果的に光
量ノコ示メータ20の読みは減少する、 上記事項をグラフ化すると第6図(b)に示すようにな
る。横軸に試料台21の上下方向位置を2でしめし、縦
軸に光検出器19に到達する光量を示す。
Zoは焦点13′ が試料2の表面に一致する試料台2
1の位置でる。焦点13′ が試料2の表面からいずれ
の方向にずれても光量は減少している。
1の位置でる。焦点13′ が試料2の表面からいずれ
の方向にずれても光量は減少している。
試料2を横方向に所定量移動させたのち停止し、ついで
上記試料2を上下させると、上に述べたのと同じ操作に
よって検出光量が最大となる点を求めることができる。
上記試料2を上下させると、上に述べたのと同じ操作に
よって検出光量が最大となる点を求めることができる。
なお、正確にZ。を決定するために、第6図(b)の曲
線を微分して第6図(c)に示すような曲線に直すこと
が多い6すなわち第6図(c)では光量微分が零となる
点をZ。とする。
線を微分して第6図(c)に示すような曲線に直すこと
が多い6すなわち第6図(c)では光量微分が零となる
点をZ。とする。
上記のようにして、光学的表面測定器は物体表面の形状
を測定することができる。凹凸量の測定精度は光学顕微
鏡と干渉法の中間に位置し、多くの場合0.1ρ台の精
度となり、しかも非破壊方式であることから従来例の中
では最も実用性が葛い6測定器度を確保するためには、
焦点13′の焦点深度を浅くする必要があり、このため
レンズ16の口径を大きくし、しかも短焦点にする。そ
の結果焦点13′の集束角は大きくなる。従って上記光
学的表面測定器を深穴測定に応用しようとすると、第4
図(c)に示すように、焦点13′は深穴周辺部に邪魔
されて深穴2aの中に入ることができない。
を測定することができる。凹凸量の測定精度は光学顕微
鏡と干渉法の中間に位置し、多くの場合0.1ρ台の精
度となり、しかも非破壊方式であることから従来例の中
では最も実用性が葛い6測定器度を確保するためには、
焦点13′の焦点深度を浅くする必要があり、このため
レンズ16の口径を大きくし、しかも短焦点にする。そ
の結果焦点13′の集束角は大きくなる。従って上記光
学的表面測定器を深穴測定に応用しようとすると、第4
図(c)に示すように、焦点13′は深穴周辺部に邪魔
されて深穴2aの中に入ることができない。
つまり光学的表面測定器は深穴計測に利用できない。
つぎに上記光学的表面測定器の限界について記す。第6
図(c)に示したように、光量変化が零の点を合焦点位
置Z0としているが、電気回路的には、微分値が正確に
零である点を検出することは困難であり、通常は0±Δ
v/2の範囲の電圧(もしくは電流)信号を検出する。
図(c)に示したように、光量変化が零の点を合焦点位
置Z0としているが、電気回路的には、微分値が正確に
零である点を検出することは困難であり、通常は0±Δ
v/2の範囲の電圧(もしくは電流)信号を検出する。
この認識中ΔVは一般にパ窓”幅といわれることが多い
が、この値は信号増幅器の雑音レベルとのかねあいで有
限の値にセットされる。これを図解的に第7図(a)に
示す。微分値曲線24′は第6図(c)に示す曲線24
と同じであり、同図から判るように有限の窓幅により、
Zoの決定精度はΔZの幅を有することになる。窓幅を
小さくできない要因が信号増幅器の雑音レベルであるこ
とは既に述へたが、もう一つの大きな要因は増幅器の零
点ドリフトである。
が、この値は信号増幅器の雑音レベルとのかねあいで有
限の値にセットされる。これを図解的に第7図(a)に
示す。微分値曲線24′は第6図(c)に示す曲線24
と同じであり、同図から判るように有限の窓幅により、
Zoの決定精度はΔZの幅を有することになる。窓幅を
小さくできない要因が信号増幅器の雑音レベルであるこ
とは既に述へたが、もう一つの大きな要因は増幅器の零
点ドリフトである。
この零点レベル変動は、室温ドリフトなどのため雑音同
様避けえない。第7図(a)に示すように零点ドリフト
電圧をΔV−とすると、微分曲線24′ から24aに
移り、見掛は上Z0はZ0′ に移り、Zo計測に大き
な誤差を与えることは明らかである。このように従来の
光量微分方式では、計測精度Δ2は、多くの場合±0.
IPかそれより大きくて悪い。
様避けえない。第7図(a)に示すように零点ドリフト
電圧をΔV−とすると、微分曲線24′ から24aに
移り、見掛は上Z0はZ0′ に移り、Zo計測に大き
な誤差を与えることは明らかである。このように従来の
光量微分方式では、計測精度Δ2は、多くの場合±0.
IPかそれより大きくて悪い。
精度ΔZの改善は第7図(a)から判るように、微分値
曲線24′ をより急勾配にすればよい。このことは第
6図(b)の検知光量を増大させることに相当する。し
かし光量増大にも限界があり、結局ΔZはすでに述べた
±0.ll1m程度となる。一方。
曲線24′ をより急勾配にすればよい。このことは第
6図(b)の検知光量を増大させることに相当する。し
かし光量増大にも限界があり、結局ΔZはすでに述べた
±0.ll1m程度となる。一方。
検知光量が減少した場合は上記と全く逆の事態となる。
すなわち第7図(b)に示すように、微分値曲線24b
の勾配はゆるやかになり、9点検出窓幅が同じでも、Z
I、の検知精度Z0はΔZからΔZ′へ大幅に悪く大き
くなる。光量低下に伴う精度低下は、従来の光学的表面
測定器では致命的といえる欠陥である。すなわち使用し
ている光線が測定物体を透過するような波長の場合がそ
の最悪の例であり、物体からの反射光が激減するから第
7図(b)に示す状態になり、事実上測定不能になる。
の勾配はゆるやかになり、9点検出窓幅が同じでも、Z
I、の検知精度Z0はΔZからΔZ′へ大幅に悪く大き
くなる。光量低下に伴う精度低下は、従来の光学的表面
測定器では致命的といえる欠陥である。すなわち使用し
ている光線が測定物体を透過するような波長の場合がそ
の最悪の例であり、物体からの反射光が激減するから第
7図(b)に示す状態になり、事実上測定不能になる。
したがって従来の光学的表面測定器では、反射光量が少
ない物質の測定ができない。
ない物質の測定ができない。
上記のように従来の光学的表面測定器は、つぎに示すよ
うな制約を有している。
うな制約を有している。
(1)反射光量が少ない(使用光線の波長が容易に透過
できる)物質には適用できない。
できる)物質には適用できない。
(2)測定精度が検知光量に依存する。
(3)零点検出窓幅が電気回路的なドリフトにより余り
小さくできない。したがって測定精度が向上しない。
小さくできない。したがって測定精度が向上しない。
上記制約(1)は深穴計測に従来技法が使用できない原
因であるが、(1)〜(3)の各項がいずれも光量微分
の手法を用いたことに起因しているといえる。
因であるが、(1)〜(3)の各項がいずれも光量微分
の手法を用いたことに起因しているといえる。
本発明は、従来測定不能であった深い穴や物体中の空洞
形状等を測定できる境界面測定装置を得ることを目的と
する。
形状等を測定できる境界面測定装置を得ることを目的と
する。
本発明は、光量微分法を用いた従来の表面測定器が上記
の各制約を有するために、上記光量微分法を用いず1代
りに光量相対比を用いることにした。本発明に用いる光
量相対比の原理を第8図によって説明する。第8図(a
)は第6図に示した従来の光学的表面測定器において、
試料2と焦点13′のスポットを相対的に離反もしくは
接近させたときに、ピンホール18面上に結像するスポ
ットの径方向の光量分布を示す。第8図(a)で曲線2
5は試料2の表面上に焦点13′ が最小スポット径(
例えば1tlfn)で合焦点的に結像した場合で、焦点
14′のスポットも最小になる場合である。試料2の表
面から焦点13′ が離反するにつれ、ピンホール18
面でのスポットの径は増大しはじめ、光量分布範囲は曲
線25a、25bで示すように増大して行く。試料2を
レンズ16に接近させても、同じようにスポットの径は
増大する。なお第8図(a)に示すピンホール18面上
でのスポットの変化か結果的に前記第6図(b)の曲線
23の原因である。すなわち、曲線25に示すようにス
ポットが小さな場合は殆ど全ての光がピンホール18の
細孔を通過するから、曲線23はこの時に最大になる。
の各制約を有するために、上記光量微分法を用いず1代
りに光量相対比を用いることにした。本発明に用いる光
量相対比の原理を第8図によって説明する。第8図(a
)は第6図に示した従来の光学的表面測定器において、
試料2と焦点13′のスポットを相対的に離反もしくは
接近させたときに、ピンホール18面上に結像するスポ
ットの径方向の光量分布を示す。第8図(a)で曲線2
5は試料2の表面上に焦点13′ が最小スポット径(
例えば1tlfn)で合焦点的に結像した場合で、焦点
14′のスポットも最小になる場合である。試料2の表
面から焦点13′ が離反するにつれ、ピンホール18
面でのスポットの径は増大しはじめ、光量分布範囲は曲
線25a、25bで示すように増大して行く。試料2を
レンズ16に接近させても、同じようにスポットの径は
増大する。なお第8図(a)に示すピンホール18面上
でのスポットの変化か結果的に前記第6図(b)の曲線
23の原因である。すなわち、曲線25に示すようにス
ポットが小さな場合は殆ど全ての光がピンホール18の
細孔を通過するから、曲線23はこの時に最大になる。
試料2とレンズ16の距離を変化させると、スポットは
第8図(a)の曲線25→25a→25bのように変化
し、ピンホール18の細孔を通過する光量が減少してく
る。
第8図(a)の曲線25→25a→25bのように変化
し、ピンホール18の細孔を通過する光量が減少してく
る。
ここでピンホール細孔の面積をS+1.スポット光軸上
の光量密度をT(0)とすると、ピンホール18の細孔
を通過する光量Ipi。は IPin=I(0)S、 (1)で与えられる
。従来の技術ではI Pinだけを測定し、これを微分
処理していたことになる。第6図(b)の曲線23はI
pin曲線である。本発明ではI、i。の他に光軸か
ら離れた点における光量も測定する。第8図(a)にお
いて、例えば光軸から半径r=r、の点で面積Srの開
孔を設け、光量11を測定する。r=r、、における光
量密度をI (ro)とすると、17は I 、: I (r、)Sr (2)とな
る。また、試料2の表面の上下位置を変化させたとき、
式(1)および(2)で示す光量I pinおよびI、
がどのような動きをするか調べてみる。
の光量密度をT(0)とすると、ピンホール18の細孔
を通過する光量Ipi。は IPin=I(0)S、 (1)で与えられる
。従来の技術ではI Pinだけを測定し、これを微分
処理していたことになる。第6図(b)の曲線23はI
pin曲線である。本発明ではI、i。の他に光軸か
ら離れた点における光量も測定する。第8図(a)にお
いて、例えば光軸から半径r=r、の点で面積Srの開
孔を設け、光量11を測定する。r=r、、における光
量密度をI (ro)とすると、17は I 、: I (r、)Sr (2)とな
る。また、試料2の表面の上下位置を変化させたとき、
式(1)および(2)で示す光量I pinおよびI、
がどのような動きをするか調べてみる。
I pinについては第6図(b)の曲線23に示すよ
うに、合焦点位UZ0近傍ではゆるやかな変化しかなく
、このままだと正確にZ。を定めることができない。従
来技術において第6図(b)の曲線23を微分操作する
のは、このようなI Pin曲線のゆるい変化を強調す
るためである。
うに、合焦点位UZ0近傍ではゆるやかな変化しかなく
、このままだと正確にZ。を定めることができない。従
来技術において第6図(b)の曲線23を微分操作する
のは、このようなI Pin曲線のゆるい変化を強調す
るためである。
■2,7曲線がZ。近傍でゆるやかな変化しか示さない
のは、スポットの光量の大部分が既にピンホール■8の
細孔を通過しているからである。これに対し、光軸外の
光量11は第8図(a)からも容易に判るように、極限
値零に向って絶対値は小さいが相対的には大きな変化を
示す。例えばSr>30とすると、曲線25bの場合は
明らかにIr>Ipin (3)とな
る。曲線25aの場合には ■、〜Ipin (4)となり、さら
に曲線25(合焦点)の場合はI r< I p;n
(5)と逆転する。しかも理想的には2
゜近くで■、→O・・(6)と限りなく零に近づく。
のは、スポットの光量の大部分が既にピンホール■8の
細孔を通過しているからである。これに対し、光軸外の
光量11は第8図(a)からも容易に判るように、極限
値零に向って絶対値は小さいが相対的には大きな変化を
示す。例えばSr>30とすると、曲線25bの場合は
明らかにIr>Ipin (3)とな
る。曲線25aの場合には ■、〜Ipin (4)となり、さら
に曲線25(合焦点)の場合はI r< I p;n
(5)と逆転する。しかも理想的には2
゜近くで■、→O・・(6)と限りなく零に近づく。
上記の説明で判るようにZak検出する目的ではI P
inすなわちピンホール18の細孔を通過してくる光よ
りも、光軸を外れた部分における光重。
inすなわちピンホール18の細孔を通過してくる光よ
りも、光軸を外れた部分における光重。
の方が適していることが判る。■、=0の点が第6図(
b)、(c)もしくは第7図(a)、(b)に示すzo
の位置に相当する。しかし工、だけを用いることは必ず
しも便利ではない。その第1の理由は、電気回路のI−
リフトの妨害であり、上記従来技術における光量微分の
零点検出の場合に類似した困難さがある。回路上の零点
ドリフトにより、零点検出窓から信号レベルが外れると
Z。は不定になり、システ11は暴走してしまう。第2
の理由は光量変動による検知レベルの変化である。した
がって本発明ではI pan/ I−の比を用いる。こ
のような新しい変数を用いることにより、従来技術の上
記した3項の制約を全て除去することができる。
b)、(c)もしくは第7図(a)、(b)に示すzo
の位置に相当する。しかし工、だけを用いることは必ず
しも便利ではない。その第1の理由は、電気回路のI−
リフトの妨害であり、上記従来技術における光量微分の
零点検出の場合に類似した困難さがある。回路上の零点
ドリフトにより、零点検出窓から信号レベルが外れると
Z。は不定になり、システ11は暴走してしまう。第2
の理由は光量変動による検知レベルの変化である。した
がって本発明ではI pan/ I−の比を用いる。こ
のような新しい変数を用いることにより、従来技術の上
記した3項の制約を全て除去することができる。
既に式(3)〜(6)に示したようcL r pin/
I 、は試料位置Zの変化に伴い、第8図(b)に示
すような変化をする。第6図(c)と第8図(b)とを
比較するとよく判るように、光量微分曲線は2=28で
零に収斂するが、光量相対比曲線は2=26で発散する
。従って電気回路に少し位のドリフトがあっても事実上
影響がない。第8図(b)で限界値Vthを設定し、こ
の値をこえた点をZ。とじて識別することができる。上
記のように本発明では従来方法の第3の制約であった回
路ドリフトの影11は全く無視できる。また、従来方法
の第2の制約であった検知光量依存性を完全に除去する
ことができる。すなわち物体2からの反射光が減少した
場合、式(1)、(2)においてI Pin−I rと
もに同じ割合で減少するから、I 、i、/ I 、を
求めるとこの光量相対比は明らかに反射光の大小によら
ず物体2と焦点13′の相対位置関係だけに依存する。
I 、は試料位置Zの変化に伴い、第8図(b)に示
すような変化をする。第6図(c)と第8図(b)とを
比較するとよく判るように、光量微分曲線は2=28で
零に収斂するが、光量相対比曲線は2=26で発散する
。従って電気回路に少し位のドリフトがあっても事実上
影響がない。第8図(b)で限界値Vthを設定し、こ
の値をこえた点をZ。とじて識別することができる。上
記のように本発明では従来方法の第3の制約であった回
路ドリフトの影11は全く無視できる。また、従来方法
の第2の制約であった検知光量依存性を完全に除去する
ことができる。すなわち物体2からの反射光が減少した
場合、式(1)、(2)においてI Pin−I rと
もに同じ割合で減少するから、I 、i、/ I 、を
求めるとこの光量相対比は明らかに反射光の大小によら
ず物体2と焦点13′の相対位置関係だけに依存する。
従来方法の第1の制約は第2の制約から派生するが、本
発明によれば反射光の大小によらないから当然解除でき
ることは明らかである。このように本発明によれば物体
2から少しでも反射光が戻れば計811でき、その結果
光透過性の物質に対しても広く適応できることになる。
発明によれば反射光の大小によらないから当然解除でき
ることは明らかである。このように本発明によれば物体
2から少しでも反射光が戻れば計811でき、その結果
光透過性の物質に対しても広く適応できることになる。
本発明の構成特徴として、従来方法が測定対象としたI
pinの他に反射光結像焦点14′(第6図(a)参
照)のスポット外周部の光を計測しているが、このこと
は技術的に必ずしも容易ではない。例えば対象としてい
るスポット径が177111の場合は、外周部としての
半径位置r。(第8図(a)参照)は例えば5urnと
なる。
pinの他に反射光結像焦点14′(第6図(a)参
照)のスポット外周部の光を計測しているが、このこと
は技術的に必ずしも容易ではない。例えば対象としてい
るスポット径が177111の場合は、外周部としての
半径位置r。(第8図(a)参照)は例えば5urnと
なる。
従って任意の光検出器を単純に2個並べて実現できるわ
けではない。虜サイズの独立した光検出器は市販されて
いない。このため本発明では2種類の光検出系を提案す
る。第1の提案は光学的分離手段を用いるものであり、
第2の提案は半導体光検出器を用いるものである。
けではない。虜サイズの独立した光検出器は市販されて
いない。このため本発明では2種類の光検出系を提案す
る。第1の提案は光学的分離手段を用いるものであり、
第2の提案は半導体光検出器を用いるものである。
第1の光検出手段を第9図に示す。第6図の従来方法の
光学系に適用することを考えてその要部を示している。
光学系に適用することを考えてその要部を示している。
ピンホール18を用いて例えばIIjmの細孔を通る焦
点14’の光を光検出器19で検出し、これを増幅器2
8で増幅してI Pinを得る。つぎに半透鏡26で光
線14を分割し焦点14’を円環状アパーチャ27に結
像させる。焦点14′の中心軸光は円環状アパーチャ2
7で遮断され、軸外の光だけが円環開−口を通過して光
検出器19′ に入る。光検出器19′の出力は増幅器
28′で増幅され■1となる。
点14’の光を光検出器19で検出し、これを増幅器2
8で増幅してI Pinを得る。つぎに半透鏡26で光
線14を分割し焦点14’を円環状アパーチャ27に結
像させる。焦点14′の中心軸光は円環状アパーチャ2
7で遮断され、軸外の光だけが円環開−口を通過して光
検出器19′ に入る。光検出器19′の出力は増幅器
28′で増幅され■1となる。
上記の構成によれば従来の部品を組合わせて比較的容易
に本発明のための2つの信号を得ることができる。ただ
しピンホール18と円環状アパーチャ27とをそれぞれ
焦点14′ と14′とに軸合わせする手数がかかると
いう欠点がある。
に本発明のための2つの信号を得ることができる。ただ
しピンホール18と円環状アパーチャ27とをそれぞれ
焦点14′ と14′とに軸合わせする手数がかかると
いう欠点がある。
半導体光検出器を用いる第2の提案は、上記軸合わせの
困難を軽減し、かつ装置構成を単純化するためのもので
あり、その要部を第10図に示す。
困難を軽減し、かつ装置構成を単純化するためのもので
あり、その要部を第10図に示す。
すなわち抵抗性電極基板32上にSi層31および31
′ を形成し、機械的にこれら2層を分離して光学的、
電気的独立性を確保する。上記Si層31゜31′上に
光を透過する薄い金属膜30.30’ を形成すると、
よく知られているようにショットキ接合が完成するにれ
に光を照射すると、太陽電池の原理で光電流を引き出す
ことができる。上記金属膜30上にはピンホールを有す
る金属膜29を形成し、焦点14′の光だけがSiF!
J31に到達するように構成されている。一方Si層3
1′ には焦点14′ の軸外周辺部の光が入射する。
′ を形成し、機械的にこれら2層を分離して光学的、
電気的独立性を確保する。上記Si層31゜31′上に
光を透過する薄い金属膜30.30’ を形成すると、
よく知られているようにショットキ接合が完成するにれ
に光を照射すると、太陽電池の原理で光電流を引き出す
ことができる。上記金属膜30上にはピンホールを有す
る金属膜29を形成し、焦点14′の光だけがSiF!
J31に到達するように構成されている。一方Si層3
1′ には焦点14′ の軸外周辺部の光が入射する。
従って金属膜30.30′に接続された増幅器28.2
8′ からはそれぞれI Pin−I rに対応する信
号が取出せる。本方式は第9図に示す第1の方式に較べ
て、焦点14′ と光検出器との相互軸合わせが一度で
すむという利点がある。
8′ からはそれぞれI Pin−I rに対応する信
号が取出せる。本方式は第9図に示す第1の方式に較べ
て、焦点14′ と光検出器との相互軸合わせが一度で
すむという利点がある。
上記のように本発明は原理的に従来の微分検出法に較べ
ると従来法が有した制約を全て除去することができ、さ
らに第8図(b)に示すように高い精度でZ。を決定で
きるという利点がある。上記説明は全てI ptn/
I r比を用いて行ったが、■1/■四。を用いても全
く同じことがいえる。この場合には第8図(b)の曲線
は2=2.で下方に急落する形になり、限界値Vthは
値が小さい領域にセットされるだけである。
ると従来法が有した制約を全て除去することができ、さ
らに第8図(b)に示すように高い精度でZ。を決定で
きるという利点がある。上記説明は全てI ptn/
I r比を用いて行ったが、■1/■四。を用いても全
く同じことがいえる。この場合には第8図(b)の曲線
は2=2.で下方に急落する形になり、限界値Vthは
値が小さい領域にセットされるだけである。
本発明による境界面測定装置は、被測定物体と、被測定
物体を透過する波長を有する光線源と、該光線源からの
光線を微小スポットに収束する手段と、該収束スポット
と上記被81!I定物体とを相対的に移動させる手段と
、上記被測定物体からの反射光を収束して複数微小開口
(ピンホール)を通過させる手段と、上記複数微小開口
を通過した反射光を検知する検知手段を有する境界゛面
測定装置において、上記検知手段を独立に動作する複数
の検出器で構成し、かつ上記収束スポットと被測定物体
との相対移動によって生じる被測定物体境界面からの反
射光信号の比が最大または最小になる点を検知するよう
に構成することにより、深い穴や溝、および物体中の空
洞形状を測定できるようにしたものである。
物体を透過する波長を有する光線源と、該光線源からの
光線を微小スポットに収束する手段と、該収束スポット
と上記被81!I定物体とを相対的に移動させる手段と
、上記被測定物体からの反射光を収束して複数微小開口
(ピンホール)を通過させる手段と、上記複数微小開口
を通過した反射光を検知する検知手段を有する境界゛面
測定装置において、上記検知手段を独立に動作する複数
の検出器で構成し、かつ上記収束スポットと被測定物体
との相対移動によって生じる被測定物体境界面からの反
射光信号の比が最大または最小になる点を検知するよう
に構成することにより、深い穴や溝、および物体中の空
洞形状を測定できるようにしたものである。
つぎに本発明の実施例を図面とともに説明する。
第1図は本発明による境界面測定装置の第1実施例を示
す構成図、第2図は上記境界面測定装置の第2実施例を
示す4層成図である。第1図に示す第1実施例において
は光源12として例えばSiを透過する波長1 、1.
51tmのレーザ光を選択使用する。レーザ光源12か
ら放射された光線j3は半透鏡15を通過し、レンズ1
5で収束されて深穴2bを有する試料2に照射される。
す構成図、第2図は上記境界面測定装置の第2実施例を
示す4層成図である。第1図に示す第1実施例において
は光源12として例えばSiを透過する波長1 、1.
51tmのレーザ光を選択使用する。レーザ光源12か
ら放射された光線j3は半透鏡15を通過し、レンズ1
5で収束されて深穴2bを有する試料2に照射される。
同図において光線13の焦点13′は深穴2bの底に一
致している。焦点13′はSiと空気の境界面に照射さ
れているから、焦点13′ から反射光が戻り半透鏡で
反射して光線14となる。光線14はレンズ17で収束
されて焦点14′ に結像し、光検出器40にピンホー
ル細孔を通って入射する。光検出器40の出力は増幅器
28で増幅されたのち割算器41に入る。一方、焦点1
4′ における軸外光は光検出器39で検出され、増幅
器28′で増幅されたのち割算器41に入る。割算器4
1では増幅器28および28′ からの出力の比を計算
し、出力を比較器42に送る。比較器42ではあらかじ
めセットされた限界値をこえたとき、自記記録計38の
ペンを瞬時下げる信号を送り出す。試料2は着脱可能な
ホルダ33上にセットされ、例えば電歪振動子を動力源
とする上下変動機構34上にホルダごと載せる。電歪振
動子は例えば20郁の範囲を上下移動させる。このため
駆動電源35で振動電圧を供給する。
致している。焦点13′はSiと空気の境界面に照射さ
れているから、焦点13′ から反射光が戻り半透鏡で
反射して光線14となる。光線14はレンズ17で収束
されて焦点14′ に結像し、光検出器40にピンホー
ル細孔を通って入射する。光検出器40の出力は増幅器
28で増幅されたのち割算器41に入る。一方、焦点1
4′ における軸外光は光検出器39で検出され、増幅
器28′で増幅されたのち割算器41に入る。割算器4
1では増幅器28および28′ からの出力の比を計算
し、出力を比較器42に送る。比較器42ではあらかじ
めセットされた限界値をこえたとき、自記記録計38の
ペンを瞬時下げる信号を送り出す。試料2は着脱可能な
ホルダ33上にセットされ、例えば電歪振動子を動力源
とする上下変動機構34上にホルダごと載せる。電歪振
動子は例えば20郁の範囲を上下移動させる。このため
駆動電源35で振動電圧を供給する。
この電圧の一部は自記記録計38に供給されペンを縦方
向に移動させる。上記上下変動機構34はXY移動台2
1に固定されており、上記XY移動台21のXもしくは
Y方向への移動はモータ36を駆動電源37で駆動し、
シャフト43でその駆動力を伝達して行う。駆動電源の
一部は自記記録計38に供給され、ペンを横方向に移動
させる。またはXY移動台21は除振架台22に取付け
られている。
向に移動させる。上記上下変動機構34はXY移動台2
1に固定されており、上記XY移動台21のXもしくは
Y方向への移動はモータ36を駆動電源37で駆動し、
シャフト43でその駆動力を伝達して行う。駆動電源の
一部は自記記録計38に供給され、ペンを横方向に移動
させる。またはXY移動台21は除振架台22に取付け
られている。
つぎに深穴2bの深さを計測する場合の動作を述べる。
深穴2bと焦点13′ との相対位置はあらかじめ光学
顕微鏡など(図示せず)で定めておく。
顕微鏡など(図示せず)で定めておく。
ついでXY移動台21の駆動を開始する。駆動電源37
の信号により自記記録計38のペンも横方向に移動を開
始する。この状態で電源35のスイッチを投入し、上下
変動機構34を駆動する。その結果、試料2は焦点13
′ と相対的に上下に移動する。焦点13′ が81と
空気の境界面に達すると、比較器42は自記記録計38
に信号を送り、ペンは縦方向に移動しながら28紙に打
点する。記8紙上の縦、横方向の目盛をあらかじめ較正
しておけば、ペンの打点位置から深穴の断面形状を直接
記録紙上に表示することができる。
の信号により自記記録計38のペンも横方向に移動を開
始する。この状態で電源35のスイッチを投入し、上下
変動機構34を駆動する。その結果、試料2は焦点13
′ と相対的に上下に移動する。焦点13′ が81と
空気の境界面に達すると、比較器42は自記記録計38
に信号を送り、ペンは縦方向に移動しながら28紙に打
点する。記8紙上の縦、横方向の目盛をあらかじめ較正
しておけば、ペンの打点位置から深穴の断面形状を直接
記録紙上に表示することができる。
本発明によると上記のように従来不可能であった深穴の
断面形状を計測することができる。この直接の理由は第
1図から明らかなように、試料を自由に透過できる光の
波長を使用した点であるが。
断面形状を計測することができる。この直接の理由は第
1図から明らかなように、試料を自由に透過できる光の
波長を使用した点であるが。
これを可能にした間接的理由は、試料からの反射光が減
少しても高い測定精度が維持できる光量相対比法を用い
たことにある。
少しても高い測定精度が維持できる光量相対比法を用い
たことにある。
第2図に本発明の第2実施例を示し、試料2中にボイj
〜(気泡)2cが存在するとき、試料内部のボイドの断
面形状を計測する例を示している。
〜(気泡)2cが存在するとき、試料内部のボイドの断
面形状を計測する例を示している。
試料ホルダ33など試料周辺の装置は前記第1実施例の
第1図に示したものと同じであるが、ボイド2cからの
信号処理を含めて1本実施例では小形計算機45で装置
全体を集中管理している。°すなわち駆動電源35およ
び37と小形計算機45とは相互交信しており、上下変
動1!++’534とXY移動台21の動作開始および
終了は小形計算機45で管理されている。レーザ光源1
2からの光線13は側方から半透鏡15を介して試料2
中に導かれるが、原理的には第1図に示す光学系と変ら
ない。光線13はレンズ16で収束され、焦点13′は
ボイド2cの上方の境界面に照射されている。焦点13
′からの反射光は半透鏡】5を通過して光線14となり
、レンズ17で収束されて光検出器40に入る。焦点1
4′の外周部の光は光検出器39で検出される。各光検
出器40および39の出力はそれぞれ増幅器28および
28′で増幅されて割算器41に入り、その出力は比較
器42に入る。
第1図に示したものと同じであるが、ボイド2cからの
信号処理を含めて1本実施例では小形計算機45で装置
全体を集中管理している。°すなわち駆動電源35およ
び37と小形計算機45とは相互交信しており、上下変
動1!++’534とXY移動台21の動作開始および
終了は小形計算機45で管理されている。レーザ光源1
2からの光線13は側方から半透鏡15を介して試料2
中に導かれるが、原理的には第1図に示す光学系と変ら
ない。光線13はレンズ16で収束され、焦点13′は
ボイド2cの上方の境界面に照射されている。焦点13
′からの反射光は半透鏡】5を通過して光線14となり
、レンズ17で収束されて光検出器40に入る。焦点1
4′の外周部の光は光検出器39で検出される。各光検
出器40および39の出力はそれぞれ増幅器28および
28′で増幅されて割算器41に入り、その出力は比較
器42に入る。
ボイド2c境界面を焦点13′ が上下に通過するとき
、比較器42はパルス信号を小形計算機45に送り出す
。小形計算機45は駆動電源35.37との交(iによ
り、XもしくはY方向移動位置、上下方向位置を識別で
きるから、比較器42からの信号を加えて、ボイド2c
の境界面を3次元的に知ることができる。小形計算機4
5は得られた情報を内部メモリに記憶しておくことがで
きると同時に、表示管・16上に境界面の位置を表示す
る。本実施例ではポイド2cの上方境界面と下方境界面
とを精度よく弁別するために、環状開口44を付加して
いる。すなわち焦点13′ から発散した光がボイド2
Cの下方境界面に照射されると、下方境界面からも反射
光が戻る。この反射光は焦点14’ には当然入り得な
いが、光軸近傍の反射光である場合は、焦点14′に混
入することがあるので、環状開口44はこのような非焦
点面からの反射光を遮断するためのものである。上記に
より、本実施例は試料内部にある空洞部の輪郭も精度よ
く計測することができる。
、比較器42はパルス信号を小形計算機45に送り出す
。小形計算機45は駆動電源35.37との交(iによ
り、XもしくはY方向移動位置、上下方向位置を識別で
きるから、比較器42からの信号を加えて、ボイド2c
の境界面を3次元的に知ることができる。小形計算機4
5は得られた情報を内部メモリに記憶しておくことがで
きると同時に、表示管・16上に境界面の位置を表示す
る。本実施例ではポイド2cの上方境界面と下方境界面
とを精度よく弁別するために、環状開口44を付加して
いる。すなわち焦点13′ から発散した光がボイド2
Cの下方境界面に照射されると、下方境界面からも反射
光が戻る。この反射光は焦点14’ には当然入り得な
いが、光軸近傍の反射光である場合は、焦点14′に混
入することがあるので、環状開口44はこのような非焦
点面からの反射光を遮断するためのものである。上記に
より、本実施例は試料内部にある空洞部の輪郭も精度よ
く計測することができる。
つぎに上記実施例において、光源として試料を透過しな
い光線を発するものを使用するときは。
い光線を発するものを使用するときは。
上記のように相対深さが10であるような深穴や、試料
内部の空洞部を計測することができないが。
内部の空洞部を計測することができないが。
物体表面のゆるやかな凹凸を極めて精度よく測定するこ
とができる。すなわち第6図(a)に示した光学的表面
測定器では、信号増幅器の雑音レベルと増幅器の零点ド
リフトとによって窓幅を小さくすることができず、従っ
て画定精度を向上させ得なかったが、本実施例において
は、光軸光量と光軸外光量との比を用いて測定するため
、上記の制約が除かれ、0.1unXという極めて高精
度な計測を行うことが可能である。
とができる。すなわち第6図(a)に示した光学的表面
測定器では、信号増幅器の雑音レベルと増幅器の零点ド
リフトとによって窓幅を小さくすることができず、従っ
て画定精度を向上させ得なかったが、本実施例において
は、光軸光量と光軸外光量との比を用いて測定するため
、上記の制約が除かれ、0.1unXという極めて高精
度な計測を行うことが可能である。
上記のように、本発明による境界面測定装置は。
被測定物体と、被測定物体を照射する光線源と、該光線
源からの光線を微小スポットに収束する手段と、該収束
スポットと上記被測定物体とを相対的に移動させる手段
と、上記被測定物体からの反射光を収束して微小開口(
ピンホール)を通過さ。
源からの光線を微小スポットに収束する手段と、該収束
スポットと上記被測定物体とを相対的に移動させる手段
と、上記被測定物体からの反射光を収束して微小開口(
ピンホール)を通過さ。
せる手段と、上記微小開口を通過した反射光を検知する
検知手段とを有する境界面測定装置において、上記検知
手段を独立に動作する複数の検出器で購成し、かつ上記
収束スポットと被測定物体との相対移動によって生じる
被測定物体境界面からの反射光信号の比が最大または最
小になる点を検知するようにしたことにより、被測定物
体中を透過する波長の光を用いて弱い反射光でも高精度
に測定できるため、従来技術では不可能であった深い溝
や穴の内面形状を0.1岬もしくはそれ以上の精度で計
測でき、また被測定物体中に内在するボイドの検知測定
も容易に行うことができ、ボイド中に、周辺部と屈折率
が異なる異物質が存在していてもやはり反射光が検知で
きるから、同様にして被測定物体中の異物穀粒の検出も
可能である。
検知手段とを有する境界面測定装置において、上記検知
手段を独立に動作する複数の検出器で購成し、かつ上記
収束スポットと被測定物体との相対移動によって生じる
被測定物体境界面からの反射光信号の比が最大または最
小になる点を検知するようにしたことにより、被測定物
体中を透過する波長の光を用いて弱い反射光でも高精度
に測定できるため、従来技術では不可能であった深い溝
や穴の内面形状を0.1岬もしくはそれ以上の精度で計
測でき、また被測定物体中に内在するボイドの検知測定
も容易に行うことができ、ボイド中に、周辺部と屈折率
が異なる異物質が存在していてもやはり反射光が検知で
きるから、同様にして被測定物体中の異物穀粒の検出も
可能である。
さらに被測定物体を透過しない光線を用いて測定を行う
ときには、ゆるやかな被測定物体表面の凹凸を極めて高
精度に計測することができる。
ときには、ゆるやかな被測定物体表面の凹凸を極めて高
精度に計測することができる。
半導体素子の製造工程では、近年、素子の3次元(立体
)化が開発されつつあるが、酸化膜(Sin2)や窒化
膜(SizNa)中に見出されるボイドは破壊切断して
検査するが1本発明によれば。
)化が開発されつつあるが、酸化膜(Sin2)や窒化
膜(SizNa)中に見出されるボイドは破壊切断して
検査するが1本発明によれば。
非破壊でしかも工程中にそれらの検査計測が可能になる
。深い溝や穴も同様に非破壊針側が可能である。従って
空洞や穴の不都合部を早期に、しかも切断工程などの人
力を排除した形で計測できるから、素子の歩留り向上に
役立つ点が極めて大きい。
。深い溝や穴も同様に非破壊針側が可能である。従って
空洞や穴の不都合部を早期に、しかも切断工程などの人
力を排除した形で計測できるから、素子の歩留り向上に
役立つ点が極めて大きい。
生物工学分野での生物試料は多くの場合可視光に対して
も透明である。そのため従来は適当な染色処理をして光
学顕微鏡で観察することが必至であった。しかし本発明
では屈折率が異なる境界面が存在する限り、染色なしで
界面位置を検知計測することができる。
も透明である。そのため従来は適当な染色処理をして光
学顕微鏡で観察することが必至であった。しかし本発明
では屈折率が異なる境界面が存在する限り、染色なしで
界面位置を検知計測することができる。
第1図は本発明による境界面測定装置の第1実施例を示
す構成図、第2図は上記第2実施例を示す構成図、第3
図は従来の機械的表面形状測定装置の一部断面した構成
図、第4図は試料深穴と金属探針、光線、レンズとの関
係を示す断面図、第5図は段差がある試料の反射光を示
す断面図、第6図は光学的表面測定器を示し、(a)は
一部所面した構成図、(b)は光量変化を示す図、(c
)は光量微分特性を示す図、第7図(a)は光量微分特
性と増幅器′″窓幅″、ドリフトとの関係を示す図、同
図(b)は光量微分特性を示す図、第8図(a)はピン
ホール位置における光スポットの光量分布を示す図、同
図(b)は光量相対比特性を示す図、第9図は反射光結
像を示す表面測定器の部分構成図、第10図は光検出器
を示す断面図である。 2・被測定物体 12・・・光線源13・・・光
線 +3’ 、 14’ ・・微小スポット16.17・・
・レンズ(収束装置) 39.40・・・検出器
す構成図、第2図は上記第2実施例を示す構成図、第3
図は従来の機械的表面形状測定装置の一部断面した構成
図、第4図は試料深穴と金属探針、光線、レンズとの関
係を示す断面図、第5図は段差がある試料の反射光を示
す断面図、第6図は光学的表面測定器を示し、(a)は
一部所面した構成図、(b)は光量変化を示す図、(c
)は光量微分特性を示す図、第7図(a)は光量微分特
性と増幅器′″窓幅″、ドリフトとの関係を示す図、同
図(b)は光量微分特性を示す図、第8図(a)はピン
ホール位置における光スポットの光量分布を示す図、同
図(b)は光量相対比特性を示す図、第9図は反射光結
像を示す表面測定器の部分構成図、第10図は光検出器
を示す断面図である。 2・被測定物体 12・・・光線源13・・・光
線 +3’ 、 14’ ・・微小スポット16.17・・
・レンズ(収束装置) 39.40・・・検出器
Claims (5)
- (1)被測定物体と、該被測定物体を照射する光線源と
、該光線源からの光線を微小スポットに収束する手段と
、前記収束スポットと前記被測定物体とを相対的に移動
させる手段と、前記被測定物体からの反射光を収束して
微小開口を通過させる手段と、前記微小開口を通過した
反射光を検知する検知手段とを有する境界面測定装置に
おいて、前記検知手段を独立に動作する複数の検出器で
構成し、かつ前記収束スポットと前記被測定物体との相
対移動によって生じる被測定物体境界面からの反射光検
知信号の比が、最大もしくは最小になる点を認知するよ
うに構成したことを特徴とする境界面測定装置。 - (2)前記光線が、前記被測定物体を透過する波長を有
する光線であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の境界面測定装置。 - (3)前記光線が、前記被測定物体を透過しない波長を
有する光線であることを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載の境界部測定装置。 - (4)前記複数の検出器が、一体化されて独立に動作す
る半導体光検出器であることを特徴とする特許請求の範
囲第1項乃至第3項に記載の境界面測定装置。 - (5)前記収束スポットと前記被測定物体とを相対的に
移動させる手段が、相直交する2方向に移動させるもの
であることを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第4
項に記載の境界面測定装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59209809A JPS6189501A (ja) | 1984-10-08 | 1984-10-08 | 境界面測定装置 |
US07/088,538 US4767211A (en) | 1984-10-08 | 1987-08-20 | Apparatus for and method of measuring boundary surface |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59209809A JPS6189501A (ja) | 1984-10-08 | 1984-10-08 | 境界面測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6189501A true JPS6189501A (ja) | 1986-05-07 |
Family
ID=16578959
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59209809A Pending JPS6189501A (ja) | 1984-10-08 | 1984-10-08 | 境界面測定装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4767211A (ja) |
JP (1) | JPS6189501A (ja) |
Cited By (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007132761A (ja) * | 2005-11-09 | 2007-05-31 | Showa Seiki Kk | 共焦点型信号光検出装置および信号光検出方法 |
JP2008039427A (ja) * | 2006-08-01 | 2008-02-21 | Mitaka Koki Co Ltd | 微小穴の深さ測定方法 |
JP2017096973A (ja) * | 2011-02-15 | 2017-06-01 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピアBasf Se | 少なくとも1つの対象物を光学的に検出する検出器 |
US10353049B2 (en) | 2013-06-13 | 2019-07-16 | Basf Se | Detector for optically detecting an orientation of at least one object |
US10412283B2 (en) | 2015-09-14 | 2019-09-10 | Trinamix Gmbh | Dual aperture 3D camera and method using differing aperture areas |
US10775505B2 (en) | 2015-01-30 | 2020-09-15 | Trinamix Gmbh | Detector for an optical detection of at least one object |
US10823818B2 (en) | 2013-06-13 | 2020-11-03 | Basf Se | Detector for optically detecting at least one object |
US10890491B2 (en) | 2016-10-25 | 2021-01-12 | Trinamix Gmbh | Optical detector for an optical detection |
US10948567B2 (en) | 2016-11-17 | 2021-03-16 | Trinamix Gmbh | Detector for optically detecting at least one object |
US10955936B2 (en) | 2015-07-17 | 2021-03-23 | Trinamix Gmbh | Detector for optically detecting at least one object |
US11041718B2 (en) | 2014-07-08 | 2021-06-22 | Basf Se | Detector for determining a position of at least one object |
US11060922B2 (en) | 2017-04-20 | 2021-07-13 | Trinamix Gmbh | Optical detector |
US11067692B2 (en) | 2017-06-26 | 2021-07-20 | Trinamix Gmbh | Detector for determining a position of at least one object |
US11125880B2 (en) | 2014-12-09 | 2021-09-21 | Basf Se | Optical detector |
US11211513B2 (en) | 2016-07-29 | 2021-12-28 | Trinamix Gmbh | Optical sensor and detector for an optical detection |
US11428787B2 (en) | 2016-10-25 | 2022-08-30 | Trinamix Gmbh | Detector for an optical detection of at least one object |
US11860292B2 (en) | 2016-11-17 | 2024-01-02 | Trinamix Gmbh | Detector and methods for authenticating at least one object |
Families Citing this family (26)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU2261297A (en) * | 1996-02-06 | 1997-08-28 | Northeast Robotics, Inc. | Surface marking system and method of viewing marking indicia |
US5754291A (en) * | 1996-09-19 | 1998-05-19 | Molecular Dynamics, Inc. | Micro-imaging system |
US6135350A (en) * | 1997-02-05 | 2000-10-24 | Northeast Robotics Llc | Surface marking system and method of viewing marking indicia |
US6882436B2 (en) * | 2001-12-07 | 2005-04-19 | The Boeing Company | Non-contact hole depth gage |
US7107158B2 (en) * | 2003-02-03 | 2006-09-12 | Qcept Technologies, Inc. | Inspection system and apparatus |
FR2880945B1 (fr) * | 2005-01-14 | 2007-04-06 | Essilor Int | Palpeur optique ainsi que dispositif et procede le mettant en oeuvre. |
US7414715B2 (en) * | 2005-07-14 | 2008-08-19 | Kla-Tencor Technologies Corp. | Systems, circuits and methods for extending the detection range of an inspection system by avoiding detector saturation |
WO2007011630A2 (en) * | 2005-07-14 | 2007-01-25 | Kla-Tencor Technologies Corporation | Systems, circuits and methods for reducing thermal damage and extending the detection range of an inspection system by avoiding detector and circuit saturation |
US7436508B2 (en) | 2005-07-14 | 2008-10-14 | Kla-Tencor Technologies Corp. | Systems, circuits and methods for reducing thermal damage and extending the detection range of an inspection system |
US7423250B2 (en) * | 2005-07-14 | 2008-09-09 | Kla-Tencor Technologies Corp. | Systems, circuits and methods for extending the detection range of an inspection system by avoiding circuit saturation |
US7900526B2 (en) * | 2007-11-30 | 2011-03-08 | Qcept Technologies, Inc. | Defect classification utilizing data from a non-vibrating contact potential difference sensor |
US7752000B2 (en) * | 2008-05-02 | 2010-07-06 | Qcept Technologies, Inc. | Calibration of non-vibrating contact potential difference measurements to detect surface variations that are perpendicular to the direction of sensor motion |
AU2015203872B2 (en) * | 2011-02-15 | 2017-01-12 | Basf Se | Detector for Optically Detecting at Least one Object |
US9001029B2 (en) | 2011-02-15 | 2015-04-07 | Basf Se | Detector for optically detecting at least one object |
JP2014044060A (ja) * | 2012-08-24 | 2014-03-13 | Canon Inc | 形状測定装置、および形状測定方法 |
KR102088685B1 (ko) | 2012-12-19 | 2020-03-13 | 바스프 에스이 | 적어도 하나의 물체를 광학적으로 검출하기 위한 검출기 |
KR102252336B1 (ko) | 2013-06-13 | 2021-05-14 | 바스프 에스이 | 광학 검출기 및 그의 제조 방법 |
JP6483127B2 (ja) | 2013-08-19 | 2019-03-13 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピアBasf Se | 少なくとも1つの対象物の位置を求めるための検出器 |
JP6403776B2 (ja) | 2013-08-19 | 2018-10-10 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピアBasf Se | 光学検出器 |
CN103615992B (zh) * | 2013-11-15 | 2017-03-22 | 南京航空航天大学 | 一种微孔内表面粗糙度的检测方法及其装置 |
EP3201567A4 (en) | 2014-09-29 | 2018-06-06 | Basf Se | Detector for optically determining a position of at least one object |
CN110392844B (zh) | 2017-03-16 | 2024-03-12 | 特里纳米克斯股份有限公司 | 用于光学检测至少一个对象的检测器 |
CN106835299B (zh) * | 2017-04-19 | 2018-11-09 | 南京航空航天大学 | 基于机器视觉导引的微孔内污物自动清除系统及方法 |
WO2019011803A1 (en) | 2017-07-10 | 2019-01-17 | Trinamix Gmbh | DETECTOR FOR OPTICALLY DETECTING AT LEAST ONE OBJECT |
EP3676630B1 (en) | 2017-08-28 | 2022-11-30 | trinamiX GmbH | Range finder for determining at least one geometric information |
US11668828B2 (en) | 2017-08-28 | 2023-06-06 | Trinamix Gmbh | Detector for determining a position of at least one object |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3229564A (en) * | 1961-05-12 | 1966-01-18 | Bausch & Lomb | Reflectometer |
JPS5263755A (en) * | 1975-11-22 | 1977-05-26 | Nippon Chemical Ind | Pattern line width measuring device |
JPS53135654A (en) * | 1977-05-01 | 1978-11-27 | Canon Inc | Photoelectric detecting device |
US4547895A (en) * | 1978-10-30 | 1985-10-15 | Fujitsu Limited | Pattern inspection system |
SU847019A1 (ru) * | 1979-10-30 | 1981-07-15 | Предприятие П/Я А-1705 | Фотоэлектрическое устройство дл НАВЕдЕНи HA гРАНицу CBETA и ТЕНи |
JPS57131039A (en) * | 1981-02-07 | 1982-08-13 | Olympus Optical Co Ltd | Defect detector |
EP0072236B1 (en) * | 1981-08-11 | 1987-07-15 | De La Rue Systems Limited | Apparatus for detecting tape on sheets |
-
1984
- 1984-10-08 JP JP59209809A patent/JPS6189501A/ja active Pending
-
1987
- 1987-08-20 US US07/088,538 patent/US4767211A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007132761A (ja) * | 2005-11-09 | 2007-05-31 | Showa Seiki Kk | 共焦点型信号光検出装置および信号光検出方法 |
JP2008039427A (ja) * | 2006-08-01 | 2008-02-21 | Mitaka Koki Co Ltd | 微小穴の深さ測定方法 |
JP2017096973A (ja) * | 2011-02-15 | 2017-06-01 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピアBasf Se | 少なくとも1つの対象物を光学的に検出する検出器 |
US10353049B2 (en) | 2013-06-13 | 2019-07-16 | Basf Se | Detector for optically detecting an orientation of at least one object |
US10823818B2 (en) | 2013-06-13 | 2020-11-03 | Basf Se | Detector for optically detecting at least one object |
US10845459B2 (en) | 2013-06-13 | 2020-11-24 | Basf Se | Detector for optically detecting at least one object |
US11041718B2 (en) | 2014-07-08 | 2021-06-22 | Basf Se | Detector for determining a position of at least one object |
US11125880B2 (en) | 2014-12-09 | 2021-09-21 | Basf Se | Optical detector |
US10775505B2 (en) | 2015-01-30 | 2020-09-15 | Trinamix Gmbh | Detector for an optical detection of at least one object |
US10955936B2 (en) | 2015-07-17 | 2021-03-23 | Trinamix Gmbh | Detector for optically detecting at least one object |
US10412283B2 (en) | 2015-09-14 | 2019-09-10 | Trinamix Gmbh | Dual aperture 3D camera and method using differing aperture areas |
US11211513B2 (en) | 2016-07-29 | 2021-12-28 | Trinamix Gmbh | Optical sensor and detector for an optical detection |
US10890491B2 (en) | 2016-10-25 | 2021-01-12 | Trinamix Gmbh | Optical detector for an optical detection |
US11428787B2 (en) | 2016-10-25 | 2022-08-30 | Trinamix Gmbh | Detector for an optical detection of at least one object |
US10948567B2 (en) | 2016-11-17 | 2021-03-16 | Trinamix Gmbh | Detector for optically detecting at least one object |
US11415661B2 (en) | 2016-11-17 | 2022-08-16 | Trinamix Gmbh | Detector for optically detecting at least one object |
US11635486B2 (en) | 2016-11-17 | 2023-04-25 | Trinamix Gmbh | Detector for optically detecting at least one object |
US11698435B2 (en) | 2016-11-17 | 2023-07-11 | Trinamix Gmbh | Detector for optically detecting at least one object |
US11860292B2 (en) | 2016-11-17 | 2024-01-02 | Trinamix Gmbh | Detector and methods for authenticating at least one object |
US11060922B2 (en) | 2017-04-20 | 2021-07-13 | Trinamix Gmbh | Optical detector |
US11067692B2 (en) | 2017-06-26 | 2021-07-20 | Trinamix Gmbh | Detector for determining a position of at least one object |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4767211A (en) | 1988-08-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6189501A (ja) | 境界面測定装置 | |
US5874726A (en) | Probe-type near-field confocal having feedback for adjusting probe distance | |
US5943134A (en) | Method of measuring thickness and refractive indices of component layers of laminated structure and measuring apparatus for carrying out the same | |
US7091476B2 (en) | Scanning probe microscope assembly | |
US5994691A (en) | Near-field scanning optical microscope | |
US20070148792A1 (en) | Wafer measurement system and apparatus | |
US7319528B2 (en) | Surface texture measuring instrument | |
JP5226481B2 (ja) | 自己変位検出型カンチレバーおよび走査型プローブ顕微鏡 | |
WO1996003641A1 (en) | Scanning probe microscope assembly | |
US8156568B2 (en) | Hybrid contact mode scanning cantilever system | |
US10094695B2 (en) | Interferometric measurement of liquid volumes | |
CN101586947A (zh) | 基于谐振梁扫描的差动共焦瞄准触发式显微测量方法与装置 | |
GB2337815A (en) | Thickness meter for thin transparent objects | |
TWI467227B (zh) | 穿透式三維顯微裝置及方法 | |
CN109520973A (zh) | 后置分光瞳激光差动共焦显微检测方法及装置 | |
WO2024000749A1 (zh) | 高深宽比微结构透射式干涉显微无损测量装置及测量方法 | |
Li et al. | Development of a high-precision multifunctional probe for measuring microstructures | |
CN113984771A (zh) | 基于矢量偏振光的深度学习暗场共焦显微测量装置与方法 | |
KR100978600B1 (ko) | 초고분해능 주사 광학 측정 장치 | |
CN217385551U (zh) | 一种表面增强拉曼原子力显微镜系统 | |
CN117006969B (zh) | 光学测量系统 | |
WO2023139777A1 (ja) | 粒子計測装置、粒子計測方法、サンプル容器 | |
KR100549215B1 (ko) | 광위상 측정용 근접장 주사 광학 현미경 | |
JP2007071716A (ja) | 共焦点走査型顕微鏡 | |
RU106958U1 (ru) | Сканирующий ближнепольный оптический микроскоп |