JPS6186031A

JPS6186031A - Ｕ曲げ加工装置

Info

Publication number: JPS6186031A
Application number: JP20873484A
Authority: JP
Inventors: Takanori Matsukura; 孝典松倉; Hironori Shiromizu; 白水　宏典; Yasushi Nonami; 野波　侃志; Masaru Masaki; 勝正木; Tadashi Kudo; 正工藤; Osamu Oaki; 大秋　修; Masahiko Takeuchi; 雅彦竹内
Original assignee: Toyota Motor Corp
Current assignee: Toyota Motor Corp
Priority date: 1984-10-04
Filing date: 1984-10-04
Publication date: 1986-05-01

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明はＵ曲げ加工装置に係り、特に、金属製平板から
Ｕ曲げ品を塑性加工するに好適なＵ曲げ加工装置に関す
る。

〔従来の技術〕

金属製平板からＵ曲げ品を成形する場合、従来、ポンチ
、ダイスからなる金型を用いたプレス加工あるいはロー
ルを用いたロールフォーミングなどが用いられていた。

プレス加工によってＵ曲げ品を成形する場合には、製品
毎に専用の金型を必要とするため、型の汎用性が低く、
多種類のＵ曲げ品を成形するには多くの金型を必要とす
るので金型費が大となると共に金型保管用のスペースも
広く必要となる。さらに、プレス加工では騒音レベルも
大きく、又製品においてはフランジ部、特に縮みフラン
ジ部にかじ９などが発生し易いなどの欠点を有する。一
方、ロールフォーミンクは騒音、かじりなどの点でプレ
ス加工Ｋまさっている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、ロールフォーミングでは、Ｕ曲げ品の断
面が一定形状で、曲げ線がまっすぐ又は湾曲したものに
限られ、断面が変化する曲げ線の曲がっだＵ曲げ品、即
ち曲げ線の途中に伸びフランジ、縮み７ランジを有する
ものを成形することはできなかった。又、ロールフォー
ミングは通常コイル材から連続して加工を行ない、最終
工程で加工品を切断して製品としているため、ロール成
形機以外に、アンコイラ、レベラ、切断装置などの付帯
設備が必要であり、設備費が大となる。

本発明は、前記従来の課題に鑑みて為されたものであり
、その目的は、形状の異なる多種類のＵ曲げ品に対する
型の汎用性が高く、かつ伸びフランジ及び縮みフランジ
を有するＵ曲げ品を加工することができるＵ曲げ加工装
置を提供することにある。

Ｃ問題点を解決するための手段〕前記目的を達成するためＫ、本発明は、ワークを支持す
る板状の雄型を構成しワークに対する曲げ形状を規制す
る一対の側壁が互いに曲線状に延在する心金と、心金に
支持されたワークのうち心金の各曲線状側壁から突出し
たワーク両端部に、心金の両側面側から当接する一対の
雌型用成形ロールを有し、各成形ロールが互いに接近す
る方向に作用する押圧力を各成形ロールに加えて各成形
ロールを心金の側壁に沿って倣わせる加圧装置と、心金
の曲線状側壁が延在する方向にはｔ！沿って心金又は加
圧装置のいずれか一方を移動させる移動装置と、加圧装
置に回転可能に固定されて心金上のワーク表面に当接す
る押えロールを有し、この押えロールを介してワーク表
面に圧力を加えて、加圧装置の押圧力によってワークが
心金から離脱するのを阻止するワーク押え装置と、を含
むことを特徴とする。

〔実施例〕

以下、本発明の好適な実施例を図面に基づいて説明する
。

第１図には、本発明の好適な実施例の構成が示されてい
る。

本実施例は、第１図に示されるように心金１０、加圧装
＠１２、移動装置１４、’７−１押、を装＊：１６から
構成されている。

心金１０は、金属製の板材であるワークを支持する板状
の雄型を構成し、平板状のテーブル１８上に載置されて
いる。そして、テーブル１８上に固定されたロール当金
２０．２２によって長手方向の移動が阻止されている。

又心金１０表面にはワークの位買決めを行々うパイロッ
トピン２４が固定されている。このパイロットビン２４
はその中央部が圧力によって内部に陥没するように構成
されている。又、心金１０の側壁のうち長手方向に沿っ
た側壁には、ワークに対する曲げ形状を規制する曲線が
形成されている。さらに心金１０にはワークのスプリン
グバックΔθを見込んで側壁部が形成されている。なお
、ロール当金２０．２２と心金１０との間には、ワーク
の板厚に対して板厚または板厚よりやや小さい程度の段
部２５が形成されていて、前述したようにワークの長手
方向の移動が阻止されている。

移動装置１４Ｖｉモータ２６、歯車２８，３０゜送りね
じ３２、軸受３４などを有し、心金１０の長手方向に沿
って延在するベース３６の両端部に固定された軸受台３
８．４０に、送りねじ３２が回転可能に固定されている
。正逆回転するモータ２６の回転力は歯車２８．３０を
介して送りねじ３２に伝達され、送りねじ３２の回転に
応じて軸受３４と送りねじ３２とが噛合する。軸受３４
はテーブル１８の端部に固定されている。又、テーブル
１８＃−ｔ、ベース３６上に配設された一対の軌道台４
２．４４上にガイド部材４６を介して摺動自在に載置さ
れている。このため、モータ２６が正回転するとモータ
２６の回転力が送りねじ３２に伝達され、送りねじ３２
と軸受３４との噛合によってテーブル１８が軸受台４０
側へ移動する。

一方、モータ２６を逆回転すると送りねじ３２が逆回転
し、テーブル１８が軸受台４０側から軸受台３８側へ移
動する。

加圧装置１　’２　Ｈシリンダ５０，５２、ロールスタ
ンド５４，５６．成形ロール５８．６０などを有し、ベ
ース３６の両側面に固定されたベース６２．６４上にシ
リンダ５０．５２が固定されている。又、シリンダ５０
．５２のロッド６６．６８はそれぞれロールスタンド５
４．５６に連結されており、ロールスタンド５４．５６
は、シリンダ５０．５２の駆動により、ペース６２．６
４に固定されたスライドペース７０．７２とロールスタ
ンド５４．５６のガイド兼浮き上がり防止用プレー）７
４．７６にガイドされてテーブル１Ｂの移動方向に対し
て垂直となる方向に往復動可能とされている。又各成形
ロール５８．６０は、第２図に示されるようにロッド７
８．８０に着脱自在に固定され、軸受８２，８４を介し
てロールスタンド５４．５６に回転可能に固定されてい
る。そして、各シリンダ５０．５２の作動によって成形
ロール５８．６０が互いに接近する方向に移動すると、
心金１０に支持されたワーク９０のうち心金１０の曲線
上側壁から突出したワーク両端部に、成形ロール５８．
６０の側壁が当接する。そしてテーブル１８の移動に伴
なって成形ロール５８゜６０が回転すると共に各成形ロ
ール５８．６０が互いに接近する方向に作用する押圧力
によってワーク９０の両端部が曲げられると共に、各成
形ロール５８．６０が心金１０の曲げ形状を規制する曲
線、すなわち曲げ線９１に沿って倣うことになる。

ワーク押え装置ＲＩ　６ｔ−を門型フレーム９２、板押
えロール９４、プレート９６、ガイドボスト９８゜１０
０、シリンダ１０２などを有し、門型フレーム９２の両
端部がペース６２．６４に固定されている。シリンダ１
０２は門型フレーム９２のはり部に固定されてお秒、板
押えロール９４がプレート９６に回転可能に固定されて
いる。又プレート９６Ｆｉシリンダ１０２のロッド忙固
定されており、門型フレーム９２０貫通孔内圧挿通され
たガイドボスト９８，１００のガイドにより、板押えロ
ール９４はテーブル１８の移動方向と直交する方向に上
下動可能とされている。そして板押えロール９１１シリ
ンダ１０２の作動によってワーク９０の表面に当接しワ
ーク９０の移動に伴って回転すると共に成形ロール５８
．６０の押圧力によってワーク９０が心金１０から離脱
するのを阻止する圧力でワーク９０を押さえるように構
成されている。即ち、板押えロール９４け、成形ロール
５８゜６０によってワーク９０が曲げられて側面にフラ
ンジが形成される際、ワーク９０のウェブ面９０Ａが心
金１０より浮き上がって湾曲するのを押さえるためのも
のであり、又、ワーク９０のウェブ面９０Ａに発生する
長手方向のそりに対して矯正を兼ねたものである。

本実施例は以上の構成からなり、次にその作用を説明す
る。

まずワーク９０の曲げ加工を行なうに際して、テーブル
１８を軸受台４０側へ移動させ心金１０上にワーク９０
をセットする。このときワーク９０に穿設された位置決
め孔内にパイロットピン２４を挿通してワーク９０の位
置決めを確実に行なう。

なお、このときワーク９０の上面はロール当金２０．２
２の上面よりわずかに出ている状態となる。

次に、モータ２６を逆回転させてテーブル１８を軸受台
３Ｂ側へ移動させる。テーブル１８が移動しロール当金
２０が板押えロール９４の真下に到達した時点でシリン
ダ１０２を作動し、板押えローＡ／９４を下降させロー
ル当金２０上に板押えロール９４を当接させる。板押え
ロール９４によるロール当金２０に対する加圧力はワー
ク９０のウェブ面９０Ａが湾曲したり、そったりするの
を防止できる程度の力で押し当てる。テーブル１８の移
動に伴なってワーク９０がロール当て全面よりわずかＫ
でている状態のため、板押えロール９４はワーク上面へ
の乗り移秒が容易であり、さらにテーブル１８の移動に
伴って、ロール当金２０が成形ロール５８．６０の位置
まで到達した時点でシリンダ５０．５２を作動し、ロー
ルスタンド５４．５６を互いに接近させる方向に移動さ
せる。

そしてロール当金２０の側面に成形ロール５８゜６０の
側壁を押し当てる。この状態を継続すると、成形ロール
５８．６０が回転すると共にワーク９０の端部に成形ロ
ール５８，６０１Ｃよる圧力が加えられワーク９０の端
部が第２図に示されるように曲げられる。成形ロール５
８．６０による曲げは成形ロール５８．６０が心金１０
の側壁の形状に倣いながら行なわれるため、ワーク９０
には、心金の形状に従った曲線が順次形成される。

以上の工ａＫよって、第３図に示されるように１ワーク
９０の端部に縮みフランジ９０Ｂ、伸びシリンダ９０Ｃ
を形成することができる。又、形状の異なるＵ曲げ品を
成形するには、心金１０の形状を変えるだけで成形ロー
ル５８．６０を共通で使用することができるためＵ曲げ
品に対する型の汎用性を高めることができる。

又、前記実施例においては、成形ロール５８゜６０とし
て第４図の（ａ）　Ｋ示されるようＫ、はぼ円錐台状に
形成され傾斜角θｌのものを用いたものについて説明し
たが、傾斜角がθ１〜θ２・・・・・・・・・θｎと漸
次大きくなる成形ロールを用いれば、ワーク９０の端部
が成形ロール５８．６０の傾斜角に応じて逐次曲げられ
るため、ワーク９０の最終形状を第５図に示きれるよう
に、７ランジをほぼｉ＃、ＭにｌＴｙ形する場合でもワ
ーク９０の７ランジに縁波が発生するのを防止すること
ができる。

又、心金１０として曲げ時のスプリングバック量Δθ１
．Δθ２を見込んだその断面形状が第６図に示されるも
のを用い、心金１０を上下面を１８０度反転して用いれ
ば、１つの心金で２種類の対称０曲げ製品を成形するこ
とも可能である。

又、前記実施例においては、移動装置１４を用いてテー
ブル１８を水平方向に往復動させるものについて述べた
が、テーブル１８は固定とし、加圧装置１２全体をペー
ス１６の側面に沿って水平移動させるようにした移動装
置を用いても成形ロール５８．６０を心金１０の両側面
に沿って倣わせることも可能である。又、加圧装［１２
の曲げ工具として成形ロール５８．６０を用いたが、シ
ュー（固定ブロック）を用いてもワーク９０を曲げ加工
することが可能である。

又、前記実施例においては成形ロール５８．６０の加圧
装置としてシリンダ５０．５２を作動することについて
述べたが、シリンダ５０．５２の代わりに位置決め機能
を有するモータを用いて成形ロール５８．６０の位置を
制御して成形を行なってもよい。

又前記実施例においては成形ロール５８．６０を用いて
心金１０上のワーク９０を押し当てるようにされている
ため、プレス型のようにポンチとダイスのクリアランス
を考慮する必要がｆｘ／、ワーク９０の板厚に対して自
在に対応できる。

又本実施例においては、曲げ工具として成形ロール５８
．６０を用いたため、加工力が小さくてすみ、騒音とし
てはシリンダなどの駆’ｆｉｈ　７ＪＩＦの騒音のみで
あり、プレス加工によって成形する場合よりも騒音レベ
ルを低減することができると共に製品表面にかじりかど
が発生するのを抑制することができる。

又、本実施例においてＴｒｉ素材抜き祠から成形を行な
うよう圧したため、ロールフォーミングのように、アン
コイラ、レベラ、切断装置などの付帯設備が不要となり
、装−〇コンパクト化を図ることができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように１本発明によれば、心金又は加圧装
置のうちいずれか一方を心金の曲Ｈ状側壁に沿って移動
させると共に、心金に支持されたワークの両端部に心金
の両Ｇ１＋１面側から押圧力を加えてワーク両端部に、
心金の形状に倣いながら曲げ加工を施すようにしたため
、板材に伸び７ランジ、縮みフランジを形成するＵ曲げ
加工を施すことができると共に形状の異なるＵ曲げ製品
に対する型の汎用性を高めることができるという優れた
効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す装置の全体斜視図、第
、２図は第１図に示す加圧装置の要部断面図、＠３図は
第２図に示す成形ロールを用いたときのＵ曲げ製品の一
例を示す図、第４図は異なる成形ロールを用いた加工工
程を説明するための図、第５図は第４図に示される加工
工程によって成形されたＵ曲げ製品の一例を示す図、第
６図は心金の他の実施例を示す断面図である。１０・・・心金、１２・・・加圧装置、１４・・・移動
装置、１６　　・・・ワーク押え装！ＦＪ’、　　１８
・・・テーブル、２６・・・モータ、３２・・・送りね
じ、３４・・・軸受、５０，５２゜１０２・・・シリン
ダ、５８．６０・・・成形ロール、９２・・・門型フレ
ーム、９４・・・１ｔＬｔロール。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ワークを支持する板状の雄型を構成しワークに対
する曲げ形状を規制する一対の側壁が互いに曲線状に延
在する心金と、心金に支持されたワークのうち心金の各
曲線状側壁から突出したワーク両端部に、心金の両側面
側から当接する一対の雌型用成形ロールを有し、各成形
ロールが互いに接近する方向に作用する押圧力を各成形
ロールに加えて各成形ロールを心金の側壁に沿って倣わ
せる加圧装置と、心金の曲線状側壁が延在する方向にほ
ぼ沿って心金又は加圧装置のいずれか一方を移動させる
移動装置と、加圧装置に回転可能に固定されて心金上の
ワーク表面に当接する押えロールを有し、その押えロー
ルを介してワーク表面に圧力を加えて、加圧装置の押圧
力によってワークが心金から離脱するのを阻止するワー
ク押え装置と、を含むことを特徴とするＵ曲げ加工装置
。