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JPS6168419A - 消炎剤 - Google Patents

消炎剤

Info

Publication number
JPS6168419A
JPS6168419A JP59189877A JP18987784A JPS6168419A JP S6168419 A JPS6168419 A JP S6168419A JP 59189877 A JP59189877 A JP 59189877A JP 18987784 A JP18987784 A JP 18987784A JP S6168419 A JPS6168419 A JP S6168419A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
krill
protease
inflammatory
oral administration
genus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP59189877A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0528208B2 (ja
Inventor
Kenji Hara
健次 原
Kenji Mansei
満生 健次
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP59189877A priority Critical patent/JPS6168419A/ja
Publication of JPS6168419A publication Critical patent/JPS6168419A/ja
Publication of JPH0528208B2 publication Critical patent/JPH0528208B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は消炎剤に関し、更に詳しくは、オキアミの水性
抽出物を有効成分とする消炎剤に関する。
〔従来の技術〕
動物、植物、微生物由来のプロテアーゼは、広く臨床的
に内科、外科、眼科、産婦人科、泌尿器科、歯科口腔外
科の領域で、単純な正常反応性炎症、血栓性静脈炎、慢
性気道、副鼻腔炎、膿胸、血胸、乳汁うつ滞、乳腺炎な
どに用いられている。
現在臨床的に用いられているプロテアーゼとしては、ト
リプシン、α−キモトリプシン、パンクレアチン、パパ
イン、プロメライン、プロナーゼ。
プロクターゼ、セラペプターゼ(セラチオペプチダーゼ
)、セアプローゼS(セミアルカリプロテアーゼ)、モ
ンサントエンザイム等が挙げられる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、これらのプロテアーゼは、経口投与し九
場合に、期待した程の効果が得られないことがあること
、過敏症、悪心、両部不快感、発疹、発赤などの副作用
を生ずることがあること、更には一定量経口投与した場
合にも個人によって効果発現の程度に差があるなどの問
題点を有するため、経口投与した場合に副作用がなく、
かつ強力な抗炎症作用を有する新規な消炎剤、就中消炎
酵素剤の開発が熱望されていた。
〔問題点を解決するための手段〕
斯様な実情に鑑み、本発明者等は、経口投与が可能で、
原料面でも制約のない消炎酵素剤の開発研究を鋭意進め
てきたが、オキアミの抽出物に抗炎症作用があることを
見い出し、本発明を完成した。
すなわち本発明は、オキアミの水性抽出物を有の粉砕物
を水と混合することにより得られる。
本オキアミの水性抽出物は、プロテアーゼ活性に富み、
オキアミ水性抽出物よシ通常の酵素分離・精製法で分離
したプロテアーゼは更に強い抗炎症能を示した。
オキアミの水性抽出物からのプロテアーゼ(以下、オキ
アミプロテアーゼということがある)の分離・精製方法
は、特に制限されず、公知の方法で実施される。例えば
、オキアミの磨砕物を水と混合し、放lit後、その上
澄部を採取し、その上澄部に硫酸アンモニウム(硫安)
等の塩を加え塩析する方法;アルコール、アセトン等の
有機浴媒を加え沈澱させる方法;限外口過(例えば、ア
ミコン社製、ダイアコロ−メンブレン YC)t−用い
て濃縮後、凍結乾燥する方法等によシ単離し、ジエチル
アミンエチル(DEAE )−セルローズ又はDIAI
−セファデックスを用いるイオン交換クロマトグラフィ
ー及びセファデックスG−50の様なゲルクロマトグラ
フィーを夫々単独若しくは併用して分別精製される。塩
析で単離した場合効成分とする消炎剤を提供するもので
ある。
オキアミは、全世界の海洋に分布し、特に南極周辺に多
く、生息量は数億トン〜20億トンといわれておシ、現
在の全世界漁獲量に匹適する5000〜7000万トン
/年の漁獲も可能と考えられているもので、原料供給の
面でも安定供給が可能である。
本発明で使用するオキアミとしては、スバーパ(5up
erba )、クリスタaoフイアス(crystal
l。
rophias )、フリシダ(frigida )、
トリアカンサ(triacantha )、ペランティ
ニ(vellantini )、ローシロストリス(l
ougirostris )、ルーセンス(1ucen
s )、シミリ、x、 (aimilis )、スピニ
7エラ(5pinifera ) 、vフルバ(rec
urva )等のオイファウシア(′Euphaugi
a )属;マカルーラ(ma−curura)、ビシナ
(vicina )、グレガリア(gre−garia
 )等のシサノエシサ(Thysanoessa )属
等のいずれでも使用可能であって、特別な種類に限定さ
れない。
オキアミの水性抽出物は、オキアミ若しくはそは、−過
若しくは遠心分離後、脱塩、凍結乾燥して粉末化可能で
ある。脱塩の方法としては、透析、セファデックスG−
25等を使用するゲル口過方法が例示される。
本発明のオキアミ水性抽出物の投与方法は特に限定され
ないが、経口投与の場合極めてすぐれた抗炎症能を示す
オキアミ水性抽出物の投与量は、経口投与の場合、プロ
テアーゼ量として10〜soo#lv/日が好ましいが
、症状の程度によって更に投与ikヲ増やすことも可能
である。
なお、・オキアミ水性抽出物であるプロテアーゼの毒性
はラットに対するLDllo  は腹腔的投与で59A
g以上で6D、経口投与で25 fA4以上であった。
〔作用〕
本発明のオキアミ水性抽出物の抗炎症作用の機作は未だ
解明されていないがオキアミ水性抽出物に含有されるプ
ロテアーゼに高活性が認められる率からして該プロテア
ーゼが抗炎症作用を呈すると推測される。
〔発明の効果〕
斜上の如く本発明のオキアミ水性抽出物、就中、オキア
ミ由来のプロテアーゼは、経口投与にて優れた抗炎症作
用を示し、低毒性で副作用もなく極めて優れた消炎酵素
剤である。
〔実施例〕
以下に実施例t−Sばて本発明を具体的に説明するが、
本発明はこれら実施例に制約されるものではない。なお
、実施例1におけるプロテアーゼ活性は次の方法によシ
測定した。
くプロテアーゼ活性の測定〉 ミルクカゼインLf’kO1I M リン酸緩衝液(P
)(7,6)l 0011LITIC@濁させ、15分
間煮沸して完全に溶解したもの全基質溶液とした。同緩
衝液4−に基質溶液1mj4加え、試料をQ、 l m
添加し、30℃60分間反応させた。12%トリクロル
酢酸Ql+j加えて反応を停止後、室温で30分以上放
置した。10℃、14000Xf、20分間遠心し、上
澄液の280nmの吸収を測定した。活性単位は10分
間に280 nmにおける吸光度ftlだけ増加させる
活性f:L単位とした。
実施例1 凍結されたオキアミ〔オイファウシア・スパーバ(Eu
phausia 5uperba ) :) ’e細か
く砕き、この粉砕物400?をO,l Mリン酸緩衝液
(pJ(7,0)1.5を中に加え、ホモジナイザーを
用いて0℃で2分間磨砕した。次いでホモシネ−)i、
0℃、6800X tで30分間遠心し上澄液を得た。
上澄液に硫酸アンモニウムを添加して65チ飽和とし、
0℃、1時間数l1iflk、遠心して塩析沈澱画分を
採取した。次いで該両分i 0.1 M IJン酸緩衝
液pH7,5に分散し、4℃においてセロファンチュー
ブを使用して蒸留水に対し透析脱塩した後、凍結乾燥し
てプロテアーゼ7、1 f 1f(得た。このもののプ
ロテアーゼ活性は335 U/fであった。
かくして得られたオキアミプロテアーゼの生理学的性質
は次の通りである。
■至適− オキアミプロテアーゼの一一活性曲線金、ミルクカゼイ
ンを基質に用いて求めた。結果を第1図に示す。なお、
−緩衝液は−に応じて100mMの酢酸(p)i4.0
〜6.0)、リン酸(pH6,5〜8.0)、トリス−
塩酸(pH7,5〜9.5)の各緩衝液を用いた。オキ
アミプロテアーゼはp)(6,0〜9.0にかけてのか
な9広す領域で強い活性を示し、−特異性は広いが、至
適−はP&(8付近と考えられる。
■至適温度 PH7,6テミルクカゼインを基質として各温度(00
〜60℃)で60分間反応させて、オキアミプロテアー
ゼ活性に及ぼす温度の影響を調べた。結果を第2図に示
す。至適温度は40℃付近であった。
■−安定性 オキアミプロテアーゼをPH3〜Pl(lol 30℃
でブレインキュベーションを行い、その−安定性を調べ
た。結果を第3図に示す。オキアミプロテアーゼは弱酸
性〜弱アルカリ性では安定であるが、酢性側、アルカリ
側ではやや不安定であった。
■温度安定性 オキアミプロテアーゼt−0,1Mリン酸緩衝液(pH
7,6)中で30分間所定の温度に放置したのち、ミル
クカゼインを基質として活性を測定し、温度安定性を調
べた。結果を第4図に示す。
オキアミプロテアーゼは60℃以上ではかなシ失活が認
められた。
実施例2 オキアミプロテアーゼの抗炎症作用: ウィスター系雄性ラット(体重約150P)(1群lO
匹)に20 q、〜の酵素を05扉lの生理食塩水に浴
解し経口投与した。30分仮に、ラットの足耶にカラゲ
ニン1チ生理食塩水溶液t−0,1mj注入し1時間ご
とに足各積を測定した。
なお、対照として生理食塩水0.5 d及びトリプシン
20 WAfを0,5ゴの生理食塩水に浴解したものを
用いた。結果を第5図に示す。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施列1で得られたオキアミプロテアーゼ活性
の一依存性を示す図面、第2図は同温度依存性を示す図
面、第3図は同−安定性金示す図面、第4図は同温度安
定性を示す図面、第5図はラットにカラゲニンを経口投
与した後の浮腫率の経時変化を示す図面である。 以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、オキアミ水性抽出物を有効成分とする消炎剤。 2、オキアミ水性抽出物がプロテアーゼである特許請求
    の範囲第1項記載の消炎剤。
JP59189877A 1984-09-11 1984-09-11 消炎剤 Granted JPS6168419A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59189877A JPS6168419A (ja) 1984-09-11 1984-09-11 消炎剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59189877A JPS6168419A (ja) 1984-09-11 1984-09-11 消炎剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6168419A true JPS6168419A (ja) 1986-04-08
JPH0528208B2 JPH0528208B2 (ja) 1993-04-23

Family

ID=16248670

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59189877A Granted JPS6168419A (ja) 1984-09-11 1984-09-11 消炎剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6168419A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5945102A (en) * 1994-11-22 1999-08-31 Phairson Medical Inc. Crustacean and fish derived multifunctional enzyme
US5958406A (en) * 1994-11-22 1999-09-28 Phairson Medical Inc. Acne treatment with multifunctional enzyme
US6030612A (en) * 1994-11-22 2000-02-29 Phairson Medical Inc. Antimicrobial uses of multifunctional enzyme
US6232088B1 (en) 1995-02-08 2001-05-15 Phairson Medical, Inc. Treatment and prevention of immune rejection reactions

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5958406A (en) * 1994-11-22 1999-09-28 Phairson Medical Inc. Acne treatment with multifunctional enzyme
US6030612A (en) * 1994-11-22 2000-02-29 Phairson Medical Inc. Antimicrobial uses of multifunctional enzyme
US6232088B1 (en) 1995-02-08 2001-05-15 Phairson Medical, Inc. Treatment and prevention of immune rejection reactions

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JPH0528208B2 (ja) 1993-04-23

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