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JPS6165885A - 新規合成中間体及びその製法 - Google Patents

新規合成中間体及びその製法

Info

Publication number
JPS6165885A
JPS6165885A JP18829584A JP18829584A JPS6165885A JP S6165885 A JPS6165885 A JP S6165885A JP 18829584 A JP18829584 A JP 18829584A JP 18829584 A JP18829584 A JP 18829584A JP S6165885 A JPS6165885 A JP S6165885A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pyridiniomethyl
cephem
carboxylate
amino
acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18829584A
Other languages
English (en)
Inventor
Toyoo Oine
大稲 豊生
Yoshihisa Yamada
義久 山田
Eisaku Yamato
大和 英作
Akio Nakao
中尾 明夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tanabe Seiyaku Co Ltd
Original Assignee
Tanabe Seiyaku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tanabe Seiyaku Co Ltd filed Critical Tanabe Seiyaku Co Ltd
Priority to JP18829584A priority Critical patent/JPS6165885A/ja
Publication of JPS6165885A publication Critical patent/JPS6165885A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Cephalosporin Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野] 本発明はセファロスポリン化合物の新規合成中間体及び
その製法に関する。
(従来技術) 式 で示される(3)(A)(6R、7R)−7−アミノ−
3−(1−ピリジニオメチルツー3−セフェム−4−カ
ルボキシレートは各種セファロスポリン系抗生物買の合
成中間体としてを用な化合物でありIPIえばβ−ラグ
タマーゼ産生菌を含むダラム陽性菌およびダラム陰性園
に対してすぐれ、た抗菌作用1fr:Wする(3)(A
)(6R、7R)−7−CCZ)−2−C2−7ミノチ
アゾールー4−イル)、 −2−(((3S )−2−
ピロリドン−3−イル〕オキシイミ/)アセトアミド)
−3−(1−ピリジニオメチル)−3−セフェム−4−
力ルポキシレートの合成中間体として用いることができ
る(特開昭59−51292号)。
しかしながら当該合成中間体は水溶性であり。
水溶液中で比較的不安定な化合物で・らることから遊離
塩基としての単離・精製が難しく高純位のものが得がた
いという技術的難点がある。その九め当該合成中間体は
これを2塩酸塩やモノ過塩素酸塩として単離し、fn製
する方法が提案されている(特開昭56−12397号
)。
(解決すべき技術的課題) しかしながらこれらの塩は水溶性が高く、水溶液中無機
物との分離が容易でなく、収率も満足し難いという問題
があっ九。
(本発明の構成及び効果) 本発明音らは単離精製容易な(3)(A)(6R、7R
)−7−7ミノー3−(1−ピリジニオメチル)−キー
セフェム−4−カルボキシレートの塩について種々検討
した結果、モノヨウ化水素酸塩が最も単離、精表容易で
安定性の高い塩であることを見出し本発明を完成するに
至った。
本発明によれば(5R,7R)−7−アミノ−3−(1
−ピリジニオメチル)−3−セフェム−今− 旨己レボキシレート・モノヨウ化水素酸塩は。
fAI C6R、,7R) −7−ホルムアミド−3−
アセトキシメチル−3−セフェム−4−カルボン酸をヨ
ウ化アルカリ金属塩の存在下にピリジンと反応せしめた
後、得られる7−ホルムアミド−3−(1−ピリジニオ
メチルン化合物をひきつづき脱ホルミル化する27為 (B)(6F!、7R)−7−ホルムアミド−3−(l
−ピリジニオメチル)−3−セフェム−4−カルボキシ
レートをヨウ化水素酸、ヨ・フ化アルカリ金属塩もしく
はヨウ化アンモニウムの存在下脱ホルミル化するか。
IcI(3)(A)(6R、7R’)−7−アミツー:
う−(1−ピリジニオメチル)−3−セフェム−4−カ
ルボキシレートをヨウ化水;l:酸で中和するか、又は
IDI (6R、7R) −7−アミノ−3−(1−ピ
リジニオメチル)−3−セフェth−4−カルボキシレ
ートの水易溶性塩をヨウ化水素酸、ヨウ化アルカリ金属
塩もしくはヨウ化アンモニウbo存g下、 pHを約2
〜5に1整することにより製することができる。
以下各方法について説明する。
(A)法 ヨウ化アルカリ金属塩としては例えばヨウ化カリウム、
:1つ化ナトリウムがあげられ、とりわけヨウ化ナトリ
ウムが好ましい。これらのヨウ化アルカリ金属塩は、(
3)(A)(6R、7R)−7−ホルムアミド−3−ア
セトキシメチル−3−セフェム−4−カルボン酸に対し
約1〜20倍モル用いるのが適jである。反応は約50
〜90℃、とりわけ約65〜80℃で実施するのが好ま
しい。
つづく脱ホルミ化化反応は上記で得られた反応液に酸ヲ
加えてかくはんすることにより実施でき、酸としては−
えば塩酸、@酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸の如含缶機
酸があげられ・5゜反応は約O〜30℃で実施するのが
好ましい。
CB)法 7−ホルムアミド−3−(1−ピリジニオメチル)化合
向の脱ホルミル化は該化合吻km媒中でヨウ化水素酸、
ヨウ化アルカリ金属塩又はヨウ化アンモニウムの存在下
で酸処理することによf)実施できる。
ヨウ化アルカリ金属塩及び酸としCは前記fAI法にお
いて用い友ものがあげられるが、酸としてヨウ化水素酸
ヲ用いる場合には上記のヨウ化アルカリ金属塩等を用い
る必要はな贋。溶媒としては水又は水と低級アルカノー
ル(伝えばメタノール。
工夕/ −/りの混液があげられる。
反応は約0〜30℃で実施することができる。
尚、7−ホルムアミド−3−(1−ピリジニオメチル)
化合物としては例えば上記fAl法においてピリジンと
(3)(A)(6R、7R)−7−ホルムアミド−3−
アセトキシメチル−3−セフェム−4−カルボン酸の反
応液に個えば非イオン吸着性樹脂HP−20(商品名、
三菱化成社′g5)のカラムに導通して債製したものも
好適に用いることができる。
J:、記(At 、 IB+のいずれの方法によるとき
も反応終了後目的のモノヨウ化水素酸塩を晶析するに際
し、 PFL′を約2〜5.とりわけ約3〜4に調整す
るのが好ましい。
匹り跋 中和は(3)(A)(6R、7R〕−7−アミノ−3−
(1−ピリジニオメチル)−3−セフェth−4−fy
ルボキシレートをg媒に溶解しヨウ化水素酸を加えるこ
とにより実施でき、容易に結晶が析出する。
CD3法 (3)(A)(6R、7R)−7−アミノ−3−(1−
ピリジニオメチル)−3−セフェム−4−カルボキシレ
ートの水易溶性塩を溶媒に溶解し、ヨウ化水素酸、ヨウ
化アルカリ金鴇塙、ヨウ化アンモニウムを溶解せしめた
後、n銭もしくは無81塩基を加えてPHを調製するこ
とにより実施できる。
水易溶性塩としては例えば塩峻堰、2塩墳塩。
モノ過塩素酸塩などがあげられ、rs媒及びアルカリ金
媚塩としては前記の如きものがあげられる。
有嘱塩基としては例えばピリジン、トリエチルアミン、
ジエチルアミンなどがあげられ、)無機塩基としては倒
え;ばアルカリ金*V水酸化物もしくは炭4!塩、炭酸
水素アルカリ金璃塩などがあげられる。PHは約2〜5
.とりわけ約3〜4に調製するのが好ましい。
ゆくして得られる本発明の(3)(A)(6R、7R)
−7−アミノ−3−(1−ピリジニオメチル)−3−セ
フェム−4−カルボキシレート・モ/:Fつ化水素酸′
41は水に対して極めて低い溶解度を有することから0
反応液に多1量の水溶性の無機化合物やq機化合物が存
在する場合でも容易に純粋な結晶として析出し高純度、
高収率で製造し得るという産業1優れたTr徴を何する
。例えば本発明のヨウ化水素酸塩の水に対する溶解11
ま公知の21酸塩のそrtと比較しtJ合、約と1分の
1+21下であり。
従って例えば前記(3)(A)(6R、7R)−7−ア
ミ/−3−(1−ピリジニオメチル)−3−セフェム−
4−カルボキシレート・ジ塩覆塩は3倍量の水に室温で
溶解するが、かかる3倍量の水に溶解したセフェム化合
物もヨウ化水素酸塩とすれば95%以上の収率で同溶液
から回収することができる。
又、@2本発明の(At法で説明した如<(SR。
7R)−7−アミノ−3−アセトキシメチル−3−セフ
ェム−4−カルボン酸をヨウ化アルカリ金属塩の存在下
にピリジンと反応させたのち、脱ホルミル化させる方法
では反応液中の無蟻物が共存してくることになるが、か
かる反応液中に無Fa物又はWfi吻が多量共存する場
合にも目的とするモノヨウ化水素酸塩は反応柊了液に何
らの煩雑な操実施例 1 ヨウ化ナトリウム250F、ピリジン32.5S’を水
85−に溶解し、70℃に加熱する。この溶液に7−ホ
ルムアミドセファロスポランaIP509を加え、70
℃で1時間かく拌する。反応液を冷却しメタ/−ル25
0−を加え18〜20℃で22%の塩化水素を含有する
メタノール250−を滴下する。同温で1.5時間かく
拌後、析出した食塩全ろ別し、ろ液に水80 +d金加
え、ついでろ液にピリジンを加えpH3,5〜3.7に
調整し析出晶をろ取し、水及びメタノールで洗浄後、乾
燥することによ!7(61,7R)−7−アミノ−3−
(1−ピリジニオメチル)−3−セフェム−4−カルボ
キシレート・モノヨウ化水素酸塩・1水和物33ハ燗る
。収率45% m、9. 160〜163℃(分解) I RW”j0’ (ai”): 3300.2550
.1795゜ffl&? 1605.1485.1335,1150.1050N
  IJ  R(CFsCO*D  )  δ :  
3.70(IH,d、J=13H冨)。
3.97(IH,d、J=18Hz)、5.6〜5.9
(3H,br、S)。
6.25(IH,d、J=15Hz)、8.20(2H
,t、J=7)1z)8.67(IH,t、J=7Hz
)、9.Q2(2H,d、J=7Hz)元素分析値(C
>5HxsNsOss −H工φHzO)  。
計算値 C:35.71.H:3.69.N:9.62
゜Sニア、33.   I:29.02 実測値 C: 35.66 、 fl:3.62 、 
N :9.64 。
Sニア、19.   I:28.66 実施例 2 (3)(A)(6R、7R)−7−ホルムアミド−3−
(1−ピリジニオメチル)−3−セフェム−4−カルボ
キシレート4.02と20%メタノール−塩e20−に
ヨウ化ナトリウtk4−O9を溶解した1容液を混合し
10 +20℃で30分間かく拌する。
反応液に水10−を加えた後、ピリジンを加えてpHを
3,5に調整することによ13)(A)(6R、7RJ
−7−アミノ−3−(1−ピリジニオメチル)−3−セ
フェム−4−カルボキシレート・モノヨウ化水累酸塩・
1水和吻4.61を4友。
不易の物理化学的性状は実施例;で得たものと一致した
オメチル)−3−セフェム−4−カルボキシレート・2
塩酸塩・2水和物10.9Fを水30Tnlに謬解し、
これにヨウ化カリウム5.41を加える。ついでピリジ
ンを加えてp)lを3.5〜3.8に調整し析出晶をろ
取し、水及びメタノールで洗浄し乾燥することにより(
3)(A)(6R、7R)−7−アミノ−3−(1−ピ
リジニオメチル)−3−セフェム−4−力ルポキシレー
ト・モノヨウ化水素貨塩・1水和物11.5yを碍た。
氷晶の物理学的性状は実施例1で4eものと一致し乏。
実施例 4 ヨウ化ナトリウム23(1’、ピリジン382を水60
−に溶解し、70℃に加熱する。この1容液に7−ホル
ムアミドセファロスポラン酸581を加え、70℃で1
時間かく拌する。反応液を冷却しメタノール190−を
加える。この混合液にメタノール100−に濃硫酸75
グを溶解した溶液を15〜20℃で滴下し20〜23℃
で30分かく拌する。析出した無機物をろ別し、ろ液に
水80−を加えた後、ピリジンを加えてpHを3.4〜
3.7に調整する。析出晶をろ取し、水及びメタノール
で洗浄後、乾燥することにより(3)(A)(6R、7
R)−7−アミノ−3−(]−ピリジニオメチル)−氷
晶の物理化学的性状は実施例1で得たものと一致した。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(6R、7R)−7−アミノ−3−(1−ピリジ
    ニオメチル)−3−セフェム−4−カルボキシレート・
    モノヨウ化水素酸塩。
  2. (2)(6R、7R)−7−アミノ−3−(1−ピリジ
    ニオメチル)−3−セフェム−4−カルボキシレート・
    モノヨウ化水素酸塩水和物である特許請求の範囲第1項
    記載の化合物。
  3. (3)(A)(6R、7R)−7−ホルムアミド−3−
    アセトキシメチル−3−セフェム−4−カルボン酸をヨ
    ウ化アルカリ金属塩の存在下にピリジンと反応せしめた
    後得られる7−ホルムアミド−3−(1−ピリジニオメ
    チル)化合物をひきつづき脱ホルミル化するか (B)(6R、7R)−7−ホルムアミド−3−(1−
    ピリジニオメチル)−3−セフェム−4−カルボキシレ
    ートをヨウ化水素酸、ヨウ化アルカリ金属塩もしくはヨ
    ウ化アンモニウムの存在下脱ホルミル化するか、 (C)(6R、7R)−7−アミノ−3−(1−ピリジ
    ニオメチル)−3−セフェム−4−カルボキシレートを
    ヨウ化水素酸で中和するか、又は (D)(6R、7R)−7−アミノ−3−(1−ピリジ
    ニオメチル)−3−セフェム−4−カルボキシレートの
    水易溶性塩をヨウ化水素酸、ヨウ化アルカリ金属塩もし
    くはヨウ化アンモニウムの存在下、pHを約2〜5に調
    整することを特徴とする(6R、7R)−7−アミノ−
    3−(1−ピリジニオメチル)−3−セフェム−4−カ
    ルボキシレート・モノヨウ化水素酸塩の製法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007509893A (ja) * 2003-11-03 2007-04-19 ベーリンガー インゲルハイム インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング チオトロピウム塩の製法、チオトロピウム塩及びそれを含有する医薬組成物
CN102391289A (zh) * 2011-12-03 2012-03-28 齐鲁安替制药有限公司 头孢他啶中间体及头孢他啶的合成方法

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