JPS61645A - 織機の緯糸監視装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用可能性〕 本発明は、環状織機の緯糸が１円形おさによって形成さ
れた円形経路に沿ってウィービングシェッド（製織ひ道
）中において横断するウィービングシャツトル（製織シ
ャツトル）のそれぞれのボビンから繰出され、形成中の
管状織物の縁部に向って移送され、スキャナー手段が、
緯糸の欠陥に際して電気的な停止信号を発生させるため
に、それぞれの緯糸を監視するようにした、環状織機の
緯糸監視装置に関する。

〔従来の技術〕

従来の環状織機は、複数の部分ベルト軸を有し、これら
のベルト軸は、織機の円形おさの回りに環状に配列され
ており、全周に分配された２系統の経糸の一部分を案内
するための、内側及び外側のベルトを各々有し、これら
のベルトには、製織ひ道又は走行ひ道を形成するために
、間流の上下方向の往復運動が、主軸によって与えられ
る。円形のおさ、において主軸により循環駆動される製
織シャツトルは、走行ひ道に連続的にシャツトルと共に
搬送されるそれぞれのボビンから送出された緯糸を搬送
する。このようにして形成された管状織物が引出され、
平たんな管状織物としておかれる。

これに関連して、緯糸切れ又は緯糸パッケージに緯糸が
なくなるなどの緯糸の欠陥に際して、製織欠陥をさける
ように、織機を直ちにオフにするために、循環シャツト
ルから送出される経糸の正確な存在を注意深く監視する
ことがたいせつである。

この形式の従来の装置は、この目的のために。

光−可視信号送出器又はループ接点を使用する。

光バリア手段並びにループ接点は、特に製織シャツトル
の回転速度が実質的に高くなったことについて、今日の
要求を満たしえない。しがし光バリヤ手段は、外光の効
果を受は易く、塵埃が付着して光を通し難くなることに
より、反射帯又は反射テープの製造ができなくなる。他
方では、ループ接触手段は、今日の高性能織機には、非
常に限られた範囲で使用されているにすぎない。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明の目的は、従来の技術の欠点を除いた環状織機の
緯糸監視装置を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明によれば、この目的は、該スキャナー手段によっ
て作動可能な、容量性、誘導性、光−電気的又は磁気的
な無接触センサー系によって、前記停止信号を発生可能
とし、該スキャナー手段は、それぞれのシャツトル上に
支持された傾倒レバーを含み、該傾倒レバーは、引出さ
れた糸の作用を、復元力の作用に抗して受け、緯糸の欠
陥に際して、スイッチのように作用し。

前記おさ上に配設されたセンサー系の少くとも１つの信
号送出要素に組合されていることによって達成される。

この構成は、外光の効果も、塵埃又は摩耗による故障を
受けないうえに５反射帯又は反射テープの製造も容易に
でき、どんな回転速度でも安全に作用し、音響成度が高
く、高速である。

ボビンの全幅に亘って糸を引き出す際に、往復運動する
緯糸による傾倒レバーの安全な作動応力を得るための、
本発明の好ましい実施態様によれば、前記傾倒レバーが
、緯糸ボビンと平行に延長するルーラ−を含み、該ルー
ラ−には。

引出された緯糸が少くとも部分的に巻回されている。こ
れに関連した本発明の更に別の実施態様によれば、緯糸
ボビンの両端からその横方向に、前記ルーラ−からアー
ムが延長しており。

該アームは、シャツトル上の支持ピボットに移行し、指
向されたスイッチアームが傾倒レバーからおさの方に延
長している。この場合、傾倒レバーに作用する復元力は
、ばね手段、よじり応力又は傾倒レバー自身の重量によ
って発生させる。

更に、傾倒レバーが少くとも部分的に鋼線から成る場合
に、非常に簡略な本発明による監視装置が得られる。

次に本発明を図面に基づいて更に詳細に説明する。

〔実施例〕

第１図に示した環状織機は、それ自体として既知のよう
に、織機の機台１上に載置されている。機台１は円形の
フレームキャリヤ２を支持しており、フレームキャリヤ
２は、円形のおさ６と、織機のオンオフスイッチ４と、
軸６の支持用の別の枠部材５とを担持している。これら
の軸は、周知の仕方で、織機の主軸８０回りに円形に配
列され、織機のひ道形成手段の主要部を形成している。

そのほかに機台１上には、布引出し機構の支持体９が支
持されている。布引出し機構は、ここでは、布引出しロ
ール１０のみにより示されている。引出し域ｆは、織物
広げ装置１４も配設されている。更に５図示した環状織
機においては、経糸の引通しロール１５を左側に、そし
て経糸の引通しロール１６を右側にそれぞれ配置するこ
とができる。これらの経糸７（コースのみ示す）は、２
つの円周方向に配された経糸の集まりに分けられ１図に
は拝承しない複数群の経糸スプールによって周知のよう
に引出される。ウィービングシェッド（製織ひ道）を形
成するために、いわゆる開口運動ないしはシェッドモー
ション変更動作に従って。

一方の経糸の集まりを製織面のレベルから引上げると共
に、他方の経糸の集まりを、製織面のレベルから引下げ
、経糸の上部ひ道７′と下部ひ道７“を形成する。この
いわゆる製織ひ道又は多相ひ道には、緯糸ボビン６１（
第２図）と共に、少くとも１つの、一般にはいくつかの
シャツトル３０が、水平な経路に沿って通過する。

シャツトル６０が円運動を行なうため、緯糸ボビンから
引出された緯糸３２は管状の織物の縁部に移される。管
状の織物は、次に引出して。

平たんな管状織物としておくことができる。

以上に述べた環状織機の構造は、従来から知られたもの
であり、ここでは詳述しない。

この環状織機において考慮すべき問題は、循環運動する
シャツトル６０のボビン３１かう送出された経糸６２を
含入りに、機能的に高信頼性に監視し、緯糸の欠陥が生
じた時には１発生した停止信号４６によって織機を直ち
に停止させることである。

この目的のために、スキャナー手段により作動可能な、
容量性、光電子的又は磁気的な無接触センサー装置４０
によって、前記停止信号４３を発生させる。スキャナー
手段は、傾倒レバー４１から成り、この傾倒レバーは、
それぞれのシャツトル６０上に支持され、引出された糸
の作用を復元力の作用に抗して受け、緯糸の欠陥が生じ
た時は、スイッチのように作用し。

おさ６上に配されたセンサー装置の少くとも１つの信号
送出要素４２に組合されている。

信号送出要素４２へのシャツトル６ｏの円経路を状態程
度；（短縮する（（（ま、おさ６上１て、第１図に示す
ように、円周方向に複数の信号送出要素４２を配設する
ことが特に好ましい。

傾倒レバー４１は、第２，６図に詳細に示すヨウニ、ル
ーラ−４２を有し、このルーラ−は、ボビン６１と平行
に延長しており、ルーラ−２４２の回りには、引出され
た緯糸６２が少くとも部分的に巻回されている。

これに関連して、アーム４３は、ボビン６１０両端から
、その両＠ｉに、ルーラ−４２から延長し、シャツトル
３０上において支持ピボット４４に移行しており、指向
されたスイッチアーム４５は、傾倒レバー４１かも、お
さ３廻向って延長している。

傾倒レバー４１に作用する復元力は、傾倒レバー４１及
びその支持部（この支持部はもちろん適宜のものとして
よい）の特定の構成に従って、ばね手段、引張応力又は
傾倒レバー自身の重量によって発生させる。

更ｙ、傾倒レバー４１は、鋼線製とし、ルーラ−４２に
は、糸をゆるく保護して案内するための陶器製のケーシ
ング（図示しない）を配設すること、が特に好ましい。

本発明による緯糸監視装置の作用を、特に第２図を参照
して簡単に説明する。ルーラ−４２の回りに巻回されて
ボビン３１から織物の縁部４２に向って引出される緯糸
６２ば、シャツトル３０上のストッパー４６に向って時
計方向に傾倒レバー４１を傾倒させる。それと共に、傾
倒レバー４１のスイッチアーム４５は、その横断の間、
センサー装置４０の信号送出要素４２と共に、シャツト
ル６０が作用半径外になる位置にとどまっている。しか
し、緯糸３２が切れると、傾倒レバー４１はその予負荷
のために、おさ３に向って、ストッパー４７まで１反時
計方向に落下する。第２図では、スイッチアーム４５の
接触位置は、破線により表わされでいる。

これによって次の信号送出要素４２が横断の際に作動し
、織機の停止信号４６を供給する。

以上の説明かられかるように、前述した全部の要求を満
たしうる環状織機上の緯糸監視装置が１本発明により提
供される。特に、既存の織機を容易に変更し適合させる
ことができるだけでなく、他の糸処理装置の緯糸監視装
置の利用も可能となる。

本発明は、前述した構成のほかに、いろいろと変更して
実施することができる。例えば傾倒レバー４１は、別の
場所に配置し、例えば緯糸ホビー６１の回転中心に方向
決め自在に支持させてもよい。更に、光電子式スキャニ
ングの場合には傾倒レバーは、光バリヤの一方の部分を
支持してもよく、この部分は、糸切れに際して。

シャツトルのスクリーニングシールドの領域から、おさ
６上の光バリアの他方の部分の作用半径内に入り、それ
によって信号（図示しない）が発生する。

本発明は、前述した実施例のほかにも、いろいろと変更
して実施でき、前述した特定の構成しま単なる例示に過
ぎず、本発明を限定するものではない。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による環状織機の簡略な側面図、第２
図は、第１図の環状織機に組合される緯糸監視装置を示
す簡略へ側面図、第６図は、第２図に示した緯糸監視装
置の詳細な正面図である。 符号の説明 ３・・おさ％　６０・・シャツトル（製織シャツトル）
、３１・・緯糸ボビン（ボビン）、３２０．緯糸、４１
０．傾倒レバー＋　４３−−停止信号。 Ｆ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、環状織機の緯糸が、円形おさによつて形成された環
   状経路に沿つて製織ひ道中において横断する製織シヤツ
   トルのそれぞれのボビンから送出され、形成中の管状織
   物の縁部に向つて移送され、スキャナー手段が、緯糸の
   欠陥に際して電気的な停止信号を発生させるために、そ
   れぞれの緯糸を監視するようにした、環状織機の緯糸監
   視装置であつて、該スキャナー手段によつて作動可能な
   、容量性、誘導性、光−電気的又は磁気的な無接触セン
   サー系によつて、前記停止信号を発生可能とし、該スキ
   ャナー手段は、それぞれのシヤツトル上に支持された傾
   倒レバーを含み、該傾倒レバーは、引出された糸の作用
   を、復元力の作用に抗して受け、緯糸の欠陥に際して、
   スイッチのように作用し、前記おさ上に配設されたセン
   サー系の少くとも１つの信号送出要素に組合されている
   環状織機の緯糸監視装置。 ２、傾倒レバーが、緯糸ボビンと平行に延長するルーラ
   ーを含み、該ルーラーには引出された緯糸が少くとも部
   分的に巻回される特許請求の範囲第１項記載の環状織機
   の緯糸監視装置。 ３、緯糸ボビンの両端においてその横方向に、前記ルー
   ラーからアームが延長し、該アームは、シヤツトル上の
   支持ピボットに移行し、指向されたスイッチアームが傾
   倒レバーからおさの方に延長する特許請求の範囲第２項
   記載の環状織機の緯糸監視装置。 ４、傾倒レバーに作用する復元力をばね手段、よじり応
   力又は傾倒レバー自身の重量によつて発生させる特許請
   求の範囲第１項記載の環状織機の緯糸監視装置。 ５、前記傾倒レバーが少くとも部分的に鋼線から成る特
   許請求の範囲第１項記載の環状織機の緯糸監視装置。