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JPS6155112A - 二液常温硬化型ポリウレタン樹脂組成物 - Google Patents

二液常温硬化型ポリウレタン樹脂組成物

Info

Publication number
JPS6155112A
JPS6155112A JP59175888A JP17588884A JPS6155112A JP S6155112 A JPS6155112 A JP S6155112A JP 59175888 A JP59175888 A JP 59175888A JP 17588884 A JP17588884 A JP 17588884A JP S6155112 A JPS6155112 A JP S6155112A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
polyol
polyisocyanate
phosphate
resin composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP59175888A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadaaki Tsuji
辻 定昭
Masaya Ito
正哉 伊藤
Michiya Kurita
栗田 道弥
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Itoh Seiyu KK
Original Assignee
Itoh Seiyu KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Itoh Seiyu KK filed Critical Itoh Seiyu KK
Priority to JP59175888A priority Critical patent/JPS6155112A/ja
Publication of JPS6155112A publication Critical patent/JPS6155112A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、工業用モデル樹脂として好適な二液常温硬化
型ポリウレタン樹脂組成物に関するものである。
従来の技術 近年、プラスチックス成形品の商品開発に不可欠な工業
用モデルを安価に製作したいという要望が高まっている
。すなわち、射出成形によるプラスチックス成形品を1
市する場合、その前段階としてモデルを作成して市場の
評価を知ったり、各種の試験を行いたい場合が多いが、
最初の試作の段階から射出成形用の金型を製作すること
は多大の費用と期間を要し、その負担に耐えきれないか
らである。
そこで、試作の段階ではマスターモデルからシリコーン
ゴムでゴム型を作り、この型に適当な樹脂を注型して目
的とするモデルを製造することが行われている。このよ
うにすれば、たとえば数万円の費用と数日の期間でモデ
ルを作ることができる。
この目的の注型用樹脂、つまり工業用モデル樹脂として
、従来、二液型のエポキシ樹脂やポリウレタン樹脂が使
われている。
発明が解決しようとする問題点 ところで、工業用モデル樹脂としては、複雑な型を細部
まで正確に反映するため低粘度であること2作業性のた
め適当な可使時間は確保されること、しか[7ながら生
産性向上のため硬化速度は速いこと、また、得られる硬
化物が物性的にもすぐれていること、透明量が取得でき
ることなどが要求されるが、従来提案されているエポキ
シ樹脂は、常温では硬化しないか硬化に非常に時間がか
かる一H、得られる硬化物がもろく、また従来提案され
ているポリウレタン樹脂も、上記の要求を全て満たすに
は至っていない。
本発明は、このような状況に鑑み、上記の要求を満足す
る工業用モデル樹脂を提供すべくなされたものである。
問題点を解決するための手段 本発明は、 ポリオール成分よりなるA液とポリイソシアネート成分
よりなるB液とからなる二液型ポリウレタン組成物であ
って、A液には第三級窒素含有ポリオールが必須成分と
して含まれ、B液にはMDI系ポリインシアネートが必
須成分として含まれ、さらにA液およびB液の少なくと
も一方には含リンエステル系可塑剤が含まれれているこ
とを特徴とする二液常温硬化型ポリウレタン樹脂組成物
をその要旨とするものであり、このような°組成を見出
すことよりE記問題点を一挙に解決するに至った・ 以下、本発明の組成物を構成する各成分およびその役割
について詳述する。
本発明の組成物は、ポリオール成分よりなるA液とポリ
イソシアネート成分よりなるB液とからなる。
ポリオール成分よりなるA液には第三級窒素含有ポリオ
ールが必須成分として含まれる。第三級窒素含有ポリオ
ールとしては、トリエタノールアミン、N−メチルジェ
タノールアミン、トリイソプロパツールアミン、N、N
、N’、N’−テトラキス[2−ヒドロキシプロピル]
エチレンジアミンなどが用いられ、これらの中では特に
N、N。
N’、N’−テトラキス[2−ヒドロキシプロピル]エ
チレンジアミンが本発明の目的にとって重要である。第
三級窒素含有ポリオールは、ポリオール成分として作用
して所望の物性を有する硬化物を得るのに役立ち、かつ
、その中に含まれる第三級窒素の触媒作用により、ポリ
イソシアネート成分との反応を促進するのに効果がある
ポリオール成分としては上記第三級窒素含有ポリオール
のみを用いることもできるが、可使時間が極端に短かく
なる傾向があるので、通常は他のポリオールと併用する
ことが多い、ポリオール成分中に占める第三級窒素含有
ポリオールの割合は、30〜95重量%の範囲から選択
することが望ましく、特に35〜90重量%の範囲から
選択することが好ましい。
第三級窒素含有ポリオールと共に用いる他のポリオール
としては、グリセリン、トリメチロールプロパン、トリ
メチロールエタン、ペンタエリスリトール、ジグリセリ
ン、ソルビトール等の3価以トのポリオール、あるいは
これらの3価以Eのポリオールにエチレンオキサイド、
プロピレンオキサイド等のフルキレンオキサイドを付加
したポリオールが好ましいものとしてあげられ、場合に
よってはエチレングリコール、ジエチレングリコール、
トリエチレングリコール、プロピレングリコール、トリ
メチレングリコール、ブタンジオール、ヘキサンジオー
ルなどの2価アルコールも用いられる。
一方、ポリイソシアネート成分よりなるB液にはMDI
系ポリインシアネートが必須成分として含まれる。MD
I系ポリイソシアネートとしては、ジフェこルメタンジ
イソシアネート、カルポジイミV変性4.4−ジフェニ
ルメタンジインシアネート、ポリメライズドジフェニル
メタンジイソシアネート、ポリメチレンポリフェニレン
ポリイソシアネート、あるいはこれらからの誘導体プレ
ポリマーなどのMDI系ポリイソシアネートが好適なも
のとしてあげられる。MDI系ポリイソシアネート以外
のポリイソシアネートを併用してもよいが、あくまで主
成分はMDI系ポリイソシアネートであり、ポリイソシ
アネート成分に占めるMDI系ポリイソシアネートの割
合は50〜−100重量%、さらには70〜100重量
%とすることか望ましい。
そして、本発明においては、ヒ記A液およびB府の少な
くとも一方に含リンエステル系可塑剤を含有させること
が必須の要件となる。
台リンエステル系可塑剤としては、トリメチルホスフェ
ート、トリエチルホスフェート、トリブチルホスフェー
ト、トリー2−エチルへキシルホスフェート、トリブト
キシホスフェート、トリフXニルホスフェート、トリク
レジルホスフェート、タレジルシフ、ニルホスフェート
、トリスクロロエチルホスフェート、トリスジクロロプ
ロピルホスフェート、トリスモノクロロプロピルホスフ
ェートなどのホスフェート系可塑剤、トリフェニルホス
ファイト、トリストリデシルホスファイト、ジブチルハ
イドロジエンホスファイトなどのホスファイト系可塑剤
、ジブチルブチルホスフォ? ゛  ネート、ジ(2−エチルヘキシル)−2−エチル
ヘキシルホスフォネート、2−エチルへキシルホスフォ
ン酸モノ2−エチルヘキシルエステルなどのホスフォネ
ート系可塑剤等があげられ、これらの中ではホスフェー
ト系可塑剤またはホスファイト系可塑剤が特に望ましい
、これらは単独で用いてもよく、2種以上を併用しても
よい。
含リンエステル系可塑剤以外の可塑剤の単独使用は、第
三級窒素含有ポリオールおよびMDI系ポリイソシアネ
ートよりなる系の可塑剤としては相溶性が十分で1士な
く、その結果得られる硬化物の透明性を損なう傾向にあ
るので、本発明の目的には不適当であるが、ト記含すン
エステル系可塑剤と併用することは差支えない。
含リンエステル系可塑剤は、h記A液に配合してもよく
、あるいは上記B*に配合してもよく。
さらにはA液とB液の双方に配合してもよい。′台リン
エステル系可塑剤の配合量は、ポリオール成分およびポ
リイソシアネート成分の合計量に対し、5〜40重量%
、特に7〜35重量%の範囲から選枳することが好まし
い、含リンエステル系可塑剤の配合量が余りに少ないと
硬化物の透明性が劣り、一方余りに多いと硬化物の物性
を低乍させる。
含リンエステル系可塑剤の配合は、工業用モデルとして
の使用Hの諸点を満足させながら、透明な硬化物を得る
トで効果がある。また、リンを含有しているので、得ら
れる硬化物の難燃化にも貢献する。
h記ポリオール成分とポリイソシアネート成分との配合
割合は□、ポリジイシアネート中のインシアネート基が
ポリオール中の水酸基の総量に対し、0.8〜1.4当
量となるようにするのが、十分な硬化が図られるので好
ましい。
本発明においては、ト記必須成分のほか、適当量の有機
溶剤、たとえばトルエン、キシレンなどを配合してもよ
い。また、着色剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、充填剤
、難燃剤、架橋剤など各種の添加剤を必要に応じ配合し
てもよい。
ト記A液とB液とを使用右前に混合し、シリコーンゴム
等でできたゴム型に注入すれば、硬化は常温で進む、硬
化終了後脱型すれば、目的とする工業用モデルが取得で
きる。この工業用モデルは、試作品としてだけでなく、
大量生産前の少量生産品または限定生産品としても十分
な性能を持っている。
産業ト、の利用可能性 本発明の二液常温硬化型ポリウレタン樹脂組成物を用い
て得られた工業用モデルは、機械機器部品、電気電子機
器部品、日用品、装飾品、おもちゃ、内装材(欄間など
)、置物、仏具・仏像をはじめとする種々の用途の見本
ないし試作品や少量生産品として有用である。
実  施  例 次に実施例をあげて、本発明の二液常温硬化型ポリウレ
タン樹脂組成物をさらに説明する。
実施例1〜6、比較例1〜5 後記第1表のように、ポリオール成分よりなるA液とポ
リイソシアネート成分よりなるB液を調製した。配合割
合を示す数値は重量%である。
(第1表参照) なお、第1表中の略号は次の通りである。
QOD:N、N、N’、N’−テトラキス[2−ヒドロ
槃ジプロピル]エチレンジアミン(旭電化株式会社製り
オドロール)(第3級窒素含有ポリオール) sp−eoo :ソルビトール系のプロピレンオキサイ
ド付加物(旭電化株式会社製5P−600)G−300
:グリセリンのプロピレンオキサイド付加物(旭電化株
式会社製G−300) c−tooo :グリセリンのプロピレンオキサイド付
加物(旭電化株式会社製G−1000)CLPニトリク
ロルエチルホスフェート(ホスフェート系可塑剤) TCPニトリクレジルホスフェート(ホスフェート系可
塑剤) TP−1:hリフェニルホスファイト(株式会社大八化
学工業所製TP−1)(ホスファイト系可塑剤) DOP ニジオクチルフタレート DOAニジオクチルアジペート DOSニジオクチルセバケート Xylene:キシレン MTL:カルポジイミド変性4.4−ジ→エニルメタン
ジイソシアネートC日木ポリウレタン工業株式会社製ミ
リオネー)MTL−C)(MDI系ポリイソシアネート
) 次に第1表のA液とB液とを混合してその粘度、可使時
間、硬化時間(脱型時間)、硬化物の外観(透明度)お
よび硬度を調べた。
結果を第2衷に示す。
(第2表参照) なお、測定は次のようにして゛行った。
木 語間は、二液配合貞後の粘度(単位は、 cps/
25℃)。
木 可使時間は、二液を配合して放置し、粘度が500
00CP、9にH昇するまでの時間(単位は1分:秒)
* 脱型時間は、樹脂100gをポリエチレン製容器に
注入し硬化させたときの重力脱型時間(中位は1分二秒
)。
本 外観は、目視観察による。
透:透明、 半:半透明、 不:不透明本 硬度は、脱
型24時間後のシヨアD硬度。
発明の効果 本発明の組成物は、粘度が低いためゴム型への注型作業
性が良好であり、可使時間が適度で作業に支障はなく、
シかも脱型時間が短かいので生産性が高く、得られる硬
化物は透明であり、さらには得られた硬化物の硬度は大
で、ゴム型の再現性も細部までシャープであり、T業用
モデル樹脂(試作品製造用樹脂または少量生産品)とし
て最適である。
第1表

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、ポリオール成分よりなるA液とポリイソシアネート
    成分よりなるB液とからなる二液型ポリウレタン組成物
    であって、A液には第三級窒素含有ポリオールが必須成
    分として含まれ、B液にはMDI系ポリイソシアネート
    が必須成分として含まれ、さらにA液およびB液の少な
    くとも一方には含リンエステル系可塑剤が含まれれてい
    ることを特徴とする二液常温硬化型ポリウレタン樹脂組
    成物。
JP59175888A 1984-08-24 1984-08-24 二液常温硬化型ポリウレタン樹脂組成物 Pending JPS6155112A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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