JPS6152906B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6152906B2 JPS6152906B2 JP15340178A JP15340178A JPS6152906B2 JP S6152906 B2 JPS6152906 B2 JP S6152906B2 JP 15340178 A JP15340178 A JP 15340178A JP 15340178 A JP15340178 A JP 15340178A JP S6152906 B2 JPS6152906 B2 JP S6152906B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- compressor
- pressure
- refrigerant gas
- oil tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003921 oil Substances 0.000 claims description 54
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 claims description 18
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 claims description 13
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 claims description 12
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 10
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 claims description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 3
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000006260 foam Substances 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Compressor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この考案は遠心式冷凍機、特に潤滑システムに
関するものである。
関するものである。
第１図は従来より知られている遠心式冷凍機の
冷媒ガスと潤滑油の系統を示したものである。
冷媒ガスと潤滑油の系統を示したものである。
図において、１は遠心式圧縮機、（以下圧縮機
と称す）２は圧縮機１の増速装置、３はモータ
ー、４は油溜り室、５はモーター室、６はモータ
ー室５と油溜り室４を仕切るシール、７は油溜り
室４と圧縮冷媒ガスを仕切るシール、８は凝縮
器、９は膨張弁、１０は蒸発器、１１はオイルタ
ンク、１２はオイルポンプ、１３は給油配管、１
４は油溜り室４からオイルタンク１１への油返送
管、１５はオイルタンク１１と圧縮機吸込側との
均圧管、１６はモータ冷却用膨脹弁である。
と称す）２は圧縮機１の増速装置、３はモータ
ー、４は油溜り室、５はモーター室、６はモータ
ー室５と油溜り室４を仕切るシール、７は油溜り
室４と圧縮冷媒ガスを仕切るシール、８は凝縮
器、９は膨張弁、１０は蒸発器、１１はオイルタ
ンク、１２はオイルポンプ、１３は給油配管、１
４は油溜り室４からオイルタンク１１への油返送
管、１５はオイルタンク１１と圧縮機吸込側との
均圧管、１６はモータ冷却用膨脹弁である。
次に冷媒ガス系統及び油系統について説明す
る。蒸発器１０で気化した冷媒ガスは圧縮機１で
圧縮され、凝縮器８で液化し膨脹弁９で減圧され
再び蒸発器１０に入り冷凍サイクルを構成する。
凝縮器８で凝縮した冷媒液の一部はモータ冷却用
膨脹弁１６を通りモーターの冷却に供される。潤
滑油はオイルポンプ１２により給油管１３を通つ
て圧縮機軸受（図示せず）や増速装置２等の被潤
滑部を潤滑し、いつたん油溜り室４に溜り油返送
管１４を通つてオイルタンク１１に戻る。
る。蒸発器１０で気化した冷媒ガスは圧縮機１で
圧縮され、凝縮器８で液化し膨脹弁９で減圧され
再び蒸発器１０に入り冷凍サイクルを構成する。
凝縮器８で凝縮した冷媒液の一部はモータ冷却用
膨脹弁１６を通りモーターの冷却に供される。潤
滑油はオイルポンプ１２により給油管１３を通つ
て圧縮機軸受（図示せず）や増速装置２等の被潤
滑部を潤滑し、いつたん油溜り室４に溜り油返送
管１４を通つてオイルタンク１１に戻る。
オイルタンク１１は均圧管１５により圧縮機１
の吸込側と均圧されている為運転中は圧力が低く
保たれ油溜り室４からオイルタンク１１への油返
送を容易にするとともに潤滑油への冷媒ガス混入
を最小限に防いでいる。
の吸込側と均圧されている為運転中は圧力が低く
保たれ油溜り室４からオイルタンク１１への油返
送を容易にするとともに潤滑油への冷媒ガス混入
を最小限に防いでいる。
（注、潤滑油への冷媒ガスの混入率は圧力が高
い程大きくなる。） 従来の冷媒ガス及び潤滑油系統は以上のように
構成されている為、オイルタンクの内圧は圧縮機
の起動と同時に急激に低下する。よつて、オイル
タンク内の潤滑油内に混入していた冷媒ガスが急
激に発泡し、（いわゆるフオーミングと呼ぶ）オ
イルポンプの体積効率が低下し必要な給油量が確
保できなくなつて冷凍機の運転に支障をきたすこ
とがあつた。
い程大きくなる。） 従来の冷媒ガス及び潤滑油系統は以上のように
構成されている為、オイルタンクの内圧は圧縮機
の起動と同時に急激に低下する。よつて、オイル
タンク内の潤滑油内に混入していた冷媒ガスが急
激に発泡し、（いわゆるフオーミングと呼ぶ）オ
イルポンプの体積効率が低下し必要な給油量が確
保できなくなつて冷凍機の運転に支障をきたすこ
とがあつた。
この考案は上記のような従来のものの欠点を除
去するためになされたもので、オイルタンクの内
圧を急激に低下させないために油溜り室に圧縮機
の吐出側高圧ガスの一部を流入することにより安
定した給油が維持できる遠心式冷凍装置を提供す
るものである。
去するためになされたもので、オイルタンクの内
圧を急激に低下させないために油溜り室に圧縮機
の吐出側高圧ガスの一部を流入することにより安
定した給油が維持できる遠心式冷凍装置を提供す
るものである。
以下この考案の一実施例を図について説明す
る。第２図において、１７は圧縮機１の吐出側と
油溜り室４を連通する配管途中に設けられたキヤ
ピラリチユーブから成る圧力調整手段である。な
お、その他の符号は第１図のものと同様であるた
め説明は省略する。
る。第２図において、１７は圧縮機１の吐出側と
油溜り室４を連通する配管途中に設けられたキヤ
ピラリチユーブから成る圧力調整手段である。な
お、その他の符号は第１図のものと同様であるた
め説明は省略する。
上記圧力調整手段１７であるキヤピラリチユー
ブの内径及び長さを適当に選択し、油溜り室４、
油返送管１４、オイルタンク１１を適度な圧力に
維持することによりフオーミングを押さえること
が出来冷凍機起動時の給油不良等のトラブルを防
止できる。
ブの内径及び長さを適当に選択し、油溜り室４、
油返送管１４、オイルタンク１１を適度な圧力に
維持することによりフオーミングを押さえること
が出来冷凍機起動時の給油不良等のトラブルを防
止できる。
圧力調整手段にキヤピラリチユーブの替わりに
オリフイス、圧力調整弁等の圧力調整用機器を使
用しても良い。
オリフイス、圧力調整弁等の圧力調整用機器を使
用しても良い。
また、第３図に示すようにキヤピラリチユーブ
等の圧力調整用機器の前後いずれかに止弁や自動
弁等の流路開閉手段１８を設け冷凍機起動時の必
要な時間だけ油溜り室に冷媒ガスを流入させるよ
うにしても良い。尚本考案はオイルタンクと油溜
り室が一体になつたものにも同様に適用できる。
等の圧力調整用機器の前後いずれかに止弁や自動
弁等の流路開閉手段１８を設け冷凍機起動時の必
要な時間だけ油溜り室に冷媒ガスを流入させるよ
うにしても良い。尚本考案はオイルタンクと油溜
り室が一体になつたものにも同様に適用できる。
以上のようにこの考案によれば油溜り室に高圧
冷媒ガスの一部を過度に流入するよう構成したの
で、起動時のフオーミングの程度を小さく押える
ことができる。従つて、潤滑系統のトラブルを防
止する効果がある。
冷媒ガスの一部を過度に流入するよう構成したの
で、起動時のフオーミングの程度を小さく押える
ことができる。従つて、潤滑系統のトラブルを防
止する効果がある。
第１図は従来の遠心式冷凍装置の冷媒ガス及び
潤滑油の系統図、第２図はこの考案の一実施例に
よる遠心式冷凍装置の冷媒ガス及び潤滑油の系統
図、第３図はこの考案の他の実施例を示す系統図
である。 図中１は圧縮機、２は増速装置、３はモータ
ー、４は油溜り室、５はモーター室、６はシー
ル、７はシール、８は凝縮器、９は膨脹弁、１０
は蒸発器、１１はオイルタンク、１２はオイルポ
ンプ、１３は給油管、１４は油返送管、１５は均
圧管、１６はモータ冷却用膨脹弁、１７は圧力調
整手段である。なお同中、同一符号は同一又は相
当部分を示す。
潤滑油の系統図、第２図はこの考案の一実施例に
よる遠心式冷凍装置の冷媒ガス及び潤滑油の系統
図、第３図はこの考案の他の実施例を示す系統図
である。 図中１は圧縮機、２は増速装置、３はモータ
ー、４は油溜り室、５はモーター室、６はシー
ル、７はシール、８は凝縮器、９は膨脹弁、１０
は蒸発器、１１はオイルタンク、１２はオイルポ
ンプ、１３は給油管、１４は油返送管、１５は均
圧管、１６はモータ冷却用膨脹弁、１７は圧力調
整手段である。なお同中、同一符号は同一又は相
当部分を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 圧縮機で圧縮された高圧の冷媒ガスが凝縮器
に送られ液化した後、膨張弁で減圧され蒸発器で
気化して上記圧縮機に入る冷凍サイクルと、上記
圧縮機に連設された油溜り室の潤滑油がオイルタ
ンクに入り、このオイルタンクから上記油溜り室
に連設された被潤滑部にオイルポンプによつて送
られる潤滑サイクルとを有する遠心式冷凍装置に
おいて、上記圧縮機で圧縮された高圧の冷媒ガス
の一部を、圧力調整手段を介して上記油溜り室に
流入するようにしたことを特徴とする遠心式冷凍
装置。 ２ 圧力調整手段がキヤピラリーチユーブで構成
されたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記
載の遠心式冷凍装置。 ３ 圧縮機で圧縮された高圧の冷媒ガスが凝縮器
に送られ液化した後、膨張弁で減圧され蒸発器で
気化して上記圧縮機に入る冷凍サイクルと、上記
圧縮機に連設された油溜り室の潤滑油がオイルタ
ンクに入り、このオイルタンクから上記油溜り室
に連設された被潤滑部にオイルポンプによつて送
られる潤滑サイクルとを有する遠心式冷凍装置に
おいて、上記圧縮機で圧縮された高圧の冷媒ガス
の一部を、圧力調整手段と、この圧力調整手段と
直列に接続された流路開閉手段とを介し、上記圧
縮機の起動時の所要時間のみ上記流路開閉手段を
開放して上記油溜り室に流入するようにしたこと
を特徴とする遠心式冷凍装置。 ４ 圧力調整手段をキヤピラリーチユーブで構成
し、流路開閉手段を自動開閉弁で構成したことを
特徴とする特許請求の範囲第８項記載の遠心式冷
凍装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15340178A JPS5577670A (en) | 1978-12-06 | 1978-12-06 | Centrifugal refrigerator |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15340178A JPS5577670A (en) | 1978-12-06 | 1978-12-06 | Centrifugal refrigerator |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5577670A JPS5577670A (en) | 1980-06-11 |
| JPS6152906B2 true JPS6152906B2 (ja) | 1986-11-15 |
Family
ID=15561674
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15340178A Granted JPS5577670A (en) | 1978-12-06 | 1978-12-06 | Centrifugal refrigerator |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5577670A (ja) |
-
1978
- 1978-12-06 JP JP15340178A patent/JPS5577670A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5577670A (en) | 1980-06-11 |
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