JPS61502939A - 選択圧なしで完全培地において培養することができる、発現ベクタ−により形質転換された菌株、特に酵母、の製造法並びにこのようにして得た菌株 - Google Patents
選択圧なしで完全培地において培養することができる、発現ベクタ−により形質転換された菌株、特に酵母、の製造法並びにこのようにして得た菌株Info
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- JPS61502939A JPS61502939A JP60503556A JP50355685A JPS61502939A JP S61502939 A JPS61502939 A JP S61502939A JP 60503556 A JP60503556 A JP 60503556A JP 50355685 A JP50355685 A JP 50355685A JP S61502939 A JPS61502939 A JP S61502939A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[相] 活性OMP脱カルボキシル酵素を合成できず、活性LJMPピロホスホ
リラーゼを合成できず、活性OMP脱カルボキシル酵素をコードする遺伝子をざ
らに担持した特定蛋白発現プラスミドにより形質転換されている、
ことを特徴とするサツカロミセス株。
[株] 特定蛋白がカテコールオキシゲナーゼである請求の範囲第23項に記載
の菌株。
■ 特定蛋白がα1−アンチトリプシンである請求の範囲第23項記載の菌株。
[相] 特定蛋白がヒルジンでおる請求の範囲第23項に記載の菌株。
■ 請求の範囲第20〜26項のいずれかに記載の細胞株を完全培地で培養し、
得られた蛋白を回収することを特徴とする特定蛋白の製造法。
明 細 書
選択圧なしで完全培地において培養することができる、発現ベクターにより形質
転換された菌株、特に酵母、の製造法並びにこのようにして得た菌株
本発明はバイオテクノロジー分野、特に商品価値を有する遺伝子発現用宿主とし
ての細胞、特にサツカロミセス・セレビシアエ(Saccharomyces
cervisiae)のような酵母の細胞の使用に関する。
ざらに詳しくは、本発明は、非形質転換細胞の発育に適するあらゆる種類の培地
で、ハイブリッドプラスミドを有するが、プラスミド損失乃至関連表現型損失の
ない酵母株を培養維持する方法に関する。
サツカロミセス・セレビシアエのような酵母でクローン化された遺伝子(異種で
おろうとなかろうと)の最大発現を得るため、該遺伝子につき最大のコピー数を
存在させる努力がなされている。その最も明らかな方法および実際一般に用いら
れている方法は、該遺伝子を細胞において多数のコピーに存在するプラスミドに
統合することにより永続ざUることである。しかしながら、これらハイブリッド
プラスミドの世代から世代への伝達は、常【こ確実でおるとは限らず、該プラス
ミドを含有する細胞だ[プを増殖させるために種々の選択方法が開発されている
。
これら選択方法のうち最も一般的であり、また培地へいかなる桑物または抗生物
質を添加する必要がないため最も安価である方法は、必る)立仏子の変異に帰因
する栄養要求性を有する菌株を宿主微生物とみなし、その欠損機能に備え1■る
j真信子をハイブリッドプラスミドに統合することで必る。
最小培地では、ハイブリッドプラスミド含有細胞のみが発育てき、一方、完全培
地では、プラスミド欠損細胞を含む全細胞が発育可能である。
この選択方法の欠点は、培地に栄養要求性を相補し得るいかなる分子を・も欠損
させねばならないため、該培地の選択に制限を受けることである。実際、最も広
く用いられている培地は合成実験培地でおり、該培地の価格はむ()ろ高い。
本発明は、培地組成に関係なく、その生存がプラスミドの存在に完全に依存して
いる、サツカロミセス・セレビシアエのような酵母株の’lJ造方法に関する。
本発明によれば、強化培地で細胞を発育させることができ、このこと(よ多数の
利点を有する:短い世代時間(約25%里い発育)、長い指数増殖期、大きな細
胞総量(乾燥重量として)、等。
一方、本発明によれば、実験苗において用いられる培地以外の必らゆる培地、特
に、より安1111iな発酵前液、:糖蜜等のような工業的に使用される各種の
培地を用いることができる。
工業的に価値のある物質を産生可能なものとするために、菌株を種々の、最小の
費用の、限定のない培地で培養できるように修飾することが可能である。
このため、本発明は、選択圧なしに完全培地で培養し得る、特定蛋白をコードす
る遺伝子のクローニングまたは発現用ベクターにより形質転換された菌株の製造
法であって、(a) それが存在しないことは株にとって致命的であり、少なく
とも2つの代謝経路により合成される代謝産物が確認され、
(b) 上記代謝経路の最初の経路が該経路に関!ゴする遺伝子の少なくとも1
つを改質させることにより遮断され、(C) 菌株がさらに改質した遺伝子の機
能的対立遺伝子を含有するベクタ・−により形質転換され、(d> 他方の代謝
経路が遮断される、ことを特徴とする前記方法に係わる。
本明細書の記載は本質的には酵母株について行われているが、他の菌株、特に細
菌株を使用することもできる。
S、セレビシアエ(3,CereViSiae)のような酵母は、ウリジン5′
−モノフォスフェート(UMP)の合成に導く2つの代謝経路を有している。そ
の第1は所謂デ ノボ(de nova )経路であり、リン酸カルバミルの合
成から始まり、中間体がウレイドコハク酸、ジヒドロオロチン酸、オロチン酸お
よびオロチジン5′−モノフォスフェート(0M丁)の順である5段階変換によ
りUMPに導かれる(lacroute、 1968;Jund and 1−
acroute。
1972>。
この代謝経路の最終段階であるOMPがらUMPへの脱カルボキシル化は、対応
する遺伝子がS、セレビシアエではURA3として知られているOMP脱カルボ
キシル酵素により触媒される。このOMP脱カルボキシル酵素の活性を欠<ur
a3−株は、デ 〃経路によってはもはやUPMを合成することができず、第2
代謝経路によってUMPに変換される外因性のピリミジン源、ウラシルまたはシ
トシン、を必要とする。
培地中に存在するウラシルおよび/またはシトシンは、2つの分子各々に特異的
なベルミアーゼによって細胞内に入ることができる。いったん細胞内に入ると、
シトシンは直接ウラシルに変換され、ウラシルはUPMピロホスホリラーゼ(ウ
ラシル ホスホリボシルトランスフェラーゼとしても知られている)によってU
MPに転換される( Lundおよび1−acroute 、 1970)。
OMPまたはウラシルを経ることなくUMPに導くその他の重要な代謝経路はな
い。従って、酵素細胞は、前記または図表1に要約した2つの経路の少なくとも
1つが機能してはじめて生存することができる゛。
この場合の方法の原則は次の通りで必る:活性OMP脱カルボキシル酵素の合成
に関与する遺伝子、即ち一般にはURAam伝子、を信子することにより、第1
代謝経路を遮断し、菌株を活性OMP脱カルボキシル酵素をコードする遺伝子、
即ち一般にはU RA a M信子、を含有するプラスミドベクターで形質転換
する。
簡単に言えば、ura3変異株を適当なプラスミドで形質転換し、ura+形質
転換体を選択する。
図表1 : 酵flns、セレビシアエにあけるウリジン5′−モノフォスフェ
ート生合成の2つの経路
オロチジン 5′−モノフォスフェート pathWay)シトシンーー→ ウ
ラシル pathvay)続いて、活性UMPピロホスホリラーゼの合成に関与
する遺伝子、即ちFURl座に位置すΦ遺伝子を改変する。
S、セレビシアエにおけるUMPピロホスホリラーゼをコードする遺伝子は、F
URlとして知られており(J undおよび1−acroute 、 197
0) 、これは複金属でおり、そこでのめる種の変異により細胞は、ピリミジン
塩基の、または対応するヌクレオシドおよびヌクレオチドの、轟らゆるフッ素化
アナローブに耐性となる。最も著しい耐性効果は、UMPピロホスホリラーゼ活
性の欠如によるものであり、対応する表現型は劣性でおる。
FUR13i伝子の改変はfurlとして特徴付けられる変異株と交雑させるこ
とにより、または以下に示す実施例のいずれかに記載の適当な培地での突然変異
並びに変異株の選択により行なうことができる。
本発明方法は、ベクタープラスミドによりコードされるあらゆる蛋白の製造また
はクローニングに、一般に有用であることは明らかでおる。発現の場合、プラス
ミドは、ざらに遺伝子の発現に必要な諸要素、特に酵母PGK (ホスホグリセ
ラード キナーゼ)プロモーターのような酵母プロモーター、および、場合によ
っては、例えばPGKターミネータ−といったターミネータ−を含有することが
できる。
発現プラスミドは、また、前記したように、大腸菌(イー、コリ(E、coli
)のような細菌において構築を生じさせ得る他の要素:即ち複製開始点、選択の
ための耐性遺伝子を含有していてもよい。
例えば、シュードモナス・プユチダ(p seudomonasputidae
)のxyl Em伝信子発現することができ、明らかに必らゆる遺伝子を発現
することができる。
ざらに、ヒトα1−アンチトリプシンをコードする遺伝子を発現することもでき
る。
実施例1ニブラスミドの存在によりura+となったura3酵母株のゲノムへ
のflJr1変異の導この実施例においては、プラスミドpTG807を用いて
、ura3株のOMP脱カルボキシル酵素活性欠損を補った。プラスミドpTG
807は、l−1irldI[部位に、URA3遺伝子(野生型対立遺伝子、B
aCh等、1979年)を含有するS、セレビシアエ染色体DNAの断片(1,
1キロ塩基対)を含有するpBR322由来のプラスミドである。U RA 3
5W伝子の末端(3′側)の約80塩基対下流に、即ち、クローン化された断片
の一端から約100塩基対と同等の位置に、単一3maI部位が存在している。
この部位はB型酵母の2ミクロン(2μ)プラスミドの複製開始点の片側のAV
a■およびl−1ind1部位により限られた約1キロ塩基対DNA断片をクロ
ーンするのに有用でおッた([3roach 、 1981 ) 、該AVaI
I−@ i ndlII断片は、pFLニブラスミドDNAの二重消化(Che
val l ier等、1979)、アガロースゲル電気泳動による異なる種々
の断片の分離およびギルビッツ(G 1rvitZ)らにより記載された方法(
1980)により探究された目的断片の溶出により得られた。次にこの断片をd
’N T P sの存在下に、大腸菌クレノーDNAポリメラーゼ1、続いて
ATPおよび必らかじめSma■部位で線状化されたpTG802DNAの存在
下にファージT4DNAリガーゼで処理した。このようにして、1)TG802
の3maI部位での2μのAVaII−Hi ndl断片の統合に由来し、該断
片の定位においてのみ互いに異なる2種類の新しいプラスミド(pTG806お
よびI)TG807)を得ることができた。
従って、プラスミド1m)TG807 (図表2)はニー大腸菌において豊能す
る原核性複製開始点、図表2−プラスミドp TG807の構造口:=コ3..
セレビシアエ染色体DNA配列−p BR322DNA配列
−−−−−2μプラスミドDNA配列
←■■二 大腸菌内での機能的複製開始点(oriE)を含む領域1に1)
←−−−− スケール(大きざ)
−8,セレビシアエにおいて機能する真核性複製開始点、−大腸菌での選択およ
び旦、セレビシアエ形質転換体の検出を可能ならしめるアンピシリン耐性遺伝子
(AP” >(Cheval l ierとAingleの試験、1979)、
−〇MP脱カルボキシル酵素をコードし、S、セレビシア工(ura3変異株)
なしでも大腸菌(pyrE変異株)においてもプラスミド選択を可能ならしめる
URA3遺伝子(Bach等、1979)
シテ(Broach 、 ’l 983 )プラスミドI)TG807にクロー
ン化されたという事実は、分裂して、ハイブリッドプラスミドをもはや含まない
であろう(有糸分裂分離)・細胞を生じる酵母細胞中のこのプラスミドの存在を
極めて不安定にする。選択培地における液体培養においてはプラスミドを含有し
−従って固体選択培地上に広げた後コロニーを形成することができる一細胞と、
もはやプラスミドを含有せず一固体選択培地でコロニーを形成し得ない一細胞と
の間に、平衡状態が認められる。極めて頻繁な欠損、およびプラスミドを欠失し
たばかりの細胞は限られた回数分裂する能力を保持しているという事実が、この
平衡状態の原因であり、選択培地における指数増殖期での培養においてさえ、該
プラスミド欠失した細胞に有利なままである(この場合約60%)。2μの複製
開始点および2μのREP3遺伝子座を共に有する他のハイブリッドプラスミド
の場合、この比率は5%以下(pJDB207の場合−BeggS。
1981)〜25%以上と様々である。この実施例においては、プラスミドの分
裂分離と関連した高い表現不安定性の極端な例を、研究を容易にするのに選んだ
。他の実施例では、分離がさほど重要でない例(プラスミドが工業的価値を有す
る異種遺伝子を発現するのに有用なより好ましい例)が示されている。
b) 形質転換株のプラスミド表現型に対するflJrI変異の影響に関する研
究
S、セレビシアエLJ ra−TGY 10−1の実験株(Mata ura3
−251−273−328>を利用できる。ura3−遺伝子型の他の株はいず
れも使用できる。この株をヒンネン(Hinnen)等に記載の方法(1978
)に従い、pTG807DNAで形質転換することによりura+とした。形質
転換した株TGY10−1/pTG807を同遺信子型株FE25−3 (Ma
tafur1−8>と交雑し、二倍体TGY7を形成させる(Mortimer
およびl−1awth1−1a、 1966参照)。YPG完全培地で8時間後
、カンプリング混合物を24時間前胞子形成培地(0,1%グルコース、1.1
M酢酸カリウム、ディフコ([)ifc○>0.25%酵母エキス、硫酸アンモ
ニウム5 ’j/Q 、ディフコ2%寒天)で転移させ、次に48時間胞子形成
培地(1%酢酸カリウム、2%ディフコ寒天)で転移させた。子嚢形成が十分で
あると顕微鏡観察を優先的に殺すエーテルでカップリング混合物を処理した。
該エーテル処理は以下のように行なう:カップリング混合物の一白金耳量を水1
mGに再懸濁させる。エーテル1m12添加後、この懸濁液を5分間激しく撹拌
し、これを半時間の間に2.3回行なう。純粋な水相o、”lmI2およびその
つと10倍希釈した0、1mf2を、完全培地(YPG)の皿に置く。交雑体か
ら分離する一倍体株をこのようにして選択する。
この様にして得た17コロニーを集め、固体完全培地で培養し、チェバリー(C
hevallier )およびエイグル(AiCllB)の方法(1979)に
より、これらのβ−ラクタマーゼ産生能を調べた。17コロニー中、4コロニー
のみがβ−ラクタマーゼを産生じた。
これら4つの産生株の性記号(sex sign>を検討し、これら株のうちの
1つの記号aを保存して、研究を続けた。
この株をTGY7−11とする。TGY7−11細胞の6−アザウラシルおよび
5−フルオロウラシルのような種々のウラシルアナローブに対する耐性を分析す
ることにより、TGY7−11/pTG807株を、液体完全培地(YPG)に
て、次のようにして継代培養した:タ方、培地25mQに細胞10’個/mQを
接種し、培養物を一晩生育させて約107個/mQを得(10世代)、次にこの
培養物から再び同一接種を開始し、この操作を続けて2回行ない、完全培地で3
0〜40細胞世代を得た。続いて細胞を希釈し、完全培地の皿に置き、−tm当
たり約200の分離コロニーを得た。
プラスミドの欠損を約30コロニーについて、チェバリー (Chevalli
el’ )およびエイグル(Aigle)の方法(1979)により、対照を用
いて検討した。実験は同一条件下で培養したTGYlo−1/pTG807親株
と平行して行なった。
約30コロニーを、でんぷん含有培地(ディフコ酵母窒素塩基6.5CJ/Q
;グルコース1g/Q:可溶性でんぷん2C1/9;ウラシル30mc+/Q:
、寒天20Q/Q、0.02Mリン酸緩衝液でpH6に緩衝)を含むぺ1・り皿
上で、少量の沈澱で二次培養した。30’Cで24時間培養後、同培地に層を注
ぎこんで過融合させ(44°C1寒天10Q/Q ) 、これに試薬3m!j/
mQ I 2 : 150m9/rrEII K : 3m3/mQアンビシ1
ノン>1.5n+Qを加えた。皿を一晩冷蔵庫内で、次いで暗所で空温で培養し
た。産生株の回りに脱色量が出現する。プレート4α(第4図)にDTG807
により形質転換されたTGY−10−1株由来のコロニーの培養物を示す。上の
第1列は2つの対照に関するものである;左側の陰性のものは非形質転換TGY
10−1コロニーであり、右側の陽性のもう1つの対照は選択培地に維持された
TGYIO−1/pTG807を示す。同様にプレート4βに、DTG807に
より形質転換されたTGY7−11株(ura 3. fu r 1 )由来ノ
コロニーノ培養物を示す。4αと同様にして、2つの対照は上の第1列に行なわ
れている。
このように培養されたTGY7−11株のこれらコロニーは、すべてプラスミド
pTG807を有しており、一方TGY10−1はいずれもこのプラスミドを有
していない。
この2株TGYIO−1およびTGY7−11は同遺伝子型であるため、これら
はTGY7−11に依存するfurl−B変異だけが異なっている。従って、こ
の変異の存在によりTGY7−11はプラスミドなしでは完全培地に生存し得な
くなると結論することができる。
第 1 表
5−フルオロウラシルの毒性作用に対する耐性閾値は、ウラシル(30μc+/
mQ)およびそのフッ素化アナローブの漸増量(10−6M以上)を添加した最
小培地を含有するベトリ皿で測定した。上記最大濃度は細胞がもはや発育しない
最大濃度である。
本実施例ではニ
一完全培地において、ハイブリッドプラスミドにより形質転換されたura3f
ur1s、セレビシアエ株を該プラスミドPA連表現型欠損の危険を冒すことな
く培養することができる、
−これらの条件下で培養された株は、プラスミドにより担持された異種遺伝子を
発現させることができる、−1−ur1変異は異種遺伝子の発現レベルを妨げな
い、OMP脱カルボキシル酵素活性およびUMPピロホスホリラーゼ活性の両者
を欠<ura3flJr1s、セレビシアエ株は、生育し得ない。従って、これ
らを形質転換レセプターとして使用することきはできない。従って、まずプラス
ミドを用いてura3株をura+に形質転換し、次にこの株を実施例1に記載
の交雑必るいは選択(実施例3)によりfurlとすることが必要でおる。これ
らの可能性に、まず代る手段としては、ura3変異対立遺伝子の場合は、同型
接合性で、t’ur1の場合は、異型接合性である二倍体を形質転換することで
ある。一旦、株がプラスミド形質転換によりura十にされると、この株は胞子
形成させることができ、fLlrl−培体分離体を選択することができるか、ま
たは、fUrlに同型接合性で必る(遺伝子変換により)二倍体株の誘導体を直
接選択することができ、この二倍体株を発現用宿主として使用することができる
。furに培体変換体を5−フルオロウラシルまたは6−アザウラシル含有培地
上で選択することは、これらの薬物の毒性に対するこれらの株の耐性が増大して
いるために、非常に容易である。
S、tレビシアエTGY7−11 (Mata ura3fur1−8/pTG
807)−倍体株(その構築は前記実施例に記載)を、非反応−倍体株、即らT
GYloo−1(Mata、h i s3.l eu2’)の同遺信子型ura
3誘導体と交雑させた。この交雑による二倍体接合体は、その遺伝子型が
(ura3his31eu2fur1/ )(ura3 + + + )DTG
80’7であり、表現型は野生型であり、顕微鏡操作により分離された。この株
を完全培地で培養することにより、プラスミドpTG807を欠損し、従って、
ura−となったコロニーを得るのは容易でおった。このようなコロニーを分離
し、TGY8として知られる対応する株を形質転換レセプターとして保存した。
このTGYB株はパスツール研究所微生物培養物国際奇託所(Collecti
on Nationale de Cu1tures deMicroorga
nismes de l’ )nstitut pasteur)に寄託されて
おり、その寄託番号はl−327である。
b)S、セレビシアエのura3i伝子およびシュードモナス・プユチダのXY
LE遺伝子を担持するハイブリッドプラスミドによるTGY8株の形質転換プラ
スミドpTG843は、発現ベクターpTG833の誘導体でおり、その構築は
フランス特許出願番号箱83108292@に詳細に説明されている。これを要
約すれば、I)TG843は、以下の構造を有する二12配列はDBR322の
それである。ECOR工部位の代りにURA3m伝子およ信子μプラスミドの複
製開始点を含有する断片が統合されており、その断片の構造はすてにpTG80
7に関して説明されている(実施例2)。
)−1indlIlおよびPvuII部位間のpBR322配列を、酵母PGK
遺伝子のプロモーターとターミネータ−との間に挟まれたシュードモナスのXY
LE (特許番号筒16016/83号および第83108292@)で置換す
ると、PGK遺伝子発現に通常用いられている信号の制御下に′#母でのXYL
E発現が起こる(フランス特許出願番号第84102350号)。
プラスミドpTG843により形質転換された酵母は、カテコール2,3−オキ
シゲナーゼを合成し、これはカテコール(無色生成物)を酸化して黄色生成物を
生じる。このプラスミドで形質転換した酵母のコロニーは、カテコールを吹きか
けると黄色になる。
TGYB株を既述の方法()(1nnenら、1978)によにあけるXYLE
3犯伝子の発信
子GY8/pTG843株を、TGY7について実施例1に記載のようにして胞
子形成させた。−培体分離体を前)ホのようにエーテル処理により分離した。之
等の一倍体のうち、5種のfurl−8株を、5−フルオロウラシト(5xlO
−3M)の毒性に対する耐性に基づいて選択した。
丁GY8株は、2つの非同遺伝子型親株に由来するため、その子株は互いに全く
遺伝的に異なる一倍体株からなる。
事実、5つのfur−1−F3分離体はすべてカテコールを吹き付けた後、黄色
を示すが、反応の強さや早さは株によって非常に異なり、このことはこれらの株
の遺伝的多様性を示している。
それぞれTGY8−2、TGY8−3、TGY8−7、GY8−9およびTGY
8−10として知られているこれら5株を、TGY7−11について実施例1に
記載されているように、完全培地において30世代以上にわたり培養した。平行
して、1)TG843により形質転換されたTGYlspl (ura3−hi
s3)実験苗株を、同一条件で培養した。培養物を希釈し、−鼎当り約100個
の分離コロニーを得るように完全培地にまいた。3日間発育させた後、細胞にカ
テコールを吹きつ(づ、カザミノ酸加最−はすべてカテコールと反応して黄色に
なり、最小培地子アミノ酸で発育し得ることが明らかとなった。
TGYlSl)1株の場合、呈色は観察できなかった;いずれのコロニーも最小
培地+アミノ酸で発育し得なかった。
これらの結果は、実施例1に記載の結果、即ち、完全培地でさえ、furl−B
変異はプラスミド欠損細胞を逆選択させるという結果を確認している。5つのu
ra3843株を液体培地、即ち前者の5株の場合は完全培地、後者の株の場合
はヒスチジン加最小培地中において一晩培養した。指数増殖期に入った朝に細胞
を集め、粉砕し、カテコール2,3−オキシゲナーゼ含量を調べた。測定結果を
第2表に示す(試験1)。TGYlSり1にあけるカテコール2,3−オキシゲ
ナーゼの比活性を1とすると、TGY8の分離株の活性は6〜19で必る。TG
Ylsplでの発現に対するこの過生産は、株間の遺伝的差異おるいは培養条件
の影響によって説明することができる。この第2の仮説を検討するため、完全培
地および最小培地で平行してTGY8−3株を培養して実験を繰返した。その結
果を第2表(試験2〉に示すが、カテコール2,3−オキシゲナーゼ活性は、細
胞を完全培地で培養した場合、約8倍はど明らかに浸れていることがわかる。
TGY8−3pTG843株は、パスツール研究所微生物培養物国際寄託所に寄
託されてあり、その寄託番号は■ura3株からの突然fur1変異株の選択酵
母でクローン化された遺伝子の発現レベルに関与するパラメーターの1つは、レ
セプター株のゲノムと考えられる。市る種の異種遺伝子を極めて高レベルで発現
し得るura3株の選択に成功したと仮定して、この株と非同)真信子型fur
’1株を、二倍体又は子株での極めて良好な発現の特徴を失なう危険を冒して交
雑させることは不利でおる。一方、形質転換されたura3株から直接に突然従
って、 fur1変異の該株での生理に対する特異的影響を研究することができ
る利点がある。
本実施例においては、記)本の、今度はプラスミドpTG856で形質転換され
た、TYGlspl (Mataura3 his3)株を選択した。pTG8
56の構造は、フランス特許出願番号第83/15716号に記載されている。
このプラスミドは、URA3遺伝子配列;ハイブリッドプラスミドの分裂分離を
著しく減するREP3座を有する2μプラスミドの複製開始点〔ジャラン(J
ayaran)ら、1983;キクチ(K 1kuchi )、1983;後者
はこの遺伝子座をSTBと命名している〕;酵母PGK遺伝子のプロモーターの
上流およびターミネータ−の下流にある狂犬病糖蛋白遺伝子のコード配列;およ
び複製開始点およびアンピシリン耐性遺伝子を含むpBR322配列を含んでい
る。
丁GY1 Spl pTG856株は、ヒスチジン添加最小培地で培養しなけれ
ばならないが、細胞が狂犬病糖蛋白産生能を失う傾向を示す完全培地で培養して
はならない。株が強化培地で培養され得るように、6−アザウラシル、5−フオ
ロウラシル、5−フルオロシトシン等のようなピリミジン塩基アナローブの毒性
作用に対する耐性に基づいてfur1変異株を選択することができる。
TGYl spl pTG856株の約107個を、5 mM5−フルオロウラ
シル添加完全培地に置いた。30″Cで8日間培養した後、12個の過コロニー
(5uper−colonies)を、1mM5−フルオロウラシル添加完全培
地で二次培養し、サブクローニングを行なった。サブクローニング後、この12
株を完全培地(1+nQ)で培養し、指数増殖期の終わりに集め、完全培地<1
mf2)に1000倍希釈して一晩培養した。翌日、細胞を希釈し、各株の10
0〜200の分離コロニーを得るために完全培地の皿に置いた。これと平行して
、同じ培養を、もとのTGY 1 !S o 1 /pTG856株について行
なった。ヒスチジン添加最小培地での発育能を保持していたコロニーの割合を、
それらをビロード上で発育させて検討した。この割合はTG−Y1Sp1pTG
856および5−Fu耐性の8種の誘導体の場合にには100%である。このよ
うに、プラスミドの存在と関連した表現型を欠失することなく完全培地で発育す
ることができた12株中の4株を得た。これら4株は対立遺伝子相補性検定によ
り、fLJr’l型変異を有し、一方他の8株は旦肛1とは別の座又は他の座に
1つ以上の変異を有することが確認できた。
本実施例は、プラスミドにより形質転換されたura3株からfur’l変異株
を容易に得ることができ、このような変異体は強化培地での培養に使用すること
ができることを示している。
第 2 表
種々のU母株におけるカテコールオキシゲナーゼの測定()中の数字は、ヒスチ
ジン添加最小培地において培養した王11株に対する過生成の比率を示す。
実施例4:酵母でのヒトα1−抗トリプシンを効果的に発現させるプラスミドの
構築
α1−抗1−リプシン(α+ −AT>遺伝子を含有するDNA断片を、大腸菌
エキスでの該蛋白の製造に使用されるプラスミドから分離した(フランス特許第
2539758号および2594082号、および特許PC”’r/FR841
00014号)。プラスミドρTG929は、上記特許に記載されてい′る。こ
のプラスミドDNAをPSt工で消化し、4 dNTPsの存在下にクレノー
(K Ienow )エキソヌクレアーゼを作用させ、最後に8(11IIで消
化した。次にα+ −ATm伝子合金有する断片を分離し、プラスミドpTG8
34のBglIIおよびE COR■部位(クレノー酵素で処理)間に挿入した
(第1図)。
その構築および性質はフランス特許第84107125号に詳細に記載されてい
る。得られたプラスミド(0丁0964)を大腸菌から分離してその配列を確認
し、次いでBglIIおよびpst工で消化した。
α+AT遺伝子を含有する断片を、第2図に示すように、BOIII−Pst工
断片の置換により別の酵母発現ベクターpTG849に転移させた。pTG84
9の構築および構造の詳細は、フランス特許第2552776号に記載されてい
る。得られたプラスミドは、pTG968として知pTG968DNAを用いて
上記酵母株TGY8を、形質転換してウラシル非要求性とし、形質転換株TGY
81)TG968を胞子形成させ、ftJr1胞子を前述のように5−FtJの
毒性作用に対する耐性に基づいて選択した。
これらfu r1胞子の1つに由来する、TGY8Sp33として知られている
一培体株を以下の研究に用いた。
TGY8sp33の遺伝子型は:
Matα/Mata 、 u ra3−251−373−328/ura3−8
52.furl−8/+、1eu2−半連続的(フィードバッチ)培養を、2Q
容ファーメンタ−(バイオラフイー(Biolafitte )社)で行なった
。
酵母はTGY8sp33株のYPG培地中12時間培醤物(500mQ )から
なる。培養物500 mQをファーメンタ−に入れる。濃縮培地溶液〔ビー1へ
糖蜜、100g/Q;(NH4)2304.2g/Q;KH2POa 、2g/
Q:M(1304・7H20,0,6(1/Q )をファーメンタ−に加え、炭
素含有基質の濃度を低レベル(200mM9)に保つ。温度を30’Cに保ら、
pHはアンモニア溶液20(J/Qを用いてpH5に調整する。通気は培養期間
中、1VVM〜3VVMに変化させる。溶存酸素張力を撹拌速度を代えて23°
Cで維持する。
培養中、エタノールを酵素法(ベーリンガーキット)により測定する。グルコー
スおよび蔗糖濃度を「T accuselPRG−GGL[Cj装置を用いて測
定する。酵母の発育を、次いで600nmで吸光度を測定(フィリップスPYE
UNICAM PU 8610分光光度計)し、また乾燥重量を測定することに
よりめる。
α+AT濃度を測定するため、培養物10mQを50o o rpmで5分間遠
心分離(JOUAN遠心分離機)し、ペレットを0.1Mリン酸緩衝液(pH7
>10mQで1回洗う。酵母を適当量の緩衝液(0,4mQ)中に取り出し、ガ
ラスピーズ(直径0.45111m>を用いて1分/サイクルの4回でこわす。
抽出物を11000Orpで10分間遠心分離(シグマ2 M K遠心分離機〉
し、上澄みを蛋白あよびα+−ATiの測定に利用する。α+ AT濃度は、放
射免疫拡散法(LCPartigen−3ehring)により測定する。蛋白
濃度はブラッドフォード(3rad4ord )の方法(1976)(バイオ−
ラドキット)により測定する。
原栄養細胞の割合は、培養物の数種の希釈物を強化培地量培養した後、酵母細胞
をYNBG培地+カザミノ酸(0,5%)含有ペトリ皿で生育させる。
強化培地において発育し、最小培地では発育できない細胞は、ウラシル要求性と
なる。
プラスミド(α+AT遺伝子)により形質転換されたU r a 3 f IJ
r 1株を、ファーメンタ−において培養することにより、
一α+ AT生産は該株の発育と関連している(第3図)、−プラスミドは安定
でおる〔第3表:20世代培養後プラスミド欠損は認められず、u ra3株(
TGY1sp4)の場合はそうでない〕、
ことが明らかでおる。
子世代でのf’ur+復帰株の出現を検定するため、種々の二次培養を完全培地
で行なった:即ち、YPG培地(100mQ)を含有するエーレンマイヤーフラ
スコに、細胞106個を接種し、10B個/mf2になるまで(12世代)撹拌
する。次いで細胞を新しい培養物100mQ中に10’個/mQに希釈する;こ
の操作を110世代まで繰返す。次に、この細胞を7×103個/mQに希釈し
、この希釈液(100μQ)の7整除数をペトリ皿にまく。
約5000コロニーを得、そのすべては最小培地で発育し、5−フルオロウラシ
ル(5mM)に耐性でめった。
また、−ザンブルをα+ATの測定に用いた。発現レベルの変化は認められなか
った(総蛋白の1%)。
これらの結果から、110囲代培養後、1.Jra3fur1株は、いかなる重
大な再配列もきたさないことが明らかで必る。
記載の実験は、ura3fur11母株が、複合培地、特に酵母生産に使用され
る培地での異種蛋白の生産に使用できることを示している。
実施例8:URA3+遺伝子およびプレプロヒルジンをコードする遺伝子を担持
するプラスミドによるし1ra3酵母株の形質転換
プラスミド1)TGl 818の説明
フランス特許第85/○6672号に記載のプラスミド1)TG1818は、酵
母でのヒルジンの発現およびその培養培地への分泌をもたらすように設計された
E、コリーS。
セレビシアエ(E、coli−3,cerevisie )シャトルベクターで
おる。
このプラスミドは、大腸菌において複製され得、且つアンピシリンを用いる選択
により、維持され得る大腸菌プラスミドDBR322配列を含んでいる。
ざらに、プラスミドpTG1818は、主要arsおよびそれと結合しているS
TB (またはRFP3>座を含有するnLa(B形)の2μプラスミド断片を
有している。
このプラスミドは、また酵母のURA3”iu伝信子含んでいる。従って、pT
G18.18はIJ r a 3− allイT醇母内で維持することができ、
その選択はピリミジン源のない培地での相補性により行なうことができる。
ヒルジン発現に必要な配列は、フェロモン前駆体遺伝子の最初のHin61部位
まで含む約1.2kbEcoRニ−Bg1■断片からなり(K Urjanおよ
び@ erskowi tz、 1982 )、該部位は、上記面駆体NH2P
re−pro−3el’−L eU−AS p−Glu−Ala−(31u−A
la−3er−1eu−AS p −hirudin −COOH(式中、pr
e−Proは、酵a7エローEンの最初の80個のNH2末端アミノ酸配列から
なり、hirudinは成熟ヒルジンの配列を意味する。〕の合成を得るように
ヒルジン配列に融合している。
pTG1818により形質転換されたTGY1sp4株(Matαhis3−1
1−15 ura3−251−373−328)は、ヒルジンに典型的な抗トロ
ンビン活性を有する蛋白を分泌する。この蛋白は培養培地(最小培地十0.5%
カザミノI:50mQ容エーレンマイヤーフラスコ中10舶培養;30’C)中
に見出される蛋白のほぼ10%外囚性ピリミジン源の存在下に培養したTGY1
sp4細胞におけるpTG1818の安定性を検討するために、形質転換された
TGYl 5p4pTG1818株を強化培地(TPG)10mQ中で培養し、
約10細胞世代を得た(104細胞/mQ接種、20時間培養)。細胞を希釈し
て、約200個を固体強化培地に置いた。2日間発育させた後、コロニーを0.
5%カザミノ酸添加最小培地でビロード上に写し取った。コロニーの約15%は
この後者の培地では発育し得ないことが明らかにされ、このことは細胞がプラス
ミドを失っていることを示している。
TGYlSI)4pTG1818からの5−FU耐性誘導体の選択
TGY1Sp41)T’G1818からfur’1g導体ヲ’yB択するため、
この株2X10”個を5−フルオロウラシルの0.3mg/mQを含有する完全
培地に置いた。30’Cで一週間培養した後、細胞芝の著しい残余発育にもかか
わらず、約100個の過コロニーが認められた。これら過コロニーの最大のもの
のうちの6個を、YP、G+0.9mc+、/mQ5−F Uでサブクローニン
グした。6個のうち5個が良好な発育を示したが、第6番目のものは、O’、
9mr+/m125−FUの毒性作用に対する耐性が弱まった。これらの皿から
各株の細胞を取り、希釈して各株の細胞の約200個を完全培地の皿に拡げた。
カザミノ酸添加最小培地で写し取ることにより、5つの最も耐性な株は、原栄養
性コロニーの100%を示し、一方6番目の株は、原栄養性細胞の10%だけを
示すことが判った。5つの優れた候補株のうち、2つを研究を続けるために保存
した。これらの候補株はTGY1sp4FUρDTG1818クローン6および
TGY1sp4FUρI)TG1818クローン9として知られている。
TGYlSl)4株およびそのFIJR誘導体におけるプラスミド1)TG18
18の安定性の比較
上記と同じ種類の実験を、TGY1sp4pTG1818および5−FU耐性コ
ロニー2個を用いて行なった;液体完全培地中で10細胞世代培養後、各株の細
胞を希釈して旧に約細胞200個を拡げた。各株当り6皿を用意し、各々約12
00コロニーを得た。
3日間発育させた後、コロニーをカザミノ酸0.5%添加最小培地でビロードに
写し取った。結果を、第4表に要約する。この結果から、上記試験により栄養要
求コロニーの約10%を示したTGY 1 S p4 pTGl 8 ”+ 8
株と、全く示さなかった5−FU耐性誘導体の間には、明らかな差のめることが
判った。
TGYl 5p4pTG1818株およびTGYlSl)41)選択培地(最小
培地)において、2つのFUR株は、丁GY15p4pTG1818株と比較し
て違った量のヒルジンを分泌するか?
TGY1Sp41)TG1818株およびFURクローン6誘導体を、カザミノ
10.5%添加YNBG10m(H,:おい平行して培養した。接種は一晩前培
養後(ODy。。
0.4〜0.8>、朝にODy o o 0.020で行なった。培養上澄みに
おけるヒルジン(抗トロンビン活性)の測定は、24.48および72時間目に
行なった。この3時点のいずれにおいても2株間に有意差は認められなかった(
第5表)。このことは、5−FU耐性のための変異はヒルジン分泌を妨げないこ
とを示している。
第5表
−0,5%カザミノ酸酸量最小培地よび完全培地における分泌の効果
TGY1Sp4pTG1818 5−FURクローン6株を0.5%カザミノ酸
酸量最小培地よび完全培地で平行して培養しく培養物100mQ>、上澄みの抗
トロンビン活性を24.48および72時時間和測定した。
第6表に示した結果から、FUR株は、同一細胞集団の場合、最小培地における
よりも完全培地において約5倍ヒルジンを分泌することが明らかでおる。これら
の条件下での最大産生は約10,0OOU/910D、つまりヒルジン約1mE
l/Q/○Dに達する。
下記の株をパスツール研究所微生物培養物国際寄託所(CNCM) <28ru
e du [)octeur−ROUX 。
75724 PARIS CEDEX15)に1985年4月30日に寄託した
:
・TGY1SlpTG1818サツカロミセス・セレビ251 373−328
his−3−11−15):寄託番号ニー441゜
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時開(hr)
国際調査報告
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)選択圧なしで完全培地で培養することができる、特定蛋白をコードする遺 伝子のクローニングまたは発現用ベクターにより形質転換された菌株の製造法で あつて、:(a)それが存在しないと前記株にとつて致死的であり、少なくとも 2つの代謝経路により合成される代謝産物が確認され、 (b)前記代謝経路の最初の経路が該代謝経路に関与する遺伝子の少なくとも1 つを改変させることにより遮断され、 (c)該菌株が、さらに、改変した遺伝子の機能的対立遺伝子を含有するベクタ ーを用いて形質転換され、(d)他の代謝経路が遮断される、 ことを特徴とする前記製造法。 (2)代謝産物がウリジン5′−モノフオスフエートである請求の範囲第1項に 記載の方法。 (3)最初の代謝経路に関与する遺伝子が活性OMP脱力ルボキシル酵素の合成 に関与する遺伝子であり、ベクターが活性OMP脱力ルボキシル酵素をコードす る遺伝子を含んでいる請求の範囲第2項に記載の方法。 (4)最初の代謝経路における改変した遺伝子がURA3遺伝子で、菌株が酵母 株であり、ベクターがURA3遺伝子の機能的対立遺伝子を含んでいる請求の範 囲第3項に記載の方法。 (5)他の代謝経路を遮断するため、活性UMPピロホスホリラーゼの合成に関 与する遺伝子を改変させる請求の範囲第1〜4項のいずれかに記載の方法。 (6)活性UMPピロホスホリラーゼの合成に関与する改変させた遺伝子がFU R1座に位置する請求の範囲第5項に記載の方法。 (7)URA3遺伝子の機能的対立遺伝子がサツカロミセス属に属する酵母株の DNAに由来する請求の範囲第4〜6項のいずれかに記載の方法。 (8)ベクターが少なくとも −酵母プロモーターの促進下にある特定蛋白をコードするDNA断片、 −酵母プロモーター、 −改変させた遺伝子の機能的対立遺伝子、を含有する請求の範囲第1〜7項のい ずれかに記載の方法。 (9)ベクターがさらに酵母の複製開始点を含有する請求の範囲第8項に記載の 方法。 (10)複製開始点が酵母の2μプラスミドのそれである請求の範囲第9項に記 載の方法。 (11)ベクターがpTG806およびpTG807から選ばれたプラスミドで ある請求の範囲第1〜10項のいずれかに記載の方法。 (12)特定蛋白をコードする遺伝子がxylE遺伝子である請求の範囲第1〜 11項のいずれかに記載の方法。 (13)ベクタープラスミドがpTG843である請求の範囲第12項に記載の 方法。 (14)ura3酵母株を栄養要求性を相補するベクターで形質転換し、una +株を選択し、次いでura+株の他の代謝経路を遮断する請求の範囲第1〜1 3項のいずれかに記載の方法。 (15)ura+株の他の代謝経路を遮断するため、これらの株をfur1変異 株と交雑させ、una+、fun1交雑物を選択する請求の範囲第14項に記載 の方法。 (16)ura+株の他の代謝経路を遮断するため、突然ura+、fun1変 異株を選択する請求の範囲第14項記載の方法。 (17)ura3に対してホモ接合性であり且つfur1に対してヘテロ接合性 である二倍体株を形質転換する請求の範囲第1〜13項のいずれかに記載の方法 。 (18)fur1−倍体分離株を、請求の範囲第17項に記載の二倍体株を胞子 形成させた後に、選択する請求の範囲第17項に記載の方法。 (19)fur1に対してホモ接合性である誘導体を、請求の範囲第17項に記 載の二倍体株を遺伝子変換した後に、選択する請求の範囲第17項記載の方法。 (20)請求の範囲第1〜19項のいずれかに記載の方法により製造された原核 性または真核性細胞。 (20)酵母である請求の範囲第20項に記載の真核性細胞。 (20)サツカロミセス属に属する酵母株、特にサツカロミセス・セレビシアエ である請求の範囲第20項に記載の真核性細胞。 (23)活性OMP脱カルボキシル酵素を合成できず、活性UMPピロホスホリ ラーゼを合成できず、活性OMP脱力ルボキシル酵素をコードする遺伝子をさら に担持した特定蛋白発現プラスミドにより形質転換されている、 ことを特徴とするサツカロミセス株。 (24)特定蛋白がカテコールオキシゲナーゼである請求の範囲第23項に記載 の菌株。 (25)特定蛋白がα1−アンチトリプシンである請求の範囲第23項記載の菌 株。 (26)特定蛋白がヒルジンである請求の範囲第23項に記載の菌株。 (27)請求の範囲第20〜26項のいずれかに記載の細胞株を完全培地で培養 し、得られた蛋白を回収することを特徴とする特定蛋白の製造法。
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