JPS6145827A

JPS6145827A - アルミニウム型材積載装置

Info

Publication number: JPS6145827A
Application number: JP16701484A
Authority: JP
Inventors: Toshio Wakui; 和久井　敏夫; Kaname Nakabayashi; 中林　要; Takeshi Sengoku; 仙石　剛; Kazutoshi Hashimoto; 橋本　和利
Original assignee: NITTETSU KAATENOOLE KK
Current assignee: NITTETSU KAATENOOLE KK
Priority date: 1984-08-09
Filing date: 1984-08-09
Publication date: 1986-03-05

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は型材積載装置に関し、アルミニウｌ＼型材（
以下型材と言う）の製造の分野で利用される。

（従来の技術）従来、押出機より搬送された金属型材をパレット上へ積
載するには、手作業による方法や、動力によって自動的
に行う方法がある。後者の自動的に行う方法では所定本
数の型材を把持してパレット上へ移送すると共に、パレ
ット上へ把持移送した型材を順次積上げる作業を自動的
に行うようにしたものである。

（解決すべき問題点）前記従来の方法において、手作業による方法では労力、
時間を要することは言うまでもなく、能率向上を阻害す
る問題点があった。

一方向動的に行う方法では、型材の把持および解放の際
に動作条件を検知、確認する必要があることから、動作
に時間を要し、高速化の隘路となっていた。又把持によ
る型材に対する傷、移送時の振動等による型材相互の摺
接傷の問題がある共に、パレット上に型材を積上げる際
には、既に積上げである型材の高さを正確に検出するこ
とが難しいことから、パレット上方より型材を落下させ
たり、或いは既に積上げである型材に対して押し付ける
こととなり、何れにしても傷発生の原因となると共に、
装置の操業に信頼性を欠く問題があった。

（問題点を解決する手段）然るにこの発明は押出機より搬送された型材をスキッド
アームを介してパレット上へ移送積載する装置であって
、スキッドアームに移送型材の下側にスペーサーを挿入
する為の機構を設けると共に、スキッドアームの前方に
パレット台を昇降可能に設置し、該パレット台に前記ス
ペーサーを介して型材を仮支持する支持機構を付設して
型々Ａ積載装置を構成し、前記問題点を解決しようとす
る゛ものであ。

前記スキッドアームは上昇、前進、下降、後）月の動作
を繰り返す部材で公知である。移送型材の下側にスペー
サーを挿入する為の機構は、スキッドアームの先端部一
側に設けたスペーサーポケットと、スキッドアームの下
方にスキッドアームに対して直角に設けたスペーサー供
給用のコンベアと、該コンベアの進行方向両側に昇降自
在に設けたスペーサー受けとで構成され、スキッドアー
ムが上昇する際には前記スペーサーポケット内にスペー
サー受は上のスペーサーが収まり、これによって移送型
材の下側にスペーサーが挿入されるようになっている。

又、スペーサーを介して型材を仮支持する支持機構は、
パレット台の両側（前記スキッドアームの前進、後退方
向）に回転自在に立設した複数組の支持杆で構成され、
支持杆の上端部にはスペーサーの端部に対する受板が固
着しである。前記支持杆は更に昇降自在としても良い。

（作　用）上記構成の型材積載装置においては、スキッドアームは
コンベアで運ばれて来た型材を、上昇過程で受は取る。

この時、同時に前記スペーサーポケットにはスペーサー
を受は取り、この結果スペーサーは型材の下側に挿入さ
れる。次にスキッドアームを前進させて型材をパレット
台の上方に移送すると、前記スペーサーポケットに受は
取ったスペーサーの両端部とパレット台に付設した仮支
持の機構における支持杆の受板が対向し、従って、次に
スキッドアームを下降させると型材はスペーサーを介し
て支持杆上に一旦仮支持される。最後にスキッドアーム
を後退させると共に、パレットを上昇させると、仮支持
の機構に支持された型材はパレット側へ移り、支持杆を
回転させて、スペーサーの端部と対向していた受板を外
側に退避させると共に、パレットを下降させると初めの
状態に戻り、以下同様の動作を繰り返せば、パレット上
に型材を順次積載することができる。

然して上記の装置おいては、型材のスキッドアームへの
受取り、仮支持機構への移し替えおよびパレット上への
積−ヒげ動作は何れの場合も型材を下方から上方に掬い
上げるような動作で行われ、しかも型材を把持する如く
の動作は不要であるので、把持による傷、粘接による傷
、落下或いは押し付けによる傷を型材に与えることなく
、パレット上へ型材を積載することができる。

（実施例）以下この発明の実施例を図面を参照して説明する。

第１図は装置全体を示す図であって、図中１はこるコン
ベアで構成されたソーゲージテーブルであり、定寸に裁
断された型材が順次送ら塾で来るテーブルであって、該
ソーゲージテーブル１と直角にベルトコンベア２．２が
所定間隔を保って並設されて、ソーゲージテーブル１上
の型材を所定本数宛矢示３の方向へ移送できるようにな
っている。

さて本発明の型材の積載装置は、前記ベルトコンベア２
．２で移送されて来る型材をパレット上に積載する装置
であって、スキッドアーム４と、スペーサーを型材の下
側に挿入する機構５と、パレット台６と、型材を仮支持
する支持機構７とで構成されている。

前記スキッドアーム４は前記ベルトコンベア２．２の前
端部一側に並設したアームであって、図示していない駆
動機構を介して矢示８．９．１０゜１１の如く上昇、前
進、下降、後退するようになっている。

スキッドアームの４の前端部外側には、断面コ字状のス
ペーサーポケット１２が上向きに固着してあり、該スペ
ーサーポケット１２と、スキッドアーム４の下方に設置
したチェーンコンベア１３等によってスペーサーを型材
の下側に挿入する機構５が構成されている。即ちチェー
ンコンベア１３がスキッドアーム４と直角に設置されて
あり、該チェーンコンベア１３にスキッドアーム４の設
置間隔に合せて爪１４．１４を設けると共に、チェーン
コンベア１３の進行方向両側には、前記スペーサーポケ
ット１２の下方側にスペーサー受１５．１５を昇降自在
に設置しである。

このスペーサー挿入機構５を構成したチェーンコンベア
１３とスペーサー受１５．１５の駆動はスキッドアーム
４の動作と一定の関係で行われるようになっており、ス
キッドアーム４の上昇時にはスペーサー受１５．１５上
のスペーサー１６がスペーサーポケット１２内に収まる
ように関連づけられている。スキッドアーム４側にスペ
ーサー１６が移ると、この機構は次のスペーサー１６を
準備するべくチェーンコンベア１３が駆動を開始し、各
スキッドアームの下方に夫々スペーサー１６を運ぶと停
止する。この間スペーサー受１５は下降しており、チェ
ーンコンベア１３が停止すると上昇し、スペーサー受１
５上にスペーサー１６を支承待機する。一方、スキッド
アーム４は上記動作の間に前進、下降、後退動作を行っ
ており、次の上昇時には、スペーサーポケット１２に、
スペーサー受１５上に支承したスペーサー１６を受は取
れるようになっている。

スキッドアーム４の前方にはパレット１７を載置するパ
レット台６が昇降自在に設置しである。

又、パレット台６の長手方向両側（スキッドアーム４の
前進、後退方向）には、前記スキッドアーム４のスペー
サーポケット１２に収められて運ばれるスペーサー１６
の夫々の両端部下方の位置に支持杆１８．１８が回転自
在に立設してあり、該支持杆１８．１８の上端部にはス
ペーサー１２内のスペーサー１６の両端部には対向すべ
く受板１９．１９が固着しである。

上記支持杆１８．１８並びに受板１９．１９はスキッド
アーム４によってパレッ１〜１７の上方に移送された型
材を仮支持する機構であって、前記スキッドアーム４を
前進させた後、下降させると支持杆１８．１８の受板１
９．１９上にスペーサーポケット１２内のスペーサー１
６の端部が載るようになっている。又、上記仮支持の機
構に支持されたスペーサー１６は、パレット台６を上昇
させることによってパレット１７側に移すことができ、
パレット台６を上昇させた時に前記支持杆１８．１８を
回転させて受板１９．１９を側方に向けると、パレット
台６を下降させる際には、パレット１７側に移したスペ
ーサー１６はパレット１７と共に下降させることができ
、仮支持の機構側へは戻らないようになっている。

第２図乃至第７図を参照して、上記実施例の型材積載装
置による型材Ｗの積載の様子を説明すると次の通りであ
る。型材Ｗがソーゲージ−テーブル１上に所定本数、移
送されるとベルトコンベア２が駆動し、型材Ｗをベルト
コンベア２の前端まで運ぶ（第２図）。この時スキッド
アーム４は下降、後退した位置にあり、又、スペーサー
を挿入する機構におけるスペーサー受け１５．１５には
スペーサー１６が載せられた状態にある。

次に第３図に示した如く、スキッドアーム４が矢示８の
如く上昇し、ベルトコンベア２上の型材Ｗをスキッドア
ーム４側に受は取ると共に、スペーサーポケット１２内
にはスペーサー１６を受は取る。

上記によって受は取った型材Ｗとスペーサー１６は、ス
キッドアーム４の矢示９方向の前進によ一１〇− ってパレット台１７の上方に運ばれる（第４図〉。

この段階では前記の通り、スペーサーを挿入する機構は
次の準備動作を開始する。

次にスキッドアーム４を下降させると共に、スペーサー
を挿入する機構のスペーサー受１５．１５は上昇させる
（第５図）。スキッドアーム４の下降によって、スキッ
ドアーム４によって運ばれたスペーサー１６は仮支持機
構７の支持杆１８に固着した受板１９．１９上に載り、
更に型材Ｗは受板１９．１つ上のスペーサー１６上に載
り、この状態で仮支持される。

続いて型材Ｗおよびスペーサー１６．１６を解放したス
キッドアーム４は第６図の如く後退して。

初期状態に戻る一方、前記パレット台１７はパレット台
６を介して上昇する。一方、パレット台６の上昇に従っ
てパレット１７は、仮支持機構７で仮支持した型材Ｗを
、下側にスペーサー１６．１６を敷いた状態で持ち上げ
る。

次に第７図に示す如く、仮支持機構７の支持杆１８を回
転させて受板１９を外側に逃すと共に、パレット台６を
下降させれば、型材Ｗの積載動作の一サイクルが完了し
、以下同様の動作を繰り返せば、パレット１７上に型材
Ｗが順次積載される。

積載の段数が規定の段数になった時には、パレット１７
を矢示２０の方向へ移動させると共に、パレット台６上
に別のパレット１７をセットし、同様の作業を続けるこ
とができる。

上記において、ベルトコンベア２とスキッドアーム４の
間、スキッドアーム４と仮支持機構７における受板１９
．１９の間および受板１９．１つとパレット１７の間で
夫々型材Ｗが移し替えられることになるが、何れの段階
においても型材Ｗを下方側から持ち上げる操作で移し替
えるようになっているので、型材Ｗを落下させたり、押
し伺けたすするおそれは皆無であり、移し替え時に型材
Ｗに傷を付けることを無くすることができる。

（発明の効果）以上に説明した通りこの発明によれば、型材の積載に当
って型材の把持動作は全く不要であるので、を材に把持
による傷を付けるおそれがないと共に、作業速度を速め
ることもできる効果がある。

又、型材の取扱いは全て下方価から持ち上げる操作によ
る移し替えによって行われるので、落下や押し付けによ
る傷も与えることが無い効果がある。

併せて装置の機構がいたって簡単であり、且つまた傷発
生によるトラブル減少と型材の送りトラブル減少により
装置の操業が安定し信頼性が高く稼働率が向上される。

然して高速でしかも型材の品質を維持できる装置が提供
できるので、製造上有効である。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例の斜視図、第２図乃至第７図
は実施例の動作を説明する一部斜視図である。４・・・スキッドアーム５・・・スペーサー挿入機構　　６・・・パレット台７
・・・仮支持機構１２・・・スペーサーポケット１３・・・チェーンコンベア１５・・・スペーサー受　　　　１６・・・スペーサー
１７・・・パレット　　　　　　１８・・・支持杆１９
・・・受　板

Claims

【特許請求の範囲】１　押出機より搬送されたアルミニウム型材をスキッド
アームを介してパレット上へ移送積載する装置であって
、スキッドアームに、移送型材の下側にスペーサーを挿
入する為の機構が設けられていると共に、スキッドアー
ムの前方にパレット台が昇降可能に設置され、該パレッ
ト台に前記スペーサーを介して型材を仮支持する支持機
構が付設されていることを特徴とした型材積載装置２　スペーサーを挿入する機構は、スキッドアームの先
端部一側に設けたスペーサーポケットと、スキッドアー
ムの下方にスキッドアームに対して直角に設けたスペー
サー供給用コンベアと、該コンベアの進行方向両側に昇
降自在に設けたスペーサー受けとで構成した特許請求の
範囲第１項記載の型材積載装置３　型材仮支持機構は、パレット台の両側に回転自在に
立設した複数組の支持杆の上端部にスペーサー端部に対
する受板を固着して構成した特許請求の範囲第１項記載
の型材積載装置