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JPS6136201A - 活性物質徐放製剤 - Google Patents

活性物質徐放製剤

Info

Publication number
JPS6136201A
JPS6136201A JP16004984A JP16004984A JPS6136201A JP S6136201 A JPS6136201 A JP S6136201A JP 16004984 A JP16004984 A JP 16004984A JP 16004984 A JP16004984 A JP 16004984A JP S6136201 A JPS6136201 A JP S6136201A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
active substance
preparation
releasing
wind
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP16004984A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0613441B2 (ja
Inventor
Yasuo Ninomiya
保男 二宮
Chiaki Komamura
千晶 駒村
Tetsuo Numamoto
哲夫 沼本
Takayuki Hiyori
隆之 日和
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Electric Industrial Co Ltd filed Critical Nitto Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP59160049A priority Critical patent/JPH0613441B2/ja
Publication of JPS6136201A publication Critical patent/JPS6136201A/ja
Publication of JPH0613441B2 publication Critical patent/JPH0613441B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は活性物質徐放製剤に関し、特に野外にて使用
する場合に、風の影響を受けずに安定した徐放性を有す
るようにしたシート状またはテープ状製剤に関するもで
ある。
従来の技術 環境汚染を引き起こさない剤中防除方法として、近年昆
虫の性フェロモンを含有させた製剤を野外に散布放置し
、フェロモンを大気中に放散することにより、昆虫をト
ラップに誘引して捕獲殺虫する所謂マス、トラッピング
法や、雄が雌を感知し、配偶行動をとるのを撹乱させる
所謂撹乱法等が注目されている。
上記のような目的のために使用するため従来は種々の構
造のものが知られているが、何れもフェロモン放出面が
露出し、風の影響を直接受けるようになっている。
発明が解決しようとする問題点 上記のように、製剤のフェロモン放出面が外部に露出し
ていると、風の影響で活性物質の放出速度が早くなり、
短期間しか効果を発揮することができなくなるという問
題がある。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たものであり、活性物質の放出速度が風の影響を受けず
、有効期間を長くすることができる活性物質徐放製剤を
提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段。
上記のような問題点を解消するため、この発明は、活性
物質を含有する製剤の活性物質放出面を、風の影響を受
けにくい構造によって保護し、活性物質の放出速痘を無
圧状態と同じようにしたものである。
作   用 活性物質を含有するシート状またはテープ状製剤の活性
物質放出面を風から保護し、上記放出面に風が直接当ら
ないので、無風状態と同じ速度で活性物質を放出する。
実  施  例 以下、この発明の実施例を添付図面に基づいて説明する
この発明は、フェロモンの如き活性物質を含有するシー
ト状またはテープ状の製剤1と、この製剤の活性物質放
出面を風の影響を受けにくいように保護する構造2とに
よって構成されている。
上記シート状またはテープ状製剤(以下、単にシート状
製剤と称する)は、特にその構造において何ら制限され
るものではなく、例えば連続した貞通孔を有する多孔質
重合体基材に液状活性物質を含浸吸収させて貯蔵層とな
し、これを上記活性物質の放出を制御し得る重合体膜に
包み込み、周縁をヒートシールした製剤も用いることが
できるが、好ましくは、独立した多数の微孔を有する重
合体膜の上記微孔内に、常温で重合体に対して限られた
溶解度を有する液状活性体が液滴として封入されている
膜体からなるシート状製剤が用いられる。
上記のようなシート状製剤は、例えば、好ましくは重合
体と、この重合体に対して常温で限られた溶解度を有す
る常温で液状の活性物質とを、これら活性物質及び重合
体の両方を溶解し得ると共に、上記活性物質よりも易揮
発性の有機溶剤に溶解し、この溶液を適宜の支持体の表
面に塗布し、上記溶剤を蒸発させて、上記重合体の層内
に液状活性物質を微小な液滴状に分散含有させることに
よって製造される。
なお、上記において、液状活性物質は、製剤の調製時に
重合体層中に液内として分散され、また、製剤後に重合
体層から実質的に一定の速度で放出されるように、重合
体への溶解度を越える量にて配合される。
上記液状物質とは、常温で液状であって、誘引活性、農
薬活性、忌避活性、放香活性等の化学的或いは生理的活
性を有する物質をいい、特に前記したような害虫交信撹
乱用製剤として用いる場合、誘引活性を有するフェロモ
ン、例えば以下の如きものを挙げることができる。
Z−8−ドデセニルアセテート E−9−ドデセニルアセテート Z−9−ドデセニルアセテート 11−ドデセニルアセテート 10−メチルドデシルアセテート E−9−テトラデセニルアセテート Z−9−テトラデセニルアセテート E−11−テトラデセニルアセテート Z−11−テトラデセニルアセテート Z−7−エイ]セン−11−オン また伯の活性物質の具体例を挙げれば、例えば、P!薬
活性物質として、ナレド(Naled) 、ダイアジノ
ン(D 1ajinon ) 、スミチオン等の殺虫剤
、β−プロピオラクトン等の殺虫剤、トリエチレングリ
コールモノヘキシルエーテル、N5N−ジエチル−m−
トルアミド等の忌避剤、リモネン、ベンジルアルコール
、炭素数6〜16の炭化水素から誘導されるエステル、
エーテル、アルデヒド類等の芳香活性物質等を挙げるこ
とができる。
上記多孔質重合体層を形成するための重合体は、前記し
たように用いる液状活性物質に対して限られた溶解度を
有することが必要であり、通常、液状活性物質5重量部
以下の範囲でのみ溶解させる重合体、特に0.01〜2
重量部の範囲で溶解させる重合体が好ましく用いられる
。このような重合体は、用いる液状活性物質に応じて適
宜に選ばれるが、例えば具体例として、ポリスルホン、
ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリメチルメタクリ
レートを含むポリ(メタ)アクリル酸エステル、ポリア
ミド、ポリビニリデンクロライド、ポリビニリデンフロ
ライド、セルロースエステル、再生セルロース、ポリウ
レタン、ポリビニルアルコール、ポリ塩化ビニル、ポリ
ビニルアセテート、エチレン−酢酸ビニル共重合体、塩
化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリスチレン−ポリブ
タジェンブロック共重合体等の1種または2種以上の混
合物を挙げることができる。
また、この弁明に用いる製剤を製造するに際して用いる
有機溶剤は、用いる活性物質と重合体を共に溶解させ得
ると共に、活性物質よりも易揮発性であって、沸点が低
いことを要し、用いる活性物質と重合体の種類に応じて
適宜に選ばれるが、具体的には、例えば、塩化メチレン
、クロロホルム、四塩化炭素等の低級脂肪族ハロゲン化
炭化水素、メタノール、エタノール等の低級脂肪族アル
コール、これらの酢酸エステルのほか、アセトニトリル
、アセトン、エチルエーテル、テトラヒドロフラン等の
1種または2種以上の混合物が用いられる。特に、塩化
メチレンのような低級脂肪族ハロゲン化炭化水素が好ま
しく用いられる。
液状活性物質と重合体とを含有する溶液におけるこれら
の合計量の濃度は、通常、10〜40重稲%が適当であ
り、好ましくは15〜30重量%である。
この溶液は適宜の支持体、例えば、樹脂フィルム、金属
の箔や薄いシート、これらの積層物等の上に塗布された
後、有機溶剤が蒸発除去される。
有機溶剤を蒸発させる際の温度は、通常、0〜100°
C1好ましくは15〜10℃の範囲であって、且つ、溶
剤の沸点以下の温度である。通常、常温でよいが、必要
に応じて、加熱してもよい。また、減圧下に蒸発させて
もよい。このようにして、有機溶剤を蒸発させるに従っ
て、液状活性物質は重合体に対して限られた溶解度を有
するのみであると共に、重合体への溶解度を越えて含有
されているから、活性物質と重合体の間で相分離が生じ
、活性物質の微小な液滴が重合体マトリックス中に均一
分散され、従って、重合体は独立した多数の微孔を有す
る多孔質層を形成し、この微孔内に液状活性物質が封入
されることとなる。通常、重合体の表面においては、溶
剤の蒸発に伴って重合体濃度が高まり、遂には上記多孔
質層の表面にこれに一体化された緻密な薄層が形成され
る。かかる方法によって得られるシート状製剤において
、多孔質重合体層中に形成される微孔は、通常、厚み0
.1〜5μに隔壁によって区画された独立孔であり、そ
の孔径は0.5〜10μ程度である。また、多孔質重合
体層は30〜80%程度の空孔率を有づ“るので、最大
70重量%程度までの液状活性物質を含有することがで
きるが、実用上は最大50重1%程度とするのが適当で
ある。また、多孔質重合体層の厚みは何ら制限されるも
のではないが、通常、10〜500μの範囲にある。
上記のようなシート状製剤においては、重合体層の微孔
内に封入されている液状活性物質が、重合体に対して限
られた溶解度を有するから、重合体中への拡散が抑えら
れ、かくして、環境雰囲気への放出が抑えられるので、
液状活性物質は制御された速度で放出される。
前記シート状製剤1の活性物質放出面1aは、風の影響
を受けにくいように保護する構造2により。
制御された放出速度を安定に維持するようになっている
ここでいう用の影響を受けにくい構造2とは、例えば第
1図に示すように、適宜の支持基材3上に活性物質含有
膜体1bを設け、活性物質含有膜体1bが内側、支持基
材3が外側になるj;う円筒状や円錐状、角柱状に成形
するものを挙げることができる。
また、第2図のように、支持基材3の一面にスペーサ4
を介して活性物質含有膜体1bを設け、これを円筒コイ
ル状に巻上げて形成してもよい。
更に、シート状製剤1を第3図のような円筒状や円錐状
または角柱状で開口部5を有する容器6内に収納したり
、第4図の如く、一端が開口部5を備えた袋体7内に収
納し、また第5図のように複数の孔8を設けた袋体9内
に収納して形成してもよい。
このほか、シート状製剤の活性物質放出面に開口部を有
する風よけカバーを取り付けても良い。
上記容器6や袋体7.9および風よけカバーの基材はプ
ラスチック、紙、金属もしくはこれらをラミネートした
ちの何れであっても良い。
何れの場合においても、開口部5や孔80面積は活性物
質放出面の面積、または活性物質放出面の面積と容器内
側の有効面積の和もしくは活性物質放出面の面積と風よ
けカバー内側の有効面積の和の0.1〜25%であれば
良いが、好ましくは1〜12.5%である。
実  施  例 昆虫のフエロモンである、7−7−ニイ]セン−11−
オン3部とポリスルホン15部を塩化メチレン100部
に溶解し、この溶液を厚さ150μmの紙と、厚さ30
μmのアルミニウム箔と、厚さ50μmのポリエチレン
フィルムの三層ラミネートからなる支持基材の紙表面上
に室温で塗布し、室温に放置し、塩化メチレンを蒸発さ
せて支持基材上に、上記Z−7−ニイコセンー11−オ
ンを約15重量%含有する厚み約80μmの膜を形成さ
せたシート状製剤を得た。
このシート状製剤1010X25片を直径1.6cm、
高さ8cmの円柱状で一方の底面が開口したポリエヂレ
ン容器内に固定した。
次に、この容器を25℃で風速2 m / wの場所に
設置し、Z−7−エイコセン−11−オンの放出速度を
測定した。
同時に上記シート状製剤1010X2S片をそのまま同
地点に設置したZ−7−■イコセンー11−オンの放出
速度を測定した。
放出速度は、製剤中に残存する7−フーーエイ]センー
11−オンを定量分析することにより算出した。
プラスチック容器内のシート状製剤からの7−ツーエイ
コセン−11−オンの放出速度は、6.0μ2dday
で、25℃無風状態での設定放出速度と同じであった。
一方容器に入れないままで放置したシート状製剤からの
放出速度は16.5μ2々dayと高くなった。
効   果 以上のように、この発明によると、活性物質を含有する
製剤の活性物質放出面を、風の影響を受けにくい構造に
よって保護したので、活性物質の放出速度を民のある場
合でも無風状態と同様にすることができ、活性物質の効
果を長期にわたって維持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図の各々は、この発明に係る徐放製剤
の巽なった例を示す説明図である。 1・・・シート状製剤  2・・・保護する構造3・・
・支持基材  4・・・スペーサ5・・・開口部  6
・・・容器  7.9・・・袋 18・・・孔 特許出願人  日東電気工業株式会社 代  理  人   弁理士  和  1)  昭−1
2−。 第1図 第2図  1弓 11、 ・□・に] 第8図 第5図 ’1a91

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)活性物質を含有する製剤の活性物質放出面を、風
    の影響を受けにくい構造によつて保護した活性物質徐放
    製剤。
  2. (2)活性物質がフエロモンである特許請求の範囲第1
    項に記載の活性物質徐放製剤。
JP59160049A 1984-07-30 1984-07-30 活性物質徐放製剤 Expired - Lifetime JPH0613441B2 (ja)

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JPS6136201A true JPS6136201A (ja) 1986-02-20
JPH0613441B2 JPH0613441B2 (ja) 1994-02-23

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7511093B2 (en) 2000-05-01 2009-03-31 Kuraray Co., Ltd. Polyvinyl alcohol polymer film and polarization film

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS579705A (en) * 1980-06-23 1982-01-19 Shin Etsu Chem Co Ltd Sex pheromone substance releasing tube
JPS5745101A (en) * 1980-09-01 1982-03-13 Nitto Electric Ind Co Ltd Slow releasing pheromone dispenser

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