JPS6125547A - 咬合圧検出シ−ト - Google Patents
咬合圧検出シ−トInfo
- Publication number
- JPS6125547A JPS6125547A JP14610784A JP14610784A JPS6125547A JP S6125547 A JPS6125547 A JP S6125547A JP 14610784 A JP14610784 A JP 14610784A JP 14610784 A JP14610784 A JP 14610784A JP S6125547 A JPS6125547 A JP S6125547A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- pressure detection
- films
- detection sheet
- occlusal
- Prior art date
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- Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、いわゆる歯科分野における咬合調整を簡便・
的確に行ないうる咬合圧検出シートに関するものである
。
的確に行ないうる咬合圧検出シートに関するものである
。
従来、歯科医が咬合調整を行なう場合、例えば■ 咬合
紙などによる印記、 ■ 咬合音の測定、 Kよる方法が採用されている。
紙などによる印記、 ■ 咬合音の測定、 Kよる方法が採用されている。
しかしながら、■の方法でけ咬合異常の時間的lP素(
後記する)が検出できないという重大な問題点があり、
また上、下顎の咬合歯に物を介在させて接触を認知する
方法であるため、真の印記か汚れかを識別することが難
しく、何よシも術者の熟達さが要求され検査の的確性を
欠く問題点もある。
後記する)が検出できないという重大な問題点があり、
また上、下顎の咬合歯に物を介在させて接触を認知する
方法であるため、真の印記か汚れかを識別することが難
しく、何よシも術者の熟達さが要求され検査の的確性を
欠く問題点もある。
すなわち、ひとの歯列を考えた場合、上下顎の歯のうち
、どれが最初に咬み合うか(初期接触がいずれの歯にお
いて生じるか)、どの歯がどのような順序で咬み合うか
、という前記時間的要素は歯自体及び歯ぐきの健康にと
って極めて大事なことであるにも拘らず、従来方法でけ
咬合調整を簡便・的確に実施することは困難であった。
、どれが最初に咬み合うか(初期接触がいずれの歯にお
いて生じるか)、どの歯がどのような順序で咬み合うか
、という前記時間的要素は歯自体及び歯ぐきの健康にと
って極めて大事なことであるにも拘らず、従来方法でけ
咬合調整を簡便・的確に実施することは困難であった。
また、■の咬合音の利用は的確性、再現性の面から利用
価値が高いが、接触音をスクリーン上または記録計上に
写し出すかまたは記録し、はぼ一定の幅を有する波形を
再現させるまで患者に何回も咬合練習させる必要かあシ
術者の熟練、装置の大型化等の問題点があった。
価値が高いが、接触音をスクリーン上または記録計上に
写し出すかまたは記録し、はぼ一定の幅を有する波形を
再現させるまで患者に何回も咬合練習させる必要かあシ
術者の熟練、装置の大型化等の問題点があった。
そのほかの咬合圧調整方法として従来、リボンワックス
やセルロイドストリップスなどを利用するもの、あるい
は術者の指先での触覚による咬合接触の診査を行なうも
のなどがあるが、これらもやはシ上記方法と同じく術者
の熟達さが第1に要求される問題点のあるものであった
。
やセルロイドストリップスなどを利用するもの、あるい
は術者の指先での触覚による咬合接触の診査を行なうも
のなどがあるが、これらもやはシ上記方法と同じく術者
の熟達さが第1に要求される問題点のあるものであった
。
本発明は、従来方法・装置の上記問題点を解消し、術者
の熟練さを特に必要とすることなく、上下顎の歯の咬合
順序すなわち前記時間的要素、咬合の際の歯列による圧
力分布の測定を簡便・的確に行ないうる装置を安価に提
供することを目的とするものである。
の熟練さを特に必要とすることなく、上下顎の歯の咬合
順序すなわち前記時間的要素、咬合の際の歯列による圧
力分布の測定を簡便・的確に行ないうる装置を安価に提
供することを目的とするものである。
本発明は、実施例に示すように電気良導体のインキによ
り形成され電源に接続しうる電極を配設して所定の電極
パターンを構成した2枚のフィルム1.2と、これらの
フィルム間に介在させた感圧導電性ポリマーによるフィ
ルム6とを重合してなり、前記フィルム1.2は対応す
る電極が互いに対向するように設けられていることを特
徴とする咬合圧検出シートである。
り形成され電源に接続しうる電極を配設して所定の電極
パターンを構成した2枚のフィルム1.2と、これらの
フィルム間に介在させた感圧導電性ポリマーによるフィ
ルム6とを重合してなり、前記フィルム1.2は対応す
る電極が互いに対向するように設けられていることを特
徴とする咬合圧検出シートである。
また本発明は、別の実施例に示すとおシ、電気良導体の
インキにより形成され電源に接続しうる電極を配設して
所定の電極パターンを構成した2枚のフィルム1.2と
、これらのフィルム間に介在きせた感圧導電性ポリマー
によるフィルム6と、感熱発色シート4とを重合してな
り、前記フィルム1.2は対応する電極が互いに対向す
るように設けられ、前記感熱発色シート4け前記フィル
ム1.2のいずれか一方に重設されていることを特徴と
する咬合圧検出ソートである。
インキにより形成され電源に接続しうる電極を配設して
所定の電極パターンを構成した2枚のフィルム1.2と
、これらのフィルム間に介在きせた感圧導電性ポリマー
によるフィルム6と、感熱発色シート4とを重合してな
り、前記フィルム1.2は対応する電極が互いに対向す
るように設けられ、前記感熱発色シート4け前記フィル
ム1.2のいずれか一方に重設されていることを特徴と
する咬合圧検出ソートである。
本発明の一実施例を第1図乃至第3図に基づいて説明す
ると、咬合圧検出シート20はいずれも馬蹄形に成形さ
れたフィルム1.3及び2をこの順序に重合して構成さ
れている。フィルム2はポリエステル等の薄肉の合成樹
脂製シートよシなり、その片面に電気良導体のインキに
よる電極21が複数、ひとの歯列に対応させた形状に配
列され歯型を羞べ九形態の電極パターンが構成されてい
る。
ると、咬合圧検出シート20はいずれも馬蹄形に成形さ
れたフィルム1.3及び2をこの順序に重合して構成さ
れている。フィルム2はポリエステル等の薄肉の合成樹
脂製シートよシなり、その片面に電気良導体のインキに
よる電極21が複数、ひとの歯列に対応させた形状に配
列され歯型を羞べ九形態の電極パターンが構成されてい
る。
さらに複数の電極21のそれぞれに対応して微細径の線
状導通体が配設されているが、これらの線状導通体の一
端は接続端子22上にあり、他端は電極21と接続され
ている。
状導通体が配設されているが、これらの線状導通体の一
端は接続端子22上にあり、他端は電極21と接続され
ている。
これら電極21、線状導通体はいずれもカーボンと銀の
混合物あるいはカーボンと銀の二層構造などからなり、
シルク印刷によって同時にフィルム2上に印刷されて設
けられたものである。
混合物あるいはカーボンと銀の二層構造などからなり、
シルク印刷によって同時にフィルム2上に印刷されて設
けられたものである。
前記フィルム1は、フィルム2と面対称的に構成されて
いるが、それ以外の点はフィルム2と同一であシ、対応
する電極11と21が互いに対向するよう罠前記フィル
ム3を介在させて重合されている。このフィルム3は後
記するような抵抗変化型の感圧導電ゴムを肉厚01〜0
.5 m程度に成形したものでフィルム1.2と重合し
、あるいはこれらの外縁部と接着することによって接合
されている。
いるが、それ以外の点はフィルム2と同一であシ、対応
する電極11と21が互いに対向するよう罠前記フィル
ム3を介在させて重合されている。このフィルム3は後
記するような抵抗変化型の感圧導電ゴムを肉厚01〜0
.5 m程度に成形したものでフィルム1.2と重合し
、あるいはこれらの外縁部と接着することによって接合
されている。
そして電極1..21はフィルム3と接触状態(第3図
(b))又は非接触状態(第3図(a))にある。
(b))又は非接触状態(第3図(a))にある。
ところで前記した抵抗変化型の感圧導電ゴムというのは
第9図に示すようK、これに圧力を加えた場合にその部
分の電気抵抗が圧力の高(低)K応じて減少(増大)す
る性質を有するものであって、0N−OFF型とは対照
的な電気的性質を備えたものである。したがって、この
ゴムの表面と裏面との間に電圧をかけた場合、このゴム
に作用する圧力の高低圧応じた電流が流れるから、この
電流値を測定することによりこの圧力の値を知ることが
できるものである。
第9図に示すようK、これに圧力を加えた場合にその部
分の電気抵抗が圧力の高(低)K応じて減少(増大)す
る性質を有するものであって、0N−OFF型とは対照
的な電気的性質を備えたものである。したがって、この
ゴムの表面と裏面との間に電圧をかけた場合、このゴム
に作用する圧力の高低圧応じた電流が流れるから、この
電流値を測定することによりこの圧力の値を知ることが
できるものである。
次に1上記した咬合圧検出シート20(第3図(a)に
示すもの)の使用の態様を第4図に従って説明すると、
この図においてEは電源、Rは抵抗、5は増幅器、6は
コンピュータ、7はインターフェース、8はブラウン管
等のスクリーン、9は画像印刷機で、咬合圧検出シート
20の接続端子h、22はそれぞれ電源Eの正極、負極
にコネクタ(図示せず)を介して接続されている。そし
て、これらの機器類を第4図のように接続することKよ
勺咬合圧測定装置が構成されている。
示すもの)の使用の態様を第4図に従って説明すると、
この図においてEは電源、Rは抵抗、5は増幅器、6は
コンピュータ、7はインターフェース、8はブラウン管
等のスクリーン、9は画像印刷機で、咬合圧検出シート
20の接続端子h、22はそれぞれ電源Eの正極、負極
にコネクタ(図示せず)を介して接続されている。そし
て、これらの機器類を第4図のように接続することKよ
勺咬合圧測定装置が構成されている。
しかして、この装置により咬合圧を測定するに際しては
、予め電源Eにより接続端子12.22間K例えば20
〜30Vの直流電圧をかけた咬合圧検出シー420を口
腔内に入れ(第4図中、1点鎖#け口腔内を示す)、上
下の歯の間にセットする。そして、上下の歯の咬み合い
の限度まで下顎に徐々に力を加えてゆく。
、予め電源Eにより接続端子12.22間K例えば20
〜30Vの直流電圧をかけた咬合圧検出シー420を口
腔内に入れ(第4図中、1点鎖#け口腔内を示す)、上
下の歯の間にセットする。そして、上下の歯の咬み合い
の限度まで下顎に徐々に力を加えてゆく。
このようにして咬合圧検出シート20を咬むと、上下の
菌が咬み合わさったところでは互いに向かい合う電極1
】と21がフィルム3を挟圧するからフィルム6に圧力
が加わると同時に電極11と21がフィルム3を介して
導通される。
菌が咬み合わさったところでは互いに向かい合う電極1
】と21がフィルム3を挟圧するからフィルム6に圧力
が加わると同時に電極11と21がフィルム3を介して
導通される。
したがって、電極11.21の数と同一数だけ形成され
た複数の電気回路すなわち電源E、電極11、フィルム
3、電極2】及び抵抗Rを含む電気回路のうち、電極1
1と21がフィルム3を介して導通されたものにだけ電
流が流れ、この電流値はフィルム3に加わる圧力により
決まるととKなる。
た複数の電気回路すなわち電源E、電極11、フィルム
3、電極2】及び抵抗Rを含む電気回路のうち、電極1
1と21がフィルム3を介して導通されたものにだけ電
流が流れ、この電流値はフィルム3に加わる圧力により
決まるととKなる。
しかして、第4図の実施態様では上記電流値を間接的に
測定するようにしている。すなわち、上記電気回路にお
ける抵抗Rの前後の電圧降下の値を出力電圧として取シ
出し、増幅器で増幅したのちコンピュータ3、インター
フェース7で処理し、得られた結果をスクリーン8に表
示させ、さらに必要により画像印刷mKよシ記録するよ
うKしている。
測定するようにしている。すなわち、上記電気回路にお
ける抵抗Rの前後の電圧降下の値を出力電圧として取シ
出し、増幅器で増幅したのちコンピュータ3、インター
フェース7で処理し、得られた結果をスクリーン8に表
示させ、さらに必要により画像印刷mKよシ記録するよ
うKしている。
この場合、スクリーン8上には咬合開始時点から最後の
咬合が生じた時点までの経過時間と第2図に示すような
歯列のパターンが表示されると共に、咬合の順序と咬合
圧が各歯型上に示され、最初に咬合した歯については点
滅表示が行なわれる。
咬合が生じた時点までの経過時間と第2図に示すような
歯列のパターンが表示されると共に、咬合の順序と咬合
圧が各歯型上に示され、最初に咬合した歯については点
滅表示が行なわれる。
また所望により咬合圧の高低を色の濃淡により表示する
ことも可能である。なお、第3図(b)に示す形態の咬
合圧検出シートを使用しても同様の作用が得られる。
ことも可能である。なお、第3図(b)に示す形態の咬
合圧検出シートを使用しても同様の作用が得られる。
ところで、このような咬合圧測定装置は、歯科医が咬合
調整を行なうために使用するものであるから、歯もしく
は補綴物の先端部分を削シながら何度も上記の操作を繰
返す必要があるが、この操作をより簡便にするためKは
複数枚の咬合圧検出シート20を第4図に則して並列に
接続しておけばよく(後記するように、このシートF′
i1枚のみでも充分校合調整が可能である)、咬合調整
を完了した時点で、該調整の結果を画像印刷機で印刷す
ることにより歯科医、患者双方の要求を満足することが
できる。
調整を行なうために使用するものであるから、歯もしく
は補綴物の先端部分を削シながら何度も上記の操作を繰
返す必要があるが、この操作をより簡便にするためKは
複数枚の咬合圧検出シート20を第4図に則して並列に
接続しておけばよく(後記するように、このシートF′
i1枚のみでも充分校合調整が可能である)、咬合調整
を完了した時点で、該調整の結果を画像印刷機で印刷す
ることにより歯科医、患者双方の要求を満足することが
できる。
本発明では第8図のように、フィルム2(又は1)に液
晶フィルム等の感熱発色シート4を重設して使用するこ
ともできる。すなわち、上記実施例のようにスクリーン
上に画像として取り出すのではなく、よ勺簡単にフィル
ム上に咬合圧を表示させるものである。
晶フィルム等の感熱発色シート4を重設して使用するこ
ともできる。すなわち、上記実施例のようにスクリーン
上に画像として取り出すのではなく、よ勺簡単にフィル
ム上に咬合圧を表示させるものである。
これを具体的に説明すると、咬合圧に対応する電流がフ
ィルム3に流れてジュール熱に変わり、このフィルムが
部分的に発熱し、この熱により感熱発色シート4が部分
的に発色するから、発色の濃淡表示によって咬合圧の高
低を迅速・的確に知ることができるものである。
ィルム3に流れてジュール熱に変わり、このフィルムが
部分的に発熱し、この熱により感熱発色シート4が部分
的に発色するから、発色の濃淡表示によって咬合圧の高
低を迅速・的確に知ることができるものである。
このような実施例では感熱発色シート4を着脱自在に重
設しておくのが好ましく、こうすれば使用ののち新しい
シートと交換することで簡便に複数回の咬合圧測定を行
なうことができる。
設しておくのが好ましく、こうすれば使用ののち新しい
シートと交換することで簡便に複数回の咬合圧測定を行
なうことができる。
本発明では電極パターンとして種々の形状のものが可能
で、第5図や第6図に示すようなマトリック状のもOK
したシ、第7図(a)、(b)のように線状もしくは帯
状の電極を複数本、縞状圧配設して構成したり、第1図
例においてフィルム2の電極21を散在配設する代わシ
に、これらを連ねて一つの馬蹄形に構成したシすること
もできる。
で、第5図や第6図に示すようなマトリック状のもOK
したシ、第7図(a)、(b)のように線状もしくは帯
状の電極を複数本、縞状圧配設して構成したり、第1図
例においてフィルム2の電極21を散在配設する代わシ
に、これらを連ねて一つの馬蹄形に構成したシすること
もできる。
しかして、前記マトリックス状の電極パターンでは各電
極の寸法を第1図例のものに比べて微小にしであるため
、咬合圧分布をより詳細に検出できる利点がある。
極の寸法を第1図例のものに比べて微小にしであるため
、咬合圧分布をより詳細に検出できる利点がある。
すなわち、一般に電極に用いる導体は熱の良導体でもあ
るから、測定面全面を電極で覆ってしまうと、高温側か
ら低温側への熱拡散が起こシ、感熱発色シートの色変化
が周囲に拡がるため真に咬合圧が加わった個所であるか
どうかが判別できなくなる。
るから、測定面全面を電極で覆ってしまうと、高温側か
ら低温側への熱拡散が起こシ、感熱発色シートの色変化
が周囲に拡がるため真に咬合圧が加わった個所であるか
どうかが判別できなくなる。
さらに、第7図(a)、(b)に示す咬合圧検出シート
を使用するに当たっては、フィルム1の電極1】とフィ
ルム2の電極22が互いに直交するように重設すればよ
いが、所望によりフィルム1についてはU字状の電極を
1本だけ設け、フィルム1と2を間接的に重合すること
で実質的に馬蹄形の電極パターンを構成することも可能
である。なお、第7図において11は、電源Eに接続さ
れたコネクタである。
を使用するに当たっては、フィルム1の電極1】とフィ
ルム2の電極22が互いに直交するように重設すればよ
いが、所望によりフィルム1についてはU字状の電極を
1本だけ設け、フィルム1と2を間接的に重合すること
で実質的に馬蹄形の電極パターンを構成することも可能
である。なお、第7図において11は、電源Eに接続さ
れたコネクタである。
また、前記フィルム3としては、感圧導電性があプかつ
その電気抵抗が圧力により一義的に決まる性質のもので
あればゴム以外の材質を適用することも可能であるが、
ゴム材が最適である。これは、ゴム材が可撓性に豊み上
下の歯で咬んだときに容易Kかつ自由に変形するため従
来の咬合紙では得られない正確な咬合圧分布が得られる
からである。
その電気抵抗が圧力により一義的に決まる性質のもので
あればゴム以外の材質を適用することも可能であるが、
ゴム材が最適である。これは、ゴム材が可撓性に豊み上
下の歯で咬んだときに容易Kかつ自由に変形するため従
来の咬合紙では得られない正確な咬合圧分布が得られる
からである。
すなわち、従来の咬合紙では、一度使用したら接触した
部位は印記され消えることはなく、紙のため強度的にも
弱いから使い捨てをせざるを得ないのに対し、仁の実施
例では咬合圧検出シー)20は、その母材としてゴム(
感圧導電性ポリマー)を適用したものであるから可撓性
に富み強度的に優れ、しかも復元力があるので、使用の
のち洗い流すととKよって、複数回の使用が可能である
という著しい利点がある。
部位は印記され消えることはなく、紙のため強度的にも
弱いから使い捨てをせざるを得ないのに対し、仁の実施
例では咬合圧検出シー)20は、その母材としてゴム(
感圧導電性ポリマー)を適用したものであるから可撓性
に富み強度的に優れ、しかも復元力があるので、使用の
のち洗い流すととKよって、複数回の使用が可能である
という著しい利点がある。
本発明によれば、術者の熟練性を要求されることなく簡
便な操作により、迅速・的確にかつ高度の再現性をもっ
て、咬合を行なったときの時間的要素(咬合順序)、咬
合の際の咬合圧力の分布を知ることができるので、咬合
調整作業が著しく合理化されると共に、構造も簡便であ
るから安価に製造することができるものであり、検出シ
ートの形状等を適宜のものに改変することによって、寝
たき少老人用ベッド等の設計や体圧分布測定機器等に広
範囲に応用しうるものである。
便な操作により、迅速・的確にかつ高度の再現性をもっ
て、咬合を行なったときの時間的要素(咬合順序)、咬
合の際の咬合圧力の分布を知ることができるので、咬合
調整作業が著しく合理化されると共に、構造も簡便であ
るから安価に製造することができるものであり、検出シ
ートの形状等を適宜のものに改変することによって、寝
たき少老人用ベッド等の設計や体圧分布測定機器等に広
範囲に応用しうるものである。
第1図乃至第3図(1k)、(b)は本発明の一実施例
を示し、第1図は咬合圧検出シートの平面図、第2図は
フィルム2の平面図、第3図(a)、(b)は第2図1
−I線断面図であシ、第4図は第1図の咬合圧検出シー
トを適用した咬合圧測定装置のフローシートであシ、第
5及び第6図はそれぞれ本発明の別の実施例におけるフ
ィルム2の平面図であり、第7図(a)、(b)はそれ
ぞれ、さらに別の実施例におけるフィルム1.2の平面
図であシ、第8図はさらに別の実施例における咬合圧検
出シートの要部断面図、第9図はフィルム3の電気的特
性を示す線図である。 1.2.5・・・フィルム、1+ 、 2+・・・電極
、12 、22・・・接続端子、4・・・感熱発色シー
ト、5・・・増幅器、6・・・コンピュータ、7・・・
インターフェース、8・・・スクリーン、?・・・画偉
印刷機、11・・・コネクタ、20・・・咬合圧検出シ
ート。
を示し、第1図は咬合圧検出シートの平面図、第2図は
フィルム2の平面図、第3図(a)、(b)は第2図1
−I線断面図であシ、第4図は第1図の咬合圧検出シー
トを適用した咬合圧測定装置のフローシートであシ、第
5及び第6図はそれぞれ本発明の別の実施例におけるフ
ィルム2の平面図であり、第7図(a)、(b)はそれ
ぞれ、さらに別の実施例におけるフィルム1.2の平面
図であシ、第8図はさらに別の実施例における咬合圧検
出シートの要部断面図、第9図はフィルム3の電気的特
性を示す線図である。 1.2.5・・・フィルム、1+ 、 2+・・・電極
、12 、22・・・接続端子、4・・・感熱発色シー
ト、5・・・増幅器、6・・・コンピュータ、7・・・
インターフェース、8・・・スクリーン、?・・・画偉
印刷機、11・・・コネクタ、20・・・咬合圧検出シ
ート。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、電気良導体のインキにより形成され電源に接続しう
る電極を配設して所定の電極パターンを構成した2枚の
フィルム(1)、(2)と、これらのフィルム間に介在
させた感圧導電性ポリマーによるフィルム(3)とを重
合してなり、前記フィルム(1)、(2)は対応する電
極が互いに対向するように設けられていることを特徴と
する咬合圧検出シート。 2、前記フィルム(1)、(2)の電極パターンが、互
いに面対称的に構成されたものであることを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載の咬合圧検出シート。 3、前記電極パターンが、マトリックス状に構成された
ものであることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載
の咬合圧検出シート。 4、前記フィルム(1)、(2)及び(3)が馬蹄形の
ものであり、前記電極パターンが、ひとの歯列に対応さ
せた形状に構成されたものであることを特徴とする特許
請求の範囲第2項又は第3項記載の咬合圧検出シート。 5、前記フィルム(1)、(2)の電極パターンが、線
状もしくは帯状の電極を複数本、縞状に配設して構成さ
れたものであり、フィルム(1)の電極とフィルム(2
)の電極が互いに交叉するようにこれらのフィルムが対
向しているものであることを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載の咬合圧検出シート。 6、前記フィルム(3)が、抵抗変化型の感圧導電ゴム
により形成されたものであることを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載の咬合圧検出シート。 7、電気良導体のインキにより形成され電源に接続しう
る電極を配設して所定の電極パターンを構成した2枚の
フィルム(1)、(2)と、これらのフィルム間に介在
させた感圧導電性ポリマーによるフィルム(3)と、感
熱発色シート(4)とを重合してなり、前記フィルム(
1)、(2)は対応する電極が互いに対向するように設
けられ、前記感熱発色シート(4)は前記フィルム(1
)、(2)のいずれか一方に重設されていることを特徴
とする咬合圧検出シート。 8、前記感熱発色シート(4)が、前記フィルム(1)
又は(2)に着脱自在に重設されたものであることを特
徴とする特許請求の範囲第7項記載の咬合圧検出シート
。 9、前記フィルム(1)、(2)の電極パターンが、互
いに面対称的に構成されたものであることを特徴とする
特許請求の範囲第7項又は第8項記載の咬合圧検出シー
ト。 10、前記電極パターンが、マトリックス状に構成され
たものであることを特徴とする特許請求の範囲第9項記
載の咬合圧検出シート。 11、前記フィルム(1)、(2)及び(3)が馬蹄形
のものであり、前記電極パターンが、ひとの歯列に対応
させた形状に構成されたものであることを特徴とする特
許請求の範囲第9項又は第10項記載の咬合圧検出シー
ト。 12、前記フィルム(1)、(2)の電極パターンが、
線状もしくは帯状の電極を複数本、縞状に配設して構成
されたものであり、フィルム(1)の電極とフィルム(
2)の電極が交叉するようにこれらのフィルムが対向し
ているものであることを特徴とする特許請求の範囲第7
項記載の咬合圧検出シート。 13、前記フィルム(3)が、抵抗変化型の感圧導電ゴ
ムにより形成されたものであることを特徴とする特許請
求の範囲第7項記載の咬合圧検出シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14610784A JPS6125547A (ja) | 1984-07-16 | 1984-07-16 | 咬合圧検出シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14610784A JPS6125547A (ja) | 1984-07-16 | 1984-07-16 | 咬合圧検出シ−ト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6125547A true JPS6125547A (ja) | 1986-02-04 |
Family
ID=15400304
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14610784A Pending JPS6125547A (ja) | 1984-07-16 | 1984-07-16 | 咬合圧検出シ−ト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6125547A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001024722A3 (fr) * | 1999-12-27 | 2001-11-01 | Hideyo Uji | Dent artificielle et dispositif de commande |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57168635A (en) * | 1981-04-08 | 1982-10-18 | Kureha Chemical Ind Co Ltd | Biting pressure measuring apparatus |
-
1984
- 1984-07-16 JP JP14610784A patent/JPS6125547A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57168635A (en) * | 1981-04-08 | 1982-10-18 | Kureha Chemical Ind Co Ltd | Biting pressure measuring apparatus |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001024722A3 (fr) * | 1999-12-27 | 2001-11-01 | Hideyo Uji | Dent artificielle et dispositif de commande |
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