JPS61243833A - ガス遮断性のすぐれたポリエステル成形物の製造法 - Google Patents
ガス遮断性のすぐれたポリエステル成形物の製造法Info
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- JPS61243833A JPS61243833A JP60084726A JP8472685A JPS61243833A JP S61243833 A JPS61243833 A JP S61243833A JP 60084726 A JP60084726 A JP 60084726A JP 8472685 A JP8472685 A JP 8472685A JP S61243833 A JPS61243833 A JP S61243833A
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- C08J7/04—Coating
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- C08J2367/02—Polyesters derived from dicarboxylic acids and dihydroxy compounds
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- C08J2429/00—Characterised by the use of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by an alcohol, ether, aldehydo, ketonic, acetal, or ketal radical; Hydrolysed polymers of esters of unsaturated alcohols with saturated carboxylic acids; Derivatives of such polymer
- C08J2429/02—Homopolymers or copolymers of unsaturated alcohols
- C08J2429/04—Polyvinyl alcohol; Partially hydrolysed homopolymers or copolymers of esters of unsaturated alcohols with saturated carboxylic acids
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、ポリエステル成形物にガス遮断性のすぐれた
ビニルアルコール系樹脂の溶液をコートすることにより
、ガス遮断性のすぐれたポリエステル成形物を製造する
方法に関するものである。
ビニルアルコール系樹脂の溶液をコートすることにより
、ガス遮断性のすぐれたポリエステル成形物を製造する
方法に関するものである。
従来の技術
ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステルは、成
形しやすく、二軸延伸が可能であり、しかも得られた成
形物は透明性1機械的強度、耐熱性、耐衝撃性にすぐれ
ている上、ガス遮断性も比較的良好であるため、炭酸飲
料をはじめとする食品の容器として広く普及している。
形しやすく、二軸延伸が可能であり、しかも得られた成
形物は透明性1機械的強度、耐熱性、耐衝撃性にすぐれ
ている上、ガス遮断性も比較的良好であるため、炭酸飲
料をはじめとする食品の容器として広く普及している。
ところが、このポリエステル成形物のガス遮断性は、比
較的良好である゛とは言っても十分とは言えないため・
、ポリエステル成形物に充填した食品の長期保存は不可
能であり、その改善が望まれている。
較的良好である゛とは言っても十分とは言えないため・
、ポリエステル成形物に充填した食品の長期保存は不可
能であり、その改善が望まれている。
ポリエステル成形物のガス遮断性を向上させる方法とし
て、同時溶融押出法(共押出法)、押出コー1(エクス
トルージョンコート法)などにより、ポリエステル層に
ガス遮断性のすぐれているエチレン−ビニルアルコール
共重合体層を積層した多層容器を得る試みが種々なされ
ているが、ポリエステル層とエチレン−ビニルアルコー
ル共重合体層とは密着性が劣るため、この密着性を改善
することが必要である。
て、同時溶融押出法(共押出法)、押出コー1(エクス
トルージョンコート法)などにより、ポリエステル層に
ガス遮断性のすぐれているエチレン−ビニルアルコール
共重合体層を積層した多層容器を得る試みが種々なされ
ているが、ポリエステル層とエチレン−ビニルアルコー
ル共重合体層とは密着性が劣るため、この密着性を改善
することが必要である。
この密着性改善の目的のために、最近、上記両層間に特
定のポリエステル、すなわち、全二塩基酸成分の95〜
40モル%がテレフタル酸で5〜60モル%がテレフタ
ル酸からなる熱可塑性ポリエステル(特開昭59−14
3837号公報)、あるいは二塩基酸成分の少なくとも
40モル%がテレフタル酸からなりかつ主鎖中に少なく
とも17ミリモル/100g樹脂の濃度のエーテル基を
含有する熱可塑性ポリエステル(特開昭59−1431
338号公報)を接着剤層として介在させる方法が提案
されている。
定のポリエステル、すなわち、全二塩基酸成分の95〜
40モル%がテレフタル酸で5〜60モル%がテレフタ
ル酸からなる熱可塑性ポリエステル(特開昭59−14
3837号公報)、あるいは二塩基酸成分の少なくとも
40モル%がテレフタル酸からなりかつ主鎖中に少なく
とも17ミリモル/100g樹脂の濃度のエーテル基を
含有する熱可塑性ポリエステル(特開昭59−1431
338号公報)を接着剤層として介在させる方法が提案
されている。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら、上記特開昭59−143837号公報、
特開昭5i3−143838号公報記載の技術に従い、
ポリエステル層、接着剤層およびエチレン−ビニルアル
コール共重合体層の積層を多層同時押出、押出コート、
順次射出成形などの成形手段により溶融状態で行うこと
は、接着剤層およびエチレン−ビニルアルコール共重合
体層の厚みが厚くなることを免かれず、その結果ポリエ
ステル単独成形物に比して透明性が相当程度低下する。
特開昭5i3−143838号公報記載の技術に従い、
ポリエステル層、接着剤層およびエチレン−ビニルアル
コール共重合体層の積層を多層同時押出、押出コート、
順次射出成形などの成形手段により溶融状態で行うこと
は、接着剤層およびエチレン−ビニルアルコール共重合
体層の厚みが厚くなることを免かれず、その結果ポリエ
ステル単独成形物に比して透明性が相当程度低下する。
また、多層同時押出、押出コート、順次射出成形など溶
融状態を経る積層法を採用することは、装置コストが高
くなる点、成形条件の設定が難しくなる点、複雑な形状
の積層物の製造が困難である点などで、工業的に不利で
ある。
融状態を経る積層法を採用することは、装置コストが高
くなる点、成形条件の設定が難しくなる点、複雑な形状
の積層物の製造が困難である点などで、工業的に不利で
ある。
本発明は、このような状況に鑑み、溶融状態を経る積層
法を採用せずに、ポリエステル成形物にガス遮断性のす
ぐれたビニルアルコール系樹脂の溶液をコートする方法
につき検討を加えたものである。
法を採用せずに、ポリエステル成形物にガス遮断性のす
ぐれたビニルアルコール系樹脂の溶液をコートする方法
につき検討を加えたものである。
問題点を解決するための手段
本発明は、
「ポリエステル成形物にガス遮断性のすぐれたビニルア
ルコール系樹脂の溶液をコートするにあたり、予めポリ
エステル成形物表面に、 酸成分が テレフタル酸および/またはイソフタル酸90〜40モ
ル% 炭素数2〜12の脂肪族ジカルボン酸 10〜60モル% ジオール成分が 炭素数2〜8の直鎖状または環状ジオール90〜10モ
ル% 炭素数3〜6の分岐状ジオール 10〜90モル% の組成を有する極限粘度0.4以上のポリエステルの溶
剤溶液を塗布、乾燥したアンカーコート層を設けること
を特徴とするガス遮断性のすぐれたポリエステル成形物
の製造法、」 をその要旨とするものであり、このような方法を見出す
ことにより、上記従来の問題点を解決するに至った。
ルコール系樹脂の溶液をコートするにあたり、予めポリ
エステル成形物表面に、 酸成分が テレフタル酸および/またはイソフタル酸90〜40モ
ル% 炭素数2〜12の脂肪族ジカルボン酸 10〜60モル% ジオール成分が 炭素数2〜8の直鎖状または環状ジオール90〜10モ
ル% 炭素数3〜6の分岐状ジオール 10〜90モル% の組成を有する極限粘度0.4以上のポリエステルの溶
剤溶液を塗布、乾燥したアンカーコート層を設けること
を特徴とするガス遮断性のすぐれたポリエステル成形物
の製造法、」 をその要旨とするものであり、このような方法を見出す
ことにより、上記従来の問題点を解決するに至った。
以下本発明の詳細な説明する。
本発明におけるポリエステル成形物としては、ポリエチ
レンテレフタレート、ホリブチレンテレフタレート、ポ
リカーボネートなどをブロー成形、射出成形、押出成形
などした成形物があげられる。これらの成形と同時にま
たは成形後に延伸処理を施したものであってもよい、ま
た、ポリエステルを少なくとも一方の表面層とする多層
成形物であってもよい、成形物の形状は、ボトル、カッ
プ、トレイ、箱、チューブ、円筒、シート、フィルムな
ど任意である。
レンテレフタレート、ホリブチレンテレフタレート、ポ
リカーボネートなどをブロー成形、射出成形、押出成形
などした成形物があげられる。これらの成形と同時にま
たは成形後に延伸処理を施したものであってもよい、ま
た、ポリエステルを少なくとも一方の表面層とする多層
成形物であってもよい、成形物の形状は、ボトル、カッ
プ、トレイ、箱、チューブ、円筒、シート、フィルムな
ど任意である。
ガス遮断性のすぐれたビニルアルコール系樹脂としては
、ポリビニルアルコールまたは変性ポリビニルアルコー
ル、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物、エチレン
−プロピレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物、長鎖α−
オレフィン−酢酸ビニル共重合体ケン化物などがあげら
れる。
、ポリビニルアルコールまたは変性ポリビニルアルコー
ル、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物、エチレン
−プロピレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物、長鎖α−
オレフィン−酢酸ビニル共重合体ケン化物などがあげら
れる。
これらの中では、耐水性1強度などの点からエチレン含
量20〜55モル%、特に25〜50モル%、酢酸ビニ
ル成分のケン化度90モル%以上、特に95モル%以上
のエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物(すなわちエ
チレン−ビニルアルコール共重合体)で、極限粘度が0
.7〜1.56fL/gの範囲にあるものが特に好まし
い、エチレン含量が20モル%未満では高湿下でのガス
遮断性が劣り、エチレン含量が55モル%を越えるとガ
ス遮断性が不足する。また、酢酸ビニル成分のケン化度
が90モル%未満ではガス遮断性が不足する。さらに極
限粘度が0.7dl/g未満では機械的強度が不足し、
極限粘度が1.5dJL/gを越えるものは製造上の難
点があり実際的でない、なお、極限粘度は、水/フェノ
ールの15/ 85の重量比の混合溶媒中、温度30℃
で測定したものを言う。
量20〜55モル%、特に25〜50モル%、酢酸ビニ
ル成分のケン化度90モル%以上、特に95モル%以上
のエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物(すなわちエ
チレン−ビニルアルコール共重合体)で、極限粘度が0
.7〜1.56fL/gの範囲にあるものが特に好まし
い、エチレン含量が20モル%未満では高湿下でのガス
遮断性が劣り、エチレン含量が55モル%を越えるとガ
ス遮断性が不足する。また、酢酸ビニル成分のケン化度
が90モル%未満ではガス遮断性が不足する。さらに極
限粘度が0.7dl/g未満では機械的強度が不足し、
極限粘度が1.5dJL/gを越えるものは製造上の難
点があり実際的でない、なお、極限粘度は、水/フェノ
ールの15/ 85の重量比の混合溶媒中、温度30℃
で測定したものを言う。
ガス遮断性のすぐれたビニルアルコール系樹脂は、ポリ
エステル成形物表面に形成した後述のアンカーコート層
の上から溶液の形態でコートされるが、該樹脂を溶解す
る溶媒としては、ビニルアルコール系樹脂を溶解するも
のであれば任意の有機または無機溶剤が単独であるいは
混合して用いられる。たとえば、ビニルアルコール系樹
脂がエチレン−ビニルアルコール共重合体である場合は
、水/イソプロパツール、水/n−プロパツール、水/
n−ブタノール、水/5ea−ブタノール、水/イソブ
タノール、あるいはこれらにギ酸、フェノール、ジメチ
ルホルムアミド、N−メチルピロリドンなどを混合した
ものが適当である。上記中、水/アルコールの重量比は
、 20/80〜80720程度が実用的である。
エステル成形物表面に形成した後述のアンカーコート層
の上から溶液の形態でコートされるが、該樹脂を溶解す
る溶媒としては、ビニルアルコール系樹脂を溶解するも
のであれば任意の有機または無機溶剤が単独であるいは
混合して用いられる。たとえば、ビニルアルコール系樹
脂がエチレン−ビニルアルコール共重合体である場合は
、水/イソプロパツール、水/n−プロパツール、水/
n−ブタノール、水/5ea−ブタノール、水/イソブ
タノール、あるいはこれらにギ酸、フェノール、ジメチ
ルホルムアミド、N−メチルピロリドンなどを混合した
ものが適当である。上記中、水/アルコールの重量比は
、 20/80〜80720程度が実用的である。
溶液中のビニルアルコール系樹脂の濃度は、それが余り
に低いとコート層が薄くなりすぎて所期のガス遮断性向
上効果が得られず、一方それが余りに高いとコート時の
作業性が劣り、またコート層の厚みが厚くなってポリエ
ステル成形物の透明性を損なうので、1〜20重量%の
範囲から選択することが望ましい、コート層の厚みは、
乾燥時で2〜20JLに設定することが望ましく、2#
L未満ではピンホールを生じてガス遮断性向上効果が得
られないことがあり、20#Lを越えるとポリエステル
成形物の持つすぐれた透明性を損なうおそれがある。特
に好ましい範囲は、3〜tS=である。
に低いとコート層が薄くなりすぎて所期のガス遮断性向
上効果が得られず、一方それが余りに高いとコート時の
作業性が劣り、またコート層の厚みが厚くなってポリエ
ステル成形物の透明性を損なうので、1〜20重量%の
範囲から選択することが望ましい、コート層の厚みは、
乾燥時で2〜20JLに設定することが望ましく、2#
L未満ではピンホールを生じてガス遮断性向上効果が得
られないことがあり、20#Lを越えるとポリエステル
成形物の持つすぐれた透明性を損なうおそれがある。特
に好ましい範囲は、3〜tS=である。
コート法としては、ポリエステル成形物が立体形状を有
する場合は、ディッピング法、スプレー法、ハケ塗り法
などが採用され、平面形状を有する場合は、これらのコ
ート法のほか、ロールコート法、カーテンフローコート
法なども採用できる。
する場合は、ディッピング法、スプレー法、ハケ塗り法
などが採用され、平面形状を有する場合は、これらのコ
ート法のほか、ロールコート法、カーテンフローコート
法なども採用できる。
ところで、ポリエステル成形物にガス遮断性のすぐれた
ビニルアルコール系樹脂の溶液をコートするにあたって
は、予めポリエステル成形物表面に次に述べるポリエス
テルの溶剤溶液を塗布、乾燥してアンカーコート層を設
けておくことが必要である。
ビニルアルコール系樹脂の溶液をコートするにあたって
は、予めポリエステル成形物表面に次に述べるポリエス
テルの溶剤溶液を塗布、乾燥してアンカーコート層を設
けておくことが必要である。
この目的のポリエステルとしては、
テレフタル酸および/またはイソフタル酸90〜40モ
ル% 炭素数2〜12の脂肪族ジカルボン酸 10〜60モル% ジオール成分が 炭素数2〜8の直鎖状または環状ジオール9ONlθモ
ル% 炭素数3〜6の分岐状ジオール 10〜90モル% の組成を有する極限粘度0.4以上のポリエステルが用
いられる。
ル% 炭素数2〜12の脂肪族ジカルボン酸 10〜60モル% ジオール成分が 炭素数2〜8の直鎖状または環状ジオール9ONlθモ
ル% 炭素数3〜6の分岐状ジオール 10〜90モル% の組成を有する極限粘度0.4以上のポリエステルが用
いられる。
ここで炭素数2〜12の脂肪族ジカルボン酸としては、
シュウ酸、マロン酸、コハク酸、アジピン酸、セバシン
酸、ピメリン酸、アゼライン酸、ジメチルマロン酸、ジ
グリコール酸、チオジプロピオン酸、マロン酸、ゲルタ
ール酸、ドデカンジカルボン酸、ピメリン酸、2.2−
ジメチルゲルタール酸などがあげられる。
シュウ酸、マロン酸、コハク酸、アジピン酸、セバシン
酸、ピメリン酸、アゼライン酸、ジメチルマロン酸、ジ
グリコール酸、チオジプロピオン酸、マロン酸、ゲルタ
ール酸、ドデカンジカルボン酸、ピメリン酸、2.2−
ジメチルゲルタール酸などがあげられる。
炭素数2〜8の直鎖状または環状ジオールとしては、エ
チレングリコール、1.3−プロピレングリコール、ジ
エチレングリコール、トリエチレングリコール、ジプロ
ピレングリコール、ビスフェノールジオキシプロビルエ
ーテル、1.4−ブタンジオール、l、6−ヘキサンジ
オール、1.4−シクロヘキサンジメタツール、シクロ
ヘキサンジオールなどがあげられる。
チレングリコール、1.3−プロピレングリコール、ジ
エチレングリコール、トリエチレングリコール、ジプロ
ピレングリコール、ビスフェノールジオキシプロビルエ
ーテル、1.4−ブタンジオール、l、6−ヘキサンジ
オール、1.4−シクロヘキサンジメタツール、シクロ
ヘキサンジオールなどがあげられる。
炭素数3〜6の分岐状ジオールとしては、 1.2−プ
ロピレングリコール、ネオペンチルグリコール、1.3
−ブタンジオール、2,3−ブタンジオールなどがあげ
られる。
ロピレングリコール、ネオペンチルグリコール、1.3
−ブタンジオール、2,3−ブタンジオールなどがあげ
られる。
酸成分中に占めるテレフタル酸および/またはイソフタ
ル酸の割合は90〜40モル%、好ましくは80〜50
モル%であることが要求され、その割合が90モル%を
越えると、有機溶剤に対する溶解性が劣るようになり、
一方その割合が40モル%未満では、分子凝集力が弱い
ためポリエステル成形物に対する接着力が不足するよう
になる。
ル酸の割合は90〜40モル%、好ましくは80〜50
モル%であることが要求され、その割合が90モル%を
越えると、有機溶剤に対する溶解性が劣るようになり、
一方その割合が40モル%未満では、分子凝集力が弱い
ためポリエステル成形物に対する接着力が不足するよう
になる。
また、酸成分に占める炭素数2〜12の脂肪族ジカルボ
ン酸の割合は10〜60モル%、好ましくは20〜50
モル%であることが要求され、その割合が10モル%未
満では、有機溶剤に対する溶解性が劣るようになり、一
方その割合が60モル%を越えると、分子凝集力が弱い
ためポリエステル成形物に対する接着力が不足するよう
になる。
ン酸の割合は10〜60モル%、好ましくは20〜50
モル%であることが要求され、その割合が10モル%未
満では、有機溶剤に対する溶解性が劣るようになり、一
方その割合が60モル%を越えると、分子凝集力が弱い
ためポリエステル成形物に対する接着力が不足するよう
になる。
次に、ジオール成分に占める炭素数2〜8の直鎖状また
は環状ジオールの割合は90−10モル%、好ましくは
85〜15モル%であることが要求され、その割合が9
0モル%を越えると、有機溶剤に対する溶解性が劣るよ
うになり、一方その割合が10モル5未満では、ポリエ
ステル成形物に対する接着力゛が不足し、極限粘度も大
きくなりにくい。
は環状ジオールの割合は90−10モル%、好ましくは
85〜15モル%であることが要求され、その割合が9
0モル%を越えると、有機溶剤に対する溶解性が劣るよ
うになり、一方その割合が10モル5未満では、ポリエ
ステル成形物に対する接着力゛が不足し、極限粘度も大
きくなりにくい。
また、ジオール成分に占める炭素数3〜6の分岐状ジオ
ールの割合は10〜90モル%、好ましくは15〜85
モル%であることが要求され、その割合が10モル5未
満では1、有機溶剤に対する溶解性が劣るようになり、
一方その割合が90モル%を越えると、ポリエステル成
形物に対する接着力が不足し、極限粘度も大きくなりに
くい。
ールの割合は10〜90モル%、好ましくは15〜85
モル%であることが要求され、その割合が10モル5未
満では1、有機溶剤に対する溶解性が劣るようになり、
一方その割合が90モル%を越えると、ポリエステル成
形物に対する接着力が不足し、極限粘度も大きくなりに
くい。
上記酸成分およびジオール成分を縮合反応させて得られ
るポリエステルは、その極限粘度が0.4dl/g以上
であることが要求され、極限粘度が0.4 di/g未
満では凝集力が小さく、ポリエステル成形物に対する接
着性が不足し、特に初期接着力が出にくい、なお、極限
粘度は、フェノール/四塩化エタンのj/1の重量比の
混合溶媒中、温度30℃で測定したものを言う。
るポリエステルは、その極限粘度が0.4dl/g以上
であることが要求され、極限粘度が0.4 di/g未
満では凝集力が小さく、ポリエステル成形物に対する接
着性が不足し、特に初期接着力が出にくい、なお、極限
粘度は、フェノール/四塩化エタンのj/1の重量比の
混合溶媒中、温度30℃で測定したものを言う。
縮合反応は、上記酸成分およびジオール成分を不活性雰
囲気下に温度150〜260℃程度で縮合反応させるこ
とにより達成できる。
囲気下に温度150〜260℃程度で縮合反応させるこ
とにより達成できる。
上記ポリエステルは、有機溶剤に溶解した形態でポリエ
ステル成形物のアンカーコートに供される。この際、望
ましくはポリイソシアネートをポリエステル100重量
部に対し30重量部以下、好ましくは0.1〜25重量
部配置部る。することができる。
ステル成形物のアンカーコートに供される。この際、望
ましくはポリイソシアネートをポリエステル100重量
部に対し30重量部以下、好ましくは0.1〜25重量
部配置部る。することができる。
ポリイソシネートとしては、たとえば、トリレンジイソ
シアネート、ジフェニルメタン−4,4°−ジイソシア
ネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、キシリレン
ジイソシアネート、インホロンジイソシアネート、1.
4−テトラメチレンジイソシアネート等、あるいはこれ
らのインシアネートとトリメチロールプロパン、トリエ
チレングリコールなどとの7ダクト体などがあげられる
。
シアネート、ジフェニルメタン−4,4°−ジイソシア
ネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、キシリレン
ジイソシアネート、インホロンジイソシアネート、1.
4−テトラメチレンジイソシアネート等、あるいはこれ
らのインシアネートとトリメチロールプロパン、トリエ
チレングリコールなどとの7ダクト体などがあげられる
。
有機溶剤としては、汎用の有機溶剤、たとえば、セロソ
ルブアセテート、ブチルセロソルブアセテート、メチル
エチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサ
ノン、ベンゼン、トルエン、キシレン、酢酸エチルなど
が使用される。
ルブアセテート、ブチルセロソルブアセテート、メチル
エチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサ
ノン、ベンゼン、トルエン、キシレン、酢酸エチルなど
が使用される。
上記アンカーコート層の上からビニルアルコール系樹脂
の溶液がコートされるのであるが、このとき使用される
溶剤は、前記のように水やアルコールなどポリイソシア
ネートと反応の可能性の残るものであるにもかかわらず
、ポリイソシアネートが接着力の向上に貢献する点で、
本発明は予測外の効果を発揮しうる。
の溶液がコートされるのであるが、このとき使用される
溶剤は、前記のように水やアルコールなどポリイソシア
ネートと反応の可能性の残るものであるにもかかわらず
、ポリイソシアネートが接着力の向上に貢献する点で、
本発明は予測外の効果を発揮しうる。
ポリエステル成形物に対する上記ポリエステルのアンカ
ーコートは、先に述べたビニルアルコール系樹脂のコー
ト法と同様のコート法が採用される。塗布厚みは、乾燥
時で0.1〜3IL程度で十分であり、このような塗布
厚みとなるようにポリエステルの溶液濃度を調整すれば
よい、塗布後は。
ーコートは、先に述べたビニルアルコール系樹脂のコー
ト法と同様のコート法が採用される。塗布厚みは、乾燥
時で0.1〜3IL程度で十分であり、このような塗布
厚みとなるようにポリエステルの溶液濃度を調整すれば
よい、塗布後は。
自然乾燥または加熱乾燥を行う。
このようなアンカーコート層を設けてから、上述のビニ
ルアルコール系樹脂のコートを行い、ついで乾燥するこ
とにより、目的とするガス遮断性のすぐれたポリエステ
ル成形物が得られる。
ルアルコール系樹脂のコートを行い、ついで乾燥するこ
とにより、目的とするガス遮断性のすぐれたポリエステ
ル成形物が得られる。
ビニルアルコール系樹脂のコートを行ったポリエステル
成形物は、炭酸飲料容器をはじめ、各種の食品(飲料、
調味料、嗜好品を含む)容器、医薬品容器、エアゾール
容器などの用途に有用である。
成形物は、炭酸飲料容器をはじめ、各種の食品(飲料、
調味料、嗜好品を含む)容器、医薬品容器、エアゾール
容器などの用途に有用である。
作 用
本発明により得られたポリエステル成形物において、ビ
ニルアルコール系樹脂コート層ハホリエステル成形物の
ガス遮断性を向上させる作用を示し、アンカーコート層
はポリエステル成形物に対するビニルアルコール系樹脂
コート層の密着を助ける作用を示す。
ニルアルコール系樹脂コート層ハホリエステル成形物の
ガス遮断性を向上させる作用を示し、アンカーコート層
はポリエステル成形物に対するビニルアルコール系樹脂
コート層の密着を助ける作用を示す。
実施例
次に実施例をあげて、本発明をさらに説明する。なお、
以下の実施例および比較例における各種の測定および試
験は1次の条件にて行った。
以下の実施例および比較例における各種の測定および試
験は1次の条件にて行った。
透明性は、JIS K8714・こ竿じ、霞度を測定し
た。
た。
接着強度は、引張試験機を用い、180°ビ一ル強度を
測定した。
測定した。
酸素透過度は、温度20℃、ボトル内湿度100%RH
、ボトル外湿度85%RHの条件で測定した。
、ボトル外湿度85%RHの条件で測定した。
ブリスター発生の有無は、GO2,5マolXを溶解し
た溶液を試料ボトルに充填し、これを20℃、85%R
Hの雰囲気下に放置し、2週間後のブリスター(凝集破
壊)発生の有無で判定した。
た溶液を試料ボトルに充填し、これを20℃、85%R
Hの雰囲気下に放置し、2週間後のブリスター(凝集破
壊)発生の有無で判定した。
実施例1
温度計、攪拌機1.バツクドカラムを備えた四つ目フラ
スコに、窒素気流下テレフタール酸0.35モル、イソ
フタル酸0.35モル、アジピン酸0.30モル、エチ
レングリコール0.60モル、ネオペンチルグリコール
0.40モル、ジエチレングリコール0.40モルおよ
びジブチルスズオキサイド0.1%(全系に対し)を仕
込んで140〜240℃でエステル化反応を行い、つい
で三酸化アンチモン0.1%(全系に対し)を添加して
I Torrの減圧下220〜260℃で縮合を行い、
極限粘度o、78 dl /gのポリエステルヲ得た。
スコに、窒素気流下テレフタール酸0.35モル、イソ
フタル酸0.35モル、アジピン酸0.30モル、エチ
レングリコール0.60モル、ネオペンチルグリコール
0.40モル、ジエチレングリコール0.40モルおよ
びジブチルスズオキサイド0.1%(全系に対し)を仕
込んで140〜240℃でエステル化反応を行い、つい
で三酸化アンチモン0.1%(全系に対し)を添加して
I Torrの減圧下220〜260℃で縮合を行い、
極限粘度o、78 dl /gのポリエステルヲ得た。
このポリエステルをトルエンに溶解し、濃度10%のポ
リエステルアンカーコート剤を調製した。
リエステルアンカーコート剤を調製した。
また、エチレン含量30モル%、酢酸ビニル成分のケン
化度89.3モル%、極限粘度1.2611gのエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体ケン化物(エチレン−ビニルア
ルコール共重合体)を水/イソプロパツール/ギ酸の重
量比で50/ 45/ 5の混合溶媒に溶解し、濃度8
%の溶液を調製した。
化度89.3モル%、極限粘度1.2611gのエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体ケン化物(エチレン−ビニルア
ルコール共重合体)を水/イソプロパツール/ギ酸の重
量比で50/ 45/ 5の混合溶媒に溶解し、濃度8
%の溶液を調製した。
容量1500 cc 、胴部の厚み700ILのポリエ
チレンテレフタレート酸の延伸ブローボトルを、上記の
ポリエステルアンカーコート剤中に温度25℃にてディ
ッピングし、60℃で乾燥して厚み1ルのアンカーコー
ト層を形成させた。
チレンテレフタレート酸の延伸ブローボトルを、上記の
ポリエステルアンカーコート剤中に温度25℃にてディ
ッピングし、60℃で乾燥して厚み1ルのアンカーコー
ト層を形成させた。
ついで、このアンカーコート層を設けたポリエチレンテ
レフタレート製ボトルを、上記エチレン−ビニルアルコ
ール共重合体の溶液中に温度30℃にてディッピングし
、65℃で乾燥して厚み7JLのコート層を形成させた
。
レフタレート製ボトルを、上記エチレン−ビニルアルコ
ール共重合体の溶液中に温度30℃にてディッピングし
、65℃で乾燥して厚み7JLのコート層を形成させた
。
上記処理を行ったボトルの透明性、酸素透過度、接着強
度の測定結果およびブリスター試験の結果を第1表に示
す。
度の測定結果およびブリスター試験の結果を第1表に示
す。
比較例1
実施例1でコートに供したポリエチレンテレフタレート
酸の延伸ブローボトルの透明性、酸素透過度を測定した
。結果を第1表に併せて示す。
酸の延伸ブローボトルの透明性、酸素透過度を測定した
。結果を第1表に併せて示す。
比較例2
アンカーコート層を設けず、ポリエチレンテレフタレー
ト酸の延伸ブローボトルに直接エチレン−ビニルアルコ
ール共重合体の溶液をコートしたほかは実施例1と同様
にしてコート層を形成させた。結果を第1表に併せて示
す。
ト酸の延伸ブローボトルに直接エチレン−ビニルアルコ
ール共重合体の溶液をコートしたほかは実施例1と同様
にしてコート層を形成させた。結果を第1表に併せて示
す。
第 1 表
実施例2
実施例1と同様にして、テレフタール酸0.18モル、
イソフタル酸0.5Bモル、セバシン酸0.28モル、
エチレングリコール0.4モル、ネオペンチルグリコー
ル0.8モルの組成を有する極限粘度0.70dJl/
gのポリエステルを得た。このポリエステルをトルエン
/メチルエチルケトンの重量比で80720の混合溶媒
に溶解して濃度10%の溶液を調製し、さらにこの溶液
にトリレンジイソシアネートとトリメチロールプロパン
とのアダクト体の75%溶液(日本ポリウレタン工業株
式会社製コロネートL)2%を加え、ポリエステルアン
カーコート剤を調製した。
イソフタル酸0.5Bモル、セバシン酸0.28モル、
エチレングリコール0.4モル、ネオペンチルグリコー
ル0.8モルの組成を有する極限粘度0.70dJl/
gのポリエステルを得た。このポリエステルをトルエン
/メチルエチルケトンの重量比で80720の混合溶媒
に溶解して濃度10%の溶液を調製し、さらにこの溶液
にトリレンジイソシアネートとトリメチロールプロパン
とのアダクト体の75%溶液(日本ポリウレタン工業株
式会社製コロネートL)2%を加え、ポリエステルアン
カーコート剤を調製した。
また、エチレン含量40モル%、酢酸ビニル成分のケン
化度93.0モル%、極限粘度0.85 di/gのエ
チレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物(エチレン−ビニ
ルアルコール共重合体)を水/n−プゾロール/ギ融の
重量比で40/ 55/ 5の混合溶媒に溶解し、濃度
6%の溶液を調製した。
化度93.0モル%、極限粘度0.85 di/gのエ
チレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物(エチレン−ビニ
ルアルコール共重合体)を水/n−プゾロール/ギ融の
重量比で40/ 55/ 5の混合溶媒に溶解し、濃度
6%の溶液を調製した。
容量500 cc 、胴部の厚み400JLのポリエチ
レンテレフタレート酸の延伸ブローボトルを、上記のポ
リエステルアンカーニート剤中に温度20℃にてディッ
ピングし、85℃で乾燥して厚み2井のアンカーコート
層を形成させた。
レンテレフタレート酸の延伸ブローボトルを、上記のポ
リエステルアンカーニート剤中に温度20℃にてディッ
ピングし、85℃で乾燥して厚み2井のアンカーコート
層を形成させた。
ついで、このアンカーコート層を設けたポリエチレンテ
レフタレート製ボトルを、上記エチレン−ビニルアルコ
ール共重合体の溶液中に温度30℃にてディッピングし
、85℃で乾燥して厚み5ILのコート層を形成させた
。
レフタレート製ボトルを、上記エチレン−ビニルアルコ
ール共重合体の溶液中に温度30℃にてディッピングし
、85℃で乾燥して厚み5ILのコート層を形成させた
。
上記処理を行ったボトルの透明性、酸素透過度、接着強
度の測定結果およびブリスター試験の結果を第2表に示
す。
度の測定結果およびブリスター試験の結果を第2表に示
す。
比較例3
実施例2でコートに供したポリエチレンテレフタレート
酸の延伸ブローボトルの透明性、酸素透過度を測定した
。結果を第2表に併せて示す。
酸の延伸ブローボトルの透明性、酸素透過度を測定した
。結果を第2表に併せて示す。
比較例4
アンカーニート層を設けず、ポリエチレンテレフタレー
ト酸の延伸ブローボトルに直接エチレン−ビニルアルコ
ール共重合体の溶液をコートしたほかは実施例2と同様
にしてコート層を形成させた。結果を第2表に併せて示
す。
ト酸の延伸ブローボトルに直接エチレン−ビニルアルコ
ール共重合体の溶液をコートしたほかは実施例2と同様
にしてコート層を形成させた。結果を第2表に併せて示
す。
第 2 表
発明の効果
本発明の方法は、ポリエステル成形物のガス遮断性を改
善するに、従来のように溶融状態を経る積層法を採用せ
ず、溶液コート法を採用しているので、被覆層であるビ
ニルアルコール系樹脂層は薄くても均一性を確保するこ
とができ、その結果ポリエステル成形物の持つすぐれた
透明性はほとんど損なわれず、しかも特定のアンカーコ
ート層を設けているので、溶液コートにより形成したビ
ニルアルコール系樹脂層のポリエステル成形物に対する
密着性も極めてすぐれている。
善するに、従来のように溶融状態を経る積層法を採用せ
ず、溶液コート法を採用しているので、被覆層であるビ
ニルアルコール系樹脂層は薄くても均一性を確保するこ
とができ、その結果ポリエステル成形物の持つすぐれた
透明性はほとんど損なわれず、しかも特定のアンカーコ
ート層を設けているので、溶液コートにより形成したビ
ニルアルコール系樹脂層のポリエステル成形物に対する
密着性も極めてすぐれている。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ポリエステル成形物にガス遮断性のすぐれたビニル
アルコール系樹脂の溶液をコートするにあたり、予めポ
リエステル成形物表面に、 酸成分が テレフタル酸および/またはイソフタル酸 90〜40モル% 炭素数2〜12の脂肪族ジカルボン酸 10〜60モル% ジオール成分が 炭素数2〜8の直鎖状または環状ジオール 90〜10モル% 炭素数3〜6の分岐状ジオール 10〜90モル% の組成を有する極限粘度0.4以上のポリエステルの溶
剤溶液を塗布、乾燥したアンカーコート層を設けること
を特徴とするガス遮断性のすぐれたポリエステル成形物
の製造法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60084726A JPS61243833A (ja) | 1985-04-19 | 1985-04-19 | ガス遮断性のすぐれたポリエステル成形物の製造法 |
US07/016,698 US4713266A (en) | 1985-04-19 | 1986-04-18 | Method for production of polyester structures with improved gas barrier property |
GB08629462A GB2186506B (en) | 1985-04-19 | 1986-04-18 | Method for production of polyester structures with improved gas barrier property |
PCT/JP1986/000199 WO1986006392A1 (en) | 1985-04-19 | 1986-04-18 | Process for producing polyester molding having good gas barrier properties |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60084726A JPS61243833A (ja) | 1985-04-19 | 1985-04-19 | ガス遮断性のすぐれたポリエステル成形物の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61243833A true JPS61243833A (ja) | 1986-10-30 |
JPH0519580B2 JPH0519580B2 (ja) | 1993-03-17 |
Family
ID=13838690
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60084726A Granted JPS61243833A (ja) | 1985-04-19 | 1985-04-19 | ガス遮断性のすぐれたポリエステル成形物の製造法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4713266A (ja) |
JP (1) | JPS61243833A (ja) |
GB (1) | GB2186506B (ja) |
WO (1) | WO1986006392A1 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4990382A (en) * | 1987-09-11 | 1991-02-05 | Continental Plastic Containers, Inc. | Plastic container with glass-like appearance, parison for and method of making same |
JPH0677717B2 (ja) * | 1989-02-27 | 1994-10-05 | 日本合成化学工業株式会社 | エチレン―酢酸ビニル共重合体ケン化物の塗膜形成方法 |
IT1248993B (it) * | 1990-06-25 | 1995-02-11 | Moplefan Spa | Pellicole poliolefiniche impermeabili ai gas e ai vapori e processo per la loro produzione |
US5196469A (en) * | 1991-03-28 | 1993-03-23 | Mica Corporation | Ethylene/vinyl alcohol coatings |
EP1842898B1 (en) | 1999-07-22 | 2012-05-16 | Diversey, Inc. | Use of lubricant composition for lubricating a conveyor belt |
DE60017952T2 (de) | 1999-08-16 | 2005-12-29 | Ecolab Inc., St. Paul | Verfahren zum Schmieren von auf Förderband transportieten Gebinden |
US6495494B1 (en) | 2000-06-16 | 2002-12-17 | Ecolab Inc. | Conveyor lubricant and method for transporting articles on a conveyor system |
US7384895B2 (en) | 1999-08-16 | 2008-06-10 | Ecolab Inc. | Conveyor lubricant, passivation of a thermoplastic container to stress cracking and thermoplastic stress crack inhibitor |
US6427826B1 (en) | 1999-11-17 | 2002-08-06 | Ecolab Inc. | Container, such as a food or beverage container, lubrication method |
DE19942534A1 (de) | 1999-09-07 | 2001-03-08 | Henkel Ecolab Gmbh & Co Ohg | Fluorhaltige Schmiermittel |
EP1153963A4 (en) * | 1999-11-02 | 2002-11-06 | Teijin Ltd | COATED HOLLOW POLYESTER MOLDING, METHOD FOR RECOVERING THE SAME, AND SOLUTION FOR SURFACE TREATMENT |
US7364033B2 (en) * | 1999-11-17 | 2008-04-29 | Ecolab Inc. | Container, such as a food or beverage container, lubrication method |
US6806240B1 (en) | 2000-08-14 | 2004-10-19 | Ecolab Inc. | Conveyor lubricant, passivation of a thermoplastic container to stress cracking, and thermoplastics stress crack inhibitor |
US6576298B2 (en) * | 2000-09-07 | 2003-06-10 | Ecolab Inc. | Lubricant qualified for contact with a composition suitable for human consumption including a food, a conveyor lubrication method and an apparatus using droplets or a spray of liquid lubricant |
US6509302B2 (en) | 2000-12-20 | 2003-01-21 | Ecolab Inc. | Stable dispersion of liquid hydrophilic and oleophilic phases in a conveyor lubricant |
US7741257B2 (en) | 2005-03-15 | 2010-06-22 | Ecolab Inc. | Dry lubricant for conveying containers |
US7745381B2 (en) | 2005-03-15 | 2010-06-29 | Ecolab Inc. | Lubricant for conveying containers |
US7915206B2 (en) | 2005-09-22 | 2011-03-29 | Ecolab | Silicone lubricant with good wetting on PET surfaces |
US7727941B2 (en) | 2005-09-22 | 2010-06-01 | Ecolab Inc. | Silicone conveyor lubricant with stoichiometric amount of an acid |
US7741255B2 (en) | 2006-06-23 | 2010-06-22 | Ecolab Inc. | Aqueous compositions useful in filling and conveying of beverage bottles wherein the compositions comprise hardness ions and have improved compatibility with pet |
BR112013006087B1 (pt) | 2010-09-24 | 2019-05-14 | Ecolab Usa Inc. | Métodos para lubrificar a passagem de um recipiente ao longo de um transportador. |
WO2014164468A1 (en) | 2013-03-11 | 2014-10-09 | Ecolab Usa Inc. | Lubrication of transfer plates using an oil or oil in water emulsions |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US103002A (en) * | 1870-05-10 | Allison l | ||
US3326742A (en) * | 1963-03-25 | 1967-06-20 | Princeton Chemical Res Inc | Surface treatment and bonding of organic high polymers |
BE754144A (nl) * | 1969-08-07 | 1971-02-01 | Agfa Gevaert Nv | Werkwijze om het beslaan van films te beletten |
UST103002I4 (en) | 1980-07-28 | 1983-05-03 | Polyester primer for adhesively bonded substrates | |
JPS59136253A (ja) * | 1983-01-26 | 1984-08-04 | 東洋製罐株式会社 | 多層プラスチツク積層構造物 |
US4576918A (en) * | 1983-02-02 | 1986-03-18 | Yeung Anthony C | Method of sampling and analyzing biocidal gas from a reaction chamber |
JPS59143638A (ja) * | 1983-02-08 | 1984-08-17 | 東洋製罐株式会社 | 積層構造物 |
JPH0243628B2 (ja) * | 1983-02-08 | 1990-10-01 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | Purasuchitsukusekisokozotaioyobyoki |
EP0118226B2 (en) * | 1983-02-08 | 1990-10-10 | Toyo Seikan Kaisha Limited | Vessel containing a plastic laminate structure |
JPS60105539A (ja) * | 1983-11-15 | 1985-06-11 | 東洋製罐株式会社 | 積層構造物及び容器 |
JPS602361A (ja) * | 1983-06-21 | 1985-01-08 | 株式会社クラレ | ガス不透過性被覆をもつ予備成形物および二軸延伸複合中空体 |
JPS60122148A (ja) * | 1983-12-05 | 1985-06-29 | 東レ株式会社 | 積層体 |
-
1985
- 1985-04-19 JP JP60084726A patent/JPS61243833A/ja active Granted
-
1986
- 1986-04-18 US US07/016,698 patent/US4713266A/en not_active Expired - Lifetime
- 1986-04-18 GB GB08629462A patent/GB2186506B/en not_active Expired
- 1986-04-18 WO PCT/JP1986/000199 patent/WO1986006392A1/ja unknown
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB2186506A (en) | 1987-08-19 |
GB2186506B (en) | 1988-12-29 |
GB8629462D0 (en) | 1987-01-21 |
JPH0519580B2 (ja) | 1993-03-17 |
US4713266A (en) | 1987-12-15 |
WO1986006392A1 (en) | 1986-11-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |