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JPS61249941A - 2,2,2−トリフルオロエタノ−ルの合成方法 - Google Patents

2,2,2−トリフルオロエタノ−ルの合成方法

Info

Publication number
JPS61249941A
JPS61249941A JP61094402A JP9440286A JPS61249941A JP S61249941 A JPS61249941 A JP S61249941A JP 61094402 A JP61094402 A JP 61094402A JP 9440286 A JP9440286 A JP 9440286A JP S61249941 A JPS61249941 A JP S61249941A
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JP
Japan
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trifluoroethanol
catalyst
synthesizing
range
formula
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Application number
JP61094402A
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JPS6311334B2 (ja
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ベルナール シュミナル
アンリ マテ
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Arkema France SA
Original Assignee
Atochem SA
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Filing date
Publication date
Application filed by Atochem SA filed Critical Atochem SA
Publication of JPS61249941A publication Critical patent/JPS61249941A/ja
Publication of JPS6311334B2 publication Critical patent/JPS6311334B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C29/00Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring
    • C07C29/132Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by reduction of an oxygen containing functional group
    • C07C29/136Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by reduction of an oxygen containing functional group of >C=O containing groups, e.g. —COOH
    • C07C29/14Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by reduction of an oxygen containing functional group of >C=O containing groups, e.g. —COOH of a —CHO group
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    • C07C29/141Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by reduction of an oxygen containing functional group of >C=O containing groups, e.g. —COOH of a —CHO group with hydrogen or hydrogen-containing gases
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C31/00Saturated compounds having hydroxy or O-metal groups bound to acyclic carbon atoms
    • C07C31/34Halogenated alcohols
    • C07C31/40Halogenated alcohols perhalogenated

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は2,2.2−)リフルオロアセタルデヒド(フ
ルオラル)の水化物もしくはヘミアセクールの水素化分
解による2、2.2−トリフルオロエタノールの製造に
関する。2.2.2−トリフルオロエタノールはエネル
ギー回収(吸熱ポンプ)薬理製品(麻酔剤)および溶媒
などとして広汎に使用されてきているが、このフッ素化
第1アルコールの重要な工業的製造方法は、対応する酸
(この場合トリフルオロ酢酸)またはその誘導体(エス
テル、酸塩化物、無水物、アミド)の還元に基づいてい
る。該還元は、大抵の場合、ロジウム、ルテニウム、プ
ラチナ、パラジウムなどの貴金属類の中から選択される
触媒の存在下で水素を付加することによって行なわれる
。使用され〆主な技術としては、無水トリフルオロ酢酸
の水素付加(米国特許第4.255.594号)、トリ
フルオロ酢酸の水素付加(米国特許第4.273.94
7号、仏国特許第2.544.712号および仏国特許
第2.545.481号)、トリフルオロ酢酸のエステ
ルの水素付加(欧州特許第36.939号)、トリフル
オロアセトアミドの水素付加〔藺、ギルマン(M、Gi
lman)、J、^、C,S、。
70、1281−2(1948)) 、塩化トリフルオ
ロアセチルの水素化分解(米国特許第3.970.71
0号)などがある。時間に伴って触媒の活性が低下して
いくという欠点の他に、これらの方法は出発物質(大抵
の場合塩素化されている)を酸化してまず酸やその誘導
体の1種とし、次いでこの酸をアルコールに還元する工
程に依っているという、経済的欠点をも持つものである
。この付加的な段階は、これらの方法の応用性に非常に
厳しい負担を負わしている。
他の一群の方法は、フルオラルまたはその誘導体の1種
を水素付加することから成っている。ニッケル触媒上モ
、80℃の温度下で90パールの圧力で、フルオラル水
化物を液相水添する方法(仏画特許第1.399.29
0号)により達成された収率はありふれた値であり、非
常に厳しい操作条件のもとで反応は大量の触媒(フルオ
ラル重量基準で純粋ニッケル16%)を必要とする。米
国特許第2.982.789号はパラジウム触媒上での
塩化トリフルオロアセチルの水素化分解(ローゼンムン
ト反応)の第1段階から得られるフルオラルヒドロクロ
ライド:CF、CH(CI)OHを、気相で水素付加す
ることを開示している。上記特許で使用するフルオラル
水添触媒はフッ素化カルシウム上に担持された亜クロム
酸銅がらっており、かつその挙動の時間的推移について
は言及されていないが、約250℃で作用し、フルオラ
ル中間体を不完全ながらく転化率約60〜65%)転化
させることができる。更に、未転化のフルオラルヒドロ
クロライドを再循環することは操作上非常に問題である
。それは、このものが熱に対して不安定であり、分解さ
れ易いことによる。この分解: は温度上昇により30℃以上の温度であるいは圧力低下
により促進される。最後に米国特許第3.468゜96
4号は、アルミナ上に担持されたパラジウム触媒の存在
下で低温(ピーク温度=140℃)にてフルオラルを気
相水素添加することを記述している。
トリフルオロエタノールの収率が比較的低く(86%)
またフルオラルを純粋な状態で運搬することが極めて困
難(重合する)であるだけでなく、純粋酸素中で200
℃で極めて頻繁に触媒を再生する必要性をもつことはこ
の方法を魅力のないものとしている。
本発明によれば、これら全ての欠点を単純で、柔軟性が
あり、特に経済的である技術を提供することにより克照
し、2.2.2−トリフルオロエタノールを製造するこ
とを可能としたが、さらに本発明は触媒の寿命や生成物
の収率や生産性にダメージを与えることなしに、調製し
運搬することが容易な粗出発物質からの製造をも可能に
した。
本発明の方法では、以下の一般式(■):CF3−CH \OR(I) で表わされる化合物(この式におけるRは水素原子ある
いは直鎮型または分枝鎖型の1〜8の炭素原子を含んだ
アルキル基を示し、場合によっては部分的にフッ素化さ
れている)をニッケル触媒および脂肪族第3アミンから
選択された助触媒の存在下で、液相水素化分解にかける
。ここでは、式(I)の化合物は本発明の方法で出発物
質とじて用いられるものであり、フルオラルと水(R=
H)あるいはアルコール(R=場合によっては置換され
ていてもよいアルキル基)とを反応させることによる公
知の方法で粗製品として得ることができる。この反応は
次の反応式に従っている。
 0 H CF s  CHO+ ROH→CF3−CH\0R(
2) アルキル基゛Rの例としては、特にメチル、エチル、n
−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、5eC−ブチ
ル、n−ヘキシル、2−エチルヘキシル、2.2.2−
)リフルオロエチル、1.1.1゜3.3.3−へキサ
フルオロ−2−プロピル基などを挙げることができる。
得られる化合物の熱的安定性は実質的に温度、圧力右よ
びそれらの化学的性質に依存している。
一般に、水化物(R=H)は安定であるが、蒸留によっ
て精製することは困難である。ヘミアセター・ル(R=
アルキル)はR中の炭素原子数が小さければ小さいほど
それに比例して安定になっていく。これらの精製は特に
わずかに減圧した状態(200Torr)かつ短かい滞
留時間(落下フィルム蒸発)での蒸留を必要とする。例
えば、粗へミアセタール:CF3−CH(OH)−0C
H3は安定であり、大気圧のもとで分解することなく蒸
留(沸騰点:96℃、760Torr)でき、ソノ結果
、重xの塩i化合物および塩酸から単離される。かくし
て、蒸留装置のボイラー中で過度に長い滞留時間(約7
分間)処理しなかった場合には、99.9%以以上上精
製された生成物が得られる。他方、非常に不安定なヘミ
アセタール: CF3  CH(OH)  0CH2C
F3は、蒸留によって精製することができない。それに
もかかわらず、本発明によれば、そのまま粗状態で使用
することができる。すなわち、1〜10mo1%の範囲
内の塩素化へミアセタール: CF2C1−CH(OH
)−OC’H,CF3.0.1〜10mo1%の範囲内
の2塩素化ヘミTセタ−ル: CFCl2  CH(O
H)−〇C82CF3および1〜IQ mo1%の範囲
内で塩酸を含む混合物として使用することができる。
本発明の方法において使用する触媒のニッケル含有量は
30〜90重量%の範囲内で変、えることができるが、
約60重量%のニッケルを含有する触媒を使用すること
が好ましい。使用すべき触媒の量は、明らかにそのニッ
ケル含有率に依存する。例えば、64%のニッケルを含
んだ市販のニッケル触媒の場合においては、触媒の量は
、用いられる粗暴質(水化物もしくはヘミアセクール)
の重量基準で0.2〜7.5%の範囲内、好ましくは0
.5〜2%の範囲内で変えることができる。
使用するニッケル触媒としては、例えば、50150の
ニッケル/アルミニウム合金をアルカリ金属(特にナト
リウム)によって侵し、水で洗浄し、その後、場合によ
っては希酢酸溶液で洗浄して得られるラニー・ニッケル
(Raney n1ckel)が使用できる。シリカ、
好ましくはケイ藻土などの公知の担体上に担持させた市
販のニッケル触媒を用いることが好ましい。この型の触
媒は、一般に表面にわずかに酸化膜を有するように予め
還元されている安定化状態で供給され、それによって触
媒の運搬並びに取扱いをより容易にし、かつ、触媒を非
発火性としている。
上記の触媒は、そのまま、水素化分解処理前において反
応装置の中で予め活性化し、あるいは活性化せずに使用
することができる。この随意の活性化は例えば、140
〜200℃の範囲内の温度(好ましくは、170〜18
0℃の範囲内の温度)で、かつ30〜45バール範囲内
の水素圧力のもとで実施することができる。しかしなが
ら、このような活性化は、安定化された市販の触媒が使
われる場合、随意でなく必須である。
それぞれの水素化分解処理の後、上記の触媒を反応混合
物から沈降によって分離させ、次いでろ過し、水あるい
は上記の方法で合成された純粋アルコールによって1回
以上洗浄して分離される。
上記の触媒は反応混合物と好ましくは48時間以下接触
したままにしておくことも可能であり、反応  、混合
物は、次に水素雰囲気のもとで排液することによって分
離され、同一の触媒充填量の下で、次の操作が行なわれ
る。触媒の磁気的性質を反応混合物からの触媒分離を有
利にするために使用することもできる。
反応物質(基質+助触媒)は触媒と共に反応の開始時に
導入される。しかしながら、触媒が時間に伴って過度に
早く不活性化することを避けるため、反応物質の混合物
を徐々に水または先の合成による粗アルコール(または
精製されたアルコール)と触媒から成る混合物中に導入
することが好ましい。
水素化分解は150〜200℃の範囲内、好ましくは1
70〜180℃の範囲内の温度にて、かつ約20〜50
バールの範囲内、好ましくは30〜45バールの範囲内
の圧力の下で実施することができる。
本発明の方法の好ましい態様によれば、反応物質(基質
+助触媒)を水素化分解反応装置に徐々に添加する場合
には、添加時間は0.2〜5時間の範囲内、好ましくは
0.75〜1.25時間の範囲内で変えることができる
。触媒が過度に早く不活性化しないように、反応物質の
添加速度を可能な限り水素化分解速度に合わせることが
特に好都合である。
この結果を達成するために最も適した制御システムは、
それ自体水素流量および水素圧に関連している水素消費
を利用して注入ポンプの出力を制御することである。触
媒が時間に伴って次第に不活性化しても、活性における
わずかな損失は、その損失量に応じて反応物質の添加時
間を長くすることにより補償し得る。このことは、この
方法の柔軟性をかなり増し、同時にその経済性を改善す
る。
使われる助触媒は次の式(n)で表わされる脂肪族第3
アミンである。
この式におけるR、 、R,、R3は同一であっても、
異っていてもよく、アルキル基を示し、このアルキル基
は場合によっては水酸基によって置換されてもよい。ジ
メチルエチルアミンまたはトリブチルアミンを使用する
ことが好ましいにしても、非限定例として以下のものを
も挙げることができる。すなわち、トリメチルアミン、
トリエチルアミン、トリーn−プロピルアミン、ジメチ
ルエタノールアミンおよびトリエタノールアミンである
助触媒の量は、水素化分解処理にかけられる基質(水化
物またはヘミアセタール)の純度に依存して非常に広い
範囲内で変えることができる。当然、可能な限り精製さ
れた基質から出発することが望ましいが、このことは必
ずしも実用的ではない(即ち、より低効率のフッ素化触
媒は、より高い塩素化物含有率をもたらし、アルコール
の2次反応はカルボニル誘導体を低温度で吸収する必要
を生じさせ、その結果塩酸の溶解度が増加し、塩素化お
よびフッ素化水化物が蒸留等によって分離されなくなる
)。
助触媒の量は、一般に塩素1g’atmあたり1.05
〜5 molの範囲内、好ましくは1.05〜4 mo
lの範囲内であり、該塩素とは粗出発物質中に存在する
塩素化された副産物中の塩素である。
使用される溶媒は水ま°たは常用される任意の有機溶媒
(脂肪族ケトン、エーテノペグリコール、塩素化溶媒)
がよいが、本発明の方法によって製造される2、2.2
−トリフルオロエタノールを使用することが好ましい。
また、脂肪族アルコール:R−OH(Rは上記定義通り
である)を使用することも可能である。使用される溶媒
の量は使用される基質の重量基準で0〜100%の範囲
内で変えることができ、かつ、水素化分解反応装置の特
に優れた攪拌を確保するための幾何学的寸法並びに意図
された生産性のみに依存する。
本発明の方法は公知のタイプの装置において実施できる
。すなわち、適当な機械的手段によって攪拌され、50
バールの圧力のもとに操作でき、しかも触媒懸濁液を流
出させる装置および欠くことのできない付属装置(フィ
ルター、ポンプ、水素圧制御装置等)を備えたオートク
レーブを使用できる。塩基性媒体による腐食は問題とな
らないので、反応装置はステンレス鋼(NS22S)の
みで構成することができる。
本発明の方法による水素化分解は固定触媒床の上で連続
液相においても実施できる。
この生成された2、2.2−トリフルオロエタノールを
単離し、かつ精製するには、蒸留し、モレキニラーシー
ブ上で乾燥するなどの、従来公知の方法を利用すること
ができる。その純度は気相クロマトグラフィーによって
測定できる。
本発明を限定することなしに例示する以下の実施例にお
いては、使用される触媒はバーショウ社(Harsha
w Company) によってNi5132 Pなる
商品名の下に供給された標準触媒であり、これはケイ藻
上上に担持された64%のニッケルを含み、しかも、粒
径0.5μm以上の微粒子の状態にある。この触媒は表
面上にわずかに酸化膜を形成させたことにより、不燃化
されているので、その取扱い並びに運搬は容易であるが
、使用する場所での活性化があらゆる実験を開始する前
に必要である。
実施例1 1.82gの触媒N15132P1次いで21gの2.
2゜2−トリフルオロエタノールを磁気撹拌子攪拌シス
テムを備えた0、 1 j2オートクレーブに連続的に
投入する。この反応装置を閉し、反応装置内に封入゛さ
れた空気を窒素によってパージし、わずかな水素を導入
し、次いで、混合物を攪拌しつつ約175℃まで加熱し
、水素圧を38バールに調整する。触媒の活性化はこれ
らの条件のもとで20分間必要とする。
次いで、以下のような混合物を徐々に(約57分間)反
応装置に加える。該混合物は0.1 g (0,028
7mol)のジメチルエチルアミンおよび95.5%(
0,151mol)のCFs  CH(OH)’−OC
H2CFsと4.5%(0,007mol )のCF、
Cl−CH(OH)−O−CH,−CF3を含む31.
3 gの粗ヘミアセタールから成り、溶解しているフッ
化水素酸は3.33XIO−’モルである。
水素の消費に対応した圧力低下は、35〜45バールの
範囲内の圧力下で水素を連続的に加えていくことによっ
て補償される。−たん水素吸収を停止(65分後)して
、反応混合物を急速に冷却し、°反応混合物が液体窒素
で約−196℃に維持されている容器の中で脱気した後
、反応装置を開放し、触媒と混合されている反応生成物
を触媒懸濁液を沈降することのできる容器中に移す。触
媒を分離した後、水素化分解生成物のサンプルを分析す
る。
水性溶液中のpuを記録し、無機分析を利用して、反応
中に生成する塩素イオン(CI)、フッ素イオン(F−
)量を測定する。以下に示す表は、この実施例で得られ
た結果並びに実施例2〜6で得られた結果を総めたもの
である。
実施例2 ここで使用した方法は、実施例1と同様であるが、実施
例1のへミアセタールを32.4 gの粗フルオラル水
化物で代用した。この粗フルオラル水化物は次のような
組成を有していた。
CF3−CH(OH)2      0.244mol
CF2C1−CH(OH)2+溶解したHCl0、00
66mol 溶解しis HF        4.91 X IQ
−’molH200,189mo1 175℃で、約32〜45バールの範囲内の圧力下で、
1時間後に反応は完了し、2.2.2−トリフルオロエ
タノールの収率は定量的であった。
実施例3 実施例2を繰り返したが、ここではわずかに0.36g
の触媒を使用した。175℃で、37〜46バールの範
囲内の水素圧力下で110分後に反応は完了し、2.2
.2−トリフルオロエタノールの収率は定量的であった
実施例4 ここで使用した方法は、実施例1と同じであるが、0.
38 gの触媒と0.32g (4,38X10−’m
ol)の純粋なジメチルアミンと40.1 gの次の組
成から成る粗フルオラル水化物を用いた。
CF3−CH(OH)2     0.247molC
F2C1−CH(OH)20.003mol溶解したH
CI        1.7 X IP’mol溶解し
たHF        1.2ixlG−’mo182
0             0.619111011
75℃で、27〜46バールの範囲内の水素圧力のもと
で、95分後に、反応は完了し、2,2.2−トリフル
オロエタノールの収率は定量的であった。
実施例5 実施例4を繰り返したが、ここではわずかに0.26g
 (3,56X10−3mat)のジメチルエチルアミ
ンヲ使用した。175℃で、29〜46バールの範囲内
の水素圧力のもとで、100分後に反応は完了し、2,
2゜2−トリフルオロエタノールの収率は定量的であっ
た。
実施例B (a)  実施例4を繰り返したが、ジメチルエチルア
ミンの代わりに1.39 g (7,5x 10−’m
ol)のトリブチルアミンを用いた。反応は175℃で
、33〜48バールの範囲内の水素圧力のもとで80分
後に完了した。
(ハ)工程(a)の触媒を、同じ条件下で、新たな工程
を実施するために再使用した。ここで、該工程では゛同
じ量の粗水化物およびトリブチルアミンを用いた。95
分後に反応は完了した。
比較例 実施例4を繰り返したが、ジメチルエチルアミンは使用
しなかった。175℃で、33〜46バールの範囲内の
水素圧力のもとで、7時間後にわずかに40%のフルオ
ラルがトリフルオロエタノールに転化された。次のデー
タが得られた。
pH5,1

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)以下の式( I ):▲数式、化学式、表等があり
    ます▼( I ) 上記式( I )において、Rは水素原子もしくは直鎖型
    または分枝鎖型アルキル基であって、該アルキル基は1
    〜8の範囲内の炭素原子を含み、場合によっては部分的
    にフッ素化されていてもよい、 で示される化合物をニッケル触媒の存在下で、液相接触
    水添することによる2,2,2−トリフルオロエタノー
    ルの合成方法であって、 上記液相接触水添操作が脂肪族第3アミンから選択され
    た助触媒の存在下で実施されることを特徴とする上記2
    ,2,2−トリフルオロエタノールの合成方法。
  2. (2)上記式( I )の化合物と助触媒の混合物を、徐
    々に、水または2,2,2−トリフルオロエタノールの
    触媒懸濁液中に投入することを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載の2,2,2−トリフルオロエタノール
    の合成方法。
  3. (3)上記反応が終わった後、反応混合物を急速に冷却
    し、触媒を分離し、後の操作で再利用することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項または第2項に記載の2,2
    ,2−トリフルオロエタノールの合成方法。
  4. (4)上記触媒をろ過によって分離し、次いで、再利用
    する前に、水で洗浄することを特徴とする特許請求の範
    囲第3項に記載の2,2,2−トリフルオロエタノール
    の合成方法。
  5. (5)上記反応混合物を冷却した後、上記触媒を沈降さ
    せ、上澄み反応液を流出させ、反応装置中に残された触
    媒をそのまま再利用することを特徴とする特許請求の範
    囲第3項記載の2,2,2−トリフルオロエタノールの
    合成方法。
  6. (6)上記式( I )の化合物を粗状態で使用すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1〜5項のいずれか1項
    に記載の2,2,2−トリフルオロエタノールの合成方
    法。
  7. (7)上記操作を150〜200℃の範囲内、好ましく
    は170〜180℃の範囲内の温度で実施することを特
    徴とする特許請求の範囲第1〜6項のいずれか1項に記
    載の2,2,2−トリフルオロエタノールの合成方法。
  8. (8)上記操作を20〜50バール、好ましくは30〜
    45バールの範囲内の圧力下で実施することを特徴とす
    る特許請求の範囲第1〜7項のいずれか1項に記載の2
    ,2,2−トリフルオロエタノールの合成方法。
  9. (9)上記触媒のニッケル含有率が30〜90重量%、
    好ましくは約64%であることを特徴とする特許請求の
    範囲第1〜8項のいずれか1項に記載の2,2,2−ト
    リフルオロエタノールの合成方法。
  10. (10)上記触媒を140〜200℃の範囲内の温度下
    で、30〜45バールの範囲内の水素圧力のもとで予め
    活性化することを特徴とする特許請求の範囲第1〜9項
    のいずれか1項に記載の2,2,2−トリフルオロエタ
    ノールの合成方法。
  11. (11)上記触媒の量が、64%のニッケルを含んだ触
    媒に換算して、使用される水化物またはヘミアセタール
    の重量基準で0.2〜7.5%、好ましくは0.5〜2
    %の範囲内にあることを特徴とする特許請求の範囲第1
    〜10項のいずれか1項に記載の2,2,2−トリフル
    オロエタノールの合成方法。
  12. (12)上記助触媒の量が、上記式( I )の粗化合物
    中に存在する塩素化された副産物中の塩素1g・atm
    あたり約1.05〜6mol、好ましくは1.05〜4
    molの範囲内にあることを特徴とする特許請求の範囲
    第1〜11項のいずれか1項に記載の2,2,2−トリ
    フルオロエタノールの合成方法。
  13. (13)上記助触媒が式:R_1−N(R_2)R_3
    のアミンであり、記号R_1、R_2、R_3は同一も
    しくは異なったものであり、場合によっては水酸基によ
    って置換されていてもよいアルキル基を示すことを特徴
    とする特許請求の範囲第12項に記載の2,2,2−ト
    リフルオロエタノールの合成方法。
JP61094402A 1985-04-23 1986-04-23 2,2,2−トリフルオロエタノ−ルの合成方法 Granted JPS61249941A (ja)

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