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JPS61245820A - ガス吸収塔 - Google Patents

ガス吸収塔

Info

Publication number
JPS61245820A
JPS61245820A JP60086950A JP8695085A JPS61245820A JP S61245820 A JPS61245820 A JP S61245820A JP 60086950 A JP60086950 A JP 60086950A JP 8695085 A JP8695085 A JP 8695085A JP S61245820 A JPS61245820 A JP S61245820A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tower
wall
gas
towers
gas absorption
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60086950A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Nakagawa
健一 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP60086950A priority Critical patent/JPS61245820A/ja
Publication of JPS61245820A publication Critical patent/JPS61245820A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Gas Separation By Absorption (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野: 本発明はガス吸収塔の改良に関する。
従来技術: 液体に溶解するガスを含む気体からこれらガスを除去ま
たは回収するために、充填塔内で気液を向流接触させる
方法が用いらル、化学工学において、ガス吸収という名
の単位操作の主体になっている。水系及収液を用いた場
合、Hce%801 、NHgなどのガスは吸収速度が
極めて速く、通常2m程度の充填層で約95%の除去率
を示す(CO2など化学反応律速で吸収速度の遅い場合
、塔高は若干大となる。)。
解決しようとする問題点: しかしながら、上記ガス吸収塔のfi、T、σ、(He
ight of transfer unit、  移
動単位めたシの高さ、この値が小さいほど物質移動の各
積効率が良く、塔の高さは小さくて済む。)は充填塔の
直径の約0,8乗に比例して増加する傾向がめる。した
がって、ガス吸収被処理ガスの処atが増し、水平断面
積が増すにつれて、ガス吸収塔の高さを増加させなけれ
ばならず、充填層の単位容積ワ之り能力を示す容積効率
は減っていく。一方、充填塔を上昇する気体の空筒速度
は塔径に拘らず通常は0、5 m/sec、多くても2
J m/see、  以下に保たないと、いわゆるフラ
ッディングを起こす危険が6リ、制限される。
これらの事情から、被処理ガス量が多い場合、複数のガ
ス吸収塔を設置することが望ましいが、操業面からは複
数基つ充填塔の並列運転は好ましくなく、合理的な解決
策は得らルていない。
問題点を解決するための手段: 本発明では、充填塔の代わりに濡壁塔を並列i吏用する
ことにより、塔断面積増卯による)1.T、U。
の増加する充填塔の欠点を除き、また、塔容積あたりの
処理能力、容積効率を減することなく、塔高が大で、水
平lfr面積の小さいガス吸収塔を形成する。
また、壁面液下降流を形成するため、通常用いられてい
る溢流堰を用いる方法を排して、塔上部の壁に液をスプ
レーする方法全採用する。また必要に応じ、塔下部0為
ら上方に液tスプレーして、ウナータージェットスクラ
バーと同様の作用により、濡壁塔の中心空部を有効に利
用する。
作用: 濡毫塔と充填塔とを比較すると: 0) 被処理気体処理能力からいうと、菌壁壜の場合、
いわゆるフラッディングの現象がほとんど起こらないの
で(飛沫同伴の可能性はめる。)、気体上昇速度を大き
くすることができる(充填塔の場合0.3〜2 m1s
ec K対し、濡壁塔の場合3〜10m/sec )、
これにより、新面当り処理能力が増し、塔断面小、高さ
大にできる; ←) 充填塔の1(、T、U、は塔径1Oa11の場合
、通常数1Oc11でめるが、塔径1a程度になると、
1〜2m、塔径lOmになると、1am程度になる。そ
ルゆえ、ガス吸収用充填塔の直径と高さの比は10前後
のものが多く、容積効率は、塔直径の増加と共に丁がる
。これに対し、濡壁塔の容積当り気液接触面は4僅に逆
比例するので、処理能力が大きい場合   ゛、多数並
列の構造としないと容積効率はドがるが1ハニカム構造
または格子構造にすることにより、極めて容易かつ安価
に接触面の確保が可能である0 本発明では、並列した単位濡壁への吸収液の配分には従
来使用された溢流堰に代えて、吸収液管から分岐設置し
念スプレーノズルを使用するがその理由は、1つには、
各単位塔への液降ド量を実成的lこ同一ならしめるため
(スプレーノズルの上流の圧がほぼ一定で、各ノズルに
拗く差圧がほぼ等しいことによる。)であり、他の理由
は濡壁塔の中央空部に霧雨状のスプレーノズルさせて、
向流ウォータージェットスクラバーとして働かせ、容積
効率全土げる丸めでbる。この際噴出圧を大にし、スプ
レー降下速度を増すことにより、被処理気体に含まれる
エントレンメントの量は非常に少なくできる。
また、必要により塔下部から上方に吸収液をスプレーし
て、液/lNを被処理気体と並流上昇させることによシ
、塔下部の接触面の増加を図っている。
これらスプレーにより生じた少量のエントレンメ/トは
、邪!麿板に衝突させて落丁させて除去した後、さらに
静電気液滴除去器で処理すると、ガス吸収率(回収率)
が向上する。
実施例: 第1図にオイて、単位濡壁4(IJ)、(lb)など(
両塔全代表として示すが、一般に、さらに多数基を用い
る。)の上部に、吸収液管(2)からノズル(3a)、
(3b)などが、垂下っている。ノズルの構造は、例え
ば、スプリンクラ−に使用されるような、軸芯のまわり
を回転する旋回液流を生じさせた後、軸芯部の小孔から
噴出させる方式の使用する。噴出した液の1部は壁に衝
突した後壁に沿い落下して濡壁液となり、他は霧雨状に
落下して上昇してくる被処理気体と向流接着する。した
り(って、ガス吸゛収はann液液自由表面と、塔中心
空部を落下する微液滴の表面とで行われることになシ、
容積効率が増加する。一方、吸収液管(2)の内径を、
ノズル(3a)、(3b)などに比べて大きくしておく
ことにより、各ノズルにつ1かる杢圧が実質的に等しく
なり、単位塔への液扉下量が一定になる。
このことにより、塔を上昇する気体の凌も6塔、・よぼ
同じになる。
濡壁塔を上昇する被処理気体の速度は、充填塔の場合(
周知のとおり普通0.3〜1 m/see速くても2 
m/sec )に比べて、3〜10 m/sea と大
きくとル、塔高を大にできる。
単位濡壁塔の上部の濡壁板形成をと記のように、スプレ
ーを用いて均一化して行うことにより、容積効$をドげ
な・ハで、ガス吸収塔の高さを大にし、塔径を小にして
、大規模ガス吸収塔の竪・横のバランス金機能的に保持
でき、設置Jl[I積の節約を図り得る。さらに、容積
効率を向上させるために、塔下部において、上昇する被
処理気体と並流に(上方に向けて)、吸収液をスプレー
することにより、容積効率の向上が可能である。すなわ
ち、図中、吸収液玉f(4)からノズk(5&)、(5
b)などt−通して、吸収液を図のようにスプレーする
。このことにより、特に、m7′L壁塔ド部の、−れ1
に囲まれた空部でのガス吸収が増加する。このスプレー
は、また、気体の上方への移動を促進する。
全種が同種に近い場合には、第2図に示すように、隔壁
により仕切られた断面六角形の単位塔または図示しない
三角塔を用い、全種が四角塔の場合は隔壁を基盤目状に
した断面四角形の単位塔を用いて、断面上での死滅をな
くする。
吸収液は、一般には循環使用して、1部新液を補給し、
そルに見さう循環液を排出するのが常法であるが、盾項
使用金止めて#液のみを用いても良く、このことに拘ら
ない。
スプレーノズルとしては、前記した液体に旋回運動と与
えた後オリフィスから噴出させる形式のほか、回転ディ
スクにより液体金飛敬させる型式のものなどが用いられ
る。
次に第1図に示した構造の単位四角濡壁塔についての実
験結果の1例金示す。
実験塔の寸法は、断面150 a角、高さ6mである。
被処理気体は、Sow 200 PPm t−含む空気
で、空筒速度6m/1seaに保つ。吸収液として水酸
化マグネシウムIs水分散液を用い液体気体比(L/G
)を、塔上部において1、塔下部において2になるよう
に調節する。被処理ガスが、下部スプレーを通過して、
塔下部から2mの位置に達した点での脱硫率は、平均し
て、約651で、上部スプレーを通過すると脱硫本釣9
41 (SOx約12ppm)Ic達した。
空筒速度約gm、/secまではエントレ/メント量約
1.4y/Nwで大きな変化はないが、被処理気体の空
筒速度f g m/see以上にするとエントレンメン
トの増加が観察された。吸収塔の使用目的によっては、
エントレンメントの多い方が1ましい場合も−b9、本
発明はこのことに拘らない。
発明の効果: 本発明のガス吸収塔は、仕切壁で隔てられた単位濡檄塔
t−並列に設置して、全種を形成しており、仕切壁の両
面1kmれ壁として使用することができる。
また、充填塔の場合と異なり、フラッディングを起こさ
な^ので、空筒速度が大で6って、容積効率を下げるこ
となく(現実には増加する。)、塔高を大にすることが
可能で、ガス処理量が大きい場合、塔高と塔径のバラン
スのとれ九吸収塔となる(従来の充填方式では塔径の増
加と共にHoT、U・が増大し、容積効率が減り、その
結果塔高を大にせざるを得ないことは前述のとかりであ
るo )。
本発明では、濡壁塔への液の供給に、溢流堰を用いず、
スプレーノズルを用い、これにかかる差圧を一定にして
いるので、各単位塔への給液が常に均一化されている(
充填塔では、閉塞を生ずると偏流が起こり、閉癌部がさ
らに増加し、偏流を助長する傾向がある。)。
さらに、スプレーノズルで生じた水滴は、塔内空部を霧
雨状に落下しガス吸収に貢献する。
本発明では、さらに必要に応じ、塔下部から、被処理気
体と並流に、スプレーを吹上げて、ウォータージェット
スクラレ(−と同じ作用を行わせる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のガス吸収塔の構造を示す概略図で、第
2、第3図の単位濡壁塔(1a)、(1b)の竪断面図
に相当する。 第2図は六角形の単位濡壁塔6−らなるガス吸収塔の水
平断面図、第3図は四角形の単位濡壁塔からなるガス吸
収塔の水平断面図と示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 隣接する単位濡壁塔がその境界壁を供有し、各単位
    濡壁塔の上部に、ガス吸収液を濡れ壁液および塔中央空
    部落下微粒としてスプレーするノズルを持ち、該ノズル
    の上流点が実質的に等圧となるに足る大管径のガス吸収
    液管に連結されていることを特徴とするガス吸収塔。 2 単位濡壁塔の下部に、ガス吸収液を上方にスプレー
    するノズルを持ち、該ノズルの上流点が実質的に等圧と
    なるに足る大管径のガス吸収液管に連結されている特許
    請求の範囲第1項に記載のガス吸収塔。
JP60086950A 1985-04-22 1985-04-22 ガス吸収塔 Pending JPS61245820A (ja)

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JP60086950A JPS61245820A (ja) 1985-04-22 1985-04-22 ガス吸収塔

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JP60086950A JPS61245820A (ja) 1985-04-22 1985-04-22 ガス吸収塔

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JPS61245820A true JPS61245820A (ja) 1986-11-01

Family

ID=13901149

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JP60086950A Pending JPS61245820A (ja) 1985-04-22 1985-04-22 ガス吸収塔

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JP (1) JPS61245820A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0393014A2 (de) * 1989-04-11 1990-10-17 Peter J. Ing. Schmid Einrichtung zur Behandlung von Gasen
EP2520352A1 (en) * 2011-05-02 2012-11-07 Alstom Technology Ltd Gas/liquid contacting vessel and the use thereof in a flue gas treatment system
AU2012258397B2 (en) * 2011-11-28 2014-02-06 Conocophillips Company Solvent loading system
WO2023106244A1 (ja) * 2021-12-06 2023-06-15 セントラル硝子株式会社 白金族元素資源回収装置、成膜システム、白金族元素資源回収筒、及び白金族元素資源回収方法

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