JPS61212267A - パン粉付方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、フライ種に自動的にパン粉付する方法及び装
置に関する。

〔従来の技術〕

油媒用冷凍食品等のフライ類は、フライ種に予めバッタ
ー液を付着せしめ、次いでノクン粉を付着せしめること
により衣付けされる。この衣付けにおけるパン粉の付着
を自動化する方法としては、従来種々の方法が知られて
いる。その代表的な例として、ｉ＜？ン粉を敷いたネッ
トコンベア上にバッタリングを終了したフライ種を落下
せしめ、フライ種上面にパン粉を散布し、フライ種全面
にプレッディングを行う方法が挙げられ５゜ところが、
この方法による場合、付着したノセン粉が剥れ易い、ま
た、衣の厚みが不均一になり易い、更には衣の厚みの調
整が困難等の欠点があり、例えばパン粉の剥離を防止す
る目的で、ネットコンベア上方に、押え板等の押圧装置
を設け、一旦フライ種に付着した／’Ｐン粉をコンベア
と押え板との押圧によシフライ種に強固に付着せしめる
等の改善が行われている。

しかしながら、このような従来の改善方法では、ノヤン
粉の剥離防止に必ずしも十分ではなく、また、衣比率の
均等化や調整等を総合的に解決するものでは到底ない。

更に、従来のネットコンベア式のパン粉付機は一般に構
造が複雑で、かつ重負荷に対して弱いため、Ａ’ン粉を
大量循環するには適さない。従って、冷凍食品工場等で
大量にフライ類を生産する場合には、保守、生産効率に
難点があった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明は、上述の如き、自動・ヤ／粉付方法におけるノ
クン粉の剥離、衣の厚みの不均一性並びに衣比率の調整
の困難を解決し、更に保守が容易で効率の良い自動ノク
ン粉付装置を開発するものである。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明者らは、上記の問題点を解決すべく鋭意検討を重
ねた結果、振動効果を適用することにより、ノクン粉の
剥離が少なく、衣の厚みが均一なフライ類が得られ、か
つ、衣の比率の調整、保守等が容易で大量生産に適する
効率の良い自動・ンン粉付方法及び装置を提供可能であ
るとの知見に至り、本発明を完成したものである。

即ち、本発明は、上方に押え装置を有し又は有しないコ
ンベア上を・卆ン粉の存在下で１食品を移動しながらパ
ン粉付を行う方法において、コンベアとして振動コンベ
アを用い及び／又は押え装置に振動を与えることを特徴
とする／’Ｐン粉付方法及びそのための装置である。

以下、本発明の実施態様につき図面を参照して詳述する
。

第１図において、ｌは振動コンベアでちゃ、共振用バネ
１ｃで支えられた中空状トラフｌａ。

１ｂ（ｌａはステンレス板、１ｂは金網により構成され
る）が、駆動部（電磁石）の不平衡重鏡が回転すると、
それによって生ずる駆動力で振動が発生する。その振動
は扁平の楕円振動で、直線振動とほぼ同様の効果があり
、この振動がトラフ１ａ上のフライ種Ｓ１　　＋Ｓ２　
　＋Ｓ３・・・に伝わシ、　　　・フライ種はトラフ上
を振動しながら前方に移送される。移送速度は、トラフ
の傾斜角及び振幅によって調整可能である。５はパワタ
ーリングのためのバッター液槽でちり、フライ種ｓｔ　
　＋Ｓ２　　＋Ｓ３・・・は無端コンベア４上を移送さ
れてバッター液槽５に入シ、・ぐツタ−液で被覆された
後、振動コンベア１上に落下する。無端コンベア４と振
動コンベア１とは無端コンベアの一方の端から落下する
物体が振動コンベアのトラフ上に載置する如く配置され
ている。

２は回転ローラーより構成される押え装置であり、２′
は押圧板であシ押圧板に振動を与える駆動部３で構成す
ることもできる。押え装置は、振動コンベアの上方で、
かつ、トラフ１ａの上方となる如く配置されている。押
え装置は、本発明の構成において、振動コンベアを使用
する場合には必ずしも必要ない。しかしながら、振動コ
ンベアを使用する場合でありても、押え装置を併設する
ことが望ましく、特に振動押圧板等の振動機能を有する
押え装置の併設が本発明の目的達成上好ましい。一方、
振動コンベアを使用しない場合には振動機能も有する押
え装置の設置が必須である。

トラフはその３／４がステンレス板１ａで構成され、残
り１／４は金網１ｂで構成されている。即ち、無端コン
ベア４の端より、自重で反転したフライ種は、最初トラ
フ１ａ上に落下し、振動によシ移送され、ｌｂ上を通過
し、プレッディングを終了し、次工程へと搬送される。

尚、パン粉の供給は、金網でふるい落とされたものがベ
ルトコンベア等の搬送装置にて循環使用される。

本発明方法による衣付けは、先ず、常法により調製され
たフライ種（Ｓｌ　　ｌｓ２　１ｓ３・・・）が、適当
な方法によりバッタリング処理される（この際、必要に
応じ・ぐラダリング等が行われる）。バッター液で被覆
されたフライ種は、次いで、（１）振動コンベア上に載
置され振動コンベア上に散布され、必要に応じ、振動コ
ンベアの上方等からも散布される／／′ｅン粉と共に振
動しつつトラフ１ａ上を移送され、必要に応じ併設され
た押え装置の下部を通過し、その際、押え装置とトラフ
１ａとの間に生じる抑圧により、パン粉が更に強固にフ
ライ種に付着せしめられる。このようにして、トラフ１
ａ上でパン粉付されたフライ種は次いで振動によシ、ト
ラフ１ｂ上に移送される。トラフ１ｂは、トラフ１ａと
同一の材料、形状よシ構成される場合もあるが、好まし
くは金網等の、パン粉のみを落下せしめる静的機能を有
する材料、形状とする。

この場合、余分なパン粉は金網よりトラフの中空部１ｄ
に落下し、回収口＃ぞよシ回収され再利用される。尚、
トラフ１ｂの長さは、フライ種に付着した余分な１４’
ン粉を十分に落とすためにも一定の長さを有することが
好ましい。この場合、・母ン粉は回収口の手前に落下す
るが、トラフに与えられる振動により、自動的に前進し
、回収口に到達する。

パン粉付を終了したフライ種は、次いで必要に応じ冷凍
その他の処理を施され、製品化される。

〔発明の効果〕

本発明は、振動効果の利用によシ、従来法に比ぺ、フラ
イ種からのパン粉の剥離が少なく、衣の厚みが均一なフ
ライ類が得られる。また、衣の比率の調整、保守等も容
易で大量生産に適する自動・母ン粉付装置として提供可
能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の装置を示す斜視図である。 １・・・振動コンベア、ｌａ、ｌｂ・・・トラフ、２・
・・押え装置。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、上方に押え装置を有し又は有しないコンベア上をパ
   ン粉の存在下で食品を移送しながらパン粉付を行う方法
   において、コンベアとして振動コンベアを用い及び／又
   は押え装置に振動を与えることを特徴とするパン粉付方
   法。 ２、上方に押え装置を有し又は有しないコンベア並びに
   パン粉供給装置からなる自動パン粉付装置において、コ
   ンベアとして振動コンベアを及び／又は押え装置として
   振動押圧板を用い、かつ、振動強度を調整可能としたこ
   とを特徴とするパン粉付装置。 ３、振動コンベアの進行方向の端部を網状とすることを
   特徴とする特許請求の範囲第２項記載のパン粉付装置。