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JPS6119045Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6119045Y2
JPS6119045Y2 JP5327181U JP5327181U JPS6119045Y2 JP S6119045 Y2 JPS6119045 Y2 JP S6119045Y2 JP 5327181 U JP5327181 U JP 5327181U JP 5327181 U JP5327181 U JP 5327181U JP S6119045 Y2 JPS6119045 Y2 JP S6119045Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side plates
ceiling
boundary
paperboard
end pieces
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP5327181U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57167018U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP5327181U priority Critical patent/JPS6119045Y2/ja
Publication of JPS57167018U publication Critical patent/JPS57167018U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6119045Y2 publication Critical patent/JPS6119045Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、牛乳カートン等角筒状の紙容器を複
数個1パツケージにする際に使用する板紙トレイ
に関するものである。
通常、角筒状の紙容器を運搬する場合、取扱い
の便宜を考慮して、縦横に2×6,3×3,3×
4,4×5等に揃えて12個、9個、20個等を1パ
ツケージとしている。その場合、段ボール等の板
紙により予めパツケージの外周を規制した後、シ
ユリンクフイルム、ストレツチフイルム等を巻回
して荷姿としている。
従来、段ボール等の板紙の使用態様の典型的な
ものは、方形の板紙に組立時の高さ分に相当する
長さの4本の切込みを設けて、折曲げにより4側
面を立て、隣接する側面相互間を接着した底部と
4側面から成るものである。この他に、帯状板紙
により4側面を規制し底部のないもの、板紙を3
分割し底部と2側面を規制するもの、紙容器1個
分の3周面を覆う断面コ字型の板紙を多数個組合
せるもの等がある。
しかしながら、これらの使用態様は板紙の使用
に無駄があつたり、積重ね強度が不充分であるた
め、改善が望まれている。
本考案者は、紙資源節約の観点から板紙の使用
面積を最小限に抑えると共に、運搬、保管時にパ
ツケージを数個積重ねた時の強度も充分な構造の
板紙トイレを開発すべく研究を重ね、先に実願昭
55−160883号実開昭57−85459号公報に於て、底
板と左右2側板とを一体とする展開時に方形であ
つて組立状態で底板4角に断面L字型の側板が立
設する板紙トイレ並びに実願昭56−35440号実開
昭57−149212号公報に於て、展開時に方形であつ
て組立状態で底板4角に断面コ字型の側板が立設
する板紙トイレを提案した。
本考案は、展開時に方形とすることで使用板紙
のロス発生を避けるとの先の提案に係る基本的技
術思想を維持しながら、板紙の使用面積を僅かに
増すことにより積重ね強度を大幅に増大させたも
のである。即ち、本考案は、底板と、その上下左
右に位置する4側板と、左右側板の上下に隣接す
る4端片と、左右側板の左右に隣接する2天井板
と、端片と天井板との境界を2辺とする4接合片
とを一体とする展開時に方形の板紙トイレに於
て、適宜切込みと折曲げを行なうことにより断面
コ形あるいはコ形の側壁を底板の4角に立設させ
且つ上下側板と天井板とによる補強を可能にし
て、積重ね強度を飛躍的に増大させたことを特徴
とする。
以下、本考案を図面に示す実施例に従つて説明
する。尚、図面に於て2点鎖線で分割された1区
画は、紙容器1個分の底部に相当し、破線は折曲
げ線を示す。
第1図は紙容器9個を1パツケージとする場合
の実施例であり、第1a図は展開図、第1b図は
紙容器収納時の斜視図である。第1a図に於て、
板紙は、底板1と、その上下に位置する側板2,
3及び左右に位置する側板4,5と、左右側板
4,5の上下に夫々隣接する端片6,7,8,9
と、左右側板4,5の左右に夫々隣接する天井板
10,11と、端片6,7,8,9と天井板1
0,11との境界を夫々の2辺とする接合片1
2,13,14,15とから成る。左側板4には
底部1との境界と天井板10の境界を結び且つ各
境界上を2方向へ分岐するH字型の側板分割切込
21cが設けられており、右側板5にも同様の側
板分割切込21dが設けられている。又、上下側
板2,3と端片6,7,8,9との各境界全長に
は切込22a、22b、22c、22dが設けら
れ、接合片12,13,14,15と端片6,
7,8,9との各境界全長には切込23a、23
b、23c、23dが設けられている。
上記の如く切込が設けられた展開時に方形の板
紙を次のようにして組立てて板紙トイレとする。
先ず、側板分割切込21c、21dに従つて側板
の一部を断面L字型に折曲げて、左右側板4,5
の夫々に観音扉状の窓を開く。次に、上下左右の
側板2,3,4,5を底板1に対し垂直に折曲げ
た後、端片6,7,8,9と天井板10,11と
を左右側板4,5に対して垂直に折曲げる。最後
に、接合片12,13,14,15を天井板1
0,11に対し垂直に折曲げれば、第1b図に示
すように9個の紙容器を安定的に保持しうる板紙
トイレが形成される。
この板紙トイレに於て、端片6,7,8,9と
上下側板2,3との重合部分及び端片6,7,
8,9と接合片12,13,14,15との重合
部分を接着すれば形状の安定に役立つが、通常は
シユリンクフイルム等で巻回して荷姿とするの
で、接着は必ずしも必要としない。更に接着をし
ない場合には、使用後展開状にすることができる
ので、再使用のための回収に際しかさばることが
なく好都合である。尚、この重合部分は端片が外
側になるように重ねても良い。
本実施側は組立状態に於て、分割された側板が
いずれも断面コ字型となつて立設していると共に
上下側板及び天井板により補強されているので横
重ね強度は充分である。
第2図は紙容器12個を1パツケージとする場合
の実施例であり、第2a図は展開図、第2b図は
紙容器収納時の斜視図である。同時に第3図は紙
容器20個を1パツケージとする場合の実施例であ
り、第3a図は展開図、第3b図は紙容器収納時
の斜視図である。これらの実施例からも明らかな
通り、上下側板2,3の幅は端片6,7,8,9
の幅と一致しており、この幅は板紙の材料費と要
求される積重ね強度とを考慮して適宜選定され
る。同様に天井板10,11の幅も任意である
が、接合片12,13,14,15を端片6,
7,8,9に重ね合せる必要から、上下側板の幅
と一致させることが望ましい。
第4図は紙容器24個を1パツケージとする場合
の実施例であり、左右側板4,5の各々に設けら
れた側板分割切込が、コ字型21a、24bとH字
型21c、21dとの組合せとから成る点に特徴
を有する。この実施例に於ては、組立時に底板1
の4角に断面コ字型の側板が立設する他、中間に
ある2つの断面L字型の側板も積重ね強度の増大
に役立つている。本実施例から明らかなように、
本考案に於ける側板分割切込は収納する紙容器の
個数及び配列に合わせて、左右側板夫々に1つ以
上任意の数だけ設けることができ、その形状はH
字型に限らずコ字型であつても、底板の4角には
断面コ字型の側板を立設することができる。又、
コ字型又はH字型の側板分割切込の境界上に於け
る切込の終端は、収納する紙容器の角と一致させ
ることにより、側板を断面L字型に折曲げた時に
紙容器相互間に挾み込むことが可能となる。
尚、組立状態の高さに相当する左右側板の幅は
収納する紙容器の高さ以上であれば良いが、輪送
中の衝撃荷重により左右側板が多少たわむ虞れが
ある。この場合にも側板は原状を回復するが、紙
容器が圧迫されて内容物が漏出する虞れがあるの
で、左右側板は紙容器頂部より7〜10mm程度高く
することが望ましい。
本考案に係る板紙トイレの積重ね強度を下記の
方法で試験した。先ず、JIS P3904(段ボール中
しん)S125×S125×S125BF規格の段ボールによ
り第2図に示した板紙トイレを作りこれに1牛
乳容紙容器12個を収納した後、周囲を60μのポリ
エチレンフイルムでシユリング包装して1パツケ
ージとし、1トン車に荷崩れのしない状態で5段
重ねに積載し高速道路を500Km走行したが、板紙
トレイの変形や牛乳の漏出はなく、積重ね強度が
充分であることを確認した。次に、JIS Z1516
(外装用段ボール)両面段ボール1種C200×S125
×C200規格の段ボールにより第2図に示した板
紙トレイを作り、6段重ねに積載した以外は前記
と同様の試験を実施したが、板紙トレイの変形や
牛乳の漏出はなかつた。
以上、詳細に説明した通り、本考案は素数を除
く6個以上の個数の紙容器を1パツケージとする
全ての場合に適用可能であつて、最小限の板紙を
使用して、積重ね強度の優れた板紙トレイを提供
するものであり、その実用的価値は極めて大であ
る。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本考案に係る板紙トレイの実施
例を示し、第1a図、第2a図、第3a図及び第
4a図は展開図、第1b図、第2b図、第3b図
及び第4b図はそれぞれ第1a図、第2a図、第
3a図及び第4a図に係る板紙トイレの紙容器収
納時の斜視図である。 1……底板、2,3……上右側板、4,5……
左右側板、6,7,8,9……端片、10,11
……天井板、12,13,14,15……接合
片、21a,21b……コ字型の側板分割切込、
21c,21d……H字型の側板分割切込、22
a,22b,22c,22d,23a,23b,
23c,23d……切込。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底板1とその上下左右に位置する4側板2,
    3,4,5と左右側板の上下に夫々隣接する端片
    6,7,8,9と、左右側板の左右に夫々隣接す
    る天井板10,11と端片と天井板との境界を
    夫々の2辺とする接合片12,13,14,15
    とを一体とする展開時に方形の1枚のシートとな
    る板紙トレイに於て、左右側板4,5の夫々に底
    板1との境界と天井板10,11との境界を結び
    且つ各境界上を同一方向へ切込むコ字型の側板分
    割切込21a、21b、及び/又は各境界上を
    夫々2方向へ分岐するH字型の側板分割切込21
    c、21dを設け、分割した側板をいずれも断面
    L字型に折曲げると共に、上下側板2,3と端片
    6,7,8,9との各境界全長並びに各接合片1
    2,13,14,15と端片6,7,8,9又は
    天井板10,11とのいずれか一方の境界全長に
    切込22a、22b、22c、22d、23a、
    23b、23c、23dを設け、4側面を底板に
    対し垂直に且つ端片を左右側板に対し垂直に折曲
    げて組立時断面コ形あるいはコ形の側壁とし、更
    に天井板を左右側板に対し垂直に且つ接合片を天
    井板に対し垂直に折曲げたことを特徴とする板紙
    トレイ。
JP5327181U 1981-04-15 1981-04-15 Expired JPS6119045Y2 (ja)

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JP5327181U JPS6119045Y2 (ja) 1981-04-15 1981-04-15

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JP5327181U JPS6119045Y2 (ja) 1981-04-15 1981-04-15

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JPS57167018U JPS57167018U (ja) 1982-10-21
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JP5327181U Expired JPS6119045Y2 (ja) 1981-04-15 1981-04-15

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2528855Y2 (ja) * 1989-06-06 1997-03-12 四国化工機 株式会社 直方体状密封容器のマルチパック
JP2007015705A (ja) * 2005-07-05 2007-01-25 Daio Paper Corp 包装用ケース

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JPS57167018U (ja) 1982-10-21

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