JPS61194011A - メ−キヤツプ化粧料 - Google Patents
メ−キヤツプ化粧料Info
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- JPS61194011A JPS61194011A JP3441185A JP3441185A JPS61194011A JP S61194011 A JPS61194011 A JP S61194011A JP 3441185 A JP3441185 A JP 3441185A JP 3441185 A JP3441185 A JP 3441185A JP S61194011 A JPS61194011 A JP S61194011A
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- particle diameter
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q1/00—Make-up preparations; Body powders; Preparations for removing make-up
- A61Q1/02—Preparations containing skin colorants, e.g. pigments
- A61Q1/04—Preparations containing skin colorants, e.g. pigments for lips
- A61Q1/06—Lipsticks
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/19—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing inorganic ingredients
- A61K8/29—Titanium; Compounds thereof
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K2800/00—Properties of cosmetic compositions or active ingredients thereof or formulation aids used therein and process related aspects
- A61K2800/40—Chemical, physico-chemical or functional or structural properties of particular ingredients
- A61K2800/41—Particular ingredients further characterized by their size
- A61K2800/412—Microsized, i.e. having sizes between 0.1 and 100 microns
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は隠蔽性があり、且つ中味取れ及び使用性に優れ
、更に色調、匂い等の安定性に優れたメーキャンプ化粧
料に関する。更に詳しくは本発明は平均粒径が0.1〜
30μで粒子の最小径が最大径の70%以上の真球状二
酸化チタンを配合を配合することにより、従来の二酸化
チタンの持つ長所をそのまま生かし、欠点を解消したメ
ーキャップ化粧料に関する。
、更に色調、匂い等の安定性に優れたメーキャンプ化粧
料に関する。更に詳しくは本発明は平均粒径が0.1〜
30μで粒子の最小径が最大径の70%以上の真球状二
酸化チタンを配合を配合することにより、従来の二酸化
チタンの持つ長所をそのまま生かし、欠点を解消したメ
ーキャップ化粧料に関する。
従来の技術
二酸化チタン顔料は通常特定の粒子形をもたず、塊状の
粒子であり、アナターゼ型及びルチル型のいずれも可視
光線をほとんど吸収しないので白色であり、屈折率はア
ナターゼ型が2.55、ルチル型が2.70といずれも
白色顔料中最大である。又市販の顔料用二酸化チタンの
粒径は、紫外線吸収効果のある微粒子状(通常0.1μ
未満)のものは別として一般にアナターゼ型で平均0.
2μ、ルチル型で平均0.25μであり、これらが二酸
化チタンの最も散乱効果の大きい粒子径であるとされて
いる。
粒子であり、アナターゼ型及びルチル型のいずれも可視
光線をほとんど吸収しないので白色であり、屈折率はア
ナターゼ型が2.55、ルチル型が2.70といずれも
白色顔料中最大である。又市販の顔料用二酸化チタンの
粒径は、紫外線吸収効果のある微粒子状(通常0.1μ
未満)のものは別として一般にアナターゼ型で平均0.
2μ、ルチル型で平均0.25μであり、これらが二酸
化チタンの最も散乱効果の大きい粒子径であるとされて
いる。
このように、二酸化チタンは散乱効果が大きく、しかも
、屈折率が大きいので、着色力及び隠蔽力を必要とされ
るメーキャソプ化粧料に特に好んで配合されている。
、屈折率が大きいので、着色力及び隠蔽力を必要とされ
るメーキャソプ化粧料に特に好んで配合されている。
しかし、二酸化チタンを用いて化粧料の隠蔽性を更に高
めるためには、二酸化チタンの粒径にもよるが、一般に
はその配合量を多くする必要がある。しかし、この場合
、二酸化チタン粉末の肌への付着力が強いため、化粧料
はのびが悪くなり、又中皿等に圧縮成型する固型粉末状
化粧料の場合には、使用していくうちにパクト表面が固
化する、所謂ケーキング現象を起し易く、パフどれが悪
くなったりする。更に二酸化チタンは表面活性をもつた
め、−緒に配合される色材や油分を劣化させるという問
題も認められる。
めるためには、二酸化チタンの粒径にもよるが、一般に
はその配合量を多くする必要がある。しかし、この場合
、二酸化チタン粉末の肌への付着力が強いため、化粧料
はのびが悪くなり、又中皿等に圧縮成型する固型粉末状
化粧料の場合には、使用していくうちにパクト表面が固
化する、所謂ケーキング現象を起し易く、パフどれが悪
くなったりする。更に二酸化チタンは表面活性をもつた
め、−緒に配合される色材や油分を劣化させるという問
題も認められる。
前記した問題はいずれも二酸化チタン粉末そのものの基
本的な特徴、即ち前述のような光学的特性や粒形に起因
するものであり、かかる問題点を解消しようとすれば、
二酸化チタンの特徴を失わない範囲で配合量を減少せし
めたり、他のすべりの良い粉末(例えばマイカ、ナイロ
ン粉末など)と併用したり、−緒に配合される色材や油
分、香料などを吟味選択する必要があった。
本的な特徴、即ち前述のような光学的特性や粒形に起因
するものであり、かかる問題点を解消しようとすれば、
二酸化チタンの特徴を失わない範囲で配合量を減少せし
めたり、他のすべりの良い粉末(例えばマイカ、ナイロ
ン粉末など)と併用したり、−緒に配合される色材や油
分、香料などを吟味選択する必要があった。
発明が解決しようとする問題点
本発明者等は従来の二酸化チタンのもつ前述のような欠
点を解消すべく鋭意検討した結果、粒子の最小径が最大
径の70%以上の真球状で、且つ平均粒径が0.1〜3
0μである二酸化チタンを配合することによって前記問
題点を解決できることを見出し、本発明を完成するに至
った。
点を解消すべく鋭意検討した結果、粒子の最小径が最大
径の70%以上の真球状で、且つ平均粒径が0.1〜3
0μである二酸化チタンを配合することによって前記問
題点を解決できることを見出し、本発明を完成するに至
った。
問題点を解決するための手段
即ら、本発明は粒子の最小径が最大径の70%以上、好
ましくは85%以上の真球状で、且つ平均粒径が0.1
〜30μである二酸化チタンを配合することにより、二
酸化チタン本来の隠蔽性を失わず、のびが良く、中皿圧
縮成型品の場合には経時使用においてもケーキングを生
じることなしに、中味どれが良好で、同時に配合する色
材、油分及び香料等の劣化を生じないメーキャップ化粧
料を提供するものである。
ましくは85%以上の真球状で、且つ平均粒径が0.1
〜30μである二酸化チタンを配合することにより、二
酸化チタン本来の隠蔽性を失わず、のびが良く、中皿圧
縮成型品の場合には経時使用においてもケーキングを生
じることなしに、中味どれが良好で、同時に配合する色
材、油分及び香料等の劣化を生じないメーキャップ化粧
料を提供するものである。
以下に本発明の構成について詳述する。
従来、粉白粉、固型白粉、固型ファウンデーション、固
型アイシャドー、乳化ファウンデーション、口紅、頬紅
等に配合される二酸化チタンの量は通常10重量%以下
であり、また油性コンパクトファウンデーションやそれ
をスティック状にしたスティックファウンデーション或
いはスティック状アイシャドーなどに配合される二酸化
チタン量は通常約20重量%以下であったが、本発明に
従えば、二酸化チタンを50重量%まで、好ましくは5
〜40重量%配合することができる。
型アイシャドー、乳化ファウンデーション、口紅、頬紅
等に配合される二酸化チタンの量は通常10重量%以下
であり、また油性コンパクトファウンデーションやそれ
をスティック状にしたスティックファウンデーション或
いはスティック状アイシャドーなどに配合される二酸化
チタン量は通常約20重量%以下であったが、本発明に
従えば、二酸化チタンを50重量%まで、好ましくは5
〜40重量%配合することができる。
本発明のメーキャップ化粧料に配合される、粒子の最小
径が最大径の70%以上、好ましくは85%以上の真球
状の二酸化チタンは、例えば以下のようにして調製する
ことができる。
径が最大径の70%以上、好ましくは85%以上の真球
状の二酸化チタンは、例えば以下のようにして調製する
ことができる。
即ち、チタン塩の水溶液、例えば四塩化チタンや硫酸チ
タニルの水溶液をアルカリの存在下又は加熱により、加
水分解させ、これをアンモニア水で洗浄後、無機電解質
や水溶性高分子などの分散剤を加えて、微細なチタンゾ
ルを生成し、これに界面活性剤等の乳化剤、例えばポリ
オキシエチレングリセリン脂肪酸エステルのようなノニ
オン界面活性剤を加え、更にヘキサンのような有機溶媒
を加えて、ホモミキサー等の機械力によりW10型エマ
ルジョンを調製する。このチタンゾルエマルジョンにホ
ルムアルデヒドやアセトアルデヒド、レシチンなどの硬
化剤を添加し、濾過後、乾燥する。場合によっては温度
200〜900°Cで焼成することにより目的の真球状
の二酸化チタンを得ることができる。この際、反応操作
条件や原料を変えることにより種々の粒径のものを得る
ことができる(以下、エマルジョン法と呼ぶ)。
タニルの水溶液をアルカリの存在下又は加熱により、加
水分解させ、これをアンモニア水で洗浄後、無機電解質
や水溶性高分子などの分散剤を加えて、微細なチタンゾ
ルを生成し、これに界面活性剤等の乳化剤、例えばポリ
オキシエチレングリセリン脂肪酸エステルのようなノニ
オン界面活性剤を加え、更にヘキサンのような有機溶媒
を加えて、ホモミキサー等の機械力によりW10型エマ
ルジョンを調製する。このチタンゾルエマルジョンにホ
ルムアルデヒドやアセトアルデヒド、レシチンなどの硬
化剤を添加し、濾過後、乾燥する。場合によっては温度
200〜900°Cで焼成することにより目的の真球状
の二酸化チタンを得ることができる。この際、反応操作
条件や原料を変えることにより種々の粒径のものを得る
ことができる(以下、エマルジョン法と呼ぶ)。
また、揮発性液体チタン(IV)化合物、例えばチタン
イソプロポキシド、チタンエトキシド、チタンベントキ
シド等を加熱蒸発させ、水蒸気の液滴と接触させること
により、揮発性液体チタンは瞬時に加水分解し、チタン
の水酸化物となる。この生成物を温度200〜1000
℃で焼成することにより目的の真球状の二酸化チタンを
得ることができる。この際、反応操作条件や原料を変え
ることにより種々の粒径のものを得ることができる(以
下、蒸気接触法と呼ぶ)。
イソプロポキシド、チタンエトキシド、チタンベントキ
シド等を加熱蒸発させ、水蒸気の液滴と接触させること
により、揮発性液体チタンは瞬時に加水分解し、チタン
の水酸化物となる。この生成物を温度200〜1000
℃で焼成することにより目的の真球状の二酸化チタンを
得ることができる。この際、反応操作条件や原料を変え
ることにより種々の粒径のものを得ることができる(以
下、蒸気接触法と呼ぶ)。
このようにして得られる本発明においてメーキャソプ化
粧料に配合する二酸化チタンの結晶構造を示す電子顕微
鏡写真は第1図に示した通りであり、また本発明におい
て使用する二酸化チタンと従来の二酸化チタンの特性は
第1表に示した通りである。
粧料に配合する二酸化チタンの結晶構造を示す電子顕微
鏡写真は第1図に示した通りであり、また本発明におい
て使用する二酸化チタンと従来の二酸化チタンの特性は
第1表に示した通りである。
以下余白
*1:島原マイクロメリテックス、ラピッドサーフェイ
スエリアアナリシス2200を用いてB、E、T、法に
より測定した(単位、、(/ g、使用ガス:窒素)*
2:動摩擦係数の測定は、水平に設置した鉄板上に両面
粘着テープを貼り付け、その上に十分な量の試料をのせ
、アルミニウム製のアタッチメント上に荷重(5〜10
0 g/cJ)をかけて試料の上を毎秒10mmの速度
で移動させた時の応力をストレインゲージで測定し求め
た(日計1測に、に、横引き荷重測定機M−334にて
測定)。
スエリアアナリシス2200を用いてB、E、T、法に
より測定した(単位、、(/ g、使用ガス:窒素)*
2:動摩擦係数の測定は、水平に設置した鉄板上に両面
粘着テープを貼り付け、その上に十分な量の試料をのせ
、アルミニウム製のアタッチメント上に荷重(5〜10
0 g/cJ)をかけて試料の上を毎秒10mmの速度
で移動させた時の応力をストレインゲージで測定し求め
た(日計1測に、に、横引き荷重測定機M−334にて
測定)。
*3:第1表の二酸化チタンA−Eは以下のようにして
調製したもの又は以下の市販品を使用したものである。
調製したもの又は以下の市販品を使用したものである。
A:蒸気接触法で製造したもので、チタンエトキシド5
00grを200℃に加熱し、発生した蒸気をヘリウム
ガスキャリヤーで、200 ml/ winの流速で送
り、これを水蒸気と接触反応させた。チタンエトキシド
の液がなくなるまで、ヘリウムガスキャリヤーを送り、
水蒸気と反応させた。得られた噴霧状白色微粉体を捕集
し、500℃で2時間焼成し、真球状の二酸化チタンL
30grを得た。
00grを200℃に加熱し、発生した蒸気をヘリウム
ガスキャリヤーで、200 ml/ winの流速で送
り、これを水蒸気と接触反応させた。チタンエトキシド
の液がなくなるまで、ヘリウムガスキャリヤーを送り、
水蒸気と反応させた。得られた噴霧状白色微粉体を捕集
し、500℃で2時間焼成し、真球状の二酸化チタンL
30grを得た。
B:エマルジョン法で製造したもので、1/2モルのT
iCl4水溶液11に攪拌しながら、1/2モルのNa
2 CO3水溶液を加え、pH7に調製し、加水分解し
た。生成したチタンの水酸化物を水洗し、更に1/lO
モルのNa40H*溶液を加えて水洗した。
iCl4水溶液11に攪拌しながら、1/2モルのNa
2 CO3水溶液を加え、pH7に調製し、加水分解し
た。生成したチタンの水酸化物を水洗し、更に1/lO
モルのNa40H*溶液を加えて水洗した。
生成したチタン水酸化物に精製水を加え、総量300−
とした。これに2%ポリビニルアルコール水溶液150
−を加え、チタンゾルを生成した。生成したチタンゾル
の生成量に対して10%のポリオシキエチレングリセリ
ン脂肪酸エステルとn−ヘキサン1500−を加えてホ
モミキサーにてW2O型の乳化エマルジョンとした後、
これに乳化粒子の硬化剤として、チタンゾル生成量の1
%のホルムアルデヒドを添加した。濾過乾燥後700℃
にて2時間焼成し、真球状の二酸化チタン38grを得
た。
とした。これに2%ポリビニルアルコール水溶液150
−を加え、チタンゾルを生成した。生成したチタンゾル
の生成量に対して10%のポリオシキエチレングリセリ
ン脂肪酸エステルとn−ヘキサン1500−を加えてホ
モミキサーにてW2O型の乳化エマルジョンとした後、
これに乳化粒子の硬化剤として、チタンゾル生成量の1
%のホルムアルデヒドを添加した。濾過乾燥後700℃
にて2時間焼成し、真球状の二酸化チタン38grを得
た。
C:ナショナルリード(National Lead
)社製二酸化チタン#328 D:ラポルテ社製二酸化チタンVC E:デグサ社製二酸化チタンP−25 第1表の結果から明らかなように、従来の二酸化チタン
に比べ、本発明において使用される二酸化チタンは動摩
擦係数が非常に小さく、使用性、特にすべりが極めて良
い。これは本発明において使用する二酸化チタンの粒形
が真球状であることに起因する。前述のように隠蔽性の
ある化粧料を製造しようとすると、従来の二酸化チタン
を配合する場合には隠蔽性は目的通り十分に出るものの
のびの極めて悪い化粧料になってしまうため、高隠蔽性
で且つのびの良い化粧料を調製することは極めて困難で
あった。しかし本発明に従った真球状の二酸化チタンを
用いた場合には二酸化チタンの配合量が増えてものびは
全く良好であり、従来の二酸化チタンを配合する場合の
概念を破るものであった。
)社製二酸化チタン#328 D:ラポルテ社製二酸化チタンVC E:デグサ社製二酸化チタンP−25 第1表の結果から明らかなように、従来の二酸化チタン
に比べ、本発明において使用される二酸化チタンは動摩
擦係数が非常に小さく、使用性、特にすべりが極めて良
い。これは本発明において使用する二酸化チタンの粒形
が真球状であることに起因する。前述のように隠蔽性の
ある化粧料を製造しようとすると、従来の二酸化チタン
を配合する場合には隠蔽性は目的通り十分に出るものの
のびの極めて悪い化粧料になってしまうため、高隠蔽性
で且つのびの良い化粧料を調製することは極めて困難で
あった。しかし本発明に従った真球状の二酸化チタンを
用いた場合には二酸化チタンの配合量が増えてものびは
全く良好であり、従来の二酸化チタンを配合する場合の
概念を破るものであった。
本発明に従ったメーキャップ化粧料に配合される二酸化
チタンは真球状であるため、中皿に圧縮成型する粉末製
品の場合に、製品中に適度な空隙が生じ、その結果二酸
化チタンを相当量(例えば20〜50重量%)配合した
場合でも、経時使用において化粧料は全くケーキングを
起さなかった。このように、二酸化チタンを20〜50
重量%配合でき、且つケーキングを起さないということ
も、従来の二酸化チタンの概念を破るものであった。
チタンは真球状であるため、中皿に圧縮成型する粉末製
品の場合に、製品中に適度な空隙が生じ、その結果二酸
化チタンを相当量(例えば20〜50重量%)配合した
場合でも、経時使用において化粧料は全くケーキングを
起さなかった。このように、二酸化チタンを20〜50
重量%配合でき、且つケーキングを起さないということ
も、従来の二酸化チタンの概念を破るものであった。
更に、本発明において使用する二酸化チタンは表面活性
が低く、そのため色材や油分、香料と共存しても極めて
安定であるという特長を有する。
が低く、そのため色材や油分、香料と共存しても極めて
安定であるという特長を有する。
これに対し、従来の二酸化チタンの場合には、同時に配
合される染料や有機顔料が退色したり、二重結合をもつ
油分やワックスが劣化したり、変臭したりする原因とな
ることが多かった。
合される染料や有機顔料が退色したり、二重結合をもつ
油分やワックスが劣化したり、変臭したりする原因とな
ることが多かった。
第2表に本発明において使用する二酸化チタンと従来の
二酸化チタンを微量の香料を(ベルガモツトオイル0.
1%)と赤色202号(0,5%)とともにヒマシ油中
で混練(ロールミル処理)したものを室温(R,7,2
5℃)、40℃、湿度90%で1ケ月放置した結果を示
す。
二酸化チタンを微量の香料を(ベルガモツトオイル0.
1%)と赤色202号(0,5%)とともにヒマシ油中
で混練(ロールミル処理)したものを室温(R,7,2
5℃)、40℃、湿度90%で1ケ月放置した結果を示
す。
なお、比較のための標準品は判定直前に同一条件で混練
したものを用いた。
したものを用いた。
*1:官能評価(標準品と比べた香料及びヒマシ油の変
臭を以下の基準で評価した。) ○・・・全く無い △・・・ややある ×・・・明らかにある *2:サンプルをガラスセルに入れ、日立カラーアナラ
イザー607で測色した。標準品との色の差(色差)を
計算した。
臭を以下の基準で評価した。) ○・・・全く無い △・・・ややある ×・・・明らかにある *2:サンプルをガラスセルに入れ、日立カラーアナラ
イザー607で測色した。標準品との色の差(色差)を
計算した。
*3:第1表参照
以下余白
第2表の結果から明らかなように、本発明の二酸化チタ
ンの場合、ヒマシ油及び香料の劣化は極めて少なく、又
赤色202号の退色もほとんどなかった。これに対し、
従来の二酸化チタンの場合にはヒマシ油及び香料の劣化
を生じ、また赤色202号の退色も顕著であった。
ンの場合、ヒマシ油及び香料の劣化は極めて少なく、又
赤色202号の退色もほとんどなかった。これに対し、
従来の二酸化チタンの場合にはヒマシ油及び香料の劣化
を生じ、また赤色202号の退色も顕著であった。
本発明に係るメーキャンプ化粧料は、皮膚に使用され、
その保護及び化粧を目的とするすべての化粧料を含み、
化粧料中には、必要に応じて、各種オイル、界面活性剤
、粉末、水溶性高分子、防腐剤、薬剤、色素、香料、保
湿剤、水等の従来化粧品に一般に配合される任意の原料
を配合することができる。このような原料としては、例
えば、オイルとして、流動パラフィン、ワセリン、パラ
フィンワックス、スクワラン、みつろう、アルナバロウ
、オリーブ油、ラノリン、高級ア゛ルコール、脂肪酸、
高級アルコールと脂肪酸の合成エステル油等の化粧品に
汎用される油分が用いられ、界面活性剤としては、ポリ
オキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン
脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸
エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪
酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキ
シエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチ
レン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビトール脂
肪酸エステル等の非イオン界面活性剤、ステアリン酸ナ
トリウム、パルミチン酸トリエタノールアミン等の脂肪
酸石鹸で代表されるアニオン界面活性剤、カチオン界面
活性剤、両性界面活性剤の化粧品に汎用される界面活性
剤が用いられ、水溶性高分子としては、カルボキシメチ
ルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシメチルセ
ルロース、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリド
ン、トラガントゴム、カラギーナン、ローカストビーン
ガム、デキストリン、デキストリン脂肪酸エステル、カ
ルボキシビニルポリマー、キサンチンガム、ゼラチン、
アルギン酸ナトリウム、アラビアゴム等の化粧品に汎用
される水溶性高分子が用いられ、保湿剤としては、ソル
ビl−−ル、キシリトール、グリセリン、マルチトール
、プロピレングリコール、1.3−ブチレングリコール
、1,4−ブチレングリコール、ピロリドンカルボン酸
ナトリウム、乳酸、乳酸ナトリウム、ポリエチレングリ
コール等の化粧品に汎用される保湿剤が用いられ、防腐
剤としては、バラオキシ安息香酸アルキルエステル、安
息香酸ナトリウム、ソルビン酸カリウム等の化粧品に汎
用される防腐剤が用いられ、薬剤としては、ビタミン類
、生薬、消炎剤、殺菌剤等の化粧品に汎用される薬剤が
用いられ、粉末としては、タルク、カオリン、セリサイ
ト、白雲母、合成雲母、金雲母、紅雲母、黒雲母、リチ
ア雲母、バーミキュライト、炭酸マグネシウム、炭酸カ
ルシウム、珪ソウ土、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸カル
シウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸バリウム、ケン酸
ストロンチウム、タングステン酸金属塩、α−酸化鉄、
水和酸化鉄、シリカ、ヒドロキシアパタイト等の無機粉
末、ナイロンパウダー、ポリエチレンパウダー、ベンゾ
グアナミンパウダー、四弗化エチレンパウダー、ジスチ
レンベンゼンビンホールポリマーパウダー、微結晶性セ
ルロース等の有機粉末、酸化チタン、酸化亜鉛等の無機
白色顔料、酸化鉄(ベンガラ)、チタン酸鉄等の無機赤
色系顔料、黄酸化鉄、黄土等の無機黄色系顔料、マンゴ
バイオレット、コバルトバイオレット等の無機紫色系顔
料、酸化クロム、水酸化クロム、コバルトチタン酸等の
無機緑色系顔料、群青、紺青等の無機青色系顔料、酸化
チタンコーテッド雲母、酸化チタンコーテッドオキシ塩
化ビスマス、オキシ塩化ビスマス、酸化チタンコーテッ
ドタルク、魚鱗箔、着色酸化チタンコーテッド雲母等の
パール顔料アルミニウムパウダー、カンバーパウダー等
の、金属粉末顔料が用いられ、色素としては、赤色10
4号、黄色4号、黄色5号、緑色3号、青色1号、青色
2号、赤色202号、赤色226号、赤色227号、赤
色230号、橙色206号、橙色207号、黄色202
号、緑色201号、緑色204号、青色201号、緑色
205号等のタール色素、カルミン酸、ラッカイン酸、
カルサミン、ブラシリン、クロシン等の天然色素をレー
キ化したもの等が用いられる。
その保護及び化粧を目的とするすべての化粧料を含み、
化粧料中には、必要に応じて、各種オイル、界面活性剤
、粉末、水溶性高分子、防腐剤、薬剤、色素、香料、保
湿剤、水等の従来化粧品に一般に配合される任意の原料
を配合することができる。このような原料としては、例
えば、オイルとして、流動パラフィン、ワセリン、パラ
フィンワックス、スクワラン、みつろう、アルナバロウ
、オリーブ油、ラノリン、高級ア゛ルコール、脂肪酸、
高級アルコールと脂肪酸の合成エステル油等の化粧品に
汎用される油分が用いられ、界面活性剤としては、ポリ
オキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン
脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸
エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪
酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキ
シエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチ
レン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビトール脂
肪酸エステル等の非イオン界面活性剤、ステアリン酸ナ
トリウム、パルミチン酸トリエタノールアミン等の脂肪
酸石鹸で代表されるアニオン界面活性剤、カチオン界面
活性剤、両性界面活性剤の化粧品に汎用される界面活性
剤が用いられ、水溶性高分子としては、カルボキシメチ
ルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシメチルセ
ルロース、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリド
ン、トラガントゴム、カラギーナン、ローカストビーン
ガム、デキストリン、デキストリン脂肪酸エステル、カ
ルボキシビニルポリマー、キサンチンガム、ゼラチン、
アルギン酸ナトリウム、アラビアゴム等の化粧品に汎用
される水溶性高分子が用いられ、保湿剤としては、ソル
ビl−−ル、キシリトール、グリセリン、マルチトール
、プロピレングリコール、1.3−ブチレングリコール
、1,4−ブチレングリコール、ピロリドンカルボン酸
ナトリウム、乳酸、乳酸ナトリウム、ポリエチレングリ
コール等の化粧品に汎用される保湿剤が用いられ、防腐
剤としては、バラオキシ安息香酸アルキルエステル、安
息香酸ナトリウム、ソルビン酸カリウム等の化粧品に汎
用される防腐剤が用いられ、薬剤としては、ビタミン類
、生薬、消炎剤、殺菌剤等の化粧品に汎用される薬剤が
用いられ、粉末としては、タルク、カオリン、セリサイ
ト、白雲母、合成雲母、金雲母、紅雲母、黒雲母、リチ
ア雲母、バーミキュライト、炭酸マグネシウム、炭酸カ
ルシウム、珪ソウ土、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸カル
シウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸バリウム、ケン酸
ストロンチウム、タングステン酸金属塩、α−酸化鉄、
水和酸化鉄、シリカ、ヒドロキシアパタイト等の無機粉
末、ナイロンパウダー、ポリエチレンパウダー、ベンゾ
グアナミンパウダー、四弗化エチレンパウダー、ジスチ
レンベンゼンビンホールポリマーパウダー、微結晶性セ
ルロース等の有機粉末、酸化チタン、酸化亜鉛等の無機
白色顔料、酸化鉄(ベンガラ)、チタン酸鉄等の無機赤
色系顔料、黄酸化鉄、黄土等の無機黄色系顔料、マンゴ
バイオレット、コバルトバイオレット等の無機紫色系顔
料、酸化クロム、水酸化クロム、コバルトチタン酸等の
無機緑色系顔料、群青、紺青等の無機青色系顔料、酸化
チタンコーテッド雲母、酸化チタンコーテッドオキシ塩
化ビスマス、オキシ塩化ビスマス、酸化チタンコーテッ
ドタルク、魚鱗箔、着色酸化チタンコーテッド雲母等の
パール顔料アルミニウムパウダー、カンバーパウダー等
の、金属粉末顔料が用いられ、色素としては、赤色10
4号、黄色4号、黄色5号、緑色3号、青色1号、青色
2号、赤色202号、赤色226号、赤色227号、赤
色230号、橙色206号、橙色207号、黄色202
号、緑色201号、緑色204号、青色201号、緑色
205号等のタール色素、カルミン酸、ラッカイン酸、
カルサミン、ブラシリン、クロシン等の天然色素をレー
キ化したもの等が用いられる。
実施例
次に、実施例をあげて本発明を更に詳細に説明するが、
本発明の範囲をこれらの実施例に限定するものでないこ
とはいうまでもない。なお、配合量は重量%である。
本発明の範囲をこれらの実施例に限定するものでないこ
とはいうまでもない。なお、配合量は重量%である。
実施例1:固型ファウンデーション
成 分 重量%マイカ
40 タルク 15 真球状二酸化チタン 30(平均粒径0.
4μ) 酸化鉄 3゜5流動パラフイン
6ラノリン
4ソルビタンセスキオレート 1.5香
料 適量 防腐剤 〃 マイカビタルク、二酸化チタン及び酸化鉄をヘンシェル
ミキサーで混合しながら、残りの成分を徐々に添加した
。次に粉砕し、所定の中皿に圧縮成型して、固型ファウ
ンデーションを得た。
40 タルク 15 真球状二酸化チタン 30(平均粒径0.
4μ) 酸化鉄 3゜5流動パラフイン
6ラノリン
4ソルビタンセスキオレート 1.5香
料 適量 防腐剤 〃 マイカビタルク、二酸化チタン及び酸化鉄をヘンシェル
ミキサーで混合しながら、残りの成分を徐々に添加した
。次に粉砕し、所定の中皿に圧縮成型して、固型ファウ
ンデーションを得た。
なお、上記配合に使用した真球状二酸化チタンは前記蒸
気接触法で製造したもので、チタンメトキシドを用い、
加熱温度を300℃とし、他の条件は第1表の真球状二
酸化チタンAと同一にして製造した。
気接触法で製造したもので、チタンメトキシドを用い、
加熱温度を300℃とし、他の条件は第1表の真球状二
酸化チタンAと同一にして製造した。
比較例1:固型ファウンデーション
実施例1において真球状二酸化チタンに代えて石屋産業
に、に、製二酸化チタンA−110(平均粒径0゜4μ
)を用いた以外は実施例1と同様にして固型ファウンデ
ーションを製造した。
に、に、製二酸化チタンA−110(平均粒径0゜4μ
)を用いた以外は実施例1と同様にして固型ファウンデ
ーションを製造した。
比較例2:固型ファウンデーション
比較例1において二酸化チタンの配合量を15%、マイ
カの配合量を55%にしたちの以外は比較例1と同様に
して固型ファウンデーションを製造した。
カの配合量を55%にしたちの以外は比較例1と同様に
して固型ファウンデーションを製造した。
実施例1、比較例1及び比較例2で製造した固型ファウ
ンデーションの各種物性は第3表に示すとおりであった
。
ンデーションの各種物性は第3表に示すとおりであった
。
* 1 : UES)IIMA硬度針、荷重1ポンド
を用い、プレス面5ケ所を測定し、平均する。値の小さ
いほど硬い。
を用い、プレス面5ケ所を測定し、平均する。値の小さ
いほど硬い。
*2:ウレタンパフへの取れ
○:J量の中味がとれる。
△:とれがたが少ない。
× :
*3:○:軽くスムーズに顔に塗れる。
△:ややのびが重い。
×:のびが重い。
*4:カバー力
顔に塗布した時
○:顔の色をほとんど隠し、ファウンデーションの色に
近い仕上り。
近い仕上り。
×:顔の色はそのまま残り、ファウンデーションの色を
感じない仕上り。
感じない仕上り。
*2、*3、*4の測定は専門パネル1o名の官能評価
による。
による。
従来の二酸化チタンを30%配合した比較例1は硬く、
中味どれが悪い。中味どれを良くするために二酸化チタ
ンを減量した比較例2はカバー力不足になってしまう。
中味どれが悪い。中味どれを良くするために二酸化チタ
ンを減量した比較例2はカバー力不足になってしまう。
また従来の二酸化チタンを配合した場合、経時でケーキ
ングを起し、パフへのとれが悪い。本発明の二酸化チタ
ンを配合した実施例1は、配合量が30%と多いにもか
かわらず、経時でのケーキングは全く生じていない。カ
バー力も十分である。また実施例1は塗布時に極めて軽
いのびの使用性である。
ングを起し、パフへのとれが悪い。本発明の二酸化チタ
ンを配合した実施例1は、配合量が30%と多いにもか
かわらず、経時でのケーキングは全く生じていない。カ
バー力も十分である。また実施例1は塗布時に極めて軽
いのびの使用性である。
実施例2:油性スティックアイシャドー成 分
重量%カオリン
15 マイカ 10 真球状二酸化チタン 10(平均粒径0.
1μ) 黄色酸化鉄 3 黒色酸化鉄 1 群青 8 スクラワン 39゜5イソプロピル
ミリステート 7ソルビタンモノオレエート1
.2 ポリエチレンワックス 4カルナバロウ
1.3香料
通量 オイル・ワックス部を全量釜に仕込み、85℃にて加熱
し、透明に溶解させたが、次にこれに粉末を加え、よく
分散せしめた。なお、粉末はあらがじめ混合粉砕してお
いてもよい。最後に香料を加え、80℃にて所定の容器
に充填し、冷却して、目的の油性スティックアイシャド
ーを製造した。
重量%カオリン
15 マイカ 10 真球状二酸化チタン 10(平均粒径0.
1μ) 黄色酸化鉄 3 黒色酸化鉄 1 群青 8 スクラワン 39゜5イソプロピル
ミリステート 7ソルビタンモノオレエート1
.2 ポリエチレンワックス 4カルナバロウ
1.3香料
通量 オイル・ワックス部を全量釜に仕込み、85℃にて加熱
し、透明に溶解させたが、次にこれに粉末を加え、よく
分散せしめた。なお、粉末はあらがじめ混合粉砕してお
いてもよい。最後に香料を加え、80℃にて所定の容器
に充填し、冷却して、目的の油性スティックアイシャド
ーを製造した。
なお、使用した二酸化チタンは前記蒸気接触法で製造し
たもので、チタンエトキシドを200℃で加熱蒸発せし
め、Heキャリヤーガスの流速を300mg/winと
した以外は第1表頁球状二酸化チタンAと同一条件で製
造した。
たもので、チタンエトキシドを200℃で加熱蒸発せし
め、Heキャリヤーガスの流速を300mg/winと
した以外は第1表頁球状二酸化チタンAと同一条件で製
造した。
比較例3:油性スティックアイシャドー実施例2におい
て、二酸化チタンをデグサに、K。
て、二酸化チタンをデグサに、K。
二酸化チタンP−25(平均粒径0.03μ)に代えた
以外は実施例2と同様にして油性スティックアイシャド
ーを製造した。
以外は実施例2と同様にして油性スティックアイシャド
ーを製造した。
実施例2で製造した油性スティックアイシャドーは軽い
のびを示し、経時での変臭、色調変化など全くなかった
が、比較例3のスティックアイシャドーはややのびが悪
く、未使用の状態でも経時1ケ月で若干変臭(スフラワ
ンの酸敗臭)が認められた。
のびを示し、経時での変臭、色調変化など全くなかった
が、比較例3のスティックアイシャドーはややのびが悪
く、未使用の状態でも経時1ケ月で若干変臭(スフラワ
ンの酸敗臭)が認められた。
実施例3:固型状頬紅
成 分 重量%タルク
55 マイカ 20 真球状二酸化チタン 10(平均粒径3μ
) 流動パラフィン 4 ラノリン 0.7赤色202
号 0.3香料
適量 防腐剤 〃 粉末部をプレンダーで良く混合しながら、80″Cに加
温したオイル部を添加し、混合後粉砕した。
55 マイカ 20 真球状二酸化チタン 10(平均粒径3μ
) 流動パラフィン 4 ラノリン 0.7赤色202
号 0.3香料
適量 防腐剤 〃 粉末部をプレンダーで良く混合しながら、80″Cに加
温したオイル部を添加し、混合後粉砕した。
これらの粉砕物を所定の容器に圧縮成型して固型状頬紅
を製造した。
を製造した。
なお、配合した真球状二酸化チタンは前記エマルジョン
法で製造したもので、製造条件は第−表置球状二酸化チ
タンBと全く同一とした。
法で製造したもので、製造条件は第−表置球状二酸化チ
タンBと全く同一とした。
比較例4:固型状頬紅
実施例3において、二酸化チタンを市販のアナターゼ型
二酸化チタン(平均粒径3μ)に代えた以外は実施例3
と同様にして固型状頬紅を製造した。実施例3で製造し
た頬紅はのびが良く、経時のケーキングも起さず、有機
顔料(赤色202号)が変退色することもなかったが、
比較例4の頬紅はのびが若干重く、使用後3週間でケー
キングを生じ、赤色202号の退色が顕著であった。な
お、日立カラーアナライザーによる測色の結果、経時1
ケ月後の色差は、実施例3の頬紅が1.2、比較例4の
頬紅は4.7であった。
二酸化チタン(平均粒径3μ)に代えた以外は実施例3
と同様にして固型状頬紅を製造した。実施例3で製造し
た頬紅はのびが良く、経時のケーキングも起さず、有機
顔料(赤色202号)が変退色することもなかったが、
比較例4の頬紅はのびが若干重く、使用後3週間でケー
キングを生じ、赤色202号の退色が顕著であった。な
お、日立カラーアナライザーによる測色の結果、経時1
ケ月後の色差は、実施例3の頬紅が1.2、比較例4の
頬紅は4.7であった。
実施例4:乳化ファウンデーンヨン
成 分 重量%■ステ
゛?リン酸 0.4■イソステア
リン酸 0,3■イソプロピルミリステ
ート 4■スクラワン 1
2■POEα0)ステアリルエーテル 2■セチ
ルアルコール 033■真球状二酸化チ
タン 5(平均粒径28μ) ■タルク 10■酸化鉄顔
料 3[相]防腐剤
0303■トリエタノールアミン
0.420プロピレングリコール
50楕製水 57.19■香料
0.3上記底分■〜■を
85°Cで加熱溶解した後、成分■〜■を添加し、均一
に分散せしめた。これに成分[相]〜0を85℃で加熱
溶解した混合物を徐々に添加し乳化した。その後、攪拌
冷却して45℃とした。
゛?リン酸 0.4■イソステア
リン酸 0,3■イソプロピルミリステ
ート 4■スクラワン 1
2■POEα0)ステアリルエーテル 2■セチ
ルアルコール 033■真球状二酸化チ
タン 5(平均粒径28μ) ■タルク 10■酸化鉄顔
料 3[相]防腐剤
0303■トリエタノールアミン
0.420プロピレングリコール
50楕製水 57.19■香料
0.3上記底分■〜■を
85°Cで加熱溶解した後、成分■〜■を添加し、均一
に分散せしめた。これに成分[相]〜0を85℃で加熱
溶解した混合物を徐々に添加し乳化した。その後、攪拌
冷却して45℃とした。
これに成分■を加え35℃まで攪拌冷却して取り出し、
容器に充填した。なお、真球状二酸化チタンは前記エマ
ルジョン法で調製したもので、W2O型のエマルジョン
にする際に、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エ
ステルとベンゼンとを併用した。その他は第1表頁球状
二酸化チタンBと同一条件で調製した。
容器に充填した。なお、真球状二酸化チタンは前記エマ
ルジョン法で調製したもので、W2O型のエマルジョン
にする際に、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エ
ステルとベンゼンとを併用した。その他は第1表頁球状
二酸化チタンBと同一条件で調製した。
このようにして得られた乳化ファウンデーションは、軽
いのびのものであった。
いのびのものであった。
実施例5:口紅
成 分 重量%■ポリエ
チレインワソクス 3■セレシンワツクス
4■マイクロクリスタリンワツクス 4
■カルナバロウ 2■キヤンデリ
ラロウ 5■流動パラフイン
15■ヒマシ油 25■
ジー2−へブチルウンデカン 30酸グリセリン ■赤色酸化鉄 0.2[相]真球
状二酸化チタン 3(平均粒径13μ) ■赤色202号 1@黄色4号
0.80チタンコーチイドマイカ
7■酸化防止剤 通
量[相]香料 〃上記成分
■〜■を釜に仕込み90℃にて融解した。
チレインワソクス 3■セレシンワツクス
4■マイクロクリスタリンワツクス 4
■カルナバロウ 2■キヤンデリ
ラロウ 5■流動パラフイン
15■ヒマシ油 25■
ジー2−へブチルウンデカン 30酸グリセリン ■赤色酸化鉄 0.2[相]真球
状二酸化チタン 3(平均粒径13μ) ■赤色202号 1@黄色4号
0.80チタンコーチイドマイカ
7■酸化防止剤 通
量[相]香料 〃上記成分
■〜■を釜に仕込み90℃にて融解した。
これに成分■〜■及び@■を加え80〜85℃にて均一
に溶解させた。次いで成分■〜0を仕込み85゛cにて
分散せしめた。脱気後所定の容器に流込み、浴却固化し
た。なお、真球状二酸化チタンは前記エマルジョン法に
より調製したもので、硬化剤としてチタンゾル生成量の
0.6%のレシチンを使用した以外は第1表頁球状二酸
化チタンBと同一条件で製造した。
に溶解させた。次いで成分■〜0を仕込み85゛cにて
分散せしめた。脱気後所定の容器に流込み、浴却固化し
た。なお、真球状二酸化チタンは前記エマルジョン法に
より調製したもので、硬化剤としてチタンゾル生成量の
0.6%のレシチンを使用した以外は第1表頁球状二酸
化チタンBと同一条件で製造した。
このようにして得られた口紅はのびの軽いものであった
。
。
第1図は本発明において製造した真球状二酸化チタン(
第1表頁球状二酸化チタンB)の結晶構造を示す電子顕
微鏡写真(倍率3000倍)である。
第1表頁球状二酸化チタンB)の結晶構造を示す電子顕
微鏡写真(倍率3000倍)である。
Claims (1)
- 1、粒子の最小径が最大径の70%以上である平均粒径
が0.1〜30μの真球状二酸化チタンを配合して成る
ことを特徴とするメーキャップ化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3441185A JPS61194011A (ja) | 1985-02-25 | 1985-02-25 | メ−キヤツプ化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3441185A JPS61194011A (ja) | 1985-02-25 | 1985-02-25 | メ−キヤツプ化粧料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61194011A true JPS61194011A (ja) | 1986-08-28 |
Family
ID=12413446
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3441185A Pending JPS61194011A (ja) | 1985-02-25 | 1985-02-25 | メ−キヤツプ化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61194011A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6216410A (ja) * | 1985-07-12 | 1987-01-24 | Pola Chem Ind Inc | 固型化粧料 |
JP2013028563A (ja) * | 2011-07-29 | 2013-02-07 | Ishihara Sangyo Kaisha Ltd | 化粧料用二酸化チタン顔料及びその製造方法 |
WO2014041867A1 (ja) * | 2012-09-12 | 2014-03-20 | 富士フイルム株式会社 | ベースメイク化粧料 |
JP2016222854A (ja) * | 2015-06-02 | 2016-12-28 | 石原産業株式会社 | 高彩度組成物 |
JP2018104297A (ja) * | 2016-12-22 | 2018-07-05 | 花王株式会社 | 口唇化粧料 |
JP2019001735A (ja) * | 2017-06-14 | 2019-01-10 | ちふれホールディングス株式会社 | 固形粉末化粧料 |
-
1985
- 1985-02-25 JP JP3441185A patent/JPS61194011A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6216410A (ja) * | 1985-07-12 | 1987-01-24 | Pola Chem Ind Inc | 固型化粧料 |
JP2013028563A (ja) * | 2011-07-29 | 2013-02-07 | Ishihara Sangyo Kaisha Ltd | 化粧料用二酸化チタン顔料及びその製造方法 |
WO2014041867A1 (ja) * | 2012-09-12 | 2014-03-20 | 富士フイルム株式会社 | ベースメイク化粧料 |
JP2016222854A (ja) * | 2015-06-02 | 2016-12-28 | 石原産業株式会社 | 高彩度組成物 |
JP2018104297A (ja) * | 2016-12-22 | 2018-07-05 | 花王株式会社 | 口唇化粧料 |
JP2019001735A (ja) * | 2017-06-14 | 2019-01-10 | ちふれホールディングス株式会社 | 固形粉末化粧料 |
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