JPS61189216A - 水溶性ビタミン製剤 - Google Patents
水溶性ビタミン製剤Info
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- JPS61189216A JPS61189216A JP60028358A JP2835885A JPS61189216A JP S61189216 A JPS61189216 A JP S61189216A JP 60028358 A JP60028358 A JP 60028358A JP 2835885 A JP2835885 A JP 2835885A JP S61189216 A JPS61189216 A JP S61189216A
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- vitamin
- soluble
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- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
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- A61K8/678—Tocopherol, i.e. vitamin E
-
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は水溶性ビタミン製剤に関し、詳しくは脂溶性ビ
タミン活性物質、脂肪酸アルキロールアミド、非イオン
性界面活性剤を特定割合で含有することによって、透明
性に優れ、しかも経時変化の少ない、化粧品、食品、外
用医薬品等に用いられる水溶性ビタミン製剤に関する。
タミン活性物質、脂肪酸アルキロールアミド、非イオン
性界面活性剤を特定割合で含有することによって、透明
性に優れ、しかも経時変化の少ない、化粧品、食品、外
用医薬品等に用いられる水溶性ビタミン製剤に関する。
(従来の技術)
生体の必須ビタミンであるビタミンA、ビタミンE1ビ
タミンに等の脂溶性ビタミンは種々の薬理効果を有し、
例えばビタミンEは抗酸化作用、炎症抑制作用、末梢血
゛流促進作用等の薬理効果を有し、化粧品、食品および
医薬品等の用途に汎用されている。
タミンに等の脂溶性ビタミンは種々の薬理効果を有し、
例えばビタミンEは抗酸化作用、炎症抑制作用、末梢血
゛流促進作用等の薬理効果を有し、化粧品、食品および
医薬品等の用途に汎用されている。
このビタミンE等の脂溶性ビタミンは脂溶性化合物であ
り、水性の製剤に配合すると、液分離等の問題があるた
め、製剤の透明性が劣り、脂溶性ビタミンを高濃度で含
有するものは得られていないのが実状である。すなわち
、従来においては、水溶性ビタミン製剤の製造方法とし
ては、特開昭59−48414号公報にサポニン類を用
いた水溶性ビタミン製剤が記載されており、また界面活
性剤を可溶化剤とする方法等が提案されCいる。しかし
ながら、これらを含む従来の方法においては、−に連し
たJ:うに、次のととぎ問題がある。
り、水性の製剤に配合すると、液分離等の問題があるた
め、製剤の透明性が劣り、脂溶性ビタミンを高濃度で含
有するものは得られていないのが実状である。すなわち
、従来においては、水溶性ビタミン製剤の製造方法とし
ては、特開昭59−48414号公報にサポニン類を用
いた水溶性ビタミン製剤が記載されており、また界面活
性剤を可溶化剤とする方法等が提案されCいる。しかし
ながら、これらを含む従来の方法においては、−に連し
たJ:うに、次のととぎ問題がある。
■:高濃度ビタミン含有の水溶性製剤かへ゛い。
ビタミンの薬効を謳うには1車用%以上の611合が必
要である。しかしながら、現在市販の水溶性ビタミン製
剤は0.4市川%の配合であり、外用医薬品等に配合す
るには処方上困難である。
要である。しかしながら、現在市販の水溶性ビタミン製
剤は0.4市川%の配合であり、外用医薬品等に配合す
るには処方上困難である。
■:長期安定性に劣る。
従来の方法では、水溶液とした場合に安定性が悪く、艮
J&J保存J−ると不透明となり、M終的に+J不溶物
の沈澱がみられる。
J&J保存J−ると不透明となり、M終的に+J不溶物
の沈澱がみられる。
■:製剤に臭いがある。
現在市販の0.4重量%の水溶性ビタミン製剤にはサポ
ニンを使用しているため植物臭が強く、化粧品、外用医
薬品には不適当である。
ニンを使用しているため植物臭が強く、化粧品、外用医
薬品には不適当である。
■:製剤の安定性に劣る。
界面活性剤単品にビタミンを溶解する場合は、界面活性
剤の配合mが多量に必要であり、皮膚刺激等安定性の面
でもよくない。
剤の配合mが多量に必要であり、皮膚刺激等安定性の面
でもよくない。
等の問題点を有している。特に、リボコン類を添加した
水溶性ビタミン製剤は経時的な安定性が十分でなく、水
溶液を放置しておくと、透明度が低下すると共に、浮遊
性の沈澱を生じる。これは、サポニンの脂溶性ビタミン
に対する可溶化力が十分でなく、水で希釈した詩、脂溶
性ビタミンの粒子が水中でO/W型のエマルジョンどな
っているため、液が半透明となり熱力学的にも不安定で
、経時的に透明度が低下するものと思われる。ざらに、
これに加え、サポニンは天然の植物に分布する配糖体で
あり、水に可溶であるが種々の不純物を含んでいるため
水溶液どした場合に経時的に水に不溶の不純物が沈澱物
として析出するものと思われる。
水溶性ビタミン製剤は経時的な安定性が十分でなく、水
溶液を放置しておくと、透明度が低下すると共に、浮遊
性の沈澱を生じる。これは、サポニンの脂溶性ビタミン
に対する可溶化力が十分でなく、水で希釈した詩、脂溶
性ビタミンの粒子が水中でO/W型のエマルジョンどな
っているため、液が半透明となり熱力学的にも不安定で
、経時的に透明度が低下するものと思われる。ざらに、
これに加え、サポニンは天然の植物に分布する配糖体で
あり、水に可溶であるが種々の不純物を含んでいるため
水溶液どした場合に経時的に水に不溶の不純物が沈澱物
として析出するものと思われる。
(発明の目的)
本発明は、脂溶性ビタミンを高濃度に含有し、透明性に
優れ、経時変化が少なく、はぼ無臭の水溶性ビタミン製
剤を提供することを目的とする。
優れ、経時変化が少なく、はぼ無臭の水溶性ビタミン製
剤を提供することを目的とする。
(発明の概要)
本発明者等は上記目的に沿って鋭意検討の結果、=3−
脂溶性ビタミンまたは脂溶性ビタミン供与物質に、脂肪
酸アルキロールアミド、非イオン性界面活性剤とを特定
用配合することによって、上記目的が達成されることを
見出し本発明に到達した。
酸アルキロールアミド、非イオン性界面活性剤とを特定
用配合することによって、上記目的が達成されることを
見出し本発明に到達した。
すなわち本発明は、脂溶性ビタミン活性物質100重ω
部、脂肪酸アルキロールアミド20〜300型組部、非
イオン性界面活性剤100〜500重量部とを配合した
ことを特徴とする水溶性ビタミン製剤にある。
部、脂肪酸アルキロールアミド20〜300型組部、非
イオン性界面活性剤100〜500重量部とを配合した
ことを特徴とする水溶性ビタミン製剤にある。
本発明でいう脂溶性ビタミンとは、ビタミンA、ビタミ
ンD、ビタミンE1ビタミンF、ビタミン()等の油脂
に可溶性のビタミンをいい、本発明においては、待にビ
タミン「が好適に用いられる。
ンD、ビタミンE1ビタミンF、ビタミン()等の油脂
に可溶性のビタミンをいい、本発明においては、待にビ
タミン「が好適に用いられる。
また、脂溶性ビタミン活性物質とはビタミンE等のビタ
ミン自体または酢酸エステル、ニコヂン酸エステル等の
ビタミンのエステル等のビタミン供与物質が挙げられ、
合成品、天然品のいずれでもよいが、例えばビタミン「
活性物質としては化学的に安定性がよく、高純度品が得
られる合成品dJ−α−酢酸1〜コフエロールが特に好
ましい。
ミン自体または酢酸エステル、ニコヂン酸エステル等の
ビタミンのエステル等のビタミン供与物質が挙げられ、
合成品、天然品のいずれでもよいが、例えばビタミン「
活性物質としては化学的に安定性がよく、高純度品が得
られる合成品dJ−α−酢酸1〜コフエロールが特に好
ましい。
4一
本発明で用いる脂肪酸アルキロールアミドとしては、や
し油脂肪酸ジェタノールアミド、ラウリン酸ジェタノー
ルアミド、ミリスチン酸ジェタノールアミド、ラウリン
酸ミリスチン酸ジェタノールアミド、ステアリン酸ジェ
タノールアミド、オレイン酸ジェタノールアミド、やし
油脂肪酸モノエタノールアミド、ラウリン酸モノエタノ
ールアミド、ステアリン酸モノエタノールアミド、ラウ
リン酸モノイソプロパツールアミドおよび脂肪酸アルキ
ロールアミドにエチレンオキサイドを付加させたもの等
が挙げられるが、ラウリン酸ジェタノールアミドが特に
好ましく用いられる。
し油脂肪酸ジェタノールアミド、ラウリン酸ジェタノー
ルアミド、ミリスチン酸ジェタノールアミド、ラウリン
酸ミリスチン酸ジェタノールアミド、ステアリン酸ジェ
タノールアミド、オレイン酸ジェタノールアミド、やし
油脂肪酸モノエタノールアミド、ラウリン酸モノエタノ
ールアミド、ステアリン酸モノエタノールアミド、ラウ
リン酸モノイソプロパツールアミドおよび脂肪酸アルキ
ロールアミドにエチレンオキサイドを付加させたもの等
が挙げられるが、ラウリン酸ジェタノールアミドが特に
好ましく用いられる。
脂肪酸アルキロールアミドの配合量は、ビタミン活性物
質100重量部に対して20〜300重量部、好ましく
は40〜150重聞部であり、この範囲を逸脱すると、
ビタミンを高濃度で含有し、しかも透明性に優れた水溶
性ビタミン製剤が得られない。
質100重量部に対して20〜300重量部、好ましく
は40〜150重聞部であり、この範囲を逸脱すると、
ビタミンを高濃度で含有し、しかも透明性に優れた水溶
性ビタミン製剤が得られない。
また、本発明で用いる非イオン性界面活性剤としては、
l」L Bが10以上のものが好ましく、例えば、ポリ
オキシエチレン(20)ソルビタンモノラウレ−1−、
ポリオニ1−ジエチレン(20)モノステラル−1〜、
ポリオキシエチレン(20)ツルじ゛タンモノオレーr
−1〜、ポリオキシエチレン(10)モノラウレ−1〜
、ポリオキシ」ニヂレン(20)レヂル]−チル、ポリ
オキシエチレン(10)Jレイルニーデル、ポリオキシ
エチレン(60)硬化ヒマシ曲等を用いることができる
。
l」L Bが10以上のものが好ましく、例えば、ポリ
オキシエチレン(20)ソルビタンモノラウレ−1−、
ポリオニ1−ジエチレン(20)モノステラル−1〜、
ポリオキシエチレン(20)ツルじ゛タンモノオレーr
−1〜、ポリオキシエチレン(10)モノラウレ−1〜
、ポリオキシ」ニヂレン(20)レヂル]−チル、ポリ
オキシエチレン(10)Jレイルニーデル、ポリオキシ
エチレン(60)硬化ヒマシ曲等を用いることができる
。
この非イオン性界面活性剤の配合量は、ビタミン活性物
質100市搦部に対して100〜500 tli石部、
好ましくは150〜300重M部であり、この範囲を逸
+82 iるど、ビタミンを高1lii!瓜で含有し、
しか−b透明性に優れた水溶性ビタミン製剤が得られな
い。
質100市搦部に対して100〜500 tli石部、
好ましくは150〜300重M部であり、この範囲を逸
+82 iるど、ビタミンを高1lii!瓜で含有し、
しか−b透明性に優れた水溶性ビタミン製剤が得られな
い。
また、本発明の水溶t’Lどタミン製剤におい−Cは、
1)l−1を調整するために、塩酸等の無機酸、酢酸、
乳酸、クエン酸、=1ハク酸等の有機酸、アスパラギン
酸、グルタミン酸等の酸性アミノ酸を添加することがで
き、さらには公知の各種添加剤を添加することができる
。
1)l−1を調整するために、塩酸等の無機酸、酢酸、
乳酸、クエン酸、=1ハク酸等の有機酸、アスパラギン
酸、グルタミン酸等の酸性アミノ酸を添加することがで
き、さらには公知の各種添加剤を添加することができる
。
このようにして得られる本発明の水溶性ビタミン製剤は
、界面活性剤および脂肪酸アルキロールアミドの混合物
のビタミン活性物質に対する溶解力が強いため、水で・
希釈して水溶液どした時にビタミン活性物質は水に可溶
化状態またはマイクロエマルジョンとして存在し、この
状態は熱力学的に安定な系であり、経時変化が非常に少
なく、長く水溶液の透明性を保つことができる。この理
由から本発明の水溶性ビタミン製剤は、ビタミンを高m
度に含有でき、化粧品、外用医薬品等に配合することに
よって高い薬理効果が期待できる。また、脂1]7j酸
アルキロールアミドを含有しているのでカビ等の微生物
汚染も少なく、しかもこの水溶液は臭いがほとんどない
か微芳香臭であるので、化粧品、外用医薬品に配合する
場合には特に有利である。
、界面活性剤および脂肪酸アルキロールアミドの混合物
のビタミン活性物質に対する溶解力が強いため、水で・
希釈して水溶液どした時にビタミン活性物質は水に可溶
化状態またはマイクロエマルジョンとして存在し、この
状態は熱力学的に安定な系であり、経時変化が非常に少
なく、長く水溶液の透明性を保つことができる。この理
由から本発明の水溶性ビタミン製剤は、ビタミンを高m
度に含有でき、化粧品、外用医薬品等に配合することに
よって高い薬理効果が期待できる。また、脂1]7j酸
アルキロールアミドを含有しているのでカビ等の微生物
汚染も少なく、しかもこの水溶液は臭いがほとんどない
か微芳香臭であるので、化粧品、外用医薬品に配合する
場合には特に有利である。
(発明の実施例)
以下、実施例おにび比較例を示し本発明を更に具体的に
説明する。なお、第1表および第2表中の配合数値はず
へてM開部である。
説明する。なお、第1表および第2表中の配合数値はず
へてM開部である。
実施例1〜7および比較例1〜5
ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレ〜
トどラウリン酸ジェタノールアミドを第1表に示すW’
1合で配合し加熱溶解した。この溶液を冷却した後、ビ
タミン1三活性物質として耐耐トロフェロールを加えて
攪拌し、水溶性ビタミンE製剤を調製した。
トどラウリン酸ジェタノールアミドを第1表に示すW’
1合で配合し加熱溶解した。この溶液を冷却した後、ビ
タミン1三活性物質として耐耐トロフェロールを加えて
攪拌し、水溶性ビタミンE製剤を調製した。
この水溶性ビタミン1三製剤の評価は、水溶性ビタミン
F製剤を50倍に希釈した水溶液の外tIll観察およ
びこの水溶液を至温1″1週間放置したどきの外観観察
で行ない、結果を第1表および第1図に示す。なお、第
1図において、◎は希釈水溶液調製時に透明で、常温1
週間hり置後も透明のもの、○は希釈水溶液調製時に半
透明で、常温1週間放置後も半透明のもの、・は希釈水
溶液調製時に半透明で、常温1週間放置後に油分離した
もの、ムは希釈水溶液調製時に不透明、常温1週間放置
後に油分離したものをそれぞれ示す。
F製剤を50倍に希釈した水溶液の外tIll観察およ
びこの水溶液を至温1″1週間放置したどきの外観観察
で行ない、結果を第1表および第1図に示す。なお、第
1図において、◎は希釈水溶液調製時に透明で、常温1
週間hり置後も透明のもの、○は希釈水溶液調製時に半
透明で、常温1週間放置後も半透明のもの、・は希釈水
溶液調製時に半透明で、常温1週間放置後に油分離した
もの、ムは希釈水溶液調製時に不透明、常温1週間放置
後に油分離したものをそれぞれ示す。
−1n−
第1表および第1図にに示されるごどく、本発明の水溶
性ビタミンF製剤である実施例1〜7は、水で50倍に
希釈した水溶液の透明性に優れ、しかも常温で1月放置
後の透明性も良好であり、このような効果は実施例4〜
5において特に顕著である。これに対して、本発明の範
囲から外れる水溶性ビタミン[製剤である比較例1〜5
は水で希釈した水溶液の透明性に劣り、しかも常温で1
月放置後に油分離が生じた。
性ビタミンF製剤である実施例1〜7は、水で50倍に
希釈した水溶液の透明性に優れ、しかも常温で1月放置
後の透明性も良好であり、このような効果は実施例4〜
5において特に顕著である。これに対して、本発明の範
囲から外れる水溶性ビタミン[製剤である比較例1〜5
は水で希釈した水溶液の透明性に劣り、しかも常温で1
月放置後に油分離が生じた。
実施例8〜14および比較例6〜10
ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油とラウリン酸
ジェタノールアミドを第2表に示す割合で配合し加熱溶
解した。この溶液を冷却した後、ビタミンE活性物質と
して酢酸トコフェロールを加えて攪拌し、水溶性ビタミ
ンE製剤を調製した。
ジェタノールアミドを第2表に示す割合で配合し加熱溶
解した。この溶液を冷却した後、ビタミンE活性物質と
して酢酸トコフェロールを加えて攪拌し、水溶性ビタミ
ンE製剤を調製した。
この水溶性ビタミンElll剤の評価は、水溶性ビタミ
ンF製剤を50倍に希釈した水溶液の外観観察およびこ
の水溶液を室温で1週間放置したときの外観観察で行な
い、結果を第2表および第2図に示す。なお、第2図に
おいても、◎は希釈水溶液 1U− 調製時に透明で、常温1週間放置後も透明のもの、○は
希釈水溶液調製時に半透明で、常温1週間放置後も半透
明のもの、・は希釈水溶液調製時に半透明で、常温1週
間放置後に油分離したもの、ムは希釈水溶液調製時に不
透明、常温1週間放置後に油分離したものをそれぞれ示
す。
ンF製剤を50倍に希釈した水溶液の外観観察およびこ
の水溶液を室温で1週間放置したときの外観観察で行な
い、結果を第2表および第2図に示す。なお、第2図に
おいても、◎は希釈水溶液 1U− 調製時に透明で、常温1週間放置後も透明のもの、○は
希釈水溶液調製時に半透明で、常温1週間放置後も半透
明のもの、・は希釈水溶液調製時に半透明で、常温1週
間放置後に油分離したもの、ムは希釈水溶液調製時に不
透明、常温1週間放置後に油分離したものをそれぞれ示
す。
この第2表および第2図においても、本発明の水溶性ビ
タミンE製剤である実施例8〜14は、水で50倍に希
釈した水溶液の透明性に優れ、しかも常温で1月放置後
の透明性も良好であり、このような効果は実施例10〜
11において特に顕著である。
タミンE製剤である実施例8〜14は、水で50倍に希
釈した水溶液の透明性に優れ、しかも常温で1月放置後
の透明性も良好であり、このような効果は実施例10〜
11において特に顕著である。
これに対して、本発明の範囲から外れる水溶性ビタミン
E製剤である比較例6〜10は水で希釈した水溶液の透
明性に劣り、しかも常温で1月放置後に油分離が生じた
。
E製剤である比較例6〜10は水で希釈した水溶液の透
明性に劣り、しかも常温で1月放置後に油分離が生じた
。
なお、本実施例および比較例においては、脂溶、 性ビ
タミンとしてビタミンFのみについて示したが、ビタミ
ンA1ビタミンに等の他の脂溶性ビタミンを用いた場合
にもほぼ同様の結果が得られた。
タミンとしてビタミンFのみについて示したが、ビタミ
ンA1ビタミンに等の他の脂溶性ビタミンを用いた場合
にもほぼ同様の結果が得られた。
(発明の効果および作用)
以上のごとき本発明の水溶性ビタミン製剤においては、
下記のごとき効果を奏する。
下記のごとき効果を奏する。
■:ビタミンが多聞に含有している製剤であるので、ビ
タミンの薬効量以上に化粧品および外用医薬品に配合で
きる。
タミンの薬効量以上に化粧品および外用医薬品に配合で
きる。
■:無臭または微芳香臭であるので化粧品等に配合する
場合に特に有利である。
場合に特に有利である。
■:水で希釈した時の水溶液の透明度が高く、その透明
度が長期にわたり安定であり、また水で希釈した時の水
溶液の安定性がよく、ビタミンの分離や不溶物の沈澱を
生じないことから、水溶性の化粧品、外用医薬品に配合
できる。
度が長期にわたり安定であり、また水で希釈した時の水
溶液の安定性がよく、ビタミンの分離や不溶物の沈澱を
生じないことから、水溶性の化粧品、外用医薬品に配合
できる。
■:原利が安価なので多量配合でき、また原料の安全性
が高いので化粧品、医薬品に配合した場合に安全である
。
が高いので化粧品、医薬品に配合した場合に安全である
。
このことから本発明の水溶性ビタミン製剤は、化粧品、
外用医薬品等に好適に用いられる。
外用医薬品等に好適に用いられる。
第1図および第2図は酢酸トコフェロールに対して、脂
肪酸アルキロールアミドと非イオン性界面活性剤の門を
変量した場合の調製時および室温1週間放置後の水溶性
ビタミンE製剤(50倍に希釈)の外観観察の結果を示
すグラフ。
肪酸アルキロールアミドと非イオン性界面活性剤の門を
変量した場合の調製時および室温1週間放置後の水溶性
ビタミンE製剤(50倍に希釈)の外観観察の結果を示
すグラフ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、脂溶性ビタミン活性物質100重量部、脂肪酸アル
キロールアミド20〜300重量部、非イオン性界面活
性剤100〜500重量部とを配合したことを特徴とす
る水溶性ビタミン製剤。 2、前記脂溶性ビタミン活性物質がビタミンE活性物質
である前記特許請求の範囲第1項記載の水溶性ビタミン
製剤。 3、前記脂肪酸アルキロールアミドがラウリン酸ジエタ
ノールアミドである前記特許請求の範囲第1項記載の水
溶性ビタミン製剤。 4、前記非イオン性界面活性剤がHLB10以上である
前記特許請求の範囲第1項記載の水溶性ビタミン製剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60028358A JPS61189216A (ja) | 1985-02-18 | 1985-02-18 | 水溶性ビタミン製剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60028358A JPS61189216A (ja) | 1985-02-18 | 1985-02-18 | 水溶性ビタミン製剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61189216A true JPS61189216A (ja) | 1986-08-22 |
JPH053846B2 JPH053846B2 (ja) | 1993-01-18 |
Family
ID=12246388
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60028358A Granted JPS61189216A (ja) | 1985-02-18 | 1985-02-18 | 水溶性ビタミン製剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61189216A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002241279A (ja) * | 2001-02-16 | 2002-08-28 | Kanebo Ltd | 包装体入り製品及び吸着防止方法 |
JP2002537317A (ja) * | 1999-02-26 | 2002-11-05 | リポシン インコーポレイテッド | 疎水性治療剤の改善された送達のための組成物および方法 |
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1985
- 1985-02-18 JP JP60028358A patent/JPS61189216A/ja active Granted
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