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JPS6117056Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6117056Y2
JPS6117056Y2 JP2946582U JP2946582U JPS6117056Y2 JP S6117056 Y2 JPS6117056 Y2 JP S6117056Y2 JP 2946582 U JP2946582 U JP 2946582U JP 2946582 U JP2946582 U JP 2946582U JP S6117056 Y2 JPS6117056 Y2 JP S6117056Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
underdrain
pipe
rigid
cap
perforated pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2946582U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58134431U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2946582U priority Critical patent/JPS58134431U/ja
Publication of JPS58134431U publication Critical patent/JPS58134431U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6117056Y2 publication Critical patent/JPS6117056Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sewage (AREA)
  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は集排水性の良好な堅型暗渠に関するも
のである。
従来より、とりわけ排水性の悪い土地において
は、第1図に示すように、通常の暗渠排水管1を
5〜10mの間隔をおいて地中に複数本埋設したう
え、更に各暗渠排水管1に沿つてその上方に、い
わゆる堅型暗渠2′を5〜10mの間隔をおいて多
数埋設している。
斯る堅型暗渠2′は一般に、第2図に示す如
く、地中の暗渠排水管1の上に、一端を閉鎖した
有孔管21′を該閉鎖端22′が上側となるように
立てて使用するものであるが、管壁までぎつしり
と土が満されており、折角の堅型暗渠を設けても
集排水性が悪く、集排水性を高めるために該有孔
管21′をモミガラ等の通水材3′で囲んで埋設施
工すれば、このような構造の堅型暗渠では、価格
高謄と共に多量に使用しなければならないという
問題があつた。
本考案は、上記問題に鑑みてなされたもので、
モミガラ等の通水材を節約でき、しかも良好な集
排水性能を発揮できる新規な堅型暗渠を提供せん
とするものである。
以下、実施例図面を参照しながら本考案を詳細
に説明する。
第3図は本考案堅型暗渠の一実施例の説明図で
あつて、図示の如く、本考案堅型暗渠2は、地中
に立てて埋設する有孔管21の上端に笠状体22
を設けたものである。
この実施例に使用した有孔管21は、第4図に
示すように、管壁211に多数の吸水孔212を
形成すると共に、各吸水孔212をほぼ覆うよう
に斜め下方へ突き出たトゲ状の小さな突起213
を管壁211の外周面に多数形成したものであつ
て、これら突起213により、土砂粒が吸水孔2
12から管内に入るのを防止し、地中水のみが流
入できるようにしたものである。従つて、この実
施例の有孔管21は、土砂粒が管内下部に堆積し
て暗渠排水管1への送水を妨げることがないので
極めて望ましいものであるが、本考案に於ては、
このような有孔管21の他、例えば第2図の従来
例で示したような単に吸水孔を形成しただけの有
孔管や、いわゆる合成樹脂製網パイプなど、集排
水機能を有する全ての有孔管が使用可能である。
本考案は、上記のような有孔管の上端に笠状体
22を設けたところに最大の特徴を有する。即
ち、この笠状体22は、堅型暗渠の埋設施工の
際、笠状体22の下方の埋土の密度と土圧を小さ
くし、有孔管21の周囲に、大きい孔隙ないしは
空間を備えた低土圧多孔隙部4を形成する働きを
有するものである。このように、笠状体22によ
つて有孔管21の周囲に低土圧多孔隙部4が形成
されると、付近の地中水は土圧の差によつて土圧
の低い該多孔隙部4の方へ移動し、大きい孔隙な
いし空間を速やかに通つて有孔管21に到達する
ため、極めて効率よく有孔管21内へ流入し、暗
渠排水管1へと送られるようになる。
上記の如き低土圧多孔隙部4を充分に形成する
には、笠状体22の径を有孔管21の径の約3〜
6倍に設定するのが望ましい。また、笠状体22
の形状は特に制限されないが、望ましくはこの実
施例のように上面を凸曲させた形状となし、上方
から加わる土圧に対する耐圧強度を向上させると
共に、更に第5図に示す如く、下面中央に嵌合筒
221を形成し、この嵌合筒221を有孔管21
の上端開口に嵌合するだけで簡単に取付けられる
ようにするのがよい。
尚、このような笠状体22及び前記の有孔管2
1の材質は無機質材例えばコンクリート、焼物金
属等でも良いが、運搬の容易さ、強度、価格、製
造性、耐腐蝕性などを考慮すると、合成樹脂製と
するのが望ましい。
以上の如き本考案堅型暗渠は、従来と同様(第
1図参照)、5〜10mの間隔おきに地中に配設し
た暗渠排水管1に沿つてその上方に、5〜10mの
間隔をおいて設けるもので、具体的には以下の要
領で施工される。
即ち、第6図に示すように、先ず地面より埋設
溝5を掘り、その溝底に暗渠排水管1を一定の勾
配を付して敷設する。次いで笠状体22を取付け
た有孔管21を暗渠排水管1の上に立て、必要と
らば、適宜の固定部材(不図示)で倒れないよう
に固定してから少量のモミガラを入れ埋溝5を土
で埋める。この場合、モミガラは必ずしも必要で
はないが少量のモミガラを通水材として入れると
より排水効果が良くなる。図中二点鎖線で示すよ
うに、暗渠排水管1に大きい圧力が加わるのを防
止するために、有孔管21の位置を暗渠排水管1
の側方へずらし、埋設溝5の溝底に立てるように
してもよい。このようにしても、地中水は有孔管
21内を流下して暗渠排水管1の近くへ流出する
ので、暗渠排水管1の吸水孔から管内に吸収され
効率よく排水される。また、畑地等に施工する場
合は、笠状体22が不透水層6の付近に位置する
ように有孔管21の長さを設定し、耕うん機等に
よつて笠状体22が破損されることのないように
図るのが望ましい。
以上の説明から明らかなように、本考案堅型暗
渠は、地中に立てて埋設する有孔管21の上端に
笠状体22を設けることにより、有孔管21の周
囲に大きい孔隙ないし空間を有する低土圧多孔隙
部4が形成されるようにしたものであるから、こ
の低土圧多孔隙部4が通水材として作用して従来
と同等もしくはそれ以上の集排水性能を発揮でき
るのである。従つてモミガラ等の通水材が節約で
きるのでモミガラ等の大量入手や現場への運搬な
どのわずらわしさが大巾に改善され、施工性も向
上するのである。更に、実施例のように、吸水孔
212をほぼ覆う凸起213を設けた有孔管21
を使用すると、土砂粒が管内下部に堆積して暗渠
排水管1への送水を妨げることもなく、また凸曲
上面と嵌合筒221を備えた笠状体22を使用す
ると、耐土圧強度が向上し且つ笠状体22の取付
けも簡単に行なえる等の利点がある。
このように本考案堅型暗渠は優れた効果を奏
し、すこぶる有効なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は堅型暗渠の配置図、第2図は従来の堅
型暗渠の説明図、第3図は本考案堅型暗渠の一実
施例の説明図、第4図は有孔管の部分拡断面図、
第5図は第3図の−線断面図、第6図は同実
施例の施工方法の説明図である。 図面の主要符号の説明、2……本考案堅型暗
渠、21……有孔管、212……吸水孔、213
……突起、22……笠状体、221……嵌合筒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 地中に立てて埋設する有孔の上端に笠状体を設
    けて成る堅型暗渠。
JP2946582U 1982-03-01 1982-03-01 堅型暗渠 Granted JPS58134431U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2946582U JPS58134431U (ja) 1982-03-01 1982-03-01 堅型暗渠

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2946582U JPS58134431U (ja) 1982-03-01 1982-03-01 堅型暗渠

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58134431U JPS58134431U (ja) 1983-09-09
JPS6117056Y2 true JPS6117056Y2 (ja) 1986-05-26

Family

ID=30041254

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2946582U Granted JPS58134431U (ja) 1982-03-01 1982-03-01 堅型暗渠

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58134431U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58134431U (ja) 1983-09-09

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