JPS61150824A - 車両のエンジン冷却装置 - Google Patents
車両のエンジン冷却装置Info
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- JPS61150824A JPS61150824A JP27196684A JP27196684A JPS61150824A JP S61150824 A JPS61150824 A JP S61150824A JP 27196684 A JP27196684 A JP 27196684A JP 27196684 A JP27196684 A JP 27196684A JP S61150824 A JPS61150824 A JP S61150824A
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- Japan
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- panel
- engine
- vehicle
- radiator
- opening
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K11/00—Arrangement in connection with cooling of propulsion units
- B60K11/02—Arrangement in connection with cooling of propulsion units with liquid cooling
- B60K11/04—Arrangement or mounting of radiators, radiator shutters, or radiator blinds
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D25/00—Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
- B62D25/08—Front or rear portions
- B62D25/10—Bonnets or lids, e.g. for trucks, tractors, busses, work vehicles
- B62D25/105—Bonnets or lids, e.g. for trucks, tractors, busses, work vehicles for motor cars
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Superstructure Of Vehicle (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は車両のエンジン冷却装置に係り、特にエンジン
フードにラジェータ機能を持たせるようにした車両のエ
ンジン冷却装置に関する。
フードにラジェータ機能を持たせるようにした車両のエ
ンジン冷却装置に関する。
[従来の技術]
一般に水冷式エンジンに備えられるラジェータは、エン
ジンルーム内の走行方向前部に配設され、車両前面の空
気取入口から導入される冷却風や、エンジンに駆動され
る冷却ファンによって引き込まれる冷却風により冷却水
を冷却するようになっている。
ジンルーム内の走行方向前部に配設され、車両前面の空
気取入口から導入される冷却風や、エンジンに駆動され
る冷却ファンによって引き込まれる冷却風により冷却水
を冷却するようになっている。
[発明が解決しようとする問題点]
ところで従来にあっては、次のような問題点があった。
■ ラジェータは車両の走行風を冷却風として利用する
ために、車両前面に配置されている。しかし車両前面は
ボディの空力特性やボディスタイリングとの関係から狭
いスペースとなっており、走行風のみでは必要冷却風量
が足りず強制通風が必要となる場合がある。そこで強制
通風のために冷却ファンが設備されているが、冷却ファ
ンはエンジン出力の一部で駆動されるようになっている
。従って、冷却水を冷却するためにエンジン出力の一部
が消費され、燃費を悪化させていた。これに対処するた
めに、冷却水が過熱された場合等必要時のみ電動モータ
で冷却ファンを駆動させるようにしたものが採用されて
いるが、十分な燃費向上を図ることはできなかった。
ために、車両前面に配置されている。しかし車両前面は
ボディの空力特性やボディスタイリングとの関係から狭
いスペースとなっており、走行風のみでは必要冷却風量
が足りず強制通風が必要となる場合がある。そこで強制
通風のために冷却ファンが設備されているが、冷却ファ
ンはエンジン出力の一部で駆動されるようになっている
。従って、冷却水を冷却するためにエンジン出力の一部
が消費され、燃費を悪化させていた。これに対処するた
めに、冷却水が過熱された場合等必要時のみ電動モータ
で冷却ファンを駆動させるようにしたものが採用されて
いるが、十分な燃費向上を図ることはできなかった。
■ またラジェータは相当の放熱面積を確保する必要が
あり、他方冷却ファン等もラジェータの放熱能力に対応
させてその必要径等が設定される。従ってこれらラジェ
ータ並びにファン等はエンジンルーム内に相当のスペー
スを占有することとなっており、エンジンルームのスペ
ースセービングの障害となっていた。
あり、他方冷却ファン等もラジェータの放熱能力に対応
させてその必要径等が設定される。従ってこれらラジェ
ータ並びにファン等はエンジンルーム内に相当のスペー
スを占有することとなっており、エンジンルームのスペ
ースセービングの障害となっていた。
■ 更に車両前面には、ラジェータに走行風を取り入れ
るために空気取入口を形成する必要がある。このため、
空気抵抗の増加等ボディの空力特性を劣化させたり、ボ
ディスタイリングの制約となっていた。
るために空気取入口を形成する必要がある。このため、
空気抵抗の増加等ボディの空力特性を劣化させたり、ボ
ディスタイリングの制約となっていた。
■ 他方ラジェータ自体小型で高い放熱性能を発揮し得
るように、放熱フィンの改良やクロスフロー型ラジェー
タの採用等積々の改良がなされているが、上述したよう
な問題を根本的に解決できるようなものは未だ案出され
ていない。
るように、放熱フィンの改良やクロスフロー型ラジェー
タの採用等積々の改良がなされているが、上述したよう
な問題を根本的に解決できるようなものは未だ案出され
ていない。
[発明の目的]
本発明は上述したような問題点に鑑みて創案されたもの
であり、その目的は広範な表面積を有し走行風が流通す
るエンジンフードにラジェータ機能を持たせることによ
り、旧来のラジェータの廃止を可能とするのみならず、
ラジェータに必要とされていた冷却ファン、ファンモー
タをも廃止させて燃費向上、ボディの空力特性の向上、
エンジンルームのスペースセービング、更にはボディス
タイリングの設計自由度の向上を図ることができ、しか
も十分な冷却性能を発揮する車両のエンジン冷却装置を
提供するにある。
であり、その目的は広範な表面積を有し走行風が流通す
るエンジンフードにラジェータ機能を持たせることによ
り、旧来のラジェータの廃止を可能とするのみならず、
ラジェータに必要とされていた冷却ファン、ファンモー
タをも廃止させて燃費向上、ボディの空力特性の向上、
エンジンルームのスペースセービング、更にはボディス
タイリングの設計自由度の向上を図ることができ、しか
も十分な冷却性能を発揮する車両のエンジン冷却装置を
提供するにある。
[発明の概要]
本発明は、エンジンの冷却水を冷却するラジェータをパ
ネル状に形成し、このパネル状ラジェータ自体でエンジ
ンフードを構成するようにしたものである。
ネル状に形成し、このパネル状ラジェータ自体でエンジ
ンフードを構成するようにしたものである。
[実施例]
以下に本発明の好適一実施例を添付図面に従って詳述す
る。
る。
先ず本発明の構成に必須とされるパネル状ラジェータに
ついて説明する。パネル状ラジェータ1は第13図に示
すように、所定の配列で椀条部2を形成した一対のパネ
ル3を重合し、合わせ7ランジ4で接着することにより
、椀条部2で冷却水の入口開口5.出口開口6.入口チ
ャンバ7.出口チャンバ8.並びにチューブ9群を一体
的に形成して成るものである。パネル左右に形成した入
口チャンバ7と出口チャンバ8は、流入流出する冷却水
を一時貯水させるためのものであり、これらチャンバ7
.8間には、多数のチューブ9が並列に形成される。そ
してエンジンの冷却水を入口開口5から導き、多段なチ
ューブ9群で熱交換させた後、出口開口6から流出させ
るようになっている。
ついて説明する。パネル状ラジェータ1は第13図に示
すように、所定の配列で椀条部2を形成した一対のパネ
ル3を重合し、合わせ7ランジ4で接着することにより
、椀条部2で冷却水の入口開口5.出口開口6.入口チ
ャンバ7.出口チャンバ8.並びにチューブ9群を一体
的に形成して成るものである。パネル左右に形成した入
口チャンバ7と出口チャンバ8は、流入流出する冷却水
を一時貯水させるためのものであり、これらチャンバ7
.8間には、多数のチューブ9が並列に形成される。そ
してエンジンの冷却水を入口開口5から導き、多段なチ
ューブ9群で熱交換させた後、出口開口6から流出させ
るようになっている。
尚、冷却水の入口開口5.出口開口6には、口金10が
溶接若しくはロウ付けで取り付けられる。
溶接若しくはロウ付けで取り付けられる。
またチャンバ7.8の断面積は共に、チューブ9群の総
断面積の2倍以上に設計される。これはチューブ9内の
水の流れを円滑にするための配慮である。
断面積の2倍以上に設計される。これはチューブ9内の
水の流れを円滑にするための配慮である。
更に、重合するパネル3は平板に限らず曲面であっても
、また一方のパネル3にのみ椀条部2を形成し、他方の
パネル3は椀条部を形成しない構成としても良い。
、また一方のパネル3にのみ椀条部2を形成し、他方の
パネル3は椀条部を形成しない構成としても良い。
このように構成されエンジンの冷却水を冷却するパネル
状ラジェータ1が、第1図〜第3図に示すようにエンジ
ンフード11に適用される。
状ラジェータ1が、第1図〜第3図に示すようにエンジ
ンフード11に適用される。
エンジンフード11はエンジンルーム12を覆ってボデ
ィ形状を形成すべく曲面状等に成型されると共に、一端
部が車体13にヒンジ連結されてエンジンルーム12を
開開できるようになっている。
ィ形状を形成すべく曲面状等に成型されると共に、一端
部が車体13にヒンジ連結されてエンジンルーム12を
開開できるようになっている。
ここに本発明は、上述したパネル状ラジェータ1でエン
ジンフード11を形成するものであって、換言すれば広
範な表面積を有するエンジンフード11にラジェータ機
能を持たせたものである。
ジンフード11を形成するものであって、換言すれば広
範な表面積を有するエンジンフード11にラジェータ機
能を持たせたものである。
本実施例にあってはエンジンフード11は、3つのパネ
ル状ラジェータ1A〜1Cが積層されて構成されている
。殊にボディ表面を形成する表層のパネル状ラジェータ
1Aの表面側パネル面14は、ボディ表面を流れる空気
流を乱さないように、平滑に成型されたものが採用され
る。またパネル状ラジェータ1A〜1Cは、車中方向両
側に車長方向に沿って入口チャンバ7.出口チャンバ8
が位置するように配設され、チューブ9群は車長方向に
多段に、車中方向に沿って冷却水を流通させるようにな
っている。
ル状ラジェータ1A〜1Cが積層されて構成されている
。殊にボディ表面を形成する表層のパネル状ラジェータ
1Aの表面側パネル面14は、ボディ表面を流れる空気
流を乱さないように、平滑に成型されたものが採用され
る。またパネル状ラジェータ1A〜1Cは、車中方向両
側に車長方向に沿って入口チャンバ7.出口チャンバ8
が位置するように配設され、チューブ9群は車長方向に
多段に、車中方向に沿って冷却水を流通させるようにな
っている。
また第1図及び第4図に示すように、パネル状ラジェー
タ1A〜1Cはその表裏面に沿って冷却風を流通させる
ために、車体13に区画させてパネルの車両走行方向前
縁15に冷却風導入部16が形成されると共に、パネル
の車両走行方向後縁17に冷却風導出部18が形成され
る。本実施例にあっては冷却風導入部16は、表層のパ
ネル状ラジェータ1Aの前縁部を車体前部19の上方へ
延出させ、この延出部20下に車体前部19に区画させ
た空隙部として構成される。他方冷却風導出部18.は
、フロントウィンド21の窓枠下端部22と、これに対
し間隔を隔てた表層のパネル状ラジェータ1Aの後縁部
23との間に形成させた空隙部として構成される。また
エンジンフード11の裏面を形成する下層のパネル状ラ
ジェータ1Gは、冷却風導入部16から導入され冷却風
導出部18から導出される冷却風を表層のパネル状ラジ
ェータ1Aとの間に案内する案内通路24を形成するよ
うになっている。
タ1A〜1Cはその表裏面に沿って冷却風を流通させる
ために、車体13に区画させてパネルの車両走行方向前
縁15に冷却風導入部16が形成されると共に、パネル
の車両走行方向後縁17に冷却風導出部18が形成され
る。本実施例にあっては冷却風導入部16は、表層のパ
ネル状ラジェータ1Aの前縁部を車体前部19の上方へ
延出させ、この延出部20下に車体前部19に区画させ
た空隙部として構成される。他方冷却風導出部18.は
、フロントウィンド21の窓枠下端部22と、これに対
し間隔を隔てた表層のパネル状ラジェータ1Aの後縁部
23との間に形成させた空隙部として構成される。また
エンジンフード11の裏面を形成する下層のパネル状ラ
ジェータ1Gは、冷却風導入部16から導入され冷却風
導出部18から導出される冷却風を表層のパネル状ラジ
ェータ1Aとの間に案内する案内通路24を形成するよ
うになっている。
従って車両の走行風は、エンジンフード11の表面、並
びに冷却風導入部16から案内通路24を介してパネル
状ラジェータ1A〜1Cの相互間に流れるようになって
いる。
びに冷却風導入部16から案内通路24を介してパネル
状ラジェータ1A〜1Cの相互間に流れるようになって
いる。
更に第2図に示すように、パネル状ラジェータ1A〜1
Cの相互間には、放熱性能を高めるべく放熱フィン26
が介設される。本実施例ではコルゲーテッドフィンが採
用され、冷却風の流れを妨げないように車中方向に沿っ
て波状に配設されている。
Cの相互間には、放熱性能を高めるべく放熱フィン26
が介設される。本実施例ではコルゲーテッドフィンが採
用され、冷却風の流れを妨げないように車中方向に沿っ
て波状に配設されている。
また第2図及び第5図には、パネル状ラジェータ1A〜
1Cを積層的に取り付けるための構造が示されている。
1Cを積層的に取り付けるための構造が示されている。
表層のパネル状ラジェータ1Aには、その車中方向側縁
部にヘミングにて取り付は金具38が取り付けられる。
部にヘミングにて取り付は金具38が取り付けられる。
この取り付は金具38はその高さ方向に複層で取付7ラ
ンジ27を有し、これら夫々に中層・下層のパネル状ラ
ジェータIB、1Gの合わせ7ランジ4がボルトナツト
又はビス等で取り付けられる。
ンジ27を有し、これら夫々に中層・下層のパネル状ラ
ジェータIB、1Gの合わせ7ランジ4がボルトナツト
又はビス等で取り付けられる。
更に第6図及び第7図に示すように、エンジンフード1
1の表面を形成するパネル状ラジェータ1Aには、その
表面が一部開口され裏面側の案内通路24に連通されて
、暖められた空気を排出させ冷却風を通気させるための
吸気028並びに排気口29が形成される。これら吸・
排気口28゜29はエンジンフード11の略中夫に互い
に車中方向に位置をずらして配設される。吸気口28は
排気口29よりも車両前方に設けられ、その開口縁を形
成するパネルがフード表面上に車両前方から後方へ向け
て順次高くなるように切り起こされて車両前方に臨む空
気案内用のグリルとして形成され、フード表面に流れる
走行風を案内通路24へ導くようになつくいる。他方排
気口29は、その開口縁を形成するパネルが案内通路2
4側に車両前方から後方へ向けて順次深くなるように切
り起こされて案内通路24に臨む排気案内用のグリルと
して形成され、案内通路24を流れる暖められた空気を
フード表面へと導出するようになっている。
1の表面を形成するパネル状ラジェータ1Aには、その
表面が一部開口され裏面側の案内通路24に連通されて
、暖められた空気を排出させ冷却風を通気させるための
吸気028並びに排気口29が形成される。これら吸・
排気口28゜29はエンジンフード11の略中夫に互い
に車中方向に位置をずらして配設される。吸気口28は
排気口29よりも車両前方に設けられ、その開口縁を形
成するパネルがフード表面上に車両前方から後方へ向け
て順次高くなるように切り起こされて車両前方に臨む空
気案内用のグリルとして形成され、フード表面に流れる
走行風を案内通路24へ導くようになつくいる。他方排
気口29は、その開口縁を形成するパネルが案内通路2
4側に車両前方から後方へ向けて順次深くなるように切
り起こされて案内通路24に臨む排気案内用のグリルと
して形成され、案内通路24を流れる暖められた空気を
フード表面へと導出するようになっている。
また、第7図及び第8図に示すように、エンジンフード
11の裏面を形成する下層のパネル状ラジェータ1Cに
は、エンジンルーム12を車外へ連通させてルーム内の
熱気を解放させるための開口部30が形成される。本実
施例にあっては、吸・排気口28.29周辺で中層のパ
ネル状ラジェータ1Bが一部排除され、開口部30は吸
・排気口28.29を介してエンジンルーム12をエン
ジンフード11外方へ連通させるようになっている。そ
してこの開口部30には、これを開閉するための開閉扉
31が設けられる。開閉扉31は、一端がエンジンルー
ム12側から下層のパネル状ラジェータ1Cに断熱材3
2を介して取り付けられ、開口部30を塞いで延出され
た他端がパネル面に貼付された断熱材32に当接されて
いる。殊に本実施例にあっては開閉扉31は形状記憶合
金で形成され、エンジンルーム12内湿度が所定の温度
を超えたことに応じてエンジンルーム12側へ曲がり変
形を生じて開口部30を自動的に開閉するようになって
いる。
11の裏面を形成する下層のパネル状ラジェータ1Cに
は、エンジンルーム12を車外へ連通させてルーム内の
熱気を解放させるための開口部30が形成される。本実
施例にあっては、吸・排気口28.29周辺で中層のパ
ネル状ラジェータ1Bが一部排除され、開口部30は吸
・排気口28.29を介してエンジンルーム12をエン
ジンフード11外方へ連通させるようになっている。そ
してこの開口部30には、これを開閉するための開閉扉
31が設けられる。開閉扉31は、一端がエンジンルー
ム12側から下層のパネル状ラジェータ1Cに断熱材3
2を介して取り付けられ、開口部30を塞いで延出され
た他端がパネル面に貼付された断熱材32に当接されて
いる。殊に本実施例にあっては開閉扉31は形状記憶合
金で形成され、エンジンルーム12内湿度が所定の温度
を超えたことに応じてエンジンルーム12側へ曲がり変
形を生じて開口部30を自動的に開閉するようになって
いる。
他方第9図及び第10図には、パネル状ラジェータ1A
〜1Cがエンジンフード11として機能するための構成
が示されている。図示するように、下層のパネル状ラジ
ェータ1Cの一端部には、車体13に回転自在に連結さ
れたヒンジ金具33がボルト等によって連結され、パネ
ル状ラジェータ1A〜1C全体は、この一端部側を支点
として傾動可能に構成され、エンジンルーム12を開閉
できるようになっている。更に、パネル状ラジェータ1
A〜1Cの入口チャンバ7及び出口チャンバ8と、エン
ジンの冷却水配管34とは、ヒンジ連結部で蛇腹状等の
可撓性を有する可撓水管35を介して連結され、パネル
状ラジェータ1A〜1C全体の傾動を吸収できるように
なっている。更に第11図に示すように、エンジンの冷
却水配管34は、エンジンルーム12内の詰機器に干渉
しないように、車体13側若しくは下層のパネル状ラジ
ェータ1Cに0字金具36により固定されるようになっ
ている。
〜1Cがエンジンフード11として機能するための構成
が示されている。図示するように、下層のパネル状ラジ
ェータ1Cの一端部には、車体13に回転自在に連結さ
れたヒンジ金具33がボルト等によって連結され、パネ
ル状ラジェータ1A〜1C全体は、この一端部側を支点
として傾動可能に構成され、エンジンルーム12を開閉
できるようになっている。更に、パネル状ラジェータ1
A〜1Cの入口チャンバ7及び出口チャンバ8と、エン
ジンの冷却水配管34とは、ヒンジ連結部で蛇腹状等の
可撓性を有する可撓水管35を介して連結され、パネル
状ラジェータ1A〜1C全体の傾動を吸収できるように
なっている。更に第11図に示すように、エンジンの冷
却水配管34は、エンジンルーム12内の詰機器に干渉
しないように、車体13側若しくは下層のパネル状ラジ
ェータ1Cに0字金具36により固定されるようになっ
ている。
次に作用について述べる。
第12図に示すように、エンジン37とパネル状ラジェ
ータ1A〜1Cで構成されたエンジンフード11、具体
的には入口チャンバ7及び出口チャンバ8との間には、
冷却水配管34が接続され、冷却水はポンプ(図示せず
)によって循環される。
ータ1A〜1Cで構成されたエンジンフード11、具体
的には入口チャンバ7及び出口チャンバ8との間には、
冷却水配管34が接続され、冷却水はポンプ(図示せず
)によって循環される。
そしてエンジン37で加熱された冷却水はエンジンフー
ド11へ導かれ、ここで空気と熱交換されて放熱した後
再びエンジン37へと戻されることになる。
ド11へ導かれ、ここで空気と熱交換されて放熱した後
再びエンジン37へと戻されることになる。
ところで本発明にあってはバネ・ル化したラジェータ1
によりエンジンフード11を構成し、エンジンフード1
1にラジェータ機能を持たせたことにより、広範な表面
積を有するフード表面で自由に流れる大量の走行風と十
分に熱交換させることができる。即ち、エンジンフード
11それ自体で十分な放熱性能を発揮でき、従来と遜色
ない熱交換率を確保することができる。
によりエンジンフード11を構成し、エンジンフード1
1にラジェータ機能を持たせたことにより、広範な表面
積を有するフード表面で自由に流れる大量の走行風と十
分に熱交換させることができる。即ち、エンジンフード
11それ自体で十分な放熱性能を発揮でき、従来と遜色
ない熱交換率を確保することができる。
従って従来エンジンルーム内に備えられていたラジェー
タ、冷却ファン、並びに電動モータを一挙に排除するこ
とができる。その結果エンジン出力の一部が冷却ファン
等の駆動に消費されるのを排除して燃費性能の向上を達
成し得る。
タ、冷却ファン、並びに電動モータを一挙に排除するこ
とができる。その結果エンジン出力の一部が冷却ファン
等の駆動に消費されるのを排除して燃費性能の向上を達
成し得る。
またラジェータ等を排除できる結果、エンジンルーム内
のスペースセービングを十分に達成できる。
のスペースセービングを十分に達成できる。
更にエンジンルーム内のラジェータの除去に伴い車両前
面に大きな空気取入口を形成しなくても済むので、従来
空気抵抗の増加の一因となっていた空気取入口を塞いで
前面形状を空力特性1優れたものとすることができ、ま
たボディスタイリングの設計自由度を向上させることも
できる。
面に大きな空気取入口を形成しなくても済むので、従来
空気抵抗の増加の一因となっていた空気取入口を塞いで
前面形状を空力特性1優れたものとすることができ、ま
たボディスタイリングの設計自由度を向上させることも
できる。
他方パネル状ラジェータ1は、2枚のパネル3を重合接
着するだけで、チャンバ7.8やチューブ9群等を一体
成型できるので、従来のラジェータに比し簡単、安価に
製造できる。
着するだけで、チャンバ7.8やチューブ9群等を一体
成型できるので、従来のラジェータに比し簡単、安価に
製造できる。
また本実施例では、パネル状ラジェータ1を複数積層さ
せてエンジンフード11を構成するようにしたので、更
に放熱面積の拡大が達成されており、十分な熱交換性能
を確保できる。また、エンジンフード11を形成するパ
ネル状ラジェータ1Aに、車体13に区画させてその車
両走行方向前縁・後縁に冷却風の導入・導出部16.1
8を形成したので、パネル状ラジェータ1A〜1Cの表
裏面に沿って十分に冷却風を流通させることができ、こ
の面からも放熱性能を向上できる。殊に冷却風導出部1
8はボディ表面上の圧力分布において負圧となるフロン
トウィンド21の窓枠下端部22に開口されており、冷
却風流通の円滑化に寄与する。更にエンジンフード11
の中央部にこれを一部開口させて形成した吸・排気口2
8.29によってもパネル状ラジェータ1A〜1Cに対
する冷却風の流通の向上が図られ、放熱性能が確保でき
る。またパネル状ラジェータ1A〜ICIに介設した放
熱フィン26により、熱交換面積の拡大が図られている
。
せてエンジンフード11を構成するようにしたので、更
に放熱面積の拡大が達成されており、十分な熱交換性能
を確保できる。また、エンジンフード11を形成するパ
ネル状ラジェータ1Aに、車体13に区画させてその車
両走行方向前縁・後縁に冷却風の導入・導出部16.1
8を形成したので、パネル状ラジェータ1A〜1Cの表
裏面に沿って十分に冷却風を流通させることができ、こ
の面からも放熱性能を向上できる。殊に冷却風導出部1
8はボディ表面上の圧力分布において負圧となるフロン
トウィンド21の窓枠下端部22に開口されており、冷
却風流通の円滑化に寄与する。更にエンジンフード11
の中央部にこれを一部開口させて形成した吸・排気口2
8.29によってもパネル状ラジェータ1A〜1Cに対
する冷却風の流通の向上が図られ、放熱性能が確保でき
る。またパネル状ラジェータ1A〜ICIに介設した放
熱フィン26により、熱交換面積の拡大が図られている
。
他方、エンジンフード11に、エンジンルーム12を車
外へ連通させるための開閉自在な開口部30を形成した
ことにより、エンジンルーム12内雰囲気の過剰な昇温
を防止でき、パネル状ラジェータ1A〜1Cの放熱性能
が損われるのを抑制できる。
外へ連通させるための開閉自在な開口部30を形成した
ことにより、エンジンルーム12内雰囲気の過剰な昇温
を防止でき、パネル状ラジェータ1A〜1Cの放熱性能
が損われるのを抑制できる。
ここに開口部30を開閉する開rRR31を形状記憶合
金で形成したことにより、エンジンルーム12内の温度
に対応させて自動的に開閉作動させることができ、エン
ジンルーム12内温度を簡単に管理できる。
金で形成したことにより、エンジンルーム12内の温度
に対応させて自動的に開閉作動させることができ、エン
ジンルーム12内温度を簡単に管理できる。
またパネル状ラジェータ1Cを車体13にヒンジ連結す
ると共に、エンジンの冷却水配管34をヒンジ連結部で
可撓水管35とすることにより、エンジンフード11に
従来と遜色のない機能を発揮させることができる。
ると共に、エンジンの冷却水配管34をヒンジ連結部で
可撓水管35とすることにより、エンジンフード11に
従来と遜色のない機能を発揮させることができる。
尚第12図に示すように、39は冷却水の注入口であり
、パネル状ラジェータ1A〜1Cの出口チャンバ8に連
結されている。本実施例にあってはエンジンフード11
のフロントウィンドウ側の最も高い位置に設備され、注
水に最適なものとなりている。
、パネル状ラジェータ1A〜1Cの出口チャンバ8に連
結されている。本実施例にあってはエンジンフード11
のフロントウィンドウ側の最も高い位置に設備され、注
水に最適なものとなりている。
また積層した各パネル状うジJ−夕1A〜1Cの入口開
口5夫々及び出口開口6夫々は、エンジンの冷却水配管
34に対して、マニホールド状のゴムホース(図示せず
)で並列接続させるようになっている。
口5夫々及び出口開口6夫々は、エンジンの冷却水配管
34に対して、マニホールド状のゴムホース(図示せず
)で並列接続させるようになっている。
[発明の効果]
以上要するに本発明によれば、次のような優れた効果を
発揮する。
発揮する。
(1) ラジェータをパネル状に形成し、このパネル
状ラジェータをエンジンフードとして構成して広範な表
面積を有するエンジンフードにラジェータ機能をもたせ
たことにより、従来と遜色のない放熱性能を確保しつつ
従来のラジェータ。
状ラジェータをエンジンフードとして構成して広範な表
面積を有するエンジンフードにラジェータ機能をもたせ
たことにより、従来と遜色のない放熱性能を確保しつつ
従来のラジェータ。
冷却ファン等を一挙に除去でき、燃費性能の向上やエン
ジンルームのスペースセービングを達成でき、更に冷却
ファンの除去により騒音対策上も有利である。
ジンルームのスペースセービングを達成でき、更に冷却
ファンの除去により騒音対策上も有利である。
(V またエンジンルーム内に車両前面に設けられてい
た従来のラジェータを除去できる結果、車両前面に形成
されていた空気取入口を排除でき、空力特性の優れた自
由なボディスタイリングの設計を可能にできる。
た従来のラジェータを除去できる結果、車両前面に形成
されていた空気取入口を排除でき、空力特性の優れた自
由なボディスタイリングの設計を可能にできる。
(3) パネル状ラジェータの採用により、簡単安価
に製作できる。
に製作できる。
(Φ パネル状ラジェータの複層化、冷却風導入・導出
口や、吸・排気口、放熱フィン、更にはエンジンルーム
内雰囲気を車外へ開放する開口部の設備により、パネル
状ラジェータの放熱性能を向上させ得る。
口や、吸・排気口、放熱フィン、更にはエンジンルーム
内雰囲気を車外へ開放する開口部の設備により、パネル
状ラジェータの放熱性能を向上させ得る。
G) 開口部を開閉する開閉扉を形状記憶合金で形成し
たことにより、温度上昇に対応させてエンジンルーム内
の温度を自動的に制御できる。
たことにより、温度上昇に対応させてエンジンルーム内
の温度を自動的に制御できる。
6】 パネル状ラジェータを車体にヒンジ連結すると共
に、ヒンジ連結部でエンジンの冷却水配管を可撓水管と
したので、従来と遜色のないエンジンフード機能を発揮
させ得る。
に、ヒンジ連結部でエンジンの冷却水配管を可撓水管と
したので、従来と遜色のないエンジンフード機能を発揮
させ得る。
第1図は本発明の好適一実施例を示す車両の側断面図、
第2図はその正面断面図、第3図は本発明が採用された
車両の斜視図、第4図は第1図における拡大図、第5図
は第2図における要部拡大図、第6図は本発明に採用さ
れる吸気口及び排気口を示す車体の斜視図、第7図はそ
の側断面図、第8図は本発明に採用される開口部を開閉
扉が開放した状態を示す側断面図、第9図は本発明に採
用されるエンジンフードのヒンジ連結部を示す側面図、
第10図は本発明に採用される可撓水管を示す側面図、
第11図はエンジンの冷却水配管を示す車両の正面断面
図、第12図はその透視斜視図、第13図は本発明に採
用されるパネル状ラジェータの基本的構成を示す正面図
である。 図中、1,1A〜1Cはパネル状ラジェータ、2は椀条
部、3はパネル、7は入口チャンバ、8は出口チャンバ
、9はチューブ、11はエンジンフード、12はエンジ
ンルーム、13は車体、16は冷却風導入部、18は冷
却風導出部、26は放熱フィン、28は吸気口、29は
排気口、30は開口部、31は開閉扉、33はヒンジ金
具、34は冷却水配管、35可撓水管、37はエンジン
である。
第2図はその正面断面図、第3図は本発明が採用された
車両の斜視図、第4図は第1図における拡大図、第5図
は第2図における要部拡大図、第6図は本発明に採用さ
れる吸気口及び排気口を示す車体の斜視図、第7図はそ
の側断面図、第8図は本発明に採用される開口部を開閉
扉が開放した状態を示す側断面図、第9図は本発明に採
用されるエンジンフードのヒンジ連結部を示す側面図、
第10図は本発明に採用される可撓水管を示す側面図、
第11図はエンジンの冷却水配管を示す車両の正面断面
図、第12図はその透視斜視図、第13図は本発明に採
用されるパネル状ラジェータの基本的構成を示す正面図
である。 図中、1,1A〜1Cはパネル状ラジェータ、2は椀条
部、3はパネル、7は入口チャンバ、8は出口チャンバ
、9はチューブ、11はエンジンフード、12はエンジ
ンルーム、13は車体、16は冷却風導入部、18は冷
却風導出部、26は放熱フィン、28は吸気口、29は
排気口、30は開口部、31は開閉扉、33はヒンジ金
具、34は冷却水配管、35可撓水管、37はエンジン
である。
Claims (10)
- (1)エンジンの冷却水を冷却するラジエータをパネル
状に形成し、このパネル状ラジエータをエンジンフード
としたことを特徴とする車両のエンジン冷却装置。 - (2)上記パネル状ラジエータが、少なくとも一方に椀
条部を形成したパネル同士を重合接着し、該椀条部によ
り相互間に冷却水を流通させるための入口チャンバ、チ
ューブ並びに出口チャンバを一体成形して成る前記特許
請求の範囲第1項記載の車両のエンジン冷却装置。 - (3)上記パネル状ラジエータが複数積層されてエンジ
ンフードを形成した前記特許請求の範囲第1項又は第2
項記載の車両のエンジン冷却装置。 - (4)上記パネル状ラジエータが、その表裏面に沿って
冷却風を流通させるために、車体に区画させてその車両
走行方向前縁に冷却風導入部を有すると共に、その車両
走行方向後縁に冷却風導出部を有する前記特許請求の範
囲第1項乃至第3項いずれかに記載の車両のエンジン冷
却装置。 - (5)上記エンジンフードの表面を形成するパネル状ラ
ジエータの表面が、これを一部開口して形成され裏面側
へ冷却風を通気させるための吸気口及び排気口を有する
前記特許請求の範囲第1項乃至第4項いずれかに記載の
車両のエンジン冷却装置。 - (6)上記パネル状ラジエータが、エンジンルームを開
閉するために上記車体にヒンジ連結された前記特許請求
の範囲第1項乃至第5項いずれかに記載の車両のエンジ
ン冷却装置。 - (7)上記パネル状ラジエータが、上記エンジンの冷却
水配管と、上記ヒンジ連結部で可撓水管を介して連結さ
れた前記特許請求の範囲第6項記載の車両のエンジン冷
却装置。 - (8)上記パネル状ラジエータが上記エンジンルームを
車外へ連通させるための開口部を有すると共に、該開口
部にこれを開閉する開閉扉を有する前記特許請求の範囲
第1項乃至第7項いずれかに記載の車両のエンジン冷却
装置。 - (9)上記開閉扉が、所定の温度を超えたことに応じて
変形して上記開口部を開放する形状記憶合金で形成され
た前記特許請求の範囲第8項記載の車両のエンジン冷却
装置。 - (10)上記パネル状ラジエータが、放熱フィンを有す
る前記特許請求の範囲第1項乃至第9項いずれかに記載
の車両のエンジン冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27196684A JPS61150824A (ja) | 1984-12-25 | 1984-12-25 | 車両のエンジン冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27196684A JPS61150824A (ja) | 1984-12-25 | 1984-12-25 | 車両のエンジン冷却装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61150824A true JPS61150824A (ja) | 1986-07-09 |
Family
ID=17507287
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27196684A Pending JPS61150824A (ja) | 1984-12-25 | 1984-12-25 | 車両のエンジン冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61150824A (ja) |
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1984
- 1984-12-25 JP JP27196684A patent/JPS61150824A/ja active Pending
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