JPS61159129A - 軸シ−ルの油漏洩検知装置 - Google Patents
軸シ−ルの油漏洩検知装置Info
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- JPS61159129A JPS61159129A JP59278979A JP27897984A JPS61159129A JP S61159129 A JPS61159129 A JP S61159129A JP 59278979 A JP59278979 A JP 59278979A JP 27897984 A JP27897984 A JP 27897984A JP S61159129 A JPS61159129 A JP S61159129A
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- Japan
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- shaft seal
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- shaft
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- G01—MEASURING; TESTING
- G01M—TESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01M3/00—Investigating fluid-tightness of structures
- G01M3/02—Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum
- G01M3/04—Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum by detecting the presence of fluid at the leakage point
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01M—TESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01M3/00—Investigating fluid-tightness of structures
- G01M3/02—Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum
- G01M3/26—Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum by measuring rate of loss or gain of fluid, e.g. by pressure-responsive devices, by flow detectors
- G01M3/28—Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum by measuring rate of loss or gain of fluid, e.g. by pressure-responsive devices, by flow detectors for pipes, cables or tubes; for pipe joints or seals; for valves ; for welds
- G01M3/2853—Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum by measuring rate of loss or gain of fluid, e.g. by pressure-responsive devices, by flow detectors for pipes, cables or tubes; for pipe joints or seals; for valves ; for welds for pipe joints or seals
- G01M3/2869—Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum by measuring rate of loss or gain of fluid, e.g. by pressure-responsive devices, by flow detectors for pipes, cables or tubes; for pipe joints or seals; for valves ; for welds for pipe joints or seals for seals not incorporated in a pipe joint
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は軸シールの油漏洩検知装置に関し、詳しくは、
主駆動軸を経て軸シールの外部へ流出する作動油を検出
する装置に関する。これは、油圧ポンプなど圧力を有す
る作動油が流通する油圧機器などの分野で利用されるも
のである。
主駆動軸を経て軸シールの外部へ流出する作動油を検出
する装置に関する。これは、油圧ポンプなど圧力を有す
る作動油が流通する油圧機器などの分野で利用されるも
のである。
電動機あるいはエンジンなどで駆動される油圧ポンプに
おいては、軸受の破損やピストン回りの損傷など本体内
部での故障を除いて最も多く生じる不具合は、軸シール
での油漏れである。従来は、ケーシングから油漏れがあ
って始めて目視確認されるので、不具合の発見が遅れて
修理に手間取ったり、それを搭載した車両などの稼働効
率を低下させたり、その漏洩油で油圧ポンプ自体やその
周囲の車体さらには路上などを汚染する問題が起こって
いる。
おいては、軸受の破損やピストン回りの損傷など本体内
部での故障を除いて最も多く生じる不具合は、軸シール
での油漏れである。従来は、ケーシングから油漏れがあ
って始めて目視確認されるので、不具合の発見が遅れて
修理に手間取ったり、それを搭載した車両などの稼働効
率を低下させたり、その漏洩油で油圧ポンプ自体やその
周囲の車体さらには路上などを汚染する問題が起こって
いる。
ところで、油圧ポンプを搭載する油圧パワーショベルな
どが年々大型化され、種々の装置や部品が使用されるよ
うになってきているので、パワーショベルの保守や点検
の面から、油圧ポンプを始めとした各種作動装置などの
長寿命化・信頼性の向上・手入れの不要化・誤動作の防
止などの要求が一層強まっている。そのために、各装置
における故障の発生率の低減と、その早期の検知を可能
にするための検知の自動化が望まれている。
どが年々大型化され、種々の装置や部品が使用されるよ
うになってきているので、パワーショベルの保守や点検
の面から、油圧ポンプを始めとした各種作動装置などの
長寿命化・信頼性の向上・手入れの不要化・誤動作の防
止などの要求が一層強まっている。そのために、各装置
における故障の発生率の低減と、その早期の検知を可能
にするための検知の自動化が望まれている。
上述した油圧ポンプは技術の向上でその寿命が延びては
いるが、耐久性に限りがある。オイルシールなどの軸シ
ールも例外でなく、その保守面などから自動的に油漏れ
を検知することが必要とされる。その上、その検知装置
自体も他の装置以上に長寿命化・信頼性の向上・手入れ
の不要化・誤動作の防止などが要求されるわけであり、
油圧パワーショベルのようにその動きが多様でしかも振
動の激しいものに搭載されている場合でも、トラブルの
発生し難いものでなければならない。
いるが、耐久性に限りがある。オイルシールなどの軸シ
ールも例外でなく、その保守面などから自動的に油漏れ
を検知することが必要とされる。その上、その検知装置
自体も他の装置以上に長寿命化・信頼性の向上・手入れ
の不要化・誤動作の防止などが要求されるわけであり、
油圧パワーショベルのようにその動きが多様でしかも振
動の激しいものに搭載されている場合でも、トラブルの
発生し難いものでなければならない。
本発明は上述の問題に鑑みてなされたもので、その目的
は、油圧ポンプなどの軸シールからの油漏れを自動的に
検出でき、その検知に必要な構成品が長寿命・高信頼性
・手入れ不要なものであり、検出に当たっては、車体の
傾斜・振動に影響されることなく誤動作しない軸シール
の油漏洩検知装置を提供することである。
は、油圧ポンプなどの軸シールからの油漏れを自動的に
検出でき、その検知に必要な構成品が長寿命・高信頼性
・手入れ不要なものであり、検出に当たっては、車体の
傾斜・振動に影響されることなく誤動作しない軸シール
の油漏洩検知装置を提供することである。
本発明の軸シールの油漏洩検知装置の特徴とするところ
を、第1図(a)、 (b)を参照して説明すると、
ケーシング内の作動油が主駆動軸3を経て外部へ流出す
るのを防止する軸シール5と、その主駆動軸3の最外部
側に設けられた塵埃などの侵入を防止するダストシール
部材10との間に、オイルポケット11が形成され、軸
シール5からの漏洩油がオイルポケット11の下部に滴
下して滞留する油溜り13が設置され、その油溜りに滞
留した漏洩油の有無あるいは滞留量を検出する検知手段
14が、油溜り13に臨むように配設されていることで
ある。
を、第1図(a)、 (b)を参照して説明すると、
ケーシング内の作動油が主駆動軸3を経て外部へ流出す
るのを防止する軸シール5と、その主駆動軸3の最外部
側に設けられた塵埃などの侵入を防止するダストシール
部材10との間に、オイルポケット11が形成され、軸
シール5からの漏洩油がオイルポケット11の下部に滴
下して滞留する油溜り13が設置され、その油溜りに滞
留した漏洩油の有無あるいは滞留量を検出する検知手段
14が、油溜り13に臨むように配設されていることで
ある。
以下に、本発明をそれが適用される装置の実施例を用い
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
第2図は一般的な油圧ポンプ1の外観で、ポンプ本体2
には主駆動軸3、軸受4、軸シール5などが設けられて
いる。ポンプ本体2には、本体を閉止しているフランジ
6を貫通した主駆動軸3の先端にカップリング7が取付
けられ、図示しない電動機やエンジンなどの駆動源から
の動力が供給されるようになっている。なお、本体ケー
シングには作動油の吸入口あるいは吐出口8が開口され
、油タンクから汲み上げた作動油を加圧して所定の各油
圧アクチュエータに供給し、その作動によりショベルや
それを支えるアームなどの傾動が行なわれるようになっ
ている。ちなみに、その油圧ポンプの本体2は鎖線で示
すような支持具9でもって、油圧パワーショベルなどの
所定位置に装着される。
には主駆動軸3、軸受4、軸シール5などが設けられて
いる。ポンプ本体2には、本体を閉止しているフランジ
6を貫通した主駆動軸3の先端にカップリング7が取付
けられ、図示しない電動機やエンジンなどの駆動源から
の動力が供給されるようになっている。なお、本体ケー
シングには作動油の吸入口あるいは吐出口8が開口され
、油タンクから汲み上げた作動油を加圧して所定の各油
圧アクチュエータに供給し、その作動によりショベルや
それを支えるアームなどの傾動が行なわれるようになっ
ている。ちなみに、その油圧ポンプの本体2は鎖線で示
すような支持具9でもって、油圧パワーショベルなどの
所定位置に装着される。
第1図(a)は主駆動軸3を軸承する部分の拡大図で、
本体ケーシング内の作動油が主駆動軸3を伝って外部へ
流出するのを防止する軸シール5が、軸受4に隣り合っ
てその外側部に設けられている。この軸シール5は通常
使用されるよく知られたオイルシールなとであって、主
駆動軸3に外嵌され、環状空間に挿入されて内部側のリ
ップ5aの径を縮小させるリング状のコイルスプリング
5Mにより、軸周囲の油密が図られている。一方、主駆
動軸3の最外部側には、塵埃などのケーシング内への侵
入を防止するダストシール部材10が設けられている。
本体ケーシング内の作動油が主駆動軸3を伝って外部へ
流出するのを防止する軸シール5が、軸受4に隣り合っ
てその外側部に設けられている。この軸シール5は通常
使用されるよく知られたオイルシールなとであって、主
駆動軸3に外嵌され、環状空間に挿入されて内部側のリ
ップ5aの径を縮小させるリング状のコイルスプリング
5Mにより、軸周囲の油密が図られている。一方、主駆
動軸3の最外部側には、塵埃などのケーシング内への侵
入を防止するダストシール部材10が設けられている。
このダストシール部材と上述の軸シール5との間のケー
シング内に、オイルポケット11が形成されている。こ
のオイルポケットはケーシングに形成された導油路12
に連通され、その導油路の下部先端に、軸シール5から
の漏洩油が滴下して滞留する油溜り13が、第1図(b
)に示すようにケーシング内などに設置されている。な
お、オイルポケット11は軸シール5を越えてダストシ
ール部材10方向に漏出してきた漏洩油を、ケーシング
外に漏洩させることなく、導油路12に導けばよいので
、その形状や寸法はケーシング内の空間的な余裕や軸シ
ール5とダストシール部材10の配置の葦ね合いで、任
意に採ることができる。主駆動軸3のオイルポケット1
1部に鍔状のオイル切りなどが取付けられていると、ダ
ストシール部材10側への漏出をほとんど無くすことが
できて都合がよい。
シング内に、オイルポケット11が形成されている。こ
のオイルポケットはケーシングに形成された導油路12
に連通され、その導油路の下部先端に、軸シール5から
の漏洩油が滴下して滞留する油溜り13が、第1図(b
)に示すようにケーシング内などに設置されている。な
お、オイルポケット11は軸シール5を越えてダストシ
ール部材10方向に漏出してきた漏洩油を、ケーシング
外に漏洩させることなく、導油路12に導けばよいので
、その形状や寸法はケーシング内の空間的な余裕や軸シ
ール5とダストシール部材10の配置の葦ね合いで、任
意に採ることができる。主駆動軸3のオイルポケット1
1部に鍔状のオイル切りなどが取付けられていると、ダ
ストシール部材10側への漏出をほとんど無くすことが
できて都合がよい。
油溜り13には、そこに滞留した漏洩油の有無あるいは
滞留量の検出手段である近接スイッチ14が臨まされて
いる。これは、例えば図示のようなケーシングに穿設さ
れた孔に嵌るホルダ15に支持され、そのホルダがねじ
式の噛み合いで取付けられる。ホルダ15の先端には近
接スイッチ14の受感部が出ていて、その下に油溜り1
3の油面にフロート16が浮かべられている。近接スイ
ッチ14が磁気式、渦電流式や静電容量式などのもので
あれば、フロート16の上下に磁性板17が貼付される
。なお、その磁性板は上面だけでもよいが、フロート1
6が万一転倒する場合のことを考慮して両面に設けてお
(とよい。そして、油溜り13は図示では比較的浅いが
、車体の揺動などを考慮して深くしておくのが好ましい
。その油溜り13の底部にはプラグ18が取付けられ、
それを外すこにより、必要に応じて滞留した漏洩油を廃
棄できるようになっている。
滞留量の検出手段である近接スイッチ14が臨まされて
いる。これは、例えば図示のようなケーシングに穿設さ
れた孔に嵌るホルダ15に支持され、そのホルダがねじ
式の噛み合いで取付けられる。ホルダ15の先端には近
接スイッチ14の受感部が出ていて、その下に油溜り1
3の油面にフロート16が浮かべられている。近接スイ
ッチ14が磁気式、渦電流式や静電容量式などのもので
あれば、フロート16の上下に磁性板17が貼付される
。なお、その磁性板は上面だけでもよいが、フロート1
6が万一転倒する場合のことを考慮して両面に設けてお
(とよい。そして、油溜り13は図示では比較的浅いが
、車体の揺動などを考慮して深くしておくのが好ましい
。その油溜り13の底部にはプラグ18が取付けられ、
それを外すこにより、必要に応じて滞留した漏洩油を廃
棄できるようになっている。
このような構成の実施例によれば、以下に述べるように
して、軸シール5からの漏洩油の有無の検知やその量の
検出が行なわれる。
して、軸シール5からの漏洩油の有無の検知やその量の
検出が行なわれる。
油圧ポンプ1は作動油を吸入し、主駆動軸3の回転に伴
って吐出口8から高圧油が吐出する。その吸入・圧縮・
吐出の行程において、必ずといつよいほど僅かではある
が油漏れが起こる。その漏洩油は、一旦ケーシング内に
流出してドレンラインあるいは吸入ラインに帰還される
ようになっている。このとき、ライン圧力は大気圧より
高く、主駆動軸3からの油漏れは軸シール5によって防
止される。しかし、長時間の使用によりそのシール性能
が低下したとき、作動油は軸受4を通り軸シール5のリ
ップ5aからオイルポケット11に流出する。その漏出
油は導油路12を経て油溜り13に貯留される。油溜り
にはフロート16が配設されているので、滞留油量に応
じてそれが上昇する。近接スイッチ14の受感部に接近
するフロートの上面に磁性板17が貼付されているので
、ケーブル19の一部を介して供給される電流が変化す
る。それによる電気信号が他のケーブルを介して出力さ
れ、図示しないコントロールユニットなどに伝送される
。磁性板17の接近度合によりその信号に強弱が出るの
で、滞留油量の多少を検出することもできる。なお、近
接スイッチ14が上述した電気的な他の方法による検出
であっても、同様な作動により油量の定性的なオン・オ
フ検知や定量的な検出が行なわれる。
って吐出口8から高圧油が吐出する。その吸入・圧縮・
吐出の行程において、必ずといつよいほど僅かではある
が油漏れが起こる。その漏洩油は、一旦ケーシング内に
流出してドレンラインあるいは吸入ラインに帰還される
ようになっている。このとき、ライン圧力は大気圧より
高く、主駆動軸3からの油漏れは軸シール5によって防
止される。しかし、長時間の使用によりそのシール性能
が低下したとき、作動油は軸受4を通り軸シール5のリ
ップ5aからオイルポケット11に流出する。その漏出
油は導油路12を経て油溜り13に貯留される。油溜り
にはフロート16が配設されているので、滞留油量に応
じてそれが上昇する。近接スイッチ14の受感部に接近
するフロートの上面に磁性板17が貼付されているので
、ケーブル19の一部を介して供給される電流が変化す
る。それによる電気信号が他のケーブルを介して出力さ
れ、図示しないコントロールユニットなどに伝送される
。磁性板17の接近度合によりその信号に強弱が出るの
で、滞留油量の多少を検出することもできる。なお、近
接スイッチ14が上述した電気的な他の方法による検出
であっても、同様な作動により油量の定性的なオン・オ
フ検知や定量的な検出が行なわれる。
この近接スイッチは、構造がシンプルで可動部がなく、
油量に応じて変動するフロートも単純な形状のものでよ
いので、その検出寿命は極めて長いものとなる。しかも
、手入れがほとんど不要であり、車体の傾斜・揺れ・振
動による誤動作もほとんどなく、その信頼性が飛躍的に
向上する。
油量に応じて変動するフロートも単純な形状のものでよ
いので、その検出寿命は極めて長いものとなる。しかも
、手入れがほとんど不要であり、車体の傾斜・揺れ・振
動による誤動作もほとんどなく、その信頼性が飛躍的に
向上する。
第3図は異なる実施例で、検出手段として超音波センサ
20が採用されたものである。このセンサは、発信され
た超音波信号の空気中における透過性が油中に比べて悪
いことを利用したもので、空気中での減衰が大きく対面
壁からの反射波が弱められ、それによって滞留油量が検
出できるようになっている。したがって、センサ面での
油量が増すと反射波量が増加するのである。
20が採用されたものである。このセンサは、発信され
た超音波信号の空気中における透過性が油中に比べて悪
いことを利用したもので、空気中での減衰が大きく対面
壁からの反射波が弱められ、それによって滞留油量が検
出できるようになっている。したがって、センサ面での
油量が増すと反射波量が増加するのである。
このようにいずれの例においても、検出手段により、軸
シールからの漏洩油の有無や量を自動的かつ遠隔的に検
出することができる。通常、油圧ショベルなどに搭載し
た油圧ポンプの主駆動軸部は狭隘でしかも汚れがひど(
、その目視確認などの点検が困難であるが、その必要も
なくなり、それを搭載した車両の保守作業量を大きく軽
減することができる。
シールからの漏洩油の有無や量を自動的かつ遠隔的に検
出することができる。通常、油圧ショベルなどに搭載し
た油圧ポンプの主駆動軸部は狭隘でしかも汚れがひど(
、その目視確認などの点検が困難であるが、その必要も
なくなり、それを搭載した車両の保守作業量を大きく軽
減することができる。
本発明は以上の実施例の詳細な説明から判るように、軸
シールとダストシール部材との間にオイルポケットを形
成し、軸シールからの漏洩油をオイルポケットに連通ず
る油溜りに滞留させ、それを検出手段で検出できるよう
にしたので、油圧ポンプの油漏れを事前に知ることがで
き、漏洩による種々のトラブルの発生を解消できる。し
かも、その装置自体の構造が簡単で、保守・点検作業が
不要または軽減され、油圧パワーショベルなど車両全体
でのメンテナンスが容易なものとなる。加えて、その検
出装置は車体の傾き・揺れ・4振動にほとんど影響され
なく、したがって、誤動作や誤信号の発生も回避される
。
シールとダストシール部材との間にオイルポケットを形
成し、軸シールからの漏洩油をオイルポケットに連通ず
る油溜りに滞留させ、それを検出手段で検出できるよう
にしたので、油圧ポンプの油漏れを事前に知ることがで
き、漏洩による種々のトラブルの発生を解消できる。し
かも、その装置自体の構造が簡単で、保守・点検作業が
不要または軽減され、油圧パワーショベルなど車両全体
でのメンテナンスが容易なものとなる。加えて、その検
出装置は車体の傾き・揺れ・4振動にほとんど影響され
なく、したがって、誤動作や誤信号の発生も回避される
。
第1図(a)は本発明の軸シールの油漏洩検知装置を装
着した油圧ポンプの要部断面図、第1図(b)は同図(
a)のn−n線矢視断面図、第2図は油圧ポンプの全体
外観図の1例、第3図は異なる実施例の断面図である。 3−主駆動軸、5−軸シール、10・−ダストシール部
材、11−オイルポケット、13−油溜り、14.20
−検出手段(近接スイッチ、超音波センサ)。 代理人 弁理士 吉相 勝俊(ばか1名)第1図(a) ■ 9J1図(b)
着した油圧ポンプの要部断面図、第1図(b)は同図(
a)のn−n線矢視断面図、第2図は油圧ポンプの全体
外観図の1例、第3図は異なる実施例の断面図である。 3−主駆動軸、5−軸シール、10・−ダストシール部
材、11−オイルポケット、13−油溜り、14.20
−検出手段(近接スイッチ、超音波センサ)。 代理人 弁理士 吉相 勝俊(ばか1名)第1図(a) ■ 9J1図(b)
Claims (1)
- (1)ケーシング内の作動油が主駆動軸を経て外部へ流
出するのを防止する軸シールと、その主駆動軸の最外部
側に設けられた塵埃などの侵入を防止するダストシール
部材との間に、オイルポケットが形成され、 前記軸シールからの漏洩油が前記オイルポケットの下部
に滴下して滞留する油溜りが設置され、その油溜りに滞
留した漏洩油の有無あるいは滞留量を検出する検出手段
が、油溜りに臨むように配設されていることを特徴とす
る軸シールの油漏洩検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59278979A JPS61159129A (ja) | 1984-12-29 | 1984-12-29 | 軸シ−ルの油漏洩検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59278979A JPS61159129A (ja) | 1984-12-29 | 1984-12-29 | 軸シ−ルの油漏洩検知装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61159129A true JPS61159129A (ja) | 1986-07-18 |
Family
ID=17604732
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59278979A Pending JPS61159129A (ja) | 1984-12-29 | 1984-12-29 | 軸シ−ルの油漏洩検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61159129A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2618525A1 (fr) * | 1987-07-22 | 1989-01-27 | Hucke Hans | Dispositif destine a empecher les fuites sur un appareil mecanique comportant une chambre a fluide obturee de facon etanche, notamment une pompe |
JPH0360047U (ja) * | 1989-10-12 | 1991-06-13 | ||
JP2006138678A (ja) * | 2004-11-10 | 2006-06-01 | Sumitomo Chemical Co Ltd | オイル漏れ検知手段を具備する装置 |
DE102005051552A1 (de) * | 2005-10-26 | 2007-05-03 | Franz Kessler Gmbh | Leckageüberwachungsvorrichtung |
WO2008120399A1 (ja) * | 2007-04-03 | 2008-10-09 | Nok Corporation | 密封構造 |
EP2336743A1 (de) * | 2009-12-17 | 2011-06-22 | Carl Freudenberg KG | Dichtungsanordnung |
CN102288366A (zh) * | 2011-05-13 | 2011-12-21 | 青岛开世密封工业有限公司 | 密封圈防泥水性能壳转试验机及其试验方法 |
JP2011256942A (ja) * | 2010-06-09 | 2011-12-22 | Aisan Industry Co Ltd | 排気流路バルブ |
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-
1984
- 1984-12-29 JP JP59278979A patent/JPS61159129A/ja active Pending
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