JPS61148991A - ダイナミツク輝度信号・色信号分離くし形フイルタ - Google Patents
ダイナミツク輝度信号・色信号分離くし形フイルタInfo
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- JPS61148991A JPS61148991A JP27116884A JP27116884A JPS61148991A JP S61148991 A JPS61148991 A JP S61148991A JP 27116884 A JP27116884 A JP 27116884A JP 27116884 A JP27116884 A JP 27116884A JP S61148991 A JPS61148991 A JP S61148991A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、標準方式複合カラーテレビジラン信号から
輝度信号と色信号を分離する輝度信号・色信号分離フィ
ルタに関するものである。
輝度信号と色信号を分離する輝度信号・色信号分離フィ
ルタに関するものである。
現行のカラーテレビジラン標準方式では、輝度の情報と
色の情報は周波数多重された複合信号として送られてく
るので、受像機ではこの情報を正しく輝度信号と色信号
とに分離する必要がある。
色の情報は周波数多重された複合信号として送られてく
るので、受像機ではこの情報を正しく輝度信号と色信号
とに分離する必要がある。
NTSC方式複合カラーテレビジョン信号Sは、輝度信
号Yと、2つの色差信号U及びV(又は■及びQ)を色
副搬送波周波数f3Cにて直角2相変調した色信号Cと
の複合信号であり、 S虐Y+C −Y十U sin (2* fsct)+V cow
(2pc fsct) で表わされる。
号Yと、2つの色差信号U及びV(又は■及びQ)を色
副搬送波周波数f3Cにて直角2相変調した色信号Cと
の複合信号であり、 S虐Y+C −Y十U sin (2* fsct)+V cow
(2pc fsct) で表わされる。
ここで、フレーム周波数fF (30Hz)、フィー
ルド周波数’V (60Hz) 、及び水平走査周波
数fH(15,750KHz )とすると、の関係があ
る。このため、NTSC方式複合カラーテレビジッン信
号を色副搬送波周波数fscの4倍の標本化周波数ts
にて同期標本化した場合、標本化信号系列は画面上で第
2図で示すような2次元配列をとる。即ち、ライン毎に
色信号Cの位相が180’反転したものを色副搬送波の
1周期に4サンプル抽出したものとなる。なお、図中、
三角形と四角形で示したシンボルは標本点Sを示し、ま
たYは輝度信号、C9C”はそれぞれ色信号、U、■は
色差信号を示している。
ルド周波数’V (60Hz) 、及び水平走査周波
数fH(15,750KHz )とすると、の関係があ
る。このため、NTSC方式複合カラーテレビジッン信
号を色副搬送波周波数fscの4倍の標本化周波数ts
にて同期標本化した場合、標本化信号系列は画面上で第
2図で示すような2次元配列をとる。即ち、ライン毎に
色信号Cの位相が180’反転したものを色副搬送波の
1周期に4サンプル抽出したものとなる。なお、図中、
三角形と四角形で示したシンボルは標本点Sを示し、ま
たYは輝度信号、C9C”はそれぞれ色信号、U、■は
色差信号を示している。
ここで、複合カラーテレビジラン信号は、白黒テレビジ
ョン信号とコンパチビリティをもたせるために、その輝
度信号の帯域内にスペクトラムが周波数インターリーブ
するように、色信号が周波数多重されているので、受像
機では正確に輝度信号Yと色信号Cとを分離するYC分
離フィルタを必要とする。
ョン信号とコンパチビリティをもたせるために、その輝
度信号の帯域内にスペクトラムが周波数インターリーブ
するように、色信号が周波数多重されているので、受像
機では正確に輝度信号Yと色信号Cとを分離するYC分
離フィルタを必要とする。
従来のこの種の輝度信号・色信号分離フィルタの一構成
例を第3FI!Jに示す0図中、5a、5bは1ライン
遅延回路、2は垂直方向フィルタ、3は水平方向バンド
パスフィルタ、4は減算器である。
例を第3FI!Jに示す0図中、5a、5bは1ライン
遅延回路、2は垂直方向フィルタ、3は水平方向バンド
パスフィルタ、4は減算器である。
次に、NTSC方式複合カラーテレビジョン信号に対す
る上記フィルタの動作について説明する。
る上記フィルタの動作について説明する。
標本化周波数f3−4・tscにて色副搬送波に同期標
本化された複合カラーテレビジョン入力信号系列51は
、色信号の位相に着目すると画面上で第2図の如く格子
状の2次元配列となる。今、1サンプルの遅延及びlラ
インの遅延を表わす記号として、2変換を用いてZ 及
びz−′とする。
本化された複合カラーテレビジョン入力信号系列51は
、色信号の位相に着目すると画面上で第2図の如く格子
状の2次元配列となる。今、1サンプルの遅延及びlラ
インの遅延を表わす記号として、2変換を用いてZ 及
びz−′とする。
ここで、
Z mexp(−j2gf/4fsc)である、また
、fsc −(455/2)fH+であるから、j−9
10となる。このとき、2つの1ライン遅延回路6a、
6bの組を用いて遅延させた1ライン遅延信号52と2
ライン遅延信号53と現在の入力信号51とから、垂直
方向フィルタ2にて色信号を含めたライン毎に交播する
ライン交播信号54を抽出する。垂直方向フィルタ2の
伝達関数Hv (Z)は、 Hv (Z) = (1−Z ) 2即ち、テ
レビジラン信号が近隣画素間で類僚しているとみなして
、第2図面面上で座標(m、n)のライン交播信号Ha
(m、n)をHc (m、 n) =−二(S(m
、n−1)−23 (m、n)+S (m、n+1
))として抜き取ることになる。ライン文種信号Hcは
輝度信号Yも含むため、水平方向バンドパスフィルタ(
帯域フィルタ) 3にて高域成分である色信号C(m、
n)をl(c (m、 n)から分離する。
、fsc −(455/2)fH+であるから、j−9
10となる。このとき、2つの1ライン遅延回路6a、
6bの組を用いて遅延させた1ライン遅延信号52と2
ライン遅延信号53と現在の入力信号51とから、垂直
方向フィルタ2にて色信号を含めたライン毎に交播する
ライン交播信号54を抽出する。垂直方向フィルタ2の
伝達関数Hv (Z)は、 Hv (Z) = (1−Z ) 2即ち、テ
レビジラン信号が近隣画素間で類僚しているとみなして
、第2図面面上で座標(m、n)のライン交播信号Ha
(m、n)をHc (m、 n) =−二(S(m
、n−1)−23 (m、n)+S (m、n+1
))として抜き取ることになる。ライン文種信号Hcは
輝度信号Yも含むため、水平方向バンドパスフィルタ(
帯域フィルタ) 3にて高域成分である色信号C(m、
n)をl(c (m、 n)から分離する。
このようにして得られた色信号55は、同時に減算器4
に送られ、1ライン遅延信号52とともにY (m、n
)−9(m、n)−C(m、n)として輝度信号Y (
m、!1)56を分離するために用いられる。
に送られ、1ライン遅延信号52とともにY (m、n
)−9(m、n)−C(m、n)として輝度信号Y (
m、!1)56を分離するために用いられる。
前記水平方向バンドパスフィルタ3の伝達関係Hh
(Z)は、例えば A ・ (1+Z ) として構成できる。
(Z)は、例えば A ・ (1+Z ) として構成できる。
従来の輝度信号・色信号分離フィルタは、以上の如く固
定の垂直方向フィルタと水平方向フィルタを組み合せて
構成されている上に、テレビジョン信号の標本化系列で
ある画素が、画面上で隣接しているものは類似している
という仮定のうえに成立していた。従ってこのような従
来方式では、画像の輝度及び色の変化が激しい領域にお
いては輝度信号と色信号とが相互のチャンネルにもれる
ため、クロスカラーによる色のにごりやドツト妨害等の
再生画像の乱れが生じるという欠点があった。
定の垂直方向フィルタと水平方向フィルタを組み合せて
構成されている上に、テレビジョン信号の標本化系列で
ある画素が、画面上で隣接しているものは類似している
という仮定のうえに成立していた。従ってこのような従
来方式では、画像の輝度及び色の変化が激しい領域にお
いては輝度信号と色信号とが相互のチャンネルにもれる
ため、クロスカラーによる色のにごりやドツト妨害等の
再生画像の乱れが生じるという欠点があった。
この発明は、上記のような欠点を除去するためになされ
たもので、画像の輝度及び色の変化が激しい領域におい
て6クロスカラーによる色のにごりやドツト妨害が少な
く、再生画像の乱れを最小限に抑えることのできるダイ
ナミック輝度信号・色信号分離くし形フィルタを得るこ
とを目的とする。
たもので、画像の輝度及び色の変化が激しい領域におい
て6クロスカラーによる色のにごりやドツト妨害が少な
く、再生画像の乱れを最小限に抑えることのできるダイ
ナミック輝度信号・色信号分離くし形フィルタを得るこ
とを目的とする。
この発明に係るダイナミック輝度信号・色信号分離くし
形フィルタは、入力標本化信号を遅延して輝度信号1色
信号を分離しようとする注目標本点及びこれに隣接する
標本点を得る遅延回路と、上記注目標本点及び隣接標本
点の値により画像の変化の少ない方向を判別する比較回
路と、この判別結果をもとに画像の変化の少ない領域に
属する2つの標本点の値を選択し出力するセレクタと、
。
形フィルタは、入力標本化信号を遅延して輝度信号1色
信号を分離しようとする注目標本点及びこれに隣接する
標本点を得る遅延回路と、上記注目標本点及び隣接標本
点の値により画像の変化の少ない方向を判別する比較回
路と、この判別結果をもとに画像の変化の少ない領域に
属する2つの標本点の値を選択し出力するセレクタと、
。
このセレクタの出力により注目標本点の輝度信号と色信
号とを分離する分離フィルタとを設けたものである。
号とを分離する分離フィルタとを設けたものである。
この発明においては、注目標本点及びこれに隣接する標
本点により画像の変化の少ない方向を判別し、該判別結
果により上記画像の変化の少ない領域に属する2つの標
本点を選択し、該標本点の値により注目標本点の輝度信
号と色信号とを分離し、画像の急峻な変化点においても
クロスカラーの少ない分離を可能にする。
本点により画像の変化の少ない方向を判別し、該判別結
果により上記画像の変化の少ない領域に属する2つの標
本点を選択し、該標本点の値により注目標本点の輝度信
号と色信号とを分離し、画像の急峻な変化点においても
クロスカラーの少ない分離を可能にする。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図について説明する。
本発明の一実施例に係る同期標本化信号系列の画面上で
の配列は第2図に示すものと同様である。
の配列は第2図に示すものと同様である。
即ち、入力アナログ複合テレビジョン信号を、該信号の
色副搬送波周波数fscの4倍の周波数の標本化パルス
で色副搬送波に同期標本化することにより、色信号の位
相に着目すると上記第2tIJで示すような配列の標本
化点が得られる。
色副搬送波周波数fscの4倍の周波数の標本化パルス
で色副搬送波に同期標本化することにより、色信号の位
相に着目すると上記第2tIJで示すような配列の標本
化点が得られる。
第1図はこの発明の一実施例の構成図であり、図におい
て、1a、1bはライン遅延回路、5a〜5fはドツト
遅延回路であり、これらの遅延回路1.5により、第2
図中のS (m、 n) 64゜”S (m L
n) 65 、S (rn + 2.n) 63 。
て、1a、1bはライン遅延回路、5a〜5fはドツト
遅延回路であり、これらの遅延回路1.5により、第2
図中のS (m、 n) 64゜”S (m L
n) 65 、S (rn + 2.n) 63 。
S (m、n−1)67、S (m、n+1>61゜3
(m−2,n−1)68.3 (m+2.n+1)5
1.3 (m+2.n−1)66、S (m−2゜n+
1)62の9個の第1ないし第9の標本点を同時に出力
する遅延回路が構成されている。ここで、各ドツト遅延
回路5はZ (2サンプル分の遅延)に相当する標本
点信号の遅延を、またライン遅延回路1はZ (1ラ
イン分910サンプルより4サンプ分少ない遅延)に相
当する標本点信号の遅延を実行するよう構成されている
。そして第2図中、標本点64(ム)が輝度信号9色信
号を分離しようとする注目標本点であり、標本点65及
び63(△)が水平方向隣接標本点、標本点67及び6
1 (Δ)が垂直方向隣接標本点、標本点68. 51
. 6&、“及び62(ム)が比較標本点である。
(m−2,n−1)68.3 (m+2.n+1)5
1.3 (m+2.n−1)66、S (m−2゜n+
1)62の9個の第1ないし第9の標本点を同時に出力
する遅延回路が構成されている。ここで、各ドツト遅延
回路5はZ (2サンプル分の遅延)に相当する標本
点信号の遅延を、またライン遅延回路1はZ (1ラ
イン分910サンプルより4サンプ分少ない遅延)に相
当する標本点信号の遅延を実行するよう構成されている
。そして第2図中、標本点64(ム)が輝度信号9色信
号を分離しようとする注目標本点であり、標本点65及
び63(△)が水平方向隣接標本点、標本点67及び6
1 (Δ)が垂直方向隣接標本点、標本点68. 51
. 6&、“及び62(ム)が比較標本点である。
8は上記水平方向隣接標本点65.63間、垂れとの間
の各差分絶対値を相対比較する比較回路であり、該比較
回路8は、差分絶対値の最も小さい標本点の組み合わせ
を指示する識別信号を出力するようになっている。9は
この識別信号を受けて上記標本点65.63,67、及
び61の中から2つの標本点を選択し出力するセレクタ
、7はこのセレクタ9の出カフ0.71と上記注目標本
点64の値を用いて該注目標本点64の分離色信号72
を出力する分離フィルタ、4は上記注目標本点64の値
から上記分離色信号72を減算し分離輝度信号73を出
力する減算器(分離輝度信号出力手段)である、なお、
図示していないが、本実施例装置には、色副搬送波周波
数の4倍の周波数の標本化信号を発生する標本化パルス
発生回路と、入力されるアナログ複合カラーテレビジョ
ン信号を上記標本化信号を用いてディジタル信号に変換
するA/D変換器とを備えている。
の各差分絶対値を相対比較する比較回路であり、該比較
回路8は、差分絶対値の最も小さい標本点の組み合わせ
を指示する識別信号を出力するようになっている。9は
この識別信号を受けて上記標本点65.63,67、及
び61の中から2つの標本点を選択し出力するセレクタ
、7はこのセレクタ9の出カフ0.71と上記注目標本
点64の値を用いて該注目標本点64の分離色信号72
を出力する分離フィルタ、4は上記注目標本点64の値
から上記分離色信号72を減算し分離輝度信号73を出
力する減算器(分離輝度信号出力手段)である、なお、
図示していないが、本実施例装置には、色副搬送波周波
数の4倍の周波数の標本化信号を発生する標本化パルス
発生回路と、入力されるアナログ複合カラーテレビジョ
ン信号を上記標本化信号を用いてディジタル信号に変換
するA/D変換器とを備えている。
次に動作について説明する。
まず、A/D変換器によって、標本化周波数fs−4・
fscにて色副搬送波に同期標本化された複合カラーテ
レビジョン信号の標本化系列51は、6個のドツト遅延
回路5と2個のライン遅延回路lとにより所定の遅延を
受け、画面上での9個の標本点が同時に出力される。こ
の9個の標本点は、第2図における画面上で座標(m、
n)の位置の複合カラーテレビジョン信号S (m、n
)がドツト遅延回路5Cの出力に現れた時点では、色副
搬送波の位相がS (m、 1m) 64と同一とな
る、それぞれ左斜め向きの対角線上の上、下に位置する
S’(m−2,n−1)6B、S (m+2.n+1)
51、及びそれぞれ右斜め向きの対角線上の上。
fscにて色副搬送波に同期標本化された複合カラーテ
レビジョン信号の標本化系列51は、6個のドツト遅延
回路5と2個のライン遅延回路lとにより所定の遅延を
受け、画面上での9個の標本点が同時に出力される。こ
の9個の標本点は、第2図における画面上で座標(m、
n)の位置の複合カラーテレビジョン信号S (m、n
)がドツト遅延回路5Cの出力に現れた時点では、色副
搬送波の位相がS (m、 1m) 64と同一とな
る、それぞれ左斜め向きの対角線上の上、下に位置する
S’(m−2,n−1)6B、S (m+2.n+1)
51、及びそれぞれ右斜め向きの対角線上の上。
下に位置するS (m+2.n−1)66.3 (m−
2,n+1)62と、色mm送波の位相がS(m、n)
54と180°異な名、それぞれ3 (m。
2,n+1)62と、色mm送波の位相がS(m、n)
54と180°異な名、それぞれ3 (m。
n) 64と同一ライン上のS (m−2,n)65゜
S (m+2.n)63、及びそれぞれ3 (m、
n)64の上、下のS (m、n−1)67、S (m
。
S (m+2.n)63、及びそれぞれ3 (m、
n)64の上、下のS (m、n−1)67、S (m
。
n+1>61とである。
そしてこれらの各標本点の値は比較回路8に入力され、
該比較回路8では、以下の差分絶対値D1〜D6が演算
される。
該比較回路8では、以下の差分絶対値D1〜D6が演算
される。
Dl =IS (m、n−1)−S (m、n+1)I
D2−1s (m−2,n) −3(m12.
n) ID3− Is (m、 n) −3(m−
2,n−1) ID4 = l S (m、 n)
−3(m+2. n−1) lDs = l S
(m、 n) −3(rh−2,n+1) ID
s −I S (m、n)−3(m+2.n+1)lこ
こで、差分絶対値が小さい程2つの標本点間の波形変化
は小さい、またこの比較回路8において上記差分絶対値
D1〜D6が比較され、該比較回路8からD1〜D6の
うち最小値がいずれであるかを示す識別信号69が出力
される。
D2−1s (m−2,n) −3(m12.
n) ID3− Is (m、 n) −3(m−
2,n−1) ID4 = l S (m、 n)
−3(m+2. n−1) lDs = l S
(m、 n) −3(rh−2,n+1) ID
s −I S (m、n)−3(m+2.n+1)lこ
こで、差分絶対値が小さい程2つの標本点間の波形変化
は小さい、またこの比較回路8において上記差分絶対値
D1〜D6が比較され、該比較回路8からD1〜D6の
うち最小値がいずれであるかを示す識別信号69が出力
される。
そしてこの比較回路8の識別信号69を受けたセレクタ
9は、分離演算用の標本点信号70.7・lを出力する
。この出力は以下のように切り換え、られる、
′ Dlが最小値の場合 S(m、n−1)とS (m、 n+1)D2が最小値
の場合 S(m−2+n)とS (m+2. n)D、3が最小
値の場合 S(m−2,n)とS(m、n−1) D′4′が最小値の場合 S (m+2. n)とS(m、n−1)D5が最小値
の場合 S(m−2,n)とS(m、n+1) D6が最小値の場合 S (m+2. n)とS (m、 n+1)この分離
演算用標本点信号70.71は分離フィルタフに入力さ
れ、該分離フィルタ7では、上記分離演算用標本点信号
70.71及び注目標本点S (m、n)64を用いて
、以下の式により分離色信号CNを演算出力する。
9は、分離演算用の標本点信号70.7・lを出力する
。この出力は以下のように切り換え、られる、
′ Dlが最小値の場合 S(m、n−1)とS (m、 n+1)D2が最小値
の場合 S(m−2+n)とS (m+2. n)D、3が最小
値の場合 S(m−2,n)とS(m、n−1) D′4′が最小値の場合 S (m+2. n)とS(m、n−1)D5が最小値
の場合 S(m−2,n)とS(m、n+1) D6が最小値の場合 S (m+2. n)とS (m、 n+1)この分離
演算用標本点信号70.71は分離フィルタフに入力さ
れ、該分離フィルタ7では、上記分離演算用標本点信号
70.71及び注目標本点S (m、n)64を用いて
、以下の式により分離色信号CNを演算出力する。
CN = (2・S (m、n)−BPI−BF2)/
4但し、BPI、BF2は分離演算用標本点信号70.
71 そしてこの分離フィルタフの出力である分離色信号CN
72を、注目標本点の複合カラーテレビジョン信号S
(m、n)から減算器4を用いて減じ、分離輝度信号Y
73を得る。即ち、Y−5(m、 n) −CN として分離輝度信号Yを得る。
4但し、BPI、BF2は分離演算用標本点信号70.
71 そしてこの分離フィルタフの出力である分離色信号CN
72を、注目標本点の複合カラーテレビジョン信号S
(m、n)から減算器4を用いて減じ、分離輝度信号Y
73を得る。即ち、Y−5(m、 n) −CN として分離輝度信号Yを得る。
このような本実施例によれば、6方向の複合信号の波形
変化を調べ、それが最小となる方向の標本点を用いて分
離フィルタを構成するようにしたので、画像の輝度及び
色変化が激しい領域においても正確な分離が可能となり
、クロスカラーやドツト妨害のないカラー画像を再生で
きる。
変化を調べ、それが最小となる方向の標本点を用いて分
離フィルタを構成するようにしたので、画像の輝度及び
色変化が激しい領域においても正確な分離が可能となり
、クロスカラーやドツト妨害のないカラー画像を再生で
きる。
なお、上記実施例では分離輝度信号Yを求める際に、複
合カラーテレビジョン信号S (m、 n)から分離
色信号CNを減じて求めるようにしたが、分離輝度信号
は分離フィルタを以下のように構成することにより得る
こともできる。
合カラーテレビジョン信号S (m、 n)から分離
色信号CNを減じて求めるようにしたが、分離輝度信号
は分離フィルタを以下のように構成することにより得る
こともできる。
Y−(2・S (m、 n) +BP 1 +BP
2) /4〔発明の効果〕 以上のように、本発明によれば、各標本点の輝度信号2
急信号の分離を行なうに際し、当該標本点の近隣の標本
点の値を用いて複合カラーテレビジョン信号の波形変化
の小さい方向を検出し、その方向に位置する標本点を使
用して輝度信号と色信号とを分離するようにしたので、
画像の輝度及び色変化が激しい領域においても、クロス
カラーやドツト妨害のないカラー画像を再生できる効果
がある。
2) /4〔発明の効果〕 以上のように、本発明によれば、各標本点の輝度信号2
急信号の分離を行なうに際し、当該標本点の近隣の標本
点の値を用いて複合カラーテレビジョン信号の波形変化
の小さい方向を検出し、その方向に位置する標本点を使
用して輝度信号と色信号とを分離するようにしたので、
画像の輝度及び色変化が激しい領域においても、クロス
カラーやドツト妨害のないカラー画像を再生できる効果
がある。
第1図は本発明の一実施例によるグイナミソク輝度信号
・色信号分離くし形フィルタの構成図、第2図はNTS
C方式複合カラーテレビジョン信号の1フイ一ルド分を
色副搬送波の4倍の周波数で同期標本化した信号系列の
画面上での配列を示す図、第3図は従来の輝度信号・色
信号分離フィルタの構成図である。 la、lb・・・ライン遅延回路、4・・・減算器(分
離輝度信号出力手段)、58〜5f・・・ドツト遅延回
路、7・・・分離フィルタ、8・・・比較回路、9・・
・セレクタ。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
・色信号分離くし形フィルタの構成図、第2図はNTS
C方式複合カラーテレビジョン信号の1フイ一ルド分を
色副搬送波の4倍の周波数で同期標本化した信号系列の
画面上での配列を示す図、第3図は従来の輝度信号・色
信号分離フィルタの構成図である。 la、lb・・・ライン遅延回路、4・・・減算器(分
離輝度信号出力手段)、58〜5f・・・ドツト遅延回
路、7・・・分離フィルタ、8・・・比較回路、9・・
・セレクタ。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
Claims (2)
- (1)NTSC方式の複合カラーテレビジョン信号から
輝度信号と色信号とを分離して抽出するNTSC方式輝
度信号・色信号分離くし形フィルタにおいて、色副搬送
波周波数の4倍の周波数の標本化信号を発生する標本化
パルス発生回路と、入力されるアナログ複合テレビジョ
ン信号を上記標本化信号を用いてディジタル信号に変換
するA/D変換器と、該A/D変換器の出力を入力とし
第1ないし第9の標本点の値を同時に出力するものであ
って、上記第1の標本点は輝度信号、色信号を分離しよ
うとする注目標本点であり、上記第2、第3の標本点、
第4、第5の標本点はそれぞれその色副搬送波の位相が
上記注目標本点のそれと180°異なりそれぞれ上記注
目標本点の左、右、上、下にあってこれに最も隣接する
水平、垂直方向隣接標本点であり、上記第6、第7の標
本点、第8、第9の標本点はそれぞれその色副搬送波の
位相が上記注目標本点のそれと同じでそれぞれ左斜め向
きの対角線上の上、下、右斜め向きの対角線上の上、下
に位置し上記注目標本点と最も隣接する比較標本点であ
るところの遅延回路と、上記2つの水平方向隣接標本点
間の第1の差分絶対値、上記2つの垂直方向隣接標本点
間の第2の差分絶対値、及び上記注目標本点と上記第6
ないし第9の標本点との間の第3ないし第6の差分絶対
値を相対比較し該差分絶対値の最も小さくなる標本点の
組み合わせを指示する第1ないし第6の識別信号を出力
する比較回路と、該比較回路の識別信号を受けて上記第
2ないし第5の標本点の中から画像の変化の少ない領域
に属する2つの標本点を選択しその値を出力するセレク
タと、該セレクタの出力と上記注目標本点の値とを用い
て該注目標本点の分離色信号を出力する分離フィルタと
、上記注目標本点の値と上記分離色信号あるいは上記セ
レクタの出力とを用いて分離輝度信号を出力する分離輝
度信号出力手段とを備えたことを特徴とするダイナミッ
ク輝度信号・色信号分離くし形フィルタ。 - (2)上記セレクタは、上記第1、第2、第3、第4、
第5、第6の識別信号を受けた時、それぞれ上記第2と
第3、第4と第5、第2と第4、第3と第5、第3と第
4、第2と第5の各標本点の組の各値を選択し出力する
ものであることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
のダイナミック輝度信号・色信号分離くし形フィルタ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27116884A JPS61148991A (ja) | 1984-12-21 | 1984-12-21 | ダイナミツク輝度信号・色信号分離くし形フイルタ |
US06/783,536 US4727415A (en) | 1984-10-05 | 1985-10-03 | Variable direction filter for separation of luminance and chrominance signals |
CA000492337A CA1247733A (en) | 1984-10-05 | 1985-10-04 | Luminance signal and chrominance signal separation filter |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27116884A JPS61148991A (ja) | 1984-12-21 | 1984-12-21 | ダイナミツク輝度信号・色信号分離くし形フイルタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61148991A true JPS61148991A (ja) | 1986-07-07 |
Family
ID=17496284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27116884A Pending JPS61148991A (ja) | 1984-10-05 | 1984-12-21 | ダイナミツク輝度信号・色信号分離くし形フイルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61148991A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5481028A (en) * | 1977-10-20 | 1979-06-28 | Western Electric Co | Picture component separator |
JPS56122285A (en) * | 1980-02-29 | 1981-09-25 | Sony Corp | Separating filter |
-
1984
- 1984-12-21 JP JP27116884A patent/JPS61148991A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5481028A (en) * | 1977-10-20 | 1979-06-28 | Western Electric Co | Picture component separator |
JPS56122285A (en) * | 1980-02-29 | 1981-09-25 | Sony Corp | Separating filter |
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