JPS61131688A - テレビジヨン同期変換装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はテレビジョン同期変換装置に関し、特に２局内
同一量期システムにおいて映像信号の遅延を最小にする
テレビジョン同期変換装置に関する。

〔従来の技術〕

フレームシンクロナイザ（以下、　ＦＳと略称する）の
入力映像信号がＦＳの１フレームメモリに書き込優れる
までには、アナログ回路及びデジタル回路にて約２．５
μｓｅｃだけ遅延する。一方、１フレームメモリから読
み出されてから出力映像信号となるまでには、デジタル
コムフィルタを含むデジタル回路及びアナログ回路にて
約６４μｓｅｃ遅延する。

この約６４μｓｅｃをキャンセルして出力映像信号を基
準映像信号と同相にするために、１フレームメモリから
読み出すタイミングを基準映像信号位相よりも約６４μ
ｓｅｃだけ進めている。従って、入力映像信号と基準映
像信号が同相の場合には、出力映像信号は、入力信号よ
りも実際には、１７し−ム遅れることになる。

ここで１局外からの非同期映像信号４を局内同期信号８
に同期変換するためのリモート受けＦＳ（す１）１と１
局内位相合わせ用ＦＳ　（＋　２　、≠３）２．３を直
列に接続した例を第４図に示す。第５図が第４図のタイ
ミングチャートである。つまシ。

非同期映像信号人力４がＦＳ（＋１）ｌにはいると。

同期信号（ＲＥＦ　）　８との差αｍ５ｅｃだけ遅れた
同期変換された映像出力５（≠１出力）が得られる。

そして１次に、映像出力５をＦＳ（＋２）２に入れると
、上記の理由によＪ　ＦＳ　（す１）１の映像出力５に
対して、ＦＳ（＋２）２の映像出力６は１７レーム遅延
する。また、同様に、映像出力６をＦＳ（＋３）３に入
れると、ＦＳ（＋２）２の映像出力６に対して、ＦＳ（
す３）３の映像比カフは１フレーム遅れる。従って、Ｆ
Ｓ（Φ３）３の映像比カフは、映像信号人力４に対して
、（２フレーム＋α）すなわち（６６＋α）　ｍａ６ｅ
遅れた映像信号になる。

一方、音声信号は通常このような遅延はないので。

音声に対して映像が６６　ｍ５ｅｃ以上遅れる不都合が
生じていた。

〔発明が解決しようとする間層点〕

映像と音声のズレの許容限はプログラムソースによって
も異なるが、「音声に対する映像の遅れについてはほぼ
１フレームである」ことが明らかにされているので、不
都合であった。

本発明は、同一同期システムのテレビジョン同期変換装
置において、映像遅延を最小にして音声に対する映像信
号の遅れを最小にすることが可能な構成のテレビジョン
同期変換装置を提供することである。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明によれば、基準タイミング信号から水平及び垂直
同期パルスを分離する同期信号分離回路と、前記水平同
期パルスを受ける第１のパルスカウンタと、前記垂直同
期ノ母ルスを受ける第２のパルスカウンタと、前記第１
及び第２のノぐルスカウンタの出力信号をそれぞれ受け
、前記水平及び垂直同期パルスよりもｎＨ（ただし、ｎ
は正の整数）進んだ、又は遅れた水平及び垂直同期パル
スを発生する第１及び第２のデコーダと、該第１及び第
２のデコーダの出力信号を基に前記基準タイミング信号
よりも前記ｎＨ進んだ、又は遅れた同期信号を得る同期
信号発生回路とを有することを特徴とするテレビジョン
同期変換装置が得られる。

〔実施例〕

次に本発明の実施例について図面を参照して説明する。

第１図を参照すると２本発明の一実施例によるテレビジ
ョン同期変換装置１００では、基準タイミング信号８が
同期信号分離回路９によシ、水平同期パルスと垂直同期
パルスに分離される。そして、水平同期パルス及び垂直
同期パルスは、第１及び第２のカウンタ回路１０及び１
１でそれぞれカウントされ、該第１及び第２のカウンタ
回路１０及び１１の出力は第１及び第２のデコーダ１２
及び１３に与えられる。第１及び第２のデコーダ１２及
び１３はＰＲＯＭ又はＰＡＬからなるデコーダで、前記
水平及び垂直同期パルスよりもＩＨ進んだ水平及び垂直
同期パルスをそれぞれ発生する。

同期信号発生回路１４は、第１及び第２のデコーダ１２
及び１３の出力を基に、基準タイミング信号８に比べＩ
Ｈ位相の進んだ同期信号１７を出力する。

第１図において、１５は上記テレビジョン同期変換装置
１００と同様の回路を有するテレビジョン同期変換装置
であるが、このテレビジョン同期変換装置１５内の第１
及び第２のデコーダは、同期信号分離回路からの水平及
び垂直同期パルスよりもＩＨ遅れた水平及び垂直同期パ
ルスを発生する。従って、このテレビジョン同期変換装
置１５は、基準タイミング信号８よりもＩＨ位相の遅れ
た同期信号１６を出力する。

本実施例では、同一同期システムのテレビジョン同期変
換装置の１台当シの遅延を１フレーム（３３ｍｓｅｃ）
から１ライン（６３，５μｓｅｃ　）にすることができ
る。

ここで、第１及び第２のデコーダ１２及び１３として、
同期信号分離回路９からの水平及び垂直同期パルスより
もｎＨ（ｎは正の整数）進んだ、又は遅れた水平及び垂
直同期パルスを発生するものを用いて、テレビジョン同
期変換装置出力として入力基準タイミング信号よりもｎ
Ｈ進んだ、又は遅れた同期信号を得るようにして、テレ
ビジョン同期変換装置１白当υの遅延を１７レーム以下
にすることもできる。

なお、第１図において、２つのテレビジョン同期変換装
置ｉｏｏ及び１５を含む部分を、映像信号位相補償回路
２００と称す。

第２図を参照すると、第４図の場合と同様に。

フレームシンクロナイザ（ＦＳ　）を３段接続した状態
が示されている。即ち、リモート受けＦＳ（＄１）１、
局内位相合わせ用ＦＳ　（す２）２２局内位相合わせ用
ＦＳ　（す３）３を直列につなぎ、映像信号、ブラック
バースト信号あるいは同期信号とサラキャリアからなる
基準タイミング信号８をＦＳ　（す２）２に入れ、第１
図の回路２００によシ得られたＩＨ（ｎＨ）進みの同期
信号１７をＦＳ　（す１）１に基準タイミング信号とし
て接続し、また、同様に第１図の回路２００によシ得ら
れたＩＨ（ｎＨ）遅れの同期信号１６をＦＳ　（す３）
３に接続する。

第３図をも参照して第２図の動作を説明する。

ＦＳ　（す２）２内部にて作られた同期信号１７をＦＳ
　（≠１）ｌに接続すると、基準タイミング信号８より
もＩＨ（ｎＨ）進んだ映像出力５’（＋　１出カ）が得
られる。すると、この映像出力５′が次段のＦＳ　（＋
　２　）　２にはいると、基準タイミング信号８（ＲＥ
Ｆ　）に同期した映像出力６／（す２出カ）が得られる
。また、得られた映像出力６′をＦＳ　（す３）３に入
れると基準タイミング信号８に対して、ＬＨ（ｎＨ）遅
れた映像信号７′が得られる。っまシ非同期映像信号人
力４に対して、遅れをα＋２Ｈ（６３，５μｇａｃＸ２
）にすることが可能である。

従って、従来技術の第４図の場合には（６６ｒｍｅｃ＋
α）遅延したのに比べて１本発明の第２図の場合には（
１２７μｓｅｃ＋α）の遅延に迄最小化できる。

〔発明の効果〕

本発明は以上説明したように、同一同期システムのテレ
ビジョン同期変換装置１台当シの遅延を１フレーム以下
にする効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例によるテレビジョン同期変換
装置を示したブロック図、第２図は第１図の回路を使用
法を説明するための図で、フレーム７ンクロナイデ（Ｆ
Ｓ　）を３台接続した状態を示すブロック図、第３図は
第２図の各部の信号のタイムチャート、第４図は同一同
期信号で従来のフレームシンクロナイザ（ＦＳ　）を３
段接続した時のブロック図、第５図は第４図の各部の信
号のタイムチャートである。 尚、　第４　図で、１，２．３はフレームシンクロナイ
ザ（ＦＳ　）　、　４は非同期映像信号入力、５はＦＳ
す１で得られた映像信号、６はＦＳす２で得られた映像
信号、７はす３で得られた映像信号、８は基準タイミン
グ信号（ＲＥＦ　）である。また、第１図で、９は同期
信号分離回路、１０は水平同期パルスカウンタ回路、１
１は垂直同期パルスカウンタ回路、１２．１３はデコー
ダ、１４は同期信号発生回路、１６はＩＨ位相の遅れた
同期信号。 １７はＩＨ位相の進んだ同期信号である。そして。 また、第２図で、５′はＩＨ進んだ同期信号によって得
られた映像信号、６′はＦＳ　（す２）の出方映像信号
、７′はＩＨ遅れた同期信号によって得られた映像信号
である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、基準タイミング信号から水平及び垂直同期パルスを
   分離する同期信号分離回路と、前記水平同期パルスを受
   ける第１のパルスカウンタと、前記垂直同期パルスを受
   ける第２のパルスカウンタと、前記第１及び第２のパル
   スカウンタの出力信号をそれぞれ受け、前記水平及び垂
   直同期パルスよりもｎＨ（ただし、ｎは正の整数）進ん
   だ、又は遅れた水平及び垂直同期パルスを発生する第１
   及び第２のデコーダと、該第１及び第２のデコーダの出
   力信号を基に前記基準タイミング信号よりも前記ｎＨ進
   んだ、又は遅れた同期信号を得る同期信号発生回路とを
   有することを特徴とするテレビジョン同期変換装置。