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JPS61130239A - 複合体 - Google Patents

複合体

Info

Publication number
JPS61130239A
JPS61130239A JP25359784A JP25359784A JPS61130239A JP S61130239 A JPS61130239 A JP S61130239A JP 25359784 A JP25359784 A JP 25359784A JP 25359784 A JP25359784 A JP 25359784A JP S61130239 A JPS61130239 A JP S61130239A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ofloxacin
complex
tablets
methyl
polymer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25359784A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Sawada
澤田 雅裕
Hideo Kaneko
英雄 金子
Kaname Suwa
諏訪 要
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiichi Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Daiichi Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiichi Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Daiichi Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP25359784A priority Critical patent/JPS61130239A/ja
Publication of JPS61130239A publication Critical patent/JPS61130239A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はカルボキシビニルポリマー(以下、Cvp)、
ポリアクリル酸ナトリウム、カラギーナン及びキサンタ
ンガムよりなる群から選ばれる一種又は二種以上の高分
子化合物と9−フルオロ−8−メチル−10−(4−メ
チル−1−ピペラジニル)−7−オキソ−2,3−ジヒ
ドロ−7H−ピリド(1,2,3−de ) −1,4
−ベンズオキサジン−6−カルボン酸(以下、オフロキ
サシン)とからなる複合体に関する。
〈産業上の利用分野〉 本発明の複合体は優れた徐放効果を有し医療上有用なも
のである。
〈発明が解決しようとする問題点〉 近年ドラ、グデリバリーシステムの観点から徐放効果を
有する製剤について種々研究されている。
本発明者らはオフ0キサジンについてかかる製剤を得る
べく鋭意検討した結果、オフ0キサジンと前記高分子化
合物とからなる複合体が優れた徐放効果を示すことを見
い出し本発明を完成した。
〈発明の構成〉 本発明はcvp、ポリアクリル酸ナトリウム。
カラギーナン及びキサンタンガムよりなる群から選ばれ
る一種又は二種以上の高分子化合物とオフロキサシンと
からなる複合体に関するものである。
る。例えばCVPについては、粘度の相違により種々の
ものが市販されており、具体例としてはカーボボール9
34.カーボポール941(以上。
B、 F、 Goodrich Chemica1社製
)、ハイビスワコー103、ハイビスワコー104(以
上、和光純薬工業社製)、シュンロンPW−110,シ
ュンロンpw−111(以上9日本純薬社製)等があげ
られる。更にポリアクリル酸ナトリウムについては分子
量の相違により種々のものが市販されて、いる。又、カ
ラギーナンは天然の紅藻類から抽出さ塵 れた多→類であって原藻の種類、処理及び抽出方法によ
り種々のものが市販されており、具体例としてはカラギ
ニンO3−47,カラギニンC8−56(以上、三乗化
学工業社製)等があげられる。
以上のように前記高分子化合物には種々のものが存在す
ることが知られているが、これらの使用については制限
がなく、どれを用いても目的の本発明の複合体を製造す
ることができる。
二種以上を水に加え、攪拌しながら塩酸、硫酸等の酸又
は水酸化ナトリウム、水酸化カリやム等のアルカリを適
宜加えてpHを約2〜7.好ましくは3〜5に調整する
と沈殿が生ずる。これを濾過又は遠心分離等の手段によ
り分離し1次いで凍結乾燥等により乾燥させることによ
り本発明の複合体を得ることができる。本製造方法にお
いては通常オフ四キサジン1重量部に対して高分子化合
物は約−1重量部使用される。又、水の使用量は用いる
高分子によって異なるが、後処理及び生成物におけるオ
フ0キサジンと高分子化合物の組成比の面から通常オフ
0キサジン1重量部に対し約10〜約200重量部であ
る。
生成した複合体におけるオフ0キサジンと高分子化合物
との組成比は、前記の製造工程において調整するpH又
は使用する高分子化合物とオフロキサシンとの混合比を
変化させることにより変化しつる。例えば高分子化合物
としてcvpを使用した場合、調整するpHを3にする
と組成比(オフ0キサジンσ):cvP(!9))はオ
フロキサシンとcvpとの混合比を変化させることによ
り約3=1まで、 pH4では約4:1まで、又pH5
では約5:1まで変化しつる。
このようにして製造される本発明の複合体は通常の製剤
技術を用いることにより錠剤、カプセル剤又は顆粒剤等
の列形にすることができる。
本発明の複合体について粉末X線回折実験を行うと、オ
フロキサシンの回折パターンと全く異なるパターンが得
られること又、示差走査熱量測定を行うとオフ0キサジ
ンに特有の260”C付近での吸熱及び発熱ピークが消
失することからオフ0キサジンと前記の高分子化合物と
は全く新規な複合体を形成していることを確認した。
〈発明の効果〉 本発明の複合体は優れた主薬の徐放効果を有しており、
又主薬が有する苦味を全く呈さす医薬として優れたもの
である。
〈実施例〉 本発明を更に実施例及び試験例により説明する。
実施例1 オフロキサシン10りを0.0IN塩酸200iに溶解
した。別にavp(カーボボール940゜B、 F、 
Goodrich Chemica1社製)Loinを
精製水200−に溶解し高粘度水溶液とした。両水溶液
を充分攪拌しながら混合し、これに0.IN水酸化ナト
リウム水溶液を加え、水溶液のpHを5.0に調節した
。更に2時間攪拌した後、水溶液中に生成した沈殿物を
濾取し、常法に従って凍結乾燥した。得られた固形物を
粉砕してオフ0キサジンとavpとからなる複合体の粉
末を得た。
実施例2 オフロキサシン2I7を0.0IN塩酸200−に溶解
した。別にカラギーナン(カラギニンO3−47、三乗
化学工業社製)19を精製水50tnlに溶解し高粘度
水溶液とした。両水溶液を充分攪拌しながら混合し、こ
れに0.IN水酸化ナトリウム水溶液を加えて、水溶液
のpHを4.0に調節した。
2時間攪拌した後、水溶液中に生成した沈殿物を濾取し
、常法に従って凍結乾燥した。得られた固形物を粉砕し
てオフロキサシンとカラギーナンとからなる複合体の粉
末を得た。
実施例3 オフロキサシン2りを0.01N塩酸200−に溶解し
た。別にポリアクリル酸ナトリウム(アロンビス、日不
純薬社製)1りを精製水50agに溶解し高粘度水溶液
とした。両水溶液を充分攪拌しながら混合し、以下実施
例1と同様に処理してオフロキサシンとポリアクリル酸
ナトリウムとからなる複合体の粉末を得た。
実施例4 オフ0キサジン2りを0.01N塩酸200−に溶解し
た。別にキサンタンガム(サンエース、三条化学工業社
製)19を精製水50tntに溶解し高粘度水溶液とし
た。両水溶液を充分攪拌しながら混合し、以下実施例1
と同様に処理してオフロキサシンとキサンタンガムとか
らなる複合体d粉末を得た。
試験例1 (1)実施例1で得られた複合体     150■結
晶セルロース           34■ヒドロキシ
プロピルセルロース    60■ステアリン酸マグネ
シウム       6■計250〜 上記処方に従って混合した後打錠し、1錠あたり250
■の錠剤を製造する。
(2)オフロキサシン            50■
結晶セルロース           34■ヒドロキ
シプロピルセルロース   160m9スーテアリン酸
マグネシウム        6fn9計250■ 上記処方に従って混合した後打錠し、1錠あたり250
■の錠剤を製造する。
(3)  (1)及び(2)の錠剤について溶出試験を
行い、生薬であるオフロキサシンの溶出率(%)を求め
た。結果を表1に示した。
表1 (パドル法、 1100rp、 37’C,日局第2液
)薬であるオフロキサシンの溶出遅延効果が認められ1
本複合体は優れた徐放効果を有することが確認された。
試験例2 (1)実施例2で得られた複合体     150■結
晶セルロース           34■ヒドロキシ
プロピルセルロース    601119ステアリン酸
マグネシウム       61n9計250■ 上記処方に従って混合した後打錠し、1錠あたり250
’9の錠剤を得る。
(2)オフ0キサジン           75■カ
ラギーナン            75■結晶セルロ
ース           34■ヒドロキシプロピル
セルロース    60■ステアリン酸マグネシウム 
      6m9計250■ 上記処方に従って混合した後打錠し、1錠あたり250
+119の錠剤を得る。
(3)オフ0キサジン           75rn
9結晶セルロース           34qヒドロ
キシプロピルセルロース   1a5ffi9ステアリ
ン酸マグネシウム       61119計250■ 上記処方に従って混合した後打錠し、1錠あた9250
■の錠剤を得る。
(4)(IL (2)及び(3)の錠剤について溶出試
験を行い。
主薬であるオフ0キサジンの溶出率C%)を求めた。
結果を表2に示した。
表2 (パドル法、 1100rp、 8τC9日周第1液)
表2から明らかなようにオフロキサシンとカラと ギーナ糸)らなる複合体を含有する錠剤については生薬
であるオフ0キサジンの溶出遅延効果が認められ9本複
合体は優れた徐放効果を有することが確認された。
試験例8 試験例1の(1)及び(2)の錠剤について味の比較官
能試験を検討した。結果を表3に示す。
評点 −2・・・・・・(1)の錠剤は(2)の錠剤よりかな
り苦い−1・・・・・・(1)の錠剤は(2)の錠剤よ
り少し苦い0・・・・・・(1)の錠剤と(2)の錠剤
では苦味において差がない +1・・・・・・(2)の錠剤は(1)の錠剤より少し
苦い。
+2・・・・・・(2)の錠剤は(1)の錠剤よりがな
り苦い表3から明らかなように、オフロキサシンとCv
pとからなる複合体はオフロキサシンの有する苦味を殆
んど消失していると考えられた。
【図面の簡単な説明】
第1図はオフ0キサジンの粉末X線回折図を示す。第2
図は実施例1で得られた複合体の粉末X線回、析図を示
す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 カルボキシビニルポリマー、ポリアクリル酸ナトリウム
    、カラギーナン及びキサンタンガムよりなる群から選ば
    れる一種又は二種以上の高分子化合物と9−フルオロ−
    3−メチル−10−(4−メチル−1−ピペラジニル)
    −7−オキソ−2,3−ジヒドロ−7H−ピリド〔1,
    2,3−de〕−1,4−ベンズオキサジン−6−カル
    ボン酸とからなる複合体
JP25359784A 1984-11-30 1984-11-30 複合体 Pending JPS61130239A (ja)

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