JPS61129190A - 重合性グリセロリン脂質 - Google Patents
重合性グリセロリン脂質Info
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- JPS61129190A JPS61129190A JP25030684A JP25030684A JPS61129190A JP S61129190 A JPS61129190 A JP S61129190A JP 25030684 A JP25030684 A JP 25030684A JP 25030684 A JP25030684 A JP 25030684A JP S61129190 A JPS61129190 A JP S61129190A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は重合性を有するグリセロリン脂質に関するもの
である。
である。
天然リン脂質は主にホスファチジルコリン、ホスファチ
ジルエタノールアミン、ホスファチジルセリン、ホスフ
ァチジルイノシトールなどのグリセロリン脂質およびス
フィンゴミエリンなどのスフィンゴリン脂質からなり、
細胞の生体膜の重要な成分として存在している。この中
でもホスファチジルコリンは一般にレシチンと呼ばれ、
動植物界のリン脂質の中で一番多く存在している。これ
らのリン脂質の共通した特徴は親水基と疎水基を持つこ
とであり、生体膜中では二重M膜を形成し、タンパク質
、コレステロールなどとともに物質の透過1選択的輸送
などの生命現象に欠くことのできない機能をはたしてい
る。リン脂質は工業的にはすでに天然乳化剤として用い
られ、食品工業、化粧品業界等で泪いられている。
ジルエタノールアミン、ホスファチジルセリン、ホスフ
ァチジルイノシトールなどのグリセロリン脂質およびス
フィンゴミエリンなどのスフィンゴリン脂質からなり、
細胞の生体膜の重要な成分として存在している。この中
でもホスファチジルコリンは一般にレシチンと呼ばれ、
動植物界のリン脂質の中で一番多く存在している。これ
らのリン脂質の共通した特徴は親水基と疎水基を持つこ
とであり、生体膜中では二重M膜を形成し、タンパク質
、コレステロールなどとともに物質の透過1選択的輸送
などの生命現象に欠くことのできない機能をはたしてい
る。リン脂質は工業的にはすでに天然乳化剤として用い
られ、食品工業、化粧品業界等で泪いられている。
最近リン脂質はその脂質の特徴により水溶液中でリポソ
ームと呼ばれる非常に小さな閉鎖/h胞体を作ることが
知られるようになった。そしてこのリポソームに薬剤を
詰め、ドラッグデリバリ−システムと呼ばれる投薬手段
に用いる試みが数多くなされてきている。しかしながら
、リポソームの原料には現在天然リン脂質、主にレシチ
ンが用いられでいるために、生体内酵素の攻撃を受けや
すく、薬剤を含んだリポソームを生体に注入すると。
ームと呼ばれる非常に小さな閉鎖/h胞体を作ることが
知られるようになった。そしてこのリポソームに薬剤を
詰め、ドラッグデリバリ−システムと呼ばれる投薬手段
に用いる試みが数多くなされてきている。しかしながら
、リポソームの原料には現在天然リン脂質、主にレシチ
ンが用いられでいるために、生体内酵素の攻撃を受けや
すく、薬剤を含んだリポソームを生体に注入すると。
その薬剤が局部まで移送されるうちにリポソームが破壊
され薬剤の効力が十分発揮されない欠点がある。
され薬剤の効力が十分発揮されない欠点がある。
このような欠点を補うために種々の試みがなされている
。一つは、リン脂質そのものが酵素に対して抵抗力を示
す形をしているもの、たとえば本来はエステル結合の構
造をしているものをエーテル結合の構造に変換したアル
キル型のリン脂りq等である。もう一つは、エステル結
合の構造を持つが、それが重合可能な基を持つものであ
る。
。一つは、リン脂質そのものが酵素に対して抵抗力を示
す形をしているもの、たとえば本来はエステル結合の構
造をしているものをエーテル結合の構造に変換したアル
キル型のリン脂りq等である。もう一つは、エステル結
合の構造を持つが、それが重合可能な基を持つものであ
る。
後者の場合はリン脂質が水溶液中では規則正しく配向す
る性質を用い1重合させることにより酵素に対して抵抗
性を示し、しかも外界からの圧力に対しても抵抗力を示
すリポソームが得られる。
る性質を用い1重合させることにより酵素に対して抵抗
性を示し、しかも外界からの圧力に対しても抵抗力を示
すリポソームが得られる。
このような重合性リン脂質としては、メタクリル酸基を
持つもの(特開昭56−152816号)、アセチレン
基を持つもの(特開昭56−135492号)などが提
案されている。
持つもの(特開昭56−152816号)、アセチレン
基を持つもの(特開昭56−135492号)などが提
案されている。
しかしながら このような従来の重合性リン脂質は天然
品に由来しない基を導入するため、食品、化粧品、医薬
品等として生体に利用しにくいという問題点があった。
品に由来しない基を導入するため、食品、化粧品、医薬
品等として生体に利用しにくいという問題点があった。
本発明は、このような従来の問題点を解決するためのも
ので、生体に利用可能で、酵素または外界からの圧力に
対して低抗性を示す新規な重合性グリセロリン脂質を提
供することを目的としている。
ので、生体に利用可能で、酵素または外界からの圧力に
対して低抗性を示す新規な重合性グリセロリン脂質を提
供することを目的としている。
本発明は、下記一般式〔I〕で表わされる化合物からな
る重合性グリセロリン脂質である。
る重合性グリセロリン脂質である。
す
(夜中−R’co−!:よびR2C0−はそれぞれ天然
由来の脂肪酸残基を示し、その一方または両方が共役型
の二重結合を有する共役脂肪酸残基であり、R3は−C
H2(JI2N”((:R3)3. −CH2CH2N
”)+3+ −CH2CHN ” H31H1coo
’″ 〔11式において、RICO−またはR”GO−を残基
とする天然由来の共役脂肪酸としてはエレオステアリン
酸(9,11,13−オクタデカトリエン酸)、パリナ
リンM(9,11,13,15−オクタデカテトラエン
酸)がある。RICO−またはr12GO−の一方が共
役脂肪酸残基の場合、他方を残基とする脂肪酸としては
パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸等の炭素数1
0〜20の通常の飽和または不飽和脂肪酸がある。
由来の脂肪酸残基を示し、その一方または両方が共役型
の二重結合を有する共役脂肪酸残基であり、R3は−C
H2(JI2N”((:R3)3. −CH2CH2N
”)+3+ −CH2CHN ” H31H1coo
’″ 〔11式において、RICO−またはR”GO−を残基
とする天然由来の共役脂肪酸としてはエレオステアリン
酸(9,11,13−オクタデカトリエン酸)、パリナ
リンM(9,11,13,15−オクタデカテトラエン
酸)がある。RICO−またはr12GO−の一方が共
役脂肪酸残基の場合、他方を残基とする脂肪酸としては
パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸等の炭素数1
0〜20の通常の飽和または不飽和脂肪酸がある。
本発明の重合性グリセロリン脂質に含まれる化金物とし
ては、(13式のR1,R2,R3の組合せによる種々
の化合物があり、代表的な化合物としては、1−バルミ
トイル−2−エレオステアロイル−5n−3−グリセロ
ホスファチジルコリン、1゜2−ジエレオステアロイル
ー5n−3−グリセロホスファチジルコリン、1−バル
ミトイル−2−パリナロイルー5n−3−グリセロホス
ファチジルコリン、1.2−ジパリナロイルー5n−3
−グリセロホスファチジルコリン、1−バルミトイル−
2−エレオステアロイル−5n−3−グリセロホスファ
チジルエタノールアミン、1,2−ジェレオステアロイ
ルー5n−3−グリセロホスファチジルエタノールアミ
ン、1−バルミトイル−2−パリナロイルー5n−3−
グリセロエタノールアミン、1゜2−ジパリナロイルー
5n−3−グリセロエタノールアミン等がある。
ては、(13式のR1,R2,R3の組合せによる種々
の化合物があり、代表的な化合物としては、1−バルミ
トイル−2−エレオステアロイル−5n−3−グリセロ
ホスファチジルコリン、1゜2−ジエレオステアロイル
ー5n−3−グリセロホスファチジルコリン、1−バル
ミトイル−2−パリナロイルー5n−3−グリセロホス
ファチジルコリン、1.2−ジパリナロイルー5n−3
−グリセロホスファチジルコリン、1−バルミトイル−
2−エレオステアロイル−5n−3−グリセロホスファ
チジルエタノールアミン、1,2−ジェレオステアロイ
ルー5n−3−グリセロホスファチジルエタノールアミ
ン、1−バルミトイル−2−パリナロイルー5n−3−
グリセロエタノールアミン、1゜2−ジパリナロイルー
5n−3−グリセロエタノールアミン等がある。
本発明の重合性グリセロリン脂質は、グリセリルホスホ
リルコリン<apc)、グリセリルホスホリルエタノー
ルアミン(GPE)等の脱アシルリン脂質体と、前記共
役脂肪酸の無水物、塩化物。
リルコリン<apc)、グリセリルホスホリルエタノー
ルアミン(GPE)等の脱アシルリン脂質体と、前記共
役脂肪酸の無水物、塩化物。
イミダゾール塩等とを反応させることにより?!造する
ことができる。その他の製造方法として全合成によるジ
アシルグリセロール等からのグリセロリン脂質の合成法
があり、この方法によれば天然型光学活性共役酸型グリ
セロリン脂質のみならず、光学異性体、立体異性体また
はそれらの混合物の合成も可能である。
ことができる。その他の製造方法として全合成によるジ
アシルグリセロール等からのグリセロリン脂質の合成法
があり、この方法によれば天然型光学活性共役酸型グリ
セロリン脂質のみならず、光学異性体、立体異性体また
はそれらの混合物の合成も可能である。
重合性グリセロリン脂質の製造に用いられるエレオステ
アリン酸およびパリナリン酸はそれぞれキリ油、ホウセ
ンカ種子油などから抽出、分解、分離、精製して使用さ
れる。天然共役脂肪酸としてはこれらに限られるもので
はなく、分離精製は必要に応じて行われるものである。
アリン酸およびパリナリン酸はそれぞれキリ油、ホウセ
ンカ種子油などから抽出、分解、分離、精製して使用さ
れる。天然共役脂肪酸としてはこれらに限られるもので
はなく、分離精製は必要に応じて行われるものである。
リン脂質の製造には、これらの共役脂肪酸は酸無水物と
して用いるのが好ましいが、酸塩化物、酸イミダゾール
塩として用いてもよい。
して用いるのが好ましいが、酸塩化物、酸イミダゾール
塩として用いてもよい。
本発明のグリセロリン脂質の製造に用いられる脱アシル
リン脂質体はグリセロリン脂質の骨格となるもので、主
に大豆、卵黄等の天然リン脂質を分離、分解または分解
、再結晶して得られるグリセリルホスホリルコリンまた
はグリセリルホスホリルエタノールアミン等の脱アシル
リン脂質体が使用できる。分離はシリカゲルまたは活性
アルミナを用い、クロロホルム/メタノール等の混合溶
媒で溶出させて行われる。分解はテトラブチルアンモニ
ウムヒドロキサイドで行われるが、低濃度のカセイソー
ダ等でおだやかに分解してもよい。
リン脂質体はグリセロリン脂質の骨格となるもので、主
に大豆、卵黄等の天然リン脂質を分離、分解または分解
、再結晶して得られるグリセリルホスホリルコリンまた
はグリセリルホスホリルエタノールアミン等の脱アシル
リン脂質体が使用できる。分離はシリカゲルまたは活性
アルミナを用い、クロロホルム/メタノール等の混合溶
媒で溶出させて行われる。分解はテトラブチルアンモニ
ウムヒドロキサイドで行われるが、低濃度のカセイソー
ダ等でおだやかに分解してもよい。
再結晶はカドミウム塩等として行われる。グリセリルホ
スホリルコリン等の脱アシルリン脂質体は非常に強い吸
湿性を示し、そのまま用いることもできるが、カドミウ
ム塩などに変換して反応に用いる方が反応操作上扱いや
すく好ましい。再結晶はカドミウム塩などの形で含水ア
ルコール溶液中で行われる。
スホリルコリン等の脱アシルリン脂質体は非常に強い吸
湿性を示し、そのまま用いることもできるが、カドミウ
ム塩などに変換して反応に用いる方が反応操作上扱いや
すく好ましい。再結晶はカドミウム塩などの形で含水ア
ルコール溶液中で行われる。
共役脂肪酸無水物、塩化物、イミダゾール等と脱アシル
リン脂質体またはそのカドミウム塩等との反応は、4−
ジメチルアミノピリジン等の触媒の存在下、ジクロロメ
タン等の乾燥溶媒中で、常温下に攪拌して行うと、重合
性グリセロリン脂質が生成する。
リン脂質体またはそのカドミウム塩等との反応は、4−
ジメチルアミノピリジン等の触媒の存在下、ジクロロメ
タン等の乾燥溶媒中で、常温下に攪拌して行うと、重合
性グリセロリン脂質が生成する。
本発明のグリセロリン脂質は重合性を有し、グリセロリ
ン脂質重合体の製造に使用される。このグリセロリン脂
質は水溶液中でリポソームを形成し、規則正しく配向す
るので、この状態で重合させることにより均一な薄膜状
の重合体が生成し、酵素に対して低抗性を示し、しかも
外界からの圧力に対しても抵抗力を示す重合体が得られ
る。
ン脂質重合体の製造に使用される。このグリセロリン脂
質は水溶液中でリポソームを形成し、規則正しく配向す
るので、この状態で重合させることにより均一な薄膜状
の重合体が生成し、酵素に対して低抗性を示し、しかも
外界からの圧力に対しても抵抗力を示す重合体が得られ
る。
重合方法は従来の重合性リン脂質の重合と同様の方法に
より重合を行うことができ、重合速度は速い。リポソー
ムなどの場合は紫外線照射により水溶液中で重合させる
方法が適している。また目的に応じて水溶性または油溶
性過酸化物等を用いて重合させることもできる。
より重合を行うことができ、重合速度は速い。リポソー
ムなどの場合は紫外線照射により水溶液中で重合させる
方法が適している。また目的に応じて水溶性または油溶
性過酸化物等を用いて重合させることもできる。
本発明のグリセロリン脂質またはその重合体は食品、化
粧品、医薬品等として生体に利用することができる。
粧品、医薬品等として生体に利用することができる。
本発明によれば、天然由来の重合性基を導入したので、
優れた重合性が得られ、グリセロリン脂質またはその重
合体を生体に利用しても生体に対する阻害性はなく、リ
ポソーム等として利用することができる。
優れた重合性が得られ、グリセロリン脂質またはその重
合体を生体に利用しても生体に対する阻害性はなく、リ
ポソーム等として利用することができる。
以下、本発明を参考例および実施例により説明する。
参考例−1
キリ油100gをメタノールに溶解させたKO324g
とメタノールのリフラックス温度で2時聞けん化した。
とメタノールのリフラックス温度で2時聞けん化した。
温度を50〜60℃に保ち、塩酸水溶液でpHを1〜2
に下げ、遊離してきた脂肪酸をヘキサンで抽出して混合
脂肪酸を得た。この脂肪酸の脂肪酸組成はエレオステア
リン酸83%、リノール酸8%、オレイン酸7%、ステ
アリン酸1%、パルミチン酸1%であった。この混合脂
肪酸ヘキサン溶液を水洗後、無水硫酸ナトリウムで脱水
した。この溶液を5℃の冷蔵庫中で再結晶した。結晶を
ろ別し、再びヘキサンに溶解して再結晶を行った。結晶
をろ別後、室温域圧下乾燥して41gの白色鱗片状結晶
脂肪酸を得たにの脂肪酸中のエレオステアリン酸は99
%であった。
に下げ、遊離してきた脂肪酸をヘキサンで抽出して混合
脂肪酸を得た。この脂肪酸の脂肪酸組成はエレオステア
リン酸83%、リノール酸8%、オレイン酸7%、ステ
アリン酸1%、パルミチン酸1%であった。この混合脂
肪酸ヘキサン溶液を水洗後、無水硫酸ナトリウムで脱水
した。この溶液を5℃の冷蔵庫中で再結晶した。結晶を
ろ別し、再びヘキサンに溶解して再結晶を行った。結晶
をろ別後、室温域圧下乾燥して41gの白色鱗片状結晶
脂肪酸を得たにの脂肪酸中のエレオステアリン酸は99
%であった。
参考例−2
市販卵黄レシチン50gを、直径80cmのガラスカラ
ムに充填した1、5Qのシリカゲルで分離した。
ムに充填した1、5Qのシリカゲルで分離した。
溶出溶剤にはクロロホルム/メタノール/水=65/2
5/4の混合溶媒を用いた。各フラクションごとに薄層
クロマトグラフィーで追跡し、レシチン部から31gの
レシチンを得、ホスファチジルエタノールアミン部から
9gのホスファチジルエタノールアミンを得た。得られ
たレシチンを500m1.のエーテルに溶解させ、攪拌
しつつテトラブチルアンモニウムヒドロキサイド10%
メタノール溶液80mflを加えた。底に沈殿したグリ
セリルホスホリルコリンをデカンテーションで回収して
エーテルで洗浄した。、得られたグリセリルホスホリル
コリンは9.1gであった。このグリセリルホスホリル
コリンを温水に溶解し、別に温水に溶解しておいた塩化
カドミウム・2.5水塩18.9gと混合して反応させ
た。不溶分をろ別し、このグリセリルホスホリルコリン
−塩化カドミウムコンプレックス水溶液に白濁が生じる
までエタノールを加えて、0〜5℃に一晩放置し、生じ
た結晶を回収した。この結晶を再び温水に溶解し、同様
にエタノールを加えて結晶化させた。結晶を回収して乾
燥させ、11゜8gのグリセリルホスホリルコリン−塩
化カドミウムコンプレックスを得た。
5/4の混合溶媒を用いた。各フラクションごとに薄層
クロマトグラフィーで追跡し、レシチン部から31gの
レシチンを得、ホスファチジルエタノールアミン部から
9gのホスファチジルエタノールアミンを得た。得られ
たレシチンを500m1.のエーテルに溶解させ、攪拌
しつつテトラブチルアンモニウムヒドロキサイド10%
メタノール溶液80mflを加えた。底に沈殿したグリ
セリルホスホリルコリンをデカンテーションで回収して
エーテルで洗浄した。、得られたグリセリルホスホリル
コリンは9.1gであった。このグリセリルホスホリル
コリンを温水に溶解し、別に温水に溶解しておいた塩化
カドミウム・2.5水塩18.9gと混合して反応させ
た。不溶分をろ別し、このグリセリルホスホリルコリン
−塩化カドミウムコンプレックス水溶液に白濁が生じる
までエタノールを加えて、0〜5℃に一晩放置し、生じ
た結晶を回収した。この結晶を再び温水に溶解し、同様
にエタノールを加えて結晶化させた。結晶を回収して乾
燥させ、11゜8gのグリセリルホスホリルコリン−塩
化カドミウムコンプレックスを得た。
実施例−1
参考例−1で得られたエレオステアリン酸16.8gを
乾燥クロロホルムに溶解し、ジシクロへキシルカルボジ
イミド6.2gを加えて、5℃で一晩反応させエレオス
テアリン酸無水物を合成した。副生じたジシクロヘキシ
ル尿素をろ別し、参考例−2のグリセリルホスホリルコ
リン−塩化カドミウムコンプレックス4.4gとジメチ
ルアミノピリジン2.5gをこのエレオステアリン酸無
水物クロロホルム溶液に加えた。常温で攪拌しながら4
8時間反応させ、反応後沈殿物をろ別し、クロロホルム
を除いて粗レシチンを得た。粗レシチンをメタノール/
クロdホルム混合溶媒に再溶解し、イオン交換樹脂アン
バーライトIRC−50,丁RA−45(ロームアンド
ハース社商eA)各10gを加え、バッチ方式で残存塩
化カドミウムを除いた。メタノールを除いて再び粗レシ
チンを得た。この粗レシチンをクロロホルム/メタノー
ル/水= 65/25/ 4の混合溶媒を溶出剤として
、直径Scmのカラムにシリカゲル0.5Qを充填した
カラムによりカラム分別した。TLCで追跡しながらレ
シチン部を回収し、脱溶媒して純1,2−ジエレオステ
アロイル−5n−3−グリセロホスホリルコリン5.4
gを得た。
乾燥クロロホルムに溶解し、ジシクロへキシルカルボジ
イミド6.2gを加えて、5℃で一晩反応させエレオス
テアリン酸無水物を合成した。副生じたジシクロヘキシ
ル尿素をろ別し、参考例−2のグリセリルホスホリルコ
リン−塩化カドミウムコンプレックス4.4gとジメチ
ルアミノピリジン2.5gをこのエレオステアリン酸無
水物クロロホルム溶液に加えた。常温で攪拌しながら4
8時間反応させ、反応後沈殿物をろ別し、クロロホルム
を除いて粗レシチンを得た。粗レシチンをメタノール/
クロdホルム混合溶媒に再溶解し、イオン交換樹脂アン
バーライトIRC−50,丁RA−45(ロームアンド
ハース社商eA)各10gを加え、バッチ方式で残存塩
化カドミウムを除いた。メタノールを除いて再び粗レシ
チンを得た。この粗レシチンをクロロホルム/メタノー
ル/水= 65/25/ 4の混合溶媒を溶出剤として
、直径Scmのカラムにシリカゲル0.5Qを充填した
カラムによりカラム分別した。TLCで追跡しながらレ
シチン部を回収し、脱溶媒して純1,2−ジエレオステ
アロイル−5n−3−グリセロホスホリルコリン5.4
gを得た。
得られた1、2−ジエレオステアロイルー5n−3−グ
リセロホスホリルコリンの元素分析値は次の通りである
。
リセロホスホリルコリンの元素分析値は次の通りである
。
元素分析値
CHN (すt%)
理論値 67.95 9゜78 1.80実謂値
66.81 9.46 1.81また上記上、
2−ジエレオステアロイルー5n−3−グリセロホスホ
リルコリンのN M Rスペクトルは第1図に示す通り
であり、第1図に付記した位置符号は(rl〕式の通り
である。
66.81 9.46 1.81また上記上、
2−ジエレオステアロイルー5n−3−グリセロホスホ
リルコリンのN M Rスペクトルは第1図に示す通り
であり、第1図に付記した位置符号は(rl〕式の通り
である。
上記により得られた1、2−ジエレオステアロイルー5
n−3−グリセロホスホリルコリン200mgをベンゼ
ンに溶解し、50m多容のナスフラスコ中でロータリー
エバポレーターにより減圧下腕ベンゼンし、フラスコ壁
に膜状に1,2−ジエレオステアロイルー5n−3−グ
リセロホスホリルコリンを付着させた。フラスコにイオ
ン交換水12.5m Qを加え、プローブ型超音波発生
装置によりリポソームを形成させた。35ワツトで、2
0分間超音波処理した後、その5mQをとり1cmの石
英セルに入れた。石英セルを30℃に保ち、窒素をバブ
リングしながら2時間脱気した。この脱気されたリポソ
ーム溶液の入った石英セルに紫外線を3時間照射して重
合させ1重合リポソームを形成させた。このリポソーム
を電子顕微鏡で!I!察したところ、直径約300Aの
1枚膜リポソームであった。またこのリポソーム水溶液
にベンゼンを加えて共沸脱水させることにより重合ホス
ファチジルコリンを得た。
n−3−グリセロホスホリルコリン200mgをベンゼ
ンに溶解し、50m多容のナスフラスコ中でロータリー
エバポレーターにより減圧下腕ベンゼンし、フラスコ壁
に膜状に1,2−ジエレオステアロイルー5n−3−グ
リセロホスホリルコリンを付着させた。フラスコにイオ
ン交換水12.5m Qを加え、プローブ型超音波発生
装置によりリポソームを形成させた。35ワツトで、2
0分間超音波処理した後、その5mQをとり1cmの石
英セルに入れた。石英セルを30℃に保ち、窒素をバブ
リングしながら2時間脱気した。この脱気されたリポソ
ーム溶液の入った石英セルに紫外線を3時間照射して重
合させ1重合リポソームを形成させた。このリポソーム
を電子顕微鏡で!I!察したところ、直径約300Aの
1枚膜リポソームであった。またこのリポソーム水溶液
にベンゼンを加えて共沸脱水させることにより重合ホス
ファチジルコリンを得た。
IRで測定した結果、1600cm−’付近の共役二重
結合による吸収は消失しており、平均分子量は約380
00であった。
結合による吸収は消失しており、平均分子量は約380
00であった。
実施例−2
参考例−1で得られたエレオステアリン酸(シス−9,
1−ランス−11,トランス−13)30gをヘキサン
300m Qに溶解し、ヨウ素0.3gを加えて室温上
異性化し、全トランス型エレオステアリン酸を得た。次
いで参考例−1と同様に再結晶により精製した。この全
トランス型エレオステアリン酸(トランス−9,トラン
ス−11,トランス−13) 16.8gを実施例−1
と同様に反応、精製し。
1−ランス−11,トランス−13)30gをヘキサン
300m Qに溶解し、ヨウ素0.3gを加えて室温上
異性化し、全トランス型エレオステアリン酸を得た。次
いで参考例−1と同様に再結晶により精製した。この全
トランス型エレオステアリン酸(トランス−9,トラン
ス−11,トランス−13) 16.8gを実施例−1
と同様に反応、精製し。
全トランス1,2−ジエレオステアロイルー5n−3−
グリセロホスホリルコリン5.2gを得た。
グリセロホスホリルコリン5.2gを得た。
得られた全トランス1.2−ジエレオステアロイルー5
n−3−グリセロホスホリルコリンの元素分析値は次の
通りである。
n−3−グリセロホスホリルコリンの元素分析値は次の
通りである。
元素分析値
CHN(留t%)
理論値 67.95 9゜78 1.80実測値
67゜22 9.39 1.80上記により得
られた全トランス1.2−ジエレオステアロイルー5n
−3−グリセロホスホリルコリン200mgをクロロホ
ルムに溶解し、スリ付試験管中でロータリーエバポレー
ターにより減圧下腕クロロホルムし、試験管壁に膜状に
全トランス1゜2−ジエレオステアロイルー5n−3−
グリセロホスホリルコリンを付着させた。試験管にイオ
ン交換水12.5mQを加え、試験管ミキサーにより1
時間攪拌してリポソームを形成させた。リポソーム溶液
5■αを1cmの石英セルに入れ、実施例−1と同様に
して重合リポソームを形成した。このリポソームは電子
顕微鏡で観察した結果直径500〜3000オングスト
ロームのりボッ−11であった。この重合リポソーム水
溶液にベンゼンを加えて共沸脱水させることにより、重
合ホスファチジルコリンを得た。IRで測定した結果、
1600−1650cm−’付近の共役二重結合による
吸収は消失しており、平均分子量は82000であった
。
67゜22 9.39 1.80上記により得
られた全トランス1.2−ジエレオステアロイルー5n
−3−グリセロホスホリルコリン200mgをクロロホ
ルムに溶解し、スリ付試験管中でロータリーエバポレー
ターにより減圧下腕クロロホルムし、試験管壁に膜状に
全トランス1゜2−ジエレオステアロイルー5n−3−
グリセロホスホリルコリンを付着させた。試験管にイオ
ン交換水12.5mQを加え、試験管ミキサーにより1
時間攪拌してリポソームを形成させた。リポソーム溶液
5■αを1cmの石英セルに入れ、実施例−1と同様に
して重合リポソームを形成した。このリポソームは電子
顕微鏡で観察した結果直径500〜3000オングスト
ロームのりボッ−11であった。この重合リポソーム水
溶液にベンゼンを加えて共沸脱水させることにより、重
合ホスファチジルコリンを得た。IRで測定した結果、
1600−1650cm−’付近の共役二重結合による
吸収は消失しており、平均分子量は82000であった
。
実施例−3
パリナリン酸2.8gを乾燥クロロホルムに溶解し、ジ
シクロへキシルカルボジイミド1.1gを加え、5℃で
一晩反応させ、パリナリン酸無水物を合成した。副生じ
たジシクロヘキシル尿素をろ別し、参考例−2のグリセ
リルホスホリルコリン−塩化カドミウムコンプレックス
0.55gとジメチルアミノピリジン0.4gをこのパ
リナリン酸無水物クロロホルム溶液に加え、実施例−1
と同様に反応、精製し、1,2−ジパリナロイルー5n
−3−グリセロホスホリルコリン0.71gを得た。
シクロへキシルカルボジイミド1.1gを加え、5℃で
一晩反応させ、パリナリン酸無水物を合成した。副生じ
たジシクロヘキシル尿素をろ別し、参考例−2のグリセ
リルホスホリルコリン−塩化カドミウムコンプレックス
0.55gとジメチルアミノピリジン0.4gをこのパ
リナリン酸無水物クロロホルム溶液に加え、実施例−1
と同様に反応、精製し、1,2−ジパリナロイルー5n
−3−グリセロホスホリルコリン0.71gを得た。
得られた1、2−ジパリナロイルー3n−3−グリセロ
ホスホリルコリンの元素分析値は次の通りである。
ホスホリルコリンの元素分析値は次の通りである。
元素分析値
CHN (讐(1%)
理論値 6g、31 9.31 1.81実測値
68.15 9.22 1.79
68.15 9.22 1.79
第1図は実施例−1におけるNMRスペク1−ル図であ
る。
る。
Claims (4)
- (1)下記一般式〔 I 〕で表わされる化合物からなる
重合性グリセロリン脂質。 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・〔 I 〕 (式中、R^1CO−およびR^2CO−はそれぞれ天
然由来の脂肪酸残基を示し、その一方または両方が共役
型の二重結合を有する共役脂肪酸残基であり、R^3は
−CH_2CH_2N^+(CH_3)_3、−CH_
2CH_2N^+H_3、▲数式、化学式、表等があり
ます▼、H、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数
式、化学式、表等があります▼または ▲数式、化学式、表等があります▼を示す。) - (2)R^1CO−がエレオステアリン酸残基またはパ
リナリン酸残基である特許請求の範囲第1項記載の重合
性グリセロリン脂質。 - (3)R^2CO−がエレオステアリン酸残基またはパ
リナリン酸残基である特許請求の範囲第1項または第2
項記載の重合性グリセロリン脂質。 - (4)R^3が−CH_2CH_2N^+(CH_3)
_3である特許請求の範囲第2項または第3項記載の重
合性グリセロリン脂質。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25030684A JPS61129190A (ja) | 1984-11-27 | 1984-11-27 | 重合性グリセロリン脂質 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25030684A JPS61129190A (ja) | 1984-11-27 | 1984-11-27 | 重合性グリセロリン脂質 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61129190A true JPS61129190A (ja) | 1986-06-17 |
JPH0455433B2 JPH0455433B2 (ja) | 1992-09-03 |
Family
ID=17205940
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25030684A Granted JPS61129190A (ja) | 1984-11-27 | 1984-11-27 | 重合性グリセロリン脂質 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61129190A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2021020275A1 (ja) * | 2019-07-26 | 2021-02-04 | 国立大学法人東京大学 | 脂質膜構造体の表面修飾材 |
Citations (1)
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---|---|---|---|---|
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-
1984
- 1984-11-27 JP JP25030684A patent/JPS61129190A/ja active Granted
Patent Citations (1)
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USRE40546E1 (en) * | 1996-05-01 | 2008-10-21 | Scarista, Ltd. | 1,3-Propane diol esters and ethers and methods for their use in drug delivery |
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WO2021020275A1 (ja) * | 2019-07-26 | 2021-02-04 | 国立大学法人東京大学 | 脂質膜構造体の表面修飾材 |
JP2021020866A (ja) * | 2019-07-26 | 2021-02-18 | 国立大学法人 東京大学 | 脂質膜構造体の表面修飾材 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0455433B2 (ja) | 1992-09-03 |
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