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JPS61112193A - 楽音発生装置 - Google Patents

楽音発生装置

Info

Publication number
JPS61112193A
JPS61112193A JP60194274A JP19427485A JPS61112193A JP S61112193 A JPS61112193 A JP S61112193A JP 60194274 A JP60194274 A JP 60194274A JP 19427485 A JP19427485 A JP 19427485A JP S61112193 A JPS61112193 A JP S61112193A
Authority
JP
Japan
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waveform
signal
pitch
musical
musical tone
Prior art date
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Granted
Application number
JP60194274A
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English (en)
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JPS633319B2 (ja
Inventor
岡本 島司
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Nippon Gakki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Gakki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Gakki Co Ltd filed Critical Nippon Gakki Co Ltd
Priority to JP60194274A priority Critical patent/JPS61112193A/ja
Publication of JPS61112193A publication Critical patent/JPS61112193A/ja
Publication of JPS633319B2 publication Critical patent/JPS633319B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は楽音発明装置に関するものであり、更に詳し
くはあらかじ波形メモリに記憶されている楽音波形を読
出して楽音を発生する、いわゆる波形メモリ読出し方式
の楽音発生装置に関するものである。
(従来の技術) 従来の波形メモリ読書出方式の楽音発生装置としては、
例えば特公昭50−33842号公報に示された発明が
ある。即ち、所望の楽音波形(音源波形)を記憶してい
る波形メモリを発生すべき楽音の音高(押下鍵の音高)
に対応する読出しアドレス信号で読出し、この読出した
楽音波形を楽音信号ととして楽音を発生するものである
(発明が解決しようとする問題点) ところで、周知のように、自然楽器の音は、その音高(
または音域)によって多少異なる音色になっている。し
かしながら、上記した従来の波形メモリ読出し方式の楽
音発生装置では、波形メモリに記憶する楽音波形の形状
を一度定めてしまうと、発生される楽音(楽音信号)は
この設定波形に対応した音色に固定され、音色を容易に
変更することができないので、自然楽器のように各音高
(音域)毎に異なる音色の楽音を発生することが困難で
ある。あえて各音高(音域〕毎に異なる音色の楽音を発
生させるためには、各音高(音域)毎に異なる楽音波形
を記憶した波形メモリを設けねばならず、システムとし
て膨大なものとならざるを得ない。
そこで、この発明は、波形メモリ読出し方式の楽音発生
装置において、音高(または音域)毎に異なる音色の楽
音を容易に発生できるように目的するものである。
(問題点を解決するだめの手段とその作用この発明にお
いては、発生すべき楽音の音高を指定する音高指定手段
と、この音高指定手段で指定された音高に対応して順次
変化する第1のアドレス信号を発生するアドレス信号を
発生するアドレス信号発生手段と、上記の音高指定手段
で指定された音高またはその音高の属する音域に対応し
たパラメータ信号を発生するパラメータ信号発生手段と
、上記の第1のアドレス信号とパラメータ信号とを演算
して少くとも1つの第2のアドレス信号を出力する演算
手段と、互いに異る少くとも2つの第1および第2の波
形に関する波形信号を記憶し、上記の第1および第2の
アドレス信号によって読出される波形記憶手段と、この
波形記憶手段から読出された各波形信号を合成する合成
手段とが設けられる。
第1のアドレス信号と第2のアドレス信号とはパラメー
タ信号に対応した所定の位相差を有するので、波形記憶
手段から出力される各波形信号も所定の位相差を有する
ものとなる。この場合、パラメータ信号が発生すべき楽
音の音高または音域に対応して変化することにより、上
記の各波形信号の位相差も楽音の音高または音域に応じ
て変化]ることになる。従って、このような各波形信号
を合成することによって形成される楽音信号は、上記の
位相差の変化に従ってその波形形状(音色〕が変化する
ことになり、この結果1発生される楽音(楽音信号)の
音色が該楽音の音高または音色に対応して変化する。
(実施例) この発明の一実施例を第1図に示す、第1図はこの発明
による楽音発生装置を電子楽器に適用した場合の実施例
を示すもので、音高指定手段である鍵盤回路1の各出力
線は、一方において周波数情報メモリ2の入力側にそれ
ぞれ接続されており、他方においてノートスケーリング
パラメータメモリ3の入力側にそれぞれ接続されている
。また、鍵盤回路1はある鍵が押下されたことを示すキ
ーオン信号KONを出力するように構成され・でおり、
その出力端子Kがエンベロープ波形発生器9の入力側に
接続されている0周波数情報メモリ2の出力側は累算器
4の入力側に接続されており、この累算器4の累算指令
端子にはクロックパルスφが入力されている。ここで、
周波数情報メモリ2と累算器4とでアドレス信号発生手
段を構成する。 累算器4の出力側は波形記憶手段であ
る波形メモリ6のアドレス入力側に接続されるとともに
、加算器5の第1の入力端子Aに接続されている。
パラメータ信号発生手段であるノートスケーリングパラ
メータメモリ3の出力側は加算器5の第2の入力端子B
に接続され、加算器5の出力側はやはり波形記憶手段で
ある波形メモリ7のアドレス入力側に接続されている。
波形メモリ6および7の出力第はそれぞれ加算器8の第
1の入力端子Aおよび第2の入力端子Bに接続されてい
る。
ここで、加算器5は演算手段を、加算器8は合成手段を
、それぞれ構成している。
加算器8の出力側は乗算器10の第1の入力端子Aに接
続されており、乗算器10の第2の入力端子Bにはエン
ベロープ波形発生器9の出力側が接続されている0乗算
器10の出力側はディジタル争アナログコンバータ(以
下rD/Aコンバータ]と略記する)11の入力側に接
続されてお一す、D/Aコンバータ13の出力側はアン
プやスピーカなどから成るサウンドシステム12の入力
側に接続されている。
ここで、m盤回路lは、電子楽器の鍵盤部である鍵が押
下されると、キーオン信号KONを出力するとともに、
押下鍵に対応する1本の出力線に論理値” t ”を出
力するように構成されている。
また、周波数情報メモリ2には6鍵の音高にそれぞれ対
応する値の周波数情報F(定数)が記憶されている。ノ
ートスケーリングパラメータメモリ3には、例えば第2
図に示すような6鍵の音高に対応する値のノートスケー
リングパラメータ信号NSPが記憶されている。更に、
波形メモリ6には例えば第3図(A)に示すような波形
Wlに関する波形信号が記憶され、波形メモリ7には例
えば第3図(B)に示すような波形W2に関する波形信
号が記憶されている。また、エンベロープ波形発生器9
はある鍵が押下されたことを示すキーオン信号KONを
受けて所定のエンベロープ波形信号EVを出力するよう
に構成されている。
以上の構成を有する電子楽器の動作について次に説明す
る。
鍵盤部においである鍵が押下されると、w1盤回路1か
らキーオン信号KONが出力されるとともに、鍵盤回路
lの押下鍵に対応した1本の出力線に論理値“t”が出
力される。従って、周波数情報メモリ2から押下鍵の音
高(発生すべき楽音の音高)に対応する値の周波数情報
Fが読出され、更にノートスケーリングパラメータメモ
リ3から押下鍵の音高(発生すべき楽音の音高)に対応
したノートスケーリングパラメータ信号NSPが読出さ
れる0周波数情報メモリ2から読出された周波数情報F
は累算器4においてクロックパルスφのタイミングで順
次累算され、その累算値qF(q=1、?、3、)・・
・が第1のアドレス信号として波形メモリ6のアドレス
入力側と加算器5の第1の入力端子Aにそれぞれ入力さ
れる。ここで、累算器4は累算値qFがその最大累算値
(モジュロ)に達した場合、周波数情報Fの累算を再び
最初からくり返して行うように構成されている。
また、ノートスケーリングパラメータメモリ3から読出
されたノートスケーリングパラメータ信号NSPは加算
器5の第2の入力端子Bに入力される。従って、加算器
5は累算器4から出力される累算値qF(第1のアドレ
ス信号)とノートスケーリングパラメータ信号NSPと
を加算し、その加算値(qF+N5P)を第2のアドレ
ス信号として波形メモリ7へ出力する。
以上の説明から明らかなように、波形メモリ7に入力さ
れる第2のアドレス信号(q F+N5P)は、波形メ
モリ6に入力される第1のアドレス信号(qF)と比較
してノートスケーリングパラメータ信号NSPの値だけ
位相が進んだものとなる。このため、第4図に示すよう
に、波形メモリ6から出力される波形信号Wlと波形メ
モリ7から出力される波形信号W2とは、互いにノート
スケーリングパラメータ信号NSPによって定められる
所定の位相差Pを有している。これら2つの波形信号W
lとW2とは加算器8において加算され、楽音信号(W
1+W2)が形成される。その後、この楽音信号は乗算
器lOの第1の入力端子Aに入力され、ここで鍵盤回路
1から出力されるキーオン信号KONを受けてエンベロ
ープ波形発生器9から出力されるエンベロープ波形信号
EVと互いに乗算され適宜の音量エンベロープが付与さ
れた後、D/Aコンバータ11によってこの楽音信号が
ディジタル信号からアナログ信号に変換され、サウンド
システム12から楽音として発音される。
この実施例によれば、波形メモリ6.7にそれぞれ記憶
されている2つの波形信号W1.W2をノートスケーリ
ングパラメータ信号NSPの値だけ異なる位相の第1、
第2のアドレス信号でそれぞれ読出すため、第4図に示
すように、波形メモリ6と7からはノートスケーリング
パラメータ信号NSPの値に相当する分だけ位相が異な
る2つの波形信号W1とW2とが読出される。前記した
ように、ノートスケーリングパラメータメモリ3に記憶
されているノートスケーリングパラメータ信号NSPの
6値は各音高に対応する値であるから、波形信号Wtと
W2の位相差Pも音高に対応した値となる。第2図に示
した例によればノートスケーリングパラメータ信号NS
Pの値は低音高では大きな値であり、高音高では小さな
値となっている。従ってこの場合には、波形信号Wlと
W2の位相差Pは低音高では大きな値となり、高音高で
は小さな値となる。
このように押下鍵の音高(発生すべき楽音の音高)に対
応して所定の位相差を有する2つの波形信号W1とW2
とが互いに加算されて楽音信号が形成されるので、押下
鍵の音高によって波形々状が変化する楽音信号が形成さ
れることになる。従って、この実施例によれば、音高に
応じて音色が変化する楽音を容易に発生することができ
る。
なお1以上の説明では、波形メモリに2つの波形を記憶
し、これら波形信号を合成して楽音信号を形成する場合
について説明したが、この発明はこれに限定されるもの
ではなく、波形メモリに記憶する波形の数を更に増やし
てもよい。
更に、第1のアドレス信号(累算値qF)とノートスケ
ーリングパラメータ信号NSPとを加算して第2のアド
レス信号を形成したが、これに限定されるものではない
0例えば、第1のアドレス信号からノートスケーリング
パラメータ信号NSPを減算して第2のアドレス信号を
形成する、 ようにしてもよい、また、ノートスケーリ
ングパラメータメモリ3に各音高毎に異なる値のノート
スケーリングパラメータ信号NSPが記憶されている例
を説明したが、これに代えて、例えば各音域毎に異なる
値のノートスケーリングパラメータ信号NSPを記憶さ
せてもよい。
(発明の効果) この発明によれば、発生すべき楽音の音高または音域に
対応して所定の位相差を有する複数の波形信号を合成し
て楽音信号を形成しているので、音高または音域に応じ
て音色が変化する楽音信号を形成できるから、自然楽器
のように音高または音域毎に異なる音色の楽音を発生す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すブロー2り線図、第
2図は第1図に示した実施例におけるノートスケーリン
グパラメータメモリに記憶されているノートスケーリン
グパラメータ信号の一例を示す波形図、第3図(A)、
CB)はそれぞれ第1に示した実施例における波形メモ
リに記憶されている波形の例を示す波形図、第4図は第
1図に示した実施例において2つの波形メモリから出力
される波形信号の一例を示す波形図である。 l・・・鍵盤回路      2・・・周波数情報メモ
リ3・・・ノートスケーリングパラメータメモリ4・・
・累算器       5・・・加算器6.7・・・波
形メモリ   8・・・加算器特許出願人  日本楽器
製造株式会社 特許出願代理人  弁理士 菅原一部 第2図 第3図 (A)     (B) 第4図 ←−−→        −ラ片闇 l P 。 手わυ硼4j正書 昭和60年9月27日 !、事件の表示 特願昭60−194274号 2、発明の名称 楽音発生装置 3、補正する者 事件との関係   特許出願人 住所 静岡県浜松市中沢町10番1号 名称 (407)日本楽器製造株式会社郵便番号145
  雪723−45935、補正の対象 明細書(全文) 6、補正の内容 明All1書(全文)・・・別紙の通り。 明細書(全文補正) 1、発明の名称 楽音発生装置 2、特許請求の範囲 発生すべき楽音の音高を指定する音高指定手段と、 上記の音高指定手段で指定された音高に対応して順次変
化する第1の7ドレス信号を発生するアドレス信号発生
手段と、 上記の音高指定手段で指定された音高またはその音高の
属する音域に対応したパラメータ信号を発生するパラメ
ータ信号発生手段と、 上記の第1のアドレス信号とパラメータ信号とを演算し
て少くとも1つの第2のアドレス信号を出力する演算手
段と、 互いに異る少くとも2つの第1および第2の波形に関す
る波形信号を記憶し、上記の第1および第2のアドレス
信号によって読出される波形記憶手段と。 上記の波形記憶手段から読出された各波形信号を合成す
る合成手段と を具え、上記の合成手段の出力に基ずき楽音を発生する
ようにルだ楽音発生装置。 3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) この発明は楽音発生装置に関するものであり、更に詳し
くはあらかじめ波形メモリに記憶されている楽音波形を
読出して楽音を発生する、いわゆる波形メモリ読出し方
式の楽音発生装置に関するものである。 (従来の技術) 従来の波形メモリ読出し方式の楽音発生装置としては、
例えば特公昭50−33842号公報に示された発明が
ある。即ち、所望の楽音波形(音源波形)を記憶してい
る波形メモリを発生すべき楽音の音高(押下鍵の音高)
に対応する読出しアドレス信号で読出し、この読出した
楽音波形を楽音信号として楽音を発生するものである。 (発明が解決しようとする問題点) ところで1周知のように、自然楽器の音は、その音高(
または音域)によって多少異なる音色になっている。し
かしながら、上記した従来の波形メモリ読出し方式の楽
音発生装置では、波形メモリに記憶する楽音波形の形状
を一度定めてしまうと、発生される楽音(楽音信号)は
この設定波形に対応した音色に固定され、音色を容易に
変更することができないので、自然楽器のように各音高
(音域)毎に異なる音色の楽音を発生することが困難で
ある。あえて各音高(音域)毎に異なる音色の楽音を発
生させるためには、各音高(音域)毎に異なる楽音波形
を記憶した波形メモリを設けねばならず、システムとし
て膨大なものとならざるを得ない。 そこで、この発明は、波形メモリ読出し方式の楽音発生
装置において、音高(または音域)毎に異なる音色の楽
音を容易に発生できるようにすることを目的するもので
ある。 (問題点を解決するための手段とその作用この発明にお
いては、発生すべき楽音の音高を指定する音高指定手段
と、この音高指定手段で指定された音高に対応して順次
変化する第1のアドレス信号を発生するアドレス信号発
生手段と、上記の音高指定手段で指定された音高または
その音高の属する音域に対応したパラメータ信号を発生
するパラメータ信号発生手段と、上記の第1のアドレス
信号とパラメータ信号とを演算して少くとも1つの第2
のアドレス信号を出力する演算手段と、互いに異る少く
とも2つの第1および第2の波形に関する波形信号を記
憶し、上記の第1および第2のアドレス信号によってa
出される波形記憶手段と、この波形記憶手段から読出さ
れた各波形信号を合成する合成手段とが設けられる。 第1のアドレス信号と第2のアドレス信号とはパラメー
タ信号〈対応した所定の位相差を有するので、波形記憶
手段から出力される各波形信号も所定の位相差を有すφ
ものとなる。この場合、パラメータ信号が発生すべき楽
音の音高または音域に対応して変化することにより、上
記の各波形信号の位相差も楽音の音高または音域に応じ
て変化することになる。従って、このような各波形信号
を合成することによって形成される楽音信号は、上記の
位相差の変化に従ってその波形形状(音色)が変化する
ことになり、この結果1発生される楽音(楽音信号)の
音色が該楽音の音高または音域に対応して変化する。 (実施例) この発明の一実施例を第1図に示す、第1図はこの発明
による楽音発生装置を電子楽器に適用した場合の実施例
を示すもので、音高指定手段である鍵盤回路lの各出力
線は、一方において周波数情報メモリ2の入力側にそれ
ぞれ接続されており、他方においてノートスケーリング
パラメータメモリ3の入力側にそれぞれ接続されている
。また、鍵盤回路lはある鍵が押下されたことを示すキ
ーオン信号KONを出力するように構成されており、そ
の出力端子Kがエンベロープ波形発生器9の入力側に接
続されている0周波数情報メモリ2の出力側は累算器4
の入力側に接続されており、この累算器4の累算指令端
子にはクロックパルスφが入力されている。ここで1周
波数情報メモリ2と累算器4とでアドレス信号発生手段
を構成する。 累算器4の出力側は波形記憶手段である
波形メモリ6の7ドレス入力側に接続されるとともに、
加算器5の第1の入力端子Aに接続されている。 パラメータ信号発生手段であるノートスケーリングパラ
メータメモリ3の出力側は加算器5の第2の入力端子B
に接続され、加算器5の出力側はやはり波形記憶手段で
ある波形メモリ7のアドレス入力側に接続されている。 波形メモリ6および7の出力側はそれぞれ加算器8の第
1の入力端子Aおよび第2の入力端子Bに接続されてい
る。 ここで、加算器5は演算手段を、加算器8は合成手段を
、それぞれ構成している。 加算器8の出力側は乗算器lOの第1の入力端子Aに接
続されており1乗算器lOの第2の入力端子Bにはエン
ベロープ波形発生器9の出力側が接続されている0乗算
器lOの出力側はディジタル・アナログコンバータ(以
下rD/Aコンバータ」と略記する)11の入力側に接
続されてお!J、D/Aコンバータ11の出力側はアン
プやスピーカなどから成るサウンドシステム12の入力
側に接続されている。 ここで、l!盤回路lは、電子楽器の1191部である
鍵が押下されると、キーオン信号KONを出力するとと
もに、押下鍵に対応する1本の出力線に論理値“l”を
出力するように構成されている。 また、周波数情報メモリ2には6鍵の音高にそれぞれ対
応する値の周波数情報F(定数〕が記憶されている。ノ
ートスケーリングパラメータメモリ3には1例えば第2
図に示すような6鍵の音高に対応する値のノートスケー
リングパラメータ信号NSPが記憶されている。更に、
波形メモリ6には例えば第3図(^)に示すような波形
W1に関する波形信号が記憶され、波形メモリ7には例
えば第3図CB)に示すような波形W2に関する波形信
号が記憶されている。また、エンベロープ波形発生器9
はある鍵が押下されたことを示すキーオン信号KONを
受けて所定のエンベロープ波形信号EVを出力するよう
に構成されている。 以上の構成を有する電子楽器の動作について次に説明す
る。 m111部においである鍵が押下されると、 1lII
!回路lからキーオン信号KONが出力されるとともに
、鍵盤回路lの押下鍵に対応した1本の出力線に論理値
“1”が出力される。従って1周波数情報メモリ2から
押下鍵の音高(発生すべき楽音の音高)に対応する値の
周波数情報Fが読出され、更にノートスケーリングパラ
メータメモリ3から押下鍵の音高(発生すべき楽音の音
高)に対応したノートスケーリングパラメータ信号NS
Fが読出される0周波数情報メモリ2から読出された周
波数情報Fは累算器4においてクロックパルスφのタイ
ミングで順次累算され、その累算値qF (q=1.2
.3.)・・・が第1のアドレス信号として波形メモリ
6のアドレス入力側と加算器5の第1の入力端子Aにそ
れぞれ入力される。ここで、累算器4は累算値qFがそ
の最大累算値(モジュロ)に達した場合、周波数情報F
の累算を再び最初からくり返して行うように構成されて
いる。 また、ノートスケーリングパラメータメモリ3から読出
されたノートスケーリングパラメータ信号NSPは加算
器5の第2の入力端子Bに入力される。従って、加算器
5は累算器4から出力される累算値qF(第1のアドレ
ス信号)とノートスケーリングパラメータ信号NSPと
を加算し、その加算値(qF+N5P)を第2のアドレ
ス信号として波形メモリ7へ出力する。 以上の説明から明らかなように、波形メモリ7に入力さ
れる第2のアドレス信号(qF4−NSP)は、波形メ
モリ6に入力される第1のアドレス信号(qF)と比較
してノートスケーリングパラメータ信号NSFの値だけ
位相が進んだものとなる。このため、第4図に示すよう
に、波形メモリ6から出力される波形信号Wlと波形メ
モリ7から出力される波形信号W2とは、互いにノート
スケーリングパラメータ信号NSPによって定められる
所定の位相差Pを有している。これら2つの波形信号W
lとW2とは加算器8において加算され、楽音信号(W
t+W2)が形成される。その後、この楽音信号は乗算
器10の第1の入力端子Aに入力され、ここで鍵盤回路
lから出力されるキーオン信号KONを受けてエンベロ
ープ波形発生器9から出力されるエンベロープ波形信号
EVと互いに乗算され適宜の音量エンベロープが付与さ
れた後、D/Aコンバータ11によってこの楽音信号が
ディジタル信号からアナログ信号に変換され、サウンド
システム12から楽音として発音される。 この実施例によれば、波形メモリ6.7にそれぞれ記憶
されている2つの波形信号W1.W2をノートスケーリ
ングパラメータ信号NSPの値だけ異なる位相の第1.
第2のアドレス信号でそれぞれ読出すため、第4図に示
すように、波形メモリ6と7からはノートスケーリング
パラメータ信号NSPの値に相当する分だけ位相が異な
る2つの波形信号W1とW2とが読出される。前記した
ように、ノートスケーリングパラメータメモリ3に記憶
されているノートスケーリングパラメータ信号NSPの
6値は各音高に対応する値であるから、波形信号W1と
W2の位相差Pも音高に対応した値となる。第2図に示
した例によればノートスケーリングパラメータ信号NS
Fの値は低音高では大きな値であり、高音高では小さな
値となっている。従ってこの場合には、波形信号Wlと
W2の位相差Pは低音高では大きな値となり、高音高で
は小さな値となる。 このように押下鍵の音高(発生すべき楽音の音高)に対
応して所定の位相差を有する2つの波形信号WlとW2
とが互いに加算されて楽音信号が形成されるので、押下
鍵の音高によって波形々状が変化する楽音信号が形成さ
れることになる。従って、この実施例によれば、音高に
応じて音色が変化する楽音を容易に発生することができ
る。 なお、以上の説明では、波形メモリに2つの波形を記憶
し、これら波形信号を合成して楽音信号を形成する場合
について説明したが、この発明はこれに限定されるもの
ではなく、波形メモリに記憶する波形の数を更に増やし
てもよい。 更に、第1のアドレス信号(累算値qF)とノートスケ
ーリングパラメータ信号NSPとを加算して第2のアド
レス信号を形成したが、これに限定されるものではない
0例えば、第1のアドレス信号からノートスケーリング
パラメータ信号NSPを減算して第2のアドレス信号を
形成するようにしてもよい、また、ノートスケーリング
パラメータメモリ3に各音高毎に異なる値のノートスケ
ーリングパラメータ信号NSPが記憶されている例を説
明したが、これに代えて1例えば各音域毎に異なる値の
ノートスケーリングパラメータ信号NSPを記憶させて
もよい。 (発明の効果) この発明によれば1発生すべき楽音の音高または音域に
対応して所定の位相差を有する複数の波形信号を合成し
て楽音信号を形成しているので。 音高または音域に応じて音色が変化する楽音信号を形成
できるから、自然楽器のように音高または音域毎に異な
る音色の楽音を発生することができ4、図面の簡単な説
明 第1図はこの発明の一実施例を示すブロック線図、第2
図は第1図に示した実施例におけるノートスケーリング
パラメータメモリに記憶されている/−トスケーリング
パテメータ信号の一例を示す波形図、第3図(A)、C
B)はそれぞれ第1図に示した実施例における波形メモ
リに記憶されている波形の例を示す波形図、第4図は第
1図に示した実施例において2つの波形メモリから出力
される波形信号の一例を示す波形図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 発生すべき楽音の音高を指定する音高指定手段と、 上記の音高指定手段で指定された音高に対応して順次変
    化する第1のアドレス信号を発生するアドレス信号発生
    手段と、 上記の音高指定手段で指定された音高またはその音高の
    属する音域に対応したパラメータ信号を発生するパラメ
    ータ信号発生手段と、 上記の第1のアドレス信号とパラメータ信号とを演算し
    て少くとも1つの第2のアドレス信号を出力する演算手
    段と、 互いに異る少くとも2つの第1および第2の波形に関す
    る波形信号を記憶し、上記の第1および第2のアドレス
    信号によって読出される波形記憶手段と、 上記の波形記憶手段から読出された各波形信号を合成す
    る合成手段と を具え、上記の合成手段の出力に基ずき楽音を発生する
    ようにした楽音発生装置。
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