JPS6110076A - キヤスタブル耐火物 - Google Patents
キヤスタブル耐火物Info
- Publication number
- JPS6110076A JPS6110076A JP12989284A JP12989284A JPS6110076A JP S6110076 A JPS6110076 A JP S6110076A JP 12989284 A JP12989284 A JP 12989284A JP 12989284 A JP12989284 A JP 12989284A JP S6110076 A JPS6110076 A JP S6110076A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- refractory
- parts
- alumina cement
- amine silicate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Ceramic Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
皮1」JL五月」υし
本発明は、高強度を有しかつ取り扱いが容易なキャスタ
ブル耐火物に関する。
ブル耐火物に関する。
来の び
結合剤としてアルミナセメントとシリカフラワーとを併
用する高強度キャスタブル耐火物は公知である(特開昭
57−172181号公報)。この耐火物は、アルミナ
セメントとシリカフラワーとの水熱反応による硬化及び
シリカフラワーの凝集力により高強度を発現する。しか
し、この耐火物で使用するシリカフラワーは、Fθ−8
il[造時の副産物として得られるものであり、入荷ロ
ットによって不純物の量が変化し、かつ純度そのものも
約90%と低い。このため、シリカフラワーを大量に使
用すると耐火性の低下をもたらし、かつ水と混練した耐
火物の流動性や硬化時間にばらつきを生じる。
用する高強度キャスタブル耐火物は公知である(特開昭
57−172181号公報)。この耐火物は、アルミナ
セメントとシリカフラワーとの水熱反応による硬化及び
シリカフラワーの凝集力により高強度を発現する。しか
し、この耐火物で使用するシリカフラワーは、Fθ−8
il[造時の副産物として得られるものであり、入荷ロ
ットによって不純物の量が変化し、かつ純度そのものも
約90%と低い。このため、シリカフラワーを大量に使
用すると耐火性の低下をもたらし、かつ水と混練した耐
火物の流動性や硬化時間にばらつきを生じる。
また、シリカフラワーの代りにシリカゾルを使用する高
強度耐火物も知られている(特11111154−18
820号公報)。しかしシリカゾルはpHの変動に非常
に敏感であり、アルミナセメントとの併用あるいはその
他の電解質の存在下においては、混線中に凝結を始める
などの現象が見られ非常にとり扱い難い。
強度耐火物も知られている(特11111154−18
820号公報)。しかしシリカゾルはpHの変動に非常
に敏感であり、アルミナセメントとの併用あるいはその
他の電解質の存在下においては、混線中に凝結を始める
などの現象が見られ非常にとり扱い難い。
を するための
本発明者は、このような現状に鑑みて種々研究を重ねた
結果、アルミナセメントとアミンシリケ−トとを結合剤
として併用することにより、前記のような欠点を生じる
ことなく、高強度を有するキャスタブル耐火物が得られ
ることを見出し、ここに本発明を完成した。
結果、アルミナセメントとアミンシリケ−トとを結合剤
として併用することにより、前記のような欠点を生じる
ことなく、高強度を有するキャスタブル耐火物が得られ
ることを見出し、ここに本発明を完成した。
即ち、本発明は、アルミナセメント2〜10重量%を含
有する耐火物配合物100重量部とアミンシリケート0
.25〜2重量部とからなることを特徴とするキャスタ
ブル耐火物、並びにアルミナセメント2〜10重量%及
びシリカフラワー0.5〜10重量%を含有する耐火物
配合物100重山部とアミンシリケート0.25〜2重
量部とからなることを特徴とするキャスタブル耐火物に
係るものである。
有する耐火物配合物100重量部とアミンシリケート0
.25〜2重量部とからなることを特徴とするキャスタ
ブル耐火物、並びにアルミナセメント2〜10重量%及
びシリカフラワー0.5〜10重量%を含有する耐火物
配合物100重山部とアミンシリケート0.25〜2重
量部とからなることを特徴とするキャスタブル耐火物に
係るものである。
本発明に於いて耐火物配合物とは、耐火骨材及びアルミ
ナセメントあるいは更にシリカフラワーからなるもので
ある。耐火骨材としては、通常のキャスタブル耐火物に
使用する耐火骨材から目的に応じて適宜選択でき、例え
ばアルミナ、ボーキサイト、ムライト、シャモット、ろ
う石、珪石、ジルコン、ジルコニアなどが挙げられ、そ
の他マグネシア、クロム鉄鉱などの塩基性材料も使用で
きる。
ナセメントあるいは更にシリカフラワーからなるもので
ある。耐火骨材としては、通常のキャスタブル耐火物に
使用する耐火骨材から目的に応じて適宜選択でき、例え
ばアルミナ、ボーキサイト、ムライト、シャモット、ろ
う石、珪石、ジルコン、ジルコニアなどが挙げられ、そ
の他マグネシア、クロム鉄鉱などの塩基性材料も使用で
きる。
本発明に於いて結合剤として使用するアルミナセメント
は、特に制限はなく、通常市販されているスーパー級(
Ad2es 80%、CaO18%)ハイアルミナ級
(A9203 73%、CaO25%)、1号2号セ
メント (A+’203 63〜52%、CaO35〜45%)
などが使用できる。アルミナセメントの使用量は、耐火
物配合物中2〜10重量%の範囲が適当である。2重量
%未満では硬化が遅く、強度の発現も不充分であり、1
0重量%を越えると、耐火性の低下、容積安定性の低下
があり、また急熱した場合に爆裂の危険性がある。
は、特に制限はなく、通常市販されているスーパー級(
Ad2es 80%、CaO18%)ハイアルミナ級
(A9203 73%、CaO25%)、1号2号セ
メント (A+’203 63〜52%、CaO35〜45%)
などが使用できる。アルミナセメントの使用量は、耐火
物配合物中2〜10重量%の範囲が適当である。2重量
%未満では硬化が遅く、強度の発現も不充分であり、1
0重量%を越えると、耐火性の低下、容積安定性の低下
があり、また急熱した場合に爆裂の危険性がある。
本発明では、シリカフラワーを添加することにより、強
度及び流動性が更に一層改善される。シリカフラワーの
添加量は、耐火物配合物中0.5〜10重量%程度であ
り、好ましくは1〜7重量%程度である。シリカフラワ
ーの添加量が10重量%を越えると耐火性の低下、キャ
スタブルの収縮の増大が見られ不適当である。
度及び流動性が更に一層改善される。シリカフラワーの
添加量は、耐火物配合物中0.5〜10重量%程度であ
り、好ましくは1〜7重量%程度である。シリカフラワ
ーの添加量が10重量%を越えると耐火性の低下、キャ
スタブルの収縮の増大が見られ不適当である。
本発明で使用するアミンシリケートとは、コロイドケイ
mNa 0 ・3St 02 ・3H20のNaを中性
のアルキル基を有するアミン NHa Cn H2nにより置換したものである。この
アミンシリケートは、pH変動に対して安定なため、キ
ャスタブル耐火物を混練する場合に耐火物が急速に硬化
することなく取り扱いが容易である。本発明では、コロ
イドケイ酸とアミンとを反応させて得られる約35〜4
0%水溶液の形態のアミンシリケート(アミンシリケー
ト原液)を耐火物配合物100重量部に対してアミンシ
リケートとして0.25〜2重量部の割合で使用する。
mNa 0 ・3St 02 ・3H20のNaを中性
のアルキル基を有するアミン NHa Cn H2nにより置換したものである。この
アミンシリケートは、pH変動に対して安定なため、キ
ャスタブル耐火物を混練する場合に耐火物が急速に硬化
することなく取り扱いが容易である。本発明では、コロ
イドケイ酸とアミンとを反応させて得られる約35〜4
0%水溶液の形態のアミンシリケート(アミンシリケー
ト原液)を耐火物配合物100重量部に対してアミンシ
リケートとして0.25〜2重量部の割合で使用する。
アミンシリケートの添加量が0.25重量部より少ない
とキャスタブル耐火物の硬化が早く、かつ十分な強度が
得られず、2重量部を越えると硬化が非常に遅くなり、
また収縮が大きくなるため、耐火物としては不適当であ
る。アミンシリケート原液は、高粘性のため、通常は水
で希釈して使用することが望ましい。アミンシリケート
原液は、水と任意の割合で混合可能であり、通常アミン
シリケート原液の3〜10倍量の水を加えて混合し使用
する。
とキャスタブル耐火物の硬化が早く、かつ十分な強度が
得られず、2重量部を越えると硬化が非常に遅くなり、
また収縮が大きくなるため、耐火物としては不適当であ
る。アミンシリケート原液は、高粘性のため、通常は水
で希釈して使用することが望ましい。アミンシリケート
原液は、水と任意の割合で混合可能であり、通常アミン
シリケート原液の3〜10倍量の水を加えて混合し使用
する。
本発明キャスタブル耐火物は、施工に先立ち前記した耐
火物配合物にアミンシリケート希釈液を加え混練した後
、使用する。
火物配合物にアミンシリケート希釈液を加え混練した後
、使用する。
本発明では耐火骨材としてマグネシア、クロム鉄鉱など
の塩基性材料を使用する場合にはキャスタブル耐火物の
硬化が若干早くなるので、アルミナセメントは耐火物配
合物中2〜5重量%程度、アミンシリケートは耐火物配
合物100重量部に対して1〜2重量部程度とすること
が好ましい。
の塩基性材料を使用する場合にはキャスタブル耐火物の
硬化が若干早くなるので、アルミナセメントは耐火物配
合物中2〜5重量%程度、アミンシリケートは耐火物配
合物100重量部に対して1〜2重量部程度とすること
が好ましい。
また本発明では、界面活性剤、分散剤、湿潤剤などをア
ルミナセメントの自硬性を害さない範囲で添加すること
も可能である。
ルミナセメントの自硬性を害さない範囲で添加すること
も可能である。
11へ11
本発明キャスタブル耐火物は、高強度を有し、体積安定
性に優れた高耐火性耐火物である。更に、本発明耐火物
は、適度な硬化時間を有し、取り扱いが容易である。
性に優れた高耐火性耐火物である。更に、本発明耐火物
は、適度な硬化時間を有し、取り扱いが容易である。
LIIL
る
実施例1〜4
第1表に示す耐火物配合物を作り、アミンシリケート原
液に水を加えたアミンシリケート希釈液を添加し、1練
後、40X40X16011(7)金型に流し込み、室
温で1日間養生後、110’Cで24時間乾燥した。こ
れを900℃と1500℃C焼成し、その後第2表に示
す各物性値を測定した。線変化率はJ l5−R−25
54、気孔率はJ l5−R−2205、圧縮強さと曲
げ強さはJ l5−R−2553に準じて測定した。
液に水を加えたアミンシリケート希釈液を添加し、1練
後、40X40X16011(7)金型に流し込み、室
温で1日間養生後、110’Cで24時間乾燥した。こ
れを900℃と1500℃C焼成し、その後第2表に示
す各物性値を測定した。線変化率はJ l5−R−25
54、気孔率はJ l5−R−2205、圧縮強さと曲
げ強さはJ l5−R−2553に準じて測定した。
第 1 表
注)(1) 耐火物配合物100重量部に対する重量部
(2) アミンシリケート原液中の水と添加した水の合
計量(耐大物配合物100重量部に対する重量部) 第 2 表 比較例1〜4 第3表に示す組成の耐火物を実施例1〜4と同様にして
作り、各物性値を測定した。結果を第4表に示す。物性
値の測定方法は実施例1〜4と同様である。
(2) アミンシリケート原液中の水と添加した水の合
計量(耐大物配合物100重量部に対する重量部) 第 2 表 比較例1〜4 第3表に示す組成の耐火物を実施例1〜4と同様にして
作り、各物性値を測定した。結果を第4表に示す。物性
値の測定方法は実施例1〜4と同様である。
第 3 表
注) (1) 耐火物配合物100重量部に対する重量
部(2) アミンシリケート原液中の水と添加した水の
合計層(耐火物配合物1oO重量部に対する重量部) 第 4 表 第2表から、本発明耐火物は、適度の硬化時間及び高強
度を有し、かつ焼成した場合にも大きな収縮をしないこ
とが明らかである。これと比較して比較例1は、アルミ
ナセメントの使用量が少ないため、硬化時間が長く、か
つ強度が不足する。
部(2) アミンシリケート原液中の水と添加した水の
合計層(耐火物配合物1oO重量部に対する重量部) 第 4 表 第2表から、本発明耐火物は、適度の硬化時間及び高強
度を有し、かつ焼成した場合にも大きな収縮をしないこ
とが明らかである。これと比較して比較例1は、アルミ
ナセメントの使用量が少ないため、硬化時間が長く、か
つ強度が不足する。
比較例2は、アルミナセメントの使用量が多いため、硬
化時間が短かく、かつ焼成した場合に収縮する。比較例
3は、アミンシリケートの使用量が多いため、硬化時間
が長く、焼成した場合に収縮する。比較例4は、アミン
シリケートを使用しない場合であり、アルミナセメント
使用量が多いため高強度であるが、焼成した時に大きく
収縮し、体積安定性が悪い。
化時間が短かく、かつ焼成した場合に収縮する。比較例
3は、アミンシリケートの使用量が多いため、硬化時間
が長く、焼成した場合に収縮する。比較例4は、アミン
シリケートを使用しない場合であり、アルミナセメント
使用量が多いため高強度であるが、焼成した時に大きく
収縮し、体積安定性が悪い。
(以 上)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)アルミナセメント2〜10重量%を含有する耐火
物配合物100重量部とアミンシリケート0.25〜2
重量部とからなることを特徴とするキャスタブル耐火物
。 (2)アルミナセメント2〜10重量%及びシリカフラ
ワー0.5〜10重量%を含有する耐火物配合物100
重量部とアミンシリケート 0.25〜2重量部とからなることを特徴とするキャス
タブル耐火物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12989284A JPS6110076A (ja) | 1984-06-22 | 1984-06-22 | キヤスタブル耐火物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12989284A JPS6110076A (ja) | 1984-06-22 | 1984-06-22 | キヤスタブル耐火物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6110076A true JPS6110076A (ja) | 1986-01-17 |
JPH0131474B2 JPH0131474B2 (ja) | 1989-06-26 |
Family
ID=15020936
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12989284A Granted JPS6110076A (ja) | 1984-06-22 | 1984-06-22 | キヤスタブル耐火物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6110076A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6395167A (ja) * | 1986-10-13 | 1988-04-26 | 川崎炉材株式会社 | キヤスタブル耐火物 |
-
1984
- 1984-06-22 JP JP12989284A patent/JPS6110076A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6395167A (ja) * | 1986-10-13 | 1988-04-26 | 川崎炉材株式会社 | キヤスタブル耐火物 |
JPH0788260B2 (ja) * | 1986-10-13 | 1995-09-27 | 川崎炉材株式会社 | キヤスタブル耐火物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0131474B2 (ja) | 1989-06-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |