[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JPS6110594A - ホスフイノ‐炭化水素‐金、銀または銅錯体含有腫瘍細胞成長抑制医薬組成物 - Google Patents

ホスフイノ‐炭化水素‐金、銀または銅錯体含有腫瘍細胞成長抑制医薬組成物

Info

Publication number
JPS6110594A
JPS6110594A JP12136185A JP12136185A JPS6110594A JP S6110594 A JPS6110594 A JP S6110594A JP 12136185 A JP12136185 A JP 12136185A JP 12136185 A JP12136185 A JP 12136185A JP S6110594 A JPS6110594 A JP S6110594A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phenyl
bis
same
formula
chloro
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12136185A
Other languages
English (en)
Inventor
スーザン・ジエイン・バーナーズ‐プライス
ランダル・ケイス・ジヨンソン
クリストフアー・ケビン・ミラベリ
ピーター・ジヨン・サドラー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SmithKline Beecham Corp
Original Assignee
SmithKline Beecham Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SmithKline Beecham Corp filed Critical SmithKline Beecham Corp
Publication of JPS6110594A publication Critical patent/JPS6110594A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、腫瘍細胞成長抑制活性を有する新規なビス〔
ビス(ジフェニルホスフィノ)炭化71〕−、ビス〔ビ
ス(ジエチルホスフィン)炭化水Xl−、ビス〔(ジフ
ェニルホスフィノ−ジエチルホスフィノ)炭化水素〕金
(I)、銀(I)または銅(I)錯体あるいはトリス〔
ビス(ジフェニルホスフィノ)エタン〕二銅(I)誘導
体および該錯体の腫瘍細胞成長抑制量を含有する新規な
医薬組成物ならひに腫瘍細胞に罹病した宿主動物船こ前
記錯体の腫瘍細胞成長抑制量を投与することにより、前
記錯体に感受性の腫瘍細胞を処置する方法に関する。
発明の背景 以下にさらに詳しく記載するように、該活性成分はin
 vitro  で、例えば、B16メラ/−7細胞の
ような哺乳類の細胞に対し細胞毒性であり、in vi
vo テ、例えば、マウスのP388白血病およびM5
076細網細胞肉腫のような動物腫瘍細胞に対して抗腫
瘍性がある。
デネス、インオーガニック・ケミストリー(Dines
、 In’org、Chem、 ) 11 (12)、
  2949〜52 (1972)  は、ビス〔1,
2−ビス(ジフェニルホスフィノ)エタン)銅(I))
IJフルオロアセテートを開示している。カリアチら、
インオルガニ力・ヒミカ・アクタ(Cariati e
t al 、。
Inorg、 Chim、 Acta )去(21,3
15〜18 (1967)  は、ビス〔1,2−ビス
(ジフェニルホスフィン)エタン〕金(I)クロライド
を開示している。バテスら、インオルガニ力・ヒミカ・
アクタ(Ba5tes et al+、 Inorg−
Chim、八cta)8](2)、151〜ts6(1
984)は、ビス〔1,2・−ビス(ジフェニルホスフ
ィノ)エタン〕金(I)クロライドの結晶と分子構造を
開示している。サドラーら、ジャーナル・オブ・ケミカ
ル・ソサイエテイ・ダルトン・トランスアクションズ(
5adler et al、、 J、Chem、Soc
、DaltonTrans、)969〜974 (19
84)は、アセトン溶媒和したビス[1,2−ビス(ジ
フェニルホスフィノ)エタン〕金(I)ヘキサフルオロ
アンチモネートのX線結晶構造を開示している。カリア
チら、ヒミー・工・イダストリエ(ミラノ)(Chim
、  Ind、(Milan ) ) 52 (10)
、 995〜998(1970)は、ビス〔1,2−ビ
ス(ジフェニルホスフィノ)エタン〕金(I)チオシア
ネートを開示している。ターンら、ヘミカー・ツアイツ
ング(Kuhn et a11Chemiker+ −
Zeitung )  1Q5(3) 、 87〜88
 (1981)は、ビス〔1,2−ビス(ジフェニルホ
スフィノ)エタン〕銀(I)メタンスルホネートを開示
している。カーチーら、カナディアン・ジャーナル・オ
ブ・ケミストリー(Carty et al−= Ca
n、J、 Chem、 ) 49 、751〜766 
(1971)は、ビス〔1,2−ビス(ジフェニルホス
フィノ)エタン[al(I)=トレードを開示している
。レオニら、ジャーナル・オブ・ケミカル・ソサイエテ
イ・ケミカル・コミュニケーショ7ズ(Leoni e
t at、、 J、C,S、 Chem。
Comm、)s、240〜241 (1983)は、ビ
ス(1,2−ビス(ジフェニルホスフィノ)エタン〕銅
(I)二〔銅(メジデル)〕を開示している。
マーシックら、ジャーナル・オブ・インオーガニック・
ニュークレイツク・ケミストリー(MarsichCt
 allJ、Inorg、Nucl、Chem、)34
 (3) +933〜946 (1972)は、ジクロ
ロトリス−[1,2−ビス(ジフェニルホスフィノ)エ
タン]二M(I)−ビス−クロロホルム、およびそのブ
ロモおよびヨード類似体を開示している。アルバノ、ジ
ャーナル・オブ・ケミカル・ソサイエテイ〜・9”ルJ
−ン・トランスアクションズ(Albano。
J、Chem、5oc1 Dalton  丁rans
 )1938〜43(1972)  は、ジクロロトリ
ス−[1,2−ビス(ジフェニルホスフィノ)エタン]
二銅(I)ビス−アセトンを開示している。エドワーズ
ら、ジャーナル・オブ・ケミカル・ンサイエテイー・ダ
ルトン・トランスアクションズ(Edwards et
al、。
J、 Chem、 Sac、Dalton Trans
 )  637〜43 (1975)は、ビス(アセタ
ト)トリス〔1゜2−ビス(ジフェニルホスフィノ)エ
タン〕二銅(I)を開示している。カーティーら、カナ
ディアン・ジャーナル・オブ・ケミストリ=(Cart
yet  al 1 Can、  J、  Chem、
  )  49  (5)、  761 〜766 (
1971)は、ビスにトラト)トリス〔1゜2−ビス(
ジフェニルホスフィノ)エタン〕二銅(I)を開示して
いる。ストラックら、ジャーナル・オブ・メデイシナル
・ケミストリーC5trucketal、、 J、Me
d、 Chem、 ) 9 、414〜416(196
6)  は、本発明の医薬組成物および治療法の活性成
分のいくつかを製造するための出発物質として使用する
1、2−ビス(ジフェニルホスフィノ)エタンについて
の細胞毒性を開示しでいる。
しかし、前記参考文献のいずれも、本発明の医薬組成物
または治療法を開示や示唆するものではない。
発明の概要 本発明は式: 〔式中 R2とに3は同一で、フエニ/lz、エチルま
たはモノ置換フェニル(置換基はハロゲン)またはR3
がフェニルのとき、′R2はエチル;A1は同一で、(
CH2)nまたはシス−CH=CH:nは2または3;
Xlはハロ、ニトラトまたはPF6:  MlはAu(
I)、Ag(I)またはCu (I);ただし、Mlが
Cu(I)、R2およびR3が同一で、フェニル、A1
が(CH2)2の場合、Xlはハロゲン以外またはニト
ラト以外の基:k およびR3が同一でモノ置換フェニ
ルの場合、MlはCu(I)以外の基;R2およびに3
が同一でエチル、A が(CH2)2、MlがAu(I
)の場合、xlはハロゲン以外の基;R2およびR3が
同一で、フェニル、A が(CH2)2、MlがAu(
I)の場合、Xlはクロロ以外の基を意味する〕で示さ
れる化合物に関する。
本発明は、また、腫瘍細胞成長抑制有効量の式:%式%
() 〔式中、Rおよびに1は同一で、フェニル、エチルまた
はモノ置換フェニル(置換基はハロゲン)またはRがフ
ェニルのとき、R”はエチル:Aは同一で、(CH2)
nまたはシス−CH−CH;nは2または3;xはハロ
、ニトラトまたはP F 6;  MはAu(I)、 
Ag(I)またはCu(I);ただし、MがCu(I)
、Rおよびに′が同一でフェニル、Aが(CH2) 2
の場合、Xはハロゲン以外の基;RおよびR′が同一で
モノ置換フェニルの場合、MはCu(I)以外の基;R
およびR′ が同一で、エチル、Aが(CH2)2、M
がAu(I)の場合、Xはハロゲン以外の基を意味する
〕 で示される化合物または式: 〔式中、Wは同一でフェニル、Xは同一でハロゲンまた
はニトラトを意味する」 で示される化合物および不活性な医薬上許容される担体
または希釈剤からなる該活性成分番こ感受性の動物腫瘍
細胞の成長抑制に有用な医薬組成物に関する。
本発明は、また、腫瘍細胞1こ罹病した動物・\式[I
)もしくは式[11〕の化合物の腫瘍細胞成長抑制有効
量を投与することからなる式〔■〕または〔頂の化合物
に感受性の動物腫瘍細胞の成長を抑制する方法に関する
発明の詳説 明らかなごとく、式(IA3の化合物は全て式し■〕の
範囲に包含される。
式CI、]および式(IIJの化合物は全て公知の方法
により製造できる。
特に断らない限り、式CI、]および式〔■〕の化合物
を製造するのをこ必要な全ての出発物質は商業的に入手
できる。
一般に、Xがクロロ、Rとに′が同一で、フェニルまた
はエチル、またはに′がフェニルのとき、Rがエチルの
式〔工〕の全錯体を製造するためには、出発物質は、式
: 〔式中、Aは前記と同じ、MはAu (I) 、R”’
は同一でフェニルまたはエチルあるいはに#がフェニル
のとき、R”がエチルを意味する〕で示される、対応す
る〔α、ω−ビス(ジフェニルホスフィノまたはジエチ
ルホスフィノ)または(ジエチルホスフィノ−ジフェニ
ルホスフィノ)炭化水素〕ビス〔クロ口金(1)〕錯体
である8式(III)の全錯体を、式(Iv)の適当な
ビス(α、ω−ジフェニルホスフィノまたはジエチルホ
スフィノ)または(ジエチルホスフィノジフェニルホス
フィノ)炭化水素化合物と反応させる。
(R11)2+ p  A  P  (R1//迎  
[fV)〔式中、A、 R“およびに″′は前記と同じ
である〕例えば、式(ffl〕の固体金属錯体を、式(
IV)の炭化水素化合物のアセトンのような不活性有機
溶媒溶液へ加え、その混合物を1−2時間、室温Iこ維
持する。
式CI[IJの全錯体は、式CIV3の炭化水素化合物
1モル当量と、チオジグリコールで処理して得られる塩
化金(III)散水化物の還元体2モル当量とを反応さ
せることにより製造される。必要な式[IVJの化合物
は商業的に入手できる(例えば米国、マサツセツツ州、
デンバー、ストレム・ケミカルス・インコーホレイテッ
ド(Strem Chemi cal s 。
InclDanvers、Massachusetts
 )  から。
別法として、Xがクロロ、kとに′が同一(’7エ二ル
またはエチルまたはに′がフェニルのとき、kがエチル
である式CI〕の全錯体は、式(IV、]の炭化水素化
合物2モル当量を、チオジグリコール処理で得られる塩
化金(M)散水化物の還元体1モル当量と反応させるこ
とにより直接製造される。
Xがクロロ、Rとに′が同一でモノハロ置換フェニルで
ある式CI)の全錯体を製造するための出発物質は、式
[VJで示される対応する(α、ω−ビス〔ヒス(モノ
ハロ置換フェニル)ホスフィ/〕炭化水素−ビス〔クロ
口金(I)〕錯体である。
〔式中、Aは前記と同じ、MはAu(1:)、Bはハロ
ゲンである。〕 式〔v〕の全錯体を式[VI)の適当なビス〔α、ω−
(ジモノハロ置換フェニルホスフィノ)炭化水素化合物
〔式中、AおよびBは前記と同じ〕と反応させる。
例えば、乾燥粉末状の式(VJの誘導体を、適当な式C
VI)の化合物のアセトンのような不活性有機溶媒溶液
へ加える。
式[VJの全錯体は、適当な式[VIJの化合物1モル
当量を、チオングリコール処理で得られる塩化金(II
)散水化物の還元体2モル当量と反応させることにより
製造する。
式[VI)の化合物は、適当なモノハロ置換フェニルマ
グネシウムブロマイドを、例えば、前記ストレム・ケミ
カルス・インコーホレーテッドから入手出来る、適当な
ビス(ジクロロホスフィ/)炭化水素配位子と反応させ
て製造する。必要なマグネシウムブロマイド化合物は、
公知の方法、例えば、適当なモノハロ置換フェニル化合
物をマグネシウムブロマイドと反応させることにより製
造できる。
式(I[Jの金(I)化合物を製造するため(こ利用出
来る別法は、マカンリフら、ジャーナル・オブ・ケミカ
ル・ソサイエテイ・ダルトン・トラノアクシ3フズ(M
cAnli[fe etallJ、 C,S、DaJt
on)1730(1979)の方法である。すなわち、
テトラクロロ金酸ナトリウムを適当な式[IV)または
式〔■〕の化合物と反応させる。
式[IJの金(I)化合物を製造するために利用できる
もう1つの別法は、カリアチら、インオルガニ力・ヒミ
カ・アクタ(Inorg、 Chim、 Acta )
1 (2)、315−18 (1967)の方法である
すなわち、1モルのテトラクロ口金酸のエタノール溶液
を適当な式CIVIまkは式[VI)の化合物2モルと
反応させる。
Xがニトラトである式CIJの全錯体を製造する1こは
、Xがクロロである対応する式CI)の生成物を、例え
ば、硝酸ナトリウムのアセトン溶液で処理する。Xがへ
キサスルオロホスフェートである式(ljの全錯体を製
造するには、Xがクロロである対応する生成物を、例え
ば、ヘキサフルオolJン酸ナトリウムの水溶液で処理
する。
Xがニトラト、Rとに′が同一でフェニルまたはエチル
、またはに′がフェニルのとき、kがエチルである式〔
■〕の銀錯体は、同様に、適当な式CIV)の化合物2
モル当量を1モル当量の硝酸銀とアセトンのような不活
性溶媒中室温で0.5〜1時間反応させて製造する。
Xがクロロ、kとに′が同一で、モノハロ置換フェニル
である式(Ijの銀錯体は、同様に、適当な、MがAg
 (I)の式〔■〕の化合物を適当な式[VI)の化合
物と反応させで製造する。
式〔■〕の銀錯体は適当な式(Vllの化合物を硝酸銀
(I)と反応させて製造する。
Xがクロロである式[I)の銀錯体を製造するには、X
がニトラトである対応する式Ci)の生成物を例えばア
セトン水溶液中塩化ナトリウムで処理する。Xがへキサ
フルオロホスフェートである式〔■〕の銀錯体を製造す
るには、Xがニトラトである対応する生成物を例えば水
中でへキサフルオロリン酸ナトリウムで処理する。
Xがクロロ、k(!:R′カ同一でフェニル、Aがシス
−CH= CHまたは(C■]2)3、またはkとに′
が同一でエチルまたはに′がフェニルのとき、Rがエチ
ル、Aは前記と同じである式CI)の銅錯塩は、同様に
、適当な式[IV)の化合物を0.5モル当量の塩化銅
(I)と反応させて製造する。
Xがクロロである式[11)の銅錯体は、塩化銅(I)
を、例えば、前記ストレム・ケミカルス・インコーホレ
ーテッドから入手出来る1、2−ビス(ジフェニルホス
フィン)エタンとクロロホルム中で反応させて製造され
る。
Xがニトラトである式(IJまたは式(I[Jの銅錯体
を製造するには、カーティら、カナディアン・ジャーナ
ル・オブ・ケミストリー(Carty et at、。
Can、J、Chem、 ) 49 、761−6 (
1971)0’)方法が使用できる。すなわち、適当な
式(IVJの化合物の過剰lを硝酸銅(n)と反応させ
る。
Xがへキサフルオロホスフェートである式(IJの銅錯
体を製造するには、Xがクロロである対応する生成物を
例えば水中でヘキサフルオロリン酸ナトリウムで処理す
る。
前記のごとく、本発明で用いる活性成分は、種々の試験
系で証明される腫瘍細胞成長抑制活性を有する。
B16メラノーマ細胞検定は、化合物に2時間接触させ
た後の、in vitroにおける該化合物の細胞のク
ローン原性能を抑制する能力を測定する。
初め番こ、つぎの方法に従って、式[1]と式(IIJ
の化合物の細胞毒性を、B1.6メラノーマ細胞を用い
てin vi+roで評価した。
B16メラノーマ(高次転位亜系、Flo)を使用し、
10%子ウシ血清および1%抗生物質を補足した最小必
須培地にューヨーク州、グランド・アイランド、グラン
ド・アイランド・バイオロジカル會カンパ= −(Gr
and l5land BiologicalCo、、
 Grand l5land、N、 Y、 )中、5%
C(12)雰囲気下、湿潤インキュベーター中、37℃
で、単層培養として維持した。細胞の非同調集団を採取
し、60mmX15Mの滅菌ペトリ平板に5000細胞
/平板で平板接種した。平板を一夜培養し、平板に細胞
を付着させた。細胞を無菌状態下式〔■〕 または式C
I[)の化合物またはシスプラチンで処理し、2時間作
用させた後、培地を吸引除去した。平板を一度、リン酸
塩緩衝生理食塩水(PBS)5mlで洗浄した後、新し
い培地5mlを加えた。平板を、C(12)インキュベ
ーター中、37℃で5日間培養した。50細胞以上のコ
ロニーを形成する細胞の能力で生育力を測定した。コロ
ニーを9′5%エタノール中、0.5%クリスタルバイ
オレットで固定させた。平板を乾燥し、ニュ ・グラン
ズウイツク・サイエンティフィック・カンパニーのバイ
オトラン■オートマチック・カウント・トータライザ−
〔Biotran III Automatic Co
untTotalizer (New Brunswi
ck  5cier+tificGo、、 Ediso
n、 N、 J、 ) 〕  で計数した。各薬剤濃度
について3連のサンプルの平均偏差および標準偏差を測
定した。薬剤濃度に対する生存関数(薬剤処理平板のコ
ロニー数/対照のコロニー数)の対数をプロットして、
データを分析した。 1nvitro B16  メラ
ノーマ検定における式[IJの数個化合物の評価を第1
表に示す。
表1表 注3 (a) : 2時間の接触で、B16メラノーマ
細胞のクローニング能力を50%抑制する濃度 さらに、別のin vitro検定において、第1表の
化合物番号1の化合物は、10μMレベル以下の濃度で
2時間接触させることにより、HT−29ヒト結腸痛細
胞を効果的に死滅させた。
P 3881Jンパ細胞白血病は近年、抗腫瘍剤のスク
リーニングおよび活性化合物の詳細な評価のための動物
腫瘍モデルに最も広く使用されている。
この腫瘍系は、事実L1全ての臨床上活性な抗新生物薬
に対して感受性があり、定量的で再現性があり、大規模
スクリーニングを行え、他の動物腫瘍モデルにおける活
性を予想出来るので抗腫瘍剤のスクリーニング材料とし
で広く受は入れられている。腹腔内接種(Ip) P 
38 sgt瘍モデモデルいて高活性の薬剤は一般的に
他の腫瘍モデルでも同様に活性である。式(I)および
式〔■〕の化合物の抗腫瘍活性をつぎの実験方法を用い
てP388白血病マウスモデルで示す。
P388白血病細胞106個をB6D2F  マウエ1 スの腹腔内に接種する。24時間後、接種物の細菌汚染
のないことが判明したら(チオグリコール酸塩ブロス中
、24時間培養して調べる。)、動物をランダムに6群
に分け、シューボックス・ケージに入れる。金属錯体を
最少量のN、N−ジメチルアセトアミド(DMA)また
は95%エタノールに溶かす(溶解度による)。当量の
生理食塩水を加え、溶液から薬剤が析出してくる場合は
、当面のタレモホール(Cremophor 、  ポ
リエトキシ化ヒマシ浦)を加え、所望の薬量が0.5 
m/で投与できるような濃度まで生理食塩水を加える。
DMA。
エタノールおよびタレモホールの最終濃度は10%であ
る。低薬量に希釈するには、生理食塩水を用いる。した
がって、薬量が減少するとビヒクル中の有機溶媒の比率
も減少する。これらのビヒクルは可溶性処方(または懸
濁液)を与える。処方剤は注射の直前に調製する。式(
IIおよび式[U3の化合物を腹腔内に1日目から5日
目まで投与する(すなわち、腫瘍接種後24時間して処
置を開始する)。各実験には、1群6匹のマウスからな
る3群を非処置対照群および2つの薬量レベルでのシス
プラチン投与陽性対照群として含む。1日目、5日目、
9日目に群ごとに体重を測定し、平均体重変化(△wt
 )を毒性の目安とする。各実験には・10 〜10 
 個のP388白血病細胞を腹腔内接種した8匹のマウ
スからなる接種物力価測定群も含む。力価測定は薬剤の
処理による細胞致死を計算するのに使用する。マウスの
死亡率を毎日調べ、45日後に実験を止める。終点は生
存期間中央値(MST)および非処理対照群に対するM
STの増加百分率である延命率(ILS)となる。P3
88白血病細胞106個を腹腔内接種した非処理対照群
は、一般に、中央値として、1゜または11日間生存す
る。ILSが25%以上ならば、その薬剤は活性がある
ものと考えられる。
第2表に、in vivo P 3138  白血病モ
テルテの式CI〕の化合物の評価の要約を示す。
注3(al:qDX5腹腔内投与した時の86D2Fマ
ウス(雌)の最大耐容薬量 (b) P 38 B 白血病腹腔内接様したマウスの
最大延命率 (C) 21の異なる実験に基くデータ(d)スラッシ
ュで分けた数値は、別々の実験でのデータを示す。
さらに、Xがクロロである式(II)の化合物を腹腔内
接種P388白血病モデルで二度試験した結果、MTD
2rq/kgのMTDてILS100%および115%
を示した。
第1表および第2表に示したデータから、式(IJと式
〔]〕の化合物は、顕著な細胞毒性および抗腫瘍活性を
有することがわかる。特に、kおよびに′カフェニル、
Aが(CH2)2、MがAu(I)およびXが(の式[
IJの化合物は、P388白血病マウス検定において、
ILSで臨床上有用な抗腫瘍剤であるシスプラチンに匹
敵する活性が確認された。
もう1つの化学的感受性腫瘍モデルはマウス腹腔内に接
種したM5076細網細胞肉腫である。
この86DzF系では、雌マウスにC57B1/6供与
体から約21日後に切除した保存皮下腫瘍から調製した
10%(W:v)M5076ブライ0.5dを接種する
。薬剤を腹腔内投与する。毎日の処置を接種24時間後
に開始し、10日間継続する。M5076の投与はP2
、5より長期にわたる。M5076腫瘍の場合、成長が
遅く、対照群の生存期間が長いためである。式〔I)お
よび式CIII  の化合物をこの検定で評価した。M
5076細網細胞肉腫検定における最大耐容薬量での式
CI〕の化合物数種の評価を第3表に示す。
25%以上のILSは、この腫瘍モデルで活性があるこ
とを示す。
田(a):構造は第2表参照 (b) : q D X 10腹腔内投与時のB6D2
Fマウス(雌〕の最大耐容薬量 (c) : M s O7e細網細胞肉腫を投与したマ
ウスの最大延命率(スラッシュで分けた数値は別々の実
験によるものである。つ さらに、Xがクロロである式[II ]  の化合物を
M5076細網細胞肉腫検定で試験し、1.6#v/に
′gのMIDでILS6Q%を示した。
式〔I〕および式〔■〕の化合物数種の細胞毒活性をi
nn v i v oでB16メラノーマ細胞を使って
評価した。この系では、8匹のB6D2F16D2F1
マウス7B1/6マウスから14〜21日で切除した保
存皮下腫瘍から調製したB16メラ/−7(7)10 
% (W : V ) フライ0.5mA”<腹腔内接
種した。毎日の処置を腫瘍接種24時間後に開始し、1
0日間継続する。薬剤は腹腔内投与する。
60日間、毎日マウスの生存を監視する。抗腫瘍活性は
、生存期間中央値の増加によって評価する。
25%以上のILSは、この腫瘍系で活性があることを
示す。
in  vivo腹腔内B16メラノーマ検定の結果の
要約を第4表に示す。
第4表 部(aX構造は第1表参照 (b):qox10腹腔内投与時のB6D2F1マウス
の最大耐容薬量 (c)B16メラノーマ腹腔内投与マウスの最大延命率
(スラッシュで分けた数値は、別々の実験によるもので
ある〕 さらに、Xかクロロである式CIIEの化合物を腹腔内
B16メラノーマ検定で試験したところ、MTDIη/
即でILS54%を示した。
第2表の化合物番号1を、さらにin  viv。
腫瘍モデルのD’NAバインダーおよびアルキル化剤に
感受性の腫瘍モデルである乳腺層16/Cて試験した。
この実験では、該腫瘍をC3Hマウスに皮下接種し、該
薬剤を間欠的な処置スケジュールで、すなわち、1日目
、5日目、133日目よび177日目一回ずつ、腹腔内
または静脈内投与した。接種後、3週間口番こ腫瘍の大
きさを測定し、腫瘍成長抑制の程度で活性の評価を行な
った。乳腺層16/Cの成長を、一般に、完全に抑制す
るシスプラチンを陽性対照として用いた。75%以上の
腫瘍成長抑制は、この型の動物腫瘍モデルにおいて薬剤
が活性であることを示す。本検定の結果を第5表に示す
同様に、第2表の1L合物酢け1の化合物を、さらに、
1nvivo  ml) J −P に 6形質細胞1
)It−C試験した11本検定では、腫瘍細胞を13 
A L、 n/Cマウス(雌って皮下 継代17℃担持
させ、約2J日目に無菌的に収集1−、ハンクス液中−
C細切する。該細胞を、ルーズ・フィツト・デフロン・
ガラスホモジナイザーで均一に分散させ、血球計数器で
細胞濃度を4へ106生育細胞(トリパンフルー排除)
/meに調整する。合計0.5 me (2Xl06細
胞〜)を8匹からなる群のIs A L B / (:
マウス(雌〕の右脇腹に皮下接種する。
1日目から100日目で腹腔内投与するか、または1日
目から5日目まで静脈内投与して、188日目ノギスで
垂直直径を測定し、て、腫瘍の大きさをθコめる。腫瘍
容積は長さX幅2.X O,5て計所する1、一般に、
75%以」二の腫瘍成長抑制で、顕著な抗腫瘍活性があ
るといえる 陽性対照化合物のシスプラチンは、腫瘍成
長を完全に抑制する。
結果を第6表に示す。
第6表 ’?’Ll (a) : N、P、18日目で明白な腫
瘍のないマウスの比率 (1)) : MTV  18日目の平均腫瘍容積(朋
3)さらに、第2表の化合物番号1の化合物を、つぎの
実験方法に従い、マウス皮下M5076細網細胞肉腫で
試験した。
C57B 1 / 6供与体から約21日目番こ切り取
った保存皮下腫瘍から調製I7たM 5076の10%
(w : v )ブライ0.5 mlをB 6D 2 
F1マウス(雌)の脇腹に皮−ト接種した。腫瘍接種1
日後に処置を開始し、10日間毎日継続した。腫瘍接種
後211日目腫瘍の大きさを測定し、腫瘍成長抑制度合
いで活性を決定した。一般に、75%以上の腫瘍成長抑
制で、顕著な抗腫瘍活性があるといえる。陽性対照化合
物のシスプラチンは、腫瘍成長を完全に抑制する。結果
を第7表に示す。
第7表 a (a) : N、P、  21日目で明白な腫瘍の
ないマウスの比率 (b) : MTV  21日目の平均腫瘍容積(朋り
本発明の医薬組成物は、式(II)または式[:II〕
の化合物の腫瘍細胞成長抑制有効量および医薬上許容さ
れる担体または希釈剤からなる。
該組成物は非経口投与に適した投与単位形に調製される
本発明の非経口投与組成物には滅菌水溶液、非水溶液、
懸濁液またはエマルジョンを包含する。該組成物は、活
性成分の必要最少量のジメチルアセトアミドまたはエタ
ノール溶液、例えば、5%V/V、をピーナツ油または
生理食塩水で所定の容量にしたものでもよい。
ポリエトキシ化ヒマシ油、例えば2−5%v/vを活性
成分の溶解に使用してもよい。さらに・、該組成物を、
例えば、ヒドロキシプロピルセルロースまたは他の適当
な沈澱防止剤でスラリーの形にしてもよい。乳化剤とし
て、例えば、レシチンを使用してもよい。該組成物は、
使用直前に滅菌注射用溶媒に溶解させることのできる滅
菌固体の形で提供することもできる。
本発明の組成物に用いられる式CIIまたは式〔II]
の化合物の実際の好ましい薬量は、用いる錯体、組成物
の処方、投与法および治療すべき部位。
宿主および病態により変化する。腫瘍細胞抑制有効量の
該金属錯体が確実に腫瘍へ接触するように投与経路を選
択すべきである。与えられた状況下での最適薬量は、前
記実験データを参考lこして、公知の薬量決定法により
定めることが出来る。
非経口投与で一般に使用される薬量は、1〜5日間に、
1日当り約51N!〜約zotv7rrt体表面積の量
であり、これを約4週間ごとに4回繰り返す。
本発明の式〔l〕または式C■〕の化合物に感受性の腫
瘍細胞の成長抑制法は、式〔I〕または式CJの1ヒ合
物の腫瘍細胞成長抑制有効量を前記腫瘍細胞に罹病した
宿主動物へ投与することからなる。
前記したように、処置期間中、活性成分を非経口的に約
300rNi〜約1000′mgの間で選択した量を投
与する。
実施例 つぎに実施例を挙げて本発明をさら1こ詳しく説明する
が、これらに限定されるものではない。
実施例1 ビス[:1.2−ビス(ジフェニルホスフィノ〕エタン
〕金(I)クロライド 方法A 塩化金(■リ 酸ナトリウム水化物0.45g(1゜1
ミリモル)を、水性7セト7(2,5: 1 )Vra
e中のチオジグリコール0.281/ (2,2ミリモ
ルっで金(1)に還元した。溶液が無色になったら、ア
セトン10#IJ中、1,2−ビス(ジフェニルホスフ
イノラエタン0.22i0.55ミリモル、前記ストレ
ム・ケミカルス・インコーホレーテッドより入手)を5
分間で滴下した。1時間撹拌した後、cl、2−ビス(
ジフェニルホスフィノ、)エタン〕ビス−〔クロ口金〔
I)〕の白色固体を枦取し、水、ついで、アセトンで洗
浄した。収率95%、融点262−267℃。
得られた[1.2−ビス(ジフェニルホスフィノ)エタ
ン〕ビス〔クロ口金(I)]o、sc+5r(1,02
5ミリモル〕を固体のまま、1,2−ビス(ジフェニル
ホスフィノ)エタン1.35 f (3,38ミリモル
、ストレム・ケミカルス・インコーホレーテッドより入
手)のアセトン約25R1!溶液へ加えた。得られた透
明溶液を1時間撹拌した後、3℃で一夜冷却して結晶を
得た。第2結晶は、室温で溶媒を濃縮して得た。全収率
70%、融点155〜270℃。
方法B 塩化金[III)酸ナトリウム水化物0.5 f (1
,35ミリモル〕を水性アセトン(2,5:1)7M!
!中のチオジグリコール0.33f(2,70ミリモル
)で還元した。溶液を0〜5℃に冷却し、撹拌下、1゜
2−ビス(ジフェニルホスフィノ)エタン1.07゛f
(2,70ミリモル、ストレム崇ケミカルス・インコー
ホレーテッドから入手)のアセトン30IILe溶液へ
滴下した。30分間撹拌して得られた無色透明溶液を室
温で10vtlに濃縮した。水を加えて得られた固体生
成物を水性メタノールから再結晶し、冷水性メタノール
で洗浄後、真空乾燥した。
収率79%、融点173〜277℃(3段階で融解)。
実施例2 ビス[1,3−ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパン
〕金(1)クロライド 塩化金(■り酸ナトリウム(2モル当量〕を3:1水性
アセトン中のチオジグリコール(4モル当量)で還元し
、そこへ最少量のアセトン中、1.3−ビス(ジフェニ
ルホスフィノ〕フロパン(1モル当量、ストレム・ケミ
カルス・インコーホレーテッドより入手)を滴下すると
、直ちに〔1,3−ビス(ジフェニルホスフィノ〕フロ
パン〕ビス〔クロ口金(1)〕の白色結晶が析出した。
これを沖取し、水、ついで、エーテルで洗浄し、真空乾
燥した。収率77%、融点245〜255℃。
得うれた固体[1,3−ビス(ジフェニルホスフィノ)
プロパンクビス〔クロ口金CI ) :) 140w9
(0,16ミリモル)を、1,3−ビス(ジフェニルホ
スフィノ)プロパン198η(0,48ミリモル、スト
レム・ケミカルス・インコーホレーテッドより入手)の
アセトン5d撹拌溶液に滴下した。該固体が完全に溶解
した後、溶液から直ちに白色結晶が析出してきた。この
結晶を枦取し、冷アセトンおよび冷エーテルで洗浄した
。第2結晶は、液が白濁するまで水を加えて得た。全収
率70%、融点193〜195℃。
実施例3 ビス〔1,2−ビス(ジフェニルホスフィノ)エタン〕
金C,I)ニトレート 実施例1で製造した固体〔1,2−ビス(ジフェニルホ
スフィツブエタン〕ビス〔クロ口金(I)〕0.40f
H0,46ミリモル)をビス(1,2−ジフェニルホス
フィノ)エタン0.55g(1,39ミリモル、ストレ
ム・ケミカルス・インコーホレーテッドから入手)のア
セトン2.5mg溶液へ滴下した。得られた透明溶液を
30分間撹拌した後、水10tnl中硝酸ナトリウム0
.40g(4,6ミリモル)を滴下した。室温で溶媒を
ゆっくり蒸発させて、白色固体結晶の生成物を得た。水
洗後、真空乾燥した。融点190〜200℃。
実施例4 ビス〔シス−1,2−ビス(ジフェニルホスフィノ)エ
チレン]金(1)クロライド 塩化金(In)ナトリウム氷化物0.511.35ミリ
モル〕を、水性アセトン(2,5:1)7m/中チオジ
グリコール0.33g(2,70ミリモルつで還元し、
無色透明溶液を得た。この冷却溶液を撹拌下、25m1
アセトン中のシス−ビス(1,2−ジフェニルホスフィ
ノつエチレン1.+) 79 (2,7ミリモル、スト
レム・ケミカルス・インコーホレーテッドより入手用こ
加えた。溶液を1orILeに濃縮後、生成物を溶液か
ら結晶化させた。戸数し、水で十分洗浄し、ついで、真
空乾燥した。
収率88%、融点226〜250℃。
実施例5 ビス[:1.2−ビス(ジフェニルホスフィノつエタン
〕銀(1)ニトレート 水1#!g中の硝酸銀0.10p(0,60ミリモル)
を1.2−ビス(ジフェニルホスフィノ)エタン0.5
0g(1,25ミリモル、ストレム・ケミカルス・イ:
/:I−ホレーテッドより入手)のアセトン25ae溶
液に加えた。透明溶液を30分間撹拌し、10m1こ濃
縮してから、水約50m1を加えて生成物を沈澱させた
。アセトン/水で再結晶して白色針状晶を得た。水洗後
、真空乾燥した。収率90%、融点225〜300℃。
実施例6 ビス[1,2−ビス(ジエチルホスフィノつエタン〕銀
(I)ニトレート 固体硝酸銀0.21f(1,22ミlJモル〕をクロロ
ホルム5rrtl中の1,2−ビス(ジエチルホスフイ
ノ)工・タン0.51 f (0,55mg、2.45
ミリモル、ストレム・ケミカルス・インコーホレーデラ
ドより入手)へ加えた。数分後結晶は全て溶解した。3
0分間撹拌後、室温で溶媒を蒸発し、透明油状物を得た
。この錯体を水冷エーテル−へキサン中でこすって白色
粉末として単離した後、真空乾燥した。収率70%、融
点104〜114℃。
実施例7 ビス[1,2−ビス(ジフェニルホスフィ7〕エタン〕
金(1)クロライド 別法として、該化合物はカリアチら、インオルカニ力・
ヒミカ・アクタ(eariati  etal、、ln
org、chim、AcLaJl(2)、315−31
8(1967L)の久の方法で製造出来る。
テトラクロロ金酸5.13ミリモル(1,01gAu)
のエタノール溶液を1,2−ビス(ジフェニルホスフィ
ノ)エタン10.3ミリモル(1,1Of)で処理する
。溶媒を蒸発させ、残渣をクロロホルムに溶解して、n
−ブチルエーテルを加えて沈澱させる。
実施例8 ビス[1,2−ビス(ジエチルホスフィツノエタン〕金
(I)ヘキサフイレオロホスフエート・実施例1に記載
した方法で製造した固体〔1,2−ビス(ジエチルホス
フィノ)エタン〕ビス〔クロ口金(1)〕をアセトン1
0d中に懸濁し、1゜2−ビス(ジエチルホスフィノ)
エタン0.54f(0,58stl、2.61ミリモル
、ストレム−ケミカシ計−・、・インコーホレーテッド
より入手〕を滴下した。数分間撹拌すると、透明溶液に
なった。
この溶液を30分間撹拌し、ついで、水3tILI!中
のN a P F 60.27 g(1,58ミリモル
〕を滴下した。5IR1に濃縮し、水25adを加え、
得られた白色固体の該錯体をエタノールから再結晶した
。収率83%、融点240〜255℃。
実施例9 ビス〔1−ジエチルホスフィノ−2−ジフェニルホスフ
ィツノエタン[(I )クロライド固体の塩化第一銅0
.081g(0,81ミリモノリを窒素雰囲気下、(1
−ジエチルホスフィノ−2−ジフェニルホスフィツノエ
タン0.54 fl (0,50mg+1.79ミリモ
ル、ストレム・ケミカルス・インコーホレーテッドより
入手)のクロロホルム10rnl溶液に加えた。2時間
窒素気流下で撹拌後、固体が全て溶解した。ヘキサン1
0wt1を加え、3℃で24時間放置した。透明油状残
渣から溶媒をデカンテーションし、氷冷アセトン1#!
gおよび氷冷ヘキサン1a/!中でこすって、白色固体
の生成物を得た。収量0.42f、融点112〜115
℃。
実施例10 ビス〔(1−ジエチルホスフィノ−2−ジフェニルホス
フィノ)エタン〕金<、1)クロライド固体の〔ビス(
1−ジエチルホスフィノ−2−ジフェニルホスフィノ)
エタン〕ビス〔クロ口金(I))0.2610.34ミ
リモル、実施例1に記載した方法に従って(1−ジエチ
ルホスフィノ−2−ジフェニルホスフィノ)エタンから
製造する〕を(1−ジエチルホスフィノ−2−ジフェニ
ルホスフィノ)工970.349(0,31tne、1
.12ミリモル、ストレム・ケミカルス・インコーホレ
ーテッドより入手)のクロロホルム10d溶液に加え、
無色透明溶液を得た。30分間撹拌後、溶媒を室温で蒸
発乾固し、透明なガム状物を得た。
このガムを水冷エーテル中でこすって、白色固体の生成
物を得た。収率90%、融点170〜200℃。
実施例11 トリス[1,2−ビス(ジフェニルホスフィノ)エタン
〕二銅(1)クロライド 塩化第一銅o、o 87 f/’(o、88ミリモル〕
を固体のまま〔1,2−ビス(ジフェニルホスフィ7〕
エタン]0.8812.2ミリモル、ストレム・ケミカ
ルス・インコーホレーテッドより入手)のクロロホルム
10aJ溶液に加えた。窒素気流下で2時間撹拌すると
、固体は全て溶解した。3℃に冷却し、ヘキサン5ml
を加え、白色沈澱物として得た生成物を枦取し、真空乾
燥した。収率50%。
融点260〜270℃。
実施例12 ビス[1、2−ビス〔ビス(4−フルオロフェニル)ホ
スフィノ〕エタン]金(1)クロライドチオジグリコー
ル261g(0,017モル)を、水10meとメタノ
ール30m1の混合液中の塩化金酸2.4’l(0,0
06モル)の撹拌溶液に加えた。
無色溶液が得られたら、クロロホルム30rrteとメ
タノール30m1の混合溶液中の1,2−エタンジイル
−ビス〔ビス(4−フルオロフェニルジホスフィンx、
3ogco、oo27.sモル、1,2−ビス(ジクロ
ロホスフイノフエタン(ストレム・ケミカルス・インコ
ーホレーデラドより入手)をTHFHFリグリニヤ試薬
る4−フルオロフェニルマグネシウムブロマイドと反応
させて製造Tる〕を冷却下、滴下した。滴下終了後2反
応混合物をさらに30分間撹拌した。分離した固体生成
物を分取し、乾燥して、2.55gのμ−〔1,2−ビ
ス[(4−フルオロフェニル)ホスフィ7〕エタン〕ビ
ス〔クロ口金(1)〕を得た。融点271〜272℃。
前記で製造した乾燥粉末μ−〔1,2−ビス〔(4−フ
ルオロフェニル)ホスフィ7〕エタン〕ビス〔クロ口金
(1) 0.561 y(0,6ミリモル色を、前記で
製造した1、2−エタンジイル−ビス〔ビス(4−フル
オロフェニル 0、847g(1.8ミリモル)を含むアセトン15a
llの溶液中で撹拌した。得られた溶液を濾過し、P液
を減圧下で濃縮して無定形固体を得た。固体をメタノー
ル/水から結晶化して0.9℃gの標記生成物を得た。
融点229〜230℃。
実施例13 ビス[1.2−ビス〔ビス(3−フルオロフェニル)ホ
不フィン〕エタン〕金(I,lクロライド実施例12の
方法に実質曲番こ従って3−フルオロフェニルマグネシ
ウムブロマイドを用いて製造した1,2−エタンジイル
−ビス〔ビス(3−フルオロフェニル)ホスフィン〕2
.731s.sミリモルラを含むアセトン25mlI’
S液を、撹拌しなから塩化金酸四水1ヒ物1.191’
(2.9ミ!Jモル)を含む水5ag/メタノール20
R1混合液にチオジグリコール0.8 7d( 8.7
 ミIJモル)を加えて製造した金(1)水冷液中に加
えた。−夜冷却し。
分離した半固体残渣をエーテル中で磨砕して固f?。
した。塩化メチレン/トルエンから再結晶して、1、2
67gの標記生成物を得た。融点235〜245℃。
実施例14 ビス[1.3−ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパン
〕銅(1)クロライド 塩化第一銅0.13:l(1.33ミリモル〕を固体の
まま1,3−ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパン1
.108f(2.68ミリモル、ストレム・ケミカルス
・インコーホレーテッドより入手〕のクロロホルム約5
0mg溶液に加えた。窒素気流下で1時間撹拌後.固体
が溶解して黄色溶液が得られた。溶媒をロータリー・エ
バポレーターで留去し、油状残渣を水冷ヘキサン1#I
/とジエチルエーテルIIlle中でくり返し磨砕して
固化した。該生成物をメタノール3trteから,水1
0wteを加えて再結晶し,真空乾燥した。収率60%
、融点90−115℃。
実施例15 ビス〔シス−1,2−ビス(ジフェニルホスフィノ)エ
チレン[( I )クロライド塩化第一銅0.078f
(0.79ミリモル〕を固体のまま、〔シス−1.2−
ビス(ジフェニルホスフィツノエチレン10.66f(
1.66ミリモル。
ストレム・ケミカルス・インコーホレーテッドより入手
)のクロロホルム約25s!g溶液に加えた。
窒素気流下で1時間撹拌後、固体が全て溶解し、黄色溶
液か得られた。ロータリー・エバポレーターで5ILl
iこ濃縮し、0℃に冷却すると、白色結晶が析出した。
これを炉取し、水20aeを加えた後。
メタノール5ntlから再結晶し、真空乾燥した。収率
70チ、融点169〜178℃。
実施例16 トリス[1 、2−ビス(ジフェニルホスフィノ〕エタ
ン〕二銅(、1)ニトレート 標記化合物は、次シこ示すカーティーら、カナディアン
・ジャーナル・オブ・ケミストリー(Carty  e
t  al.、Can,J,Chem.)1且、761
−766(1971)の方法により製造出来る。すなわ
ち、硝酸銅(■〕を熱エタノール中過剰の1,2−ビス
(ジフェニルホスフィノつエタンで還元し、n−ヘキサ
ンを加え、標記化合物の白色結晶を得る。融点131〜
135℃。
実施例17 ビス(1,2−ビス(ジフェニルホスフィノつエタン〕
銅(I)ニトレート 標記化合物は次に示すカーティーら、カナディアン・ジ
ャーナル・オブ・ケミストリー(Ca rty  et
al、、Can、J、Chem、J1旦761−766
(1971)の方法により製造できる。すなわち、還流
したエタノール溶液に3時間酸素を吹き込むことにより
、実施例16の生成物の溶液から標記化合物が単離でき
る。溶媒をゆっくり蒸発させると、標記化合物の大型結
晶が得られる。融点213〜215℃。
実施例18 ビス[:1,2−ビス(ジフェニルホスフィノ)エタン
〕金(I)ブロマイド 標記化合物を、始めに4当量の臭化ナトリウムを塩化金
酸ナトリウム水化物の水溶液5#!eと混合する以外は
実施例1の方法Bに従って製造した。
標記化合物の収率73%、融点182〜188℃。
実施例19 ビス[1,1−ビス(ジフェニルホスフィノ)エタン〕
金(I)アイオダイド 金に対し4倍過剰のヨウ化ナトリウム(水IIIIli
中)を[1,2−ビス〔ジフェニルホスフィノ〕エタン
〕金(1)クロライドの溶液番こ加える以外は、実施例
1の方法Bに従って標記化合物を製造でき、水を加えて
標記のヨウ化物錯体を沈澱させる。融点165〜170
℃。
実施例20 本発明の医薬組成物の具体例として1例えば、実施例1
の錯体のような活性成分1部を5部のジメチルアセトア
ミドおよび5部のポリエトキシ化ヒマシ油に溶解し、生
理食塩水で所定の容量まで加える。該組成物は、該活性
成分に感受性の腫瘍細胞に罹病している動物の腫瘍細胞
の成長を抑制するために、5’9/rrlの用量で1回
非経口投与する。
時計出願人 スミスクライン・ベックマン・コーポレイ
ション

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)腫瘍細胞成長抑制有効量の式: ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 〔式中、RおよびR′は同一で、フェニル、エチルまた
    はモノ置換フェニル(置換基はハロゲン)あるいは、R
    がフェニルの場合、R′はエチル;Aは同一で、(CH
    _2)_nまたはシス−CH=CH;nは2または3;
    Xはハロゲン、ニトラトまたはPF_6;MはAu(
    I )、Ag( I )またはCu( I );ただし、MがC
    u( I )の場合、RおよびR′は同一で、フェニル、
    Aは(CH_2)_2、Xはハロゲン以外の基;Rおよ
    びR′が同一で、モノ置換フェニルの場合、MはCu(
    I )以外の基;RおよびR′が同一で、エチルの場合
    、Aは(CH_2)_2、MはAu( I )、Xはハロ
    ゲン以外の基を意味する〕で示される化合物または式: ▲数式、化学式、表等があります▼〔II〕 〔式中、Wは同一で、フェニル;Xは同一で、ハロゲン
    またはニトラトを意味する〕 で示される化合物および医薬上許容される担体または希
    釈剤からなることを特徴とする腫瘍細胞成長抑制医薬組
    成物。
  2. (2)該組成物が非経口投与用の投与単位形である特許
    請求の範囲第(1)項記載の組成物。
  3. (3)非経口的投与単位が5mg〜約20mg/m^2
    体表面積の投与用である特許請求の範囲第(2)項記載
    の組成物。
  4. (4)活性成分が式〔 I 〕の化合物であり、Rおよび
    R′が同一で、フェニルまたはRがフェニルのとき、R
    ′がエチニル、Aが同一で(CH_2)_2、(CH_
    2)_3またはシス−CH=CH、MがAu( I )ま
    たはAg( I )、Xがクロロまたはニトラトである特
    許請求の範囲第(1)項記載の組成物。
  5. (5)Rがフェニルのとき、R′がエチル、Aが(CH
    _2)_2、MがAu( I )、Xがクロロである特許
    請求の範囲第(4)項記載の組成物。
  6. (6)RおよびR′が同一でフェニル、Aが(CH_2
    )_2、MがAu( I )、Xがクロロである特許請求
    の範囲第(4)項記載の組成物。
  7. (7)RおよびR′が同一で、フェニル、Aが(CH_
    2)_2、MがAg( I )、Xがニトラトである特許
    請求の範囲第(4)項記載の組成物。
  8. (8)RおよびR′が同一でフェニル、Aがシス−CH
    =CH、MがAu( I )、Xがクロロである特許請求
    の範囲第(4)項記載の組成物。
  9. (9)RおよびR′が同一で、フェニル、Aが(CH_
    2)_3、MがAu( I )、Xがクロロである特許請
    求の範囲第(4)項記載の組成物。
  10. (10)活性成分が式(II)の化合物で、Xが同一で、
    クロロである特許請求の範囲第(1)項記載の組成物。
  11. (11)式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^2およびR^3は同一でフェニル、エチル
    またはモノ置換フェニル(置換基はハロゲン)またはR
    ^3がフェニルのとき、R^2はエチル。A^1は同一
    で、(CH_2)_nまたはシス−CH=CH;nは2
    または3;X^1はハロゲン、ニトラトまたはPF_6
    ;M^1はAu( I )、Ag( I )またはCu( I
    ); ただし、M^1がCu( I )の場合、R^2お
    よびR^3は同一で、フェニル、A^1は(CH_2)
    _2、Xはハロゲン以外またはニトラト以外の基;R^
    2およびR^3がモノ置換フェニルの場合、M^1はC
    u( I )以外の基;R^2およびR^3が同一で、エ
    チルの場合、A^1は(CH_2)_2、M^1はAu
    ( I )、X^1はハロゲン以外の基;R^2およびR
    ^3がフェニルの場合、A^1は(CH_2)_2、M
    ^1はAu( I )、X^1はクロロ以外の基を意味す
    る〕 で示される化合物。
  12. (12)R^2およびR^3が同一で、フェニル、また
    はR^3がフェニルの場合、R^2がエチル、A^1が
    同一で、(CH_2)_2、(CH_2)_3またはシ
    ス−CH=CH、M^1がAu( I )またはAg( I
    )、X^1がクロロまたはニトラト、ただしA^1が
    (CH_2)_2、M^1がAu( I )の場合、X_
    1はクロロ以外の基である特許請求の範囲第(11)項
    記載の化合物。
  13. (13)R^3がフェニルのとき、R^2がエチル、A
    ^1が(CH_2)_2、M^1がAu( I )、Xが
    クロロである特許請求の範囲第(12)項記載の化合物
  14. (14)R^2およびR^3が同一で、フェニル、A^
    1が(CH_2)_2、M^1がAu( I )、Xがニ
    トラトである特許請求の範囲第(12)項記載の化合物
  15. (15)R^2およびR^3が同一で、フェニル、A^
    1が(CH_2)_2、M^1がAg( I )、X^1
    がニトラトである特許請求の範囲第(12)項記載の化
    合物。
  16. (16)R^2およびR^3が同一で、フェニル、A^
    1がシス−CH=CH、M^1がAu( I )、X^1
    がクロロである特許請求の範囲第(12)項記載の化合
    物。
  17. (17)R^2およびR^3が同一で、フェニル、A^
    1が(CH_2)_3、M^1がAu( I )、X^1
    がクロロである特許請求の範囲第(12)項記載の化合
    物。
JP12136185A 1984-06-04 1985-06-03 ホスフイノ‐炭化水素‐金、銀または銅錯体含有腫瘍細胞成長抑制医薬組成物 Pending JPS6110594A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US61662184A 1984-06-04 1984-06-04
US616621 1984-06-04
US718904 1985-04-02

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6110594A true JPS6110594A (ja) 1986-01-18

Family

ID=24470281

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12136185A Pending JPS6110594A (ja) 1984-06-04 1985-06-03 ホスフイノ‐炭化水素‐金、銀または銅錯体含有腫瘍細胞成長抑制医薬組成物

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPS6110594A (ja)
ZA (1) ZA854206B (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006112435A1 (ja) 2005-04-18 2006-10-26 Nippon Chemical Industrial Co., Ltd ホスフィン遷移金属錯体、その製造方法およびそれを含有する抗癌剤
WO2007066557A1 (ja) 2005-12-06 2007-06-14 Nippon Chemical Industrial Co., Ltd ホスフィン遷移金属錯体、その製造方法およびそれを含有する抗癌剤
WO2007139176A1 (ja) 2006-06-01 2007-12-06 Nippon Chemical Industrial Co., Ltd ホスフィン遷移金属錯体、その製造方法及び抗癌剤
WO2011078122A1 (ja) 2009-12-21 2011-06-30 日本化学工業株式会社 抗がん剤
US11180516B2 (en) 2018-10-03 2021-11-23 Nippon Chemical Industrial Co., Ltd. Phosphine transition metal complex, method for producing same, and anticancer agent
US11714385B2 (en) 2016-02-26 2023-08-01 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Connecting member, power supply device, electronic device, and system

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006112435A1 (ja) 2005-04-18 2006-10-26 Nippon Chemical Industrial Co., Ltd ホスフィン遷移金属錯体、その製造方法およびそれを含有する抗癌剤
JP2006321785A (ja) * 2005-04-18 2006-11-30 Nippon Chem Ind Co Ltd ホスフィン遷移金属錯体、その製造方法およびそれを含有する抗癌剤
WO2007066557A1 (ja) 2005-12-06 2007-06-14 Nippon Chemical Industrial Co., Ltd ホスフィン遷移金属錯体、その製造方法およびそれを含有する抗癌剤
WO2007139176A1 (ja) 2006-06-01 2007-12-06 Nippon Chemical Industrial Co., Ltd ホスフィン遷移金属錯体、その製造方法及び抗癌剤
US8278303B2 (en) 2006-06-01 2012-10-02 Nippon Chemical Industrial Co., Ltd. Phosphine transition metal complex, process for producing same, and anticancer agent
KR101372659B1 (ko) * 2006-06-01 2014-03-10 니폰 가가쿠 고교 가부시키가이샤 포스핀 전이 금속 착체, 그의 제조 방법 및 항암제
WO2011078122A1 (ja) 2009-12-21 2011-06-30 日本化学工業株式会社 抗がん剤
US11714385B2 (en) 2016-02-26 2023-08-01 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Connecting member, power supply device, electronic device, and system
US11180516B2 (en) 2018-10-03 2021-11-23 Nippon Chemical Industrial Co., Ltd. Phosphine transition metal complex, method for producing same, and anticancer agent

Also Published As

Publication number Publication date
ZA854206B (en) 1986-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0164970B1 (en) Tumor cell growth-inhibiting pharmaceutical compositions containing phosphino-hydrocarbon-gold, silver or copper complexes
JPH0244836B2 (ja)
JPH02795A (ja) 1、2−ビス(アミノメチル)シクロブタン−白金錯化合物、その製造方法、該化合物を含有する抗腫瘍作用を有する薬剤およびその製造方法
CA1238854A (en) ANTITUMOR PHARMACEUTICAL COMPOSITIONS AND METHODS FOR TREATING TUMORS EMPLOYING ¬.alpha.,W- BIS(DISUBSTITUTEDPHOSPHINO)HYDROCARBON| DIGOLD (I) DIGOLD (III), DISILVER (I) AND DICOPPER (I) DERIVATIVES
AU777685B2 (en) An antitumor derivative of double dicarboxylic acid diaminoplatin complex and the pharmaceutical composition thereof
US5475030A (en) Complexes of tellurium and selenium derivatives
HU188035B (en) Process for producing new plantinum-diamine complex
US4766226A (en) Antitumor pharmaceutical compositions and methods for treating tumors employing α,ω-bis(disubstitutedphosphino)hydrocarbon derivatives or [α, ω-bis(disubstitutedphosphino)hydrocarbon] di
JPS6110594A (ja) ホスフイノ‐炭化水素‐金、銀または銅錯体含有腫瘍細胞成長抑制医薬組成物
EP1294732B1 (en) Ruthenium (ii) compounds for use in the therapy of cancer
US5037812A (en) Tumor cell growth-inhibiting pharmaceutical compositions containing phosphino-hydrocarbon-gold, silver or copper complexes
JPH02108693A (ja) 白金(4)ジアミン錯体
US4857549A (en) Antitumor compounds
US4698422A (en) Triphos and tetraphos gold compounds and ligands
US4902675A (en) "2-pyridyl and 4-pyridyl phosphine gold (I) anti tumor complexes"
Köpf-Maier The antitumor activity of transition and main-group metal cyclopentadienyl complexes
US4758589A (en) Tetraphosphine-coordinated gold(I) complexes
CA1327047C (en) Complexes of tellurium and selenium derivatives
US4675427A (en) Tetraphosphine-coordinated gold(I) complexes
US4764509A (en) Pharmaceutical compositions containing di-gold phosphine
EP0202854A2 (en) Phosphine gold compounds
US8703756B2 (en) Synthetic procedure and cancer treatment with cisplatin derivatives
CA1255673A (en) Trihalo(amine)gold(iii) complexes
WO2004005305A1 (en) Functionalised metallocenes as anticancer drugs
JPS61277693A (ja) ホスフイン金化合物