JPS6099117A - 熱硬化性樹脂組成物 - Google Patents
熱硬化性樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS6099117A JPS6099117A JP20489383A JP20489383A JPS6099117A JP S6099117 A JPS6099117 A JP S6099117A JP 20489383 A JP20489383 A JP 20489383A JP 20489383 A JP20489383 A JP 20489383A JP S6099117 A JPS6099117 A JP S6099117A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- phenol
- parts
- phenolic resin
- resin composition
- Prior art date
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- Granted
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- Phenolic Resins Or Amino Resins (AREA)
- Epoxy Resins (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は耐湿性に優れるフェノール樹脂配合組成物(=
係わり、その特徴は疎水性の高い炭化水素置換アルデヒ
ドを用いて合成されたフェノール樹脂を使用するところ
(二ある。
係わり、その特徴は疎水性の高い炭化水素置換アルデヒ
ドを用いて合成されたフェノール樹脂を使用するところ
(二ある。
従来、フェノール樹脂組成物はポリエステル樹脂組成物
やエポキシ樹脂組成物に比べ絶縁性や耐湿性で劣ってい
るとされてきた。これは、親水性のフェノール性水酸基
を持っており、水を呼び寄せる性質があるためである。
やエポキシ樹脂組成物に比べ絶縁性や耐湿性で劣ってい
るとされてきた。これは、親水性のフェノール性水酸基
を持っており、水を呼び寄せる性質があるためである。
この親水性を改良し疎水性(=する試みは現在まで(=
数多〈実施されてきたが実を結ぶまでには致っていない
。例えば、アルキルフェノール(クレゾール、キシレノ
ール、ブチルフェノール等)を原料として用いること(
二より疎水性を高める方法も検討されたが、この場合確
か(−疎水性は高まるが硬化性が低下し、成形材料用途
(二は不向きであった。
数多〈実施されてきたが実を結ぶまでには致っていない
。例えば、アルキルフェノール(クレゾール、キシレノ
ール、ブチルフェノール等)を原料として用いること(
二より疎水性を高める方法も検討されたが、この場合確
か(−疎水性は高まるが硬化性が低下し、成形材料用途
(二は不向きであった。
又、キンレン変性フェノール樹脂やザイログ樹脂等も検
討されたがこれらはOH当社が大きく、且つ、フェノー
ル核とフェノール核の距離が長くなりすぎるため著しく
剛直性・硬化性が低下し実用化できなかった。
討されたがこれらはOH当社が大きく、且つ、フェノー
ル核とフェノール核の距離が長くなりすぎるため著しく
剛直性・硬化性が低下し実用化できなかった。
しかしながらフェノール樹脂は、優れた耐湿性を有して
いるため、絶縁性や耐湿性が改良できればポリエステル
樹脂(二とって代わることも可能であるため絶縁性や耐
湿性の改良要求(=は根強いものがある。
いるため、絶縁性や耐湿性が改良できればポリエステル
樹脂(二とって代わることも可能であるため絶縁性や耐
湿性の改良要求(=は根強いものがある。
又、最近フェノール樹脂がエポキシ樹脂組成物(成形材
料・積層板)の硬化剤として使用されるよう(=なり以
前にも増してフェノール樹脂の疎水性改良が要求されて
きた。これはエポキシ樹脂組成物が半導体封止用途や電
気回路の基板用途として、即ち電気・電子関連分野C二
値われる場合が増したため、絶縁性や耐湿性がより厳し
く要求されること(−よるものである。
料・積層板)の硬化剤として使用されるよう(=なり以
前にも増してフェノール樹脂の疎水性改良が要求されて
きた。これはエポキシ樹脂組成物が半導体封止用途や電
気回路の基板用途として、即ち電気・電子関連分野C二
値われる場合が増したため、絶縁性や耐湿性がより厳し
く要求されること(−よるものである。
本発明は、これら要求を満足させるフェノール樹脂組成
物やエポキシ樹脂組成物を提供するものであり、フェノ
ールと炭化水素置換アルデヒド(フテルアルデヒド、ベ
ンズアルデヒド、アクロレイン等)との共縮合フェノー
ル樹脂をフェノール樹脂組成物の主力樹脂として、又、
エポキシ樹脂組成物の硬化剤として用いることにより絶
縁性や耐湿性の改良を達成したものである。
物やエポキシ樹脂組成物を提供するものであり、フェノ
ールと炭化水素置換アルデヒド(フテルアルデヒド、ベ
ンズアルデヒド、アクロレイン等)との共縮合フェノー
ル樹脂をフェノール樹脂組成物の主力樹脂として、又、
エポキシ樹脂組成物の硬化剤として用いることにより絶
縁性や耐湿性の改良を達成したものである。
アルキルフェノールのよう(=フェノール自体を疎水化
するのではなく、又、・キシレン変性フェノール樹脂や
ザイログ樹脂等のようにフェノール核間距離を長くする
ことなく、フェノール核間の1つの結合基:炭素を炭化
水素置換により疎水化すること(二よって硬化性を低下
させずに撥水性を高めることができることを見い出した
ものである。
するのではなく、又、・キシレン変性フェノール樹脂や
ザイログ樹脂等のようにフェノール核間距離を長くする
ことなく、フェノール核間の1つの結合基:炭素を炭化
水素置換により疎水化すること(二よって硬化性を低下
させずに撥水性を高めることができることを見い出した
ものである。
硬化性が低下しないため短時間硬化が可能であり、成形
材料用途(二も適用できるよう(二なった。又、架橋密
度の低下もないため、架橋密度低下(=よる吸水微増も
防止することが可能となった。アルキルフェノール樹脂
では、樹脂自体を疎水化したにもかかわらず、架橋密度
低下(二よる吸水微増をまねき、疎水化効果が相殺され
る現象も認められたが、本発明ではこのような問題は完
全(二解決できた。フェノールと炭化水素置換アルデヒ
ドとの共縮合フェノール樹脂と従来のフェノール樹脂や
アルキルフェノール樹脂等と併用しても疎水化効果は得
られるが、この場合従来の樹脂の併用比率が高まるに従
って効果は薄らぐ、一般的に有意な差を出すため(二は
、従来樹脂の併用比率は50%以下とするのが好ましい
6又、エポキシ樹脂組成物の硬化剤として用いる場合(
二は、不純物(未反応フェノール、未反応アルデヒド、
触媒等)は極力少なくすることが好ましい。例えば、樹
脂5Iを純水45m1で125℃、20 hr抽出した
場合の抽出水電気伝導度は15μ2P′σ以下が望まし
い。
材料用途(二も適用できるよう(二なった。又、架橋密
度の低下もないため、架橋密度低下(=よる吸水微増も
防止することが可能となった。アルキルフェノール樹脂
では、樹脂自体を疎水化したにもかかわらず、架橋密度
低下(二よる吸水微増をまねき、疎水化効果が相殺され
る現象も認められたが、本発明ではこのような問題は完
全(二解決できた。フェノールと炭化水素置換アルデヒ
ドとの共縮合フェノール樹脂と従来のフェノール樹脂や
アルキルフェノール樹脂等と併用しても疎水化効果は得
られるが、この場合従来の樹脂の併用比率が高まるに従
って効果は薄らぐ、一般的に有意な差を出すため(二は
、従来樹脂の併用比率は50%以下とするのが好ましい
6又、エポキシ樹脂組成物の硬化剤として用いる場合(
二は、不純物(未反応フェノール、未反応アルデヒド、
触媒等)は極力少なくすることが好ましい。例えば、樹
脂5Iを純水45m1で125℃、20 hr抽出した
場合の抽出水電気伝導度は15μ2P′σ以下が望まし
い。
以下実施例(二基づいて説明を行なう。実施fA1で用
いる部は全て重量部である。
いる部は全て重量部である。
実施例で用いたフェノール樹脂は次の通りである。
フェノール樹脂■ 三井東圧UcD製ノボラック”10
00(通常のフェノール、ホルムアル デヒドノボラック) フェノール樹脂■ 三菱ガス(ヒ学(…製ノボラックP
−100(キンレン変哲フェノー ルノボラック) フェノール樹脂■ 住人デーレズ■製レゾール(通常の
レゾール) フェノール樹脂■ 日本化共61 PN−100(エポ
キシ樹脂用硬化剤フェノ− ルノボラック) フェノール樹脂■ 日本化共■ 0CN−100(エポ
キシ樹脂用硬ダンクレゾー ルノボラック) レゾール樹脂 (フェノールとブ チルアルデヒドを水酸化力ルシウ ノボラック樹脂 (フェノールと ベンズアルデヒドを蓚酸で反応さ せ水洗(二より精製した高純度ノボ ラック) ノボラック樹脂の軟化点はいずれも100 ℃である。
00(通常のフェノール、ホルムアル デヒドノボラック) フェノール樹脂■ 三菱ガス(ヒ学(…製ノボラックP
−100(キンレン変哲フェノー ルノボラック) フェノール樹脂■ 住人デーレズ■製レゾール(通常の
レゾール) フェノール樹脂■ 日本化共61 PN−100(エポ
キシ樹脂用硬化剤フェノ− ルノボラック) フェノール樹脂■ 日本化共■ 0CN−100(エポ
キシ樹脂用硬ダンクレゾー ルノボラック) レゾール樹脂 (フェノールとブ チルアルデヒドを水酸化力ルシウ ノボラック樹脂 (フェノールと ベンズアルデヒドを蓚酸で反応さ せ水洗(二より精製した高純度ノボ ラック) ノボラック樹脂の軟化点はいずれも100 ℃である。
又、■、■、■の抽出水電気伝導度はいずれもlOμτ
μであった。
μであった。
実施例1
フェノール樹脂100部に対し、ヘキサメチレンテトラ
ミン20部、水酸化カルシウム2部、木粉6゜部、炭酸
カルシウム30部、ステアリン酸3部を配合し100℃
の熱ロールで5分間混練し成形材料にした。この時、フ
ェノール樹脂として■、■、(旬。
ミン20部、水酸化カルシウム2部、木粉6゜部、炭酸
カルシウム30部、ステアリン酸3部を配合し100℃
の熱ロールで5分間混練し成形材料にした。この時、フ
ェノール樹脂として■、■、(旬。
σ[有]−4/6 、 (ン■−7/3 なる5水準を
取り、5和1の成形材料を得た。
取り、5和1の成形材料を得た。
この成形材料の硬化性・絶縁性・強度・吸水性を調べた
結果、表−1のようにフェノール樹脂として■を配合し
た3種が優れていた。又この中でも■を1部2以上用い
たものが特に優れている。
結果、表−1のようにフェノール樹脂として■を配合し
た3種が優れていた。又この中でも■を1部2以上用い
たものが特に優れている。
実施例2
フェノール樹脂100部に対し、木粉70部、炭酸カル
シウム40部、水酸化マグネシウム5部、ステアリン酸
3部を配合し100℃の熱ロールで5分間混練し成形材
料にした。この時フェノール樹脂として■、■の2種を
選び成形材料も2種得た。
シウム40部、水酸化マグネシウム5部、ステアリン酸
3部を配合し100℃の熱ロールで5分間混練し成形材
料にした。この時フェノール樹脂として■、■の2種を
選び成形材料も2種得た。
この成形材料の硬化性・絶縁性・強度・吸水性を調べた
結果、表−1のよう(−フェノール樹脂として■を用゛
いた方が著しく優れる。
結果、表−1のよう(−フェノール樹脂として■を用゛
いた方が著しく優れる。
実施例3
エポキシ樹脂〔住人化学工業■製ESCN−2008)
20部、フェノール樹脂10部、溶融シリカフ0部、三
酸化アンチモン1部、難燃エポキシ樹脂〔住人化学■E
SB −40033部、シランカップリング剤〔チッソ
■EES −M ) 0.5部、触媒〔フクディイハラ
化学■PP −360) 0.2部、離型剤〔ヘキスト
ワックスS)0.5部を配合し、80℃の熱ロールで5
分間混練し成形材料(:l−シた。この時フェノ−1し
樹脂として■、■、■の3種を進び成形材料も3種得た
。
20部、フェノール樹脂10部、溶融シリカフ0部、三
酸化アンチモン1部、難燃エポキシ樹脂〔住人化学■E
SB −40033部、シランカップリング剤〔チッソ
■EES −M ) 0.5部、触媒〔フクディイハラ
化学■PP −360) 0.2部、離型剤〔ヘキスト
ワックスS)0.5部を配合し、80℃の熱ロールで5
分間混練し成形材料(:l−シた。この時フェノ−1し
樹脂として■、■、■の3種を進び成形材料も3種得た
。
この成形材料の硬化性・絶縁性・強度・吸水性及びIC
封止品の信顆性を調べた結果、表−2のよう(=フェノ
ール樹脂として■を用いた方が抜群(=優れる。
封止品の信顆性を調べた結果、表−2のよう(=フェノ
ール樹脂として■を用いた方が抜群(=優れる。
表 −2
IC製品の信頼性;■C製品を125℃、 100%、
1000hr 保管した時の 不良品/総数で判断 IC製品のクラック性; IC製品を一196℃浴と1
50℃浴(=各2分間ずつ浸漬し、 製品(=クラックが入るサイ クル数で判断
1000hr 保管した時の 不良品/総数で判断 IC製品のクラック性; IC製品を一196℃浴と1
50℃浴(=各2分間ずつ浸漬し、 製品(=クラックが入るサイ クル数で判断
Claims (1)
- フェノールと炭化水素置換アルデヒドとの共縮合フェノ
ール樹脂を配合してなる熱硬化性樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58204893A JPH0651784B2 (ja) | 1983-11-02 | 1983-11-02 | 熱硬化性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58204893A JPH0651784B2 (ja) | 1983-11-02 | 1983-11-02 | 熱硬化性樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6099117A true JPS6099117A (ja) | 1985-06-03 |
JPH0651784B2 JPH0651784B2 (ja) | 1994-07-06 |
Family
ID=16498138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58204893A Expired - Lifetime JPH0651784B2 (ja) | 1983-11-02 | 1983-11-02 | 熱硬化性樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0651784B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0589143A2 (en) * | 1992-09-21 | 1994-03-30 | Sumitomo Bakelite Company Limited | Epoxy resin composition based on diglycidylether of biphenyldiol |
WO2012165507A1 (ja) * | 2011-06-03 | 2012-12-06 | 三菱瓦斯化学株式会社 | フェノール系樹脂およびリソグラフィー用下層膜形成材料 |
JPWO2014178348A1 (ja) * | 2013-04-30 | 2017-02-23 | 明和化成株式会社 | フェノール樹脂、エポキシ樹脂組成物及びそれを用いた硬化物、銅張り積層板、半導体封止材 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5765716A (en) * | 1980-10-08 | 1982-04-21 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | Curing of thermosetting resin composition |
-
1983
- 1983-11-02 JP JP58204893A patent/JPH0651784B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5765716A (en) * | 1980-10-08 | 1982-04-21 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | Curing of thermosetting resin composition |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0589143A2 (en) * | 1992-09-21 | 1994-03-30 | Sumitomo Bakelite Company Limited | Epoxy resin composition based on diglycidylether of biphenyldiol |
EP0589143A3 (en) * | 1992-09-21 | 1994-09-28 | Sumitomo Bakelite Co | Epoxy resin composition based on diglycidylether of biphenyldiol |
SG87725A1 (en) * | 1992-09-21 | 2002-04-16 | Sumitomo Bakelite Co | Epoxy resin composition |
WO2012165507A1 (ja) * | 2011-06-03 | 2012-12-06 | 三菱瓦斯化学株式会社 | フェノール系樹脂およびリソグラフィー用下層膜形成材料 |
US9110373B2 (en) | 2011-06-03 | 2015-08-18 | Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. | Phenolic resin and material for forming underlayer film for lithography |
JPWO2014178348A1 (ja) * | 2013-04-30 | 2017-02-23 | 明和化成株式会社 | フェノール樹脂、エポキシ樹脂組成物及びそれを用いた硬化物、銅張り積層板、半導体封止材 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0651784B2 (ja) | 1994-07-06 |
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