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JPS6059606A - 透明導電性積層体 - Google Patents

透明導電性積層体

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Publication number
JPS6059606A
JPS6059606A JP58165080A JP16508083A JPS6059606A JP S6059606 A JPS6059606 A JP S6059606A JP 58165080 A JP58165080 A JP 58165080A JP 16508083 A JP16508083 A JP 16508083A JP S6059606 A JPS6059606 A JP S6059606A
Authority
JP
Japan
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transparent conductive
film
surface resistance
organic polymer
thickness
Prior art date
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JP58165080A
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JPH0456405B2 (ja
Inventor
俊明 谷田部
鈴木 将夫
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Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Publication date
Application filed by Teijin Ltd filed Critical Teijin Ltd
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Publication of JPS6059606A publication Critical patent/JPS6059606A/ja
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass (AREA)
  • Non-Insulated Conductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (利用分野) 本発明は透明導電性積層体に関する。更にRイしくは基
板上に形成された酸化インジウムを主成分とする透明導
電層上に有機重合体からなる厚さ0.5μm以下の膜を
積層してなる透明導電性16層体に関する。
透明導電層の用途は光導電体や螢光体等の半尋体拐料と
接触して使用したり、液晶等のイラ(幾重r材料と接触
して使用したり、また最近て゛はエレクトロクロミズム
の電極として使用したり、更に光化学反応の補助電極と
して使用しlごり、最近益々その応用範囲は増加する傾
向にある。
特に最近ではオブトエレク1−1」ニクス用途に記録表
示デバイス必須の電極月斜として用いられている。
〈従来技M: ) 酸化インジウム(In203)系は適mの酸化スズ<S
n 02 >をドープしメこインジウム−スズ合金、あ
るいは酸化インジウム酸化スズ況合耐化物(1’I−0
>を出発物γqとしたにキる法あるいはスパッタリング
法等で形成される。
また酸化スズ(Sn 02 )系は適量の酸化アンチモ
ン(Sb203)をドープし、主にjj、化物(塩化ス
ズ溶液)等のスプレー法等1”阜板温痕400℃へ・5
00℃の高温の状態で1′1成される。
(問題点) しかるに酸化インジウムを主成分とする透明導電膜は酸
やアルカリに対する化学的耐久性がなく、水溶液系電解
質中での使用可能電位範囲が狭い点及び使用環境条件の
変化により抵抗(ll′1がドリフ1〜する点等が大き
な欠点である。
ここでいう使用環境条件とは透明導電膜が部品として使
用されている電気製品等の使用される室内環境をいう。
電気製品は一般に一10℃から+60℃位の温度環境の
変化、あるい【よ相対湿度50%から95%程度の潤度
環境の変化にJ3いても連続で長時間安定に誤動作なく
作動する事が要求される。
この様な環境条件の、変化に対応して抵抗値が変動(ド
リフト)する様な透明導電膜はおのずからその使用範囲
が限定される結果となっていた。
また酸化スズ系の膜は上記の安定性において酸化インジ
ウム系の膜よりちりぐれているが、まだ完全とは言えな
い。更に酸化スズ系の膜の場合、基板温度を400℃〜
500℃まで高温にりる必要があり、かつ得られる導電
性も酸化インジウム系の膜に比較す゛ると1桁近く悪く
、又、透明1良の悪いのが現状である。
(手段) かかる問題点を克服するために不発明者らは鋭意検討し
た結果、基板上に形成された酸化インジウムを主成分と
する透明導電層上にイj 01小合体からなる厚さ0.
5μIrL以下の膜を積層すると、透明導電膜の特性、
特に透明性、導電性を伺ら損う小なく著しく環境安定性
が向上し、使用される環境の変化(温度変化、湿度変化
)にJ、つ−(も殆lυどその抵抗値の変化がなく、ま
た同一環境条件下(例えば温度40℃、相対湿度80%
)での経時安定性も良好となり、透明導電膜の抵抗値の
ドリフ1〜を殆んどなくづことが可能と4丁っだ。
また、特に耐環境安定性の向上を目的とJる場合には酸
素の透過係数において5 x 10” cc−cm /
crA−sec 11. 、cin l−1(Iより小
さい有機重合体から形成された膜を使用り°ると著しい
動床が見出され、透明性に(0れかつ安定な抵抗を承り
透明導電性積層体が1qられる事を見出し本発明に到)
ヱしたものである。
すなわち本発明は、 (1)基板上に形成された酸化インジウムを主成分とす
る透明導電層上に有機重合体からなる厚さ0.5μ71
’j以下の膜を積層してなる透明)9電性槓層体、特に (2) 当該有m重合体が酸素の透過係数が5xio−
’。
cc−cm/cri−sec−CmH(Iより小さいと
ころの有機重合体である上記第(1)項記載の積層体で
ある。
本発明にお()る基板とは、石英ガラス、アルカリガラ
ス等の無は!1の基板、又は紙、パルプ鋳の天然繊維0
判、あるいは通常のシート、フィルム。
成型体、1維等の有機質基板が目的に応じて選ばれる。
有機質基板の代表的な累月としでは、例えばポリエチレ
ンテレフタレートフイルム、ポリエチレンナフタレート
フィルム、ポリアミドフィルム。
ポリイミドフィルム、ポリザルボンフィルム、ポリエー
テル1ノルボンフイルム、ポリエーテルイミドフィルム
、ボリアリレートフィルム、ポリエーテルエーデルク1
〜ンフイルム、ポリカーボネーl〜フィルム等の熱可塑
性樹脂等が好ましく用171られる。
また本発明にお(プる酸化インジウムを主成分とする透
明導電層とはIn2O3単独まIごは1.n203に数
%の5rlo2を含有した従来よく知らtL7こ透明導
電層、またはIrI2O3を主成分としカドミウム(C
d’)、アンチモン(Sb )雪の不純物を微量添加し
た透明導電層である。かかる透明導電層は従来J、く知
られている真空熱る法、スノくツタ1ノング法、イオン
ブレーブ、rング法あるい(ま反応性蒸着、リアクティ
ブスパッタリング法ざ5ぐ面使に形成せしめることがで
きる。
真空蒸着法について述べる41らば、例えば数%の31
102を含イH1Jる1nzo3を熱光諒とし、ジ1空
槽内において10′+〜10’ ”l’ orr程度の
)Q ”v: I身゛C1抵抗加熱あるいは電子ビーム
を用いたE元払ににすSn 02を含イゴしたIn>0
3の低酸化状態の’;、9膜を基板上にうる事ができる
。かかる薄膜を熱処哩等適当な酸化処理を行う事によつ
CI+1203を主成分と1“る透明導電膜をi:Iる
一IXか(さる。かかるIn20aを主成分とする透明
導電膜の膜厚は、用途によって種々の膜厚を選ぶことが
できる。また膜厚と酸化度を制御することにより、任意
の透過率と抵抗値を右づ−る透明導電Vを形成づること
ができる。
Sn 02を適当徂ドーピングしたIn>03は比、抵
抗として6 X 10−4Ωcm〜2 X 10−3Ω
cm程度の抵抗値を示す事が知られている。これらから
例えば膜厚200人の111203を主成分とする透明
導電)1!!は400Ω/口から1000Ω/口程度の
範1ullの表面抵抗を有する。又、例えば厚さ50μ
のポリニスデルフィルム上に形成された場合、可視光透
過率は550nmにおいて80%から86%程度の範囲
の可視光透過率をイjする事どなる。
また本発明でいう酸化インジウム111203は化合物
そのものを特定している訳ではなく、I++xOV (
0<X≦2.o<y≦3)の総称どして用いている。で
あるから本発明rいう酸化インジウム■n203はイン
ジウムの低級酸化物、非化学m論的化合物等も包括的に
含んだ総称を意味するものとする。酸化スズSn 02
も、に記と同様スズと酸素の化合物の総称である。
かかるIn>Oaを主成分とり−る透明導電膜上に積層
される有機重合体からなる膜は適当な溶剤、特に有機溶
剤に可溶であり、均一で透明な塗]−膜を5える有機重
合体から形成する$1r”=できる。例えばポリメチル
メタアクリレ−1−、ポリメチルメタアクリレ−1・の
様なアクリレ−1−1剥脂、ポリノ′クリロニl〜リル
、ポリメタアクIJ Iに1〜リルの様なアクリル樹脂
、フッ化ビニル・ヘキリフルA1−1プロピレン共重合
体の様なフッ素樹脂、塩化ビニル、酢酸ビニル等のビニ
ル樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、ポリビニルブチラ
ール樹脂、フー■ノキシ樹脂、ポリカーボネー1〜4+
+’l脂、ポリ」−スツール樹脂、ポリウレタン樹脂秀
のli+4脂及びイれらのffA合物、共重合体等がり
rましく用いられる。
狛にInpOzを主成分とりる)5明導電+1!l!の
環境安定性(抵抗値の温度、経時トリフ1〜か少い事)
が要求される場合には、右機車含イ4、から4する肱か
酎m ノm 過係数kmおいて、5 x 10−’Oc
c −cm/ cm ・sea−cmHQより小さい特
性を有する有機重合体から形成された有機重合体膜を用
いる事が好ましい。
この要求を満す有機重合体としては、例えばポリスヂレ
ン樹脂、ポリカーボネー1〜樹脂、ポリビニルブチラー
ル樹脂、スヂレン・アクリロニトリル共重合体樹脂、酢
酸ビニル樹脂、ポリメチルメタアクリレ−;へ樹脂、塩
化ビニル樹脂、塩化ビニリデン・アクリロニ1〜リル共
重合体、ポリアクリOニトリル樹脂、ポリメタアクリロ
ニトリル樹脂。
ポリビニルアルコール樹脂等がある。有機重合体の酸素
透過能については、例えば大沢文夫著「膜の機能」共立
化学ライブラリー 11u和52年刊行11.176〜
I)、178の表等によって決定できる。ポリアクリロ
ニトリル系樹脂及びポリメタアクリロニトリル樹脂が特
に透過能が低い。
有機重合体からなる膜が、どの様な効果で111203
を主成分とりる透明導電膜の安定化に寄与しているのか
明確ではないが、酸素の透過をある程TIY !!Il
l an オスMZ L−J−1’l T−n −1=
 ±r、B i> 1− =+−y、 沫nn導電膜の
酸化状態1表面状態を一定に保ち安定化させるものど考
えられる。
有機重合体からなる膜の116!厚は厚い1ノが安定化
の効果は大きい。しかし、厚< C’にるほと透明導電
膜の特性である表面抵抗が大きくなり、透明導電膜の使
用目的を満たさない。
この2つの効果のバランス゛りる所でイ:i I幾m合
体の膜厚は決められる。好ましくは0.5μ7rL以下
ヤIに好ましくは0.3μIIL以千である。特に導電
性に対する要求が高い場合にはQ、171F+1以1・
か最す好ましく用いられる。
又、有機重合体の膜厚の下限はその安定化効果が発揮さ
れる限り特に限定されるしので(よないか、効果の下限
として50Å以上θ丁ましくは100人以1゛の膜厚が
必要である。
この場合同じPi1度の安定化効果を]!II H+ 
ilる場合には酸素透過能の低い有機重合体を用いた7
′Jh)IIs!厚は薄くする事が可能である。この様
に本発明に様いる有機重合体膜は、その酸素透過能及び
その膜厚を適宜選択する事ににすIn2O3を主成分と
する透明導電膜の安定性、導電性を適宜コントロールづ
−る事が可能である。
有機重合体からなる膜の形成法としては適当な樹脂を選
択し、かかる樹脂を溶解しうる溶剤に適当な濃度に溶解
せしめ塗工し、しかるのち溶剤を蒸発せしめて膜を形成
りる方法が簡便Cある。具体的にはバーコータ、ドクタ
ーナイフ等を用いる方法、スビンコー1−.スプレー等
の方法、グラビアロールコータ、マイヤーバーコーク、
リバースロールコータ等の装置を用いて塗工する方法が
あり、サンプルの形態等で適宜方法を選択すれば良い。
かくの如< fi!1層する有1幾重合体からなる膜の
特性と膜厚を制御する事により望ましい環境安定性と透
過率1表面抵抗を有する透明導電性積層体が得られる。
すなわち本発明の (1)基板上に形成された酸化インジウムを主成分とで
る透明導電層」ニに有機重合体からなるηさ0.5部瓦
以上の膜を積層してなる透明導電性積層体、更には 12) 有機重合体からなる膜が、酸素の透過係数にお
いて5 xlo”cc−cmlci −sec −cm
l−l(Iより小さい有機重合体から形成されたかさ 
0.5μ7n以上の膜である第一項記載の積層体は、酸
化インジウムを主成分どする透明導電層の特性を何ら損
うことなく環境安定性と経時安定性に優れた透明導電性
積層体を与えるものである。
以下に実施例をあげて本発明を具体的に説明する。
41機重合体膜の膜厚測定法 有機重合体の塗布された試わ1を10cm X 10c
mの大ぎさに切断し、更に2 cm X 2 cm位に
裁断し、かかる有機重合体を溶かしく!7る溶剤10・
〜20m1を添加しガラス容器中で有職重合体を30分
間溶出させる3゜超音波洗浄器で10分間更に完全にc
d出さける1、残った基板例えばPETフィルムを溶剤
−C洗浄しながら溶液からとりだし、容Z;を静;こ1
し熱弁乾固させる。乾固残査を用いてI” T−N M
 方法(・イJ機中合体聞をめ、面積で換nづることに
より、JIJjさをめる。
実施例1 厚さ75μのポリエチレンテレフタレ−1へフィルムを
基板としスパッタリング法ににって基板上にSn 02
を数%含む111203を主成分どした透明導電層を形
成した。このスパッタリング条件は次表の通りである。
ターゲット: I n203: 93 mo1%。
Sn 02 : 7 mo1% ガ ス :Ar;90%、o、; io%圧 力 : 
5X10−3TOrr 出 力 : 300W 基板 温度:40℃ この様にして形成された透明導電膜は膜厚400人9表
面抵抗350Ω/1コ+ 550nmにおりる可視光線
透過率80%である。この透過導電股上にポリアクリロ
ニトリルから形成された膜厚500人のポリアクリロニ
トリル薄膜層を積層した。
ポリアクリロニトリル薄膜層はポリアクリロニトリルを
1重量%溶解せしめたN−N’ ジメチルホルムアミド
溶液をバーコータで塗工し、しかるのち130℃で2分
間乾燥し゛(4S7た。
ポリアクリロニトリルを積層した透明導電性積層体の表
面抵抗は400Ω/口、jl視光線透過率【、182%
であった。
得られた積層体を90℃のオープル中に入れ100時間
後の表面抵抗を測定したが、表面紙Wしの変化率は初期
値の10%以内であった。
実施例2 実施例1で用いた81102を含イjするIn2O3透
明導電股上に厚さ700人のポリメタアクリ1−にl−
リル薄膜層を形成した。ポリメタ)ノクリ1コニ1−リ
ル薄膜層はポリメタアクリ[1ニトリルを0.81呈%
溶解uしめたシフ【」へキリノン1部、メチルエチルケ
トン1部の混合溶媒をバーヨー夕で塗工し、しかる後1
30℃で2分間乾燥uしめ(得た。
得られたポリメタアクリロニ1〜リルを積層しlこ)h
明導電性積層体の表面抵抗は430Ω/1]、可祝光線
透過率は81%であった。
得られた積層体を90℃のオーブン中に入れ100時間
後の抵抗測定したが、表面抵抗の変化率は初+111値
の10%以内であった。
比較例1 ポリエチレンデレフタレー1〜フィルム上に実施例1と
同様にしてSn 02を数%含むIn2O3を主成分と
した透明導電層構成体を形成し、それを90℃のオーブ
ン中に入れ100時間後の表面抵抗を測定した。表面抵
抗の変化率は初!ilJ値から50%以上も変動した。
比較例2 実施例1と同様にしてポリエチレンテレフタシー1〜フ
イルム上に81102を数%含むIn2O3を主成分と
した透明導電層を形成し、その上に厚さ800人のジメ
チルシロキザン縮合体から形成された薄膜層を積層し透
明導電性積層体を得た。
得られた透明導電性積層体の表面抵抗は420Ω/口で
あった。17られた積層体を90゛Cのオーブンに入れ
100時間後の表面抵抗を測定しlこ。表面抵抗の変化
率は初Ill値の50%以」−も変動した。
実施例3 厚さ7j)μmのポリエチレンテレフタレートフィルム
を基板としスパッタリング法にJ、っc基鈑上に811
02を含有するIn2O3を主成分どした透明導電層を
形成した。このスパッタリング条171は次表の通りで
ある。
ターゲラh: In 95重M%、5r15重量%ガ 
ス :Ar;80%、0,20% 圧 力 : 5 x 13−’] T orr出 力 
: 400W 基板 温度:40℃ この様にし“C形成された透1す目Q電11%!はJI
S! I「ノ230人1表面抵抗470Ω/口、可視光
線透過率84%であった。得られた透明)9雷膜」−に
)・ノさ 700Aのポリメチルメタアクリレートから
なるλり膜を形成しlこ。
厚さ700Aのポリメヂルメタアクリレ−1へ層は、ポ
リメチルメタアクリレートを1.5重量%含有lしめた
トルエン1部、メチルエチルケト20.5部からなる溶
剤を透明導電膜上にスピンコーディングし、しかるのち
120℃で2分間乾燥III、めて冑1こ。
冑られた透明導電性積層体の表面抵抗は500Ω/口、
可視光線透過率は85%であった。
かかる透明導電性積層体を90℃のA−ブンに入れ10
0時間後の表面抵抗を測定したが、初期値に対する変化
率は20%以内にとどまった。、又、温麿り2℃、湿度
45%の雰囲気に1年間放置し/j後表面抵抗を測定し
たが表面抵抗の変化率は初期値の15%以内であった。
比較例3 実施例3と同様にして形成したポリエチレンテレフタレ
ートフィルムを基板と81102を含有づるIn20g
を主成分とづ゛る透明導電性層とからなる構成体を実施
例3と同様の方法で評価した。
90℃での熱処理100時間後の表面抵抗の変化率は7
0%以上であり、室内放置1年間の表面抵抗の変化率は
50%程度であった。
実施例4 厚さ75μのポリエチレンテレフタレートフィルムを基
板とし、スパッタリング法tこよって’M= Ifi 
十にSn 02を数%含有づるIr+>Oaを主成分と
した透明導電層を形成した。このスパッタリング条イ!
1は以下の通りである。
ターゲラh : I n203 : !13 mo1%
Sn 02’: 7 l1l(11% 力 ス :Ar:95% 、Op : 5 %圧 力 
: 5 X 10’3 1’ Orr出 力 : 25
0W 基板 渇庶:30℃ この様にして形成された透明建電膜【よ膜厚220人1
表面抵抗440Ω/口、可視光わi(透過率85%Cあ
った。
かかる透明82電膜」:にアクリ1」−1〜リルースブ
レン共重合体(モル比 アクルロニ1−リル/スヂレン
ー26/ 74 )からなる厚さ800人のλり膜層を
積層しlこ。
アクリロニトリル−スチレン共重合体からなる膜は、ア
クリロニトリルースチレン共重合体をo、gwt%溶解
せしめた混合溶媒(シフ1」ヘキリ“ノン2部、メヂル
エヂルケトン1部、1〜ル土ン1部からなる)溶液をバ
ーコータで塗工し、しかるのち120℃で2分間乾燥せ
しめてi!i l; 。
かかる透明導電性積層体の表面抵抗は510Ω/口、可
視光透過率は86%であった。
得られた透明導電性積層体を60°Cで湿度95%に保
たれたヂトンバー中に入れ200時間後の表面抵抗を測
定したが、表面抵抗の変化率は15%以下であった。
比較例4 アクリロニ1−リルースチレン共重合体の膜を用いるか
わりにポリ(4−メヂルペンデン−1)からなる厚さ8
00人の層を積層する以外は実施例4と同様にして透明
導電性積層体を111k。ポリ(4−メヂルペンデン−
1〉からなるI’7ざ 800人の層はポリ(4−メブ
ルペンサン−1)を0.8手甲%溶解せしめたシクロヘ
ギロン溶液をバーコータで塗工後120℃で3分間乾燥
せしめて11ノだ。(;Iられた透明導電性積層体の表
面([(抗は470Ω/口 ii1視光透過率は86%
ぐあった。
かかる透明導電性積層体を実施例4と同様の方法で評価
した結果、表面抵抗の変化率は80%であった。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 基板上に形成された酸化インジウムを主成分と
    する透明導電層上に有機重合体からなる厚さ0.5μm
    以下の膜を積層してなる透明導電性積層体。
  2. (2) 当該有機重合体が酸素の透過係数が5 ×i 
    Q−+0QC’ Cm/(II ” Sec ” Cm
    HQ J:す小サイトZ、’)ノ有機重合体である特許
    請求の範囲第1項記載の透明+jp電性積層体。
JP58165080A 1983-09-09 1983-09-09 透明導電性積層体 Granted JPS6059606A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60167208A (ja) * 1984-02-09 1985-08-30 グンゼ株式会社 透明導電性フイルム
JPS62276709A (ja) * 1987-02-25 1987-12-01 グンゼ株式会社 透明導電性フイルム
JP2018203610A (ja) * 2017-06-07 2018-12-27 パロ アルト リサーチ センター インコーポレイテッド 窓構造の受動放射冷却

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59198607A (ja) * 1983-04-27 1984-11-10 三菱マテリアル株式会社 保護膜を備えた透明導電膜

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