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JPS6057941B2 - 溶融金属を凝固製品に変える方法ならびに装置 - Google Patents

溶融金属を凝固製品に変える方法ならびに装置

Info

Publication number
JPS6057941B2
JPS6057941B2 JP51114427A JP11442776A JPS6057941B2 JP S6057941 B2 JPS6057941 B2 JP S6057941B2 JP 51114427 A JP51114427 A JP 51114427A JP 11442776 A JP11442776 A JP 11442776A JP S6057941 B2 JPS6057941 B2 JP S6057941B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pieces
thin layer
casting
roll
molten metal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP51114427A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS537533A (en
Inventor
エリツク・アラン・オルソン
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Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US05/700,080 external-priority patent/US4113166A/en
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JPS537533A publication Critical patent/JPS537533A/ja
Publication of JPS6057941B2 publication Critical patent/JPS6057941B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B1/00Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations
    • B21B1/38Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling sheets of limited length, e.g. folded sheets, superimposed sheets, pack rolling
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/06Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars
    • B22D11/0611Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars formed by a single casting wheel, e.g. for casting amorphous metal strips or wires
    • B22D11/0614Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars formed by a single casting wheel, e.g. for casting amorphous metal strips or wires the casting wheel being immersed in a molten metal bath, and drawing out upwardly the casting strip
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B13/00Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metal Rolling (AREA)
  • Continuous Casting (AREA)
  • Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
  • Crucibles And Fluidized-Bed Furnaces (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は溶融金属を凝固製品に変える方法ならびに装
置に関する、更に詳しくは溶融金属からビレツトもしく
はスラブなどの半成品を製造する方法ならびに装置に関
する。
例へば連続鋳造法など、溶融金属、特にのちに仕上り
製品と成される凝固部片製造用の鋼を鋳造する通常の方
法では、溶融金属が開口端を有する鋳型に注入せられ、
低温の鋳型壁に隣接して鋳型に入る溶融金属が凝固して
表皮となり表皮は最初の凝固が継続するとき最初のうち
は迅速に厚くなる。
然しながら、凝固が鋳物の中心に向ひ増大するにつれて
凝固速度が累進的に低下する。ビレツトが円形、正方形
、もしくは矩形断面のものであつてもビレツトの凝固時
間Tは通常はT=KD2なる式により表はされる、ただ
しには冷却条件により左右されるファクターであり、D
は直径もしく’は一方の表面から他の表面に到る厚さで
ある、冷却時間Tは近似的に直径もしくは厚さの2乗に
比例する。 溶融金属、特に鋼が迅速に凝固するとき、
迅速な凝固が例へば鋼中の合金化元素などの或種の元、
素の偏析を妨げ或ひは最小限にする場合には鋳物が微粒
構造を有するものとなるが、凝固が遅いと粗大な望まし
からぬ粒子構造となり、鋼の場合にはS,P,As,Z
n,Snなどを含む不純物は勿論のこと或種の合金化元
素から成るクリスタル及び鋳物の最後に凝固する区域に
クリスタルが集中することによる廃却を生ずることは勿
論公知である。
従つて、チル・ゾーン層と呼ばれる鋳物の外部は微粒構
造の見地からは優れており、またチル・ゾーン層がこれ
を形成させた溶融金属の成分に最も近似的に対応すると
の理由で優れている。鋳型鋳造もしくは連続鋳造により
従前から行はれている鋳造されたインゴットの断面の均
一性を実現するためには、チル・ゾーンの成分及び粒子
構造がインゴットの断面全体に拡がつている場合には不
要な熱処理、圧延及び鍛造作業が必要になる。本出願人
の出願、特開昭50−60425号には、連続的に形成
された数枚の薄いストランド、若しくは単一ストランド
の平行部分が、通常の圧延温度以上てはあるが液状金属
が見えない固相温度で相互に表面と表面とで連続的に接
触させられるようにする方法が示されている。
凝固した金属を変形させるに必要な圧力よりも小さい軽
微な圧力を接触面に加えるときは、この状態で発生する
結晶間拡散により融着もしくは溶接が行はれる。これは
無流溶接もしくは加圧溶接と呼ばれる。従つて、数枚の
個々の層もしくはストランドを組合はせるこの方法によ
り例へば直径Dのビレツトを製作するときは、個々の層
の厚さに基き計算した凝固時間が加速せられ、凝固時間
は上記の式により表はされることなく、式T=KD2が
ほぼT=賢となる、ただしSは層の数を示す。
多数のストランドを一諸に加圧して溶接を行ふ際に、殆
んどの場合に約2%以下の厚さの低下が発生する、従つ
て、仕上り鋳物の寸法Dを決める際には、寸法Dを確保
するためにこの厚さの低下を考慮に入れなければならな
い。換言すれば、溶融状態から別々の薄層に凝固する1
屯の薄片金属は単一の鋳物として寸法Dのビレツト若し
くはスラブに鋳造された1屯の金属よりもはるかに迅速
に凝固する。別個の2個もしくは3個の層またはストラ
ンドを組合はせて半成品を製作する場合には各層につき
別個の鋳造ロールを使用して各層を別個に製作すること
は、2個以上の追加層の各々につき別個の加圧ロール装
置を使用しても、商業的に可能である。
けれども4層、5層もしくは10層、10層以上の薄片
を組合はせ単一のスラブ若しくはビレツトとする場合に
は、2層以上の各層に対し加圧ロール・バスを設けるこ
と及びこのようなプラントに要する資金の問題と共に各
層につき別個の鋳造装置を有するプラントの複雑さと場
所の要件とは前記出願の方法の経済性と利点とを帖消し
にする。本発明は、金属の薄層が凝固する可動令却面に
溶融金属を接触させることにより溶融金属を薄層に鋳込
み、次々に出現する別個の薄片もしくは所定長さの部分
もしくはストリップに切断される幅広い扁平な連続スト
リップと成し、こられを単一の積層装置もしくは積重ね
装置に引渡し、これらの薄片が上下に重ねられるときこ
れらを加圧溶接する共通の装置により薄片が一体的に結
合するように成された溶融金属、特に鋼を半製品に変え
る方法と装置とに関するものてある。
或る場合には2個の鋳造装置を使用することもあるが、
それらの出力は制限せられ共通の加圧溶接装置で一層が
次層に融着される。ここに公表されている態様で鋳造さ
れた薄層の粒子構造と成分とは可動冷却面上に冷却され
た層が形成する時に決められる、数個の薄層を組合はせ
、厚い製品からの熱の伝道速度を遅くするビレツト若し
くはスラブなどの普通製品とすることは粒子構造と成分
とにさして影響することはない。
以下の説明において、『ストランド」なる術語は溶融金
属に接触して動く低温面に連続的であると断続的てある
とを問はす生成せられ後に運動中の低温度面もしくは寒
冷面から剥ぎ取られる凝固層となる発現鋳物を示すため
に使はれる。発現鋳物は約3顛の厚さのものが望ましく
、すべての目的に対し発現鋳物を生成させる溶融金属の
微粒子構造と均一な成分とを有し、この溶融金属はテー
ル・ゾーンの厚さを有するものと言はれている。1スト
リツプョなる術語は別に指示する場合以外には、ストラ
ンドを長手方向に切断することにより形成される分割体
を示すために使はれ、1個片ョもしくは『定長物』なる
術語はストランド若しくはストリップを横方向に切断す
ることにより形成せられ、或ひは鋳造装置内で固定の長
さに形成される個々の鋳造片を示す。
形状もしくは寸法とは無関係に完全な装置の生成物は『
製品』『単一製品』もしくは『半製品』と呼ばれる。数
個のストランドが同時に鋳込まれ且つ組合はせられる場
合には、同一寸法のものと仮定すれば、ここに公表する
改良の場合よりも高い生産速度が得られる。
その理由は数個のストランドが同時に形成せられ組合は
せられて半製品と成されるからである。然しながら、本
発明の改良では従前の連続鋳造もしくは半連続鋳造によ
り同一屯数を生産する場合よりも迅速な液状金属をビレ
ツド若しくはスラブに変える速度を得ることができる。
このことは、凝固生成物の厚さを減らすことにより凝固
速度が指数函数的に増大することによるものである。例
へば幅1米、厚さ150朗の鋼スラブを厚さ3?の多数
の層を融着して一諸にすることにより製作する場合を取
ると、この3TrL/7TL,の厚さが約1秒て得られ
る。
液状鋼に長さ1米にわたり接触している移行ベルト・コ
ンベーヤーを冷却壁として使用すると、厚さ37177
!の凝固層を引上けるためのベルト速度を毎秒1米とす
ることができる。これは毎分ほぼ1400k9の生産に
対応する。これを1個のストランドによる従前の連続鋳
造によりこの数字を得ようとすれば、少くとも長さ7・
5米の内部液体プールを設け毎分1・2株の最小取上速
度で薄層部分を完全に凝固させるに約6分かかることを
考へると、複雑高価な連続鋳造装置が必要となる。この
時間中にストランドは適切に冷却せられその長さ全体に
わたり支持されていなければならない。これに反し、本
発明の実施例による方法は、短小な移送ベルト若しくは
廻転ドラム、ベルトから出たのちに層もしくはストラン
ドを所望長さの薄層片に切断する剪断機、薄層片を上下
に積重ねる機構、ならびに先行層の上部に薄層片が加え
られるとき積重ねられた薄層片に加圧する機構を必要と
する。ベルトが液状鋼に接触している長さを単に1米と
し鋳込まれるストランドを一層薄くすれば、更に高度の
生産速度が得られる。理論的には、厚さの低減により凝
固速度が指数函数的に増大するために厚さ177!77
!の層は毎分ほぼ540.の取上げ速度を可能にする、
54味の数字は毎分約4屯に対応する。この生産性は毎
分3・5米の鋳造速度でほぼ21米の液体プールを使用
する現今の鋳造技術による連続鋳造では殆んど達成困難
なものである。若し薄層もしくはストランドの幅を長手
方向に幅10Ck!nの数個のストリップに分割して1
0呼方ミリメターのビレツトに融着するものとすれば毎
分約5株程度の生産力が理論的には得られる。本発明の
主要な利点は、このようにして一体化され単一部片と成
されるすべての薄層が単一の可動冷却面及び1個の溶融
金属体から得られると言ふことである。
然しながら、所望とあれば、1個の鋳造装置から交互に
切り出される薄層部片を他の薄造装置で形成せられ切り
出される薄層部片に差込み、また単一の鋳造装置て形成
された薄層部片を交互にもしくは次々に同時に形成され
る別の鋳物に積重ねることもできる。同時に同一幅もし
くは異る幅を有する複数個のより幅のせまい半成品鋳物
を製作するためには幅広い機械に僅かの模様換えをすれ
ば足りる。
本発明は本発明を実施する装置と方法との特定の実施例
を示す添付図面に関連して以下に詳しく説明されている
。本発明を実施する簡単な装置と方法とを示す第1,2
.及び3図において、2は鋳造用取鍋を示し、溶融金属
が排出管の排出端を潜没させる深さに保たれている中間
容器4の中に延び出す排出管3を備えている。
流量制御弁が管3上の点5に示されている。通常の作動
状態で容器4内の溶融金属の深さが管3の下端を潜没さ
せるよう、容器4”は内部堰(せき)6を有し、溶融金
属が堰6を越えて流動し金属から鉱滓を浮乏させ除去す
る重要な作用をする。堰6の排出側から溶融金属はU字
型を成す接続通路7を経て容器8に流入する。ここでは
容器8に浸かり均一速度で作動する内.部から冷却され
たドラム9の表面により示されている連続的に動く無端
冷却面により、凝固金属の連続的な薄層がドラム上に塗
着せられ、ドラムにより容器から取出される。参照番号
10に示すこの層は、ほぼ全面的に凝固する温度もしく
はこれノに近い温度でドラムの上面から剥ぎ取られ、水
平に動かされレベリング・ロール11に入れられる。レ
ベリング・ロールから出たのち、薄層は剪断機12によ
り均一長さの個片に切断される。公知の構造の電気眼回
路を備えたリミット・スイツチが13に示され剪断機1
2を作動させる。剪断時に、各個片は平行支持体14上
に動いている、支持体の1個はそれぞれの揺動軸16か
ら張り出すリンク15により機械の両側に吊下されてい
る。参照番号17に示す公知の構造の種々の機構が揺動
軸16を同調して作動させ支持体を分離させ今なほ高温
の次々の薄層個片を以下に説明する可動型の受入れベッ
ドに落下させる。ドラムから取出された高温の薄層は極
めて弱くしなやかであり、損傷を避けるために何等かの
方法で剪断の前後に支持させていなければならない。
通常の支持装置及び移送装置は鋳込まれた金属層の破壊
もしくは粘着を避けるために冷却を必要とする。これは
、のちに補給を必要とし機械を装備し運転させる経費を
追加する望ましからぬ熱の除去を生ずる。本発明は薄層
の支持、誘導及び移送さえも、薄層もしくは個片もしく
はストリップに浮遊性を与える反撥力を発生し且つ運動
中の金属に熱を補給する交流電磁界を発生させることに
より行ふことを考えている。このために、18及び19
に示す支持板19が設けられる。
支持板19は可動支持装置14の部分を備え、支持装置
14の内部には、薄層もしくは切断された個片を支持板
から反撥し離隔させ且つこれらの薄積もしくは個片に誘
電的に熱を発生させると言ふ二つの目的のために電界を
発生させる周波数と強さとを有する交流電流を加えられ
た水冷された管が設けられる。ドラム9及びレベリング
・ロール11から金属に加えられる力は通常は薄層の先
端をリミット・スイッチ13に運び剪断作用を行ふに充
分なものである、けれども長大な個片の場合にはコイル
が附勢せられ金属を遂次リミット・スイッチの方向に押
出しドラム9及びロール11により加えられる力を補充
する。このように移行する磁界を発生する装置は業界に
公知である。以上に説明した如く、剪断機の作動により
切断される薄層もしくはストランドは既に支持体14及
びその支持板19により支持せられ、リミット・スイッ
チ13の作動により作動機構17が制御せられ支持体1
4を分離し切断ずみの個片を支持体の間から落下させる
ように成されている。
剪断機の作動に関連して支持体14を開閉させるために
機構17の作動を開始させる種々の装置は本発明の一部
を構成するものではなく、自動炉及び他の扉作動機構で
公知になつている。可動支持体14の下部には積重ね装
置の層が置かれ、積重ね装置は連続的に鋳造された層か
ら剪断される個片の長さの少くとも2倍に等しいか或い
はこれによりも長い前進動程及び後退勤程でヘッド板を
動かすだけの長さを有する流体圧シリンダー及びピスト
ン装置21を有するベッド板20を備えている。
個片が支持体から落下しベッド板上に扁平に置かれると
き、もしくは積重ね開始或ひは形成中に1個もしくは数
個の個片が既に落下している場合には前に落下した個片
の上部に直接落下するときベッド板が各個片を受入れる
位置に置かれるようピストンの作動がタイミングを定め
られる。4個片がベッド板上&9形成中の積重ね体の上
部に受入れられ或ひは積重ね体形成の初期にベッド板上
に置かれると、その直後にピストン21が作動して第2
図で見て右方にベッド板を動かし1対のロール22と2
3との間に入れる、上部ロール22はベッド板上に積重
ねられた個片の高さが増大するとき上方に動かされるけ
れども、ベッド板がロール22及び23の間を往復する
とき新規に置かれた個片の上面に軽い所定圧力を加える
ように配列されている。
第3A図には、所定長さの高温金属がベース板上に落下
することにタイミングを合はせてベース板の運動を制御
する簡単な型の装置が示されているが、これを行ふ一つ
の方法を簡単なダイヤグラムで示すものである。
蝶着された一方の支持体14が鉛直位置に落下するとき
は、支持体14がスイッチ24を閉鎖しソレノイド25
を附勢し四方弁26を作動させ流体圧力をシリンダー・
ピストン装置21のシリンダーの左端に入れ、該シリン
ダーの反対端の圧力を放出して、第3A図に示す如く動
程の左側極限から板20を動かす。
同時に、スイッチ24が閉鎖しスイッチ27が開かれる
。けれども支持板14が回動してスイッチ24との係合
から外れるや否や、スイッチ24を開きスイッチ27を
閉鎖するよう切替装置が偏倚されている、そこで、ソレ
ノイド28が附勢されて四方弁を逆転させロール22と
23との間を経てベース板を戻す。薄層の個片もしくは
所定長さの部片から成る積重ね体が所定高さに達すると
きベース板がその動程の後退端もしくは右端に置かれる
際に双方のソレノイドへの回路を開くための参照番号3
0に示す浮動型のスイッチが設けられる。
このスイッチは作動に休止を生じ、第2図の矢印に示す
如く、また第3図に最も良く示す如く鋳造装置から後続
の薄層を完全に除去させるために、仕上げられた製品を
ベース板から横方向に押出すことを可能にする。例へば
以下に説明するブッシャー機構の如きブッシャーを使用
することができる。第1図に示す如く、ベース板20の
右端は、20bにおいてベッド板の主区域の扁平レベル
に傾斜する隆起した端部20aを有している。
図示の如く、この隆起レベルはベース板が動程の延び出
した極限もしくは左側極限に置かれるときロール22と
23との間に置かれ、ベース板が右側位置もしくは後退
位置に向つて動く度毎に上側ロールを積重ね体の上に降
ろすように成されている。参照番号31に示す破線は、
容器8の前部に始まり上面でベース板を動かしているロ
ーラー・テーブルの後部を過ぎ延び出している囲ひを示
す、囲ひは側壁と底壁とを有し、制御され不活性雰囲気
、既ち非酸化性雰囲気が上記装置の周辺に保持せられか
なりの範囲に熱損失が阻止されるように成されている。
装置の排出端、既ち第1及び2図に示す如く右端には、
液体を充填させた容器により示された液体シール32が
設けられ、この液体シール32に囲ひ31の縁部が浸け
られている。第3図の彎曲した点状矢印33により示す
如くベース板から横方向に押出される製品はこの孔(容
器)に入り、そこから取出される。製品を取出すコンベ
ーヤーその他の装置は本発明の一部を構成するものでは
ない。容器4と容器8との間の溶融金属は溶融金属が囲
ひに入れられる点で囲ひに入る空気を阻止するトラップ
となつている。この装置の作動に際し、厚さ約3wnの
金属の連続的な層が形成せられ、均一な長さに切断せら
れ、以上に説明した態様で所要厚さのスラブ若しくはビ
レツドを形成するように積重ねられる。
最初の個片以後の、各個片は下部に置かれた高温個片の
上に置かれる、各個片の高温、囲ひから空気を無くする
ことを含め清浄な表面、従つて金属の酸化を防止しうる
ために、適切な圧力を加えることにより接触面間の金属
の融着が行はれる。適切な圧力は薄層の物理的性質によ
り左右される。この圧力は対向する表面間の緊密な接触
を直ちに行はせるに充分なものでなければならない。可
塑性の劣る金属が生産させるときは、金属が破壊なしに
高圧に耐えられる温度に達したのちに始めて圧力を加え
ることがあり得る、この場合には交互に作動しうる2個
もしくはそれ以上のベース板を設ける。例へば迅速に良
好な可塑性(高温加工性)に達する低炭素鋼など別のグ
レードの金属の場合には、金属が迅速に硬化するから比
較的高度の圧力を直ちに加えることができる。特定グレ
ードの炭素鋼及び合金鋼に対する絶対的なパラメーター
は、製品の寸法、形状、金属の組成、ロールによるか或
ひはブレスによるかなど圧力を加える態様、振動板など
により決定しなければならない。この作業の一例を取つ
てみると、毎秒1米の速度で作動する水冷型ドラム9を
使用して薄層が凝固装置を出るとき厚さ3Tf1tを有
する薄層を融着させることにより長さ3米、厚さ150
wnのスラブを製作するものと仮定すれば、連続的に形
成されるストリップから切断された少くとも印個の個片
をベース板20上に積重ねることが必要になる。
ピストン及びシリンダー装置21は3秒以内にフルに前
進後退の動程を完了しなければならない。然しながら、
高温金属に加えられる圧力のために或程度の高さの低下
を考慮して仕上がり製品の所望の厚さ15−を得るため
に若干の個片もしくは薄層を追加する必要がある。然し
ながら、厚さの低下はこれに対応し長さを延伸させるも
のであるから、個片または所定長さの薄片を僅かに短小
に切断することもできる。従つて、ピストンの動程サイ
クルをやや短かしく、単位時間あたりの生産量を同一に
とどめ、既ち単位時間当りの仕上がり重量をほぼ同一と
することができる。第4及び5図には、幅の広い鋳造層
から幅の狭い複数個の鋳造体を同時に製作する方法と装
置とが示されている。
ここに示す如く、累進的に幅が狭くなつている4個のビ
レツト若しくは合一体が鋳造装置から出される金属の幅
広い単一のストラ”ンドから形成される。第1−3図に
示す廻転ドラムが連続的に鋳造された薄層を形成させる
ために使はれるが、第4及び5図は連続的に動く耐熱性
ベルト35を備えた装置を示すもので、ベルト35の上
側走行部は溶融金属容器35aから矢印の方向に進み前
記容器から上方に向つて傾斜し排出端のロール36に掛
けられ、ベルトの戻り走行部分はベルトの下端のロール
37のまわりに掛けられている。容器35は上方に進む
に従ひ深さが低下する型のもので、図示の如くベルトの
上側走行部は溶融金属の下側に沿つて動きベルト上の溶
融金属のプールに対する寒冷な底壁を形成し、この底壁
に金属の薄層が迅速に形成される。薄片が底壁から剥ぎ
取られるに充分なだけベルトの上端に達するときはこの
金属層が凝固し、スリツター38により長手方向に剪断
せられ、ここに示す記号Sl,S2,S3及びS4を有
する平行なストリップと成される。ストリップは同一幅
のものとし、或ひは種々の幅の組合はせとすることもで
きるが、ここに示すものではS1が最も幅広く、ストリ
ップの幅が累進的に狭くなり、S4が最も幅の狭いもの
となつている。平行ストリップは廻転剪断機39により
切断せられ多数の均一長さの個片と成される。
ストリップが作成せられ所定長さに切断される鋳造装置
の下部では、間隔を置いたローラー42相互の間に板4
1を有するローラー・テーブル40が設けられる。
これらの板は輻射熱損失を阻止し内部に取入れられた抵
抗型もしくは誘電型の加熱装置を有しストリップを加熱
する。ローラー・テーブルの両端の中間部分には1対の
加圧ローラー43及び44が設けられ上部ローラー43
は第1図に示す如く上下に動き、加圧ローラー43及び
44の間を進む薄層の積重ね体に適切な圧力を加える。
これらのローラーの一方もしくは双方を.駆動する番号
45に示す可逆駆動装置が設けられる。所定長さに剪断
された金属片をロール43及び44の中間部分に隣接す
る間隔を置いた平行チャンネルに導き閉込めるガイドが
46に示されており、ローラー・テーブルに沿う別のガ
イド47が前記の平行状態を維持する。緊密に横に並べ
られた状態で剪断機39から出る個片を相互に間隔を置
いた平行通路に送るために、鋳造装置はローラー・テー
ブルに対し角度を成しており、剪断機から出るストリッ
プの個片は−次々の個片S1からS5までに対し累進的
に大きくなる曲率の半径で剪断機からガトド・ローラー
装置48まで下方に彎曲している。
このためにストリップの横方向に見るとき各個片は順に
同一時間内に一層長いループに沿つて動き、個片の望ま
しからぬ変形が回避される。第4及び5図では、形成さ
れる平行な積重ね体がBに示されており、各積重ね体は
ロール43及び44の一方の側から延び出している。
作動に際し、積重ね体Bが第4及び5図に示す如く右に
動くものと仮定する、ローラー・テーブルの右端にリミ
ット・スイッチ50が設けられ、リミット・スイッチ5
0は少くとも1個のビレツト(或ひは・造成中の別の製
品)の端部に係合させられビレツトの後端力珀−ル43
−44から離脱したときロール43−44を逆転させ、
今は逆方向に廻転しているロールの中間部分に入るビレ
ツトの運動を逆転させる。また、ローラー●テーブルの
左端にもリミット・スイッチ50aが設けられる。かな
りの長さを有する製品の場合には、剪断機39とロール
の中間部分との間のループは殆んど仕上げられた製品と
同じ長さでなければならない、またロール43−44は
剪断機から出る個片の速度よりも迅速に作動して、一組
の個片が全面的にローラー・テーブル上もしくはローラ
ー・テーブル上に形成された積重ね体の上に置かれると
きこれらの個片が逆進し、これら個片の逆進運動が完了
するとき横に並置された数個のビレツトの左端が次の一
連の平行に切断された個片の先端を受入れる位置に置か
れるようにしなければならない。所要数の薄層が各積重
体に加えられロールされるときは、杆51とピストン及
びシリンダー装置52とから成る迅速に作動するブッシ
ャーがリミット・スイッチ50aにより手動により、或
ひは自動的に作動せられ、第3図について32に示され
たシールの如きシール53に次々の積重ね体を入れる。
シールは鋳造装置の残部を包囲する完全な囲ひ54の一
部となつている。第1及び2図の場合の如く、55に示
すトラップが通常は溶融金属取入口に設けられる。数個
の個片S1−S4を加圧ロール43−43間の適正位置
に送るループ形成ガイドが設けられるけれども、説明を
明瞭にするためにこれらのガイドは示されておらず、本
発明の一部を形成するものではない。
これらのガイドはガイドを通過する金属の個片もしくは
所定長さの薄層から熱を除去するから、交流電源から附
勢されている第1図に示す如き電磁石がガイドに連動し
金属の個片に熱を加え、金属個片とガイドとの接触圧力
を或る程度除去する。第6図には、第4及び5図に示す
上方に傾斜した無端ベルト60と供給取入口(図示せず
)から均等の深さに溶融金属体を保持する第5図及び以
下に説明する第7図に示されている装置に類似の溶融金
属保持装置61とを備えた第4及び5図に示す無端ベル
ト型の鋳造装置が示されている。
溶融金属は無端ベルト60の上側走行部の上に保持され
る、無端ベルト60は保持装置61により保持されてい
る金属のプールの底を形成し、前述の如く溶融金属の薄
層が連続的に凝固する常時動いている寒冷面となるもの
である。連続的に形成されるこの薄層はベルトの上端で
上側走行部から剥ぎ取られ、この薄層を縦方向に分割し
て均等幅の複数個の平行ストリップS9とする縦裂きロ
ール装置62に通される、縦裂きされた複数個のストリ
ップは案内ロール63の間を進む。第5図の場合の如く
、鋳造装置はストリップが送り込まれる後述の装置の縦
軸に対し角度を成して配列されている。ストリップを受
入れる装置は先ず1対の加圧ロール64を備え、更に作
動に必要な隙間を残してストリップS9を受け入れる幅
と上下に重ねられたすべてのストリップを1対のロール
64の間の通路に進入させるだけの深さとを有し前記1
対の加圧ロール64の中間部の前方に置かれるガイド装
置65を備えている。
加圧ロール64の排出側には、ガイド装置65に類似し
ているがこれを反転させた位置に置かれたガイド66が
設けられる。67に示す如く別のガイドが設けられ、必
要とあれは別の処にも設けられる。
第2対の上下のロール68が設けられ、これらのロール
は両者の間に通路を形成するようフランヂされている。
ガイド67とロール68との間には、竪軸のまわりに廻
転する別の対を成す溝付ロール69が設けられている。
溝付ロール69はロール対64から出て来るストリップ
の融着した束の側面に圧着される。数個のストリップの
積重ねは第5及び6図の場合の如く、すべてのストリッ
プが前述の如く加圧せられ融着せられ或ひは加圧溶接さ
れる温度で、既ち比較的軽度のもしくは適切な圧力のも
とに溶接を行ひうる温度で、平行なストリップをロール
63から排出させ、各ストリップを例へばロール63の
右側から左端に向つて次々に一層大きくなるループを描
いて動かし、同時に図示の如く一連のストリップの左側
のストリップS9が加圧ロール64の間に入る最下層の
ストリップとなり、その後左から右に各ストリップが下
に置かれたストリップの上に次々に導かれストリップの
積重ね体もしくは束を形成するように成すことにより行
は・れる。
平行なストリップを上述の態様でループさせることによ
り、ストリップが、金属を破壊的にねぢり或ひは折曲げ
ることなく、相互に接着される位置にたやすく持ち込ま
れる。第6図に示す方法と装置との製品は70に示す剪
断機により切断せられ均一長さもしくは種々の長さのビ
レツトと成される。
連続的に製作される製品は例へば製棒機に送られ、不特
定長さの棒材もしくは後に所定長さに切断される棒材と
成される。第7図は第6図の変形を示す上面図で、対応
部分は対応する参照符により示されている。
すべてのストリップS9は相等しい幅を有している。6
3における案内ロールの代りに廻転剪断機63Aが設け
られ、出てくる各ストリップS9を次々に切断して均一
長さの個片とする剪断機63Aのカッターは喰違つた位
置に置かれ、ループ鋳造装置の一方の側から他方の側に
向つて累進的に大きくなる直径を有しているけれども、
すべての個片の長さは相等しか或ひはほぼ等しく、上下
に積重なり或ひは束にせられ、すべての個片の前端と後
端とが別の個片の対応端部とほぼ真つ直ぐになり且つ竪
方向に整合するように成されている。
第6図に示す装置と第7図に示す装置との別の相違は、
第7図が第2の鋳造機構、縦裂機構及び切断機構71を
第1機構の前方に示していることである。
この装置で1個のストリップの束が組立てられ一体化さ
れ、製作すべき製品が幅もしくは厚さ、もしくは双方の
寸法が大き過ぎ単一の鋳造装置で製作できない場合に他
方の鋳造装置が追加の個片を付加するように作動する。
また2台の鋳造装置を次々に使用する代りに、双方を同
時に作動させ、一方の鋳造装置からの個片を他方の鋳造
装置の個片に差込み一体化されたビレツトを製作するこ
ともできる。第7図には走間剪断機70も示されており
、第6図の場合の如く使用し、或ひは積重ねる前に個片
を切断する。仕上げられたビレツトは第3図に示す如く
横方向に排出されるけれどもロール68に後続する位置
で方向を逆転させることはなく、或いは囲ひから端部方
向に排出される。他の図の場合の如く、鋳造ならびに製
品造成装置全体を取巻く囲ひは鎖線で示されている、こ
の囲ひは参照番号73で示され、非酸化性雰囲気が前記
装置の外周に保たれるように成されている。前述の如く
、トラップ若しくはシールを備えた鋳造装置の金属取入
口が参照番号74に示されている。第6及び7図の装置
は互換性を有し何れも同一の態様で作動するように成さ
れている。第8及び9図に示す装置は主として比較的短
小なスラブの製作に使用するものである。
本発明の別の実施例の場合の如く、金属層を次々に相互
に組合はせ、所要厚さの製品が製作されるまで各層を先
行する次の層に加圧溶接することにより製品が造成され
る。第8及び9図では、鋳造装置が前述の型式の無端ベ
ルトを備え、無端ベルトは参照番号80に示されている
が詳細の説明は不要である。
また通常の高圧延には不充分な可塑性を有している温度
以上の温度で連続的に造成される金属層が下方に振向け
られ2個の対向する耐火材ブロックの間の空間に導入さ
れる。図示の如く参照番号83に示す下側ブロック若し
くは左側ブロックが金属支持機構82に取付けられてい
る。上側ブロック若しくは右側ブロック84は金属支持
機構85に担持されている。耐火材製板とその支持機構
82,83は位置86に蝶着せられ、鉛直面から急勾配
に傾斜している直立位置から水平位置まで竪型の弧を描
いて揺動する、この回動運動を行ふために流体圧シリン
ダー及びピストン装置87が設けられる。反対側の耐火
材製板とその支持機構84−85は前記組立体82−8
3に接近し遠ざかる方向に動くように支持されている。
これら2個の組立体82−83及び84−85は、組立
体84−85を他方の組立体82−83に接近させ遠ざ
けるように動かす流体圧シリンダー及びピストン・エレ
メント88を有する加圧板もしくは加圧プラテンを形成
するものである。第8図に示す位置にある加圧板は、鋳
造装置の端部から降下する金属層が2枚の板の中間の空
間に入るように位置ぎめされており、耐火材製板83の
傾斜は高温金属が下方に動くとき挫屈し崩壊することを
防止するために支持が行はれるように定められる。
金属層の先端が耐火材製板83の下端の支持棚(たな)
に到達するとき、走間剪断機89が降下中の金属層を切
断する。2枚の加圧板の間に既に1個もしくは数個の剪
断された金属層が存在するものと仮定すれば、加圧板8
4−85は各々の追加される金属層を先行金属層の表面
に圧着するように作動される。
耐火材製板82及び84は、金属層からの熱の損失を阻
止し次々の金属層の加圧溶接を迅速有効に行ふように加
熱されている。スラブ若しくはビレツトが所要の厚さに
達し所望の最終製品を生ずるときは、下側加圧板82−
83が点鎖線に示す水平位置に回動させられる。この位
置に達するときは、ブッシャー90(第9図参照)が9
1に示す流体圧装置により作動され新規に造成された製
品92をローラー・テーブル93の上に滑らせる。製品
92はローラー●テーブルにより逆転ロール●スタンド
94に移送される、ロール・スタンド94はスラブが一
方向に動くときは上側バスを、他方向に動くときは下側
バスを交互に通過するように配列されたスリー・ハイ・
スタンドと成されている。このロール・スタンドは時と
して1ジャムピング・ミルョと呼ばれることがある。こ
のロール・スタンドは高温の製品を圧延して数層を完全
に結合させ所要の厚さに圧密して後続処理により仕上が
り製品とするに適するものとする。図示されていないが
、製品は更に圧延して再加熱なしに仕上がり寸法とする
ためにジヤンピング・ミル94から隣接の圧延機に直接
送られることもある。また、スラブが過度に高温で圧延
ミル94で処理する際に所望の可塑性が得られないため
に、ローラー・テーブル93をスラブが適切な温度に冷
却するまで数個の新規に造成されたスラブをロール・ス
タンドの両側に支持するだけの長さを有するものとして
もよい。また、製品92が圧延機を通過したのちに、製
品が更に圧延させるようテーブル93からテーブル95
に横に動かされ、或ひはテーブル95の排出端(図示せ
す)に運ばれるようローラー・テーブル93に沿ひ第3
のローラ一・テーブル95が設けられる、第9図の数個
の矢印はこれらの選択を示すものである。他の図の場合
の如く、囲ひが第8及び9図の圧延機を包囲して、鋳造
、造成及び圧延の作業が非酸化性雰囲気内で行はれるよ
うにすることが望ましい、けれども明瞭にするためにこ
の囲ひはこれらの図には示されていない。第10図は、
前に説明したがこの図に示されていない可動寒冷面上に
鋳込まれた連続的な金属層100が走間剪断機101に
より均一長さの個片に切断されるように成された装置を
示す。
これらの個片は支持兼移送テーブル102に引渡される
。テーブル102は剪断機に近接する点103に回動自
在に取付けられ図示の如く竪の弧を描いて振動する。テ
ーブル102の振動はピストン杆105を有する流体圧
シリンダー104として図示されている作動機構により
行はれる。上側ロール106と下側ロール107とから
成る1対の加圧ロールが示されている。これらのロール
の可逆駆動機構は公知の構造のものでよく、本図には示
されていない。対を成すロール106及び107の両側
に延在するローラー・テーブル108が設けられ、ロー
ラー・テーブル108には2個のロール106,107
の間のバスを前後に往復するベッド板109が取付けら
れ、ローラー・テーブル上で端部から端部まで動くベッ
ド板の逆転運動はローラー・テーブルの左側にある流体
圧シリンダー及びピストン装置110及び右端にある類
似装置111により行はれる。
ローラー・テーブルは、ペット板上の重量が増大すると
きローラー・テーブルを降下させる制御された竪方向の
運動を行ひうるように支持されている。
これはローラー・テーブルのフレームに沿ひ種々の位置
に設けられたダツシユポツト(はじき壺)もしくは類似
の流体圧制御型のエレメント112により示されている
。圧延機の作動中に上側ロール106に対し通常は固定
されたレベルで、上側ロールの左側に入口ガイド113
が設けられ、反対側に対向する入口ガイド114が設け
られる。最後に回動自在のテーブル102の自由端に、
上側ロール106から上部に離隔した支持板部分もしく
は支持テーブル115が設けられる、支持テーブル11
5はテーブル102が最上位置に置かれるときテーブル
102の連続部分となる。
支持板部分115を超えた処に、連続的に鋳造される金
属層から切断された薄層個片の長さよりも若干大きい長
さの別のテーブル部分116が設けられている。テーブ
ル部分116は両端の中間位置117て回動自在に取付
けられ竪の弧を描いて揺動し、第10図の実線に示す位
置から点線に示す位置に傾動するように成されている。
点線位置ではテーブル部分116はテーブル115の延
長部分となるが、実線位置に傾動するときは図示の如く
左端が圧延機バスの入口ガイド114の傾斜した上面と
平らになる。テーブル116を上下に揺動させるシリン
ダー及びピストン装置118が設けられている。テーブ
ル102が回動軸103のまわりに回動しその運動の下
限に達するときは、その自由端が左側の圧延機バス・ガ
イド113の連続部分となる。
作動に際し、連続鋳造の個片もしくは所定長さの薄層が
剪断機を出た処で移送テーブル102を下方に動かす。
第10図に示す如く、テーブル102が上部位置にある
ときは、切断された個片がテーブル部分115の上まで
動く、このときテーブル部分116は点線位置にあり個
片を受入れる。個片が傾動自在のテーブル部分116の
上に置かれるときは、このテーブル部分が実線位置に傾
動し、個片の前端が右側から上側加圧ロール106の下
側に進入ベッド板の上に乗る、このときベッド板は丁度
右側から圧延機のバスに入つた処である。個片は圧延機
のバスを通過し、これによりあらかじめロール・テーブ
ル上に置かれた先行個片に加圧溶接される。下側ロール
107は、上側ロール106に対し適宜の圧力て鋳造層
て押付けているベッド板109に圧力を加える。この装
置は、左側に動いているベッド板109の前端が圧延機
のバスに入り切断された個片の前端に出会ひこれを支持
するよう、公知の制御装置の何れかによりタイミングを
定められる。第10図には部分的に造成されたビレツト
若しくはスラブがベッド板上に示されている。ベッド板
が左方に向う動程の極限に達し加圧ロール106と10
7との間のバスから離脱するときは、シリンダー110
が作動してベッド板を反対方向に戻しロール・バスを通
過させる。
このときまでにテーブル102が降下せられ鋳物から剪
断された次の個片を左側ガイド113の上に送りロール
●バスに入れ、その個片の前端をベッド板のそのときの
前端もしくは右端の上に置き或ひはベッド板上に直前に
置かれた個片の上に置く。この作動のサイクルは所要数
の個片が一体化されて均質な物質となるまで反復される
。仕上げられたスラブ若しくはビルツトは、例へば押出
装置(図示せず)によるなど、別の図で前に説明したの
と同一の態様でベッド板から押出され、或ひは別途に取
出される。手動操作を行ふこともできるが、遂次制御リ
レーその他の公知の回路で作動を制御することもできる
。前図の場合の如く、囲ひ120か破線て示され作動部
分の外周に非酸化性雰囲気を保持し金属の発錆を防止し
次々の個片の清浄な表面と表面との接触を行はせる。下
側ロール107はシリンダー及びピストン装置107に
より昇降自在に支持せられ、上側ロール106に所要の
上向き圧力を加え、ベッド板上に造成される製品の厚さ
が増すに従ひ降下する。同様に、ロール・テーブル10
8も下側ロール107が降下するに従ひ降下する。第1
1図では、構造の大部分が第10図の場合と同一てある
、両図において対応する部分を示すために同一の参照番
号が使用されている。
主要な相違は第11図に次々の固片の運動方向を変える
ために一層簡単な切換装置を使用していることである。
第11図では上側加圧ロール106の左側に上方及び後
方に曲げられた延長部分126を有するガイド125が
設けられている。上側加圧ロール106の右側に設けら
れた同様のガイド127が上方に彎曲した延長部128
を有し、延長部128は上側ロール106の上部を通過
し、ガイド延長部126の上部に延び出し且つガイド延
長部126から離隔されている。2個の延長部126と
128との間の空間には2個の通路を形成する末広形の
分岐部分130及び131を有する固定ガイド129が
設けられ、2個の通路のうち一方の通路133はガイド
延長部126に沿ひ延在して、鋳造層から切断された個
片の先端を左側から加圧ロール106の下側に入れ、右
側に向つて動いているベッド板上に送る通路を形成して
いる。
上部分岐部分131はガイド延長部分128と共に、個
片を上側ロールの上部に送り更に上側加圧ロール106
の下側に右から左に送り、このとき左側に向つて動いて
いるベッド板に導くように配列された通路を形成する。
この場合、個片は最初の上面及び下面が反転されている
。傾動する移送テーブル102はこの場合に、テーブル
102がガイド延長部126の端部に対向し且つこれに
平らに接続する第11図に示す実線位置と、テーブル1
02が固定ガイド129の端部に対向し且つこれに平ら
に接続する同図に示す鎖線位置との間で動き、更に実線
位置に戻され、最初に左から右に、引続き右から左に向
うベッド板の運動に同調して交互にストリップを左から
右に、引続き右から左に向ひ上側加圧ロールの下に給送
する。移送テーブル102の昇降と同様に、ベッド板1
09の運動も、例へば走間剪断機101の作動によりタ
イミングを定めることができる。この目的に適する制御
装置は公知のものである。第10図もしくは第11図に
示す装置において、剪断ずみの個片が交互に上側加圧ロ
ール106の一方の側に、次いで、他方の側に導かれる
とき、これらの個片に熱を加えるために、移送テーブル
102ならびに数個のコンベーヤー部分及びガイドの内
部に囲はれもしくは収納せられ交流電源(図示せず)か
ら附勢される導体が設けられる。これらの導体は図面に
間隔を置いて記入された多数の点で示され、反撥力を発
生することにより次々の個片とテーブル及びガイドとの
間の接触を低下させ個片の運動を支援し、且つ前述の如
く個片を誘電的に加熱し個片を加圧溶接できる温度に維
持する。第12,13及び14図はスラブ若しくは板を
高度の生産速度て製作する装置を示す。
このために、時として『ジャンプ・ミル』と呼ばれる型
式のスリー・ハイ・スタンドとして図示されている可逆
式加圧ロール・スタンド140が設けられる。このよう
なロールスタンドでは図示の如く一方向のバスが上段ロ
ールと中段ロールとの間に置かれるが、反対方向のバス
は中段ロールと下段ロールとの間に置かれ、ロールを竪
方向に動かし二つの方向でロール●バスを同一レベルに
保持する装置が設けられる。金属のスラブを受入れ、圧
延される材料を支持するレベルで加圧ロール●スタンド
の左側にローラー・テーブル141が設けられ、加圧ロ
ール・スタンドの右側に同様なローラー・テーブル14
2が設けられている。
スラブ用鋳物を製造する2個のラインが設けられ、一方
のラインは参照番号143に示されローラー●テーブル
141及び142の一方の側に沿ひこれに平行に設けら
れ、ローラー・テーブルに平行に置かれているがローラ
ー・テーブルの反対側に設けられた他方のラインは参照
番号144で示されている。上記ライン143及び14
4の各々の一端に連続鋳造装置145が設けられている
。これらの連続鋳造装置はそれぞれのラインの左側に示
されている。連続鋳造装置は前述のベルト型の装置とな
つている。各々の連続鋳造装置は溶融金属取入口147
を備えた溶融金属保持容器146を有している。連続ベ
ルトの排出端には第13図のライン143の左端に示す
如く扁平な鋳物がベルトから剥取られたのちそれぞれの
鋳造装置により製造された連続的で扁平な薄い鋳物を切
断してスラブ片149とする走間剪断機が設けられる。
これらの個片は剪断されるとき、ライン143の部分的
受入テーブル150及びライン144の受入れテーブル
151の上部に進出する。ライン143の部分テーブル
150はローラー・テーブル141のレベル以上に持上
げられ、2個の固定部分150a及び150cと2個の
横方向に傾動自在の部分150b及び150dとを備え
ている。
第14図に示す如く、傾動自在の部分は縦軸156のま
わりに第14図の水平実線位置から点線に示す傾動位置
に揺動もしくは傾動するように配列された支持体155
に取付けられている。部分150bと150cとの間に
は可動止め157が設けられ、可動止め157は図示の
位置にあるとき切断された所定長さの薄片149の運動
を阻止し薄片を傾動部分150b上に保持するけれども
点線に示す如く阻止位置から動き出す場合には切断され
た所定長さの薄片を第2傾動部分150dに進出させる
。テーブル部分150dの一方を傾動させることにより
、その上に支持されている個片がそのとき隣接位置にあ
るベッド板上に降下させられる、ベッド板160はスタ
ンド140の加圧ロールの間を通過しロール・テーブル
141もしくは142の一方もしくは他方の上面まて動
き個片を加圧ロールにより圧延する。テーブル150の
すべての部分は、第12図に相互に間隔を置き喰違つた
平行線により示された多相交流捲線を備え、若しそのと
きロール・スタンド140の左側でテーブル141上に
全面的に支持されているベッド板160上に個片を排出
すべき場合には、個片149を止め157まで動かす。
然しながら、止め157がその作動位置から撒去される
場合には、個片に走路の端部まで、即ち個片が傾動自在
の部分150d上に置かれこのとき加圧ロール・スタン
ド140の右側に置かれローラー・テーブル142上に
支持されているベッド板160土に横方向に排出される
位置まで動く。前述の交流捲線が、金属個片がテーブル
部分上で動かされるとき、次々の金属個片を誘電的に加
熱する。傾動部分150b及び150dの装置の場合に
は、選ばれた扁平な鋳造薄片が、ベッド板160が最初
に加圧ロール・スタンドの左側にあるときは右に進むな
ど前後に動くとき、ベッド板160上に例へば交互に置
かれる、各個片が先行の個片の上部に置かれるときは、
下側に置かれた個片に加圧溶接せられ一体化される。
圧延機の別の側に沿うライン144は鋳造装置から剪断
された個片を受取る支持テーブル165を有しているけ
れども、ライン143とはやや異る態様で作動するよう
に配列されている。
テーブル165はテーブル150の如く加圧ロール・テ
ーブル141及び142よりも上部のレベルに設けられ
ている、けれども圧延機の反対側のテーブル部分150
よりも大幅に遠距離でこれらのテーブルから横方向に離
隔している。次々の個片は多相磁気装置(図示せず)に
よりテーブルに沿ひ鋳造装置から動かされる、けれども
前述のテーブル部分150の装置と同様に配列されてい
る。他方のラインの止め157に類似の止め166がテ
ーブル165に設けられている。止め166が第13図
の実線に示す阻止位置にある場合には、鋳造個片が加圧
ロール・スタンド140の左側でテーブル165上に止
められる、けれども止“め166が鋳造された個片もし
くは薄層を阻止する位置から退去する場合には、薄層が
テーブルに沿ひ動き加圧ロール・スタンド140の反対
側で停止する。第14図に示す如く、テーブル165に
沿ひ設けられ且つローラー・テーブル部分141の隣接
する側部に向つて横方向に傾斜する下側プラテン170
が設けられる。
このプラテンの上部には、固定の平行支持レール173
上の動力シリンダー装置172により上下に動かされる
竪方向に可動のプラテン171が設けられる、上部プラ
テンはその下面を横方向に傾斜する下部プラテンの上面
に平行に置いている平面内で動く。テーブル165のこ
の部分に平行にブッシャー174が設けられている、複
数個のブッシャー174は同時に作動してテーブル16
5の表面から止め166の左側で剪断された薄層部分を
横方向にプラテン170に押出す。第2の所定長さの薄
層もしくは個片が第1個片の上部に押出され、上側プラ
テンが降下せられ第2個片を第1個片上に触着もしくは
加圧溶接する、このサイクルは、所望厚さの一体化され
たスラブがプラテン171上に構成されるまで反復され
る。テーブル165の右端には相互に離隔された軌道1
73に支持されているシリンダー172″により動力を
与えられている横方向に傾斜し竪方向に動く上部プラテ
ン17「を備え下部プラテン17『を有する類似のブレ
ス装置が設けられている。テーブル165の右側に引渡
された次々の金属個片をテーブル165から左に動かし
プラテン17『に到着させ個片の一体化された積重ね体
を形成するよう同時に作動する複数個のブッシャー装置
17『が設けられている。2個のブレスの各に設けられ
た双方のプラテン170及び17『と171及び17「
とは、内部に包蔵された或ひは次々の薄層が所望の如く
完全には融着しないが次々の薄層を融着させ単一体とす
るように別途に配列された電気的加熱装置を有している
下側プラテン17『の下縁に沿ひ下方に動く側板170
aが設けられている。これらの側板の一方もしくは他方
を選択的に下方に動かすことにより、その上にある薄層
の融着した積重ね体がその場合に応じローラー・テーブ
ル141もしくは142の上に滑り込み、加圧ロールの
間に一回もしくは数回通され、このように処理された積
重ね体の数板のシートもしくは層を一層完全に融着させ
る、このときスラブの体部はこのような合同を有効に行
はせるに充分な熱を保有するに充分な質量のものとなつ
ている。以上に説明した作業が行はれているとき、今は
不要なベッド板がローラー・テーブル141の端部に点
線で示されているローラー・テーブル180に押し出さ
れ、製品は第13図に点線で示されているコンベーヤー
・テーブル181に押出される。このとき、ローラー・
テーブル141の左端にある端部止め182が降下せら
れ更にローラー・テーブル142の右端にある端部止め
183が降下せられ仕上げられたスラブを除去させる。
圧延機の操業中に圧延機の外周に制御された非酸化性雰
囲気を維持するよう、破線により示された囲ひ190が
圧延機を包囲している。
例へば第3図に示すシールの如きシールが、スラブを端
部方向に押出すローラー・テーブルの端部に設けられる
。然しながら、例へば他の産業に使用される減圧型の多
重扉など、別のシールされた排出口をスラブの大気への
排出に使用してもよい。第15図は、溶融金属の中間製
品への変換、引続き仕上がり製品への変換の全工程を示
すブロック線図である。
この線図において、200は溶融金属を受入れる取鍋を
示し、201は鋳造装置と第1図から第14図までに示
した圧延機など個片を合同して製品とする圧延機との両
者を示す。ビレツト若しくはスラブ202などの中間製
品は圧延機もしくは仕上け圧延機203に直接送りコイ
ル204により示されている仕上がり製品に変換しても
よい。中間製品の一部もしくは全部を点線に示す如く圧
延装置203に達する前に逸脱させ位置205に貯蔵し
てもよい。そののち、中間製品を再熱炉206に入れ、
更に点線207により示す如く同一もしくは別の仕上け
装置203に入れてもよい。以上に示す如く、溶融金属
が連続的に薄層もしくはストリップに変えられ、最初に
鋳込まれた層よりも、更に金属が変換により仕上げられ
る最終製品よりも大きな厚さを有する中間製品としてビ
レツト若しくはスラブもしくは類似体に変えられる、こ
の中間製品がのちに圧延もしくは鍛造せられ仕上がり製
品と成される。
以上のすべての実施例において、単一の鋳造装置が連続
的なストランドから多重の長さもしくは多重の幅の薄層
体を製作し、この薄層体が所望長さの薄層もしくはスト
リップと成され更に重ね合はされ、数枚の薄層を上下に
積み重ね加圧溶接することにより単一の鋳物と成される
以下の図面では、単一の鋳造装置が製造すべき製品の長
さと同一の長さを有し且つ重ね合はして一体化された物
体と成される個片を製作するように配列されており、或
ひは製作すべき製品の長さを多重に接続した長さを有し
所要厚さの製品が得られるまで鋳物をそれ自体に折返え
すことにより多層に重ね合はされたストランドを製作す
るように配列されている。第16,17及び18図には
、連続的に形成されたストランドが、ストランドをそれ
自体の上に折り返えし、層と層とを加圧溶接する層化装
置に引渡されるように成された方法と装置とが示されて
いる。
製品の長さの幾層倍に対応し所望厚さの製品を製作する
に充分な長さが造成されたのちストランドが切断せられ
、ストランドの大部分が折返えし装置に送られ、ここで
ストランドが更に切断せられ次々のスラブ若しくはビル
ツトの製造が同一の態様で行はれる。第16−18図に
おいて、210は番号211に示す逆転駆動装置を有す
る往復自在のテーブルである。
テーブルは造成される製品の寸法よりも大きな長さと幅
とを有する熱絶縁材料を充填した凹処に上面に有してい
る、所望とあれは附勢用電源(図示せず)に接続された
電気抵抗もしくは誘電性加熱導体を凹処に埋設させても
よい。第17図に示す固定支持材216に担持されたト
ラニオン215を両側に備えた傾動自在のフレーム21
4が設けられ、フレーム214はトラニオン215のま
わりに鉛直平面内で揺動する。トラニオンの軸から等距
離に、加圧ローラー217及び217aが設けられる(
第16図)、ナラニオンの軸はローラー217と217
aとの中心を結ぶ直線上に置くことが望ましい。フレー
ム214の側部の延長部分214aが流体圧シリンダー
218のピストン(図示せず)に取付けられたピストン
杆218aの上端に回動自在に接続せられ、このような
ピストン及びシリンダー装置がフレームの両側に1個ず
つ設けられている、各ピストン及びシリンダー装置は公
知の態様で支持フレーム(図示せず)に点219で回動
自在に取付けられ、ピストン杆が上下に動くときフレー
ム延長部分214aに弧状運動を行はせるようになつて
いる。
以上に説明した種々の態様で造成された金属の加熱され
た薄層もしくはストランドSが下方に送られ熱絶縁体の
通り、必要とあれば電気的に加熱された囲ひ220を通
りロール217と217aとの中間部分に入る。
囲ひ220の排出口には剪断機が設けられている。テー
ブルが第16図の実線矢印により示す如く右に動くもの
と仮定すれば、ロール217が押下げられロール217
と217aとの間を降下する高温のストランドに圧着せ
られ部分的に造成された製品222の上面に押付けられ
ストランドをテーブル上で造成中の製品の金属層に圧着
し溶接する。
テーブル210がその動程の右極点に到達するときは、
圧力シリンダー218が作動さられ右側ロール217を
持上げ左側ロール217aを降下させ、キヤリツヂが逆
進して金属の別の方向に折返えし、金属層がロール21
7aにより扁平化され、前に完成した層に加圧溶接され
る。点線矢印はテーブルの逆方向の運動を示す。製品が
所望の最終厚さに達するときは、剪断機221が計数器
もしくは公知の厚さ検出スイッチ装置により作動せられ
最終層を完全なものとする、製品は層状に重ね合はされ
融着された単一長さの金属から成り、ストランドの金属
の長さは最終製品を形成する個々の層の数の倍数となつ
ている。
完成時にスラブ若しくは鋳物を取出す装置は示されてい
ない、けれども卸ろすべきスラブを取出す位置に挿入さ
れた1台のテーブルを設けてもよ・いし、或いは鋳物を
テーブルから受入れコンベーヤーもしくはキャリッジに
端末方向に滑動させてもよい。
第16及び17図に破線により示す如く、鋳造装置を、
不活性即ち非酸化性ガスが充填せられ金属の酸化を回避
するため空気を除去した・囲ひの内部に収納するがよい
。第19及び20図はそれぞれ、上述のすべての鋳造装
置の場合の如く連続的なものではなく可動寒冷面が不連
続であつて別々の薄層部分もしくは所定長さの薄層片を
断続的に造成するように成さノれた別の変形を竪断面図
及び平面図で示すものである。
図示の如く、番号231に示す軸に、番号230に示す
鋳造ロールが取付けられており、鋳造ロール230は駆
動装置(図示せず)により矢印の方向に駆動される。ロ
ール230はその外周の大部分にわたり延在する寒冷面
232を有している。この寒冷面が水冷空間233を囲
ひ且つ水冷空間の一部を構成している。ロールの外周で
寒冷面に僅かに数度の弧を描く隙間を形成する凹処23
4がロールの表面に設けられている。この凹処には主と
して耐火材で製作された熱伝導率の低い挿入子もしくは
セグメント235が挿入されている。セグメント235
の表面は寒冷面と平らになつており、ロールの廻転軸に
同心的になつている。セグメント235は番号236に
示すヒーター・エレメントを埋設させ溶融金属がセグメ
ント上に凝固することを防止するためにセグメントが充
分高温に保たれるように成されている。ロールの軸23
1は冷却水供給源(図示せず)に接続された内側管状通
路231aを備え、管状通路231aは第20図の23
1Cに矢印により示されている冷却水排出管を形成する
同心管231bにより包囲されている。
放射状通路231dが中心通路から周辺水冷空間233
に水を流入させ、通路231eが取入口から弧に沿ひ隔
てられ且つ水冷空間の反対側の極限からの排出口を供し
冷却水を管231bから排出する。ロール230の上部
左側の1ノ4円弧に近接し或いはこれに対向する位置に
耐火材製シュー237が設けられ、このシュー237は
孔239を有する中心通路238を備え、孔239を通
じて溶融金属がシューとロールの外周との間に形成され
た空洞もしくはポケット240に供給される。
この空洞もしくはポケットは図示の如く時計方向に廻転
するロールの廻転方向に上向きに開口してお.り、この
プールの下に常時潜没しているロール外周部分に対し溶
融金属のプールを保持している。ロールが廻転するとき
、金属薄層が水冷された表面に凝固し、プール内の金属
が除去されるときは新規の金属が通路238及び孔23
9を経て連続!的に供給される。耐火材製セグメントが
溶融金属のプールの下を通過するときは、金属がセグメ
ントの表面に凝固することはない。ロール230の表面
の下部には剥離剤を保持する槽もしくは230aが設け
られ、ロールの表面232が剥離剤に・浸され鋳物がロ
ールの表面からたやすく剥取られるようにする。寒冷面
を連続的に作動させるがプールへの溶融金属の供給を周
期的に遮断することにより勿論同様な結果が得られる。
ロール230の上部には中心部分を有する軌道が設けら
れ、この中心部分に沿ひ支持テーブルもしくは支持板2
41がロール230の上部でこれに切線方向に最初は左
から右に移動する。
ロール230上に凝固する金属薄層はストリッパー24
2によりドラムから剥ぎ取られ、板241の下面に磁気
的に、もしくは単に重錘付きもしくはスプリング偏倚さ
れた反圧ローラー243により加えられる反圧により、
更に数対の加圧ロール2441及び245により保持さ
れる。板241がロール230の上部を最初に通過した
のちは、所要厚さのスラブが製作されるまで、後続層が
先行層の上に供給される。軌道は中心部分の右側に終端
部分246を有,し、板241は数対のローラー245
の間を通り終端まで動き、次いて持上げられて軌道部分
248の数対のローラー247の間を通り更にロール2
47aの間を通り逆方向に動き、降下させられ鋳造ロー
ル230の上部におけるバスを反復する、そこでスラブ
が所要の厚さに達するまで第2層ならびに、同様のサイ
クルで次々の後続層が前に取付けられ薄層に加圧融着さ
れる。
各サイクルは、板241の右端がロール230の中心か
ら反圧ローラー243の中心まで延びている鉛直線に斉
合するとき開始する。
板241の前縁から僅かに隔てられた位置に熱絶縁スラ
ブ241aが設けられている。また、サイクルの開始時
に加熱されたセグメントが空洞240内の溶融金属の下
に浸けられる。ロール230の廻転が開始するときは、
板241が右方への運動を開始し、ロール230の水冷
区域に凝固した薄層の前縁が持上げられロール230か
ら離脱するとき、薄層がロール230と挿入子241a
の前端との間で加圧される。
ロール230が完全な1廻転を完了し耐火材セグメント
が再び始動位置に置かれるときは、今は軌道部分に支持
されている板241が軌道部分を持上げることにより持
上げられ、鋳造ロール上部の高レベルで鋳造ロールを通
過したのち左側で扛挙された軌道部分248の上に置か
れる、そこで軌道部分248が降ろされ板241は右に
動かされ始動位置に達する。これは連続ストリップを切
断することなく個々の薄層を達成し重ねる唯一の方法で
ある。
勿論、第16−18図の装置を、個々に鋳造された次々
に個片を第16図に囲ひ220から下方に給送すること
により、使用することもできるが、剪断機は不要である
。この装置の場合には、テーブルがロール217と21
7aとの下を通過する度毎に或ひはテーブルが一方向に
通過するときにのみ、別々に鋳造された薄層を重ねるこ
とができる。ここに示された他の種々の装置を次々の薄
層を重ねるために使用することができる。鋳造ロールを
取替えその加熱されたセグメントを拡大し寒冷面の長さ
を低下させることによりビレツトの長さを変えることが
できる。また、以上の説明において、例へば第1及び2
図に示す寒冷ロールを無端ベルト型の鋳造装置に代替さ
せ或ひは逆に代替するなど、何れかの図面に示された装
置もしくは方法を、適切であれば、別の図の類似の機能
を有する部品と共に使用し或ひは代替させることもてき
る、1個の変形実施例に示されたエレメント若しくは装
置もしくは工程を応用できれば別の変形実施例に使用す
ることも−てきる。
本出願人の先願では、下層を造成するために1台の鋳造
装置ならびに上層を造成するためにもう1台の鋳造装置
などと少くとも2台の鋳造装置を必要とし追加層毎に別
の鋳造装置が必要となつている。
これに反しここに図示し説明した数個の装置及び方法の
実施例では、完全なビレツトを製作するために必要なす
べての個片もしくは薄層を造成することができ連続的に
もしくは断続的に作動する単一のもしくは一次的な鋳造
装置が設けられるだけてある。本発明の鋳造装置は個々
の薄層を直接造成し、或ひは造成された鋳物を別々の個
片もしくは薄層に分割する剪断装置を備え連続的に鋳物
を造成する装置を有するものである。また本願では、次
々の造成される個片が最終層を前に形成された層に加圧
溶接させる温度で相互に積重ねられ、単一の加圧装置に
通されるようになつている。ただし加圧装置は第8及び
9図の場合の如く次々の工程から成り加圧板が最初の融
着を行ひ、組合はせられたスラブを後に圧延することに
よりこの融着を改良するように成されている。本出願人
の別の発明では薄層を迫加する毎に別個のロール・スタ
ンドが必要になつている。また本発明では1合の積重ね
装置もしくは1回の操作で単一の鋳造装置から出される
すべての個片の積重ね作業を処理する生産ラインを供す
るものてある。然しながら、これは例へば第7図に示す
如く、単一の鋳造装置て経剤的に製作できるものよりも
厚いビレツトを製作する場合に2台の鋳造装置が同一の
積重ね兼加工ロールに次々に多数の薄層を送りもしくは
2台の鋳造装置からのストランドを相互に差込ませるこ
とにより薄層を上記ロールに送るように成された方法も
しくは装置、或ひは第12−14図に示す如く、鋳造装
置145及びライン150で鋳造されたビレツトの次々
の層を造成するために単一の加圧ロール装置140が個
々の薄層を受入れるように成され、同時に積重ねられ且
つ最初に溶接された個片をライン151から受取り積重
ね装置170及び17『で組合はせられたスラブを仕上
げる第2の加圧ロール・バスを形成する単一の加圧ロー
ル装置140を備えた方法と装置とを除外するものでは
ない。ここに使用されている「鋳造装置』なる語は、別
途に説明する場合を除き、鋳造ロールが個々に造成され
た別々の薄層もしくは個片を吐出するように成されてい
る装置を示すか、或は個片が剪断されたまま或は熱を加
えた状態で加圧溶接せられ前に造成された層の対向面に
加圧溶接するに充分なほどまだ高温な間に剪断せられ別
々の薄層もしくは個片と成される単一のストランドを鋳
造ロールが吐出するように成されている装置を意味する
「積重ね装置』もしくは『層化装置』なる語は鋳造され
た個片もしくは薄層が積重ね合はされ・表面と表面とを
接触させた状態で一諸にされるように成された装置を意
味し、『加圧溶接装置」なる語はロール若しくは対向す
るブレス・プラテンその他により圧力を加える装置を意
味し、多くの場合積重ね装置もしくは層化装置の一部と
なつて・いる。1加圧溶接装置ョなる語はまた、例えば
第13図に示されている如く最初の圧力がブレス170
−171もしくは17『−17Vで加えられ最終的合同
作業がロール・スタンド140.で行はれるように成さ
れている装置をも意味するものノである。
また1加圧溶接装置ョなる語は、第7図の62の如ぎ縦
裂ロールがストランドを長手方向に2枚の個片に分割し
一方の個片が他方の個片の上に運ばれ装置170−17
2において最初に加圧されて一体と成され引続きベッド
板160に排出せられ第2対が排出されてロール140
に通されるのを待つように成されている第13図の装置
をも意味するものである。代案として、最初に対をなす
2枚の薄層をブレス170−172において融着して一
諸に引続きロール140に通しブレス17『−172″
から第2対の薄層を受入れ次いて最初の位置に戻され所
要厚さの個片が完成するまで上記操作を交互に行ふよう
にしてもよい。0ビルツトョ及び1スラブョなる語は以
上に示す如く造成された合成体を示すために使用されて
いるが、再加熱により仕上がり製品に変換する意図の合
成体に厳密に限定されるものではなく、主として形状を
示すために使はれている、例へばビレツトは厚く殆んど
正方形断面を有する形状を示し、スラブは厚さよりも幅
がはるかに大きい製品を指すものである。
然しながら、各々の語は更に高温もしくは低温の加工に
より後に仕上り製品に変えられる半製品の意味で使はれ
る。個片が鋳造装置と加圧溶接装置との間を動くとき個
片に熱を加える本明細書に示す装置のほかに、或ひはこ
れに替え、トーチ、誘電加熱装置を加圧ロールが薄層に
係合するバイト部分(1対のロールの中間部分)に設け
、局部的に加熱して数枚の薄層の加圧溶接を適切に行つ
てもよい、けれども説明を明瞭にするために、また図面
の縮尺が小さいために図示されていない。
代表的にはビルツト若しくはスラブ中の鋳造された各層
は同一の厚さを有し、この厚さは2w1nから約5T!
r!nの範囲内にあるが、これよりも薄くてもよいし或
は僅かに厚くてもよい。
本発明は主として小規模の工場もしくは特殊鋼の製作に
応用しうることは疑ひない、けれども必ずしもこのよう
に応用されるとは限らない。結晶間の拡散が起るこのよ
うな処理では、時間と温度とが重要な変数となるから或
る場合には加一圧溶接された製品を非酸化性雰囲気内で
高温に保ち製品を外界温度に露出させる前にこれらのフ
ァクタ「を利用することが望ましいことは冶金業者には
公知の事実である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装置と方法とを実施する鋳造設備の縦
断面図、第2図は第1図の平面図、第3図は第2図の線
■−■の平面における横断面図、第3A図はベッド板上
もしくは前にベッド板上に置かれた薄層上に金属薄層を
置くことにタイミングを合はせてベース板を動かす装置
を示す図、第4図は幅広く薄いストランドが複数個のス
トリップに長手方向に分断されるように成されている装
置及び方法の変形を示す側面図、(ストリップは選ばれ
た幅を有し図示の如く鋳造されたストランドの一方の縁
部から他方の縁部に向つて遂次狭くなつているが、同一
幅のものとしてもよいこと勿論である、或ひは異る数の
ストリップとしてもよlく、更に数個のストリップを横
方向に切断して個片とし相互に積重ね例へば予め選ばれ
た寸法のブルーム若しくはビレツトとしてもよい)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 溶融金属を冷却されたドラムもしくは鋳造バンド上
    で凝固させ連続的な薄層を形成し、このように形成され
    た多数の薄層を加圧状態でプレスして溶着させ鋼片を製
    作する方法であつて、上記ドラムもしくは鋳造バンド上
    を形成された薄層を縦横に分断して多数の所定寸法の薄
    層片と成し、これら多数の薄層片のそれぞれの表面を隣
    接する上下の薄層片の表面に対向させて上下に積重ねる
    と共に、これらの分断ならびに積重ねの工程の期間中こ
    れらの薄層片の温度をプレス溶着に適する温度に保持す
    ることを特徴とする溶融金属凝固製品に変える方法。 2 冷却されたドラムもしくは鋳造バンドを備え表面に
    溶融金属から所定厚さの薄層ストランドを付着させる鋳
    造機構と、該鋳造機構から離隔した位置に配列せられ各
    薄層ストランドを隣接する上下の薄層ストランドにプレ
    ス溶接する機構とを備えた溶融金属を凝固製品に変える
    装置であつて、鋳造機構から導き出された薄層ストラン
    ドを縦横に分断して所定寸法の多数の薄層片とする分断
    機構、各薄層片の表面を隣接する上下の薄層片の表面に
    対向させ多数の同一寸法の薄層片を上下に積重ねる機構
    、ならびに薄層片が分断せられ積重ねられる期間中これ
    をプレス溶接に適する温度に保持する加熱機構を備えて
    いることを特徴とする溶融金属を凝固製品に変える装置
JP51114427A 1976-06-28 1976-09-25 溶融金属を凝固製品に変える方法ならびに装置 Expired JPS6057941B2 (ja)

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US700080 1976-06-28

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