[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JPS6053104A - 鉛筆型化粧品用合成軸及びその製造方法 - Google Patents

鉛筆型化粧品用合成軸及びその製造方法

Info

Publication number
JPS6053104A
JPS6053104A JP58160269A JP16026983A JPS6053104A JP S6053104 A JPS6053104 A JP S6053104A JP 58160269 A JP58160269 A JP 58160269A JP 16026983 A JP16026983 A JP 16026983A JP S6053104 A JPS6053104 A JP S6053104A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
synthetic resin
pencil
inorganic
production
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP58160269A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH021482B2 (ja
Inventor
三枝 正志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokiwa Sangyo Co ltd
Original Assignee
Tokiwa Sangyo Co ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokiwa Sangyo Co ltd filed Critical Tokiwa Sangyo Co ltd
Priority to JP58160269A priority Critical patent/JPS6053104A/ja
Publication of JPS6053104A publication Critical patent/JPS6053104A/ja
Publication of JPH021482B2 publication Critical patent/JPH021482B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Molding Of Porous Articles (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は合成樹脂製の鉛筆型化粧品用軸と、その製造方
法に関するものである。
〔背景技術〕
鉛筆型の軸、すなわち鉛筆型化粧品用の軸及び普通の鉛
端軸は木軸が一般に多用されており、特に米国産インセ
ンスシダー材が多く使用されていだが、近年資源が減少
して入手難、価格高となってきたため、木軸に代わる合
成軸が種々研究開発されている。しかし、いずれも木軸
に完全にとって代われるほど満足なものはなく、なお課
題を残していた。
すなわち、この種の鉛筆型軸には種々の特性が要求され
、特に、切削性、耐撓曲性(剛性)、耐油脂浸透性など
の物理的諸性質が必要とされる。
その上、使用者が手に持った時の持ちやすさ、軽さなど
、いわゆる使用感の良さのような微妙な感触が製品とし
ての成功に大いに影響する。
一般的に、合成樹脂製鉛筆軸の切削性をよくするには、
樹脂を発泡させればよいのであるが、ただ発泡させたの
では軸としての強度が弱くなるので、従来から木粉その
他の繊維性フィラー(充填材)を混合することが行なわ
れている。しかし、かような従来のフィラーを入れると
、それだけ樹脂の発泡度が低くなって結局切削性を低下
させる難点が認められる。例えば、軸を削った時、削り
屑が粉状になってしまい、木製軸を削る時のように連続
IJ zン状の薄片とならず、削り心地もよくない。
発泡樹脂軸の剛性を補強する他の方法としては、石膏や
ガラス繊維などのような無機質を合成樹脂に混合するこ
とも行なわれている。このような無機質による補強は、
剛性強化には役立つものの、成形性を低下させ、且つ製
品の切削性をも低下させるという難点がある。例えば、
削る時にゴリコ9りとした固い抵抗感があって非常に削
りにくいし、刃物をすぐに損耗させるおそれがある。ま
た、無機質補強軸社手に持った時、冷たく重い感触を生
じるので商品として実用上好ましくない。
〔発明の目的〕
従って本発明は、切削性が良好で、しかも強度(剛性)
が十分あり、手に持った感触も軽くて冷感がなく、その
上安価大量に生産するに適した鉛筆型化粧品用の合成樹
脂製軸を提供することを目的とする。
さらに本発明は、上記のような新規な鉛筆型軸を製造す
るための方法をも1」的とするものである。
〔発明の概要〕
総説すれば、本発明の鉛線型合成軸は、約75〜85%
(重普。以下同じ)の熱可塑性合成樹脂に、約8〜15
チの微粉パルプと、約1〜7%の鉱滓綿と、約0.5〜
6チの無機質微小中空球体とを混和して成る発泡合成樹
脂製の軸である。各成分の組成割合は後述実施例で詳説
する。
本発明で使用し得る熱可塑性合成樹脂は、ポリ、Z、f
L/ン、ハイインノ9クトポリスチレン、ABS411
脂、ポリノロピレン樹脂等の中から適宜選択される。微
粉・♀ルノは、主として合成樹脂に易剛性を与えると共
に発泡1〜だ樹脂の強度を補なう目的で添加される有機
質フィラーであって、約250〜300メツシユノ9ス
すなわち約60〜48ミクロンの大きさのものが好適に
用いられる。本発明で使用し得るパルプは、広葉樹のケ
ミカル・ぐルゾ(t、p)で、特に硫酸塩パルプ(KP
)の晒・9ルプ(BP)が最もよい(L@B・KP )
 と認められる。
鉱滓綿は主として剛性補強の目的で添加される無機質フ
ィラーであって、製鉄工程の高炉スラグより得られる無
機質微小短繊維であり、本発明においては繊維径約4ミ
クロン、繊維長が平均約150ミクロンのものが好適に
使用される。鉱滓綿を無機質フィラーとして用いること
により鉛筆型合成軸の剛性を補強することができると共
に、他の無機質添加の場合のような冷たい感触を生じる
ことがないので、丈夫で折れにくく、しかも快適使用感
をもつ合成軸が得られる。
無機質微小中空球体は、ポリシリケート系の無機質を粒
径約60〜80ミクロンの微小な中空球体としたもので
、シリカバルーンの名称で商業的に入手可能である。こ
れは主として合成軸の低密度化に寄与し、前述鉱滓綿と
相俟って、冷たい重量感なしに無機質による剛性補強の
実効を挙げることができる。その上、従来のような無機
質添加による切削性の低下を招くことがない。
本発明によれば、主材として用いる発泡性熱可塑性合成
樹脂に対し、有機質フィラー(微粉パルプ)と無機質フ
ィラー(鉱滓綿とシリカバルーン)とを巧みに組合せて
配合したことにより、発泡軸の強度を補強しつつ、切削
性を良好ならしめ、使用時の感触を軽い、木肌様の暖か
みあるものとすることができ、従来の課題を一挙に解決
することが可能となった。
〔発明の具体的開示〕
つぎに本発明の合成軸製造方法について説明する。
まず、微粉パルプ(約1〜7重量%)、鉱滓綿(約1〜
7重量%)及びシリカバルーン(約05〜6重量%)を
適宜ミキサーに装入し十分に混合してフィラー混合物を
作る。別に、熱可塑性合成樹脂を適宜混#!機、例えば
ブスコニーダに定量供給して合成樹脂を溶融し、これに
前記フィラー混合物を定量供給1−2て約150〜18
0℃において混練したのち押出しを行ない、熱カットと
して混線ペレットとする。主材と各フィラーとの割合は
、熱可塑性合成樹脂約75〜85重量%に対し前記の如
く微粉・にルゾ約8〜15%、鉱滓締約1〜7チ、シリ
カバルーン約0.5〜6%(いずれも重量)とする。
続いてこの混線ペレット100部に対し適宜発泡剤、例
えばアゾジヵル?ン酸、を0.4〜0.5 部添加し、
ブレンダーで十分混合したのち、50℃mn単軸押出機
で・やイゾダイスを用いて成形温度160〜180℃に
おいて押出成形をする。成形品は外径約7.65 m、
内径約4mの発泡パイプとして得られる。
つぎに、かようにして成形された本発明の鉛賑型合成軸
の具体的配合例を第1表に示す。
これらの配合割合によって押出成形された本発明の発泡
合成樹脂軸は、いずれも切削性がきわめて良好であって
、切削具に対する重い又は固い抵抗感がなく、壕だ削り
屑は薄皮状に連続して生成され、切削感は木製軸に匹敵
する軽快さであった。
手に持った時の感触は、無機質フィラーが最大で10%
も含有されているにかかわらず、冷たく重い感じは全く
ない。
このような発泡合成軸を化粧品用鉛錬型軸として使用す
るには、切削性、手に持った感触、強度などのほか、内
部に充填又は挿入される化粧料芯の油脂を軸部に浸透さ
せないという耐油脂性を備えることが必要である。この
比較試験結果を第2表及び第3表に示す。
第 2 表 (オイル浸透性) 25℃ 45℃ 才 イ ル 発明品 木軸 発明品 本軸流動ノ9ラフ
イン 0.5(4) 26.0(%) 1.6(%) 
48(%)スクワラン 0.8 17.2 4.1 6
5シリコン 1.2 19.1 3.2 38エタノー
ル(50%) 1.5 16.5 2.1 34人工汗
 1.2 29.5 1.5 90嵌供試軸を各オイル
に完全に浸漬し、25℃及び45℃でそれぞれ1週間放
置し、増加重量を測定し、増加分を百分率で表示した。
第 3 表 (オイルワックス浸透性 ) 25℃ 45℃ ワックス 発明品 木軸 発明品 本軸ミツロウ 1.
0 (@ 12.3(%) 1.2(@87.7価)モ
クロウ 0.8 14.5 1.1 52.4キヤンr
リアロウ 1.8 28.2 0,8 93.7セレシ
ン 0.8 17.7 0.8 61.7ワセリン O
1913,61,042,3カルナバロウ 1.1 6
0.0 1.7 20.2硬化ヒマシ油 3,2 39
.6 2.3 108.0秦各ワツクスとスクワラン(
オイル)とを1:1で溶解したものに供試軸を完全に浸
漬し、25℃及び45℃でそれぞれ1週間放置し、第2
表の場合と同様に測定した。
本発明による発泡合成樹脂軸の折強度と撓みについては
、供試軸を60w間隔の2点上に水平に支え、上方から
荷重を加えて撓み量、折強度を測定した。結果を第4表
に示す。
第 4 表 供試軸外径 撓み 折強度 平均値 7.65 (#l) 4 (sm) 10.5
 (Kp )最大 7.68 5 10.7 最小 7.63 3 10.3 測定温度 25℃ スピード 20副/mm n = 5 以上説明のように、本発明によれば発泡性熱可塑性合成
樹脂に対し、切削性、強度、使用感のいずれをも向上さ
せるように無機質及び有機質フィラーを巧みに配合しだ
から、従来の課題を一気に解決して丈夫で削りよく使い
心地のよい合成軸が得られると共に、油脂成分の多い化
粧料芯を挿通しても十分その浸透に耐え得る物理化学的
性質を備えているから特に鉛筆型化粧品用の合成軸とし
て、木製軸に代わり、広く安価に使用され得る効果があ
る。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 熱可塑性合成樹脂に、微粉・ぐルプ、鉱滓綿、
    及び無機質中空球体を混合し、これら混合物を一押出し
    発泡成形させた鉛筆型化粧品用合成軸。
  2. (2)微粉・母ルゾ、鉱滓綿、及び無機質中空球体を混
    合してフィラー混合物を生成し、 熱可塑性合成樹脂を溶融してこれに前記フィラー混合物
    を添加混練して押出しにより混線ペレットを形成し、 前記混線ベレットに発泡剤を添加して中空筒状体に押出
    成形する ことから成る合成軸の製造方法。
JP58160269A 1983-09-02 1983-09-02 鉛筆型化粧品用合成軸及びその製造方法 Granted JPS6053104A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58160269A JPS6053104A (ja) 1983-09-02 1983-09-02 鉛筆型化粧品用合成軸及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58160269A JPS6053104A (ja) 1983-09-02 1983-09-02 鉛筆型化粧品用合成軸及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6053104A true JPS6053104A (ja) 1985-03-26
JPH021482B2 JPH021482B2 (ja) 1990-01-11

Family

ID=15711344

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58160269A Granted JPS6053104A (ja) 1983-09-02 1983-09-02 鉛筆型化粧品用合成軸及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6053104A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6285492U (ja) * 1985-11-20 1987-05-30
JPS62136918U (ja) * 1986-02-24 1987-08-28
JPH0673231A (ja) * 1992-08-26 1994-03-15 Hokuetsu Paper Mills Ltd プラスチック改質材及びその製造法
JP2009201680A (ja) * 2008-02-27 2009-09-10 Tokiwa Corp 筒状樹脂軸の製造方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6285492U (ja) * 1985-11-20 1987-05-30
JPS62136918U (ja) * 1986-02-24 1987-08-28
JPH0673231A (ja) * 1992-08-26 1994-03-15 Hokuetsu Paper Mills Ltd プラスチック改質材及びその製造法
JP2009201680A (ja) * 2008-02-27 2009-09-10 Tokiwa Corp 筒状樹脂軸の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH021482B2 (ja) 1990-01-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5410519B2 (ja) 筆記用具、製図用具および/または描画用具用の芯
EP2313462B1 (de) Holzersatzwerkstoff sowie dessen verwendung
JPS6053104A (ja) 鉛筆型化粧品用合成軸及びその製造方法
CN107043577A (zh) 一种全塑彩笔及其制备方法
CN107163604A (zh) 一种用于装潢的塑木复合材料及其制备方法
US4116909A (en) Particle and method for dispersing additives in thermoplastic resin
CN102277004A (zh) 用于乙烯基聚合物的增强增韧母料及其制备方法
DE10119292A1 (de) Puderstift
CN108570188A (zh) 一种高强度耐老化聚丙烯材料及其制备方法
JPS633760B2 (ja)
JP3350497B2 (ja) 生分解性鉛筆型化粧品用合成軸およびその製造方法
DE2262752A1 (de) Granulierte siliconformmasse
KR20120002116A (ko) 화장용 연필의 외피 조성물, 이를 이용한 열가소성 컴파운드 제조방법 및 화장용 연필의 제조방법
CN111363288A (zh) 改性hips塑料、及其制备方法与应用及改性hips塑料笔杆
US2089809A (en) Plastic compositions and method of making same
JPH0534594Y2 (ja)
KR101591751B1 (ko) 컬러 샤프심 제조용 가공 수지, 및 이의 제조방법
JPH0346672Y2 (ja)
JPS6225195B2 (ja)
JPS5813575B2 (ja) ゴウセイモクザイ
JP4799055B2 (ja) 鉛筆型化粧料
JPH0230646A (ja) 補強用ガラス繊維束並びに樹脂体の製造方法
JPH083504A (ja) 非焼成鉛筆芯の製造方法
KR101591752B1 (ko) 칼라 샤프심
JPS623189B2 (ja)