JPS6052538A - Ζr基Νb合金の溶解法 - Google Patents
Ζr基Νb合金の溶解法Info
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- JPS6052538A JPS6052538A JP15932583A JP15932583A JPS6052538A JP S6052538 A JPS6052538 A JP S6052538A JP 15932583 A JP15932583 A JP 15932583A JP 15932583 A JP15932583 A JP 15932583A JP S6052538 A JPS6052538 A JP S6052538A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はジルコニウム基ニオブ合金(以下Zr基Nl
)合金という)の溶解において、Nl)の偏析ならびに
N、Oの混入による古賀低下の防止を図ったZr基N′
b合金の溶解法に関する。
)合金という)の溶解において、Nl)の偏析ならびに
N、Oの混入による古賀低下の防止を図ったZr基N′
b合金の溶解法に関する。
Zr Ic Sn、 Fe、 Or等を合金元素として
添加したジルカロイは、中性子吸収が小さい、耐食性が
良好等の理由により軽水炉用被覆管として天川化δれて
いる。一方Zrは、Nl)の添加によって中性吸収性を
損わずに機械的性質が向上する等の利点があって、現在
Nb倉の比較的少ないZr−2,5%Nl)が新型転換
炉の圧力管材料として使用されている。
添加したジルカロイは、中性子吸収が小さい、耐食性が
良好等の理由により軽水炉用被覆管として天川化δれて
いる。一方Zrは、Nl)の添加によって中性吸収性を
損わずに機械的性質が向上する等の利点があって、現在
Nb倉の比較的少ないZr−2,5%Nl)が新型転換
炉の圧力管材料として使用されている。
そして今後はN’t)量の更に高いZr基N’l)合金
が炉心用材料として採用δれる気運にある。
が炉心用材料として採用δれる気運にある。
このZr基基台合金溶解法としては従来一般に次の■@
の方法がある。
の方法がある。
■ スポンジZrとベレット状あるいはフレーク状の単
体Nl)の混合物を原料とし、この原料を例えば第1図
に工程を示した消耗電極式真空アーク炉方式により2回
繰返しの溶解でインゴット成品を得る方法である。すな
わち、原料を混合器(1)で混合した後プレス成形工程
(2〕でブリケットに成形し、δらに溶接工程(3)で
ブリケラ)(4)’rl接によって多数つなぎ合せてコ
ンパクト(5)を製造する。
体Nl)の混合物を原料とし、この原料を例えば第1図
に工程を示した消耗電極式真空アーク炉方式により2回
繰返しの溶解でインゴット成品を得る方法である。すな
わち、原料を混合器(1)で混合した後プレス成形工程
(2〕でブリケットに成形し、δらに溶接工程(3)で
ブリケラ)(4)’rl接によって多数つなぎ合せてコ
ンパクト(5)を製造する。
次に一次真空アーク炉(6/)において、前記コンパク
トを消耗電極(7/)として用い、アーク溶解によ!I
n型(81)内Km湯(91)として鋳込んで一次イン
ゴットを製造する。次いでこの一次インゴットを複数個
、溶接によりつなぎ合せて二次真空アーク炉(6コ)の
消耗電極(7J)として用い、−次真空アーク炉と同様
に鋳型(8j)内に溶湯(9コ)として鋳込んでインゴ
ット成品を製造する。
トを消耗電極(7/)として用い、アーク溶解によ!I
n型(81)内Km湯(91)として鋳込んで一次イン
ゴットを製造する。次いでこの一次インゴットを複数個
、溶接によりつなぎ合せて二次真空アーク炉(6コ)の
消耗電極(7J)として用い、−次真空アーク炉と同様
に鋳型(8j)内に溶湯(9コ)として鋳込んでインゴ
ット成品を製造する。
■ まずスポンジZrとN’bメタルの混合物を、アル
ゴン雰囲気中のボタンアーク熔解でZr −Nbの共晶
合金であるZr−20%Nl)合金を溶製し・、これを
チップ状に成形したもの’z N’l)母合金とする。
ゴン雰囲気中のボタンアーク熔解でZr −Nbの共晶
合金であるZr−20%Nl)合金を溶製し・、これを
チップ状に成形したもの’z N’l)母合金とする。
次いで上記Nl)母合金の所定]”をヌポンジzr4c
混合して原料とし、この原料を第1図の工程に従って2
回繰返しの真空アーク溶解を行ってインゴット成品を製
造する。
混合して原料とし、この原料を第1図の工程に従って2
回繰返しの真空アーク溶解を行ってインゴット成品を製
造する。
上記のの方法は、融点の高いrb (zroH点が18
50℃に対し、Nl)は2500′C)が未固溶のまま
Zr中に残ることがあり、インゴット成品中にN−b偏
析を生じる欠点がある。
50℃に対し、Nl)は2500′C)が未固溶のまま
Zr中に残ることがあり、インゴット成品中にN−b偏
析を生じる欠点がある。
また上記@の方法は、単体量の代りに融点の低イNb母
合M(Zr−20%N’l)合金で1750℃)を用い
るため、偏析の問題は解消される。しかしNb母合金が
、溶製時に外部からN、Oを吸蔵する性質があり、この
吸収されたN、Oは真空アーク溶解の工程の途中で真空
中に放散除去葛れずにインゴット成品に不純物として残
存し、それらの量が限度以」二に増えるとNは耐食性の
低下を、またOは硬度上昇をそれぞれ招来して成品の品
質を劣化式せる要因となるという問題がめる。
合M(Zr−20%N’l)合金で1750℃)を用い
るため、偏析の問題は解消される。しかしNb母合金が
、溶製時に外部からN、Oを吸蔵する性質があり、この
吸収されたN、Oは真空アーク溶解の工程の途中で真空
中に放散除去葛れずにインゴット成品に不純物として残
存し、それらの量が限度以」二に増えるとNは耐食性の
低下を、またOは硬度上昇をそれぞれ招来して成品の品
質を劣化式せる要因となるという問題がめる。
従ってこのN’l)母合金の使用保ハ、N、Oの汚染に
よる影響が成品にあられれない範囲の少量に抑える必要
がある。従来のZr −2,5%Nl)合金の溶解にお
けるZr−20%Nb母合金の使用量程度であればN、
Oによる汚染の問題は少ないが、Nl)量のより高いZ
r基Nl)合金の溶解を狙って、母合金にZr−20%
Nl)を用いると、母合金の使用量はNl)量の増加に
対応して上昇するので、母合金量の増加によるN、0の
汚染の度合が増して、インゴット成品の品質劣化が避け
られないというのが突状であった。
よる影響が成品にあられれない範囲の少量に抑える必要
がある。従来のZr −2,5%Nl)合金の溶解にお
けるZr−20%Nb母合金の使用量程度であればN、
Oによる汚染の問題は少ないが、Nl)量のより高いZ
r基Nl)合金の溶解を狙って、母合金にZr−20%
Nl)を用いると、母合金の使用量はNl)量の増加に
対応して上昇するので、母合金量の増加によるN、0の
汚染の度合が増して、インゴット成品の品質劣化が避け
られないというのが突状であった。
上記に鑑み本発明者らは、Nl)の多いZr基N’D合
金の溶解に適用してNbの偏析、N、Oによる汚染の両
方を効果的に抑制し得る方法の開発を意図して鋭意実験
研究を重ねた。その結果、従来のZr−20%N’l)
合金の代りKNI)量を20%を越えた適当な曾まで増
加せしめたものを母合金としてzrに添加する方法をと
ることにより、Nbの多い7r基Nb合金の溶解におい
ても母合金の使用量をN、0の汚染による品質劣化を生
ぜしめない範囲内の量に抑制し得、しかも成品にNl)
の偏析をも生ぜしめないようにすることができるという
知見を得た。
金の溶解に適用してNbの偏析、N、Oによる汚染の両
方を効果的に抑制し得る方法の開発を意図して鋭意実験
研究を重ねた。その結果、従来のZr−20%N’l)
合金の代りKNI)量を20%を越えた適当な曾まで増
加せしめたものを母合金としてzrに添加する方法をと
ることにより、Nbの多い7r基Nb合金の溶解におい
ても母合金の使用量をN、0の汚染による品質劣化を生
ぜしめない範囲内の量に抑制し得、しかも成品にNl)
の偏析をも生ぜしめないようにすることができるという
知見を得た。
すなわち本発明は、5〜15%のN’bを含む力。
基N’t)合金の溶解法において、nをZr−25〜4
5%Nl)の母合金としてスポンジZrに混合して溶解
することを特徴とするzr基NY)合金の溶解法を要旨
とする。
5%Nl)の母合金としてスポンジZrに混合して溶解
することを特徴とするzr基NY)合金の溶解法を要旨
とする。
従来のZr −2,5%N’t)の溶解においては、先
述のとおりZr−20%Nl)を母合金として使用して
いたものであるが、これは、Zr−20%Nl)がいわ
ゆる共晶合金でめり、Zr−N’b合金の中で融点が最
も低く(約1750′C)、Nbの偏析を回避する上で
最も有利であろうとの考え方からで6.tl、またN’
l)量の少ないZr基Nl)合金の溶解においては、母
合金の使用量も少量ですみ、N、 0の汚染による品質
劣化の懸念がないとの理由からである。
述のとおりZr−20%Nl)を母合金として使用して
いたものであるが、これは、Zr−20%Nl)がいわ
ゆる共晶合金でめり、Zr−N’b合金の中で融点が最
も低く(約1750′C)、Nbの偏析を回避する上で
最も有利であろうとの考え方からで6.tl、またN’
l)量の少ないZr基Nl)合金の溶解においては、母
合金の使用量も少量ですみ、N、 0の汚染による品質
劣化の懸念がないとの理由からである。
しかしNb昂の多いZr基N’b合金の溶解となると上
記Zr −20%N’b合金を母合金に使用したのでに
、母合金の必要量が増加しN、 0の汚染による品質劣
化の問題発生につながることになる。
記Zr −20%N’b合金を母合金に使用したのでに
、母合金の必要量が増加しN、 0の汚染による品質劣
化の問題発生につながることになる。
本発明者らは、溶解目標としてのzr基N’b合金中の
Nb[が多い場合それに見合う高いN′b量の母合金を
使用すれば、母合金の必要量の増加は必然的に回避し得
ると考え、母合金中のNl)曾を多くするに当り、成品
のNl)偏析の面からどの程度まで増量が許容δれ得る
か、また母合金中のNl)量の増加が母合金の使用量の
低減にどの程度の効果があるか等の点について、詳細に
調査を行った。
Nb[が多い場合それに見合う高いN′b量の母合金を
使用すれば、母合金の必要量の増加は必然的に回避し得
ると考え、母合金中のNl)曾を多くするに当り、成品
のNl)偏析の面からどの程度まで増量が許容δれ得る
か、また母合金中のNl)量の増加が母合金の使用量の
低減にどの程度の効果があるか等の点について、詳細に
調査を行った。
その結果、Nb量が15%以下のZr基Nb合金の溶解
であれば、母合金としてN’bが25〜45%の範囲内
でのZr−Nb合金の内から適当に選んで使用すれば、
Nl)の偏析の問題も生ぜずまた母合金の使用量もZr
−2,5%Nb溶解時のzr−20%Nl)母合金の使
用量に匹敵する少量に抑えられるのでN、 Oの汚染に
よる品質劣化の問題も回避し得ることが確認されたもの
である。因みに当面天川化が予想てれるのは、N’l)
量が15%以下程度のzr基合金でアシ、現在のところ
これを上回るNb量は余り必要のないものと考えられる
。
であれば、母合金としてN’bが25〜45%の範囲内
でのZr−Nb合金の内から適当に選んで使用すれば、
Nl)の偏析の問題も生ぜずまた母合金の使用量もZr
−2,5%Nb溶解時のzr−20%Nl)母合金の使
用量に匹敵する少量に抑えられるのでN、 Oの汚染に
よる品質劣化の問題も回避し得ることが確認されたもの
である。因みに当面天川化が予想てれるのは、N’l)
量が15%以下程度のzr基合金でアシ、現在のところ
これを上回るNb量は余り必要のないものと考えられる
。
次に本発明のZr基N′b合金の溶解法を説明する。
本発明の溶解法は基本的には従来方法■と同じである。
すなわちN’bの偏析を避けるためI/C,N”11)
の母合金をZrに添加して溶解するのでるるが、本発明
においては、例えばZr −1,8,5%N−b合金の
溶解を行う場合にはまず、この溶解における使用量が従
来のzr−2,5%Nb浴解時溶解合金の使用量を越え
ない程pJに数棟るようにNl)量を増加させた母合金
、例えばZr−85%N’j)合金と選定する。
の母合金をZrに添加して溶解するのでるるが、本発明
においては、例えばZr −1,8,5%N−b合金の
溶解を行う場合にはまず、この溶解における使用量が従
来のzr−2,5%Nb浴解時溶解合金の使用量を越え
ない程pJに数棟るようにNl)量を増加させた母合金
、例えばZr−85%N’j)合金と選定する。
そしてまずスポンジZrと単体Nbとを原料として、例
えばアルゴン雰囲気中のボタンアーク溶解によりZr−
35%N−b合金を溶製し、これをチップ状に成形した
ものをスポンジZrの所定量に添加混合したものを溶解
の原料とする。溶解は例えば第1(2)に示した如くに
消耗電極式真空アーク溶解法に、する繰返し2重溶解に
より行い成品インゴットを得るのである。
えばアルゴン雰囲気中のボタンアーク溶解によりZr−
35%N−b合金を溶製し、これをチップ状に成形した
ものをスポンジZrの所定量に添加混合したものを溶解
の原料とする。溶解は例えば第1(2)に示した如くに
消耗電極式真空アーク溶解法に、する繰返し2重溶解に
より行い成品インゴットを得るのである。
上記Zr〜135%Nb合金の25 kqインゴットを
得る場合に、母合金として従来のzr−26%Nl)合
金を用いると17.0 kyの母合金を必要とするが、
本発明方法に従ってZr−85%Nl)合金を用いると
、母合金の量は9.7 kyに低減され、従来のZr
−2,5%Nl)合金溶解時のZr−20%N’b母合
金の使用量と略同等となフ、N、0の汚染による品質劣
化の問題は効果的に回避し得るのである。
得る場合に、母合金として従来のzr−26%Nl)合
金を用いると17.0 kyの母合金を必要とするが、
本発明方法に従ってZr−85%Nl)合金を用いると
、母合金の量は9.7 kyに低減され、従来のZr
−2,5%Nl)合金溶解時のZr−20%N’b母合
金の使用量と略同等となフ、N、0の汚染による品質劣
化の問題は効果的に回避し得るのである。
次に本発明における各要件の限定理由を説明する。
まず溶解対象を5〜15%のNl)を含むZr基基台合
金限定した理由は、5%未満では従来のzr−20%N
b合金ト本発明(1) 2’、r−25−4,5%N’
t)合金との使用量の差が極めて僅少で、本発明による
母合金使用量節減の効果が生じないからで夕)る。
金限定した理由は、5%未満では従来のzr−20%N
b合金ト本発明(1) 2’、r−25−4,5%N’
t)合金との使用量の差が極めて僅少で、本発明による
母合金使用量節減の効果が生じないからで夕)る。
またNl)が15%を越えるzr基N’b合金の場合は
、Nl)を母合金としてZrに添加するよりも単体N−
1)を直接添加する方がコスト、品質等の面からみてメ
リットが大きくなり、母合金使用の必要性がなくなるか
らである。
、Nl)を母合金としてZrに添加するよりも単体N−
1)を直接添加する方がコスト、品質等の面からみてメ
リットが大きくなり、母合金使用の必要性がなくなるか
らである。
次いで母合金をzr−25〜45%N’b合金に限定し
た理由は、25%未満では5〜15%N’l)含有Zr
基合金の溶解に母合金としての使用量が増加して好まし
くないからである。また上限を45Xに限定したのは、
45%を越えると融点がZrの融点(1850tlll
)に近い温度まで上昇し、偏析のおそれが多くなるから
でメジ、またNl)量が15%を上限とするzr基N’
b合金の溶解においては、母合金の使用量の低減による
効果の点からみても45%を越えるN’b量の母合金の
使用を必要としないからでおる。
た理由は、25%未満では5〜15%N’l)含有Zr
基合金の溶解に母合金としての使用量が増加して好まし
くないからである。また上限を45Xに限定したのは、
45%を越えると融点がZrの融点(1850tlll
)に近い温度まで上昇し、偏析のおそれが多くなるから
でメジ、またNl)量が15%を上限とするzr基N’
b合金の溶解においては、母合金の使用量の低減による
効果の点からみても45%を越えるN’b量の母合金の
使用を必要としないからでおる。
次に突施例を掲げて本発明の詳細な説明する。
突i0i例I
第1表に示す目標成分の25kfのZr−85%Nl)
合金を本発明法に従って溶解した。
合金を本発明法に従って溶解した。
すなわち、まずスポンジZrと間メタルとの混合物をア
ルゴン雰囲気でボタンアーク溶解してZr−35%N’
t)合金を浴製し、これをチップ状に成形してN−b母
合金を製造した。次いで目標成分であるZr−18,5
%N’l)合金の溶解に必要とする絹(この場合は9.
7 kri )のZr−85%N’l−)母合金をスポ
ンジZrに添加混合して第1図に示す工程の溶解法によ
92回繰返しの真空アーク溶解してイ))た2次インゴ
ット成品を本発明例の供試材とした。
ルゴン雰囲気でボタンアーク溶解してZr−35%N’
t)合金を浴製し、これをチップ状に成形してN−b母
合金を製造した。次いで目標成分であるZr−18,5
%N’l)合金の溶解に必要とする絹(この場合は9.
7 kri )のZr−85%N’l−)母合金をスポ
ンジZrに添加混合して第1図に示す工程の溶解法によ
92回繰返しの真空アーク溶解してイ))た2次インゴ
ット成品を本発明例の供試材とした。
また比較のため、直接添加の方法すなわち従来方法のに
よりベレット状の単体Nl)とスポンジZrとの混合物
を原料として、第1図に示す工程の溶解法により真空ア
ーク溶解して得た2次インゴット成品を比較例■の供試
材とした。i!た別に、スポンジZrとN’bメタルと
の混合物をアルゴン雰囲気でボタンアーク溶解して、z
r−20%N−1)合金を浴製し、これをチップ状に成
形してN−b母合金を製造した。次いで目標成分のZr
−18,5%N’b合金の溶解に必要とする量(この場
合は17.0#)のZr−20%N′b母合金をスポン
ジZrに添加混合して同様に第1図に示す工程の溶解に
より真空アーク溶解して得た2次インゴット成品を比較
例■の供試材とした。
よりベレット状の単体Nl)とスポンジZrとの混合物
を原料として、第1図に示す工程の溶解法により真空ア
ーク溶解して得た2次インゴット成品を比較例■の供試
材とした。i!た別に、スポンジZrとN’bメタルと
の混合物をアルゴン雰囲気でボタンアーク溶解して、z
r−20%N−1)合金を浴製し、これをチップ状に成
形してN−b母合金を製造した。次いで目標成分のZr
−18,5%N’b合金の溶解に必要とする量(この場
合は17.0#)のZr−20%N′b母合金をスポン
ジZrに添加混合して同様に第1図に示す工程の溶解に
より真空アーク溶解して得た2次インゴット成品を比較
例■の供試材とした。
上記本発明例、比較例の、比較例■の供試材を半割りし
て、該半割断面に15inピツチ、15闘間隔での基盤
目からそれぞれ採取した試料を分析してNl)量の偏析
調査を行った。結果を第2表に示す。
て、該半割断面に15inピツチ、15闘間隔での基盤
目からそれぞれ採取した試料を分析してNl)量の偏析
調査を行った。結果を第2表に示す。
第 2 表
第2表に見る通り、単体Nl)をZrに直接添加した比
較例(1)にNbの偏析が生じたのに対し、本発明例、
比較例(2)はいずれも融点の低い母合金としてNbを
添加したため偏析は皆無でめった。また比較例(2)に
おいては、母合金vCZr−20%Nl)合金を用いた
ために目標成分のインゴットを得るために母合金使用量
が増えて17.0 #にも達し、NlOの汚染問題が生
じた。これに対し本発明例は母合金の使用量が967#
であり、これは従来のZr−2,5%Nl)合金の溶解
時におけるZr−20%Nl)母合金の使用■に匹敵す
る少量でメジ、N、 Oの汚染問題は従来と同様に生じ
なかった。
較例(1)にNbの偏析が生じたのに対し、本発明例、
比較例(2)はいずれも融点の低い母合金としてNbを
添加したため偏析は皆無でめった。また比較例(2)に
おいては、母合金vCZr−20%Nl)合金を用いた
ために目標成分のインゴットを得るために母合金使用量
が増えて17.0 #にも達し、NlOの汚染問題が生
じた。これに対し本発明例は母合金の使用量が967#
であり、これは従来のZr−2,5%Nl)合金の溶解
時におけるZr−20%Nl)母合金の使用■に匹敵す
る少量でメジ、N、 Oの汚染問題は従来と同様に生じ
なかった。
以上詳述した如く、本発明のZr基Nl)合金の溶解法
は、Nl)量の多いZr基N’b合金の熔解において、
従来の共晶合金であるzr−20%N’b母合金に代え
て、Nl)量分を増加しfc母合金を採用することによ
って母合金自体の使用量を節減し、N、0の汚染による
品質劣化の防止を可能としたので、今後炉心用材料とし
て実用化が予想されるN1)fiの多いzr基基台合金
品質向上、コスト低減に大@な効果を発揮する。
は、Nl)量の多いZr基N’b合金の熔解において、
従来の共晶合金であるzr−20%N’b母合金に代え
て、Nl)量分を増加しfc母合金を採用することによ
って母合金自体の使用量を節減し、N、0の汚染による
品質劣化の防止を可能としたので、今後炉心用材料とし
て実用化が予想されるN1)fiの多いzr基基台合金
品質向上、コスト低減に大@な効果を発揮する。
第1図は消耗電極式真空アーク炉方式によるZr基Nl
)合金の溶解工程図である。
)合金の溶解工程図である。
Claims (1)
- (1)5〜15%のN’t)を含むZr基N’t)合金
の溶解法ニオイテ、Nl)をZr−25−45%Nl)
の母合金としてスポンジZrに混合して溶解することを
特徴とするzr基Nb合金の溶解法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15932583A JPS6052538A (ja) | 1983-08-31 | 1983-08-31 | Ζr基Νb合金の溶解法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15932583A JPS6052538A (ja) | 1983-08-31 | 1983-08-31 | Ζr基Νb合金の溶解法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6052538A true JPS6052538A (ja) | 1985-03-25 |
Family
ID=15691337
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15932583A Pending JPS6052538A (ja) | 1983-08-31 | 1983-08-31 | Ζr基Νb合金の溶解法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6052538A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5372659A (en) * | 1992-05-12 | 1994-12-13 | Cezus-Compagnie Europeenne Du Zirconium | Alloys of refractory metals suitable for transformation into homogeneous and pure ingots |
CN107022696A (zh) * | 2017-04-25 | 2017-08-08 | 西北有色金属研究院 | 一种生物医用亚稳定β型Zr‑Nb合金铸锭及其制备方法 |
CN114182118A (zh) * | 2021-12-15 | 2022-03-15 | 西部新锆核材料科技有限公司 | 一种锆铌中间合金材料及其制备方法 |
-
1983
- 1983-08-31 JP JP15932583A patent/JPS6052538A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5372659A (en) * | 1992-05-12 | 1994-12-13 | Cezus-Compagnie Europeenne Du Zirconium | Alloys of refractory metals suitable for transformation into homogeneous and pure ingots |
CN107022696A (zh) * | 2017-04-25 | 2017-08-08 | 西北有色金属研究院 | 一种生物医用亚稳定β型Zr‑Nb合金铸锭及其制备方法 |
CN114182118A (zh) * | 2021-12-15 | 2022-03-15 | 西部新锆核材料科技有限公司 | 一种锆铌中间合金材料及其制备方法 |
CN114182118B (zh) * | 2021-12-15 | 2022-06-10 | 西部新锆核材料科技有限公司 | 一种锆铌中间合金材料及其制备方法 |
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