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JPS604286Y2 - 切換装置 - Google Patents

切換装置

Info

Publication number
JPS604286Y2
JPS604286Y2 JP6691379U JP6691379U JPS604286Y2 JP S604286 Y2 JPS604286 Y2 JP S604286Y2 JP 6691379 U JP6691379 U JP 6691379U JP 6691379 U JP6691379 U JP 6691379U JP S604286 Y2 JPS604286 Y2 JP S604286Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cam
magnet
toothed gear
partially toothed
pinion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6691379U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55169648U (ja
Inventor
守弘 小森谷
厚 村上
Original Assignee
ソニー株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ソニー株式会社 filed Critical ソニー株式会社
Priority to JP6691379U priority Critical patent/JPS604286Y2/ja
Publication of JPS55169648U publication Critical patent/JPS55169648U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS604286Y2 publication Critical patent/JPS604286Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はソフトタッチ操作で電子機器の切換動作を自動
的に行う切換装置に係り、特に、その切換動作を誤動作
なく行えるようにしたものに関する。
従来から、テープレコーダなどの操作スイッチをソフト
タッチ化するものとして、種々のものが提供されている
しかし、そのいずれもがプランジャを駆動源とするため
、容量の大きい電源が必要となり、また形状が大きくな
ったりコストアップ化するなどという欠点があった。
さらに、ポータプルタイプのテープレコーダなどでは、
電源容量の限界から、実際にプランジャ駆動方式を採用
することが困難となっている。
本考案は小容量の電源でも容易かつ確実に自動切換動作
を行える、ソフトタッチ操作可能な切換装置を提供する
ものであり、特に、かかる場合における自動切換動作の
安定化を図って、動作のオーバランを防止した新規な技
術を提供するものである。
以下に、本考案の実施例を図面について説明する。
第1図は複数の動作を切り換えるテープレコーダにおけ
るスイッチ装置を示すものである。
図において、1は機枠で、その両側板2,3の上部には
、軸4に一体の複数(7つ)のピニオン5が取り付けら
れている。
また、側板2の外部には、これらと一体的に回転するピ
ニオン6が取り付けられ、これがリール駆動用モータの
軸に関連されている。
なお、このピニオン6はキャプスタン軸や他のモータ軸
に結合されてもよい。
上記両側板2.3間の中央部には軸7が取り付けられて
いる。
この軸7に上記各ピニオン5に対応する如く、各−の欠
歯ギヤ8が回転自在に並設されている。
この欠歯ギヤ8は第2図および第3図に示すように、歯
部8aと欠歯部8bとからなる。
この欠歯ギヤには右側面に潤滑性のカム片9が、左側面
に円形のマグネット10がそれぞれ設けられている。
このカム片9は小径の同径部9aと直線部9bとこれら
に連続する円弧部9cとからなる。
マグネット10は欠歯ギヤ8の上記欠歯部8bを含む直
径方向にS極、N極が着磁されている。
11は上記両側板2,3間に架設された軸で、この軸1
1には上記カム片9に対向するアーム12が回転自在に
それぞれ並設されている。
13は機枠1の底板1aの下面に取り付けられた弾性板
で、その上部が複数のスプリング片14とされている。
これらの各スプリング片14は上記カム片9のそれぞれ
を常時押圧し、欠歯ギヤ8の回転を付勢したり、阻止し
たりする。
15.16は上記マグネット10に対向する位置の上記
底板1aの一部を、起立して形成した起立片であり、起
立片15は上記マグネット10の周辺に近接する如く延
長されている。
起立片16には屈曲部17aをもった補助部材17が重
ねられて、これらにコイル19を巻装したボビン18が
装着されている。
上記屈曲部17aの端は上記マグネット10の周辺にの
ぞんでいる。
このコイル19には再生や巻戻しなどの各スイッチ操作
によって電流が供給される。
なお、20はテープレコーダの再生や巻戻しなどを指令
する操作レバまたはこれに関連せしめられたレバで、ス
プリング21によりたとえば第2図では右方に常時付勢
されると共にストッパー22により所定の位置に係止さ
れうる。
次に、上記スイッチ装置の動作を説明する。
上記スイッチ装置が動作する前は、第1図乃至第3図の
状態にあり、テープレコーダが動作モードにあるとき、
ピニオン6が回転を常に行っている。
したがって、ピニオン5も回転している。このとき、上
記スプリング片14が上記アーム12を常時押圧してい
るので、アーム12はカム9の直線部9bに当接し、こ
れらの接触抵抗を大きく保持して、第2図に示す如く欠
歯ギヤ8の反時計方向の回転を規制している。
一方、マグネット10は起立片16、補助部材17を鉄
心とし、かつ底板1a、起立片15を閉磁路とする磁気
回路を形成しており、上記鉄心に対して、欠歯ギヤ8を
第2図で時計方向に僅か付勢する如く着磁が行われてい
る。
この僅かな付勢は上記アーム12のカム9に対する保持
力よりも小さい。
かかる状態で欠歯ギヤ8は安定している。
ここで、例えば再生操作釦を押すと瞬間的に上記コイル
19に電流が流れ、上記鉄心を構成する屈曲部17a端
がN極に、起立片15端がS極に磁化される。
この場合に、起立片[5のS極の磁力は長い磁路を形成
する底板1bが長いため弱い。
そこで上記屈曲部17a端のN極とマグネット10のN
極とが反発しあい、その反発力によってマグネット10
は第2図で反時計方向に回転ち始める。
かかるマグネット10の回転によって、欠歯ギヤ8の歯
部8aがピニオン5に第4図に示す如く噛合する。
なお、上記欠歯部8bの範囲が大きい場合には、上記N
極どうしの反発に続いて、マグネット10のS極が上記
鉄心のN極に吸)引されるので、上記欠歯ギヤ8は上記
と同様に回転し、歯部8aのピニオン5に対する噛合が
確実に行われる。
この場合において、上記スプリング14の力が比較的小
さいため、上記アーム12によるカム9の保持が軽く行
われている。
そして上1記コイル19が付勢されないで、欠歯ギヤ8
が作動していない状態、すなわち、上記歯部8aがピニ
オン5に噛合するまでの間では、上記カム9の上記同径
部9aに第4図に示すように上記アーム12が接触して
いるため、少くとも停止から作動開始時点までの欠歯ギ
ヤ8の回転は、比較的小さい磁力、すなわちコイル19
に流す電流が小さくても軽快に行われる。
さらに換言すればコイル19の励磁によって得られる必
要回転トルクは小さくてすむ。
かくして、ピニオン5に噛合された欠′歯ギヤ8は第5
図に示すように強制的に回転せしめられ、一回転する間
にアーム12によってレバ20をスプリング21に抗し
て引張り、かつ再び引き戻して、テープレコーダ等の再
生などの操作を実行する。
また、一回転したとき、上記歯部8aがピニオン5から
離れて、第2図、第3図に示す状態に戻り、上記した安
定した位置で停止する。
ところで、第5図に示す状態から上記ピニオン5が欠歯
ギヤ8の欠歯部8bに差し掛った時点では、カム9は不
安定な位置にある。
このとき、第6図に示すようにカム9に対してアーム1
2が上記スプリング21の力を受けて比較的大きな力で
圧接しているので、その圧接付勢力による慣性を受けて
、上記ピニオン5に欠歯部8bがのぞむ区間において、
欠歯ギヤ8が自由に回転し、再び直ちにその歯部8aが
ピニオン5に噛合されてしまう。
したがって、この誤動作が連続的に繰り返されて自動切
換動作のオーバランを惹き起すことがある。
換言すれば、カム9の上死点から下死点に急速に移行す
る際、欠歯ギヤ8は大きな回転慣性を受け、欠歯部8b
がピニオン5にのぞむ区間で回転を早めて、再び歯部8
aがピニオン5に噛合してしまう。
かかる問題点を解決するため、本考案においては、アー
ムの軸11とこれを支持する部材間に制動効果のある粘
弾性のオイルを介在せしめたのである。
これによって上記カム9が上死点から下死点に移行する
際、上記スプリング片14によるアーム12の回転が緩
慢となり、欠歯ギヤ8の回転が制動される。
したがって、かかる制動によって、アーム12が上記カ
ム9の直線部9bに接触した位置で、欠歯ギヤ8が確実
に停止し、次の動作のために正しい位置で待機すること
となる。
以上のように、本考案によれば、ソフトタッチ操作によ
って作動される自動切換機構の欠歯ギヤのカムに対して
、回転支持部分に制動剤を施したアームを接触せしめる
ことによって、このアームによる欠歯ギヤの回転付勢を
緩慢に行わしめ、以って自動切換動作の安定性を確保す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる切換装置の斜視図、第2図およ
び第3図は第1図の右側断面図および左側断面図、第4
図乃至第6図は欠歯ギヤの動作の前後に亘る状態を示す
右側断面図である。 5・・・・・・ピニオン、8・・・・・・欠歯ギヤ、9
・・・・・・カム、10・・・・・・マグネット、12
・・・・・・アーム、14・・・・・・スプリング片、
17,18.19・・・・・・電磁石。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 欠歯ギヤと、この欠歯ギヤの側面に設けられたマグネッ
    トおよびカムと、上記欠歯ギヤに対向する位置に設けら
    れた駆動源用のピニオンと、スプリングの作用を受けて
    上記カムに当接されかつこれを付勢するアームと、上記
    マグネットに対向しかつ電流を流すことによってこのマ
    グネットを反発する電磁石とを備え、上記アームの軸部
    にカムに対する上記付勢を制動する制動剤を施したこと
    を特徴とする切換装置。
JP6691379U 1979-05-21 1979-05-21 切換装置 Expired JPS604286Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6691379U JPS604286Y2 (ja) 1979-05-21 1979-05-21 切換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6691379U JPS604286Y2 (ja) 1979-05-21 1979-05-21 切換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55169648U JPS55169648U (ja) 1980-12-05
JPS604286Y2 true JPS604286Y2 (ja) 1985-02-06

Family

ID=29300850

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6691379U Expired JPS604286Y2 (ja) 1979-05-21 1979-05-21 切換装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS604286Y2 (ja)

Also Published As

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JPS55169648U (ja) 1980-12-05

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