JPS6031127Y2 - 多相多線式線路用ケ−ブル - Google Patents
多相多線式線路用ケ−ブルInfo
- Publication number
- JPS6031127Y2 JPS6031127Y2 JP2034377U JP2034377U JPS6031127Y2 JP S6031127 Y2 JPS6031127 Y2 JP S6031127Y2 JP 2034377 U JP2034377 U JP 2034377U JP 2034377 U JP2034377 U JP 2034377U JP S6031127 Y2 JPS6031127 Y2 JP S6031127Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- phase
- wire line
- wire
- conductors
- line cable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Insulated Conductors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、多相多線式線路ケーブルの改良に関するもの
である。
である。
従来一般に採用されている多相多線式線路ケーブルとし
ては、多相多線式線路の各相を構成する導体を互いに同
軸的に且つ相互に絶縁して配置して成る所謂多層同軸型
ケーブル或は各相をそれぞれ独立した単心ケーブルを以
って構成する所謂多心撚合型ケーブルがある。
ては、多相多線式線路の各相を構成する導体を互いに同
軸的に且つ相互に絶縁して配置して成る所謂多層同軸型
ケーブル或は各相をそれぞれ独立した単心ケーブルを以
って構成する所謂多心撚合型ケーブルがある。
然るに、前者においては誘導による電力損失が小さいと
言う利点がある反面その製造がきわめて面倒となること
から価格がかなり高くなるという難点があり、又後者に
おいては価格は比較的安価であるものの誘導による電力
損失が比較的大きいという難点がある。
言う利点がある反面その製造がきわめて面倒となること
から価格がかなり高くなるという難点があり、又後者に
おいては価格は比較的安価であるものの誘導による電力
損失が比較的大きいという難点がある。
このように従来一般に採用されているこの種ケーブルに
おいては、そのいずれも一長一短を有し、その改善が早
くから望まれていた。
おいては、そのいずれも一長一短を有し、その改善が早
くから望まれていた。
本考案は上述の点に鑑がみて為されたものであって、価
格並びに誘導による電力損失の両面において優れた所望
の多相多線式線路ケーブルの提供を目的とし、その要旨
とするところは任意な線材を軸としてその周囲に、多相
多線式線路の各相を構成する複数本の導体を断面円状に
且つ相互に絶縁して配置して戒り、上記複数本の導体の
中の同相を構成する複数本の導体は、当該任意な線材の
外部円周線上において互いに均等な間隔で分散して配置
されて成る点にある。
格並びに誘導による電力損失の両面において優れた所望
の多相多線式線路ケーブルの提供を目的とし、その要旨
とするところは任意な線材を軸としてその周囲に、多相
多線式線路の各相を構成する複数本の導体を断面円状に
且つ相互に絶縁して配置して戒り、上記複数本の導体の
中の同相を構成する複数本の導体は、当該任意な線材の
外部円周線上において互いに均等な間隔で分散して配置
されて成る点にある。
次に添付の図面を参照し乍ら本考案の実施例を説明する
が、本考案が本実施例を以って限定的に解釈されるもの
でないことは言うまでもない。
が、本考案が本実施例を以って限定的に解釈されるもの
でないことは言うまでもない。
本実施例以外にも幾つかの実施例が想到されよ・うが、
それらが本質的に本考案の技術範囲内に属する以上、勿
論それらは本考案の一部である。
それらが本質的に本考案の技術範囲内に属する以上、勿
論それらは本考案の一部である。
まず、第1図において、1,2.3は三層三線式線路に
おいてR9S、Tの各相を構成するプラスチック絶縁導
体にして、これらは図示のように任意の円形プラスチッ
ク介在芯4の周上に互いに隣接して配置されて威る。
おいてR9S、Tの各相を構成するプラスチック絶縁導
体にして、これらは図示のように任意の円形プラスチッ
ク介在芯4の周上に互いに隣接して配置されて威る。
更に詳しくは、これらは同相を構成する絶縁導体つまり
R相については1,1、S相については2,2、T相に
ついては3.3同志においては、上記介在芯4を中心軸
に対して互いに対称の位置にある如く当該任意な線材の
外部円周線上において互に均等な間隔で分散配置せしめ
られて威る。
R相については1,1、S相については2,2、T相に
ついては3.3同志においては、上記介在芯4を中心軸
に対して互いに対称の位置にある如く当該任意な線材の
外部円周線上において互に均等な間隔で分散配置せしめ
られて威る。
5は上記絶縁導体1゜2.3の周上に押出形成されたプ
ラスチック保護層である。
ラスチック保護層である。
尚、第2〜4図はそれぞれ他の実施例にして第2図は介
在芯4の内部に任意の抗張力線6を設けた例、第3図は
同じく介在芯4の内部に抗張力線6及び制御、通信線7
を設けた例、第4図は介在芯4の内部に冷却路8を設け
た例である。
在芯4の内部に任意の抗張力線6を設けた例、第3図は
同じく介在芯4の内部に抗張力線6及び制御、通信線7
を設けた例、第4図は介在芯4の内部に冷却路8を設け
た例である。
断面円状に配置された絶縁導体1.2.3の内側は、も
ともと電気的には無駄な部分であり、従って第2〜4図
に示す如き実施例のようにこの無駄な部分を種々活用す
ることにより更に有利なケーブルを奏じ得ることができ
る。
ともと電気的には無駄な部分であり、従って第2〜4図
に示す如き実施例のようにこの無駄な部分を種々活用す
ることにより更に有利なケーブルを奏じ得ることができ
る。
斯様に構成する本実施例によれば、各相を構成する複数
本の導体を断面円状に且つ相互に絶縁して、しかも同相
を構成する導体においては当該任意な線材の外部円周線
上にわいて互いに均等な間隔で分散配置して成ることか
ら、各相の電気的中心はすべて一致し従って誘導による
電力損失を大巾に少なくすることができる。
本の導体を断面円状に且つ相互に絶縁して、しかも同相
を構成する導体においては当該任意な線材の外部円周線
上にわいて互いに均等な間隔で分散配置して成ることか
ら、各相の電気的中心はすべて一致し従って誘導による
電力損失を大巾に少なくすることができる。
しかも、その製造は本質的には従来の多心撚合型ケーブ
ルと同様の手段で遂行でき、その作業は比較的容易であ
り、従ってその価格は多心撚合型ケーブルと同様比較的
安価となる。
ルと同様の手段で遂行でき、その作業は比較的容易であ
り、従ってその価格は多心撚合型ケーブルと同様比較的
安価となる。
以上のように、本考案は従来一般の多層同軸型ケーブル
と多心撚合型ケーブルの長所のみをそれぞれ採用したも
のであって、その実用的価値はきわめて大きい。
と多心撚合型ケーブルの長所のみをそれぞれ採用したも
のであって、その実用的価値はきわめて大きい。
第1〜4図はそれぞれ本考案多相多線式線路ケーブルの
口前様の実施例説明図である。 1.2,3:絶縁導体、4:円形プラスチック介在芯、
5:保護層。
口前様の実施例説明図である。 1.2,3:絶縁導体、4:円形プラスチック介在芯、
5:保護層。
Claims (1)
- 任意な線材4を軸としてその周面に、多相多線式線路の
各相R,S、 Tを構成する複数本の導体1、2.3を
断面円状に且つ相互に絶縁して配置して戒り、上記複数
本の導体の中の同相を構成する複数本の導体R→1,1
、S→2,2、T→3.3は、上記任意な線材4の外部
円周線上において互いに均等な間隔で分散して配置され
てなることを特徴とする多相多線式線路ケーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2034377U JPS6031127Y2 (ja) | 1977-02-22 | 1977-02-22 | 多相多線式線路用ケ−ブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2034377U JPS6031127Y2 (ja) | 1977-02-22 | 1977-02-22 | 多相多線式線路用ケ−ブル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53115389U JPS53115389U (ja) | 1978-09-13 |
JPS6031127Y2 true JPS6031127Y2 (ja) | 1985-09-18 |
Family
ID=28851130
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2034377U Expired JPS6031127Y2 (ja) | 1977-02-22 | 1977-02-22 | 多相多線式線路用ケ−ブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6031127Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55139718A (en) * | 1979-04-18 | 1980-10-31 | Tokyo Shibaura Electric Co | High frequency low impedance wire path |
JPS6295Y2 (ja) * | 1980-09-30 | 1987-01-06 | ||
JPS5944713A (ja) * | 1982-09-06 | 1984-03-13 | 株式会社日立製作所 | 高周波用リツツ線及びこれを用いて製造されたコイル |
WO2011001525A1 (ja) * | 2009-07-02 | 2011-01-06 | フォスター電機株式会社 | ケーブル |
-
1977
- 1977-02-22 JP JP2034377U patent/JPS6031127Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53115389U (ja) | 1978-09-13 |
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