JPS6030051Y2 - 錦織調化粧シ−ト - Google Patents
錦織調化粧シ−トInfo
- Publication number
- JPS6030051Y2 JPS6030051Y2 JP17308780U JP17308780U JPS6030051Y2 JP S6030051 Y2 JPS6030051 Y2 JP S6030051Y2 JP 17308780 U JP17308780 U JP 17308780U JP 17308780 U JP17308780 U JP 17308780U JP S6030051 Y2 JPS6030051 Y2 JP S6030051Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- decorative sheet
- brocade
- nishikiori
- transparent plastic
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は真珠光沢様の外観を有する透明なプラスチック
フィルムを用い、これに布目状の模様とエンボスとを組
み合せることによって、錦織の外観に酷似した化粧シー
トを提供しようとするものである。
フィルムを用い、これに布目状の模様とエンボスとを組
み合せることによって、錦織の外観に酷似した化粧シー
トを提供しようとするものである。
錦織の外観を有する化粧シートは従来から種々提案され
ており、その一例としてパールインキを使用して布目模
様の一部又はその背景を印刷して錦織の外観を得ようと
するものがある。
ており、その一例としてパールインキを使用して布目模
様の一部又はその背景を印刷して錦織の外観を得ようと
するものがある。
しかし得られるシートは平面的であって実物の錦織には
ほど遠いものであった。
ほど遠いものであった。
そこで、これに布目エンボスを組み合わせる試みがなさ
れたが、エンボスを施すことによってパールインキによ
る錦織調の効果が損なわれてしまうという問題に突き当
ってしまった。
れたが、エンボスを施すことによってパールインキによ
る錦織調の効果が損なわれてしまうという問題に突き当
ってしまった。
又、パール顔料を練り込んだフィルムを布目模様を施し
たフィルムの上に積層してエンボスを施したシートも提
案されたが、パール顔料を練り込んだフィルムは半透明
である為に下層の布目模様が良く見えないという欠点を
有していた。
たフィルムの上に積層してエンボスを施したシートも提
案されたが、パール顔料を練り込んだフィルムは半透明
である為に下層の布目模様が良く見えないという欠点を
有していた。
本考案は以上の様な問題点を解決し、真珠様の外観を有
する透明なプラスチックフィルムと、布目状の模様層と
、布目状のエンボスとを組み合わせて、錦織調の化粧シ
ートを得ようとするものである。
する透明なプラスチックフィルムと、布目状の模様層と
、布目状のエンボスとを組み合わせて、錦織調の化粧シ
ートを得ようとするものである。
以下図面に従って本考案を詳細に説明する。
まず、第1図に示す様に、表面に布目状の模様層2を形
成した熱可塑性樹脂フィルム3の非模様面に接着剤層4
を設け、その接着剤の面に繊維シート5を重ねて熱ドラ
ム8で圧着して積層する。
成した熱可塑性樹脂フィルム3の非模様面に接着剤層4
を設け、その接着剤の面に繊維シート5を重ねて熱ドラ
ム8で圧着して積層する。
次いでヒーター9で熱可塑性樹脂フィルムの面を加熱し
て、その面に真珠光沢様の外観を有する透明なプラスチ
ックフィルム1を熱圧着すると同時にエンボスロール1
0によって布目状のエンボス6を施し、冷却工程へと移
送する。
て、その面に真珠光沢様の外観を有する透明なプラスチ
ックフィルム1を熱圧着すると同時にエンボスロール1
0によって布目状のエンボス6を施し、冷却工程へと移
送する。
得られた積層シートは第2図に示す様な層構成になって
いる。
いる。
透明なプラスチックフィルム1は透明な薄いフィルムを
多層に積層したものであって、各層における光の屈接率
の差により光の干渉縞を発生させることによって真珠様
の光沢を有するようにしたものである。
多層に積層したものであって、各層における光の屈接率
の差により光の干渉縞を発生させることによって真珠様
の光沢を有するようにしたものである。
そして、加熱加圧によって各フィルム層が融着して透明
になる性質を有しているので、布目状のエンボス6を施
すことによってエンボスされた部分のフィルムは透明に
なって真珠様の光沢を失ない、その代わりに下層の布目
状の模様層2がエンボスしていな°い部分よりもハツキ
リと見えるようになるものである。
になる性質を有しているので、布目状のエンボス6を施
すことによってエンボスされた部分のフィルムは透明に
なって真珠様の光沢を失ない、その代わりに下層の布目
状の模様層2がエンボスしていな°い部分よりもハツキ
リと見えるようになるものである。
従ってエンボスによる布目状の凹凸と真珠様の光沢の有
無とが同調し、あたかも本物の錦織の如き外観を呈する
ものである。
無とが同調し、あたかも本物の錦織の如き外観を呈する
ものである。
布目状の模様層2は前述の如く熱可塑性樹脂フイルム3
の表面に印刷しても透明なプラスチックフィルム1の裏
面に印刷してもどちらでも良く、通常のインキを用いて
公知の方法で印刷する。
の表面に印刷しても透明なプラスチックフィルム1の裏
面に印刷してもどちらでも良く、通常のインキを用いて
公知の方法で印刷する。
熱可塑性樹脂フィルム3は塩化ビニル、エチレン酢酸ビ
ニル、ポリエチレン、その他の樹脂から威るもので、着
色されたものが望ましい。
ニル、ポリエチレン、その他の樹脂から威るもので、着
色されたものが望ましい。
接着剤層4は酢酸ビニル系、尿素系等の接着剤で形成す
る。
る。
“繊維シート5は本物の織物が有している柔らか
な感触を得るのに適しており、′木綿、ポリエステル繊
維、ナイロン繊維、アクリル繊維、ポリフラール繊維等
からなる織布又は不織布を用いる。
な感触を得るのに適しており、′木綿、ポリエステル繊
維、ナイロン繊維、アクリル繊維、ポリフラール繊維等
からなる織布又は不織布を用いる。
なお、布目状の模様層2と布目状のエンボス6とは同系
統のものを組み合わせるのが好ましいのはもちろんであ
る。
統のものを組み合わせるのが好ましいのはもちろんであ
る。
以上の様な構成から成る本考案の錦織調化粧シートは、
量産が可能で品質も安定しており、しかも非常に安価に
製造され、その外観は高価な錦織の織物に酷似したもの
である。
量産が可能で品質も安定しており、しかも非常に安価に
製造され、その外観は高価な錦織の織物に酷似したもの
である。
□
図面は本考案の実施例を示すものであって、第1図は本
考案の錦織調化粧シートの製造工程の一例を示す略解図
、第2図は得られた錦織調の化粧シートの断面図を各々
示す。
考案の錦織調化粧シートの製造工程の一例を示す略解図
、第2図は得られた錦織調の化粧シートの断面図を各々
示す。
Claims (1)
- 真珠光沢様の外観を有する透明なプラスチックフィルム
と、布目状の模様層と、熱可塑性樹脂フィルムと、繊維
シートから成り、且つ前記透明なプラスチックフィルム
の面から熱可塑性樹脂フィルムの層まで達する布目状エ
ンボスが施されていることを特徴とする錦織調化粧シー
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17308780U JPS6030051Y2 (ja) | 1980-12-02 | 1980-12-02 | 錦織調化粧シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17308780U JPS6030051Y2 (ja) | 1980-12-02 | 1980-12-02 | 錦織調化粧シ−ト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5795929U JPS5795929U (ja) | 1982-06-12 |
JPS6030051Y2 true JPS6030051Y2 (ja) | 1985-09-10 |
Family
ID=29531352
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17308780U Expired JPS6030051Y2 (ja) | 1980-12-02 | 1980-12-02 | 錦織調化粧シ−ト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6030051Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-12-02 JP JP17308780U patent/JPS6030051Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5795929U (ja) | 1982-06-12 |
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