JPS6030439Y2 - エンジン制御装置付作業車 - Google Patents
エンジン制御装置付作業車Info
- Publication number
- JPS6030439Y2 JPS6030439Y2 JP15216979U JP15216979U JPS6030439Y2 JP S6030439 Y2 JPS6030439 Y2 JP S6030439Y2 JP 15216979 U JP15216979 U JP 15216979U JP 15216979 U JP15216979 U JP 15216979U JP S6030439 Y2 JPS6030439 Y2 JP S6030439Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- control device
- engine control
- control
- speed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Combines (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、エンジン出力を常に最大限に利用しつつ、か
つ、可及的に能率の良い作業を行なわせることができる
ように、エンジン回転速度を検出し、その検出結果に基
づいてアクチュエータを介してエンジン回転速度を自動
的に一定に維持するようなエンジン制御装置および手動
によるエンジン回転速度変更操作装置を備えたコンバイ
ンなどの作業車に関する。
つ、可及的に能率の良い作業を行なわせることができる
ように、エンジン回転速度を検出し、その検出結果に基
づいてアクチュエータを介してエンジン回転速度を自動
的に一定に維持するようなエンジン制御装置および手動
によるエンジン回転速度変更操作装置を備えたコンバイ
ンなどの作業車に関する。
一般に、この種のエンジン制御装置付作業車では、前記
エンジン制御装置の電源回路中に介装したスイッチのオ
ン・オフ操作によってエンジン回転速度を自動制御する
状態と手動制御状態とに切換えるべく構成されていたが
、この場合は、圃場内作業から路上走行や非作業状態で
の圃場内移動に移行したような場合において、前記エン
ジン制御装置を自動から手動に切換え忘れし易く、この
ような切換え忘れによって作業者の意図した作業速度を
現出することができず、自動制御によって思わぬ速度制
御が行なわれてしまうなどの危険性があった。
エンジン制御装置の電源回路中に介装したスイッチのオ
ン・オフ操作によってエンジン回転速度を自動制御する
状態と手動制御状態とに切換えるべく構成されていたが
、この場合は、圃場内作業から路上走行や非作業状態で
の圃場内移動に移行したような場合において、前記エン
ジン制御装置を自動から手動に切換え忘れし易く、この
ような切換え忘れによって作業者の意図した作業速度を
現出することができず、自動制御によって思わぬ速度制
御が行なわれてしまうなどの危険性があった。
本考案は、かかる実情に鑑み、作業中は前記制御装置の
働きによって適正なエンジン制御を行なえながら、路上
走行時等においては、作業者の意図した速度での安全、
良好な走行を確実に行なうことができるようにせんとす
る点に目的を有するものであって、冒記したものにおい
て、作業部の作動・非作動を検出する装置を設けるとと
もに、その装置が非作動を検出したとき、前記エンジン
制御装置による自動制御作動を不能にする制御停止機構
を設けであることを特徴とする。
働きによって適正なエンジン制御を行なえながら、路上
走行時等においては、作業者の意図した速度での安全、
良好な走行を確実に行なうことができるようにせんとす
る点に目的を有するものであって、冒記したものにおい
て、作業部の作動・非作動を検出する装置を設けるとと
もに、その装置が非作動を検出したとき、前記エンジン
制御装置による自動制御作動を不能にする制御停止機構
を設けであることを特徴とする。
即ち、路上走行時や非作業中での圃場内移動時には必ず
作業部が非作動状態に切換えられる点に着目して、これ
が非作動状態にあるときにエンジン制御装置の作動を不
能にするべく構成したことにより、作業状態から路上走
行が非作業状態での圃場内移動に移行した際に、前記エ
ンジン制御装置を非作動状態に切換えるのを例え忘れた
としても、この制御装置の働きを不能にして、手動操作
装置を作用状態とできるから、作業者の意図した速度で
の安全、良好な走行を確実に行なえるに至った。
作業部が非作動状態に切換えられる点に着目して、これ
が非作動状態にあるときにエンジン制御装置の作動を不
能にするべく構成したことにより、作業状態から路上走
行が非作業状態での圃場内移動に移行した際に、前記エ
ンジン制御装置を非作動状態に切換えるのを例え忘れた
としても、この制御装置の働きを不能にして、手動操作
装置を作用状態とできるから、作業者の意図した速度で
の安全、良好な走行を確実に行なえるに至った。
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はコンバインを示し、左右一対のクローラ式走行
装置1を有する機体フレーム2の上部に脱殻部3を搭載
するとともに、これらの前方には、引起し装置4A、バ
リカン型の刈取装置4Bならびに、刈取殻稈を漸次横倒
れ姿勢に変更し乍ら前記脱殻部3のフィールドチェーン
3Aに搬送供給する縦搬送装置40等からなる刈取部4
を配設している。
装置1を有する機体フレーム2の上部に脱殻部3を搭載
するとともに、これらの前方には、引起し装置4A、バ
リカン型の刈取装置4Bならびに、刈取殻稈を漸次横倒
れ姿勢に変更し乍ら前記脱殻部3のフィールドチェーン
3Aに搬送供給する縦搬送装置40等からなる刈取部4
を配設している。
第2図はエンジン5の制御系統を示し、そのエンジン5
は、エンジン速度の自動制御を行うためのエンジン制御
装置1とエンジン回転速度を人為的に変更するためのエ
ンジン回転速度変更操作装置としてのスロットルレバー
1との何れによってもエンジン回転数を調節し得るよう
に、次の如く構成されている。
は、エンジン速度の自動制御を行うためのエンジン制御
装置1とエンジン回転速度を人為的に変更するためのエ
ンジン回転速度変更操作装置としてのスロットルレバー
1との何れによってもエンジン回転数を調節し得るよう
に、次の如く構成されている。
スナわち、前記スロットルレバー1とエンジン5とは、
周知の摩擦伝動機構等によって構成される操作用アクチ
ュエータ6を介して連動連結され、前記エンジン制御装
置1が自動制御状態、あるいは、その自動制御を解除し
た状態の何れであるときにも、手動によるエンジン速度
調節を可能にするように構成されている。
周知の摩擦伝動機構等によって構成される操作用アクチ
ュエータ6を介して連動連結され、前記エンジン制御装
置1が自動制御状態、あるいは、その自動制御を解除し
た状態の何れであるときにも、手動によるエンジン速度
調節を可能にするように構成されている。
そして、前記エンジン制御装置1は、作業条件に応じて
目標とするエンジン回転速度を複数段に設定変更可能な
エンジン回転速度の設定器11と、エンジン5の実際の
回転速度を検出するための実回転検出器12と、前記操
作用アクチュエータ6を駆動操作するための操作用モー
タ15と、前記設定器11および検出器12からの信号
に基いて前記操作用モータ15に作動指令を発する制御
回路13とから構成されている。
目標とするエンジン回転速度を複数段に設定変更可能な
エンジン回転速度の設定器11と、エンジン5の実際の
回転速度を検出するための実回転検出器12と、前記操
作用アクチュエータ6を駆動操作するための操作用モー
タ15と、前記設定器11および検出器12からの信号
に基いて前記操作用モータ15に作動指令を発する制御
回路13とから構成されている。
前記制御回路13は、設定器11によって定められたエ
ンジン回転速度と実回転検出器9によって検出された実
際のエンジン回転速度とを比較し、その偏差を出す比較
器14Aと、比較結果に基いて前記偏差を少なくするよ
うに前記操作用モータ15を正転または逆転作動させる
ための制御信号発信機構14Bと、その制御信号発信機
構14Bから前記操作用モータ15への制御信号を途中
で断つことが可能な信号断続機構14Cとから構成して
あり、通常の自動制御状態では、エンジン回転速度の変
動に伴って、その回転速度が設定速度に近づくように、
操作用モータ15を正転あるいは逆転駆動し、これに伴
って操作用モータ15が操作用アクチュエータ6を介し
てエンジン5の回転速度を調節するように構成しである
。
ンジン回転速度と実回転検出器9によって検出された実
際のエンジン回転速度とを比較し、その偏差を出す比較
器14Aと、比較結果に基いて前記偏差を少なくするよ
うに前記操作用モータ15を正転または逆転作動させる
ための制御信号発信機構14Bと、その制御信号発信機
構14Bから前記操作用モータ15への制御信号を途中
で断つことが可能な信号断続機構14Cとから構成して
あり、通常の自動制御状態では、エンジン回転速度の変
動に伴って、その回転速度が設定速度に近づくように、
操作用モータ15を正転あるいは逆転駆動し、これに伴
って操作用モータ15が操作用アクチュエータ6を介し
てエンジン5の回転速度を調節するように構成しである
。
前記スロットレバー基による手動制御状態と、前記エン
ジン制御装置1による自動制御状態との切換えは、前記
エンジン制御装置1の電源回路の途中に、そのエンジン
制御装置1を電源に接続した自動制御状態と、そのエン
ジン制御装置1と電源との接続を断って、自動制御を解
除した状態、つまり、手動による制御状態とに切換える
ためのスイッチ等からなる手動・自動切換機構16を設
けることによって、この手動・自動切換機構16の操作
によって行う。
ジン制御装置1による自動制御状態との切換えは、前記
エンジン制御装置1の電源回路の途中に、そのエンジン
制御装置1を電源に接続した自動制御状態と、そのエン
ジン制御装置1と電源との接続を断って、自動制御を解
除した状態、つまり、手動による制御状態とに切換える
ためのスイッチ等からなる手動・自動切換機構16を設
けることによって、この手動・自動切換機構16の操作
によって行う。
上記のように、手動・自動切換機構16を備えた作業車
では、手動・自動の切換え操作を忘れさえしなければ何
等の支障もないものであるが、つい、忘れてしまうと、
手動操作により任意の走行速度を得ようとしても速度制
御が思うように行えず、大変危険なものである。
では、手動・自動の切換え操作を忘れさえしなければ何
等の支障もないものであるが、つい、忘れてしまうと、
手動操作により任意の走行速度を得ようとしても速度制
御が思うように行えず、大変危険なものである。
これを避けるために、手動・自動切換機構16が何れの
側に切換えられているかを検出するための周知の検出装
置9′と、作業部としての前記脱殻部3の作動・非作動
を検出する検出装置9とを設け、かつ、雨検出装置9,
9′の検出結果に基いて前記エンジン制御装置1の制御
回路13に検出信号を入力するアンド回路10によって
制御停止機構を構成したものである。
側に切換えられているかを検出するための周知の検出装
置9′と、作業部としての前記脱殻部3の作動・非作動
を検出する検出装置9とを設け、かつ、雨検出装置9,
9′の検出結果に基いて前記エンジン制御装置1の制御
回路13に検出信号を入力するアンド回路10によって
制御停止機構を構成したものである。
つまり、前記検出装置9′が手動・自動切換機構16の
自動制御状態への切換を検出し、かつ、別の検出装置9
が脱殻部3の非作動を検出したとき、アンド回路10は
制御回路13の信号断続機構14Cに検出信号を入力し
、制御回路13から操作用モータ15への作動指令を断
つことにより、手動・自動切換機構16が自動制御状態
へ切換えられているに拘らず、エンジン制御装置7によ
る自動制御を不能にすべく構成しである。
自動制御状態への切換を検出し、かつ、別の検出装置9
が脱殻部3の非作動を検出したとき、アンド回路10は
制御回路13の信号断続機構14Cに検出信号を入力し
、制御回路13から操作用モータ15への作動指令を断
つことにより、手動・自動切換機構16が自動制御状態
へ切換えられているに拘らず、エンジン制御装置7によ
る自動制御を不能にすべく構成しである。
第3図は前記エンジン回転速度設定器11の表示部の一
例を示し、設定変更用操作摘みIIAをビール麦、種籾
、標準稲、小麦に夫々適したエンジン回転速度位置N□
、 N2. N3. N4に切換え自在に構成したもの
である。
例を示し、設定変更用操作摘みIIAをビール麦、種籾
、標準稲、小麦に夫々適したエンジン回転速度位置N□
、 N2. N3. N4に切換え自在に構成したもの
である。
図面は本考案に係るエンジン制御装置付作業車の実施例
を示し、第1図はコンバインの全体側面図、第2図はエ
ンジン制御系統を示すブロック線図、第3図は要部の拡
大図である。 3・・・・・・作業部、5・・・・・・エンジン、6・
・・・・・アクチュエータ、7・・・・・・エンジン制
御装置、訃・・・・・エンジン回転速度変更操作装置、 9・・・・・・検出装置、 0・・・・・・制御停止機構。
を示し、第1図はコンバインの全体側面図、第2図はエ
ンジン制御系統を示すブロック線図、第3図は要部の拡
大図である。 3・・・・・・作業部、5・・・・・・エンジン、6・
・・・・・アクチュエータ、7・・・・・・エンジン制
御装置、訃・・・・・エンジン回転速度変更操作装置、 9・・・・・・検出装置、 0・・・・・・制御停止機構。
Claims (1)
- エンジン5回転速度を検出し、その検出結果に基づいて
アクチュエータ6を介してエンジン回転速度を自動的に
一定に維持するようなエンジン制御装置7および手動に
よるエンジン回転速度変更操作装置1を備えた作業車で
あって、作業部3の作動・非作動を検出する装置9を設
けるとともに、その装置9が非作動を検出したとき、前
記エンジン制御装置1による自動制御作動を不能にする
制御停止機構10を設けであることを特徴とするエンジ
ン制御装置付作業車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15216979U JPS6030439Y2 (ja) | 1979-10-30 | 1979-10-30 | エンジン制御装置付作業車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15216979U JPS6030439Y2 (ja) | 1979-10-30 | 1979-10-30 | エンジン制御装置付作業車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5667339U JPS5667339U (ja) | 1981-06-04 |
JPS6030439Y2 true JPS6030439Y2 (ja) | 1985-09-12 |
Family
ID=29383082
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15216979U Expired JPS6030439Y2 (ja) | 1979-10-30 | 1979-10-30 | エンジン制御装置付作業車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6030439Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0639921B2 (ja) * | 1984-11-06 | 1994-05-25 | 株式会社クボタ | 走行作業車のガバナ装置 |
JP5797890B2 (ja) * | 2010-10-28 | 2015-10-21 | 株式会社クボタ | コンバイン |
CN102588122A (zh) * | 2012-03-31 | 2012-07-18 | 中联重科股份有限公司 | 油门旋钮、发动机及旋挖钻机 |
-
1979
- 1979-10-30 JP JP15216979U patent/JPS6030439Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5667339U (ja) | 1981-06-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2006166871A (ja) | 収穫作業機制御用のコンバイン制御装置 | |
JPS6030439Y2 (ja) | エンジン制御装置付作業車 | |
JPS643281Y2 (ja) | ||
JP3020809B2 (ja) | 作業機の昇降装置 | |
JPS5932257Y2 (ja) | 刈高自動制御機構付コンバイン | |
JPH1028455A (ja) | コンバイン | |
JP3203129B2 (ja) | 刈取作業機の昇降装置 | |
JPS6337784Y2 (ja) | ||
JP3200514B2 (ja) | 刈取作業機の昇降装置 | |
JP2624400B2 (ja) | コンバインの車速制御装置 | |
JPS6320843Y2 (ja) | ||
JP3096575B2 (ja) | 作業機の昇降装置 | |
JPH0657501B2 (ja) | 農作業車 | |
JPH0613652Y2 (ja) | 収穫機の自動車速制御装置 | |
JPH0345555Y2 (ja) | ||
JPH056757Y2 (ja) | ||
JP2024049868A (ja) | 作業車両 | |
JP2001012273A (ja) | 作業車のアクセル制御装置 | |
JPS598508Y2 (ja) | コンバイン | |
JP2945577B2 (ja) | 刈取作業機の昇降装置 | |
JPS581734B2 (ja) | 負荷検出機構 | |
JPS6031444B2 (ja) | コンバイン | |
JPS6233524Y2 (ja) | ||
JPS629151Y2 (ja) | ||
JPS6223297Y2 (ja) |