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JPS60261463A - 輸液方法及び輸液器具 - Google Patents

輸液方法及び輸液器具

Info

Publication number
JPS60261463A
JPS60261463A JP59120505A JP12050584A JPS60261463A JP S60261463 A JPS60261463 A JP S60261463A JP 59120505 A JP59120505 A JP 59120505A JP 12050584 A JP12050584 A JP 12050584A JP S60261463 A JPS60261463 A JP S60261463A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
infusion
tube
porous
porous body
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP59120505A
Other languages
English (en)
Inventor
近川 政久
弘明 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP59120505A priority Critical patent/JPS60261463A/ja
Publication of JPS60261463A publication Critical patent/JPS60261463A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • External Artificial Organs (AREA)
  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は病人に生理食塩水や血液等を輸液する際に用い
る輸液方法及び輸液器具に関するものである。
(従来技術) 病人に必要に応じて生理食塩水や血液等の液の輸液がよ
く行なわれている。液は振動、攪拌や流路における接続
部分等に存在している空気の巻き込みによって気泡をよ
くまき込むことがある。血管に゛輸液している際、輸液
中に存在している気泡が病人に大きな害を与えることが
ある。即ち血管中を気泡が流されていき、径の細い血管
に入った場合気泡が血管の目詰りを生じせしめ、血液の
流れを妨げたり、阻止したりするのである。
病人に輸液として供する前液中の気泡を爪無するには液
をあらかじめ減圧状態におけばよいがこれだけでは完壁
な方法とは言い難い。特に液が長時間放置される場合振
動などによって気泡を巻き込むことがある。また輸液器
具の接続部分が気泡巻き込みの原因となることがあり、
病人の血管に入る寸前の輸液器具中にて脱気する方法が
あれば最も望ましい方法といえる。
(発明が解決しようとする問題点) そこで従来輸液しながら脱気する方法として第3図に示
す様に輸液導入管の途中に撥水性の平膜状多孔質体(2
1)に液が接するような流路(31)をと 。
す、この撥水性多孔質体(21)より気泡を外に排出す
る方法が試みられた。すなわち輸液側は加圧状態にして
撥水性の平膜状多孔質体を介し液体と反対側は大気とし
ているため混入気泡は抜けるというものである。なお第
3図中(22)は液沢過膜、(32)は気泡の流れを示
す。
しかし多孔質体を介して設定する差圧には限度があるた
め完全に脱気されがたい。また液の粘度が高い場合脱気
はより困難となる。たとえば輸液が血液の場合混入気泡
は排出され難い。
(問題点を解決するための手段) そこで本発明者らは輸液しながら混入気泡を脱気する有
効な輸液方法及びその輸液に直接使用する器具について
鋭意検索の結果、輸液の導入管と連続された状態に撥水
性材料よりなる多孔質体チューブを構成し、多孔質体チ
ューブの外側を減圧する条件下において輸液を導入管よ
り多孔質体のチューブ内面を接して通して人体の血管に
供給すれば良いことを見い出した。
(作用) 上記により輸液と多孔質体チューブ外周の差圧が大きく
なり輸液中の混入気泡は容易に成長し脱気される。
以下本発明を概要図において詳細に説明する。
第1図は本発明の輸液方法の実施に直接使用する器具の
1例を示す。(1)は撥水性材料よりなる多孔質体チュ
ーブをあられし、(2)は非多孔質体よりなる二重管を
あられす。(1)と(2)の間は空間がある。
(3)は開口部をあられし、(4)はゴム栓をあられす
(5)は輸液導入管をあられし、(6)は導入管(5)
、多孔質体チューブ(1)、二重管(2)の接続部をあ
られす。
第2図は実際の使用例を示す概念図である。(7)は人
体の手をあられし、輸液は注射針(8)を通って血管に
導かれている。(9)は空気減圧器具に通じているチュ
ーブであり、注射針(10)と接続され注射針(10)
はゴム栓に刺されている。矢印(11)は輸液の流れ方
向を示し、矢印(12)は多孔質体チューブを通って出
て来る気泡の流れを示し、矢印(13)は吸引空気の流
れを示す。
輸液は輸液導入管(5)を通って撥水性材料よりなる多
孔質体チューブ(1)の内側に導かれる。多孔質体チュ
ーブ(1)の外周は二重管(2)の開口部(3)より減
圧されることにより、輸液と多孔質体チューブ外周の差
圧は大きくなり輸液中混入気泡は成長し、容易に脱気さ
れる。多孔質体チューブの外側を減圧することにより初
で高粘度液中の気泡の錬去を可能ならしめた。
また本発明において撥水性材料よりなる多孔質体の形状
をチューブ状とすることにより輸液器具の寸法を小さく
出来た。
また本発明による輸液器具においては未使用時には開口
部(3)にゴム栓をとりつけて空気中よりの汚染を防止
することが出来る。使用の際にはゴム明である。
なおここでいう撥水性材料とは弗素樹脂、ポリエチレン
、ポリプロピレン等の単体や、シリコン’ m Il、
ヤ* * jM Ili 4゜ヨ9 + < & +*
mhiN、lt[fWを施された材料をも意味する。前
記撥水性材料のなかでも弗素樹脂が優れている。なかで
も四弗化エチレン樹脂は耐熱性、非粘着性の特性から見
て最適と言える。
つぎに多孔質体の構造について述べる。不織布構造も適
するが、通気性及び強度に富む構造の方が本発明により
適するため繊維により互に連結された結節よりなる微細
繊維組織を有し、その繊維の径が0,1〜10μである
多孔質体構造が最適である。前記の構造は例えば四弗化
エチレン樹脂を材料とする場合次のような工程によって
製造され/ る。四弗化エチレン樹脂粉末とオイルを混合し、型押し
、押出し後必要に応じて圧延し、その後オイルを抜き取
る。次に延伸したあと四弗化エチレン樹脂の融点627
℃近傍で熱処理すれば良い。
次に多孔質体の孔径について述べる。撥水性樹脂といえ
ども多孔質体の孔径が大きすぎれば輸′液が透過するよ
うになるため孔径は重要である。輸液の透過を防止する
ためには孔径は10μ以下でなければならず、逆に孔径
が小さすぎれば圧力損失が大きくなり、減圧効果を発揮
しがたくなるため孔径は0.1μ以上でなければならな
い。
又気孔率は通気性を充分に発揮し、多孔質体構造を有す
るように30〜95%であれば良い。なお多孔質体の形
状はチューブ状であれば良く、たとえばシートを丸めチ
ューブ状に加工したものも当然含む。
(発明の効果) 以上説明した様に、本発明の方法によれば容易に脱気で
き、又高粘度液の脱気も可能ならしめる効果を有する。
又本発明の器具によれば、上記に於いて寸法を小さく出
来又空気中よりの汚染を防止する効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の輸液器具の1例を示す概要正面図であ
る。第2図は本発明の実際の使用例を示す概念図である
。 第3図は従来の輸液器具の1例を示す概要正面図(図(
a))と平面図(図(b))である。 (1)・・・撥水性材料よりなる多孔質手体チューブ、
(2)・・・非多孔質体よりなる二重管、(3)・・・
開口部、(4)・・・階ム栓、(5)・・・輸液導入管
、(6)・・・導入管、多孔質チューブ、二重管の接続
部、(力・・・人体の手、(8)・・・注射針、(9)
・・・空気減圧器具に通じているチューブ、(10)・
・・注射針、(11)・・・輸液の流れを示す矢印、(
12)・・・気泡の流れを示す矢印、(16)・・・吸
引空気の流れを示す矢印オ 1 図 第2図 オ 3 図 (b)

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)輸液の導入管と連続された状態に撥水性材料より
    なる多孔質体チューブを構成し、多孔質体チューブの外
    側を減圧する条件下に於いて輸液を導入管より多孔質体
    チューブ内面を接して通し人体の血管に供給することを
    特徴とする輸液方法。
  2. (2)撥水性材料よりなる多孔質体チューブが弗素樹脂
    よりなる多孔質体である特許請求の範囲第(1)項記載
    の輸液方法。
  3. (3)撥水性材料よりなる多孔質体チューブが四弗化エ
    チレン樹脂よりなる多孔質体である特許請求の範囲第(
    2)項記載の輸液方法。
  4. (4)多孔質体が繊維によって互に連結された結節より
    なる微細繊維組織を有し、その繊維の径が0.1〜10
    μである特許請求の範囲第(1)項記載の輸液方法。
  5. (5)多孔質体の孔径が0.1〜10μであり、気孔率
    が60〜95%である特許請求の範囲第(1)項記載の
    輸液方法。
  6. (6)輸液の導入管と連続された状態に撥水性材料より
    なる多孔質体チューブがあり、多孔質体チューブの内面
    は輸液が通る流路であり、多孔質体チューブの外側を空
    間を有し且つ多孔質体チューブの少くとも一部をおおっ
    た非多孔質体よりなる二重管があり、二重管の少くとも
    一部に空気吸引用の管を接続する開口部を備えることを
    特徴とする空気吸引を行いながら輸液を行うことができ
    る輸液器具。
  7. (7)開口部に空気吸引用の管を、開口部に施したゴム
    栓に空気吸引用の管に接続した注射針を刺し込むことに
    より接続するものである特許請求の範囲第(6)項記載
    の輸液器具。
  8. (8)開・口部に空気吸引用の管を直接接続するもので
    ある特許請求の範囲第(6)項記載の輸液器具。
  9. (9)撥水性材料よりなる多孔質体チューブが弗素樹脂
    よりなる多孔質体である特許請求の範囲第(6)項記載
    の輸液器具。
  10. (10)撥水性材料よりなる多孔質体チューブが四弗化
    エチレン樹脂よりなる多孔質体である特許請求の範囲第
    (9)項記載の輸液器具。
  11. (11)多孔質体が繊維によって互に連結された結節よ
    りなる微細繊維組織を有し、その繊維の径が0.1〜1
    0μである特許請求の範囲第(6)項記載の輸液器具。
  12. (12)多孔質体の孔径が0.1〜10μであり、気孔
    率が30〜95チである特許請求の範囲第(6)項記載
    の輸液器具。
JP59120505A 1984-06-11 1984-06-11 輸液方法及び輸液器具 Pending JPS60261463A (ja)

Priority Applications (1)

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JP59120505A JPS60261463A (ja) 1984-06-11 1984-06-11 輸液方法及び輸液器具

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JP59120505A JPS60261463A (ja) 1984-06-11 1984-06-11 輸液方法及び輸液器具

Publications (1)

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JPS60261463A true JPS60261463A (ja) 1985-12-24

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ID=14787855

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59120505A Pending JPS60261463A (ja) 1984-06-11 1984-06-11 輸液方法及び輸液器具

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JP (1) JPS60261463A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0255960U (ja) * 1988-10-14 1990-04-23
JP2014087450A (ja) * 2012-10-30 2014-05-15 Seiko Epson Corp 液体輸送装置及びチューブの閉塞状態の判定方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0255960U (ja) * 1988-10-14 1990-04-23
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