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JPS60252415A - サリチル酸コリンを含有する安定な固体薬剤用組成物 - Google Patents

サリチル酸コリンを含有する安定な固体薬剤用組成物

Info

Publication number
JPS60252415A
JPS60252415A JP60082690A JP8269085A JPS60252415A JP S60252415 A JPS60252415 A JP S60252415A JP 60082690 A JP60082690 A JP 60082690A JP 8269085 A JP8269085 A JP 8269085A JP S60252415 A JPS60252415 A JP S60252415A
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JP
Japan
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salicylate
choline
choline salicylate
solid
magnesium
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Granted
Application number
JP60082690A
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English (en)
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JPH0344052B2 (ja
Inventor
アーネスト ジエイ.サスマー
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Mundipharma AG
Original Assignee
Mundipharma AG
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Filing date
Publication date
Application filed by Mundipharma AG filed Critical Mundipharma AG
Publication of JPS60252415A publication Critical patent/JPS60252415A/ja
Publication of JPH0344052B2 publication Critical patent/JPH0344052B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/60Salicylic acid; Derivatives thereof
    • A61K31/618Salicylic acid; Derivatives thereof having the carboxyl group in position 1 esterified, e.g. salsalate
    • A61K31/621Salicylic acid; Derivatives thereof having the carboxyl group in position 1 esterified, e.g. salsalate having the hydroxy group in position 2 esterified, e.g. benorylate
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/60Salicylic acid; Derivatives thereof

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 サリチル酸コリンは、少なくとも2価の原子価を有する
金属のサリチル酸塩、好ましくはアルミニウム、ビスマ
ス、カルシウム、マグネシウムのサリチル酸塩によって
固体状態で安定化される。
該組成物はカルボキシメチルセルロースの添加によって
更に安定化される。更に顕著な安定化は、リーリヂル酸
コリン、金属のサリチル酸塩及びカルボキシメチルセル
ロース間の錯体形成に、にって達成される。該錯体は、
カルボキシメチルセルロース、サリチル酸コリン及び金
属のガリチルM塩の溶液を調製して錯生成反応を起させ
、それを乾燥する小によって形成される。これら全ての
安定化されたサリチル酸コリンの形態は、顆粒、錠剤、
カプレル及び座薬のような人間または動物に投薬づる際
の投薬剤型にしてサリチル酸コリン療法に用いられ、リ
リヂル酸イオンの血中濃度を上昇させる。
米国特許第3,069,321号明細糊に記載されてい
るように、サリチル酸コリンは望ましい薬理学的及び治
療上の性質を有する鎮痛剤物質として良く知られている
。しかしながら、この化合物は吸湿性が高いという特性
を有し、その為に人間及び動物のサリチル酸コリン療法
に於りる経口投与に有用な固形の剤型を好適に製造する
事ができないという調剤上の限界を有する。融点が50
℃の結晶性サリチル酸コリンが知られてはいるが、その
吸湿性は結晶状の化合物を液状に変化させるのに痕跡量
の湿気で充分な程高く、吸収された湿気を取り除く為に
どのように処理しても液状のままである為、これを安定
な固形の剤型を造る為に調剤上使用する事はできない。
サリチル酸コリンの固形の調剤的剤型を造る為に多くの
努力がなされてきた。例えば、米国特許第3.297,
529号には固体の生成物を生じるサリチル酸コリンと
硫酸マグネシウムの混合物が開示された。米国特許第3
,326,760号はポリガラクツロン酸との吸着体に
関するものである。米国特許第3.759,980号は
サリチル酸コリンとサリチル酸マグネシウムとの化合物
(固体)の形成に関するものである。しかしながら、安
定な、固形の剤型を提供するという問題を解決するもの
として記載された上記の方法は、どれも未だ調剤上満足
なものとは言えない。治療目的を達成する為に必要とさ
れる充分41治療上の品質を右し、まlζそれを商業、
Fの価値を右する製品として市販する事を可能にするJ
:うな長期にわたる充分な安定性をもったサリチル酸コ
リンの固形剤型は未だ造られでいない。
一般的に古って、本発明に従えば、サリチル酸」リンは
少なくとも2価の原子価を有する金属のサリチル酸塩と
混合する事によって固体状態で安定化される。好ましい
金属のサリチル酸塩は、アルミニウム、ビスマス、カル
シウム及びマグネシウムのサリチル酸塩である。勺すチ
ル酸コリンの金属サリチル酸塩に対するモル比は好適に
は約0.8=1乃至1.2:1の間である。最適にはサ
リチル酸コリン及び金属のサリチル酸塩の等モル岨を使
用覆る。
木光明の好適な実施例に従えば、サリチル酸コリン及び
金属のサリチル酸塩の混合物にカルボキシメチルセルロ
ースを添加づ゛る。カルボキシメチルセルロースの添加
によって、前記混合物の安定性まl〔は寿命が倍加され
るという効果が得られる。
この安定化効果を得る為に添加すべきカルボキシメチル
セルロースの量は広範囲にわたって可能であるが、好適
には約2.5重量%乃至25重最%である。溶液に低レ
ベルの水和が存在する時には、組成物のサリチル酸コリ
ンレベルを最大限にする為にカルボキシメチルセルロー
スの添加は少量が好ましい。
本発明のもう一つの実施例に従えば、コリン、サリチル
酸、金属イオン及びカルボキシメチルセルロースから新
規の錯体化合物が形成される。該錯体はその成分である
サリチル酸コリン、金属イオン及びカルボキシメチルセ
ルロースを種々の比率で含有するが、その組成は均一で
再成可能且つ一定である。また前記錯体は乾燥した固体
状態に於いて優に4年を越える安定性または府令を有す
る事が見い出されたが、この事は商業的な見地からすれ
ば実際的には制限がないものと看做す事ができる。従っ
て、サリチル酸コリンは金属イオン及びカルボキシメチ
ルセルロースと錯形成して、固形の剤型を調剤するのに
有用な極めて安定な固体の錯体化合物になり、これは少
なくとも4年は安定に存在する。
更に、サリチル酸コリン、カルボキシメチルセルロース
及び例えばマグネシウム、アルミニウム、カルシウム、
ビスマスのような金属イオンとの間で形成された錯体化
合物は、先行技術に記載された固体の化合物及び前記成
分の単純な混合物とは化学的、物理的及び調剤的性質に
於て異なるものである。
単頭された新規錯体化合物であるマグネシウムーカルボ
キシメヂルセルロースーコリンサリチレートは極性溶媒
に対しで難溶性であり、この溶解度をサリチル酸コリン
とサリチル酸マグネシウムの単純な混合物、サリチル酸
コリンとサリチル酸マグネシウムとカルボキシメチルセ
ルロースの単純な混合物、並びに先行技術としての米国
特許第3.759,950号明M書に記載された化合物
であるサリチル酸コリンマグネシウム(choline
 magnesiumsalicyla[e)の極性溶
媒に対する溶解度を比較すれば、これらの間の差異は明
らかである。
この錯体化合物の導電率のデータはこの物質の難溶性を
示す溶解度のデータと優れた一致を示す。
またこれらのデータは、形成された錯体化合物であるマ
グネシウムーカルボキシメチルセルロースーコリンサリ
ヂレートが、先行技術の化合物分子が水素結合m造を有
するのに対して、分子内キレート構造を有する点に於て
、先行技術によって形成された化合物であるサリチル酸
コリンマグネシウムとは物質的に異なるものである事を
立証する。
更に、形成されたマグネシウムーカルボキシメチルセル
ロースーコリンザリチレートの比導電率はその成分の単
純な混合物の比導電率と相違し、これはまた先行技術で
形成された水素結合を有する化合物であるマグネシウム
コリンサリチレートの比導電率とは異なる。
本発明の新規の錯体化合物を形成する為に必要なサリチ
ル酸コリン、金属イAン及びカルボキシメチルセルロー
スの比率は広い範囲で変化してもよい。カルボキシメチ
ルセルロースの鰻は、好適には重量比で約2.5%乃至
約25%である。ザリヂル%である。金属イオンの量は
好ましくは重量比で約2.5%乃至約35%である。
本発明の全ての組成物、即ち、勺すチル酸コリンとサリ
ヂル酸金属塩の混合物、サリチル酸コリンとサリヂル酸
金属塩とカルボキシメチルセルロースどの混合物及びサ
リチル酸コリンと金属イオンとカルボキシメチルセルロ
ースとから形成された新規の錯体化合物は全て安定で、
乾燥した、流動性のある(free flowing)
粉末状のサリチル酸コリンを提供するが、新規に形成さ
れた錯体化合物が最も長期にわたって最大の安定性を有
する。全ての場合に於けるこれらの乾燥粉末は、当業者
に周知の方法によって調剤的に好適なカプセル、顆粒、
錠剤及び座薬の製造に有益であり、これらサリチル酸コ
リンの新規の乾燥固体粉末状組成物はこれらのいずれの
剤型でも人間及び動物に対して使用する事が出来る。
単純な混合物くサリチル酸コリンとサリチル酸マグネシ
ウムどの混合物及びサリチル酸コリンとザリヂル酵マグ
ネシウムとカルポキシメチルセJレロ−スどの混合物)
またはコリンリーリチレートーカルボキシメヂルセルロ
ース−金属イオン鉗体を用いて製造された新規の固形剤
型は、サリチル酸コリン投与に於て特別の好ましい利点
を提供する。
即ち、優れた生理学的耐性、はと/Vど無い副作用、史
には治療的に充分な量のサリチル酸コリン、カルボキシ
メチルセルロース及びアルミニウム、ビスマス、カルシ
ウムまたはマグネシウムイオンから形成される適当な化
合物を含有覆る錠剤、カプセル、顆粒、または座薬の投
与後の人間または動物に於りる血中サリヂレー1〜イオ
ン濃度の速やかな上昇によって立証される優れた治療効
果である。
リーリヂル酸コリンと)ナリヂル酸金属塩の単純な混合
物はその成分である化合物を混合する事にJ二つて得ら
れる。しかし、サリチル酸コリンは大気中に晒すと、極
く短時間しか乾燥状態を維持しないから、混合物は好ま
しくはまずサリチル酸コリンの温厚溶液を作成し、これ
にサリチル酸金属塩を加えてから溶媒を蒸ざそさせる事
によって1qられる。
カルボキシメチルセルロースとの混合物も同様の万び、
で、例えば各成分を乾燥した状態で混合する1)によつ
C1またはサリチル酸二コリンの溶液を作成し、必要な
成分をその中に溶解しで溶媒を蒸発さける事によって得
られる。
流動t’lを右する新規のコリンサリチレー1〜錯体化
合物は、まずカルボキシメチルセルロースの溶液を調製
し、次にコリン成分、サリチル酸及び例えばアルミニウ
ム、ビスマス、カルシウムJ:たはマグネシウムイオン
のような金属イオンを加えて合成づる。合成されたカル
ボキシメチルセルロース゛」リンリリチレー1〜 金属
化合物はそのまま放間し、濃密になった時点で好適には
約40°Cの温度で乾燥1する。合成されたコリンナリ
チレートー力ルボーヤシメチルセルロース−金属111
体化合物から成る得られた乾燥粉末の元素分析値は理論
伯と良く一致づる。
本発明による新規の混合物及び化合物の粉末は両方とも
分解せずに長期間流動性のある固体の特徴を保持りる。
前記の粉末を用いて製造された例えば錠剤、カブレル、
顆粒または外薬のような固形の剤型は安定で長期間その
効力を糺持Jる。アルミニウム、マグネシウムビスマス
またはカルシウムのノJルボキシメヂルセルロースー〕
リン1ナリチレート化合物を開放したペトリ皿に取り、
長期間人気中に晒した場合も、その粉末は分解′1!ず
に元の流動性を有する固体の性状を保持した。調剤的に
好ましい固形の剤型に製剤され、包装されて室温で保存
される場合、これらの薬剤は優に4年間は安定である。
本発明の新規粉末を1qる為には、他の金属イオンを使
用Jる事もできるが、好ましい金属イオンはアルミニウ
ム、どスマス、カルシウム、及びマグネシウムのイオン
である。流動性を有する新規の固体粉末を形成づ−る為
に金属イオンは少なくとも二価の原子価を有する事が必
要とされる点に注意を要する。生成物は医療上の用途に
使用されるから、金属イオンの適性はその安全性及び活
性によって限定される。従って水銀イオンや砒素イオン
または患者の安全性に影響する固有のm性を有するその
他の金属イオンを用いる事L−1甲車i 7ηらL1帖
σ除乳六ηT(Δム本発明の新規錯体を合成する為の〜
般的な方法を以下に訂述する。
カルボキシメチルセルロースは乾燥した酸の形では水に
溶りない事が良く知られている。本発明に於てはカルボ
キシメチルセルロース酸を水溶液にJる必要があり、こ
れは以上の方法によって為される。まず例えばプーリト
ウムカルボキシメチルセルロースまたはカリウムカルボ
キシメチルセルロースのようなカルボギシメチールL−
/レロースの通常の金IIM塩を望ましい濃度で水に溶
解し、次に当業者間に良く知られている酸性イオン交換
樹脂のカラムを用いて安定化イオン、即ちナトリウムま
たはカリウムイオンを除去する。酸性イオン交換樹脂の
正確な組成は必要ではなく、溶液からナトリウム及びカ
リウムを除去するのに用いられる金属イオン交11J!
樹脂ならこの目的の為には充分役立つ。
交差結合性ポリアミン樹脂の一秤である硫酸ポリスチレ
ン樹脂として当業者間で良く知られているイオン交換樹
脂は、パアンバライト(△mberlitc)″より特
定的にはアンバライi−I Rまたはアンバライ1−I
R−120の商標名でペンジルベニア州フィラデルフィ
アのローム・ハース社(Rohm −HaaS )から
市販されている商品で知られている。
他の化学会社からも当業者に良く知られている別の商標
名で同じタイプの樹脂が市販されでおり、これらのいく
つかはその製造法と共に米国特許第2.402,384
号明細書に記載されている。これらの樹脂はす1ヘリウ
ム及び/またはカリウムイオンを除去する為に当該技術
分野に於て良く知られている水素形(hydrogen
form) テ用いられる。
酸性イΔン交換カシムからの流出液として得られるす1
〜リウムまたはカリウムイオンを除去されたカルボキシ
メチルセルロースの水溶液に1グラム分子の炭酸水素コ
リンを加え、混合物を約70°Cに加熱しながら全体を
攪拌する。約1時間または泡立ちがなくなるまで攪拌を
続ける。ここで混合物のl)H値を測定づ−れば、1)
l−17乃至1)H7,8の範囲Cあり、平均pH値は
7.4になるであろう。
次に炭酸水素、]]リンーカルボキシメチルセルローの
前記溶液に、好ましくは3グラム分子のサリブル酸を攪
拌しながら加え、混合物を加熱して約1旧間温度を約5
5℃に維持する。サリチル酸を全部加え終って溶液が得
られたら、溶液の温度を室温に戻()、1グラム分子の
金属イオン供与体を加える。金属イオン供り体化合物の
添加は溶液の温度を再度70°Cに十冒さセ、強く攪拌
しながら為される。金属イオン供与体化合物を全部加え
終わって溶液が澄明になったら攪拌を止めて一晩放置す
る。放置して濃密になった後、全体を80°Cのオーブ
ンの中で約24時間乾燥する。得られた乾燥物質+J 
1) 砕すh、温度4()℃、圧力2mm1−1!+の
真空オーブン中で・中間が一定になるまで更に乾燥され
る。
こうし−(1!Jられた乾燥粉末はコリンザリチレート
ーカルボキシメヂルセルロース 金属鏡体化合物であり
、これは安定で独特の再生産し得る性質を右し、力Jセ
ル、錠剤、顆粒及び座薬のような固形の剤jil+を一
製造するのに有用である。
上記の金属イオン供与体化合物は金属イオン源であり、
以下の供与体化合物はこの目的に好適である。
(a )アルミニウムイオン源としてはニアルミニウム
イソプロポキシド及び水酸化アルミニラ18 (b)マグネシウムイオン源どしては:水酸化マグネシ
ウム及びマグネシウムエ]−キシド (C)ヒメマスイオン源としては: クエン酸ビスマス、燐酸ビスマス及び水酸化ビスマス (d )カルシウl\イAン源としては:水酸化カルシ
ウム、炭酸カルシウム及び炭酸水素カルシウム ザリヂル酸=1リンをその場で(in 5itu >合
成する時は上記の炭酸水素コリンの代わりに等モル量の
塩化=1リン炭酸]リンまたはその他の水溶性コリン塩
を使用しても良い。金属イオンを添加でる前にカルボキ
シメチルセルロース溶液にサリヂル醒コリンを加えても
サリy−ル酸コリンの新規固体粉末が得られる1゜ 本発明の1j法で・得られた錯体の乾燥粉末は白色の流
動性を右′?する安定な粉末であり、再現性のある物理
的及び化学的性質を右づる。
人々の化合物(」リン:ザリチレー1〜:金属のモル比
は1:3:1)は以下の元素分析値を有する。
アルミニウムーコリンサリヂレ−1〜−カルボキシメチ
ルセルロースはアルミニウムイオン5.1%、リーリブ
ル酸〕リンり1.65%及びカルポキシメヂルセル[J
−ス3.25%を含む。マグネシウム−]リンυリヂレ
ートーカルボキシメチルセルロースはマグネシウムイオ
ン3.0%、4ノリデル酸コリン92.3%、カルボ:
1ジメチルセルロース!+、46%を含む。カルシウム
−コリンサリチレート1.カルボキシメチルセルロース
はカルシウム4.:姉%、す“リプル酸コリン91%、
カルボキシメチルセルロース4.65%を含む。ビスマ
ス コリンリーリヂレートカルポ−1−ジメチールセル
ロ−ス %、リリヂル酸」リン49.5%、カルボキシメヂルレ
ル(二1−ス21.2%を含む。
本発明のVJ1規な釦体化合物を人間及び動物の治療に
使用して鎮痛、解熱、消炎効宋を得、血中サリチルMM
度を上昇させる事を望むならば、治療的に充分な量の適
当な#T規の化合物を錠剤、顆粒、カプセルまたは座薬
の剤型で投与すれば良い。錠剤、カプセル、顆粒または
座薬中の夫々の新規な乾燥したコリンサリヂレートーノ
Jルボキシメチルセルロースー金属イオン錯体の濃度は
、単位服用量当りほぼ250m(]のササリチレート成
を与えるに充分なそれぞれの化合物の量である。即ち、
アルミニウムーコリンサリチレートーカルボキシメヂル
セルロースは約339m(]、マグネシウムーコリンサ
リチレートーカルボキシメヂルレルロースは約370m
(1,カルシウム−コリンサリチレート−カルボキシメ
チルセルロースは395In(] 、]ビスマスーコリ
ンサリチレートーカルボキシメチルセルローは693m
gである。単位服用量当りの活性化合物の濃度の領域は
0.19乃至1gである。要求される正確な服用量は達
成されるべき治療目的と個々の患者の必要性によって決
まる。
錠剤のもとになる粉末は適当量の選ばれた活性成分(例
えばサリチル酸コリンとサリチル酸マグネシウムの、混
合物、サリチル酸コリンとサリチル酸マグネシウムとカ
ルボキシメチルセルロース混合物、コリンサリチレート
−金属イオン−カルボキシメチルセルロースの錯体)を
ラクトース、澱粉、ピロリドンまたはその他の調剤的に
好適な稀釈剤と混合し、該混合物に結合剤(bincl
er)及び潤滑剤( lubricant )を加える
。結合剤及び潤滑剤は当業者によく知られている調剤的
に好ましい錠剤用の結合剤及び潤滑剤を用いる。次に上
記混合物はエタノールを用いて造粒、乾燥され、乾燥さ
れた顆粒物質は続いて適当な大きさと形の錠剤に圧縮さ
れる。別の錠剤製造法では、適当量の上記活性物質をラ
クトース、スクロース、澱粉、結晶性ミク]」1セルロ
ースのような調剤的に好適な稀釈剤と混合し、該混合物
をスラッシング法(slugaing)として周知の方
法により乾燥した錠剤に圧縮し、スラッシングされた錠
剤を粉砕して第164米国標型メッシコ以下の大きさの
顆粒粉末を形成し、前記顆粒粉末を適当な大きさと形の
錠剤に圧縮する。カプセルは適当なカプセルに有効成分
を単独まlCは稀釈剤と混合して充填する事により製造
される。錠剤の場合に記載された前記の稀釈剤はこの場
合にも用いる事ができる。
顆粒は錠剤の製造法で述べた方法で得られた顆粒を錠剤
に圧縮せずに、それを調剤するのが望ましい。この場合
有効成分の濃度は単位服用15gまたは標準的単位服用
量として配薬されている重量に基いて調節される。
座薬は有効成分を適当mのココアバター、分子量150
0以−ヒのポリエチレングリコールまたは適当な座薬基
剤と混合して製造される。次に座薬はよく知られた剤型
に成型される。
新規の化合物を含有する上記の固形剤型を人間及び動物
の治療に用いる時は、治療上必要とされる1日分の量を
1日に1回乃至6回に分けて投与する。
以下、実施例によって本発明をより具体的に説明する。
しかし、本発明の範囲は実施例の個々の記載に限定され
るものではない。
実施例 1 適当なフラス]に炭酸水素コリン165gを水500C
C中に溶解した溶液を入れ、これにサリチル酸1313
gを一定の攪拌下に二酸化炭素のあわだちが止むまで加
える。こうして調製したサリチル酸コリン溶液を濃縮し
て、サリチル酸コリンの濃度が重呈比で少なくとも溶液
の90%になるように、また10%以上の水が残らない
ようにする。この溶液にサリチル酸マグネシウム無水物
300gを加え、混合物を攪拌する。しばらくするどペ
ースト状のかIこよりを形成するから、これをガラスの
表面上に塗布して乾燥する。およそ数時間で硬い固体物
質が得られ、これを粉砕して微細な粉末にすれば錠剤、
カプセル、顆粒及び座薬の製造に用いる事ができ、これ
によって固形剤型のサリチル酸コリンが得られる。
得られたサリチル酸コリンを含有する固体物質はMR合
物であり、例えば水で処理する車によって各成分に分離
される,。
実施例 2 実施例1で用いたサリチル酸マグネシウムの代わりに、
等モル量のサリチル酸アルミニウム、サリチル酸水酸化
アルミニウム、サリチル酸ビスマス及びサリチル酸カル
シウムを用いた。使用したサリチル酸の金属塩は無水物
であり、実質的に不純物を含まないという事は重要であ
る。得られた混合物はサリチル酸コリンを含有する固形
剤型の製造に調剤上有効な流動性のある粉末である。
実施例 3 重量比で少なくとも90%のサリチル酸コリンを含むサ
リチル酸コリン水溶液に、等モル量のサリチル酸水酸化
アルミニウム無水物を一定の攪拌下に加える。これによ
ってやわらかいパテ状の(puttylike )かた
まりが得られる。この混合物をかき混ぜながら、混合物
中に含まれるサリチル酸コリン及びサリチル酸水酸化ア
ルミニウムの算術的合計量の2.5乃至25重量パーセ
ントのカルボキシメチルセルロースを加えると、やわら
かいかたまりは急速に硬化する。これを粉砕して微細な
粉末にする。得られた固体の乾燥した混合物は、調剤的
に好ましいサリチル酸コリンの固形剤型を製造するのに
有用な流動性を有する乾燥した粉末である。
上記に用いたサリチル酸水酸化アルミニウムの代わりに
、以下に挙げる金属塩無水物のうちの一つまたはそれら
の混合物の等モル量を使用しても良い:サリチル酸アル
ミニウム、サリチル酸マグネシウム、サーリチル酸ビス
マス、サリチル酸カルシウム、−残りの工程は同じであ
る。
上記に用いたカルボキシメチルセルロースの代わりに、
等ffl’ffiのカルボキシエチルセルロース、また
はカルボキシプロピルセルロースまたはそれらの混合物
を使用しても良い−残りの工程は同じである。
上述した夫々のカルボキシ低級アルキルセルロースまた
はそれらの混合物の好ましい濃度領域は重量比で2.5
%乃至25%であるが、添加されるセル1−】−ス成分
の最適領域は重量比で2.5%乃至5%であり、なかで
もより好適な濃度領域は重量比で3%乃至4%である。
添加すべきカルボキシアル−1−ルはルロースく好適に
はカルボキシメチルセルロース)の正確な量は、混合物
中に存在する水の量によって決まる。従って、溶液中の
水の濃度が重量比で10%またはそれ以上ならば、fi
ffi比で15%乃至25%と高い濃度領域のカルボキ
シアルキルセルロースを用いるが、水の量が重量比で1
0%乃至15%の場合は添加すべきカルボキシアルキル
セルロースの量は重量比で5乃至15%であり、また水
の量が重量比で10%以下の場合、使用するカルボキシ
アルキルセルロースの量は重量比で2.5%乃至5%の
範囲である。
実施例 4 ナトリウムカルボキシメチルセルロース液のほぼ1リッ
l−ルな、例えばアンパライト−IR − 1201−
1 (Amberlite− I R − 1201−
1 )のような酸性イオン交換樹脂のカラムに通して溶
液からナトリウムイオンを除去する。カルボキシメチル
セルロースの溶出溶液は今や重量比でほぼ75%の固体
物質(溶質)を含む。33gのカルボキシメチルを与え
る充分な烙の前記溶出溶液に等モル量のサリチル酸水酸
化アルミニウムを混入し、該混合物をyAめがhくら潜
浮する一滅庄墓留17τ水を除去し、寄られ1ζζ乾燥
体物質を粉砕する。該乾燥物質はアルミニウムーカルボ
キシメチルセルロースージ1ノリプレートを含み、これ
を用いて調剤上の用途に適iノだ安定な、流動性を有す
るサリチル酸コリンの固体粉末を形成する事ができる。
実施例 5 リーリヂル酸=Jリン9qを含むサリチル酸コリン水溶
液10gに等モルmのアルミニウムーカルボキシメヂル
セルロースージサリチレート無水物を加えるど固体のペ
ースト状のかたまりを形成する。次にこれを薄層に延ば
して空気乾燥し、得られた固体物質を流動性を有する微
細な粉末に粉砕づ−る。
これはサリチル酸コリンを有効成分どして含有する調剤
的に好適な固形剤型の製造に有用である。
実施例 6 す1〜リウムカルポキシメチルセルロースの4%溶液の
tよぼ4.5リツトルを、例えばアンパライト−I R
 − 1201−1のような酸性イオン交換樹脂のカラ
ムに通してプ用〜リウムを除去する。カルボキシメブー
ルセルロースの流出水溶液は重量比でほぼ0.75%の
固体物質を含む。カルボキシメチルセルロース32.7
gを与えるに充分な量の流出液を攪拌機及び加熱ジャケ
ットを取り付けたガラスのフラスコ】に入れる。カルボ
キシメチルセルロース溶液を約30’Cに加熱し、強く
攪拌しながら炭酸水素コリン22.47 !;lを加え
る。炭酸水素コリンを添加する時に激しいあわたちが起
ぎるが、添加している間に加熱湿度をゆっくりと70°
Cまでト背させる。炭酸水素コリンを全部+]Dえ終っ
たら混合物を加熱しなから(Jぼ1時間j仮j1′シた
後、室温まで冷却する。
溶液のIT Hはl↓■(ま 7 、4−Cあるがpl
−17,0乃至pl−17,8の幅がある。ごの溶液に
室温に於て今度はリリブール醇48gを一定の攪ITの
トに加える9、混合物をI BF+間加熱加熱温度を7
0°Cにトー背さゼ、2.90の〕′ルミニウムイオン
を与えるtこ充分4g闇のアルミニウムイソプロポキシ
ドを加える。攪拌とin+熱を]l)間続りた後−晩敢
胃りる。
翌[]、濶縮されたかたよりを訪い層に延ばしく80゛
Cの熱A−Vン中(゛乾燥りる。1′II)Triが乾
いたらそF((野1 (r”+” シ? j7i ”;
” A −1−’ 中1y 人tL、1WfQ40°(
]、減11下(73,7cm (29インチ)t−1q
)に於て、経時的な重用損失を示さなくなるまで更に乾
燥づる1、次に乾燥した粉末を再度微細に粉砕し、包装
し−Cカラスの瓶に詰める。得られた化合物はアルミニ
ウムー1リンリリル−1−一カルボキシメーブルセルロ
ースであり、これはアルミニラA5.1%、4ノリデル
酸−1リン91.65%、カルボ1シメfルヒル[〕−
ス3.25%を含む白色粉末である。この粉末は水に本
溶flで室温に於て空気中に晒しても安定′Cある。
一ツノルミニウム(オン源とじで記載したアルミニラ1
1イソjIIボ1ニシドの代わりに前記の場合と等耐の
y)ルミーウl\イΔンを5えるに充分な吊の水酸化ア
ルミニウムの乾f1ゲル(dry gel )またはア
ルミーウ11のNJ Mグル(wet get )を用
イ(シ良い、。
実施例 7 カルボ1シメfルヒルl]−ス1B、3Qを一溶解しl
こ水溶液に炭酸水素1リン+66Q ’6 +jnえる
。混合物をガスの51 ’lが11むま−(’ ffi
打、Ill熱しCからリリブル酸414.4i;lを加
える。混合物は全ての固体が溶液中に溶解するまで加熱
し攪拌する。70’Cに加熱しながら約1時間攪拌を続
け、次にマグネシウム工1ヘキシド114.3gを加え
る。全ての固体物質が溶液中に溶は去るまで混合物を攪
41′シ、1時間加熱を続けた後、混合物を一晩放置す
る。
翌日、溶液を重さが一定になるまで乾燥し、得られた乾
燥粉末を粉砕する。形成された化合物はマグネシウム−
コリン(ブリチレートーカルボキシメヂルセルロースで
あり、これはマグネシウム2.5%、サリチル酸コリン
92.3%、カルボキシメチルセルロース5.16%を
含む。この白色乾燥粉末は水に不溶性で吸湿性がなく、
大気中に晒しても長時間安定である。
マグネシウムイオン供与体どして用いたマグネシウムエ
(ヘギシドの代わりに水酸化マグネシウム61.78g
を使用しても良い。
実施例 8 はぼ17gのカルボキシメブールセルロースを含む力ル
ボギシメヂルセルロース水溶液に1グラム分子の炭酸水
本−1リンと2グラム分子のサリチル酸を加える。完全
な溶液になるまで混合物を攪拌し、攪拌しながら70℃
まで加熱する。
次にほぼ1グラム分子のビスマスイオンを勺えるに充分
’、il 3 !l 8 Qのクエン酸ビスマスを加え
る。
ピスマスイAン供与体としてはクエン酸ビスマスの代わ
りに、例えば塩化ビスマスまたは燐酸ビス7スのような
可溶性のビスマス塩ならどれを使用してbQい。ビス7
ス化合物を全部加え終ったら、澄明ム溶液になるまで・
混合物を加熱しながら攪拌し、室温で一晩放置する。次
に物質を重量が一定にtfるまで減圧下で乾燥する。
得られた白色の乾燥粉末はビスマス−]]リンサリ壬し
−1〜カルボキシメチルセルロースこれは室温に於て安
定であり、吸湿性を有しない。
化合物の元素分析値は理論値と良く一致した。
実施例 9 カルボキシメチルセルロース4.6gを水100cc中
に溶解した溶液に、サリチル酸コリン91gを水10 
0 c cに溶解した溶液を加える。混合物を70℃で
3時間加熱した後、カルシュラムイオン4.35 gに
相当する水酸化カルシウムまたは炭酸水素カルシウムを
加える。カルシウム塩を全部溶液中に混入したら混合物
を少なくとも10時間放置し、次に生成物を重量が一定
になるまで減圧下で乾燥する。
得られた白色粉末はカルシウムーコリンザリチレートー
カルボキシメチルセルロースであり、安定な非吸湿性の
粉末である。元素分析値は理論値とよく一致する。
実施例 10 アルミニウムーコリンザリチレ−1〜−カルボキシメヂ
ルセルロース、マグネシウム−コリンサリチレー1〜−
カルポキシメヂルセルロース、ビスマスーコリンザリヂ
レー1〜−カルボキシメチルセルロース、またはカルシ
ウム−コリン勺すヂレートー力ルポギシメチルセルロー
スのいずれかを19(]取り、これをクロロボルムで抽
出して溶媒を蒸発させると残査は10mg以下である。
この試験は上記の実施例6乃至実施例9の結果として得
られた夫々の化合物からサリチル酸が分離しない事を立
証するものである。。
上記の実施例(3乃至実施例って得られた金属−ロリン
リリヂレー1ヘーカルボキシメチルセルロースのリンプ
ル10oを耐量したべ1−り皿に取り開放棚に置いて大
気中に晒す。
米国特+i’l第3,069,321号に開示されたl
j法によって製造された融点約50℃の結晶状サリチル
酸コリンの同じtuを別のべ1〜り皿に取り、上記の実
施例6乃に〜実施例って製造した金属−コリンサリチレ
ート−を入れたべ1〜り皿と並べて置く。最初の1[1
間は1時間おき、その後は8時間おきに両方のべ1〜す
II[Iを検査する。夫々の検査時には両方のペトリ聞
を計量して水の吸収による重量の増加を測定し、:I 
7j固体物質の物理的状態を観察して夫々の化合物に何
等かの変化が生じるかどうかを調べる。大気中に晒して
1時間後に、米国特許第3,069.321札に従って
製造された結晶状サリチル酸コリンは液化したが、これ
に対して実施例6乃至実施例9に記載した方法によって
製造された新規化合物は元の状態のまま残った。液化し
たサリチル酸コリンは 1,963mgの重量の増加を
示したが、これはほぼ20%の水の吸収を表わす。一方
新規化合物は67mgの重量増加を示したにすぎず、こ
れはこの物質が実質上非吸湿性である事を表わす。
開放棚上で大気中に晒して3日後に、液化したサリチル
酸コリンは重量比で約40%(4,136g)の水を吸
収したが、これに対して新規化合物は1%以下(331
mg)の重量増加を示したにすぎない。
新規化合物の流動性を有する粉末の性質は試験期間を通
して変化せずに残った。この試験結果は新規化合物の成
分の♀1)形成によってサリチル酸コリンの人気中から
水を吸収する能力が変化する事を室間している。サリチ
ル酸コリンと水との間に水素結合が形成される事は良く
知られているが、前記の新規化合物の効果は吸湿性化合
物の水素結合する位置を効果的にブロックする事によっ
て水分子の吸着を妨げるものである。
サリチル酸コリン及びサリチル酸マグネシウムの混合物
から成る固体のサリチル酸コリン組成物の気中に晒し、
第1日月は1時間ごとに、その後はε311.”1間ご
とにペトリ皿を検査した。大気中に晒し−C31j後に
約8.7%の重量の増加が測定された。
この試験をサリチル酸コリン、サリチル酸マグネシウム
及びカルボキシメチルレルロースを混合して得られた固
体組成物を用いて繰返した所、開放したべ1〜すIll
に入れて大気中に晒してから3日後に重相は4,2%増
加した。
上記した固体のサリチル酸コリン組成物を用いた試験の
全てに於て、流動性を右する粉末の性質は3日間大気中
に晒した後も変化しなかった。
実施例 11 上記の実施例1乃至実施例9の結果として得られた固体
のサリチル酸コリン組成物の固体状態を維持する能力を
、夫々の組成物のり゛ンプル2gを大気中に晒し、また
計量したガラス団に入れて夫々′Rなった人気条件下(
温度37℃に於て洞疾を97%まで変化さulζ。)で
保管する事によって評価した7、前しって決められた一
定の肋間間隔でリ−ンブ米国特許第3,069,32H
”jに従って製造した融点49.3℃のサリチル酸コリ
ンは全ての温度に於ける実験に於て、晒してから2分以
内に液化した。
米国特許第3,759,980弓に従って製造したマグ
ネシウムコリンサリヂレートは大気中に晒した場合、温
度37℃、湿度60%では32時間後、温度37℃、湿
度80%では20時間後、温度37℃、湿度90%では
18時間後に夫々液化した。
実施例7の結果として得られたマグネシウムーカルボキ
シメチルセルロースーコリンサリチレ−1へは温度37
℃、湿度90%の大気中に7日間晒した時には固体のま
ま残ったが、温度37℃、湿度97%の大気中に晒した
時には7日後に液化した。
実施例6の結果として得られたアルミニウムーカルボキ
シメチルセルロースーコリンサリチレ−1〜は温度37
℃、湿度80%の大気中に7日間晒した後は半固体状で
あり、また温度37℃、湿度90%の大気中に7日間晒
した後も半固体状であった。
実施例9の結果として得られたカルシウムーカルボキシ
メチルセルロースーコリンサリプレートは温度37℃、
湿度60%以上の人気中に7日間晒した後に液化した。
実施例1乃至実施!l 4の結果どして得られたサリチ
ル酸」リンとサリチル酸マグネシウムの混合物は人気中
に晒した場合、温度37℃、湿度60%では30局間後
、温度37℃、湿度80%では24時間後、温度37℃
、湿度90%では20時間後に夫々液化した。
実施例3の結果としで得られた、サリチル酸マグネシウ
ムとサリチル酸コリンとカルボキシメチルヒル1]−ス
どの混合物は大気中に晒した場合、温度37℃、湿度6
0%では4日後に、温度37℃、湿度80%では3日後
に、温度37℃、湿度90%では2.51=1後に人々
液化した。
実施例2の結果として得られたサリチル酸アルミニウム
とサリチル酸コリンの混合物は大気中に晒した場合、温
度37°C,湿度80%では4日後、温1度37℃、湿
度90%では約33日(3,2B)後に人々液化した。
実施例3の結果として得られたサリチル酸アルミニウム
とりリチール酸コリンとカルボキシメチルセルロースと
の混合物は大気中に晒した場合、温度37℃、湿度80
%では約4日(4,3日)後に、温度37℃、湿度90
%では3.5日後に夫々液化した。
実施例 12 普通のアスピリン錠剤5錠のサリチル酸含有量にほぼ匹
敵する約435mQのサリチル酸コリンを含有する錠剤
を作成する為に、実施例1乃至実施例9で得られた混合
物または錯体化合物を別吊し、通常の錠剤製造法及び賦
形剤を用いて圧縮し、錠剤を形成する。
実施例 13 実施例1乃至実施例って得られた混合物または錯体化合
物の適当量を計量し、適当な大きさのゼラヂンカプセル
に充填してサリチル酸含有ff1325mgのアスピリ
ン錠剤とほぼ四速する少なくとも435mgのサリチル
酸コリンを含有する単位服用形を作成する。もし必要な
ら不活性で適合性のある適当なカプセル賦形剤を用いて
も良い。
実施例 14 実施例6乃至実施例って得られた固体のコリンサリプレ
ーi〜 カルボキシメチルセルロース−金属111体化
合物を単位服用量当り435mQのサリチル酸−1リン
を′)えるに充分な量だけ計量し、これを充分ないの例
えば分子111500以上のポリエチレングリコ・−ル
のような座薬担体と混合し、該混合物を各々の座薬が5
58111(lのサリチル酸コリンを含有するJ、うに
適当な大きさと形の座薬に成型する。
実施例 15 実施例6乃至実施例9で得られたコリンサリヂレー1〜
−カルボキシメチルセルロースー金属錯体化合物の適当
mを調剤的に好適な稀釈剤と混合して、該混合物の5g
がサリチル酸コリン435mgを含有づる混合物を智る
。該混合物をエタノールで練り、第16号の造粒スクリ
ーンを通過させて乾燥する事ににり顆粒を製造覆る。
それがどのような剤型であるかにかかわらず本発明の混
合物及び611体は、それを投与する事によつC血中の
ザリヂレートイオン濃度を上昇させるから、治療上の目
的の為に使用される。しかし、これらの混合物及び錯体
は固形剤型(例えば錠剤、顆粒、カプセルまたは座薬)
として投与することができるという利点を有する。
本明細書を通して、組成物または混合物及び錯体の議論
は主としてカルボキシメチルセルロースについてなされ
た。しかし、カルボキシエチルヒルロース、カルボキシ
プロピルセルロース、のようなカルボキシ低級アルキル
セルロースならどれでも使用できる事を理解されたい。
カルボキシメチルセルロースは有用性及び経済性の観点
から最も好ましいものであるという事にすぎない。
特許出願人 ムンデイフフルマ アクチェンゲゼルシレフト 手 続 補 正 書 昭和60年5月17日 特許庁長官 志 賀 学 殿 1、事件の表示 昭和60年特許願第82690M 2、発明の名称 サリチル酸コリンを含有する安定な固
体薬剤用組成物 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 スイス国、400G バーゼル、セント アルバ
ンーフオルシュタット 94名称 ムンデイフアルマ 
アタチェンゲゼルシャフト代表者 マーナイン グリー
ン 4、代理人 東京都新宿区下落合二丁目14番1月 5、補正命令の日付 出願審査の請求と同時にする補正
用 細 書 1、発明の名称 サリチル酸コリンを含有する安定な 固体薬剤用組成物 2、特許請求の範囲 (1)サリチル酸コリン及び少なくとも2価の原子価を
有する少なくとも1種類の生理学的に適合する金属のサ
リチル酸塩の混合物から成ることを特徴とするナリチル
酸コリンを含有する安定な固体薬剤用組成物。
(2)前記の金属がアルミニウム、ビスマス、カルシウ
ム及びマグネシウムから成る群から選ばれる特許請求の
範囲第(1)項に記載の固体薬剤用組成物。
(3)前記の金属がマグネシウムである特許請求の範囲
第(1)項に記載の固体薬剤用組成物。
(4) サリチル酸コリンのサリチル酸金属塩に対する
モル比が約0.8:1乃至1.2:1である特許請求の
範囲第(1)項に記載の固体薬剤用組成物。
■ 前記の金属がマグネシウムである特許請求の範囲第
(/I)rQに記載の固体薬剤用組成物。
〈Q サリチル酸コリンのサリチル酸金属塩に対りる−
[ル比が約1:1である特許請求の範囲第(1)項に記
載の固体薬剤用組成物。
(7)調剤的に好適な固体の賦形剤をも含み、人間及び
動物に対するサリチル酸コリン投与療法のための調剤ト
の固形剤型である特許請求の範囲第(1)項に記載の固
体薬剤用組成物。
■ 1回の服用母当りほぼ435mgのサリチル酸コリ
ンを与える量の固形剤である特許請求の範囲第(7′)
項に記載の固体薬剤用組成物。
■ サリチル酸コリンと、少なくとも2価の原子価を右
ツる少なくとも1種類の生理学的に適合する金属のサリ
チル酸塩と、カルボキシ低級アルキルセルロースとの混
合物から成ることを特徴とづるサリチル酸コリンを含有
する安定な固体薬剤用組成物。
(ト) 前記の金属がアルミニウム、ビスマス、カルシ
ウム及びマグネシウムから成る群から選ばれる特許請求
の範囲第0項に記載の固体薬剤用組成物。
(11)前記の金属がマグネシウムである特許請求の範
囲第(9)項に記載の固体薬剤用組成物。
(12)前記のカルボギシ低級アルキルセル[1−スが
カルボキシメチルセルロースである特許請求の範囲第り
9)項に記載の固体薬剤用組成物。
(直 前記のカルボギシ低級アルキルセルロースを重量
化で約2.5%乃至40%含有り−る特許請求の範囲第
<9)項に記載の固体薬剤用組成物。
(に)調剤的に好適な固体の賦形剤をも含み、人間及び
動物に対するサリチル酸コリン投q魚法のための調剤上
の固形剤型である特許請求の範囲第(9)項に記載の固
体薬剤用組成物。
(+5) 1回の服用用当りはば435mgの1ノリデ
ル酸コリンを与える量の固形剤である特許請求の範囲第
()4)項に記載の固体薬剤用組成物。
3、発明の詳細な説明 本発明はサリチル酸コリンを含有する安定な固体薬剤用
組成物に関する。
米国特許第3,069,321号明細書に記載されてい
るように、リーリチル酸」リンは望ましい薬理学的及び
治療1−の性質を右する鎮痛剤物質として良く知られ(
いる。しかしながら、この化合物は吸湿性が高いという
特性を有し、そのために人間及び動物のサリチル酸」リ
ン療法にJシcプる経口投与に石川な固形の剤型を好適
に製造することができないという調剤上の限界を有する
。融点が50℃の結晶性サリチル酸コリンが知られでは
いるが、その吸湿性はP1品状の化合物を液状に変化さ
せるのに痕跡量の湿気で充分な程高く、吸収された湿気
を取り除くため1ことのように処理しても液状のままで
ある!こめ、これを安定な固形の剤型を造るために調剤
1使用−リ−ることはぐきない。
サリチル酸コリンの固形の調剤的剤型を造るために多く
の努力がなされてきた。例えば、米国時fi’l’ E
IT 3.297.529号には固体の生成物を生じる
サリチル酸」リンと硫酸マグネシウムの混合物が開示さ
れている。米国特泊第3,326,760号はポリガラ
クツ上1ン酸どの吸着体に関づるものである。米国特許
第3,759,980号はサリチル酸コリンとサリチル
酸マグネシウムとの単一化合物(固体)の形成に関する
ものである。しかしながら、安定な、固形の剤型を提供
するという問題を解決Jるものとして記載された上記の
方法は、どれも未だ調剤上満足なものとは言えない。治
療目的を達成するために必要とされる充分な治療上の品
質を有し、またそれを商業上の価値を有する製品として
市販することを可能にするような長期にわたる充分な安
定性をもったサリチル酸コリンの固形剤型は未だ造られ
ていない。
一般的に言って、本発明に従えば、−サリチル酸コリン
は少なくとも2価の原子価を有り−る金属の一す′リチ
ルWf!i塩と混合することによって固体状態で安定化
される。好ましい金属のサリチル酸塩は、アルミニウム
、ビスマス、カルシウム及びマグネシウムのサリチル酸
塩である。サリチル酸コリンの金属サリチル酸塩に対す
るモル比は好適には約0.8:1乃至1.2:1の間で
ある。最適にはサリチル酸コリン及び金属のサリチル酸
塩の等モル量を使用する。
本発明の好適な実施例に従えば、サリチル酸コリン及び
金属の1ノリチル酸塩の混合物にカルボキシメチルセル
ロースを添加する。カルボキシメブールセル「j−スの
添加によって、前記混合物の安定111または寿命が倍
加されるという効果が得られる。
この安定化効果を得るために添加すべぎカルポキシメヂ
ルセル【]−スの量は広範囲にわたって可能であるが、
好適には約2.5重量%乃至25重量%である。溶液に
低レベルの水和が存在する時には、組成物の(Jリヂル
酸コリンレベルを最大限にするためにカルボ4ニジメチ
ルセルロースの添加は少量が好ましい。
本発明の組成物、即ち、サリチル酸コリンとリリチル酸
金属塩の混合物、サリチル酸コリンとサリチル酸コリン
とカルボキシメチルセルロースとの北含物は全て安定で
、乾燥した、流動性のある(Free flowing
)粉末状のサリチル酸コリンを提供する。全ての場合に
おけるこれらの乾燥粉末は、当業者に周知の方法によっ
て調剤的に好適なカプセル、顆粒、錠剤及び座薬の製造
に有益であり、これらサリチル酸コリンの新規の乾燥固
体粉末状組成物はこれらのいずれの剤型でも人間及び動
物に対して使用することが出来る。
本発明の混合物(サリチル酸コリンと勺すチル酸マグネ
シウムとの混合物及びサリチル酸」リンとサリチル酸マ
グネシウムとカルボキシメチルヒルロースとの混合物)
を用いて製造された新規の固形剤型は、サリチル酸コリ
ン投与において特別の好ましい利点を提供する。即ち、
優れた生理学的耐性、はとんど無い副作用、更には治療
的に充分な量のサリチル酸コリン、カルホキジメチール
セルロース及びアルミニウム、ビスマス、カルシウムま
たはマグネシウムイオンから形成される適当な化合物を
含有する錠剤、カプセル、顆粒、または座薬の投与後の
人間または動物における血中サリヂレー1へイオンm度
の速やかな上昇によって立証される優れた治療効果であ
る。
サリチル酸コリンとサリチル酸金属塩の単純な混合物は
その成分である化合物を混合することによって得られる
。しかし、サリチル酸コリンは大気中に晒りど、極く短
時間しか乾燥状態を維持しないから、ffe合物は好ま
しくはまずサリチル酸コリンの濶j9溶液を作成し、こ
れにザリヂル酸金属塩を加えてから溶媒を蒸発させるこ
とによっで1qられる1゜ カルボ−1ジメチルセルロースどの混合物も同様の方法
で、例えば各成分を乾燥した状態で混合することによっ
て、またはサリチル酸コリンの溶液を作成し、必要な成
分をその中に溶解して溶媒を蒸発さl!ることにJ:っ
て得られる。
本発明による新規の混合物の粉末は分解せずに長期間流
動性のある固体の特徴を保持づる。前記の粉末を用いて
製造された例えば錠剤、カプセル、顆粒よIこは座薬の
ような固形の剤型は安定で長期間その効力を維持する。
本発明にかかる混合物を開放したべ1〜り皿に取り、長
期間大気中に晒1ノだ場合も、その粉末は分解せずに元
の流動性を有する固体の性状を保持した。調剤的に好ま
しい固形の剤型に製剤され、包装されて室温で保存され
る場合、これらの薬剤は優に4年間は安定である。
本発明の新規粉末を得るためには、他の金属イオンを使
用づ−ることもできるが、好ましい金属イオンはアルミ
ニウム、ヒスマス、カルシウム、及びマグネシウムのイ
オンである。流動性を右する新規の固体粉末を形成覆る
ために金属イオンは少なくとも二価の原子価を有するこ
とが必要とされる点に注意を要づ−る。生成物は医療上
の用途に使用されるから、金属イオンの適性はその安全
性及び活性によって限定される。従って水銀イオンや砒
素イオンまたは患者の安全性に影響する固有の毒性を右
−りるその他の金属イオンを用いることは出来ず、これ
らは特に除外されている。
本発明の新規混合物を錠剤として形成するための一般的
な方法を以下に詳述する。
錠剤のもとになる粉末は適当量の選ばれた活性成分(例
えばサリチル酸コリンとサリチル酸マグネシウムの五合
物、サリチル酸コリンと゛サリチル酸マグネシウムとカ
ルボキシメチルヒルロースどの混合物)をラクトース、
澱粉、ピロリドンまたはその他の調剤的に好適な稀釈剤
と混合し、該混合物に結合剤(binder)及び潤滑
剤(1ubricant )を加える9、結合剤及び潤
滑剤は当業者によく知られ(いる調剤的に好ましい錠剤
用の結合剤及び潤滑剤を用いる。次に上記混合物はエタ
ノールを用い−C造粒、乾燥され、乾燥された顆粒物質
は続いて適当な大きさと形の錠剤に圧縮される。別の錠
剤製造法では、適当量の上記活性物質をラクトース、ス
フ1−1−ス、澱粉、結晶性ミクロセルロースのJ、う
4【調剤的に好適な稀釈剤と混合し、該混合物をスラッ
シング法(slug(tin(])として周知の方法に
J、り乾燥した錠剤に圧縮し、スラッシングされた錠剤
を粉砕して第16帰米国標準メッシコ以下の大きさの顆
粒粉末を形成し、前記顆粒粉末を適当な大きさと形の錠
剤に圧縮する。カプセルは適当なカブヒルに有効成分を
単独または稀釈剤と混合して充填することにより製造さ
れる。錠剤の場合に記載された前記の稀釈剤はこの場合
にも用いることかできる。
顆粒は錠剤の製造法で述べた方法で得られた顆粒を錠剤
に圧縮ぜずに、それを調剤するのが望ましい。この場合
有効成分のm度は単位服用量5gまたは標準的単位服用
量として配薬されている重量k:基いて調節される。
座薬は有効成分を適当量のココアバター、分子m 15
00以上のポリエチレングリコールまたは適当な座薬基
剤と混合して製造される。次に座薬はよく知られた剤型
に成型される。
新規の混合物を含有する上記の固形剤型を人間及び動物
の治療に用いる時は、治療上必要とされる1日分の量を
1日に1回乃至6回に分(プて投与する。
以下、実施例によって本発明をより具体的に説明する。
しかし、本発明の範囲は実施例の個々の記載に限定され
るものではない。
実施例 1 適当なフラスコに炭酸水素コリン1650を水5ooc
c中に溶解した溶液を入れ、これに4J−リチル酸13
8gを一定の攪拌下に二酸化炭素のあわだちが止むまで
加えた。こうして調製したサリチル酸コリン溶液を濃縮
して、サリチル酸コリンのli1度が711比で少なく
とも溶液の90%になるように、また10%以上の水が
残らないようにした。この溶液にリーリfル酸マグネシ
ウム無水物300gを加え、HH合物を攪拌した。しば
らくするとペースト状のかたまりを形成し、これをガラ
スの表面上に塗布して乾燥した。およ(数時間で硬い固
体物質が得られ、これを粉砕して微細な粉末にして錠剤
、カプセル、顆粒及び座薬の製造に用いることができ、
これによっで固形剤型のサリチル酸コリンが得られ l
こ 。
得られたリーリヂル酸コリンを含有する固体物質は混合
物であり、例えば水で処理することによつC各成分に分
離された。
実施例 2 実施例1で用いたサリチル酸マグネシウムの代わりに、
等しル量のサリチル酸アルミニウム、サリチル酸水酸化
アルミニウム、サリチル酸ビスマス及び→Jリヂル酸カ
ルシウムを用いた。使用した1)−リチル酸の金属塩は
無水物であり、実質的に不純物を含まないということは
重要である。得られた混合物はサリチル酸コリンを含有
する固形剤型の製造に調剤上有効な流動性のある粉末で
あった。
実施例 3 重量比で少なくとも90%のサリチル酸コリンを含むサ
リチル酸コリン水溶液に、等モル量のサリチル酸水酸化
アルミニウム無水物を一定の攪拌下に加えた。これによ
ってやわらかいパテ状の(puttylike )かた
まりが得られた。この混合物をかき混ぜながら、混合物
中に含まれるサリチル酸コリン及びサリチル酸水酸化ア
ルミニウムの算術的合計量の2.5乃至25重量パーセ
ントのカルボキシメチルセルロースを加えると、やわら
かいかたまりは急速に硬化した。これを粉砕して微細な
粉末にした。得られた固体の乾燥した混合物は、調剤的
に好ましいサリチル酸コリンの固形剤型を製造するのに
有用な流動性を有する乾燥した粉末であった。上記に用
いたサリチル酸水酸化アルミニウムの代わりに、サリチ
ル酸アルミニウム、サリチル酸マグネシウム、サリチル
酸ビスマス、サリチル酸カルシウムの金属塩無水物のう
ちの一つまたはそれらの混合物の等モル量を使用しても
同様の一結果が(嘗−1られた。
上記に用いたカルボキシメチルセルロースの代わりに、
等重層のカルボキシエチルセルロース、またtよりルポ
キシブロビルセルロースまたはそれらの混合物を使用し
ても同様の結果が得られた。
干述した夫々のカルボキシ低級アルキルセルロースまた
はそれらの混合物の好ましい濃度領域はff1ffi比
で2.5%乃至25%であったが、添加されるレルロー
ス成分の最適領域は重量比で2.5%乃至5%であり、
なかでもより好適な8度領域は重量比で3%乃至4%で
あった。添加すべきカルボキシ)フル“1−ルヒルロー
ス(好適にはカルボキシメチルレル[1−ス)の正確な
量は、混合物中に存在する水の川ににって決まる。従っ
て、溶液中の水の濃度が重量比で10%またはそれ以上
ならば、重量比で15%乃至25%と高いill領域の
カルボキシアルキルセルロースを用いるが、水の最が重
量比で10%乃至15%の場合は添加すべきカルボキシ
アルキルセルロースの量は重層比で5乃至15%であり
、また水の量が重量比で10%以下の場合、使用するカ
ルボギシアルキルセルロースの量は重量比で2.5%乃
至5%の範囲であった。
実施例 4 ナリヂル酸コリン及びサリチル酸マグネシウムの混合物
から成る固体のサリチル酸コリン組成物の同じ吊を4量
したペトリ皿に取り、室温において大気中に晒し、第1
日月は1時間ごとに、その後は8時間ごとにペトリ皿を
検査した。大気中に晒して3日後に約8.7%の重量の
増加が測定された。この試験をサリチル酸コリン、サリ
チル酸マグネシウム及びカルボキシメチルセルロースを
混合して咋られた固体組成物を用いて繰返したところ、
闇、シたペトリ皿に入れて大気中に晒してから3日後に
重量は4.2%増加した。
上記した固体のサリチル酸コリン組成物を用いた試験の
全てにおいて、流動性を有する粉末の性質は3日間大気
中に晒した後も変化しなかった。
一方、米国特許第3,069,321号に開示された方
法によって製造された融点的50℃の結晶状サリチル酸
コリンの同じ量を別のペトリ皿に取り、大気中に晒し!
ζどころ、1時間後に液化した。
実施例 5 −1−記の実施例1乃至実施例3の結果として得られl
こ固体のサリチル酸コリン組成物の固体状態を維持する
能力を、夫々の組成物のサンプル2gを人気中に晒し、
また計量したガラス皿に入れて夫々穴なった人気条件下
(温度37℃において湿度を97%まで変化させた。)
で保管することによって評価した。前もって決められた
一定の時間間隔でリンプルを検査し、晒された粉末の物
理状態を記録した。
米国特許第3,069,321号に従って製造した融点
49.3℃のサリチル酸コリンは全ての温度における実
験において、晒してから2分以内に液化した。
米国特許第3,759,980号に従って製造したマグ
ネシウム−1リンザリチレートは大気中に晒した場合、
温度37℃、湿度60%では32時間後、温度37℃、
湿度8()%では20時間後、温度37℃、湿度90%
では18時間後に夫々液化した。
実施例1の結果として得られたサリチル酸コリンとサリ
チル酸マグネシウムの混合物は大気中に晒した場合、温
度37℃、湿度60%では30時間後、温度37℃、湿
度80%では24時間後、温度37℃、湿度90%では
20時間後に夫々液化した。
実施例3の結果として得られた、サリチル酸マグネシウ
ムとザリヂル酸コリンとカルボ4−ジメチルセルロース
との混合物は大気中に晒した場合、温度37℃、湿度6
0%では4日後に、温度37℃、湿度80%では3日後
に、温度37°C,湿度90%では2.5日後に夫々液
化した、。
実施例2の結果として得られたサリチル酸アルミニウム
とサリチル酸」リンの混合物は人気中に晒した場合、温
度37°C1湿度80%では4日後、温度37°C1湿
度90%では約3日(3,2日)後に夫々液化した。
実施例3の結果として得られたサリチル酸アルミニウム
とサリチル酸コリンとカルボキシメチルセルロースとの
混合物は大気中に晒した場合、温度37℃、湿度80%
では約4日(4,30)後に、濡1立37°C1湿度9
0%では3.5日後に夫々、液化した。
実施例 6 酋通のアスピリン錠剤5錠のサリチル酸含有量にほぼ匹
敵する約435mgのサリチル酸コリンを含有りる錠剤
を作成するために、実施例1乃至実施例3で1ワられた
混合物を計量し、通常の錠剤製造法及び賦形剤を用いC
圧縮し、錠剤を形成した。
実施例 7 実施例1乃〒実席例3で得られた混合物の適当ffi、
 (!hl呈し、適当な大きさのゼラチンカプセルに充
填し−Cリリヂル酸含有量325mgのアスピリン錠剤
とほぼ四速する少なくとも435mgのサリチル酸二コ
リンを含イ1−リ゛る単位服用形を作成した。もし心数
なら不活+!1で適合性のある適当なカプセル賦形剤を
用いても良い1゜ それがとのJ、うな剤型であるかにかかわらず本発明の
混合物は、それを投与することによって血中のサリヂレ
ートイオン濃度を上昇させるから、治療十の目的のため
に使用される。しかし、これらの混合物は固形剤型(例
えば錠剤、顆粒、カプセルまたは座薬)として投与する
ことができるという利点を有する。
本明細書を通して、組成物または混合物の議論は主とし
てカルボキシメヂルセルロースについてなされた。しか
し、カルボキシエチルセルロース、カルボキシプロピル
セルロース、のようなカルボキシ低級アルキルセルロー
スならどれでも使用できることを理解されたい。カルボ
キシメヂルセルロースは有用性及び経済性の観点から最
も好ましいものであるということにすぎない。
特許出願人 ムンディフフルマ アクチ■ンゲゼルシャフト 代埋入弁理士 吉 村 悟、υ 1 ′;l−”、! ・、ごパ、1ユ日ノ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1) サリチル酸コリン及び少なくとも2価の原子価
    を右する少なくとも1種類の生理学的に適合する金属の
    サリチル酸塩の混合物から成ることを特徴とするυリチ
    ル酸コリンを含有する安定な固体薬剤用組成物。 (2)前記の金属がアルミニウム、ビスマス、カルシウ
    ム及びマグネシウムから成る群から選ばれる特許請求の
    範囲第(1)項に記載の固体薬剤用組成物。 (3)前記の金属がマグネシウムである特許請求の範囲
    第(1)項に記載の固体薬剤用組成物。 (4) サリチル酸コリンのサリチル酸コリンに対する
    モル比が約0,8:1乃至1,2:1である特許請求の
    範囲第(1)項に記載の固体薬剤用組成物。 (5)前記の金属がマグネシウムである特許請求の範囲
    第(4)項に記載の固体薬剤用組成物。 (6) サリチル酸コリンのサリチル酸金属塩に対する
    −しル比が約1=1である特許請求の範囲第(1)項に
    記載の固体薬剤用組成物。 (7)調剤的に好適な固体の賦形剤をも含み、人間及び
    動物に対するサリチル酸コリン投与療法のための調剤上
    の固形剤型である特許請求の範囲第(1)項に記載の固
    体薬剤用組成物。 (8)1回の服用量当りほぼ435mgのサリチル酸コ
    リンを与える量の固形剤である特許請求の範囲第(7)
    項に記載の固体薬剤用組成物。 (9) サリチル酸コリンと、少なくとも2価の原子価
    を有する少なくとも1種類の生理学的に適合する金属の
    ザリヂル酸塩と、カルボギシ低級アルキルセルロースど
    の混合物から成ることを特徴とするサリチル酸コリンを
    含有する安定な固体薬剤用組成物。 (10)前記の金属がアルミニウム、ビスマス、カルシ
    ウム及びマグネシウムから成る群から選ばれる特許請求
    の範囲第0項に記載の固体薬剤用組成物、。 01) 前記の金属がマグネシウムである特許請求の範
    囲第(9)項に記載の固体薬剤用組成物。 (12)前記のカルボキシ低級アルキルセルロースがカ
    ルボキシメチルセルロースである特許請求の範囲第(9
    )項に記載の固体薬剤用組成物。 (+3) 前記のカルボキシ低級アルキルセルロースを
    重量化で約2.5%乃至40%含有する特許請求の範囲
    第(9)項に記載の固体薬剤用組成物。 (積)調剤的に好適な固体の賦形剤をも含み、人間及び
    動物に対するサリチル酸コリン投与療法のための調剤上
    の固形剤型である特許請求の範囲第(9)項に記載の固
    体薬剤用組成物。 (+5) 1回の服用M当りほぼ435mgのサリチル
    酸コリンを与える量の固形剤である特許請求の範囲第(
    110項に記載の固体薬剤用組成物。
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