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JPS60243074A - 4−フエニルフタラジン誘導体 - Google Patents

4−フエニルフタラジン誘導体

Info

Publication number
JPS60243074A
JPS60243074A JP7826785A JP7826785A JPS60243074A JP S60243074 A JPS60243074 A JP S60243074A JP 7826785 A JP7826785 A JP 7826785A JP 7826785 A JP7826785 A JP 7826785A JP S60243074 A JPS60243074 A JP S60243074A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
phenylphthalazine
platelet
acid
formula
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7826785A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Morinaka
盛中 泰洋
Katsuhiko Izeki
克彦 伊関
Toshimoto Kanayama
金山 敏司
Toshiaki Watanabe
俊明 渡辺
Hiroyoshi Nishi
西 廣吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Yuka Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Yuka Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Yuka Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Mitsubishi Yuka Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP7826785A priority Critical patent/JPS60243074A/ja
Publication of JPS60243074A publication Critical patent/JPS60243074A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、4−フェニルフタラジン誘導体に関し、更に
詳しくは、循環改善剤として有用なl−アルキルアミノ
−4−フェニルフタラジン誘導体に関するものである。
1−フルキルアミノ−4−フェニルフタラジン誘導体は
、次式(I): (式中、R1はアルキル基を表わす。)で示される化合
物群である。
前記式(1)で示される化合物としては、置換基R1が
、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル
基、イソブチル基、ヘキシル基等である化合物が英国特
許第1303061号明細書に開示されているが、炭素
原子数5のアルキル基については、アミル基と記載され
ているのみで、その異性構造について具体的には記載さ
れていない。更に、前記明細書には、前記化合物が抗炎
症作用を有すると記載されているが、他の薬理作用につ
いては何ら開示されていない。また、前記化合物のうち
、置換基R1が炭素原子数1〜4のアルキル基であるも
のが好ましいと記載されており(前記明細書第2頁左欄
34行目)、炭素原子数5のアルキル基2、)IIJち
アミル基悶好7k l−’い範囲から除外されている。
更に、ジャーナル・オシ・メディシナル・ゲミストリー
(J、Med、CI+cm、 ) + −jg。
555 (1969)には、前記化合物のうち、置換基
R1がシクロペンチル基である化合物が他の誘導体と共
に記載されているが、その薬理作用については抗炎症作
用が報告されているのみである。
心筋梗塞、狭心症等の虚血性心疾患、脳血栓、脳塞栓症
の脳及び末梢循環障害などの循環障害の治療及び予防に
用いる薬剤は、障害部位における]IIJ流は増加作用
、抗血栓作用及びそれらの基本的作用である血管拡張作
用、血小板凝集抑制作用等を有ずろごとが必要であり、
これらの作用を併せもつ化合物が望まれている。また、
前記疾患の治療及び予防にU: 、薬剤を長期投与する
必要があるため、毒性が低いということは、かかる薬剤
に、おいて重要な、は入を有ずろ。
アスピリン、インドメタシン等の多くの抗炎症剤は、血
小板凝集抑制作用を有するが、〔トラソグズ(Drug
s ) 、土8,439 (1979))、その作用機
序は、抗炎症作用と同様にシフ[Jオキシゲナーセ阻害
(プロスタグランジン合成阻害)作用に起因するもので
ある〔ファルマコロシカル・レビ、:L−(Pharm
acol、Rev、) 、 26.33 (1974)
 :l。
従って、血小板最果及び血管収縮の惹起物質であるトロ
ンボキサンA2のみならず、血小板や血管においてトロ
ンボキサンA2の作用を抑制するプロスタグランジン+
2 (以下rPGI2Jという)の生合成をも同時に抑
制するため、循環改善剤としては好ましくない。更に、
アスピリンや・インドメタシン等は、脳血流量増加作用
を全く示さないばかりかCプロスタグランジンズ(Pr
ostagIandins)25.549 (1983
))、インドメタシンεよ脳の局所血流量を逆に減少さ
せると報告〔アメリカン・ジャーナル・オシ・フィジオ
ロジ=(八m、J。
Physiol、) 、 、−4−13−、8416(
1982) )されている。
また、本発明者等は、先に、1−アニリノ−4−フェニ
ルフタラジン誘導体がin vitroで強力な血小板
最果抑制作用を示すことを見い出し、既に特許出願を行
っている〔特開昭56−53659号公報、世156−
53660号公報及び同57−48972号公報〕。し
かしながら、これらの公報には、血小板凝集抑制作用以
外の循環改善作用については何ら開示されでいない。
そごで、本発明者等は、前述の各種循環改善作用を併せ
もち、かつ、毒性の低い化合物得ることを目的として鋭
、D:研究を市ねた結果、新規化合物1−ネオベンチル
ア\ノー4−フェニルフクラシン及びI−(1−エチル
プじノビルアミノ)−4−フェニルフタラジンを合成す
るごとに成功し、これらの化合物が、血流計増加作用、
抗血栓作用、血小板凝1抑制作用合併・ヒもら、かつ、
他の1−アルキルアミノ 4−フェニルフタラジン誘導
体に比し、強力な効果を有すると共に、毒性か低い、こ
とを見い出し、本発明を完成するに至った。
即し、本発明は、 次iCN+): (式中、Rはネオペンチル基又は1−エチルプロピル基
を表わす。) で示される1−アルキルアミノ−4−フェニルフタラジ
ン及びその塩に関するものである。
前記式(II)で示される本発明の化合物の塩のうち、
薬学的に許容される塩としては、塩酸、硫酸、臭化水素
酸、リン酸等の鉱酸との塩及びメタンスルホンM、p−
)ルエンスルホン酸、ヘンセ ゛ンスルホン酸、酢M、
グリコール酸、グルタ11ン酸、マレイン酸、フマル酸
、シェラ酸、アフコルビン酸、クエン酸、サリチル酸、
ニコチン酸、酒石酸等の有機酸との塩が挙げられる。
本発明の化合物(n)は、合「1的的な41位の方法で
!!I造することができるが、好ましいノj法を以下に
示す。
〔A法〕
(III) (式中、Rは前記と同義である。) この製造法は、出発物質である4−フェニル−1(2H
)−フタラジノンを、溶媒の存在下あるいは無溶媒で、
リン化合物あるいはイオウ化合物の存在下に、ネオペン
チルアミン又はl−エチルプロピルアミンと反応させて
化合物(II)を製造するものである。
出発物質となる4−フェニル−1(2H)−’7タラジ
ノンGJ、薬学雑誌、86. 576 (1り(ilj
)に記載されている方法で合成することができる。
反応温度は、1111當−20〜250°C1好1Fシ
<は−10〜200℃であり、反応n胃1旧:1、通常
5分〜24時間、好ましくは10分〜10時間である。
リン化合物あるいはイオウ化合物としては、オキシ塩化
リン、三塩化リン、五塩化リン、三臭化リン、三ヨウ化
リン、ジフェニルクロロホスフェイト、ジエチルりロロ
ホスフニ1ニイト、ジエチルりロロホスファイト、ポリ
リン酸、チオニルクロリド等が挙げられ、化合物(1)
に対し、モル比で、通常0.5〜5、好ましくは0.5
〜3使用する。
溶媒を使用する場合には、エチルエーテル、テトラヒド
ロフラン、ジオキサン等のエーテル類、クロロボルム、
メチレンクロリド等のハロゲン化炭化水素類、ヘンゼン
、トルエン、キシレン、フロモベンセン等の芳香族炭化
水素類、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド
、ジメチルスルホキシド等を化合物(III)に対し、
重量比で、通常1〜100使用する。
本製造法においては、塩基触媒を使用することが好まし
く、このとき、触媒を使用する場合には、トリエチルア
ミン、ピリジン等の有機塩、!1(又はNaHCO−1
,Na2CO3、に2 CO3、Na011゜KOH,
NaH,NaNH2等の無機塩基を化合物(Ill)に
対し、モル比で通常0.5〜5、好ましくは、1〜3使
用する。
ネオペンチルアミン又は1−エチルプロピルアミンの使
用量は、化合物(III)に対し、モル比で、通常0.
5〜30、好ましくは1〜20である。
反応終了後、大過剰の水にあけるか、又はそのままクロ
ロボルム等の溶媒に溶解した後、アルカリ水溶液で中和
し、再結晶又はクロマトグラフィー等の通常の方法で精
製する。
cB法〕 (In ) (TV ) (式中、Rは前記と同義である。) この製造法は、化合物(l[I)を薬学雑誌、86゜5
76 (1966)に記載されている方法に従って、一
度、1−クロロ−4−フェニルフタラジン【Iv)に変
換した後、溶媒の存在下あるいは無〆容媒で、好ましく
は触媒の存在下にネオペンチルアミン又は1−エチルプ
ロピルアミンと反応させて、化合物(If)を製造する
ものである。反応温度、反応時間、溶媒及び触媒等の条
件は、A法と同様である。
しかしながら、]−稈数が少ない点でA法の方が優れて
いるのは言うまでもない。
本発明の化合物を循環改善剤として臨床に応用するに際
し、経口的に用いる場合し1、成人に対し1回1〜10
0mgを1【11〜3回投与ずろのか好ましく、静脈注
射の場合は、p人に幻し1回0.O1〜10mg+:1
1]2〜5回投与゛するのか好ましく、また、直腸内投
与の場合は、1回1〜100mgを1日1〜3回投与す
るのが好ましい。また、ツ上の投与量は、年齢、病態、
症状に、J−り適宜増減することが更に好ましい。
製剤化に際しては、化合物(11)あるG料Jその薬学
的に許容される塩の一種又は二種以上を、通常用いられ
る製薬用担体、賦形剤その他の添加物を含む組成物とし
て使用するのかふつうである。
医薬担体は固体でも液体でもよく、固体担体の例として
は乳糖、白陶土(カオリン)、ショ)ノn、結晶セル「
J−ス、コーンスターチ、タルク、寒天、ペクチン、ア
カシア、ステアリン酸、ステアリン酸マグネシウム、レ
シチン、塩化ナトリウムなどが挙げられる。
液状の担体の例としては、シロップ、グリセリン、VM
花生油、ポリビニルピロリドン、オリーブ油、エタノー
ル、ヘンシルアルコール、プロピレングリコール、水な
どが挙げられる。
種々の剤形をとることができ、固体担体を用いる場合は
、錠剤、散剤、顆粒剤、硬ゼラチンカプセル剤、串刺又
はトローチ剤とすることができる。
固体担体の量は広範に変えるごとができるが好ましくは
約1mg〜約1gとする。
液状の担体を用いる場合は、シロップ、乳液、軟ゼラチ
ンカプセル、更にアンプル入りのような°滅菌注射液ま
たは水性もしくは非水性の懸濁71νとすることができ
る。
また、化合物(n)をシクロデキストリン包接体、ある
いはリポソーム中に入れる等の操作をして、用いること
もできる。
本発明の化合物は、血流量増加作用、抗血栓作用、血小
板凝築抑制作用を併セもら、かつ、他の1−アルキルア
ミノ−4−フェニルフタラジン誘導体に比し、効果及び
毒性の点で極めて優れており、循環改善剤として優れた
特性を有するものである。即ち、本発明の化合物は、英
国特許第13 (130G l i3明細書記載の発明
の選択発明に相当するものζあり、かつ、充分に進歩性
をそ1するものである。
以下、実施例に基づいて本発明を更に詳細に説明するが
、これらの実施例&J、本発明の範囲を何ら制限するも
のではない。
実施例 l。
4−フェニル−1(2ル−フクラジノンl (1(1g
1ネオペンチルアミン96.2gをp−キシレン300
m1に懸濁させた懸濁液に、オキシ塩化リン83.7g
を攪拌しなから滴下した後、4時間速流攪拌した。放冷
後、飽和NaHCO3水溶液を加えクロロホルムにて抽
出し、有機層を乾燥し、濃縮後、残ムtをエタノールに
て再結晶し、100.8g (77%)の淡fIi色結
晶を得た。
融点: 215.5〜216.5℃ 赤外線吸収スペクトル+3240.2!J5.0゜15
70.1515゜ 775 、 695.ctn”’ 質jj分)hノ、ベクトル:291 (M’)、276
゜261.234,220゜ 205.77 実施例 2゜ L−(!−再−ナルブリ−(ルヱベー41−二4二=〕
9≧=−少ソ−タラー?−Y−Q合、成 ネオペンチルアミンの代わりにl−:−ニナルブ「Iビ
ルアミンを用いる以外は、実施例1と同様に処理して標
記化合物を得た。
融点: 209..5〜210℃ 赤外線吸収スペクトル:3250,2950゜1555
.1507゜ 1145.775゜ 695の−1 質量分析スペクトル:291 (M”)、276゜26
2.221,205゜ 165.77 試験例 (1)!−介力月イU勿−と〕也ヌ々、A−二l−ス↓
丘ノにフーク、−ラ震ンーーン鷹函1と9−Jfii−
/IΣ板M4n JQL制]制用信用−び立性−毒計Q
上、L較 体重約250 gの雄性ウイスタ=(Wistar) 
−3T系ラツトを1群8匹用いた。1%トラガント水溶
液にてそれぞれの化合物を’M’7Bした熔/&4 m
 l / Kg(化合物10mg/Kg)を経口投j−
JU、、1時間後にX、θ頚動脈よりカニユーレを用い
て採血した。血液を3.8%クエン酸す1−リウム(1
/10容)の入ったプラス千ツク試験管に採取し、転倒
攪拌後、200Xgで15分間遠心分Alt シ、上清
を血小板多血漿(PRP)とし、残渣を、更に2000
Xgで15分間遠心分離して上清を乏血小板血漿(P 
P P)とし、血小板凝集能の測定に用いた。
血小板凝集能の測定には、2チヤンネル血小板凝集計(
Sienco社D P 247 E型)を用いて、2ペ
ン式記録計上に記録した。
/f築誘発剤としては、7〜10μg/mlの濃度のコ
ラーゲン(Hormon −chemie社)を用いた
血小板凝集の抑制率は次式によ−、゛(算出した。
A:1%!・ラカント溶液単独投与群(対照群)の凝集
率 B:化合物含有トラカント溶液投与群の凝集率その結果
を、マウスに対する急性重性値(LD5C1)と共に表
−1に示す。
(2)血止叛籟1111町W吋 体重250gの雄性ウィスター(Wistar) −S
 T系ラットを用いた。
頚動脈よりカニユーレを用いて採血し、直ちに1/10
容のクエン酸ナトリウムと混和した。
200Xgで15分間遠心分離し、上清(血小板粘着能
:PRP)を採取した。P Rl)を20 Fl 0×
gで15分間遠心分子elt L、L漬を除去し血小板
ペレットをi尋l六二。
この血小板ベレ、ノドにl mM IE 1)i”Al
会加15mMトリノ塩酸緩衝/&(pH7,4)を加え
、血小板を1Ift”;’遊させ、更に2000 X 
gで15分間遠心分離し、上清を除去した。このように
しで得られた洗浄血小板を0.3mMCa CI 2添
加トリス塩酸緩fillI (pif 7.4)にて血
小板を再浮遊させ、50万個/μlに5++、+整した
血小板浮遊液を作製した。血小板浮遊液2011に各種
化合物のメタノール溶液2μmを添加し2.15分間イ
ンキ、−Lヘートした後、血小板粘着能測定用定時間血
液吸引装置を用い、ガラスヒース法にて血小板粘着能を
測定した。血小板数の算出は血小板カウンターを用いて
行なった。
血小板粘着抑制率は、次式にて算出した。
ハ A:コントロール力ラムを通した血小板浮遊液の血小板
数 B:ビーズ人力ラムを通した血小板4M液の血小板数 その結果を表−2に示す。
表−2 表−2から、本発明化合物1ば、用量依存的に血小板粘
着能を抑制し、その効果は、他の血小板機能抑制剤、即
ちアスピリン、チクロピジンに比し、極めて優れている
ことがわかる。
(3)坑」u4布用一 体重約25gのICR−JCL系雄性マウス及び体重約
3Kgの雄性ニプー−ジ−ランド・ホワイト(New 
Zealand White )ウサギを用いた。マウ
スを用いた場合には、1%トラガント水溶液にてそれぞ
れの化合物を(懸濁した溶液20m1/Kgを経口投与
し、1時間後にO,1M炭酸ナトリウム溶液に溶解した
アラキドン酸(P L −biochemica1社)
10 (1mg/ffを静脈内に投与した。薬効の判定
は、アラキドン酸投与後、死に至るまでの時間及び致死
率にて行った。その結果を表−3に示す。
ウサギを用いた場合には、1%1〜ラガント水溶11k
にてそれぞれの化合物を懸濁したl容llk: 5 m
 l / hを経口投与し、2時間後に0.1M炭酸す
1リウム熔液にてl’Gi lη″したアラキドン酸1
.4mB/KBを耳介静脈に段Lj−(−、た。薬りl
シ、1、アラキドン酸(1ンt]時の致死率で判定した
。1回目のアラキ]”ン酸投与で死亡しなかった場合は
、化合物投与6時間後、更に24.48.72時間後に
それぞれアラキ1′”ン酸を投与し、致死率をめた。そ
の結果を表−4に示す。
表−3 *死亡したマウスの生存時間 表−4 影響 体重約250gのウィスター(1+l1star) −
3T老雄性ラットを用いた。18時間絶食後、頚動脈よ
り6.3ml採血し、直ちに0.7mlの抗凝固剤(3
,8%クエン酸ナトリウム)を混合し、200Xgで1
5分間遠心分離し血小板多血類(PRP)を得た。同様
の操作を5〜6匹のラット用いて行い、正當PRPとし
て5〜6ml保存して使用した。
対照&E集(reference aBregatio
n)値は、保存PRP1mlをプラスチック試験管に分
注し、22℃で10分間インキュベートした後、凝集率
を測定することによりめた。新築誘発剤としては、10
、c+MのADP (シグマ(Sigma )社)を用
いた。
本発明化合物又はアスピリンを1%1〜ラカント水溶液
に懸濁した溶液を経口投与し、1時間後に頚動脈5mg
をリング状に採取し、保存PPP1mlと共にプラスチ
ック試験管に入れ、22°Cで10分間インキュベート
した後、凝集率を測定した。
また、無投与群についても、同様に処理し、凝集率を測
定した。血小板凝集率の測定は、凝!!81を用いて行
った。
その結果を、経口投与による各化合物の血小板凝集抑制
率と共に表−5に示す。
表−5 表−5に示すように、本発明化合物投与群では、頚動脈
リング中に存在するPCI2様物質が、Δ1〕l)によ
る血小板凝集を抑制しているが、一方、アスピリン投与
群では、その現象が見られない。
従って、本発明化合物は、アスピリンと異なり、血小板
凝集抑制作用を示す投与量においてPCl3の生合成を
ほとんど阻害せず、循環改善W11とし、で優れた特性
を有することがわかる。
(5) 坑左沙り盈)」」1 雄性ウィスター(葬1star)系ラット (体重35
0−450g)の胸部大動脈を摘出した後、大動脈のら
せん条片を作製した。95%02−5%CO2を通気し
、37℃に保温したクレープス−・\ンセライト(Kr
ebs−Henseleit ) ’fg液中に1時間
標本を浸し安定化させた。この後、標本をCaCl!2
を含まないクレープスーヘンゼライト(Krebs−1
1enscleiL )溶液中で1時間、史にCacl
lンを含まない、Na Cnを等モルのI< Cnで置
換した80mMK(1!栄養液(脱分極液)中で1時間
安定化させた。次に、標本を脱分極l&で洗浄し、標本
に1.0gの静止張力を負(iil L、た。更に、栄
養lイνにCaCβ2を最終濃度がI Om Mとなる
ように添加すると標本に張力が発生し、CaCn2応用
15〜20分後に張力は最大に達した。ごの1.5点で
被験薬を応用し、被験薬の弛緩作用を検d・Iした。
尚、張力の測定は等尺骨に行った。
弛緩率Gよ、次式により算出した。
A:門人発生張力 B:被験薬応用後に残存する発生張力 被験薬は全て、シノチルスルボキシトに溶解した。この
ン容解液は0.1m!の容量で応用し、シメチルスルボ
キシ1それ自体の最終濃度6才0.5%(V/V)とし
た。
その結果を表−6に示す。
表−6 表−0から、本発明化合物lは、濃度4.lj存的に抗
カルシウム作用を示すことがわかる。
(6)■働」痕及び臥舗働−脈−延−杭(九4−1仙流
h1−並−ひ一ム1」動愚圧に4及旦生−作、用− 雄性ニューシーランド・ホワイI□ (New Zea
landWhite )ウサギ(体重2.8〜3.5 
Kg)を用い、ベントバルヒタールナトリウム麻酔−ト
での総頚動脈及び大腿動脈における血流量を非観血型血
流量測定プローブを介して記録測定した。また、血流け
の測定と共に大腿動脈圧も同時に測定記録した。
本発明化合物は、1%酒石酸と10%シメナルアセトア
ミトを含む混合水溶液に溶解し、塩酸パパへリンは、0
.9%生理食塩水に溶解υ7た。これらの被験薬は、大
腿静脈内に留置したボリエヂし・ンチューブを介して静
脈内投与した。
その結果を表−7に示す。
表−7から、本発明化合物は、総頚動脈及び大腿動脈に
おける血流量を顕著に増加させると共に、大腿動脈圧を
低下させることがわかる。
(7)局漸且証施蛍浦−側り川 ム(L性二□−ンーランド・ホヮイh (Nein Z
ealandWhite)ウサギ(体重2.8〜3.5
 Kg)を用い、ウレタン麻酔下に尾状核及び大脳皮質
におげろ局所脳血流量に対する本発明化合物の効果を、
ヒートクリアランス法〔アクタ・フィジオロシカ・スカ
ンシナヒf(八cta Physiol、5cancl
 ) + 31. 1(1966);呼吸と循環、上履
、435 (1967)日薬理誌、−71,709(1
975))に従って検削した。同時に、大腿動脈圧につ
いても検討した。また、被験薬の1ltl製及び投与は
、(6)と同様に行った。その結果を表−8に示す。
表−8から 本発明化合物は、局所脳血流量を顕9′−
iに増加させろと共に、大腿動tllij圧を低下させ
ることかわかる。
(8)冠−伏J九脈■−流星−堰−加甫りH4−雑種成
人をベントハルビタールナ1−リウム麻酔し、人工呼吸
セ理下に開胸した。心股切除術後、左冠状動脈回旋技の
起始部を周囲の組織から剥離し7、そごに装着した血流
量測定用プローブを介して冠状動脈血流量を測定した。
同時に、大腿動脈圧を測定した。
被験薬の調製及び投与は、(6)と同様に行った。その
結果を表−9に示す。
表−9から、本発明化合物は、冠状動脈血流量を顕著に
増加させると共に、大腿勤111n圧を低下させること
かわかる。
応用例 不−発−明化合−物を−よ有ず−る循v、(改古刑の1
ト”J削化(1) 錠剤 下記成分を常法に従っ°ζ混合し7、慣用の装置により
打錠した。
(a)本発明化合物1 50+nH 結晶セルロース 21mg コーンスターチ 33mg R糖 fi5mg ステ)′リン酸マダイ、シウム 1.3 mg(b)本
発明化合物2 70 用g 結晶セル[j−ス 29mg コーンスターチ 46mg 1L 糖 91+ng ステアリン酸マグネシウム 1.8 ■(2) 軟カプ
セル剤 −1・記成分を常法に従って混合し、軟カプセルに充填
した。
本発明化合物1 50mg オリーブ油 105mg レシチン 6.5 mg (3)注射用製剤 下記成分を常法に従って混合して1mlアンプルをt周
製した。
5 本発明化合物1 0.7 mB メタンスルホンM2.1mg 塩化ナトリウム 3.5 mg 注射用茎留水 1.Oml

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (式中、Rはネオペンチル基又はl−エチルプロピル基
    を表わす。) で示される1−アルキルアミノ−4−フェニルフタラジ
    ン及びその塩。
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