JPS6024903Y2 - エンジンの触媒コンバ−タ - Google Patents
エンジンの触媒コンバ−タInfo
- Publication number
- JPS6024903Y2 JPS6024903Y2 JP14607980U JP14607980U JPS6024903Y2 JP S6024903 Y2 JPS6024903 Y2 JP S6024903Y2 JP 14607980 U JP14607980 U JP 14607980U JP 14607980 U JP14607980 U JP 14607980U JP S6024903 Y2 JPS6024903 Y2 JP S6024903Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casing
- catalyst
- catalytic converter
- monolithic catalyst
- elastic body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Exhaust Gas After Treatment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
この考案はエンジンの排気浄化作用を行なう触媒コンバ
ータに関するものである。
ータに関するものである。
（従来技術）
従来、この種触媒コンバータとして、第１図に示すよう
に、モノリス触媒１をケーシング２内に収納して、触媒
外周部３を耐振用の弾性体４により軸方向全域にわたっ
て半径方向に支持し、かつプレス加工によってケーシン
グ２に一体形成されたフランジ部５とケーシング２に固
着された押圧部材６とによって、触媒端面７，８の周辺
部を軸方向に支持してなるものが知られている。
に、モノリス触媒１をケーシング２内に収納して、触媒
外周部３を耐振用の弾性体４により軸方向全域にわたっ
て半径方向に支持し、かつプレス加工によってケーシン
グ２に一体形成されたフランジ部５とケーシング２に固
着された押圧部材６とによって、触媒端面７，８の周辺
部を軸方向に支持してなるものが知られている。
しかしながら、上記構成においては、プレス加工によっ
てケーシング２の触媒収納部９の角部１０が必然的に丸
く形成されるため、上記弾性体４の端部が過度に圧縮さ
れ、モノリス触媒１の対応する端部が破損することがあ
った。
てケーシング２の触媒収納部９の角部１０が必然的に丸
く形成されるため、上記弾性体４の端部が過度に圧縮さ
れ、モノリス触媒１の対応する端部が破損することがあ
った。
（考案の目的）
この考案は上記欠点を防止するためになされたもので、
モノリス触媒の半径方向の支持構造を改善して、モノリ
ス触媒の破損を防止できるようにしたエンジンの触媒コ
ンバータを提供することを目的としている。
モノリス触媒の半径方向の支持構造を改善して、モノリ
ス触媒の破損を防止できるようにしたエンジンの触媒コ
ンバータを提供することを目的としている。
（考案の構成）
上記目的を遠戚するため、この考案は上記ケーシングの
内周とモノリス触媒の外周との間の間隙を、上記フラン
ジ部付近において他の領域より大きく形成しである。
内周とモノリス触媒の外周との間の間隙を、上記フラン
ジ部付近において他の領域より大きく形成しである。
上記構成により、モノリス触媒を半径方向に支持する弾
性体の端部が過大に圧縮されない。
性体の端部が過大に圧縮されない。
（実施例）
以下、この考案の一実施例を図面にもとづいて説明する
。
。
第２図はこの考案にかかる触媒コンバータの一部切欠し
た側面図である。
た側面図である。
この図において、２０はプレス加工により形成された上
部シェル２１と下部シェル２２とからなるケーシングで
、断面はほだ円形の触媒収納部２３と、その両端部の排
気管接続部２４．２５とを有している。
部シェル２１と下部シェル２２とからなるケーシングで
、断面はほだ円形の触媒収納部２３と、その両端部の排
気管接続部２４．２５とを有している。
２６はセラミック材からなるほぼだ円柱状の担体に白金
などの触媒をコーティングしてなるモノリス触媒で、軸
方向へ蜂の巣状に貫通した多数の通気孔２７を設けてい
る。
などの触媒をコーティングしてなるモノリス触媒で、軸
方向へ蜂の巣状に貫通した多数の通気孔２７を設けてい
る。
モノリス触媒２６はケーシング２０の触媒収納部２３に
位置し、モノリス触媒２６の外周とケーシング２０の内
周との間には、セラミックファイバ、ガラス綿、石綿、
スケールウールなどからなる耐振用の弾性体２８がモノ
リス触媒２６の軸方向全域にわたり介在されており、こ
れによってモノリス触媒２６がケーシング２０に対して
半径方向に支持されている。
位置し、モノリス触媒２６の外周とケーシング２０の内
周との間には、セラミックファイバ、ガラス綿、石綿、
スケールウールなどからなる耐振用の弾性体２８がモノ
リス触媒２６の軸方向全域にわたり介在されており、こ
れによってモノリス触媒２６がケーシング２０に対して
半径方向に支持されている。
モノリス触媒２６の一方の端面周辺部２９はケーシング
２０に一体形成されたフランジ部３０によって、また他
方の端面周辺部３１はケーシング２０に溶接固定された
押圧部材３２によってそれぞれ軸方向に支持されている
。
２０に一体形成されたフランジ部３０によって、また他
方の端面周辺部３１はケーシング２０に溶接固定された
押圧部材３２によってそれぞれ軸方向に支持されている
。
上記ケーシング２０の内周とモノリス触媒２６の外周と
の間の間隙Ｇは上記フランジ部３０付近において他の預
域より大きく形威されている。
の間の間隙Ｇは上記フランジ部３０付近において他の預
域より大きく形威されている。
すなわち、先に述べたように、ケーシング２０の触媒収
納部２３の角部３３は、プレス加工で丸くなることによ
り、弾性体２８の端部３４を過度に圧縮させる要因をも
っているから、上記角部３３をケーシング２０の半径外
方向へ遠ざけて、この角部３３での弾性体２８の圧縮量
を軽減させており、これによって、モノリス触媒２６の
破損が防止される。
納部２３の角部３３は、プレス加工で丸くなることによ
り、弾性体２８の端部３４を過度に圧縮させる要因をも
っているから、上記角部３３をケーシング２０の半径外
方向へ遠ざけて、この角部３３での弾性体２８の圧縮量
を軽減させており、これによって、モノリス触媒２６の
破損が防止される。
なお、上記のような間隙対策は、触媒収納部２３の他方
の角部３５側にも施されているが、この角部３５は弾性
部材２８の端部３６より離れており、したがって、この
角部３５側の間隙対策は必ずしも必要としないが、モノ
リス触媒は加わる荷重は同一でも端部程破損しやすいの
で角部３５側の間隙も同様に大きくすることが好ましい
。
の角部３５側にも施されているが、この角部３５は弾性
部材２８の端部３６より離れており、したがって、この
角部３５側の間隙対策は必ずしも必要としないが、モノ
リス触媒は加わる荷重は同一でも端部程破損しやすいの
で角部３５側の間隙も同様に大きくすることが好ましい
。
（考案の効果）
以上の説明から明らかなように、この考案によれば、ケ
ーシングの内周とモノリス触媒の外周との間の間隙を、
フランジ部付近において他の領域より大きく形威しであ
るので、モノリス触媒を半径方向に支持する弾性体の端
部が過大に圧縮されることがなく、これによって、モノ
リス触媒の破損を有効に防止できる。
ーシングの内周とモノリス触媒の外周との間の間隙を、
フランジ部付近において他の領域より大きく形威しであ
るので、モノリス触媒を半径方向に支持する弾性体の端
部が過大に圧縮されることがなく、これによって、モノ
リス触媒の破損を有効に防止できる。
第１図は従来例の一部切欠した側面図、第２図はこの考
案の一実施例にかかるエンジンの触媒コンバータの一部
切欠した側面図である。 ２０・・・・・・ケーシング、２６・・・・・・モノリ
ス触媒、２８・・・・・・弾性体、２９・・・・・・端
面周辺部、３０・・・・・・フランジ部、Ｇ・・・・・
・間隙。
案の一実施例にかかるエンジンの触媒コンバータの一部
切欠した側面図である。 ２０・・・・・・ケーシング、２６・・・・・・モノリ
ス触媒、２８・・・・・・弾性体、２９・・・・・・端
面周辺部、３０・・・・・・フランジ部、Ｇ・・・・・
・間隙。
Claims (1)
- ケーシング内にモノリス触媒を位置させ、このモノリス
触媒をその外周とケーシング内周との間に軸方向全域に
わたり弾性体を介在させて半径方向に支持するとともに
、プレス加工によりケーシングと一体に形成されたフラ
ンジ部によって端面周辺部を軸方向に支持するようにし
た触媒コンバータにおいて、上記ケーシングの内周とモ
ノリス触媒の外周との間の間隙を、上記フランジ部付近
において他の領域より大きく形成したことを特徴トスる
エンジンの触媒コンバータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14607980U JPS6024903Y2 (ja) | 1980-10-13 | 1980-10-13 | エンジンの触媒コンバ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14607980U JPS6024903Y2 (ja) | 1980-10-13 | 1980-10-13 | エンジンの触媒コンバ−タ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5768118U JPS5768118U (ja) | 1982-04-23 |
| JPS6024903Y2 true JPS6024903Y2 (ja) | 1985-07-26 |
Family
ID=29505668
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14607980U Expired JPS6024903Y2 (ja) | 1980-10-13 | 1980-10-13 | エンジンの触媒コンバ−タ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6024903Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-10-13 JP JP14607980U patent/JPS6024903Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5768118U (ja) | 1982-04-23 |
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