JPS6024597Y2 - 複写伝票組 - Google Patents
複写伝票組Info
- Publication number
- JPS6024597Y2 JPS6024597Y2 JP10883481U JP10883481U JPS6024597Y2 JP S6024597 Y2 JPS6024597 Y2 JP S6024597Y2 JP 10883481 U JP10883481 U JP 10883481U JP 10883481 U JP10883481 U JP 10883481U JP S6024597 Y2 JPS6024597 Y2 JP S6024597Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slip
- information
- copy
- ultraviolet light
- pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Color Printing (AREA)
- Duplication Or Marking (AREA)
- Printing Methods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は複写伝票組に係り、更に詳しくは伝票に複写さ
れた文字、記号、図形等の情報の秘密漏洩及び偽造を防
止した複写伝票組に関する。
れた文字、記号、図形等の情報の秘密漏洩及び偽造を防
止した複写伝票組に関する。
従来、伝票に複写された文字、記号等の情報が伝票発行
者から正当権利者へ伝達される途中過程における秘密保
持の方法として、あぶり出しの方法や特殊な薬品を使用
して伝票に複写された情報記録部を目に見えない状態に
し、正当権利者の手元にその伝票が届けられたとき、正
当権利者が伝票にある種の処理(加熱その他の処理)を
ほどこして情報記録部を目に見える状態にする方法が知
られている。
者から正当権利者へ伝達される途中過程における秘密保
持の方法として、あぶり出しの方法や特殊な薬品を使用
して伝票に複写された情報記録部を目に見えない状態に
し、正当権利者の手元にその伝票が届けられたとき、正
当権利者が伝票にある種の処理(加熱その他の処理)を
ほどこして情報記録部を目に見える状態にする方法が知
られている。
しかしながら、これらの方法は情報記録部を一度顕在化
すると、何人にも読み取りが可能となるために、保管を
する際に正当権利者以外の第三者にその情報が漏洩する
危険性もある。
すると、何人にも読み取りが可能となるために、保管を
する際に正当権利者以外の第三者にその情報が漏洩する
危険性もある。
また、情報記録部を顕在化した後に再びそれを隠在化す
ることはできないので、1人の正当権利者から他の正当
権利者への情報伝達をする場合には同一の伝票を使用す
る−ことができずに、再度情報記録部を隠在化した伝票
を作威しなければならないという欠点がある。
ることはできないので、1人の正当権利者から他の正当
権利者への情報伝達をする場合には同一の伝票を使用す
る−ことができずに、再度情報記録部を隠在化した伝票
を作威しなければならないという欠点がある。
また第1の伝票の裏面に200nm以上300nm以下
の波長の紫外光で発光する螢光物質と3001mを超え
て4501m以下の波長の紫外光で発光する螢光物質を
含有する感圧複写インキ層を設け、該第1の伝票の下に
第2の伝票を重ね、前記感圧複写1ン十層と対向する第
2の伝票の表面領域に前記感圧複写インキ層と同一色の
ベタもしくは地紋からなる隠蔽用印刷層を設けてなる伝
票の組を用い、必要な情報を第1の伝票に記入すると共
にそれを第2の伝票に複写し、この情報が複写された伝
票を伝票発行者より正当権利者へ送り、正当権利者は伝
票に異なった波長を有する2種類の紫外光を順次照射し
て伝票に記録された情報を螢光物質の発光により読み取
るという方式が提案されているが、必要な情報を第1の
伝票に記入し第2の伝票に複写する際に、筆圧により第
2の伝票にへこみが生じるため、該伝票の表面部分を鉛
筆等で擦ったり或いは光にかざしたりすると情報が読み
取ることが出来てしまうという問題がある。
の波長の紫外光で発光する螢光物質と3001mを超え
て4501m以下の波長の紫外光で発光する螢光物質を
含有する感圧複写インキ層を設け、該第1の伝票の下に
第2の伝票を重ね、前記感圧複写1ン十層と対向する第
2の伝票の表面領域に前記感圧複写インキ層と同一色の
ベタもしくは地紋からなる隠蔽用印刷層を設けてなる伝
票の組を用い、必要な情報を第1の伝票に記入すると共
にそれを第2の伝票に複写し、この情報が複写された伝
票を伝票発行者より正当権利者へ送り、正当権利者は伝
票に異なった波長を有する2種類の紫外光を順次照射し
て伝票に記録された情報を螢光物質の発光により読み取
るという方式が提案されているが、必要な情報を第1の
伝票に記入し第2の伝票に複写する際に、筆圧により第
2の伝票にへこみが生じるため、該伝票の表面部分を鉛
筆等で擦ったり或いは光にかざしたりすると情報が読み
取ることが出来てしまうという問題がある。
そこで本考案者は成上の欠点を解消すべく研究の結果、
前記第2の伝票の表面に設けた隠蔽用イ刷層部分に不規
則なエンボス模様を施せば、情斡の秘密漏洩は完全に防
止され得ることを見い出腰かかる知見にもとづいて本考
案を完成したものである。
前記第2の伝票の表面に設けた隠蔽用イ刷層部分に不規
則なエンボス模様を施せば、情斡の秘密漏洩は完全に防
止され得ることを見い出腰かかる知見にもとづいて本考
案を完成したものである。
以下、本考案につき図面を参照しながら詳細に説明する
。
。
第1図は本考案の複写伝票組の1例を示している。
伝票1と該伝票1の下に重なる伝票2とからなり、伝票
1の裏面に200nm以上30Qnm以下の波長の紫外
光で発光する螢光物質と3QQnmを超えて450nm
以下の波長の紫外光で発光する螢光物質を含有する感圧
複写インキ層3が設けられており、前記感圧複写インキ
層3と対向する伝票2の表面領域に前記感圧複写インキ
層3の色と同一色のベタもしくは地紋からなる隠蔽用印
刷層4が設けられ且つ不規則な隠蔽用エンボス模様7が
エンボス加工されている。
1の裏面に200nm以上30Qnm以下の波長の紫外
光で発光する螢光物質と3QQnmを超えて450nm
以下の波長の紫外光で発光する螢光物質を含有する感圧
複写インキ層3が設けられており、前記感圧複写インキ
層3と対向する伝票2の表面領域に前記感圧複写インキ
層3の色と同一色のベタもしくは地紋からなる隠蔽用印
刷層4が設けられ且つ不規則な隠蔽用エンボス模様7が
エンボス加工されている。
本考案の複写伝票組は上記の伝票1,2よりなる伝票の
組5を少なくとも1つ含むものである。
組5を少なくとも1つ含むものである。
又、本考案の複写伝票組において、暗証番号だけを隠蔽
し、一方、氏名、住所などの記載を読み取ることができ
るようにするためには、暗証番号記入欄に相当する領域
だけに隠蔽用印刷層及びエンホス模様を設けれは良いこ
とは言う迄もないことである。
し、一方、氏名、住所などの記載を読み取ることができ
るようにするためには、暗証番号記入欄に相当する領域
だけに隠蔽用印刷層及びエンホス模様を設けれは良いこ
とは言う迄もないことである。
本考案の複写伝票組の伝票1に秘密保持して伝達されね
ばならない必要な情報の記録を行なうと、伝票2の隠蔽
用印刷層4上にも該隠蔽用印刷層4の色と同一色の螢光
物質を含むインキが付着して情報が複写される。
ばならない必要な情報の記録を行なうと、伝票2の隠蔽
用印刷層4上にも該隠蔽用印刷層4の色と同一色の螢光
物質を含むインキが付着して情報が複写される。
第2図は情報が複写された伝票2を示しており、単に肉
眼で見るのみでは情報6を記録した文字の色と隠蔽用印
刷層4の色が同一であるので情報6を読み取ることがで
きない。
眼で見るのみでは情報6を記録した文字の色と隠蔽用印
刷層4の色が同一であるので情報6を読み取ることがで
きない。
また不規則なエンボス模様が施されているので複写の際
に筆圧により伝票2にへこみが生じても情報6を読み取
ることができない。
に筆圧により伝票2にへこみが生じても情報6を読み取
ることができない。
しかし、伝票に200nm以上300nm以下の波長の
紫外光を照射することにより該紫外光に反応する螢光物
質が発光して第3図に示すように情報6を読み取ること
ができ、また300nmを超えて450nm以下の波長
の紫外光を照射することによっても該紫外光に反応する
螢光物質が発光して情報6を読み取ることができる。
紫外光を照射することにより該紫外光に反応する螢光物
質が発光して第3図に示すように情報6を読み取ること
ができ、また300nmを超えて450nm以下の波長
の紫外光を照射することによっても該紫外光に反応する
螢光物質が発光して情報6を読み取ることができる。
なお、本願考案では、紫外光の波長として200nm以
上300nm以下を用いているが、これは該波長の紫外
光が殺菌灯に可視光部分をカットするための特殊フィル
ターを使用しなければ得られノず、前記特殊フィルター
は一般に入手し難いので伝票に使用している螢光物質の
種数を知られることがなく、伝票の偽造防止に有効であ
るからである。
上300nm以下を用いているが、これは該波長の紫外
光が殺菌灯に可視光部分をカットするための特殊フィル
ターを使用しなければ得られノず、前記特殊フィルター
は一般に入手し難いので伝票に使用している螢光物質の
種数を知られることがなく、伝票の偽造防止に有効であ
るからである。
また、3001mを超えて450nm以下の波長の紫外
光で発光する螢光物質は、通常の殺菌灯の光を1照射す
ることによって発光する。
光で発光する螢光物質は、通常の殺菌灯の光を1照射す
ることによって発光する。
上記殺菌灯は、200nmから450nmの波長の光を
含むものであるが、この内200nmから300nmの
光は螢光物質の発光状態を目視する妨げとはならないの
でフィルターによってカットする必要はないものである
。
含むものであるが、この内200nmから300nmの
光は螢光物質の発光状態を目視する妨げとはならないの
でフィルターによってカットする必要はないものである
。
以上、詳記した通り、本考案の複写伝票組によれば、複
写伝票に複写された情報を伝票発行者より正当権利者へ
秘密を保持した状態で伝達することができるので、例え
ば磁気カードの暗証コードの如き他人に知られてはなら
ない情報の伝達に有1効に活用することができる。
写伝票に複写された情報を伝票発行者より正当権利者へ
秘密を保持した状態で伝達することができるので、例え
ば磁気カードの暗証コードの如き他人に知られてはなら
ない情報の伝達に有1効に活用することができる。
また、異なった波長の紫外光に反応する2種類の螢光物
質を用いているので伝票の偽造防止にも有効である。
質を用いているので伝票の偽造防止にも有効である。
つまり2つのうち一方の波長を有する紫外光を本物の伝
票に照射して該紫外光に反応する螢光物質を見つけ出し
て伝票を偽造しても、他の波長を有する紫外光を照射す
ることにより伝票が本物か否か判定可能である。
票に照射して該紫外光に反応する螢光物質を見つけ出し
て伝票を偽造しても、他の波長を有する紫外光を照射す
ることにより伝票が本物か否か判定可能である。
第1図は本考案の複写伝票組の1例を示す第2図のA−
A線断面図、第2図は情報が複写された伝票の平面図、
第3図は複写された伝票に紫外光を照射して螢光物質を
発光させた状態を示す平面図である。 1.2・・・・・・伝票、3・・・・・・感圧複写イン
キ層、4・・・・・・隠蔽用印刷層、5・・・・・・伝
票の組、7・・・・・・隠蔽用エンボス模様。
A線断面図、第2図は情報が複写された伝票の平面図、
第3図は複写された伝票に紫外光を照射して螢光物質を
発光させた状態を示す平面図である。 1.2・・・・・・伝票、3・・・・・・感圧複写イン
キ層、4・・・・・・隠蔽用印刷層、5・・・・・・伝
票の組、7・・・・・・隠蔽用エンボス模様。
Claims (1)
- 第1の伝票と該第1の伝票の下に重なる第2の伝票とか
らなり、第1の伝票の裏面に200nm以上300nm
以下の波長の紫外光で発光する螢光物質と300nmを
超えて450nm以下の波長の紫外光で発光する螢光物
質を含有する感圧複写インキ層が設けられており、前記
感圧複写インキ層と対向する第2の伝票の表面に前記感
圧複写インキ層と同一色のベタもしくは地紋からなる隠
蔽用印刷層が設けられ且つ不規則な隠蔽用エンボス模様
がエンボス加工されている伝票の組を少くとも1つ含む
複写伝票組。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10883481U JPS6024597Y2 (ja) | 1981-07-22 | 1981-07-22 | 複写伝票組 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10883481U JPS6024597Y2 (ja) | 1981-07-22 | 1981-07-22 | 複写伝票組 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5815067U JPS5815067U (ja) | 1983-01-29 |
JPS6024597Y2 true JPS6024597Y2 (ja) | 1985-07-23 |
Family
ID=29903224
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10883481U Expired JPS6024597Y2 (ja) | 1981-07-22 | 1981-07-22 | 複写伝票組 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6024597Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS597871U (ja) * | 1982-07-07 | 1984-01-19 | 凸版印刷株式会社 | 感圧複写伝票 |
JPS59222396A (ja) * | 1983-05-31 | 1984-12-14 | トツパン・ム−ア株式会社 | 複写帳票組 |
JP7089922B2 (ja) * | 2018-03-30 | 2022-06-23 | リンテック株式会社 | 積層体 |
-
1981
- 1981-07-22 JP JP10883481U patent/JPS6024597Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5815067U (ja) | 1983-01-29 |
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