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JPS6024464A - 核磁気共鳴による検査装置 - Google Patents

核磁気共鳴による検査装置

Info

Publication number
JPS6024464A
JPS6024464A JP58132123A JP13212383A JPS6024464A JP S6024464 A JPS6024464 A JP S6024464A JP 58132123 A JP58132123 A JP 58132123A JP 13212383 A JP13212383 A JP 13212383A JP S6024464 A JPS6024464 A JP S6024464A
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JP
Japan
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magnetic field
gradient magnetic
time
pulse
sequence
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Application number
JP58132123A
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English (en)
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JPH0250729B2 (ja
Inventor
Hideto Iwaoka
秀人 岩岡
Hiroyuki Matsuura
裕之 松浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Hokushin Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Hokushin Electric Corp filed Critical Yokogawa Hokushin Electric Corp
Priority to JP58132123A priority Critical patent/JPS6024464A/ja
Publication of JPS6024464A publication Critical patent/JPS6024464A/ja
Publication of JPH0250729B2 publication Critical patent/JPH0250729B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/20Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
    • G01R33/44Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance using nuclear magnetic resonance [NMR]
    • G01R33/48NMR imaging systems
    • G01R33/54Signal processing systems, e.g. using pulse sequences ; Generation or control of pulse sequences; Operator console
    • G01R33/56Image enhancement or correction, e.g. subtraction or averaging techniques, e.g. improvement of signal-to-noise ratio and resolution
    • G01R33/561Image enhancement or correction, e.g. subtraction or averaging techniques, e.g. improvement of signal-to-noise ratio and resolution by reduction of the scanning time, i.e. fast acquiring systems, e.g. using echo-planar pulse sequences

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  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、核磁気共鳴(nuclear magnet
ic reso−nan、ce ) (以下これをrN
MRJと略称する。)現象を利用して、被検体内におけ
る特定原子核分布等を被検体外部より知るようにした核
磁気共鳴による検査方法および検査装置に関するもので
ある。特に、医療用装置に適するNMR画像装置の改良
に関する。
本発明の説明に先だって、はじめにNMRの原理につい
て概略を説明する。
原子核は、陽子と中性子とからなっており、これらは全
体として、核スピン角運動量Iで回転しているとみなさ
れる。
第1図は、水素の原子核(1H)を示したもので、(イ
)に示すように1個の陽子Pからなり、スピン量子数%
で表される回転をしている。ここで、陽子Pは、(ロ)
に示すように正の電荷eを持っているので、原子核の回
転に従い、磁気モーメントμが生ずる。すなわち、一つ
一つの水素の原子核は、それぞれ一つ一つの小さな磁石
とみなせる。
第2図は、この点を模式的に示した説明図で、鉄のよう
な強磁性体では、この微小磁石の方向が(イ)に示すよ
うに揃っており、全体として磁化が観測される。これに
対して、水素等の場合は、微小磁石の方向(磁気モーメ
ントの向き)は(ロ)に示すようにランダムであって、
全体として磁化は見られない。
ここで、このような物質に、Z方向の静磁場H。
を印加すると、各原子核がHoの方向に揃う。すなわち
核のエネルギー準位がZ方向に量子化される。
第3図(イ)は、水素原子核についてこの様子を示した
ものである。水素原子核のスピン量子数はAであるから
、第3図(ロ)に示すように、−2と+2の2つのエネ
ルギー準位に分かれる。2つのエネルギー準位間のエネ
ルギー差ΔEは、+11式で表される。
ΔE−γ7’lHO・・・・・・(1)ただし、γ:磁
気回転比 ”)1=h/2π hニブランク定数 Ho :磁場強度 ここで各原子核には、静磁場Haによって、μXH。
なる力が加わるので、原子核はZ軸のまわりを、(2)
式で示すような角速度ωで歳差運動する。
ω−THO(ラーモア角速度) ・・・・・・(2)こ
の状態の系に角速度ωに対応する周波数の電磁波(通常
ラジオ波)を印加すると、共鳴がおこり、原子核は(1
1式で示されるエネルギー差ΔEに相当するエネルギー
を吸収して、高い方のエネルギー準位に遷移する。核ス
ピン角運動量を持つ原子核が数種類混在していても、各
原子核によって磁気回転比Tが異なるため、共鳴する周
波数が異なり、したがって特定の原子核の共鳴のみを取
り出すことができる。また、その共鳴の強さを測定すれ
ば、原子核の存在量も知ることができる。また、共鳴後
、緩和時間と呼ばれる時定数で定まる時間の後に、高い
準位へ励起された原子核は、低い準位へもどる。
この緩和時間は、スピン−格子緩和時間(縦緩和時間)
T1と、スピン−スピン緩和時間(横緩和時間)T2と
に分類され、この緩和時間を観測することにより物質分
布のデータを得ることができる。一般に固体では、スピ
ンは結晶格子の上に決まった位置にほぼ固定されている
ので、スピン同士の相互作用が起こりやすい。したがっ
て緩和時間T2は短く、核磁気共鳴で得たエネルギーは
、まずスピン系にゆきわたってから格子系に移ってゆく
。したがって時間T1はT2に比べて著しく大きい。こ
れに対して、液体では分子が自由に運動しているので、
スピン同士スピンと分子系(格子)のエネルギー交換の
起こりやすさは同程度である。したがって時間T1とT
2はほぼ等しい値になる。特に時間T1は、各化合物の
結合の仕方に依存している時定数であり、正常組織と悪
性腫瘍とでは、値が大きく異なることが知られている。
ここでは、水素原子核(1H)について説明したが、こ
の他にも核スピン角運動量をもつ原子核で同様の測定を
行うことが可能であり、水素原子核以外に、リン原子核
(31p )、炭素原子核(′3C)、ナトリウム原子
核(23N a 、)フッ素原子核(’?F) 、酸素
原子核(’70)等に適用可能である。
このように、NMRによって、特定原子核の存在量およ
びその緩和時間を測定することができるので、物質内の
特定原子核について種々の化学的情報を得ることにより
、被検体内に種々の検査を行うことができる。
従来より、このようなNMRを利用した検査装置として
、X線CTと同様の原理で、被検体の仮想輪切り部分の
プロトンを励起し、各プロジェクションに対応するNM
R共鳴信号を、被検体の数多くの方向についてめ、被検
体の各位置におけるNMR共鳴信号強度を再構成法によ
ってめるものがある。
第4図は、このような従来装置における検査手法の一例
を説明するための動作波形図である。
被検体に、はじめに第4図(ロ)に示すようにZ勾配磁
場Gz と、(イ)に示すように細い周波数スペクトル
([1のRFパルス(90°パルス)を印加する。この
場合、ラーモア角速度はω−γ(H,+z−Gz) ・
・・・・・・・・(3)となる。したがって、2がこれ
を満たすx−7面上のプロトンのみが励起され、磁化M
を第5図(イ)に示すような角速度ωで回転する回転座
標系上に示せば、y′軸方向90°向きを変えたものと
なる。続いて、第4図(ハ)、(ニ)に示すようにX勾
配磁場Gxとy勾配磁場Gyを加え、これによって2次
元勾配磁場を作り、(ホ)に示すようなNMR共鳴信号
を検出する。ここで、磁化Mは第5図(ロ)に示すよう
に、磁場の不均一性によって、X′、y′面内で矢印方
向に次第に分散して行くので、やがてNMR共鳴信号は
減少し、第4図(ホ)に示すようにτ時間を経過して無
くなる。このようにして得られたNMR共鳴信号をフー
リエ変換すれば、X勾配磁場GX% y勾配磁場ayに
より合成された勾配磁場と直角方向のプロジェクション
となる。
以下、同じようにして、所定の時間τ′だけ待って、次
のシーケンスを繰り返す。各シーケンスにおいては、G
x、Gyを少しずつ変える。これによって、各プロジェ
クションに対応するNMR共鳴信号を被検体の数多くの
方向についてめることができる。
このような動作をなす従来装置において、本発明者は、
前記RFパルス(9o°パルス)を印加した後に磁化M
が緩和時間T1により熱平衡状態になるまで待たずに、
位相が90 ”異なる 180”−xハル不ヲ与工て、
スピンの動きを逆転させてエコーを発生させて、このエ
コーの最大時に90 ”パルスで再度磁化を2方向に戻
す方法を発明した(特願昭58−)。第6図にこの方法
の動作波形図を示す。すなわち、第6図(イ)に示すよ
うに第一の高周波パルス(90°パルス)を印加してか
ら時間T S 1を経過してから、第二の高周波パルス
(180”−xパルス)を印加し、さらに時間T S 
2が経過してから第三の高周波パルス(90°パルス)
を印加することにより、1回のシーケンスを構成し、そ
の後第三の時間Tdを経過してから上記シーケンスを繰
り返す。この第一の時間T S 1および第二の時間T
S2では、第6図(ハ)(ニ)に示すように、それぞれ
時間’l’mlおよびTm2にわたり、勾配磁界Gxお
よびGyを印加する。この方法によれば、NMR信号強
度を観測することにより、緩和時間を待たずに緩和時間
T1、T2および原子核密度を測定することができる。
このように第一ないし第三の高周波パルスを印加して、
NMR信号を観測する方法において、本発明者は勾配磁
界の強度を制御すると、第二の高周波パルスを印加して
から第三の高周波パルスを印加するまでの時間を短縮す
ることができることに気付いた。
すなわち本発明は、複数回の高周波パルスを印加するた
めのシーケンスを短縮し、核磁気共鳴による検査を行う
時間を短縮する方法を提供することを目的とする。
本発明は、第二の高周波パルスを与えてから第三の高周
波パルスを与えるまでの時間に、被検体に印加する勾配
磁界の強度を大きくして、その時間を短縮することを特
徴とする。
第7図は本発明の手法を実現するための装置の一実施例
の構成を示すブロック図である。図において、■は一様
静磁場Ho (この場合の方向をZ方向とする。)を発
生させるための静磁場用コイル、2はこの静磁場用コイ
ル1の制御回路で、例えば直流安定化電源を含んでいる
。静磁場用コイル1によって発生する磁束の密度Hoは
、0.1T〜0.2T程度であり、また均一度は10−
′F以上であることが望ましい。
3は勾配磁場用コイルを総括的に示したもの、4はこの
勾配磁場用コイル3の制御回路である。
第8図(イ)は勾配磁場用コイル3の一例を示す構成図
で、Z勾配磁場用コイル31、y勾配磁場用コイル32
.33、図示してないがy勾配磁場用コイル32.33
と同じ形であって、90°回転して設置されるX勾配磁
場用コイルを含んでいる。この勾配磁場用コイルは、一
様静磁場HOと同一方向磁で、x、y、z軸方向にそれ
ぞれ直線勾配をもつ磁場を発生ずる。60は制御回路4
のコントローラである。
5は被検体に細い周波数スペクトルfのRFパルスを電
磁波として与える励磁コイルで、その構成を第8図(ロ
)に示す。
6は測定しようとする原子核のNMR共鳴条件に対応す
る周波数(例えばプロトンでは、 42.6MHz/T
)の信号を発生する発振器で、その出力は、コントロー
ラ60からの信号によって開閉が制御されるゲート回路
61、パワーアンプ62を介して励磁コイル5に印加さ
れている。7は被検体におけるNMR共鳴信号を検出す
るための検出コイルで、その構成は第8図(ロ)に示す
励磁コイルと同しで、励磁コイル5に対して90°回転
して設置されている。なお、この検出コイルは、被検体
にできるだけ近接して設置されることが望ましいが、必
要に応じて、励磁コイルと兼用させてもよい。
71は検出コイル7から得られるNMR共鳴信号(F 
I D : free 1nduction deca
y)を増幅する増幅器、72は位相検波回路、73は位
相検波された増幅器71からの波形信号を記憶するウェ
ーブメモリ回路で、A/D変換器を含んでいる。8はウ
ェーブメモリ回路73からの信号を例えば光ファイバで
構成される伝送路74を介して入力し、所定の信号処理
を施して断層像を得るコンピュータ、9は得られた断層
像を表示するテレビジョンモニタのような表示器である
このように構成した装置の動作を、第9図を参照しなが
ら説明する。
まず、はじめに制御回路2は静磁場用コイル1に電流を
流し、被検体(被検体は各コイルの円筒内に設置される
。)に静磁場Haを与えた状態とする。この状態におい
て、コントローラ60は、はじめに制御回路4を介して
Z勾配磁場用コイル31に電流を流し、第9図(ロ)に
示すようにZ勾配磁場Gzfを与える。また、Gz+が
与えられている下で、ゲート回路61を開とし、発振器
6からの信号を増幅器62を介して励磁コイル5に印加
し、第9図(イ)に示すように細いスペクトルを持った
90°パルスで、被検体の一面を励起する。なお、第9
図(ロ)において、Gzfに続(Gz−は、被検体の異
なる部分からのNMR共鳴信号の位相を一致させるため
の波形信号であって、この技術は公知の技術である。
この時点toにおいては、磁化Mはy′の方向に90°
向きを変える。続いてX勾配磁場用コイルおよびy勾配
磁場用コイル32.33に電流を長し、第9図(ハ)、
(ニ)に示すように所定の大きさの磁場Gx、Gyを印
加し、検出コイル7から得られる第9図(ホ)に示すよ
うなNMR共鳴信号を検出する。
検出コイル7で検出されるNMR共鳴信号は、時間とと
もに次第に減衰するもので、この信号は増幅器71で増
幅され、位相検波回路72で位相検波され、ウェーブメ
モリ回路73を介してコンピュータ8に印加される。こ
こで、NMR共鳴信号はフーリエ変換され、1プロジエ
クシヨンの信号となる。これまでの動作は従来装置と同
様である。
N M R共鳴信号が無くなるまでの751時間経過後
にコントローラ60は、再びZ勾配磁場用コイル31に
電流を流し、第9図(ロ)に示すようにZ勾配磁場Gz
−を与えるとともに、ゲート回路61を開とし、励磁コ
イル5に電流を流し、今度は第9図(イ)に示すように
同一面に180”−Xパルス(180°−xは発振器6
からの信号の位相を反転してもの)を印加する。続いて
、第9図(ハ)、(ニ)に示すようにX勾配磁場用コイ
ルおよびX勾配磁場用コイルに電流を流し、磁場Gx、
Gyを同時に印加させる。
18.0”−Xパルスを印加すると、分散した磁化Mは
再び集合し始め、検出コイル7からは、第9図(ボ)に
示すように次第に増大するNMR共鳴信号(この信号を
エコー信号と呼ぶ。)が検出される。
ここで本発明の特徴とするところ(屯、はじめの90°
パルスから180°−Xパルスまでの時間Ts1に与え
る勾配磁界は時間T m 1でその強度はgXlgyl
であるが、つづり180°−Xパルスからつぎの90°
パルスまでの時間T S 2に与える勾配磁界の時間T
 m 2は前の時間’l”mlより短くし、しかもその
勾配磁界の強度g ’X 2 、g 72は前の強度g
x1、gy2より大きく制御するところにある。
このように制御すると、N M’R信号は第9図(ホ)
に示すように、時間T S 2で短い時間に集中して、
エコー信号がすぐに現れる。特に、勾配磁界を印加する
時間と勾配磁界の強度との関係をとすることにより、短
時間でエコー信号を観測することができることになる。
また、180°パルスから90 ”パルスまでの時間が
短くなると、被検体の緩和時間T2によるスピンの拡が
りが少なくなり、次に観測するときの信号が大きくなる
この状態からある時間Tdを経過後、緩和によって磁化
MはZ′軸に一致する。ここで、t3の時点から、磁化
MがZ′軸に一致するまでの時間Tdは、t3の時点で
は磁化MがZ′軸から僅かに分散しているだけであるこ
とから、緩和時間T1に比較して十分短く、例えば4 
T s程度でよい。
時間Tsが経過した時点で、第1回目のシーケンスが終
了し、以後同様のシーケンスを繰り返す。
それぞれのシーケンスについて、すなわち、それぞれの
プロジェクションについて、検出コイル7からNMR共
鳴信号およびエコー信号を得る。
コンピュータ8は、各シーケンスにおいて、例えば、は
じめに出力されるNMR共鳴信号または時間反転波であ
るエコー信号もしくは両者の和をフーリエ変換し、X線
CTと同様な公知の手法(例え赫filtered b
ack projction)によって再構成演算を行
い、断層像を得て、これを表示器9に表示する。
このようにして、本発明では得られる情報にかわりなく
、1回のシーケンスの周期を短縮することができる。
つぎに本発明の他の実施例への応用について説明する。
第10図は上記実施例に示したPR法に加えて、インバ
ージョン・リカバリ法を適用する場合の本発明実施例方
法のパルス系列を示す波形図である。
この例は第一の高周波パルス(90°パルス)を印加す
るに先立つ時間T S oO時点で、一度180゜パル
スを印加する方法である。この方法によっても同様に本
発明を実施することができる。
第11図は3次元PR法に本発明を実施した場合のパル
ス系列波形図である。この例は第一の高周波パルスは9
0 ”パルスであり、第二の高周波パルスが180°−
Xパルスであり、第三の高周波パフレスが90°パルス
である。この方法にも本発明を同様に実施することがで
きる。
第12図はフーリエ法に本発明を実施した場合のパルス
系列波形図である。この例は第一の高周波パルスは90
°パルスであり、第二の高周波パルスが180°−Xパ
ルスであり、第三の高周波パルスが90°パルスである
が、勾配磁界の与え方に特徴があり、勾配磁界Qyにつ
いて本発明の方法を実施する。この方法にも本発明を同
様に実施して同様の効果を得ることができる。
第13図は3次元フーリエ本発明はに本発明を実施した
場合のパルス系列波形図である。この例は上記第12図
のフーリエ法を3次元に適用するものである。勾配磁界
Gyについて本発明はを実施する。この方法によっても
同様の効果を得ることができる。
第14図はセレクティブライン法に本発明を実施した場
合のパルス系列波形図である。この方法は第一の高周波
パルスが180°パルスであり、第二の高周波パルスが
180°−Xパルスであり、第三のパルスが90 ’パ
ルスであり、さらに、第一のパルスの前に90°パルス
が与えられるものである。
勾配磁界Gyについて本発明を実施する。この方法によ
っても同様の効果を得ることができる。
第15図はスピンワープ法に本発明を実施した場合のパ
ルス系列波形図である。この方法は第一の高周波パルス
が90°パルスであり、第二の高周波パルスが180°
パルスであり、第三のパルスが90 ’パルスである。
勾配磁界Gxの大きさを繰り返しの度に変化させること
、ならびに勾配磁界Gyに正負の磁界を与えるところに
特徴がある。この方法にも本発明を実施して同様の効果
を得ることができる。
第16図はPR法に180°エコー法を併用した方法の
パルス系列波形図であり、この方法にも本発明を実施す
ることができる。この方法では、第二の高周波パルスを
与えてから第三の高周波パルスを与えるまでの時間Ts
2に、勾配磁界GxおよびGyは時間T m 2のみそ
の強度を大きくするように制御し、時間Tm2を短縮す
ることができる。
このとき、の時間関係は同様に、 とすることがよい。
第17図は上記第16図の方法にインバージョンリカバ
リ法を併用したもので、第一のパルスに先立って180
°パルスを与えるものである。この方法にも同様に本発
明を実施することができる。
第18図は3次元PR法に180°エコー法を併用した
方法のパルス系列波形図であり、この方法にも本発明を
実施することができる。この方法では第一の高周波パル
スを与えてから第二の高周波パルスを繰り返して与える
が、この第二の高周波パルスの繰り返し周期を本発明を
実施することにより短縮することができる。
第19図は2次元フーリエ法に180°エコー法を併用
したものであり、この方法にも本発明を実施することが
できる。この方法も第二の高周波パルスを繰り返す方法
であり、その繰り返し周期を短縮することができる。
第20図は3次元フーリエ法に180°エコー法を併用
したものであり、この方法にも本発明を実施することが
できる。
第21図は第19図または第20図に示した方法で第一
の高周波パルスに先立って反転パ火スを与える方法であ
り、この方法にも同様に本発明を実施することができる
第22図はスピンワープ法に180°エコー法を併用し
たものであり、この方法にも本発明を実施することがで
きる。この方法も第二の高周波パルスを繰り返して与え
る方法であるが、本発明によりその第二の高周波パルス
の繰り返しの周期を短縮することができる。
数値の一例について検討した結果を示すと、信号の大き
さを■、被検体の縦緩和時間をT1、横緩和時間をT2
とすると、 なる関係がある。
数値の一例として、鶏卵の卵白について示すと、T1 
=713mS、T2 =124mS。
Tst =1 0mS、TS2 =1mS。
Td=50mS とすると、 V=KXO,309 となる。一方従来例方法で、 TSI =lOmSsTs2=10mSsとすると、 V=KX0.209 となる。この例についていくつかの時間Ts =Ts1
 +T’s2 について、K=1として計算結果を第23図に示す。
A、、B、CはそれぞれTsが5.10.20m5の場
合である。
以上説明したように、本発明によれば、1回のシーケン
スの中で、第二の高周波パルスを与えてから第三の高周
波パルスを与えるまでの時間が短縮され、シーケンスを
短くすることができる。この時間の短縮によっても、緩
和時間および原子密度についての情報は従前と同様に得
られ、失われる情報はない。また、第三の高周波パルス
を与えるまでの時間が短くなるので、緩和時間T2によ
るスピンの拡がりが少なくなり、次に観測するときの信
号が大きくなる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は水素原子のスピンを説明する図。 第2図は水素原子の磁気モーメントを模式化した図。 第3図は水素原子の原子核が磁場の方向に揃う状態を説
明する図。 第4図はNMRによる検査パルス波形の一例を示す図。 第5図は磁化Mを回転座標系に表示する図。 第6図は従来例方法のパルス系列を示す図。 第7図は本発明を実施する装置の構成例を示す図。 第8図は磁場用コイルの一例を示す構造図。 第9図〜第22図は本発明実施例パルス系列波形図。 第23図は本発明実施例方法による測定結果の一例をシ
ュミレーションによりめたものを示す図。 特許出願人 横河北辰電機株式会社 代理人 弁理士 井 出 直 孝 (イン (ロ) (イ) (ロ) (イ) (ロ) 第4図 0 第6図 第7図 第8図 第11図 第12図 第13図 第14図 El 第15図 第17図 =]S−イー上5 第20図 第21図 第22図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被検体に3次元軸x、y、z方向のうち少なくと
    も1方向に勾配磁界を印加し、 上記被検体の組織を構成する原子の原子核に核磁気共鳴
    を与えるための第一の高周波パルスを印加し、 上記第一の高周波パルスを印加してから第一の時間Ts
    1の経過後に上記原子核に第二の高周波パルスを印加し
    、 さらに第二の時間T S 2が経過してから上記原子核
    に第三の高周波パルスを印加する方法を含む1回のシー
    ケンスを構成し、 上記シーケンスの間に上記原子核に生じる核磁気共鳴信
    号を測定して、上記原子核が共鳴している高いエネルギ
    ーレベルから熱平衡状態の低いエネルギーレベルに戻る
    までの自由誘導減衰振動の測定を行い、 その後第三の時間Tdを経過してから、上記シーケンス
    を繰り返し、 上記勾配磁界の印加は、上記シーケンスの上記第一の時
    間T S 1および上記第二の時間T S 2の時間中
    にそれぞれ設定された第一の勾配磁界印加時間T m 
    1および第二の勾配磁界印加時間T m 2に行い、 さらに、上記測定は各シーケンスで核磁気共鳴信号の強
    度を被検体の多数の部分について行い、その多数の部分
    についての測定の結果を演算して、スピン−格子緩和時
    間T1、スピン−スピン緩和時間T2および原子各密度
    のうちの少な(とも一つの2次元およびまたは3次元の
    画像をめる方法において、 上記勾配磁界の印加は、上記第二の勾配磁界の印加時間
    T m 2が上記第一の勾配磁界の印加時間T m 1
    より短くなり、上記第二の勾配磁界の印加時間T m 
    2に印加する勾配磁界の強さが、上記第−の勾配磁界の
    印加時間T m 1に印加する勾配磁界の強さより大き
    くなるように設定し、上記第一の時間TS1を上記第二
    の時間’ps2より短く設定することを特徴とする核磁
    気共鳴による検査方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5356761A (en) * 1991-04-02 1994-10-18 Fuji Photo Film Co., Ltd. Development of silver halide photosensitive material and developer

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JPS54156596A (en) * 1978-05-25 1979-12-10 Emi Ltd Method and device for checking by nuclear magnetic resonance

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