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JPS60239800A - 残差励振型ボコ−ダ - Google Patents

残差励振型ボコ−ダ

Info

Publication number
JPS60239800A
JPS60239800A JP59096039A JP9603984A JPS60239800A JP S60239800 A JPS60239800 A JP S60239800A JP 59096039 A JP59096039 A JP 59096039A JP 9603984 A JP9603984 A JP 9603984A JP S60239800 A JPS60239800 A JP S60239800A
Authority
JP
Japan
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filter
frequency
residual
coefficients
coefficient
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP59096039A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0449959B2 (ja
Inventor
哲 田口
小林 雅徳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP59096039A priority Critical patent/JPS60239800A/ja
Publication of JPS60239800A publication Critical patent/JPS60239800A/ja
Publication of JPH0449959B2 publication Critical patent/JPH0449959B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は残差励振型ボコーダ、特に残差波形の高域周波
数成分を分析側で再生する手段を備えた残差励振型ボコ
ーダに関する。
〔従来技術〕
入力音声信号をL P C(Linear Predi
ctionCoefficient 、線形予測係数)
分析して得られるLPC係数とともに波形情報としての
残差波形のうち予め設定する領域の低域周波数成分に@
1する悄#を分析側から合成側に伝送し、合成側では入
力した低域周波数成分を利用して復元した高域周波数成
分とともに残差波形を合成し、これとLPG係数とによ
って合成フィルタを動作せしめて高品質の入力音声信号
の再生を行なう残差励振型ボコーダはRIELP(Re
sidual Exciting Linear Pr
e−diction vocoder )の略称によっ
てもよく知られている。
このl:LPは、LPG係数とともに、モデル化した残
差波形を分析側から合成側に送出する従来の一般的なボ
コーダに比して、残差波形の1部の低域周波数成分をモ
デル化を介することなく分析側から合成側に送出すると
いう形式で波形の一部伝送を行なっている点で基本的に
再生首實が優れてり、4.8Kb/s(キロビット/抄
)程度の従来タイプのボコーダの伝送ビットレート帯域
でも高品質の再生音が得られるC0DEC(C0der
 DFJC−order )として近時多用されククあ
る。
しかしながら、従来のこの柿のaiPにあっては、分析
側から合成側に供給する残差波形情報は利用可能なデー
タビットレートの関係から予め設定する周波数頭域の低
周波成分に限定されており、高周波成分はこの低周波成
分を合成側で非線形回路に印加してその高調波成分とし
て得られるものを位相情報は無視して単純加算するのが
基本的手法となっており、位相の再現性が得られないた
め再生音声の波形が入力音声信号と異なったいわゆるR
、ELF音と言われる再性歪が発生する欠点があること
はよく知られている。
このようなRIP音を改善するために分析側に高域周波
数再生手段を設けた残差励振型ボコーダが近時利用され
つつある。これは合成側で残差波形を再生するために使
用されるトランスバーサル型の高域再生フィルタのタッ
プ係数を分析側で推定したうえ合成側に供給するもので
めり1合成側で使用する高域再生フィルタと同じ構成の
トランスバーサルフィルタを対象とし、低域周波数と合
成すべき高域周波数に対する位相条件を含むインパルス
レスボ/ス特性の設定すなわちタップ係数の設定を実施
したうえ、これを合成側に供給するものである。
しかしながら、従来のこの柿の残差励振型ボコーダにお
いては、合成側で発生する高周波成分は分析側から供給
を受けた低周波成分を非線形回路に印加することによっ
て生成される高副波分を利用しているため所望の高周波
再生が得難いことがしばしば発生するという欠点がある
〔発明の目的〕
本発明の目的は上述した欠点を除去し、高域周波数成分
再生手段を分析側に備えた性差励振型ボコーダにおいて
、残差波形低域周波数成分のダウンサンプル値を零レベ
ルサンプルの内挿全弁して基準サンプリング変換標本系
列としたサンプルを利用しかつ非線形(ロ)路を利用す
ることなく高域再生フィルタのタップ係数を推定する手
段を備えて入力音声信号の分析ならびに合成ff:□□
□ることにより、大幅なa[、P音の改善がp・定がっ
確実に図れる残差励損型ボコーダを提供することにある
〔発明の構成〕
本発明のボコーダは、入力音声信号の性差波形の高域周
波数成分を分析側で再生する手段を有する残差励振型ボ
コーダであって、予め設定する基準サンプリング局波数
にょる残差波形の基準サンプル値と前記基準す/プリン
グ周波数を予め設定する割合で酸層したダウンサ/グリ
ング周波数による残差波形低域周波数成分のダウンサン
プル値間に前記基準サンプリング周波数のタイミングで
零レベルの内挿点を設定しクク形成する残差波杉低域周
波数成分の基準サンプリング変換標本系列にもとづきか
つ非線形回路を介することなく合成側に備えるべきトラ
ンスバー丈ル型の烏城再生フィルタの係数を推定する高
域4’tEフィルタ係数推定手段を備えて構成される。
〔実施例〕
次に図面全会照して本発明の詳細な説明する。
第1図(A)は本発明による残差励振型ボコーダの第一
の実施例の分析側の構成を示すブロック図、第1図(B
)は合成側の構成を示すブロック図である。
第1図(A)に示す分析側はA/Dコンバータ1゜LP
C分析器2を子化/復号比容3.LPC逆フィルタ4.
 L P F’ (Low Pa5s F口ter)5
. ダウンサンプラ6、針子化/復号比容7.フィルタ
係数推定器(1)8. 歓子比容9.電力算出器10゜
量子化器11および多重化器12を備えて構成され、ま
た第1図CB)に示す合成側は多重分離・復号化器13
.高域再生フィルタ142乗算器15゜LPC合成フィ
ルタ16およびD/Aコ/バータ17等を備えて構成さ
れる。
入力端子101から入力した音声信号は、A/Dコ/バ
ータ1に供給され予め設定する高域周波数、本実施例で
は3.4KHz Id上の成分をカットする低域フィル
タリングを実施したのち、予め設定する基準す/プリン
グ周波数8KHzでサンプリングしたうえ所定のビット
数のデジタル量に変換し量子化入力音声データとしてL
PG分析器2およびLPC逆フィルタ4に送出される。
8KE(zのサンプリング周波数は入力音声信号の最高
周波数を3.4 KHzと設定した条件のもとてナイキ
ストレートi勘案して決定されたものである。LPC分
析器2は、このようにして入力する量子化入力音声デー
タに対し予め設定する窓関数を乗算するウィンドウ処理
を基本フレーム周期ごとに次次に実施したうえ基本フレ
ームごとに計測する自己相関係数を利用しよく知られる
Auto Correlation法による手法で所定
の次数のLPC係数を抽出するLpc分析を行なう。
このようにしてLPG分析器2から出力されるLPC係
数は量子化/復号化器3によって量子化され多重化器1
2に供給されるとともに、またこの量子化LPC係数デ
ータをいったん復号化したうえLPC逆フィルタ4に供
給する。
LPG逆フィルタ4は、第1図CB)に示す合成側のL
PC合成フィルタ16とはインパルス応答特性が逆特性
のフィルタであり、かつLPG合成フィルタ16と量子
化誤差による影響を同一のものとするため電子化/復号
化器3でいったん復号化したLPC係数データを受け、
これによりA/Dコンバータ1の出力から受ける量子化
入力音声信号の残差波形に関するデータのみを抽出し、
これ1LPF”5.フィルタ係数推定器(1)8.電力
算出器lO等に供給する。
LPF5Fiボコーダのデータビットレートその他の条
件を勘案して設定する高域遮断特性を有するLow P
a5s F’1lter であり、LPC逆フィルタ4
から受ける残差波形のうちI KHzを高域遮断周波数
として残差波形のらちIKHz 以下の低域周波数成分
をダウンサンプラ6に供給する。
ダウンテンプラ6は、入力したIKHz1g下の低域周
波数成分を基本サンプリング周波数を予め設定する割合
2本実施例では1/4にダウンしたダウンサンプリング
周波数2KHzによってサングリ・/グしてこれt−量
子化/復号化器7に送出する。
量子化/復号化器7は、こうして入力した残差波形低域
周波数成分を量子化してこれを多重化器12に送出する
とともに、これを復号化したデータをフィルタ係数推定
器(1)8に供給する。このフィルタ係数推定器(1)
8に供給するダウンサンプリング、データを量子化/復
号化器7による復号化処理ずみのデータとするのは、合
成側における高域再生フィルタ14における量子化誤差
の影響とフィルタ係数推定器(1)8における童子化誤
差の影響とをほぼ同一の状態とするためである。
尚、量子化/4Jjt号化器7における残差波形低域周
波数成分の量子化、復号化処理は本実施例では後述する
電力算田器10より供給される電力データにより正規化
して実行される、正規化処理により残差波形低域周波数
成分の量子化、を効率よく行なりている。
フィルタ係数推定器(1)8はLPC逆フィルタ4から
は8KHzの基準サンプリング周波数による残差波形の
サンプル系列を入力し、また量子化/復号化器7からは
2KHzのダウンサンプリング周波数による残差鼓形低
周波成分のダウンサンフル系伺を入力し次のようにして
合成側に備えるべき高域再生フィルタのタップ係数の推
定を実施する。
第2図CTa)は第1図(A)、(B)に示す本発明第
一の実施例において入力音声信号の残差波形を基本サン
プリング周波数でサンプリングした残差波形の一例を示
す残差波形基準サンプル標本図、第2図(b)は残差波
形の低域周波数成分をダウンサンプリン周波数で?/プ
リングしたダウンテンプルの一例を示すダウンサンプル
標本図、第2図(C)は第2囚(b)に示す残差波形低
域周波数成分のダウンサンプル標本に対し基準サンプリ
ング周波数に対応する基準サンプリング変換を実施した
残差波形低域周波数成分基準?/プリング変換標本系判
である。以下に第2図(a)t(b)および(C)を参
照しクク第1図(A)、(B)の実施例にりいて説明す
る。
第2図Cf1)に示す残差波形標本タリは、LPC逆フ
ィルタ4からの8KHzサンプリング出力であり、第2
図(りに示す残差渡杉低域周波数成分ダウン?/プル標
本は量子化/復号化器7による2KHzサンプリング出
力で、これをさらに8KHzの基本す/プリング周波数
による標本に変換したのが第2図(C)に示すalpa
2saa、a4Has、a6およびb1〜b5の標本群
でめる。これらの標本群のうちa1〜a6は第2図(b
)に示す標本に対応するものであり、またb1〜b5は
標本31〜86間に内挿され全体として8KHzの基準
サンプリング変換を図るために等間隔に配列された零レ
ベルの標本点であり、このようにして恰も8KFizの
基準サンプリング周波数による標本と同様なイメージで
残差波形低域周波数成分のダウンサンプル標本の基準サ
ンプリング変換が図れる。
フィルタ係数推定器(1)8はこのようにして2KHz
 (Dll”ウン?/グル周波数によるダウンサンプル
標本化判を8 K Hzの基準サンプリング周波数によ
る標本化イメージで系列化し、これを合成側に備えるべ
き高域再生フィルタとしてのトランスバーサルフィルタ
と同様な内蔵フィルタの入力として供給する。このトラ
ンスパーチルフィルタのタップ係数は音声資料等にもと
づいて予め設定する初期値から久のようにして学習同定
法あるいはA−b−8(Analysis−by−8y
nthesis )法等の手法にもとづき分析フレーム
ごとに制御されクク決定される。
すなわち、フィルタ係数推定器(1)8に第2図(b)
に示す2KHzザンプリ/グの残差波形低域周波数成分
の標本化系列が入力されるとこれは第2図(C)に示す
8KHzサンプリングイメ一ジ標本化系列に変換されて
内蔵トランスバーサルフィルタに印加され、音声資料等
にもとづいて予め設定するタップ係数初期値を付与した
トランスバーチルフィルタ出力と、別に入力する第2図
(a)に示す如き残差波形のgKHz・ナンプリング標
本化系列とを比較することによって得られる誤差出力を
得る。
本実施例の場合はこの誤差出力の電力を算出しこの誤差
電力の大きさに対応してトランスバーサルフィルタの係
数を分析フレームごとに制御しつつ誤差電力の最小化が
図れるよりなフィルタ係数の推定を学習同定法やA−b
−8法等の手法によって実施する。
第3図はTh1図(A)に示すフィルタ係数推定器(1
)8の構成を詳細に示すブロック図である。
フィルタ゛係数推定器(1)8は合成側に備えるべき高
域再生フィルタと基本的に同一構成のトランスバーサル
フィルタ81.減算器82および電力算出器83を備え
て構成され、トランスバーサルフィルタ81には量子化
/復号化器7の出力のうち第2図(b)に示す如き残差
波形低域周波数成分ダウンサンプルが入力され、また8
KHzザンプリ/グ周波数の供給をうけクク次のように
してフィルタ係数の推定を行なう。
すなわち、トランスバーサルフィルタ81は、第2図(
b)に示すような残差波形低周波成分ダウンサンプルを
入力するとこれにもとづいて第2図(C)の如き残差波
形低域周波数成分の基準サンブリ/グ変換標本化系列に
変換、初期設定タップ係数によるトランスバーサルフィ
ルタの出力を出力ライン811を介して減算器82に送
出、LPC逆フィルタ4の出力する残差波形との差をと
りこの誤差出力を出力ライン821を介して重力算出器
83に供給、その電力を算出する。
フィルタ係数推定器(1)8はこうして算出された誤差
電力にもとづいてトランスバーサルフィルタ81のタッ
プ係数の制御を実施しクク誤差電力の最小化が図れたと
きのタップ係数を推定フィルタ係数として出力し量子化
器9によって量子化データとしたのち多量化器12に供
給する。
このようにして残差波形の低域周波数成分のダウンサン
プルの8KHzサンプリングイメ一ジ標本化系列を図っ
たうえ学習同定法やA−b−8法にもとづき非線形回路
を用いることなくフィルタの係数の推定が可能となる。
電力算出器10は残差波形を入力し1分析フレームごと
の短時間平均音声電力を算出しこれを量子化器11に送
出、所定の量子化を施したうえ多重化器12と量子化/
復号化器17とに供給する。
この短時間平均音声電力は、合成側でLPC合成フィル
タ16によって入力音声信号を再生する場合、再生すべ
き音声のレベル設定のために利用されるが、入力音声信
号のノベルが長時間にわたってほぼ一定であるときなど
はこのデータ送出は不要である。
多重化器12はこうして供給された各量子化データを予
め設定する方式で多重化して伝送路を介して合成側に送
出する。
第1図(B)の合成側では多重化されて分析側から供給
された各量子化データを多重分離・復号化器13によっ
て多重化分離し、さらに復号化したうえ、第2図(b)
に示す如き残差波形低域周波数成分のダウンナンプリン
グ標本化データは已カライン1301を介して高域再生
フィルタ14に、また推定フィルタ係数データも出力ラ
イン1302を介して高域再生フィルタ14に供給され
る。また短時間平均音声電力データは入力ライン130
3を介して乗算器16に、さらにLPC係数データは入
力ライン1304’i介してLPC合成フィルタ16に
それぞれ供給される。
高域再生フィル月4は、゛推定フィルタ係数をタップ係
数とするトランスバーサルフィルタを内1蔵し、入力し
たダウンサングリフグ標本化サンプルをいったん第2図
(C)に示す如<8KHzサンプリングイメージの標本
に変換してこれをフィルタ入力として第2図(a)に示
す如きf3KHzサンプリングの残差波形データを再生
する。この残差波形データは乗算器15に供給され、入
力ライ/1303を介して入力する短時間平均音声電力
との乗算を介して再生残差波形データのレベル修正を行
なったうえこれをLPC合成フィルタ16に供給する。
LPC合成フィルタ16は、入力ライン1304を介し
て入力するLPC係薮をフィルタ係数とし、再生残差波
形データを駆動音源情報として入力音声信号をデジタル
的に再生しこれをD/Aコンバータ17に供給、アナロ
グ貴に変換したうえさらに内蔵LPF’によって所定の
低域周波数成分だけを出力端子1701に出力する。
第4図は本発明第二の実施例における分析側の構成を示
すブロック図である。第4図に示す分析側の構成はフィ
ルタ係数推定器(2) 18の内容のみが第1図(A)
、第3図と異なるのみでるり、他の同一記号のものは全
く同様であるのでこれらに関する詳細な説明は省略する
また第二の実施例における合成側は第1図(B)に示す
第一の実施例における合成側と同一の構成でめるのでこ
れについても詳細な説明は省略する。
第4図に示す第二の実施例におけるフィルタ係数推定器
(2) 18は、第1図(A)に示すフィルタ係数推定
器(1)8がいわゆる学習同定法やA−b−8法等によ
って入力音声信号の残差波形との差を最小ならしめるイ
ンパルス応答をもつトランスバーサルフィルタのフィル
タ係数を推定しようとするものであるのに対し、フィル
タ係数を連続的に決定しクク最適インパルス応答をもつ
トランスバーサルフィルタを決定しようとする、いわゆ
るフォワード的フィルタ係数設定手段によってフィル夕
係数を推定する点が異る。
第5図は第4図に示すフィルタ係数推定器(2)18の
構成を詳細に示すブーツク図である。
第5図のフィルタ係数推定器(2) 18は、相互相関
回路1811自己相関回路182および最大値検索回路
183等を備えて構成される。
第2図(b)に示すような残差波形低域周波数成分ダウ
ンサンプルが量子化/復号化器7から相互相関回路18
1と自己相関(ロ)路182尋供給されると、相互相関
回路181は2KH2のダウンサンプリング周波数によ
るこのダウンサンプルを粥2図(C)の如く零レベルサ
ンプルを内挿させながら見掛上8KHzサンプリング標
本化系列に変換したうえこれとLPC逆フィルタ4から
出力される第2図Ca)に示すよりな8Ki(zサンプ
リングの残差波形との相互相関系列を駒出しこれを最大
値検索回路183に送出する。
また自己相関回路182は、2KHzのダウンサンプリ
ング周波数によるダウンサンプル波形の零レベル内挿に
よる8KHzサンプルイメージ化を図って弗2図(C)
に示す如き椋本化系刈を発生したうえ、この8KHzイ
メージ化サンプルの自己相関係数列を算出する。これら
相互相関係数列と自己相関係数ダリの算出には8KHz
サンプリング周波数が利用される。
さて、最大値検索回路183に供給される相互相関係数
列は予め設定する限定された遅れ時間内でその最大値を
検索する。この場合11?1記遅れ時間に対応するタッ
プ位置がたとえばタップτでらりかりこのタッグτにお
ける相互相関係数をφ7とし、また自己相関回路182
において得られる自己相関係数列の遅れ零における自己
相関係数をψ。
とすると、φ7をψ。で除した値Cr=φT/ψ、がト
ランスバーサルフィルタのタップτにおけるタップ係数
となる。
次いで、前述した相互相関係数列からCr倍された11
記自己相関係数列をタップ位置τを自己相関値ψ。の位
置に一致して減する演1!L’e実施し、このような演
算を繰返しりつCrを次次にめてトランスバーサルフィ
ルタの全フィルタ係数を決定しこれを推定フィルタ係数
として出力する。第5図に示す補正メツセージはこのよ
うにしてC7を次次に演算、出力するために必要とする
データでめる。
こうしてトランスバーサルフィルタの係数の連続的変化
のもとに最大インパルス応答を得るフォワード的係数設
定が実施でき、 FLELP音を大幅に抑圧した残差動
感型ボコーダの分析と合成処理が安定、確実に行なうこ
とができる。
弗6図(A)、(B)はそれぞれ本発明の第三の実施例
における分析側(A)および合成側(B)の構成を示す
ブロック図である。
第6図(A)においてはフィルタ係数推定器(3)19
が、また第6図Ca)においては係数再生器(1) 2
0および高域再生フィルタ21かそれぞれ第1図(A)
、(B)におけるものと異なるかもしくは追加されてい
るのみで、他はすべて同一であるのでこれらに関する詳
細な説明は省略する。
第6図(A)に示すフィルタ係数推定器(3) 19は
、第1図(A)に示すフィルタ係数推定器(1)8のほ
かに零位相化回路等を備えて構成され、前者で得られた
合成側の高域再生フィルタの推定係数をさらに位相線形
フィルタの係数に変換し、零位相化をはかったうえ出力
ライ/802に出力する。
第7図(A)は!186図(A)に示す第三の実施例の
分析側において形成する高域再生フィルタ予測係数特性
図、第7図Ca)は第7図(A)の零位相化予測係数特
性図である。以下第7図(A)(B) k参照しながら
第6図(A)、CB) の実施例を説明する。
フィルタ係数推定器(3) 19は、まず第1図(A)
に示すフィルタ係数推定器(1)8とほぼ同様にして第
7図(A)に示すような推定フィルタ係数を発生する。
次にこの推定フィルタ係数はトランスバーサルフィルタ
による複素スペクトルとしての係数群からほぼ同じイン
パルス応答特性を示す位相線形フィルタによるパワース
ペクトルとしての第7図(B)に示す係数群に変換され
る。この変換によって形成される係数群は位相情報は失
ってしまうが第7図(A)におけるトランスバーサルフ
ィルタ係数同一のタップ間隔でエネルギー中心位置は不
変、かつ左右対象なタップ係数すなわちインパルス応答
列が得られる。このようにエネルギー中心位置が不変で
あれば位相情報を失っても高域再生フィルタの係数とし
て実用上殆んど問題はない。
さて第7図CB)に示す線形位相フィルタ係数群は左右
対称性を有するのでエネルギー中心位置から左右いずれ
か、全体のほぼ1/2のみを推定係数として合成側に送
出しても容易に全体を再生することが可能である。フィ
ルタ係数推定器(3)19からはこのような理由から全
係数群のはホ1/2の係数群のみが量子化器9に送出さ
れ、所定の量子化を施されて多重化器12に供給され他
の量子化データとともに多重化されて第6図(B)の合
成側に伝送される。
第6図(B)に示す合成側では多重分離・復号化器13
から出力ライy1301を介して多重化分離。
復号化した推定係数データを係数再生器(1)20に供
給する。このようにして供給される推定係数データは第
6図CB)に示す係数群の中心タップ位置ぶんを含みほ
ぼ1/2である。係数再生器(1)20はこの係数群に
もとづき再び第6図(B)に示す対称化係数群を再生し
たのちこれら係数群をタップ係数として構成されるトラ
ンスパーチルフィルタを利用する高域再生フィルタ21
に供給し、他は第1図(B)等によって説明したとほぼ
同様にして再生入力音声信号を出力端子1701に出力
し、かくして推定係数の伝送データビットレートを大幅
に低減した分析2合成が可能となる。
第8図(A)、(B) は本発明の第四の実施例におけ
る分析側(A)および合成側(B)の構成を示すブロッ
ク図である。
第8図(A)はフィルタ係数推定器(4) 22が、談
だ第8図(B)は係数再生器(2) 23および高域再
生フィルタ24以外はそれぞれ第1図(A)、(B)と
同様であるのでこれらに関する詳細な説明は省略する。
第8図(A)、(B)に示す第四の実施例は、第1図(
A)に示すフィルタ係数推定器(1)8と同様にして得
られる高域再生フィルタのタップ係数群をこれとほぼ同
一の電カスベクトルを有しかクエネルギー中心位置は不
変でめる三角波包絡配列の推定係数列となるように変換
し、分析側から合成側にはこの三角波包絡を構成する変
換推定係数列と実変換系数列との差の成分のみを伝送す
るという方法で伝送データレートの減少を図るものであ
る。
第9図(A)は第8図(A)に示す第四の実施例の分析
側において形成する高域再生フィルタ予測係数特性図で
あり、第7図(A)と基本的にはほぼ同一の内容を示し
、第9図(8)は第9図(A)の推定係数群をほぼ同一
電力スペクトルに保ちクク得られる三角形包絡分布変換
特性図でおる。
第9図(B)は第9図(A)の係数群に対し、その概略
的な包絡線が所望の三角形状となるように変換される。
この変換は第9図(A)に示す係数群を7−リエ変換し
、所望の三角形状の係数が有する位相推移に一致するよ
うに、第9図(A)のフーリエ変換値を位相調整するこ
とにより実現される。
変換係数群の包絡が三角形状となるようにする動機は、
一般的に声帯振動波形が三角形の波形をとることにもと
づいて配慮したものであり、このような変換によって位
相情報を喪失しても、仁の包絡形状とエネルギー中心位
置不変の係数配列特性から合成による再生音声品質には
殆んど影響を与えないで済む。
こうして、三角形の包絡分布を示しかつほぼ同一の電カ
スベクトルを有するような係数系列に変換されためと、
所望の三角形状との差成分の与をフィルタ係数推定器(
4) 22から出力し、量子化器9を介して合成側に伝
送する。
第8図(B)に示す合成側は、多重分離・復号化器によ
って復号再生した所望の三角形状との差成分を出力ライ
ン1301を介して係数再生器(2) 23に供給し、
これにより分析側で減じた所望の三角形状を付加して係
数群を再生、これらを高域再生フィルタ24に供給する
高域再生フィルタ24は、これら係数群をそのタップ係
数とし、かり出力ライン1302を介して8KHzサン
プリングイメージ化を図った残差波形低域周波数成分を
入力として高域周波数成分を含む全残差波形を再生する
合成側はこのあと、第1図CB)に示す内容と同一の再
生動作を実施して入力音声信号を再生し、かくしてF4
.BLP音を基本的に除去するとともに高域再生フィル
タのタップ係数の伝送データビットレートを著しく低減
した分析2合成処理が可能となる。
尚、上述の説明では第1図(A)、第4図、弗6図(A
)、第8図(A)に各々電力算出器10を備え、第1図
(B)、第6図(B)、第8図(B)に各々乗算器15
を備えていたが、量子化/復号化器7の残差波形低域周
波数成分の量子化、復号化処理に関する電力データによ
る正規化処理を行なわず、絶対レベルの量子化、復号化
処理を行なうのであれば、前記電力算出器10と乗算器
15とは不要である。
〔発明の効果〕
以上説明した如く本発明によれば、高域周波数成分再生
手段を分析側に備えた残差励振型ボコーダにおいて、残
差波形低域周波数成分のダウンサンプル値を零レベルサ
ンプルの内挿を介して基準サンプリング変換標本系列と
したサンプルを利用しかつ非線形回路を利用することな
く高域再生フィルタのタップ係数を推定する手段を備え
て入力音声信号の分析ならびに合成を図ることにより、
大幅なRELP音の改善がきわめて安定かつ確実に図れ
る残差励振型ボコーダが実現できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)は本発明第一の実施例における分析側の構
成を示すブロック図、第1図(B)は合成側の構成を示
すブロック図、第2図(a)は第1図(A)、(B) 
に示す本発明第一の実施例において入力音声信号の残差
波形を基本ナノ19フフ周波数でサンプリングした残差
波形の一例を示す残差波形基本テンプル標本図、第2図
(b)は残差波形の低域周波数成分をダウンサンプリン
グ周波数でサンプリングしたダウンサンプルの一例を示
すダウンサンプル標本図、第2図CC)は第2図(b)
に示す残差波形低域周波数成分のダウンサンプル標本に
対し基準サンプリング周波数に対応する基準す/プリン
グ変換を実施した残差波形低域周波数成分の基準サンプ
リング変換標本系列、第3図は第1図(A′)に示す第
一の実施例における分析側のフィルタ係数推定器(1)
8の構成を詳細に示すブロック図、第4図ヂ′は本発明
の第二の実施例における分析側の構成を示すブロック図
、第5図は第4図に示す本発明の第二の′実施例におけ
るフィルタ係数推定器(2) 18の構成を詳細に示す
ブロック図、第6図(A)は本発明第三の実施例におけ
る分析側の構成を示すブロック図、第6図(8)は合成
側の構成を示すブロック図、第7図as6図(A)に示
す本発明の第三の実施例の分析側において形成する高域
再生フィルタ予測係数特性図(A)およびその零位相化
予測係数特性図、第8図(A)、(B)は本発明の第四
の実施例における分析側(A)および合成側(B)の構
成を示すブロック図。 第9図(A)、(B)は第8図(λ)の第四の実施例に
おける分析側において形成する高域再生フィルタ予測係
数特性図(A)およびその同一電力スペクトルによる三
角形包絡分布変換特性図(B)である。 1・・・・・・A/Dコンバータ、2・・・・・・LP
C分析器、3・・・・・・量子化/復号化器、4・・・
・・・LPC逆フィルタ、5・・・・・・LPF、6・
・・・・・ダウンサンプル、7・・・・・・量子化/復
号化器、8・・・・・・フィルタ係数推定器(1)、9
・・・・・・量子化器、10・・・・・・電力算出器、
11・・・・・・量子化器、12・・・・・・多ル比容
、13・・・・・・多重分離・復号化器、14・・・・
・・高域再生フィルタ、15・・・・・・乗算器、16
・・印・L P’C合成フィルタ、17・・・・・・D
/Aコンバータ、18・・・・・・フィルタ係数推定5
(2)、19・・・・・・フィルタ係数推定器(3)、
20・・・・・・係数再生器(1)、21・・・・・・
高域再生フィルタ、22・・・・・・フィルタ係数推定
器(4)、23・・・・・・係数再生器(2)、24・
・・・・・高域再任フィルタ。 81・・・・・・トラ/スパー丈ルフィルタ、82・旧
・・減算器、83・・・・・・電力算出器、181・・
団・相互相関回路、182・・・・・・自己相関回路、
183・・団・最大値検索回路。 滓奎 竿30 峯 1 面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入力音声信号の残差波形の高域周波数成分を分析
    側で再生する手段を有する残差励振型ボコーダであって
    、予め設定する基準す/プリ/グ周波数による残差波形
    の基準?/プル値と611記基準サンプリング周波数を
    予め設定する割合で酸層したダウンサン19フフ周波数
    による残差波形低域周波数成分のダウンサンプル値間に
    前記基準サンプリング周波数のタイミングで、零レベル
    の内挿点を設定しクク杉成する残差波形低域周波数成分
    の基準f/プリング変換標本系刊にもとづきかつ非線形
    回路を介することなく合成側に備えるべきトランスバー
    サル型の高域再生フィルタの係数を推定する高域再生フ
    ィルタ係数推定手段を備えて成ることを特徴とする残差
    励振型ボコーダ。
  2. (2) @−+1記筒域再生フィルタ係数手段によって
    行なわれる高域再生フィルタ係数の推定が合成側に備え
    るべき高域再生フィルタの出力と前記入力音声信号の残
    差波形との差を最小ならしめるように連続的に係数を変
    化せしめクク最聯インノ(ルス応答を得るときの係数と
    してめるフォワード(forward )的体数設定手
    法によるものであることを特徴とする特許請求範囲第(
    1)項記載の残差励振型ボコーダ。
  3. (3)前記高域再生フィルタ係数推定手段による高域再
    生フィルタの推定係数をこれとほぼ等価なインパルスレ
    スボ/スをもり位相線型フィルタ係数として変換し出力
    することを特徴とする特許請求範囲第(1)項記載の残
    差励振型ボコーダ。
  4. (4) II記高域再生フィルタ係数推定手段による高
    域再生フィルタの推定係数をこれとほぼ同一の電カスベ
    クトルを有しかクエネルギー中心位置の不変な三角波包
    絡配刈の推定係数に変換して出力することを特徴とする
    特許請求範囲第(1)項記載の残差励振型ボコーダ。
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