JPS60238822A

JPS60238822A - 複写機

Info

Publication number: JPS60238822A
Application number: JP9431784A
Authority: JP
Inventors: Masao Tanaka; 正男田中
Original assignee: Fuji Xerox Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date: 1984-05-11
Filing date: 1984-05-11
Publication date: 1985-11-27

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、複写機に係り、特に両面コピー用の複写機に
おける原稿の読み取りに関するものである。

し従来技術〕従来、両面コピーを行う場合には、第１面をプラテン上
にセットしスキャン方式によって第１面の読み取りを行
った後、原稿を裏返し、第２面をプラテン上にセットす
る必要があり、操作がわずられしく、能率的でないとい
う不都合があった。

また、原稿のセットミスによる不良コピーの発生も多か
った。

〔発明の目的〕

本発明は、前記実情に鑑みてなされたもので、両面コピ
ーを行うにあたり、コピ一作業の能率の向上と、原稿の
セットミスによる不良コピーの発生の低減を目的とする
。

〔発明の構成〕

上記目的を達成するため、本発明は光源およびレソＸ゛１軍系からなるスキャン系を第１のスキャン系として本
体内に配設すると共に、原稿を載置するための原稿台に
対して開閉自在となるように形成された蓋体にも、第１
のスキャン系と同様の第２のスキャン系を配設し、これ
ら第１および第２のスキャン系からの反射光を、感光体
ドラム上に導くように、これらのスキャン系の駆動に同
期して回動可能な偏向ミラーを具備しており、原稿を一
度原稿台にセットするだけで、順次、下方および上方か
らスキャンし、両面コピーを行おうとするものである。

〔実施例〕

以下、本発明実施例の複写機について、図面を参照しつ
つ詳細に説明する。

この複写機は、本体１の原稿台２に対して開閉自在に係
合するプラテンカバーと相称される蓋体３を第１図に示
す如く、大型化し、この中に、原稿を上方から読み取る
ためのスキャン系を付加し、原稿を一度セントすると、
そのままの状態で上方および下方の両面からの原稿読み
取りを可能とするものである。

すなわち、第２図にその構成の概要図を示す如１　く、
原稿の下面すなわち第１面の読み取りを行うべく、本体
１内に配設された第１のスキャンユニット４と、原稿の
上面すなわち第２面の読み取りを行うべく前記蓋体内に
配設された第２のスキャンユニット５と、これらのスキ
ャンユニットカラの反射光を夫々、感光体ドラム６上の
正しい位置に導くべく、回動自在に配設された偏向ミラ
ー７とを具備すると共に、両面コピー用の紙送り機構８
を具備している。

前記第１のスキャンユニットは、従来と全く同様に原稿
面を摺動可能なように構成された装置であり、原稿の第
】面に光照射を行う第１の光源９と、原稿からの反射光
を偏向ミラー７に導くための第１のミラー１０および第
１の集光レンズ１１より構成されている。

また、前記第２のスキャンユニットは、第１のスキャン
ユニットと同一構成のもので、上下反対となるように配
置され原稿の第２面上を摺動可能となるように蓋体３に
取り付けられている。すなわち、原稿の第２面を照射す
る第２の光源１２と第２のミラー１３、第２の集光レン
ズ１４とより構成されている。

更に、前記偏向ミラー７は、第１のスキャンユニットお
よび第２のスキャンユニットからの反射光線を感光体ド
ラム６上の正しい位置に導くように、回動自在に形成さ
れており、夫々のスキャンユニットの始動に連動して、
位置設定を行うように構成されている。

また、紙送り機構８は、給紙トレイ１５から、用紙１６
を矢印Ａで示す如く転写部１７に導き、第１面の記録の
行われた用紙１６を一旦、休止トレイ１８に収納した後
、矢印Ｂで示す如く、収納方向とは逆の方向に排出し、
再び転写部１７に導き、第２面の記録を行った後、機外
に排出するようをこ構成されている。

次に、この複写機の動作について説明する。

まず、蓋体３を開き、原稿台２上に原稿Ｇを載置し、蓋
体３を閉じる。

次いで、複写開始ボタン■を押すと、まず、第１のスキ
ャンユニット４がＯＮとなり、矢印Ｕ方向ｉｃ摺動する
。このとき、第１のスキャンユニット４の摺動に連動し
て、偏向ミラー７が実線で示す方向に設定され、第１の
スキャンユニットによって導かれた第１面からの反射光
を感光体ドラムｌこ導き、静電潜像を形成する。

この感光体ドラム６上の静電潜像は、現像部（図示せず
）等を経て、可視化され、転写部１７１こおいて、給紙
トレイ１５から導かれた用紙１６に対し、第１面の印字
を行う。

この後、用紙１６は一旦休止トレイ１８に導かれた後、
方向を反転せしめられて再び、転写部１７に導かれる。

一方、第１のスキャンユニット４が原稿の第１面のスキ
ャンを終了すると、第２のスキャンユニット５がＯＮと
なり、矢印Ｏ方向への摺動を開始する。と同時に、これ
に連動して偏向ミラー７は点線で示す方向に設定され、
第２のスキャンユニットによって導かれた、原稿の第２
面からの反射光を感光体ドラム６に導き、静電潜像を形
成する。

この静電潜像もまた同様に、可視化され、転写部に導か
れて、休止トレイから再び転写部に導かれてきた用紙の
第２面に、転写せしめられ第２面の印字が完了する。そ
して、この用紙は排出せしめられる。かかる構成により
、原稿を一部セントするとそのままの状態で動かすこと
なく両面のコピーが行われ得るため、コピ一作業の能率
が向上すると共に、原稿のセットミスによる位置ずれ等
の発生もほとんど皆無となる。

なお、紙送り機構の構成により、第１および第２のスキ
ャンユニットの摺動方向は、適宜に変更可能である。

〔発明の効果〕

以上説明してきたように、本発明によれば、原稿台に設
置された原稿をそのままの状態で両面からコピーできる
ように、本体内に設けられた第１のスキャン系と同様の
第２のスキャン系を、開閉自在の蓋体にも配設すると共
屹、これら第１および第２のスキャン系によって導かれ
る反射光を感光体ドラム上に導くべく、これらのスキャ
ン系の駆動開始動作に連動して、方向の設定が行われる
ように形成された回動可能な偏向ミラーとを具備してい
るため、両面コピーを行うにあたり、コピ一作業の能率
が著しく向上すると共に、原稿のセットミスによる不良
コピーの発生が低減される。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明実施例の複写機の一部斜視図、第２図
は同複写機の機構を示す概要図である。１・・・本体、２・・・原稿台、３・・蓋体、４・・・
第１のスキャンユニット、５・・第２のスキャンユニッ
ト、６・・・感光体ドラム、７・・・偏向ミラー、８・
・・紙送り機構、９・・・第１の光源、１０・・・第１
のミラー、１１・・・第１の集光レンズ、１２・・・第
２の光源、１３・・・第２のミラー、１４・・・第２の
集光レンズ、１５・・・給紙トレイ、１６・・用紙、１
７・・・転写部、１８・・休止トレイ。第１図

Claims

【特許請求の範囲】

本体内に配設され、原稿の第１面を走査する第１のスキ
ャン系と、該本体の原稿台に対して開閉自在ｔこ配設さ
れた蓋体とを有する両面コピー用の複写機において、該
蓋体内に原稿の第２面を走査する第２のスキャン系を具
備すると共に、前記第１のスキャン系および第２のスキ
ャン系によって導かれる反射光を感光体ドラム上に導く
べく、これらのスキャン系の駆動開始動作に連動して方
向の設定が行われるように形成された回動可能な偏光ミ
ラーを具備したことを特徴とする複写機。