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JPS60237963A - こく味調味料またはこく味の増強された食品の製造法 - Google Patents

こく味調味料またはこく味の増強された食品の製造法

Info

Publication number
JPS60237963A
JPS60237963A JP59089017A JP8901784A JPS60237963A JP S60237963 A JPS60237963 A JP S60237963A JP 59089017 A JP59089017 A JP 59089017A JP 8901784 A JP8901784 A JP 8901784A JP S60237963 A JPS60237963 A JP S60237963A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
taste
umami
nucleic acid
tasting
group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP59089017A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Mori
憲一 森
Yoichi Ueda
要一 上田
Makoto Sakaguchi
誠 坂口
Kazuo Hirayama
和雄 平山
Ryuichi Miyajima
宮島 隆一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ajinomoto Co Inc
Original Assignee
Ajinomoto Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ajinomoto Co Inc filed Critical Ajinomoto Co Inc
Priority to JP59089017A priority Critical patent/JPS60237963A/ja
Publication of JPS60237963A publication Critical patent/JPS60237963A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、下記一般式(1)または(2)で表わせる化
金物の添加によシこく味の増強された調味料又は食品を
製造する方法に関する。
(1) ↑ R−S −CH2CHCOOR’ NHR“ (2) R−s −CH2CHCOOR’NHCOCH
CHCHCOOH H2 但し、Rは炭素数1〜3の飽和あるいは不飽和脂肪族炭
化水素基あるいはカルブキシアルキル基、R′は■−あ
るいはカルがキシメチルアミン基、R“はH−およびγ
−グルタミル基。
代表的な旨味調味料であるし一グルタミン酸すトリウム
(MSG)、5’−イノシン酸ナトリウム(IMP )
、5′−グアニル酸ナトリウム(GMP )の呈味付与
機能は広く知られCおり、MSG 、 IMF 。
GMPを中心に用途に応じて蛋白加水分解物(HVP 
HAP )、酵母エキス(YE)、アミノ酸等を組合わ
せた各種の調味料が旨味やこぐ味等の官能特性を増強す
る目的で普及し使用されている。
一方、旨味調味料が広く普及利用されている中で、塩味
、甘味、酸味等との組み合わせによる効果とは別の観点
で厚み、広がり、持続性等のいわゆるこぐ味付方機能の
拡大をめ、嗜好性を更に高めようとする要請が存在する
本発明者らは、食品の呈味成分の研究をすすめる中で、
上記一般式で示される化合物が呈味を有することを発見
し、さらに詳細な呈味の研究を重ねた結果、これらの化
合物がMSG 、核酸系呈味物質、またはそれらの混合
物の共存下で強いこく味を発現するとの知見を得、種々
のグルタミン酸、グルタミン酸塩類、又は核酸系呈味物
質と化合物(1)または(2)との組み合わせ配合を検
討した結果、化合物(1)または(2)は広い範囲でこ
ぐ味増強に有効であることを確認し、これら旨味成分と
化合物(1)または(2)との配合による新規なこぐ体
調林料及び食品の可能性を見出し、本発明を完成するに
至ったものである。
従来これらの化合物の一部のものはそれらが存在する食
品の特有の香り成分の前駆物質として知られ、また他の
ものはそれぞれの食品中での代謝経路の中での位置ずけ
が推定されているが、呈味に関する言及は存在しない。
更には、旨味成分との共存下でこれら化合物が如何なる
呈味機能を発現するかについては全く窺い知ることはで
きない。
本発明方法においては、従来知られているMSG 。
IMP 、 GMP等の旨味成分に対し、特定比率で(
1)または(2)の化合物を単独あるいは混合したもの
を併用することにより、特徴的な呈味増強効果を奏する
。即ち、この場合の効果は、味の印象を強め、さらに持
続性、広がり、厚み等のいわゆる「こぐ味」を付与する
ことであり、旨味、苦味、甘味、酸味、塩味等のいわゆ
る涼味は変化させない点が特徴である。
旨味成分とこれらの化合物との配合比率は以下の如く決
定される。即ちこれら化合物の添加量は、併存する旨味
成分の量を同一旨味強度を発現するに要するMSGの量
に換算した場合の数値に対して01〜1ooot16、
又は、核酸系呈味物質単独の場合、これらの化合麹、と
の配合比率が1:99〜99:lである。換言すれば、
旨味成分がMSG単独の場合、これら化合物はMSG濃
度に対し0.001〜10倍濃度である。別の例、即ち
、旨味成分としてMSGとIMP又はGMPとが併存す
る場合には旨味強度(y値)は以下に従い換算できる。
IMP : y −u + 1218 uvGMP :
 y = u + 2800 uv(u=MSG濃度(
チ)、v −IMP又はGMPの濃度(%))y値をめ
る換算式は、旨味成分の種類、数等によシ変化するが、
MSG単独水溶液との官能比較によシ設定したものを適
宜使用すればよい。例えば、IMPとGMPを50 :
50の比率でMSGと併用する場合のy値は以下の通り
である。
(5) y = u + 2010 uv (u−MSG濃度(チ)、v = IMP/GMP配合
物濃度(%) )実験例1(代表的化合物の呈味力比較
)MSG 0.051−/di及びIMP 0.051
−/dlの混合水溶液(y値中3.09)を対照として
、これに各試料を0.11f/d7!上乗せ添加したも
のを試料とし、2点比較によシ味覚・やネル(20名)
を用いて評価した。結果を第1表に示す。
(6) 実験例2 実験例1と同じMSG 、 IMF混合水溶液を対照と
して、これに試料化合物をO,OO1〜1.、017!
−/d7!上乗せ添加したもの及びIMP 0.1 ?
/dl及び試料化合物0.1 MINの混合水溶液を試
料とし、対照との2点比較法によシ味覚・母ネル(20
名)を用い評価した。結果の1例を第2表に示す(γ−
グルタミルー8−アリルシスティンスルホキシドの場合
)。
第 2 表 (8) 第2表に示すように、y値(MSG換算量)に対し、そ
の0.1%より少ない添加量では、対照とのこぐ味の強
さは変らないが、01チ以上の添加によりこぐ味は著る
しく増加する。この化合物の絶対濃度が1.0%をこえ
ると独特のくどさを生じ、床全体のバランスを失するこ
ととなる。従って、この化合物の添加量は共存する旨味
成分を同一の旨味強度を有するMSGの重量に換算した
ものに対し、0.1〜1000重量%、好ましくは0.
1〜50重量%が至適の範囲である。更に、この化合物
は適量の呈味成分の存在下、即ち、上記y値が喫食時濃
度として0.1〜30の場合に好ましい最大の効果を発
現する。以上の事実は一般式(1) 、 (2)で示さ
れる他の化合物においても同様である。
一方、核酸系呈味物質単独の場合、核酸系呈味物質に対
し、この化合物が1/99より少々い添加量ではこぐ味
の増強効果に欠け、99/1より多いと特有のくどさを
生じ床全体のバランスが崩れる。一般式(1) 、 (
2)でしめされる他の化合物においても同様である。
(9) 実験例3(ガーリックエキス系における評価)ガーリッ
クエキスの分析値に従い、中心成分の配合品へ第4表に
示した化合物を添加し、無添加(対照)との二点比較に
よシ評価した。結果を第4表に示すが、配合したガーリ
ックエキスにおいてもこれらの化合物が強いこぐ味の発
現により高い天然感を与えることが確認された。
* Set、Val、Pro。
(10) 一般式(1)および(2)に示す化合物は、単独または
2者以上の混合物でもよく、また、にんにくエキス、た
まねぎエキス(好ましくは特願昭58−82169に開
示された製法等により、香気成分を除去したもの等)そ
の他これら化合物を比較的高濃度で含有する物質で化合
物の全部または一部を代替することも可能である。同様
に、グルタミン酸、核酸系呈味物質、その他の旨味成分
についても、これら化合物の添加対象となる食品又は調
味料自体に含まれる旨味成分で、当該旨味成分の全部又
は一部を代替することができる。
本発明における旨味成分は、MSG 、 IMF 、 
GMPの他、グルタミン酸カリウム、グルタミン酸カル
シウム、5′−イノシン酸カリウム、5′−イノシン酸
カルシウム、5′−グアニル酸カリウム 5/−グアニ
ル酸カルシウム、その他、旨味付与効果を有するいずれ
の成分又は当該旨味成分を構成成分の−として含有する
、例えば、HAP 、 HVP 、酵母エキス、肉エキ
ス、魚介エキス、野菜エキス等のいずれの食品又は調味
料でも可能である。
本発明のこぐ体調林料は、例えば、MSG 、 IMP
GMP等とこれらの化合物とを単に粉体混合する、或い
は、適当な賦形剤と共に造粒する、その他その製法を限
定されない。同様に、本発明のこぐ味の増強された食品
の製法においても最終製品中に旨味成分とこれらの化合
物が上記配合比率で共存する限り、いずれの製法によっ
ても良い。
尚、食塩、塩化カリウム、その他の塩味料、糖類、その
他の甘味料、有機酸その他の酸味料などの各種の調味料
、香料、香辛料、品質改良剤等の成分を併用することは
、本発明の目的を逸脱しないかぎり可能であることはい
うまでもない。
次に実施例により本発明を更に説明する。
実施例1 第 5 表 一般式(1)および(2)で示される化合物のうち、S
−メチルシスティンスルホキシドの場合を第5表に示し
た。この配合に従い各成分を混合して、こぐ体調林料A
−Eを調製した。対照として、S−メチルシスティンス
ルホキシド無添加品を用い各試料0.4 fAllの水
溶液及び市販コンソメスーツに0.1重骨部添加したも
のを調製して、二点比較法による官能評価を実施した。
結果を第6表及び第7表に示す。
(14) 第 6 表 第7表 市販コンソメスーツでの添加評価−20 表中の数字は好ましい又は強いとした人数*危険率5%
で有意差あり ** 〃 lチ 〃 *** /l Q、5チ 〃 (15) 実施例2 第8表 こぐ体調林料 * S−メチルシスティンスルホキシド、8−700ベ
ニルシステインスルホキシド、s−7’ロビルシステイ
ンスルホキシド、γ−グルタミルー8−アリルシスティ
ンスルホキシドの等景況合物。
上記配合に従い各成分を混合して、こぐ体調林料F−K
を調製した。対照として、対象化合物無添加品を用い、
実施例1と同様に二点比較法による官能評価を行なった
。結果を第9表に示す。
第 9 表 実施例3 下記配合によりラーメンスーツを調製し、こぐ味の強さ
および全体の好ましさについて、2点比較により官能評
価したところ、第10表にしめすように、こぐ体調林料
Hを添加したラーメンスーツが対照に比べてこぐ味が強
く有意に好まれた。
(16) ラーメンスーツの配合表 醤 油 4゜ 食塩 16 ラード 24 コ97油 2 アジメート 2 YE 1 野菜エキス 8 実施例2のこぐ体調林料 7 (又は実施例2の対照区) 第 10 表 **危険率1チで有意差あシ * tt 5% tt (18) (17) 手続補正書 昭和60年6月10日 特許庁長官 志 賀 学 殿 昭和59年特許願第89017号 2、発明の名称 ごく体調林料またはごく味の増強された食品の製造法3
、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 東京都中央区京橋−丁目5番8号5、補正により
増加する発明の数 なし6、補正の対象 明細書の全文 7、補正の内容 別紙の通り 明 細 書 1、発明の名称 ごく抹消林料またはごく味の増強された食品の製造法 2、特許請求の範囲 グルタミン酸、その塩及び核酸系呈味物質の中から選ば
れた旨味物質を含有する調味料又は食品の製造において
、下記一般式(1)または(2)で示される化合物の一
種あるいは二種以上の混合物を (1) 旨味物質を同一の旨味強度を有するL−グルタ
ミン酸ナトリウムの重量に換算したものに対しその0.
1〜1000重量%含有せしめるか又は(2) 核酸系
呈味物質との配合重量比が1=99〜99: 1の範囲
で含有せしめることを特徴とするごく抹消林料又はこく
味の増強された良品の製造法。
化合物の一般式 但し、Rは炭素数1〜4−の飽和あるいは不飽和脂肪族
炭化水素基あるいはカルボキシアルキル基、R′は姐−
あるいはカルボキシメチルアミノ基、劇は1」−あるい
はγ−グルタミル基。
3、発明の詳細な説明 本発明は、下記一般式(1)または(2)で表わせる化
合物の添加によりこく味の増強された調味料又は食品を
製造する方法に関する。
(1)。
↑ 但し、Rは炭素数1〜4−の飽和あるいは不飽和脂肪族
炭化水素基あるいはカルボキシアルキル基、R′は坦−
あるいはカルボキシメチルアミノR″はH−およびびγ
ーグルタミル基。
代表的な旨味調味料であるL−グルタミン酸ナトリウム
(MSG)、5’−イノシン酸ナトリワム( IMF 
)、5′−グアニル酸ナトリウム( GMP )の呈味
付与機能は広く知られてお,9、M2C,IMF。
GNPを中心に用途に応じて蛋白加水分解物(■■。
HAP)、酵母エキス( yg )、アずノ酸等を組合
わせた各種の調味料が旨味やこく味等の官能特性を増強
する目的で普及し使用されている。
−万、旨味調味料が広く普及利用されている中で、1味
、甘味、酸味等との組み合わせによる効果とは別の観点
で厚み、広がり、持続性等のいわゆるこく味付与機能の
拡大をめ、嗜好性を更に高めようとする要請が存在する
本発明者らは、食品の呈味成分の研究をすすめる中で、
上d己一般式で示される化合物が呈味を有することを発
見し、さらに詳細な呈味の研究を重ねた結果、これらの
化合物がMUG 、核酸系呈味物質、またはそれらの混
合物の共存下で強いこく味を発現するとの知見を得、櫨
々のグルタミン酸、グルタミン敵塩類、又は核酸系呈味
物質と化合物(1)または(2)との組み合わせ配合を
検討した結果、(3) 化合物(すまたは(2)は広い範囲でこぐ味増強に有効
であることを確認し、これら旨味成分と化合物(1)ま
友は(2)との配合による新規なこぐ味a141味料及
び食品の可能性を見出し、本発#1を完成するに至つ喪
ものである。
従来これらの化合物の一部のものはそれらが存在する食
品の特有の香り成分の前駆物質として知られ、iた他の
ものはそれぞれの食品中での代謝経路の中での位置ずけ
が推定されているが、呈味に関する言及は存在しない。
更には、旨味成分との共存下でこれら化合物が如何なる
呈味機能を発現するかについては全く窺い知ることはで
きない。
本発明方法においては、従来知られているM2C 。
IMF 、 GMP ′j%の旨味成分に対し、特定比
率で(1)ま九は(2)の化合物を単独めるいは混合し
たものを併用することにより、特徴的な呈味増強効果′
fr:秦する。即ち、この場合の効果は、味の印象を強
め、さらに持続性、広がり、厚み等のいわゆる「こぐ味
」を付与することでるり、旨味、苦味、甘味、rR味、
塩味等のいわゆる涼味は変化させない点が(4) 特徴である。
旨味成分とこれらの化合物との配合比率は以下の如く決
定される。即ちこれら化合物の添加量は、併存する旨味
成分の量を同一旨味強度を発現するに要するM2Oの量
に換算した場合の数値に対してo、1−iooo俤、又
は、核酸系呈味物質単独の場合、これらの化合位との配
合比率がl:99〜99:lである。換言すれば、旨味
成分がMSG単独の場合、これら化合物はMUG濃度に
対し0.001〜10倍濃度である。別の例、即ち、旨
味成分としてMUGとIMP又はGNPとが併存する場
合には旨味強度(y値)は以下に従い換算できる。
IMP : y = u + 1218 uvGMP 
: y x u + 2800 uv(u=MsG濃度
(チ)、V=’−IMP又はGMPの濃度(チ))y値
をめる僕鼻式は、旨味成分の種類、a等によシ変化する
が、MSG単独水溶液との官能比較により設定したもの
を適宜使用すればよい。例えば、IMPとGMPを50
 :50の比率テMSGと併用する場合のy値は以下の
通りである。
y工u + 2010 uv (u = M2O3度(4)、V−夏MP/G 叩配合
物濃度(チ))実験例1(代表的化合物の呈味力比較)
MSG O,05fy令及び■狸0.05ノ鷹の混合水
浴液(y埴生3.09)t一対照として、これに各試料
を0.1 ?/dl上乗せ添加したものを試料とし、2
点比較によシ味覚・量ネル(20名)fc用いて評価し
た。結果t−第1表に示す。
実験例2 実験例1と同じMSG 、 I#混合水浴液を対照とし
て、これに試料化合物を0.001〜1.0 !?/d
t上乗せ添加したもの及びifP O,l jf/dt
及び試料化合物0.1 ?/atの混合水溶液を試料と
し、対照との2点比較法によりll覚・母ネル(20名
)を用い評価した。結果の1例を第2表に示す(r−グ
ルタミル−8−アリルシスティンスルホキシドの場合)
第 2 表 第2表に示すように、y値(MSG換算量)に対し、そ
の0.1チより少ない添加量では、対照とのこぐ味の強
さは変らないが、0.1チ以上の添加によりこぐ味は著
るしく増加する。この化合物の絶対濃度が1.0チをこ
えると独特のくどさを生じ、味全体のバランスを失する
こととなる。従って、この化合物の添加量は共存する旨
味成分を同一の旨味強度を有するM2Cの重量に換算し
たものに対し、0.1〜xoooz量チ、好ましくは0
1〜50重lt係が至適の範囲である。更に、この化合
物は適音の呈味成分の存在下、即ち、上記y値が喫食時
濃度として0.1〜30の場合に好ましい最大の効果音
発現する。以上の事実は一般式(1) 、 (2)で示
される他の化合物においても同様である。
一方、核酸系呈味物質単独の場合、核酸系呈味物質に対
し、この化合物がl/99より少ない添加量ではこぐ味
の増強効果に欠け、99/lより多いと特有のくどさを
生じ体全体のバランスが崩れる。一般式(g 、 (2
)でしめされる他の化合物においても同様でめる。
実験例3(が−リックエキス系における評価)が−リッ
クエキスの分析値に従い、中心成分の配合品へ第4表に
示した化合物を添加し、無添加(対照)との二点比較に
よシ評価した。結果を嬉4表に示すが、配合したが−リ
ックエキスにおいてもこれらの化合物が強いこぐ味の発
現によシ高、い天然感を与えることが6IA認された。
* 8er、Val、Pro。
(10) 一般式(1)および(2)に示す化合物は、単独または
2者以上の混合物でもよく、また、にんにくエキス、た
まねぎエキス(好ましくは特願昭58−82169に開
示された製法等により、香気成分を除去したもの等)そ
の他これら化合物を比較的高濃度で含有する物質で化合
物の全部または一部を代替することも可能である。同様
に、グルタミン酸、核酸系呈味物質、その他の旨味成分
についても、これら化合物の添加対象となる食品又は調
味料自体に含まれる旨味成分で、当該旨味成分の全部又
は一部を代替することができる。
本発明における旨味成分は、MSG 、 IMP 、 
GMPの他、グルタミン酸カリワム、グルタミン酸カル
シクム、5′−イノシン酸カリウム、5′−イノシン酸
カルシウム、5′−グアニル酸カリクム、5′−グアニ
ル酸カルシウム、その他、旨味付与効果を有するいずれ
の成分又は当該旨味成分を構成成分の−として含有する
、例えば、)[AP 、 HVP 、酵母エキス、肉エ
キス、魚介エキス、舒采工Φス等のいずれの食品又は調
味料でも可能である。
(12) 本発明のこ〈味all科料、例えば、MSG 、 IM
P。
GMP等とこれらの化合物とを単に粉体混合する、或い
は、適当な賦形剤と共に造粒する、その他その製法を限
定されない。同様に、本発明のこぐ味の増強された食品
の製法においても最fp!製品中に旨味成分とこれらの
化合物が上記配合比率で共存する限り、いずれの製法に
よっても良い。
尚、食塩、塩化カリウム、その他の塩味料、糖類、その
他の甘味料、有機酸その他の酸味料などの各種の1i1
1味科、香料、香辛料、品質改良剤等の成分を併用する
ことは、本発明の目的を逸脱しないかぎ夛可能でるるこ
とはいうまでもない。
次に実施例によp本発明を更に説明する。
実施例1 (13) 第 5 表 一般式(1)および(2)で示される化合物のうち、S
−メチルシスティンスルホキシドの場合f:第5表に示
した。この配合に従い各成分を混合して、こぐ体調林料
A−qEをl1ll製した。対照として、S−メチルシ
スティンスルホ中シト無添加品を用い谷試料0.4 t
/dlの水溶液及び市販コンソメスーゾに0、1重量T
ot5加したものをIO1製して、二点比較法による官
能評価を実施した。結果を第6表及び第7表に示す。
第 6 表 第7表 市販コンソメスープでの添加評価表中の数字は
好ましい又は強いとし友人数*危険率5mで有意差あり ** # 1チ 〃 *** I Q、5チ l 実施例2 第8表 こく体調林料 * 8−メチルシスティンスルホキシド、8−fロペニ
ルシステインスルホキシド、S−グロールシスティンス
ルホキシド、r−グルタミル−8−アリルシスティンス
ルホキシドの等−イ昆合物。
(16) 上記配合に従い各成分を混合して、こぐ味i!4味科F
−Kをv!4製した。対照として、対象化合物無添加品
を用い、実施例1と同様に二点比較法による官能評価を
行なった。結果を第9表に示す。
第 9 表 実施例3 下記配合によシラーメンスーゾをii4壊し、こぐ味の
強さおよび全体の好ましさについて、2点比較によシ官
能評価したところ、@10表にしめすように、こ〈体調
林料Hを添加したラーメンスーブが対照に比べてこぐ味
が強く有意に好まれ友。
(17) ラーメンスーfの配合表 醤 油 40 食塩 16 ラード 24 ゴマ油 2 アノメート 2 YE 1 野菜工Φス 8 実悔例2のこく味04味料 7 (又は実癩例2の対照区) 第 10 表 **危険5$lチでM意差あり * l 5チ 1 (1F<) 手続補正書 昭和60年7月26日 1、事件の表示 昭和59年特許願第89017@ 2、発明の名称 ごく体調林料またはこく味の増強された食品の製造法3
、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 東京都中央区京橋−T目5番8@6、補正の対象
 明細書の特許請求の範囲の欄および発明の詳細な説明
の欄 7、補正の内容 (1)特許請求の範囲を別紙のとおり訂正する。
(2)明細書第2頁第16行、[・・・、Rは炭素数1
〜4・・・]を[・・・、RはHあるいは炭素数1〜4
・・・]と訂正する。
2、特許請求の範囲 グルタミン酸、その塩及び核酸系呈味物質の中から選ば
れた旨味物質を含有する調味料又は食品の製造において
、下記一般式(1)または(2)で示される化合物の一
種あるいは二種以上の混合物を (1) 旨味物質を同一の旨味強度を有するし−グルタ
ミン酸ナトリウムの型開に換算したものに対しその0.
1〜1000重量%含有せしめるか又は(2) 核酸系
呈味物質との配合重量比が1:99〜99:1の範囲で
含有せしめることを特徴とするこ(体調林料又はごく味
の増強された食品の製造法。
化合物の一般式 但し、RはHあるいは炭素数1〜4の飽和あるいは不飽
和脂肪族炭化水素基あるいはカルボキシアルキル基、 R′は0f−1−あるいはカルボキシアルキル基LR′
はH−あるいはγ−グルタミル基。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 グルタミン酸、その塩及び核酸系呈味物質の中から選ば
    れた旨味物質を含有する調味料又は食品の製造において
    、下記一般式(1)または(2)で示される化合物の一
    種あるいは二種以上の混合物を(1) 旨味物質を同一
    の旨味強度を有するし一グルタミン酸ナトリウムの重量
    に換算したものに対しその0.1〜1000重量%含有
    せしめるか又は(2)核酸系呈味物質との配合重量比が
    1=99〜99:1の範囲で含有せしめることを特徴と
    するこぐ体調林料又はこぐ味の増強された食品の製造法
    。 化合物の一般式 但し、Rは炭素数1〜3の飽和あるいは不飽和脂肪族炭
    化水素基あるいはカルブキシアルキル基、R′はI(−
    1)るいはカルがキシメチルアミノ基、R“はH−らる
    いはγ−ダルタミル基。
JP59089017A 1984-05-02 1984-05-02 こく味調味料またはこく味の増強された食品の製造法 Pending JPS60237963A (ja)

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