JPS60237512A - 遠心式調速機の振動吸収装置 - Google Patents
遠心式調速機の振動吸収装置Info
- Publication number
- JPS60237512A JPS60237512A JP9364284A JP9364284A JPS60237512A JP S60237512 A JPS60237512 A JP S60237512A JP 9364284 A JP9364284 A JP 9364284A JP 9364284 A JP9364284 A JP 9364284A JP S60237512 A JPS60237512 A JP S60237512A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- camshaft
- cam shaft
- bushing
- elastic body
- flyweight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D1/00—Controlling fuel-injection pumps, e.g. of high pressure injection type
- F02D1/02—Controlling fuel-injection pumps, e.g. of high pressure injection type not restricted to adjustment of injection timing, e.g. varying amount of fuel delivered
- F02D1/04—Controlling fuel-injection pumps, e.g. of high pressure injection type not restricted to adjustment of injection timing, e.g. varying amount of fuel delivered by mechanical means dependent on engine speed, e.g. using centrifugal governors
- F02D1/045—Controlling fuel-injection pumps, e.g. of high pressure injection type not restricted to adjustment of injection timing, e.g. varying amount of fuel delivered by mechanical means dependent on engine speed, e.g. using centrifugal governors characterised by arrangement of springs or weights
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05D—SYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
- G05D13/00—Control of linear speed; Control of angular speed; Control of acceleration or deceleration, e.g. of a prime mover
- G05D13/08—Control of linear speed; Control of angular speed; Control of acceleration or deceleration, e.g. of a prime mover without auxiliary power
- G05D13/10—Centrifugal governors with fly-weights
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は内燃機関用遠心力調速機の改良に関するもので
、特には遠心式調速機の振動吸収装置に関するものであ
る。
、特には遠心式調速機の振動吸収装置に関するものであ
る。
（従来の技術）
公知のＲ３Ｖ型ガバナは、ポンプのカム軸に固定された
ウェイトホルダにフライウェイトが回動自在に取付けら
れ、フライウェイトの足部はフライウェイトの回動に伴
ってガバナスリーブをカム軸上にて移動させる構成であ
る。
ウェイトホルダにフライウェイトが回動自在に取付けら
れ、フライウェイトの足部はフライウェイトの回動に伴
ってガバナスリーブをカム軸上にて移動させる構成であ
る。
ところで、フライウェイトの遠心力（Ｆ）は、Ｆ＝ｍｒ
ω２ （ただし、ｍ：フライウェイト質量。
ω２ （ただし、ｍ：フライウェイト質量。
ｒ：回転半径、ω：回転角速度）でめられるが、高圧噴
射系の噴射ポンプにおいては燃料噴射の都度カム軸に大
きなねじり振動が発生するため最大回転角速度が非常に
大きくなり、従ってカム軸に駆動されるフライウェイト
の遠心力の変動が大きくなって最大推力が非常に大きく
なる。
射系の噴射ポンプにおいては燃料噴射の都度カム軸に大
きなねじり振動が発生するため最大回転角速度が非常に
大きくなり、従ってカム軸に駆動されるフライウェイト
の遠心力の変動が大きくなって最大推力が非常に大きく
なる。
さらにカム軸のねじり振動からフライウェイトに大きな
衝撃荷重が加わってウェイトサポートピンの折損や異常
摩耗を起こしたり、最悪の場合にはフライウェイト回り
の慣性によってカム軸がねじり破損にいたることがある
。
衝撃荷重が加わってウェイトサポートピンの折損や異常
摩耗を起こしたり、最悪の場合にはフライウェイト回り
の慣性によってカム軸がねじり破損にいたることがある
。
これに対して、緩衝装置としては例えば実開昭５７−７
３３３６号に見られるように調速機内フライウェイトの
カムシャフトブッシングを２分割して、爪部を設け、そ
の爪間に弾性体を配置させたものや、実公昭５８−７０
７１号に見られるようにフライウェイトとガバナスリー
ブとの間に弾性体を配置させたものなどがすでに考案さ
れている。
３３３６号に見られるように調速機内フライウェイトの
カムシャフトブッシングを２分割して、爪部を設け、そ
の爪間に弾性体を配置させたものや、実公昭５８−７０
７１号に見られるようにフライウェイトとガバナスリー
ブとの間に弾性体を配置させたものなどがすでに考案さ
れている。
（発明が解決しようとする問題点）
しかしながら、前記の考案例のうち前者は緩衝効果は大
きいが構造上高価なものとなり、一方後者はコスト的に
有利であるが緩衝効果は小さいという問題がある。
きいが構造上高価なものとなり、一方後者はコスト的に
有利であるが緩衝効果は小さいという問題がある。
（発明の概要）
後述する実施例に用いた符合を参考に付して説明すれば
、本発明はカム軸（１）に取付けられたフライウェイト
（９）の開閉に応じて燃料噴射ポンプの燃料噴射量を増
減させて機関回転数を制御する遠心式調速機において、
前記カム軸（１）に係合されると共に前記フライウェイ
ト（９）を開閉自在に支持するカムシャフトブッシング
（５）と前記カム軸（１）との間に焼き付けにより結合
して形成された焼き付は弾性体（３）を備えることを特
徴とするものであり、焼き付は弾性体（３）の存在によ
り、中にカム軸（１〉の回転方向の回転変動だけでなく
、径方向の変動、軸方向の変動をも有効に吸収すると共
に品質の安定化、低コスト化をはかったものである。
、本発明はカム軸（１）に取付けられたフライウェイト
（９）の開閉に応じて燃料噴射ポンプの燃料噴射量を増
減させて機関回転数を制御する遠心式調速機において、
前記カム軸（１）に係合されると共に前記フライウェイ
ト（９）を開閉自在に支持するカムシャフトブッシング
（５）と前記カム軸（１）との間に焼き付けにより結合
して形成された焼き付は弾性体（３）を備えることを特
徴とするものであり、焼き付は弾性体（３）の存在によ
り、中にカム軸（１〉の回転方向の回転変動だけでなく
、径方向の変動、軸方向の変動をも有効に吸収すると共
に品質の安定化、低コスト化をはかったものである。
（実施例）
以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
第１図および第２図は本発明の実施例に関するものであ
り、第１図は回転中心軸に沿う断面構成図、第２図は第
１図のＡ−Ａ断面図である。
り、第１図は回転中心軸に沿う断面構成図、第２図は第
１図のＡ−Ａ断面図である。
まず、実施例の構成について説明する。
第１図において１は図示しない燃料噴射ポンプのカム軸
でカム軸の一部にはカム軸キー溝４６が形成されており
、２は位置決め用のプレートでカム軸Ｉに圧入もしくは
ろう付して固定されている。
でカム軸の一部にはカム軸キー溝４６が形成されており
、２は位置決め用のプレートでカム軸Ｉに圧入もしくは
ろう付して固定されている。
３はカム軸１とプレート２とカムシャフトブッシング５
との間に焼き付けにより結合して形成された焼き付は弾
性体である。
との間に焼き付けにより結合して形成された焼き付は弾
性体である。
カムシャフトブッシング５の一部分にはブッシングキー
溝４ａが形成されており、ブッシングキー溝４ａとカム
軸キーｙＭ４ｂとの間にはキー６が挿入固定されている
。また、カムシャフトブッシング５には更にウェイトサ
ポートピン７が圧入されており、ウェイトサポートピン
７に回動自在にフライウェイト９が取付けられている。
溝４ａが形成されており、ブッシングキー溝４ａとカム
軸キーｙＭ４ｂとの間にはキー６が挿入固定されている
。また、カムシャフトブッシング５には更にウェイトサ
ポートピン７が圧入されており、ウェイトサポートピン
７に回動自在にフライウェイト９が取付けられている。
なお、８はガバナスリーブ、１０はベアリング、１１は
コントロールブロックであり、穴１１０には図示しない
ガバナリンクが図示しないピンにより係合されている。
コントロールブロックであり、穴１１０には図示しない
ガバナリンクが図示しないピンにより係合されている。
なお、キー６とカムシャフトブッシング５に形成された
ブッシングキー１４８との間には第２図に示すようにカ
ム軸１の左右の回動方向に各々ガタａ°を有するように
設定されている。
ブッシングキー１４８との間には第２図に示すようにカ
ム軸１の左右の回動方向に各々ガタａ°を有するように
設定されている。
次に実施例の作動について説明する。
本実施例は、前記のような構成であるため、カム軸１と
カムシャフトブッシング５は弾性体３の撓み量だけカム
軸１の回転方向に相対運動可能となる。
カムシャフトブッシング５は弾性体３の撓み量だけカム
軸１の回転方向に相対運動可能となる。
カム軸１の回転に伴い、焼き付は弾性体３を介してカム
シャフトブッシング５、フライウェイト９が回転し、フ
ライウェイト９は回転に伴って遠心力を発生して、フラ
イウェイト９の図示されていない足部を介してガバナス
リーブ８を押圧し、（図示されていない）ガバナリング
等を介して図示されていないバネと釣合い、燃料噴射量
を制御する。
シャフトブッシング５、フライウェイト９が回転し、フ
ライウェイト９は回転に伴って遠心力を発生して、フラ
イウェイト９の図示されていない足部を介してガバナス
リーブ８を押圧し、（図示されていない）ガバナリング
等を介して図示されていないバネと釣合い、燃料噴射量
を制御する。
前記作動中、カム軸１にはねじり振動が発生するためカ
ム軸１およびカムシャフトブッシング５の回転速度が変
動しているが、焼き付は弾性体３が緩衝作用を行なうこ
ととカムシャフトブッシング５やウェイトサポートピン
７さらにはフライウェイト９の質量による慣性力の効果
がらフライウェイト９例の回転変動が小さくなり、フラ
イウェイト９の最大遠心力をウェイト平均回転角速度相
当の遠心力に近い値に抑えることができる。
ム軸１およびカムシャフトブッシング５の回転速度が変
動しているが、焼き付は弾性体３が緩衝作用を行なうこ
ととカムシャフトブッシング５やウェイトサポートピン
７さらにはフライウェイト９の質量による慣性力の効果
がらフライウェイト９例の回転変動が小さくなり、フラ
イウェイト９の最大遠心力をウェイト平均回転角速度相
当の遠心力に近い値に抑えることができる。
さらに、カム軸１の回転変動だけでなく、カム軸１の径
方向の振動も吸収するという効果もある。
方向の振動も吸収するという効果もある。
このため、大きな推力変動や衝撃的荷重の発生が抑えら
れ、ウェイトサポートピン７やフライウェイト８さらに
は図示されていないガパナリンク等の耐久性が向上する
とともに、図示しないコントロールランクの振動が防止
されて燃料噴射量が安定するという優れた効果が得られ
る。
れ、ウェイトサポートピン７やフライウェイト８さらに
は図示されていないガパナリンク等の耐久性が向上する
とともに、図示しないコントロールランクの振動が防止
されて燃料噴射量が安定するという優れた効果が得られ
る。
また、本実施例では第２図に示されるようにキー６とブ
ッシングキー溝４ａとの間のカム軸１の回動方向にガタ
ａ°を有する構造であるため、焼き付は弾性体３が万一
破断した場合には第２図において左右に各々ａ°ずつ可
動可能にキー６を介してカム軸１からの回転数が伝達さ
れるので、焼き付は弾性体３が万一破断した場合には、
緩ｆｈ効果が著しく低下してガバナスリーブ８、図示し
ないガバナリンク、コントロールランクの振動が過大と
なって燃料噴射量が不安定になり、エンジン性能、ドラ
イバビリティが著しく悪化するので、焼き付は弾性体３
が破断したことを即時に認知でき、その後に発生すると
推定されるフライウェイト部付近の破損によるエンジン
過回転を未然に認知して防止できるという効果がある。
ッシングキー溝４ａとの間のカム軸１の回動方向にガタ
ａ°を有する構造であるため、焼き付は弾性体３が万一
破断した場合には第２図において左右に各々ａ°ずつ可
動可能にキー６を介してカム軸１からの回転数が伝達さ
れるので、焼き付は弾性体３が万一破断した場合には、
緩ｆｈ効果が著しく低下してガバナスリーブ８、図示し
ないガバナリンク、コントロールランクの振動が過大と
なって燃料噴射量が不安定になり、エンジン性能、ドラ
イバビリティが著しく悪化するので、焼き付は弾性体３
が破断したことを即時に認知でき、その後に発生すると
推定されるフライウェイト部付近の破損によるエンジン
過回転を未然に認知して防止できるという効果がある。
（発明の効果）
以上説明したように、本発明によれば焼き付は弾性体（
３）の存在によりカム軸（１）のねしり振動および曲げ
振動をともに有効に緩和して回転力のみをカムシャフト
ブッシング（５）に伝達することができるのでフライウ
ェイト（９）に回転変動がほとんど伝わることがなく、
フライウェイト（８）やガバナリンク等の耐久性が向上
すると共に、コントロールラックの振動が防止されて燃
料噴射量が安定するという優れた効果が得られる。
３）の存在によりカム軸（１）のねしり振動および曲げ
振動をともに有効に緩和して回転力のみをカムシャフト
ブッシング（５）に伝達することができるのでフライウ
ェイト（９）に回転変動がほとんど伝わることがなく、
フライウェイト（８）やガバナリンク等の耐久性が向上
すると共に、コントロールラックの振動が防止されて燃
料噴射量が安定するという優れた効果が得られる。
また、品質の安定化、低コスト化がはかれるという優れ
た効果を奏する。
た効果を奏する。
第１図および第２図は本発明の実施例に関するものであ
り、第１図は回転中心軸に沿う断面構成図、第２図は第
１図のＡ−Ａ断面図である。 １・・・カム軸、３・・・焼き付は弾性体、５・・・カ
ムシャフトブッシング、９・・・フライウェイト。 代理人弁理士 岡 部 隆
り、第１図は回転中心軸に沿う断面構成図、第２図は第
１図のＡ−Ａ断面図である。 １・・・カム軸、３・・・焼き付は弾性体、５・・・カ
ムシャフトブッシング、９・・・フライウェイト。 代理人弁理士 岡 部 隆
Claims (1)
- カム軸（１）に取付けられたフライウェイト（９）の開
閉に応じて燃料噴射ポンプの燃料噴射量を増減させて機
関回転数を制御する遠心式調速機において、前記カム軸
（１）に係合されると共に前記フライウェイト（９）を
開閉自在に支持するカムシャフトブッシング（５）と前
記カム軸１（１）との間に焼き付けにより結合して形成
された焼き付は弾性体（３）・を備えることを特徴とす
る遠心式調速機の振動吸収装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9364284A JPS60237512A (ja) | 1984-05-09 | 1984-05-09 | 遠心式調速機の振動吸収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9364284A JPS60237512A (ja) | 1984-05-09 | 1984-05-09 | 遠心式調速機の振動吸収装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60237512A true JPS60237512A (ja) | 1985-11-26 |
Family
ID=14088013
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9364284A Pending JPS60237512A (ja) | 1984-05-09 | 1984-05-09 | 遠心式調速機の振動吸収装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60237512A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6210425A (ja) * | 1985-07-03 | 1987-01-19 | ロ−ベルト・ボツシユ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング | 燃料噴射ポンプの遠心調速機における遠心おもり調整器 |
| JP2009209802A (ja) * | 2008-03-04 | 2009-09-17 | Yanmar Co Ltd | 燃料噴射ポンプのガバナ装置 |
-
1984
- 1984-05-09 JP JP9364284A patent/JPS60237512A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6210425A (ja) * | 1985-07-03 | 1987-01-19 | ロ−ベルト・ボツシユ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング | 燃料噴射ポンプの遠心調速機における遠心おもり調整器 |
| JP2009209802A (ja) * | 2008-03-04 | 2009-09-17 | Yanmar Co Ltd | 燃料噴射ポンプのガバナ装置 |
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