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JPS60237401A - 屈折率分布型媒体及びその製造方法 - Google Patents

屈折率分布型媒体及びその製造方法

Info

Publication number
JPS60237401A
JPS60237401A JP9354484A JP9354484A JPS60237401A JP S60237401 A JPS60237401 A JP S60237401A JP 9354484 A JP9354484 A JP 9354484A JP 9354484 A JP9354484 A JP 9354484A JP S60237401 A JPS60237401 A JP S60237401A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
medium
refractive index
refractive indices
index medium
gradient index
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9354484A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazutaka Momokita
百北 和宝
Minoru Toyama
遠山 実
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Sheet Glass Co Ltd filed Critical Nippon Sheet Glass Co Ltd
Priority to JP9354484A priority Critical patent/JPS60237401A/ja
Publication of JPS60237401A publication Critical patent/JPS60237401A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、光軸方向へ屈折率が変化している屈折率分布
型媒体及びその製造方法に関するものである。
従来の技術 レンズには各種の収差が存在することが知られている。
第5図は、平凸レンズの凸面側から光軸に平行な光を入
射させた場合の球面収差を示している。この平凸レンズ
は半径R=2.468 +u+、厚さT = l +n
、凸面の曲率半径ρ=3.545 mで且つ屈折率N 
= 1.60と均一であり、第5図より、最大で約−0
,98mの球面収差を有していることが分る。
ところで、光軸方向へ屈折率が単調に変化している媒体
をある長さに切断し、低屈折率側を平面にまた高屈折率
側を球面に夫々研磨したものは、低収差レンズとなるこ
とが知られている。
この様なレンズの屈折率Nは、光軸と球面とが交わる点
の屈折率をNoとし、その点から光軸方向への距離を2
とすると、 N(z)−N。−f (z) f<z):zについての単調減少関数 と表される。
第6図は、屈折率N (z)が、 N(z)=N。・ (1−νz ) −・−一−−−−
−−−−−−−−−■の様に位1izの一次関数として
表される場合を示している。しかし、より低収差(例え
ば1μm以下)のレンズを得る為には、屈折率N (z
)が0式のみではなく、位置zによって N(z) −No ・(1rz) ”z−・−−−−一
−−−・−・−■ と表される分布を有したり、或いは0式と0式との中間
の分布を有したりする必要がある。
発明が解決しようとする問題点 ところが、屈折率分布が上述の様に複雑に制御されてい
る媒体を製造することは容易でない。
本発明は、この樟な問題点に鑑み、低収差でしかも製造
が容易な屈折率分布型媒体を提供することを目的として
いる。
問題点を解決するための手段 本発明は、光軸方向へ階段状に変化する屈折率を有して
いる屈折率分布型媒体に係るものである。
作用 本発明による屈折率分布型媒体の様に、屈折率分布が連
続的ではなく階段状に変化している場合でも、屈折率が
均「な媒体に比較して、収差を低減させることができる
実施例 以下、本発明の一実施例を第1図〜第4図を参照しなが
ら説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示している。この実施例
では、屈折率Ni、厚さTiの光学ガラス1が屈折率N
iの順にに層(i=1.2、−−−−−・−・−、K)
だけ積層されることによって、厚さTの屈折率分布型媒
体2が形成されている。従って、この媒体2の屈折率N
は、第2図に示す様に、積層方向へ階段状に変化してい
る。
この様な媒体2においては、夫々の光学ガラス1の屈折
率Ni、厚さTi及び層数Kを選定することによって、
屈折率分布や全体の厚さT等が互いに異なる多様な媒体
2を容易に製造することができる。
なお、媒体2の厚さTが一定であれば、光学ガラス1の
層数Kが多い程、屈折率が連続的に変化する屈折率分布
型媒体に近付くことは当然である。
従って、層数Kを非常に多(してこの層数Kを実質的に
無限であると考えることができる様にすると共に、各層
の光学ガラス1の屈折率として■、0式及びこれらの中
間の値を選定すれば、既述の様により低収差(例えば1
μm以下)のレンズを容易に得ることができる。
媒体2は、屈折率がNiで両面を互いに平行に研磨され
た厚さTiの光学ガラス板をに枚準備し、これらの光学
ガラス板を屈折率Niの順に並べ、夫々を接着若しくは
融着することによって製造することができる。
なお、この後に光学ガラスの転移点近くまで媒体2を加
熱して、屈折率形成に寄与するイオンを夫々の光学ガラ
ス板の間で拡散させれば、境界での屈折率変化を滑らか
にすることができる。
また、各々の光学ガラス板の厚さTi(i=1.2、−
一一−−−−−−−−−−・−、K)が非常に薄い為に
接着や融着が困難な場合には、厚さTiの比較的厚い光
学ガラス板で媒体2をまず製造し、その後に加熱延伸に
よってこの媒体2を薄くしてもよい。
また、ガラス微粒子合成バーナにガラス形成原料・ガス
を供給し、火炎加水分解法によって5i02を主成分と
して含有すると共に屈折率を調整するドーパントを含有
し′ζいるガラス形成微粒子を生成し、ドーパントの濃
度を変えながらガラス形成微粒子を出発基板に垂直な方
法からこの出発基板に付着成長させた後、高温加熱で透
明化することによっても、厚さ方向に屈折率が階段状ま
たは滑らかな階段状に変化している媒体2を製造するこ
とができる。
第3図は、以上の様にして製造して屈折率分布型媒体2
と、この媒体2から作成した屈折率分布型レンズ3とを
示している。媒体2は11層の光学ガラス1が積層され
ることによって両面が平行平面に形成されており、夫々
の屈折率NiはN+=1.60、N2= 1.59 、
N3= 1.58、−−−−−−−−−−−−−− 、
N、。
=1.50で、夫々の厚さT1及び全体の厚さTはTi
−1/11mm (i = 1.2、−−−−−−−−
−−−.11 ) 、T −1,0鰭である。
レンズ3は、半径R=2.468 tmで、高屈折率側
には光線計算からめた曲率半径ρ−3,545■1の球
面加工が施されており、第5図の結果を得た既述の平凸
レンズと同じ形状である。
第4図は、レンズ3の凸面側から光軸に平行な光を入射
させた場合の球面収差を示している。この第4図から、
レンズ3は半径Rの90%以内で球面収差が10.08
mm以下であり第5図に比較して球面収差が大幅に減少
していることが分る。
発明の効果 上述の如く、本発明による屈折率分布型媒体は、屈折率
を光軸方向へ階段状に変化させたものであるから、低収
差でしかも製造が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す概略的な斜視M、第2
図は第1図に示した一実施例の屈折率分布を示すグラフ
、第3図は第1図に示した一実施例から作成した屈折率
分布型レンズを示す概略的な斜視図、第4図は第3図に
示したレンズの球面収差を示すグラフである。 第5図は本発明の一従来例から作成したレンズの球面収
差を示すグラフ、第6図は別の従来例の屈折率分布を示
すグラフである。 なお図面に用いられた符号において、 1−−−−−−・−−−−−−−−一−光学ガラス2−
−−−−−・−−一−−−−−−−屈折率分布型媒体3
・−・−・−一−−−−−−−−−・−屈折率分布型レ
ンズである。 代理人 上屋 勝 常包芳男 第1図 第2図 第3図 第5図 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、光軸方向へ階段状に変化する屈折率を有している屈
    折率分布型媒体。 2、前記光軸方向の端面の少なくとも一方が平面ではな
    い特許請求の範囲第1項に記載の屈折率分布型媒体。 3、互いに異なる屈折率を有し夫々が板状を成している
    複数の媒体を準備する工程と、前記複数の媒体を屈折率
    順に積層する工程とを夫々具備する屈折率分布型媒体の
    製造方法。 4、前記複数の媒体を接着によっ吃積層する様にした特
    許請求の範囲第3項に記載の屈折率分布型媒体の製造方
    法。 5、前記複数の媒体を融着によって積層する様にした特
    許請求の範囲第3項に記載の屈折率分布型媒体の製造方
    法。 6、比較的厚い前記屈折率分布型媒体を加熱延伸するこ
    とによって比較的薄い前記屈折率分布型媒体を製造する
    様にした特許請求の範囲第3項〜第5項の何れか1項に
    記載の屈折率分布型媒体の製造方法。 7、SiO□を主成分として含有すると共に屈折率を調
    整するドーパントを含有しているガラス形成微粒子を生
    成する工程と、前記ドーパントの濃度を変えながら前記
    ガラス形成微粒子を基板に垂直な方向からこの基板に付
    着成長させる工程とを夫々具備する屈折率分布型媒体の
    製造方法。
JP9354484A 1984-05-10 1984-05-10 屈折率分布型媒体及びその製造方法 Pending JPS60237401A (ja)

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JP9354484A JPS60237401A (ja) 1984-05-10 1984-05-10 屈折率分布型媒体及びその製造方法

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JP (1) JPS60237401A (ja)

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