JPS60234126A - 多板式摩擦クラツチ - Google Patents
多板式摩擦クラツチInfo
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- JPS60234126A JPS60234126A JP9066584A JP9066584A JPS60234126A JP S60234126 A JPS60234126 A JP S60234126A JP 9066584 A JP9066584 A JP 9066584A JP 9066584 A JP9066584 A JP 9066584A JP S60234126 A JPS60234126 A JP S60234126A
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- ring
- annular
- elastic body
- shaped
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Links
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- 230000008878 coupling Effects 0.000 abstract 4
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 abstract 4
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 2
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- 229920000459 Nitrile rubber Polymers 0.000 description 1
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D13/00—Friction clutches
- F16D13/22—Friction clutches with axially-movable clutching members
- F16D13/38—Friction clutches with axially-movable clutching members with flat clutching surfaces, e.g. discs
- F16D13/52—Clutches with multiple lamellae ; Clutches in which three or more axially moveable members are fixed alternately to the shafts to be coupled and are pressed from one side towards an axially-located member
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Arrangement Of Transmissions (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は自動二輪車等の小型車両に使用される多板式
摩擦クラッチに関するものである。
摩擦クラッチに関するものである。
(従来の技術)
周知のようにこの種の多板式摩擦クラッチは、クラッチ
アウタの軸方向割溝に遊嵌支持されたクラッチディスク
と、クラッチセンタの軸方向割溝に遊嵌支持されたクラ
ッチプレートとを複数枚交互に重ね合せ、この両者を抑
圧係合させて動力を伝達するように構成されている。
アウタの軸方向割溝に遊嵌支持されたクラッチディスク
と、クラッチセンタの軸方向割溝に遊嵌支持されたクラ
ッチプレートとを複数枚交互に重ね合せ、この両者を抑
圧係合させて動力を伝達するように構成されている。
この多板式摩擦クラッチは、例えば実公昭46−259
5号公報に示されるように、クラッチプレートの内周部
間にゴムをリング状に形成してなる環状弾性体を介在し
、それぞれのクラッチプレートを保持するものがある。
5号公報に示されるように、クラッチプレートの内周部
間にゴムをリング状に形成してなる環状弾性体を介在し
、それぞれのクラッチプレートを保持するものがある。
このものは、特にアイドリング時に、クラッチプレート
とクラッチセンタの軸方向割溝との係合部で打音が発生
することを防1卜するとともに、クラッチを切る際に環
状弾性体の弾発力で前記クラ、チプレートを引き離し、
クラッチを確実に切るようにしている”。
とクラッチセンタの軸方向割溝との係合部で打音が発生
することを防1卜するとともに、クラッチを切る際に環
状弾性体の弾発力で前記クラ、チプレートを引き離し、
クラッチを確実に切るようにしている”。
ところで、この環状弾性体はゴムで成形され、I〜かも
クラッチプレート内周部間に介在されように細幅なリン
グ状を呈しているため、クラ・ソチ装置の回転で環状弾
性体に周方向の回転力が加わると、環状弾性体の伸び易
くなっている部分に応力が集中して半径方向外方へ広が
り易くなる。このため、クラッチを切り離す際に、クラ
、ツチディスクの内周部に接し、クラッチの切り離しが
不十分になるおそれがあり、所定の時期に交換をする必
要がある。
クラッチプレート内周部間に介在されように細幅なリン
グ状を呈しているため、クラ・ソチ装置の回転で環状弾
性体に周方向の回転力が加わると、環状弾性体の伸び易
くなっている部分に応力が集中して半径方向外方へ広が
り易くなる。このため、クラッチを切り離す際に、クラ
、ツチディスクの内周部に接し、クラッチの切り離しが
不十分になるおそれがあり、所定の時期に交換をする必
要がある。
(発明が解決しようとする問題点)
この発明はかかる実情を背景にしてなされたもので、ク
ラッチプレート間に介在される環状弾性体に、クラッチ
装置の回転によって周方向に部分的に集中応力が生じる
ことを規制し、これにより半径方向外方へ広がることを
軽減して、環状弾性体を長期間使用することができるよ
うにしたものである。
ラッチプレート間に介在される環状弾性体に、クラッチ
装置の回転によって周方向に部分的に集中応力が生じる
ことを規制し、これにより半径方向外方へ広がることを
軽減して、環状弾性体を長期間使用することができるよ
うにしたものである。
(問題点を解決するための手段)
この発明は前記の問題点を解決するために、クラッチア
ウタの軸方向割溝に遊嵌支持されたクラッチディスクと
、クラッチセンタの軸方向割溝に疏嵌支持されたクラッ
チプレートとを複数枚交互に重ね合せ、このクラッチプ
レートの内周部間に環状弾性体を介在し、前記タランチ
ディスクとフランチプレートとを抑圧係合させ動力を伝
達する多板式摩擦クラッチにおいて、前記環状弾性体t
±クラッチプレートの内周部間に介在される一対のリン
グ状の環状部を複数の連結部で連結してなり、その連結
部を前記クラッチプレートの内周部に嵌合し、かつこの
一対の環状部がこのクラッチプレー1・の内周部と前記
クラッチディスクを介して対向するフランチプレートの
内周部間に介在されるようになしたことを特徴としてい
る。
ウタの軸方向割溝に遊嵌支持されたクラッチディスクと
、クラッチセンタの軸方向割溝に疏嵌支持されたクラッ
チプレートとを複数枚交互に重ね合せ、このクラッチプ
レートの内周部間に環状弾性体を介在し、前記タランチ
ディスクとフランチプレートとを抑圧係合させ動力を伝
達する多板式摩擦クラッチにおいて、前記環状弾性体t
±クラッチプレートの内周部間に介在される一対のリン
グ状の環状部を複数の連結部で連結してなり、その連結
部を前記クラッチプレートの内周部に嵌合し、かつこの
一対の環状部がこのクラッチプレー1・の内周部と前記
クラッチディスクを介して対向するフランチプレートの
内周部間に介在されるようになしたことを特徴としてい
る。
(作用)
この発明において、クラッチセンタの軸方向溝に遊嵌さ
れたクラッチプレートの内周部に、環状りY性体の連結
部を嵌合して保持し、この連結部で連結された一対の環
状部を、前記クラッチプレートとクラッチディスクを介
して対向するクラッチプレートとの間に介在し、環状部
の保持を確実にしている。
れたクラッチプレートの内周部に、環状りY性体の連結
部を嵌合して保持し、この連結部で連結された一対の環
状部を、前記クラッチプレートとクラッチディスクを介
して対向するクラッチプレートとの間に介在し、環状部
の保持を確実にしている。
そして、この環状弾性体の一対の環状部が複数個のそれ
ぞれ連結部で補強されているため、クラッチ装置の回転
で環状部に周方向に生じる力は連結部で規制Sれ、部分
的に集中応力が生じることが軽減される。従って、環状
弾性体の環状部が部分的に外方へ広がることが防iトさ
れ、クラッチを切る際に遠心力によりクラッチディスク
の内周壁面に圧接することがなく、長期間良好に使用す
ることができる。
ぞれ連結部で補強されているため、クラッチ装置の回転
で環状部に周方向に生じる力は連結部で規制Sれ、部分
的に集中応力が生じることが軽減される。従って、環状
弾性体の環状部が部分的に外方へ広がることが防iトさ
れ、クラッチを切る際に遠心力によりクラッチディスク
の内周壁面に圧接することがなく、長期間良好に使用す
ることができる。
(実施例)
以下、この発明の実施例を添付図面に基づいて詳細に説
明する。
明する。
第1図はこの発明を湿式多板摩擦クラッチに適用した一
実施例の断面図、第2図は要部の拡大断面図、第3図は
クラッチセンタとクラッチプレート及び環状弾性体との
嵌合状態を示す断面図、第4図は環状弾性体の一部の斜
視図である。
実施例の断面図、第2図は要部の拡大断面図、第3図は
クラッチセンタとクラッチプレート及び環状弾性体との
嵌合状態を示す断面図、第4図は環状弾性体の一部の斜
視図である。
図において符号lは駆動軸で、この駆動軸lにスプライ
ン係合された駆動歯車2は被動軸3に回動可能に設けら
れた被動歯車4に噛合している。
ン係合された駆動歯車2は被動軸3に回動可能に設けら
れた被動歯車4に噛合している。
この被動歯車4にはクラッチアウタ5が一体回転可能で
、かつへネ6、支持プレート7及びダンパスプリング8
により揺動可能段けられ、クラッチセンタ9への動力伝
達の際に生じる衝撃力を吸収するようになっている。
、かつへネ6、支持プレート7及びダンパスプリング8
により揺動可能段けられ、クラッチセンタ9への動力伝
達の際に生じる衝撃力を吸収するようになっている。
前記クラッチアウタ5には軸方向に所定間隔で割溝10
が形成されており、この割溝10に摩擦円板である複数
枚のクラッチディスク11が、その外周に形成された突
部11aを係合して軸方向に摺動可能に配設されている
。
が形成されており、この割溝10に摩擦円板である複数
枚のクラッチディスク11が、その外周に形成された突
部11aを係合して軸方向に摺動可能に配設されている
。
また、クラッチセンタ9はクラッチアウタ5の内側に対
向し被動軸3に対して自由に回転できるように設けられ
ている。このクラッチセンタ9には軸方向の複数の割溝
12が形成されており、この割溝12には摩擦板である
2種類の複数枚のクラッチプレー)13.14が、その
内周に形成されたそれぞれの突部13a、14aを係合
して軸方向に摺動可使に配設されている。
向し被動軸3に対して自由に回転できるように設けられ
ている。このクラッチセンタ9には軸方向の複数の割溝
12が形成されており、この割溝12には摩擦板である
2種類の複数枚のクラッチプレー)13.14が、その
内周に形成されたそれぞれの突部13a、14aを係合
して軸方向に摺動可使に配設されている。
このクラッチプレート13の突起13aの個数は、他の
クラッチプレート14の突起14aの個数の半分に設定
されている。これらのクラッチプレート13.14はク
ラッチディスク11どの間に交芽に重合されている。
クラッチプレート14の突起14aの個数の半分に設定
されている。これらのクラッチプレート13.14はク
ラッチディスク11どの間に交芽に重合されている。
そして前記クラッチセンタ9の割溝12はクラッチプレ
ート14の突起14aと同数に形成されており、クラッ
チプレー)14は第3図に示すようにその突起14aが
それぞれ割溝12に対応して係合し、クラッチプレート
13は突起13aが割溝12と1つ置に係合している。
ート14の突起14aと同数に形成されており、クラッ
チプレー)14は第3図に示すようにその突起14aが
それぞれ割溝12に対応して係合し、クラッチプレート
13は突起13aが割溝12と1つ置に係合している。
さらに、突起の個数の少ないクラッチプレートの内周部
13には環状弾性体15が嵌合されており、この環状弾
性体15は例えばアクリルゴム或いはニトリルゴム等で
一体成形されている。
13には環状弾性体15が嵌合されており、この環状弾
性体15は例えばアクリルゴム或いはニトリルゴム等で
一体成形されている。
そして、この環状弾性体15は、一対の環状部15a、
15aと、この再環状部15a、15aを内側から所定
間隔で連結する連結部15.bを有している。さらに、
連結部15bが形成されている位置に対応して、それぞ
れの環状部15a、15aにオイルを通すオイル溝15
cが形成されている。この環状弾性体15は一対の環状
部15a、15a間の隙間15dを有しており、この隙
間15dにクラッチプレート13の内周部が嵌合されて
いる。
15aと、この再環状部15a、15aを内側から所定
間隔で連結する連結部15.bを有している。さらに、
連結部15bが形成されている位置に対応して、それぞ
れの環状部15a、15aにオイルを通すオイル溝15
cが形成されている。この環状弾性体15は一対の環状
部15a、15a間の隙間15dを有しており、この隙
間15dにクラッチプレート13の内周部が嵌合されて
いる。
この環状弾性体15は嵌合状態において、連結部15b
がクラッチプレート13の内周部の突起13a間の中央
部に位置し、連結部15bの内側面はクラッチプレート
13の内周面壁面に当接している。そして、一対の環状
部15a、15aの外側面は、突起の個数が多いクラッ
チプレート14の突起14aに1つ置に当接している。
がクラッチプレート13の内周部の突起13a間の中央
部に位置し、連結部15bの内側面はクラッチプレート
13の内周面壁面に当接している。そして、一対の環状
部15a、15aの外側面は、突起の個数が多いクラッ
チプレート14の突起14aに1つ置に当接している。
前記一対の環状部15a、15aは連結部15bによっ
て補強さ机、しかもクラッチセンタ9の割溝12に係合
している。従って、クラッチプレート13.14がクラ
ッチディスク11との摩擦係合によってクラッチが接続
され、環状弾性体15の環状部15a、15aに周方向
の回転力が生じてもクラッチセンタ9の割溝12に係合
して規制され、環状部15 a 、 1.5 aに部分
的な集中応力が生じることを軽減している。
て補強さ机、しかもクラッチセンタ9の割溝12に係合
している。従って、クラッチプレート13.14がクラ
ッチディスク11との摩擦係合によってクラッチが接続
され、環状弾性体15の環状部15a、15aに周方向
の回転力が生じてもクラッチセンタ9の割溝12に係合
して規制され、環状部15 a 、 1.5 aに部分
的な集中応力が生じることを軽減している。
一対の環状部15a、15aとクラッチディスク11と
の間には所定のクリアランスが設定されており、クラッ
チディスク11に接触しないようになっている。
の間には所定のクリアランスが設定されており、クラッ
チディスク11に接触しないようになっている。
ぎらに、クラッチセンタ9にはオイル導通孔16が形成
されており、被動軸3に形成されたオイル通路17より
クラッチアウタ5内に導かれたオイルが、オイル導通孔
16からクラッチセンタ9内に入るようになっている。
されており、被動軸3に形成されたオイル通路17より
クラッチアウタ5内に導かれたオイルが、オイル導通孔
16からクラッチセンタ9内に入るようになっている。
また、クラッチセンタ9の側壁9aに形成されたオイル
孔18と環状弾性体15のオイル溝15Cとは対向する
位置に位置決めされ、クラッチセンタ9内のオイルはオ
イル孔18、オイル溝15Cを通り、クラ−、チプレー
ト13.14及びクラッチディスク11の摩擦係合部に
供給されるようになっている。
孔18と環状弾性体15のオイル溝15Cとは対向する
位置に位置決めされ、クラッチセンタ9内のオイルはオ
イル孔18、オイル溝15Cを通り、クラ−、チプレー
ト13.14及びクラッチディスク11の摩擦係合部に
供給されるようになっている。
クラッチセンタ9の中央部には適数個のボス部9bが形
成され、このボス部9bにプレッシャープレート19が
その支持孔19aを挿通して設けられ、プレッシャース
プリング20によりクラッチセンタ9方向に常に付勢さ
れている。
成され、このボス部9bにプレッシャープレート19が
その支持孔19aを挿通して設けられ、プレッシャース
プリング20によりクラッチセンタ9方向に常に付勢さ
れている。
このプレッシャースプレー)19は中央部の突起19b
が作動子21及びポール22を介してプ・・、シュロッ
ド23を押圧し、かつ外周の抑圧部19cはクラッチデ
ィスク11及びクラッチプレー)13,14を軸方向に
押圧している。
が作動子21及びポール22を介してプ・・、シュロッ
ド23を押圧し、かつ外周の抑圧部19cはクラッチデ
ィスク11及びクラッチプレー)13,14を軸方向に
押圧している。
次に、この実施例の作用について説明する。
駆動軸lの回転によって、駆動歯車2が一体に回転して
被動歯車4を回転させる。この被動歯車4の回転により
、クラッチアウタ5が被動軸3上を被動歯車4と一体に
回転する。
被動歯車4を回転させる。この被動歯車4の回転により
、クラッチアウタ5が被動軸3上を被動歯車4と一体に
回転する。
さらに、このクラッチアウタ5の回転により割溝10に
係合しているクラッチディスク11が一体に回転するが
、この状態下ではクラッチディスク11はクラッチプレ
ート13,14と押圧係合されていないため、被動軸3
には回転力は伝達されない。
係合しているクラッチディスク11が一体に回転するが
、この状態下ではクラッチディスク11はクラッチプレ
ート13,14と押圧係合されていないため、被動軸3
には回転力は伝達されない。
このアイドリング時において、それぞれのクラッチプレ
ー)13.14は環状弾性体15の環状部15a、15
aで支持されているため、それぞれの突起13a、14
aとクラッチセンタ9の割溝12どの間で生じる打音は
軽減される。
ー)13.14は環状弾性体15の環状部15a、15
aで支持されているため、それぞれの突起13a、14
aとクラッチセンタ9の割溝12どの間で生じる打音は
軽減される。
そして、図示しない操作レバーを作動してブツシュロッ
ド23を第1図において左方向に移動すると、プレッシ
ャープレート19がプレッシャースプリング20により
左方向に移動し、押圧部19Cがクラッチディスク11
を押圧する。これにより、クラッチディスク11及びク
ラ・シチプレー)13.14が摩擦係合し、クラ・、チ
アウタ5の回転力がクラッチセンタ9に伝達され、被動
軸3が回転し゛Cクラッチが接続する。
ド23を第1図において左方向に移動すると、プレッシ
ャープレート19がプレッシャースプリング20により
左方向に移動し、押圧部19Cがクラッチディスク11
を押圧する。これにより、クラッチディスク11及びク
ラ・シチプレー)13.14が摩擦係合し、クラ・、チ
アウタ5の回転力がクラッチセンタ9に伝達され、被動
軸3が回転し゛Cクラッチが接続する。
このクラッチディスク11及びクラッチプレー)13.
14が摩擦係合する際に、クラッチプレート13.14
の内周部間で環状弾性体15の環状部15a、15aを
挟圧しながら移動するため、クッション作用が生じ、円
滑なりラッチ接続がなされる。
14が摩擦係合する際に、クラッチプレート13.14
の内周部間で環状弾性体15の環状部15a、15aを
挟圧しながら移動するため、クッション作用が生じ、円
滑なりラッチ接続がなされる。
そして クラッチを切る際には、ブ、ツシュロ、。
ド23を第1図において右方向に移動すると、プ1/ン
シャープレー)19が右方向に移動し、クラッチディス
ク11とクラ・ソチプレート13,14との摩擦係合が
解除される。
シャープレー)19が右方向に移動し、クラッチディス
ク11とクラ・ソチプレート13,14との摩擦係合が
解除される。
このとき、クラッチプレート13,14は環状弾性体1
5の環状部15a、15aの弾発性により常に引き離さ
れる傾向にあり、クラ・ソチディスク11とクラッチプ
レート14は相互間のオイルの粘着力に抗して急速に解
離され、クラ、ツチは急速かつ確実に切られる。
5の環状部15a、15aの弾発性により常に引き離さ
れる傾向にあり、クラ・ソチディスク11とクラッチプ
レート14は相互間のオイルの粘着力に抗して急速に解
離され、クラ、ツチは急速かつ確実に切られる。
そして、前記環状弾性体15は細幅なリング状を呈して
いるが 連結部15bで補強され、かつクラッチプレー
)13の内周面に常に当接し、しかもそれぞれの連結部
15bはクラ・ソチセンタ9の割溝12に間欠的に係合
している。
いるが 連結部15bで補強され、かつクラッチプレー
)13の内周面に常に当接し、しかもそれぞれの連結部
15bはクラ・ソチセンタ9の割溝12に間欠的に係合
している。
従って、クラッチプレー1・13.14がクラ、アチデ
ィスク11との摩擦係合によってクラ・ソチが接続され
、環状弾性体15の環状部15a、15aに周方向の回
転力が生じても、連結部15bがクラッチセンタ9の割
溝12に係合して規制され、環状部15a、15aに部
分的な集中応力が生じないようになっている。
ィスク11との摩擦係合によってクラ・ソチが接続され
、環状弾性体15の環状部15a、15aに周方向の回
転力が生じても、連結部15bがクラッチセンタ9の割
溝12に係合して規制され、環状部15a、15aに部
分的な集中応力が生じないようになっている。
よって、例え長期間の使用により熱等の影響を受けても
、外方へ広がることが防IFされるからクラッチプレー
)13.14が、環状弾性体15を介してクラッチディ
スク11に引きづられて回転することがなイ、長期間良
好に使用することができる。
、外方へ広がることが防IFされるからクラッチプレー
)13.14が、環状弾性体15を介してクラッチディ
スク11に引きづられて回転することがなイ、長期間良
好に使用することができる。
(発明の効果)
この発明は前記のように、摩擦円板のクラッチプレート
の内周部間に介在される環状弾性体は、その一対の環状
部間を複数個の連結部で連結して補強したから 環状弾
性体の環状部に装置の回転により周方向の応力が部分的
に集中することが軽減される。
の内周部間に介在される環状弾性体は、その一対の環状
部間を複数個の連結部で連結して補強したから 環状弾
性体の環状部に装置の回転により周方向の応力が部分的
に集中することが軽減される。
従って、クラッチの切断の際に、環状弾性体の環状部が
、クラッチディスクの内周壁に圧接することが規制され
、クラッチプレートが環状弾性体を介して引きずられて
回転するおそれがなく、長期間良好に使用することがで
き、環状弾性体の交換時期を長ぐすることができる。
、クラッチディスクの内周壁に圧接することが規制され
、クラッチプレートが環状弾性体を介して引きずられて
回転するおそれがなく、長期間良好に使用することがで
き、環状弾性体の交換時期を長ぐすることができる。
2
第1図はこの発明を湿式多板摩擦クラッチに適用した一
実施例の断面図、第2図は要部の拡大断面図、第3図は
クラッチセンタとクラッチプレート及び環状弾性体との
嵌合状態を示す断面図、第4図は環状弾性体の一部の斜
視図である。 l・・・駆動軸 2・・・駆動歯車 3・・・被動軸 4・・・被動歯車 5・・・タラッチアウタ 9・・・クラッチセンタ10
.12・・・割溝 11・・・クラッチディスク13.
14・・・クラッチプレート 15・・・環状弾性体 19・・・プレッシャープレート 第2図 第3図
実施例の断面図、第2図は要部の拡大断面図、第3図は
クラッチセンタとクラッチプレート及び環状弾性体との
嵌合状態を示す断面図、第4図は環状弾性体の一部の斜
視図である。 l・・・駆動軸 2・・・駆動歯車 3・・・被動軸 4・・・被動歯車 5・・・タラッチアウタ 9・・・クラッチセンタ10
.12・・・割溝 11・・・クラッチディスク13.
14・・・クラッチプレート 15・・・環状弾性体 19・・・プレッシャープレート 第2図 第3図
Claims (1)
- クラッチアウタの軸方向割溝に遊嵌支持されたクラッチ
ディスクと、クラッチセンタの軸方向割溝に遊嵌支持さ
れたクラッチプレートとを複数枚交ηに重ね合せ、この
クラッチプレートの内周部間に環状弾性体を介在し、前
記クラッチディスクとクラッチプレートとを抑圧係合さ
せ動力を伝達する多板式摩擦クラッチにおいて、前記環
状弾性体はクラッチプレートの内周部間に介在される一
対のリング状の環状部を複数の連結部で連結してなり、
その連結部を前記クラッチプレートの内周部に嵌合し、
かつこの一対の環状部がこのクラッチプレートの内周部
と前記クラッチディスクを介して対向するクラッチプレ
ートの内周部間に介在されるようになした多板式摩擦ク
ラッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9066584A JPS60234126A (ja) | 1984-05-07 | 1984-05-07 | 多板式摩擦クラツチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9066584A JPS60234126A (ja) | 1984-05-07 | 1984-05-07 | 多板式摩擦クラツチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60234126A true JPS60234126A (ja) | 1985-11-20 |
Family
ID=14004829
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9066584A Pending JPS60234126A (ja) | 1984-05-07 | 1984-05-07 | 多板式摩擦クラツチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60234126A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2921735A1 (en) | 2014-03-17 | 2015-09-23 | Honda Motor Co., Ltd. | Multi-plate friction clutch |
DE102017117939A1 (de) * | 2017-08-08 | 2019-02-14 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Lamellenkupplung mit Rückstellelementen zum Lüften |
-
1984
- 1984-05-07 JP JP9066584A patent/JPS60234126A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2921735A1 (en) | 2014-03-17 | 2015-09-23 | Honda Motor Co., Ltd. | Multi-plate friction clutch |
US9534639B2 (en) | 2014-03-17 | 2017-01-03 | Honda Motor Co., Ltd. | Multi-plate friction clutch |
DE102017117939A1 (de) * | 2017-08-08 | 2019-02-14 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Lamellenkupplung mit Rückstellelementen zum Lüften |
DE102017117939B4 (de) * | 2017-08-08 | 2019-04-25 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Lamellenkupplung mit Rückstellelementen zum Lüften |
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